JP2003090342A - 流体動圧軸受モータ - Google Patents

流体動圧軸受モータ

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JP2003090342A
JP2003090342A JP2001286295A JP2001286295A JP2003090342A JP 2003090342 A JP2003090342 A JP 2003090342A JP 2001286295 A JP2001286295 A JP 2001286295A JP 2001286295 A JP2001286295 A JP 2001286295A JP 2003090342 A JP2003090342 A JP 2003090342A
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JP2001286295A
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Shinji Kinoshita
伸治 木下
Toru Kumagai
徹 熊谷
Kazuhiro Tazawa
千浩 田澤
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報機器のディスク回転装置の駆動源
に採用される流体動圧軸受モータの撥油性シール構造で
あって、製造容易且つコストアップを伴わない撥油性シ
ール構造を提供すること。 【解決手段】 第1の撥油性リング状部材11は厚型リ
ングであって、フランジ付シャフト1の大径シャフト部
2aとハブ6に挟まれてフランジ付シャフト1に外嵌さ
れている。第2の撥油性リング状部材12は薄型リング
であって、押えリング5の上端面にシャフトと同軸に接
着されている。なお、第2の撥油性リング状部材12の
内径は、押えリング5の上端面の内径よりは多少小さく
選定されており、これによって押えリング5の上端面か
ら内径方向に多少の張出し部が形成されている。撥油性
リング状部材は、金属リングに撥油剤を塗布したもの、
或いは、表面張力の低いプラスチック製リング部材であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報機器等
に搭載されるHDD等の駆動源として用いられる流体動
圧軸受モータの撥油性シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】情報家電のデジタル化に伴って、その記
録媒体にHDDが広く搭載されるようになってきた。こ
のようなHDD等のディスク回転装置の駆動源には、流
体動圧軸受を用いたモータが採用される傾向にある。流
体動圧軸受モータは小型薄型モータであって、しかも低
騒音化の要求に応えることができるからである。ところ
が、流体動圧軸受モータは軸受内に充填されているオイ
ルが外部に漏れないようなシールを施さなければならな
いという構造上の問題を抱えている。この構造上の問題
は、HDD等のディスク回転装置が据置型装置である場
合には、毛細管シール等のシールを施すことで、殆ど解
決されている。しかしながら、HDD等のディスク回転
装置が携帯型装置である場合、即ち携帯電話のような使
い方をされる携帯型装置の場合、従来の毛細管シール等
のシール構造が施された流体動圧軸受モータではオイル
漏れを完全には防止することができないという問題が生
じている。
【0003】特開平10−73126号公報には、毛細
管シールを有する流体動圧軸受において、前記毛細管シ
ールの機能を維持するために、オイルの気液界面の外側
に角部を設けることが開示されている。ところで、前記
角部の形成には通常は機械加工で行うので、チッピング
の発生を皆無にすることは困難である。そこで、機械加
工によって前記角部を形成した場合、チッピングの検査
工程は不可欠となる。しかしながら、チッピングの検査
工程の追加は、コストアップにつながるという問題があ
る。また、前記角部をチッピング除去のためバフやバレ
ル等による追加加工を施すと、角部形状が変形し、撥油
機能が失われるという問題がある。更に、前記角部に打
コンや擦れによる傷がついたりすると、その傷の部分か
らオイルが漏れてしまうという問題もある。
【0004】また、特開2000−297818号公報
には、スリーブと軸との軸受隙間にはオイルが充填さ
れ、スリーブの端面部分にはフッ素系またはシリコン系
の単分子膜が塗布されていることを特徴とする流体動圧
軸受装置が開示されている。前記単分子膜のコート膜
が、オイルを撥き、滲み出しを防止する高撥油性のコー
ト膜として作用している。しかしながら、前記高撥油性
のコート膜を、スリーブの端面部分等に精度よく塗布す
ることは困難であるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、携帯型情報機器のディスク回転装置
の駆動源に適した流体動圧軸受モータを提供することで
ある。本発明が解決しようとする第2の課題は、前記流
