JP2003090464A - 橋梁添架管路固定構造 - Google Patents

橋梁添架管路固定構造

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JP2003090464A
JP2003090464A JP2001281020A JP2001281020A JP2003090464A JP 2003090464 A JP2003090464 A JP 2003090464A JP 2001281020 A JP2001281020 A JP 2001281020A JP 2001281020 A JP2001281020 A JP 2001281020A JP 2003090464 A JP2003090464 A JP 2003090464A
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Japan
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pipe
bridge
cable protection
collar
fixing
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JP2001281020A
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English (en)
Inventor
Masaki Ikoma
雅紀 生駒
Toru Yasumatsu
徹 安松
Toshiki Okauji
敏樹 岡氏
Kazuhito Hasegawa
一仁 長谷川
Atsushi Okuya
篤史 奥谷
Kenji Nakamura
憲司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル保護管1を橋梁Hに添架固定する際
のその作業性を向上させる。 【解決手段】 ケーブル保護管1を管継手を介し連結し
て管路Pを形成し、その管路Pの複数本を筒状カラー1
4を介して固定バンド2により締結して橋梁Hに取付け
た橋梁添架管路固定構造である。このカラー14であれ
ば、嵌まっているため落下することもなく、また、ケー
ブル保護管1の長さ方向に移動可能であるので、任意の
位置で管枕となって、所要の位置で固定バンド2による
締結が可能である。さらに、筒状ゆえに、管1の積み重
ね態様も俵状に限らず、任意の態様を採用し得る。カラ
ー14は継手管11と同一外径の物を使用するとよく、
カラー14の内面にはゴム板15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、橋梁に添架され
る電力・通信ケーブルを収納するケーブル保護管路を前
記橋梁に固定する橋梁添架管路固定構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】橋梁に添架される電力・通信ケーブル
は、その橋梁に沿って施設された管路に収納されて保護
される。そのケーブル保護管路Pは、図7に示すよう
に、ケーブル保護管1を所要数束ねて橋梁Hの長さ方向
に沿って接続し、その適宜個所を固定バンド2により管
支持材3に固定して構築している。
【0003】その従来の固定バンド2によるケーブル保
護管1の固定は、例えば、特開平5−60269号公報
に示され、図8に示すように橋梁Hの下面に吊りボルト
で支持された管支持材3に所要数のケーブル保護管1を
スペーサ(管枕)4及びゴムスペーサ5を介在して積み
重ね(束ね)、その周りに固定バンド2を掛け回して、
その固定バンド2の両端を管支持材3にボルト止め具6
でもって締結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の固定構造に
おいて、各ケーブル保護管1の積み重ねは、管支持材3
上にゴムスペーサを介在してケーブル保護管1を置き、
その上に、積み重ねる態様に応じて、例えば、図8の3
孔管路Pでは三角形状の管枕4を介在しながら、その所
要数を俵状に積み重ねている。
【0005】その管枕4は、ケーブル保護管1が固定さ
れるまでその保護管1、1間に介在させているだけなの
で、落下し易く、また動き易いため、その防止策などを
する必要があり、作業が煩雑となっていた。
【0006】また、管枕4には三角形状のものしか用意
されておらず、各ケーブル保護管1はその間隙が三角状
となる俵状の積み重ねの態様しか採用されていなかっ
た。このため、例えば、図6に示すように、上下方向同
一軸上にケーブル保護管1を積み重ねた態様では、その
各ケーブル保護管1の間隙が四角状(星状)となるた
め、そのような態様の添架は行われていなかった。添架
場所によっては、図6のような態様の添架が好ましい場
合もある。
【0007】この発明は、上記実情に鑑み、ケーブル保
護管路を橋梁に添架固定する際のその作業性を向上させ
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上記管枕をケーブル保護管に嵌まる筒
状カラーで構成することとしたのである。このカラーで
あれば、嵌まっているため落下することもなく、また、
ケーブル保護管の長さ方向に移動可能とすれば、任意の
位置で管枕となって、所要の位置で固定バンドによる締
結が可能である。さらに、管枕となるカラーが筒状であ
ることにより、ケーブル保護管の積み重ね態様の制約が
なくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、ケ
ーブル保護管を管継手を介し連結して管路を形成し、そ
の管路の複数本を固定バンドにより締結して橋梁に取付
けた橋梁添架管路固定構造において、前記各管路のケー
ブル保護管に筒状カラーを管軸方向移動可能に嵌め、そ
のカラーを各ケーブル保護管間のスペーサとして前記固
定バンドにより締結した構成を採用し得る。
【0010】この構成において、上記管継手が、継手管
をゴム輪を介在してケーブル保護管の管端に装着したも
のであり、上記筒状カラーはその継手管と同一の管から
なるものとすれば、継手管とカラー(管枕)を共用でき
てコストダウンを図ることができる。このとき、管継手
部分においても、同様にして、固定バンドにより締結し
て複数の管路を橋梁に取付けるようにし得る。このよう
にすれば、カラーと継手管が同一外径であるため、継手
部とカラー部の積み重ね態様が同じ、例えばその外径が
同じとなり、管軸方向を容易に直線上とし得るなど、管
路の構築上、有利となる。なお、カラーとケーブル保護
管の間には、ゴム輪などの弾性材を介在してケーブル保
護管を保護するとよい。
【0011】
【実施例】この実施例は、従来と同様に、図7のごと
く、ケーブル保護管1を3本並列して橋梁Hの長さ方向
に沿って接続し、その適宜個所を固定バンド2により管