体動圧軸受モータに適した撥油性シール構造であって、
製造容易且つコストアップを伴わない撥油性シール構造
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の課題
を解決する請求項1の流体動圧軸受モータは、シャフト
とスリーブと潤滑油とを含んで構成された流体動圧軸受
によって、ハブとロータマグネットを含むロータがステ
ータコイルを含むステータに支持された流体動圧軸受モ
ータであって、撥油性リング状部材を前記シャフト又は
前記スリーブの少なくとも一方の気液界面の外側に取付
けたことを特徴とするものである。
【0007】上記第1及び第2の課題を解決する請求項
1の流体動圧軸受モータは、フランジ付シャフトと、小
径円筒部と大径円筒部と円筒状開放端部が順に形成され
た片袋状段付スリーブと、前記スリーブの円筒状開放端
に固着された押えリングと、これら構成部材間に形成さ
れたスラスト隙間とラジアル隙間を含む微小隙間に封入
された潤滑油と、前記スラスト隙間とラジアル隙間に夫
々設けられた動圧発生溝とで構成された流体動圧軸受に
よって、ハブとロータマグネットを含むロータがステー
タコイルを含むステータに支持された流体動圧軸受モー
タであって、撥油性リング状部材を前記シャフト又は前
記スリーブの少なくとも一方の気液界面の外側に取付け
たことを特徴とするものである。
【0008】そして、上記撥油性リング状部材は、金属
のリング部材に撥油剤を塗布して形成されたもの、又は
表面張力の低いプラスチック製リング部材である。
【0009】更に、前記シャフトに取付けられる撥油性
リング状部材は、前記ハブと別体の部材であるか、又は
ボス部と兼用されているものである。
【0010】更にまた、前記シャフトに取付けられる撥
油性リング状部材は、シャフトに直接取付けられるか、
又は前記ハブのボス部に外嵌されて取付けられるもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図3及び図4は、スラスト
隙間とラジアル隙間を含む微小隙間を誇張して示した本
発明の第1実施形態〜第3実施形態のスピンドルモータ
の断面図である。また、図2は図1のシール部を拡大し
て示した部分拡大断面図である。
【0012】図1、図3及び図4に示すスピンドルモー
タにおいて、ロータは円筒状スカート部6aとボス部6
bを有するカップ状ハブ6と、円筒状スカート部6aの
内周面に取りつけられたロータマグネット7を含む。ま
た、ステータはベース基板9と、このベース基板9に立
設された流体動圧軸受のスリーブ4の外周面に取りつけ
られたステータコイル8を含む。
【0013】前記ロータを前記ステータに回転自在に支
持する流体動圧軸受は、スラストリング部3と円柱部2
を有するフランジ付シャフト1と、円筒状開放端部を有
する片袋状段付スリーブ4と、片袋状段付スリーブ4の
円筒状開放端部に圧入固定される押えリング5とを主要
構成部材とするものである。
【0014】片袋状段付スリーブ4は、その閉塞端部側
に小径円筒部が形成され、且つ円筒状開放端部と前記小
径円筒部との間には大径円筒部が形成されている。片袋
状段付スリーブ4にフランジ付シャフト1を挿入する
と、小径円筒部の内周面にはフランジ付シャフト1の円
柱部2の下側の外周面が対向し、これらの面によってラ
ジアル隙間が形成される。ヘリングボーン溝の如きラジ
アル動圧発生溝G1は、フランジ付シャフト1の円柱部
2の下側の外周面に設けられている。
【0015】片袋状段付スリーブ4にフランジ付シャフ
ト1を挿入し、更に片袋状段付スリーブ4の円筒状開放
端部に押えリング5を圧入固定すると、フランジ付シャ
フト1のスラストリングの上面と押えリング5の下面が
対向し、これらの面によって第1スラスト隙間が形成さ
れる。また、スラストリング3の下面と前記大径円筒部
と前記小径円筒部の境界面である段部の表面は対向し、
これらの面によって第2スラスト隙間を形成している。
図5に示す如きスラスト動圧発生溝G2は、スラストリ
ング3の上下の表面に設けられている。
【0016】そして、フランジ付シャフト1、片袋状段
付スリーブ4、押えリング5の主要な軸受構成部材間に
形成されたラジアル隙間と第1スラスト隙間と第2スラ
スト隙間を含む微小隙間、及びフランジ付シャフト1の
大径シャフト部2aの外周面と押えリング5の内周面と
の間に形成された微小隙間には潤滑油が封入されてい
る。
【0017】本発明の第1実施形態のスピンドルモータ
において、第1の撥油性リング状部材11は厚型リング
であって、フランジ付シャフト1の大径シャフト部2a
とハブ6に挟まれてフランジ付シャフト1に外嵌されて
いる。このようにしてフランジ付シャフト1に取付けら
れた第1の撥油性リング状部材11は、流体動圧軸受の
気液界面の外側に取付けられている。
【0018】前記気液界面は、図1又は図2において、
毛細管シールCSの部分に形成されている。そして、前
記毛細管シールCSは、フランジ付シャフト1の大径シ
ャフト部2aの外周面と押えリング5の内周面に形成さ