支持材3に固定して、橋梁添架管路Pを構築する。
【0012】そのケーブル保護管1は、図1に示すよう
に、一端に継手管11をゴムパッキン(ゴム輪)12を
介在して受口を形成し、その継手管11の内面にゴム輪
13を嵌めたものであり、その受口に他のケーブル保護
管1の挿し口を挿入することにより、順々に接続して管
路Pを構築する。その管路Pをなすケーブル保護管1に
は、継手管11と同一物から成るカラー14が適宜数嵌
められ、その内面にはケーブル保護管1の外径より内径
が少し大きい輪状ゴム板15が設けられて、カラー14
は管軸方向に移動自在となっている。一のケーブル保護
管1に嵌めるカラー14の数は、一般には一個である
が、嵌めないケーブル保護管1があっても、複数のカラ
ー14を嵌めたケーブル保護管1があってもよい。要
は、固定バンド2による締結個所にカラー14があるよ
うにすればよい。カラー14の外径は任意であるが、継
手管11と同径かそれより大きい方が好ましい。
【0013】3孔管路の場合には、図2a乃至図2cに
示すように俵状に3本のケーブル保護管1が管支持材3
上に積み重ねられる。その管支持材3は、橋梁取付面に
その高さに応じた長さの吊りボルト7により吊り下げて
いる。この管支持材3上にはゴムスペーサ5が貼着され
ており、ケーブル保護管1の途中においては、図2a、
図2bに示すように、その途中にある管支持材3のゴム
スペーサ5上にカラー14が位置するように移動されて
ケーブル保護管1は積み重ねられ、その周りにゴムスペ
ーサ5付の固定バンド2を掛け回して、その固定バンド
2の両端を管支持材3にボルト止め具6でもって締結し
てケーブル保護管1を管支持材3に固定する。管継手部
においては、図2cに示すように、継手管11をカラー
14の代用として、ケーブル保護管1を管支持材3に固
定する。
【0014】ケーブル保護管1の積み重ね数は任意であ
り、例えば、6孔管路Pの場合には、図6に示すように
ケーブル保護管1を積み重ねて固定バンド2により管支
持材3に固定する。この場合も俵状の積み重ね態様を採
用できる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のように、管枕を移動
可能な筒状カラーで構成したので、管路の固定作業が容
易となる。すなわち作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のケーブル保護管の接続状態説明用一
部切断図
【図2a】同実施例の要部切断側面図
【図2b】同実施例の要部切断側面図
【図2c】同実施例の要部切断側面図
【図3】同実施例の筒状カラーの斜視図
【図4】同実施例の固定バンドを示し、(a)は正面
図、(b)は側面図
【図5】同実施例の管支持材を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図
【図6】他の実施例の要部切断側面図
【図7】橋梁添架管路の概略図
【図8】従来の管路固定構造を示し、(a)は要部切断
側面図、(b)は同正面図
【符号の説明】
1 ケーブル保護管 2 固定バンド 3 管支持材 4 管枕 5 ゴムスペーサ 6 ボルト止め具 7 吊りボルト 11 継手管 12 ゴムパッキン(ゴム輪) 13 ゴム輪 14 筒状カラー 15 ゴム板 H 橋梁 P ケーブル保護管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安松 徹 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 岡氏 敏樹 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 長谷川 一仁 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 奥谷 篤史 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 中村 憲司 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB07 AC09 AC31 AD08 AD31 5G369 AA19 BA04 BB03 CB10 DC20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル保護管1を管継手を介し連結し
    て管路Pを形成し、その管路Pの複数本を固定バンド2
    により締結して橋梁Hに取付けた橋梁添架管路固定構造
    において、 上記各管路Pのケーブル保護管1に筒状カラー14を管
    軸方向移動可能に嵌め、そのカラー14を各ケーブル保
    護管1間のスペーサとして上記固定バンド2により締結
    したことを特徴とする橋梁添架管路固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記管継手が、継手
    管11をゴム輪12を介在してケーブル保護管1の管端
    に装着したものであり、上記筒状カラー14はその継手
    管11と同一外径の管からなることを特徴とする橋梁添
    架管路固定構造。
  3. 【請求項3】 上記管継手部においても上記固定バンド
    2により締結して複数の管路Pを橋梁Hに取付けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の橋梁添架管路固定構造。
  4. 【請求項4】 上記筒状カラー14とケーブル保護管1
    の間に弾性材15を介在したことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の橋梁添架管路固定構造。
JP2001281020A 2001-09-17 2001-09-17 橋梁添架管路固定構造 Pending JP2003090464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104052009A (zh) * 2014-06-19 2014-09-17 国网四川省电力公司成都市新都供电分公司 抱箍型电缆沟电缆线支架
ITTO20130773A1 (it) * 2013-09-26 2015-03-27 Sirti Spa Sistema di fissaggio per cavi a viadotti, ponti o simili.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITTO20130773A1 (it) * 2013-09-26 2015-03-27 Sirti Spa Sistema di fissaggio per cavi a viadotti, ponti o simili.
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