れた傾斜面との間に形成されているテーパー状隙間で実
現されている。
【0019】また、本発明の第1実施形態のスピンドル
モータにおいて、第2の撥油性リング状部材12は薄型
リングであって、押えリング5の上端面にシャフトと同
軸に接着されている。なお、第2の撥油性リング状部材
12の内径は、押えリング5の上端面の内径よりは多少
小さく選定されており、これによって押えリング5の上
端面から内径方向に多少の張出し部が形成されている。
このようにして押えリング5に取付けられた撥油性リン
グ状部材12は、流体動圧軸受の気液界面の外側に取付
けられている。
【0020】上述の如くフランジ付シャフト1に取付け
られた第1の撥油性リング状部材11と、押えリング5
に取付けられた第2の撥油性リング状部材12は、流体
動圧軸受の毛細管シール部CSから外に漏れ出そうとす
る潤滑油を撥いてしまうから、外部への潤滑油の漏出を
防止できる。即ち、本発明に係る流体動圧軸受モータが
大きく傾いて、毛細管シール部CSの通常の液面を超え
て潤滑油が第1の撥油性リング状部材11又は第2の撥
油性リング状部材12に接触すると、潤滑油は撥かれて
しまうから外部に漏出することがない。しかも、第1の
撥油性リング状部材11の下部の角部11aは、それ自
体で撥油機能を発揮するから、更に効果的に潤滑油の外
部への漏出を防止できる。
【0021】次ぎに、本発明の第2実施形態のスピンド
ルモータは図3に示す通りであって、撥油性シール構造
を除けば第1実施形態のスピンドルモータと全く同じで
ある。
【0022】本発明の第2実施形態のスピンドルモータ
において、第1の撥油性リング状部材は、フランジ付シ
ャフト1の大径シャフト部2aに当接する端部を有する
ボス部6bと兼用されている。要するに、ハブ6のボス
部6bに撥油剤を塗布して構成されたものである。この
ようにして第1の撥油性リング状部材が、流体動圧軸受
の気液界面の外側のフランジ付シャフト1に取付けられ
ているのと同じ構成となる。
【0023】また、本発明の第1実施形態のスピンドル
モータにおいて、第2の撥油性リング状部材12は薄型
リングであって、押えリング5の上端面にシャフトと同
軸に接着されている。なお、第2の撥油性リング状部材
12の内径は、押えリング5の上端面の内径よりは多少
小さく選定されており、これによって押えリング5の上
端面から内径方向に多少の張出し部が形成されている。
このようにして押えリング5に取付けられた撥油性リン
グ状部材12は、流体動圧軸受の気液界面の外側に取付
けられている。
【0024】上述の如くフランジ付シャフト1の大径シ
ャフト部2aに当接する端部を有するボス部6bと兼用
されている第1の撥油性リング状部材11と、押えリン
グ5に取付けられた第2の撥油性リング状部材12は、
流体動圧軸受の毛細管シール部CSから外に漏れ出そう
とする潤滑油を撥いてしまうから、外部への潤滑油の漏
出を防止できる。即ち、本発明に係る流体動圧軸受モー
タが大きく傾いて、毛細管シール部CSの通常の液面を
超えて潤滑油が第1の撥油性リング状部材11又は第2
の撥油性リング状部材12に接触すると、潤滑油は撥か
れてしまうから外部に漏出することがない。しかも、第
1の撥油性リング状部材11の下部の角部11aは、そ
れ自体で撥油機能を発揮するから、更に効果的に潤滑油
の外部への漏出を防止できる。
【0025】更に、本発明の第3実施形態のスピンドル
モータは図4に示す通りであって、撥油性シール構造を
除けば第1実施形態のスピンドルモータと全く同じであ
る。
【0026】即ち、本発明の第3実施形態のスピンドル
モータにおいて、第1の撥油性リング状部材11は、ハ
ブ6のボス部6bに外嵌されている。このようにして第
1の撥油性リング状部材が、流体動圧軸受の気液界面の
外側のフランジ付シャフト1に取付けられているのと同
じ構成となる。
【0027】また、本発明の第3実施形態のスピンドル
モータにおいて、第2の撥油性リング状部材12は薄型
リングであって、押えリング5の上端面にシャフトと同
軸に接着されている。なお、第2の撥油性リング状部材
12の内径は、押えリング5の上端面の内径よりは多少
小さく選定されており、これによって押えリング5の上
端面から内径方向に多少の張出し部が形成されている。
このようにして押えリング5に取付けられた撥油性リン
グ状部材12は、流体動圧軸受の気液界面の外側に取付
けられている。
【0028】上述の如くハブ6のボス部6bに外嵌され
ている第1の撥油性リング状部材11と、押えリング5
に取付けられた第2の撥油性リング状部材12は、流体
動圧軸受の毛細管シール部CSから外に漏れ出そうとす
る潤滑油を撥いてしまうから、外部への潤滑油の漏出を
防止できる。即ち、本発明に係る流体動圧軸受モータが
大きく傾いて、毛細管シール部CSの通常の液面を超え
て潤滑油が第1の撥油性リング状部材11又は第2の撥
油性リング状部材12に接触すると、潤滑油は撥かれて
しまうから外部に漏出することがない。しかも、第1の
撥油性リング状部材11の下部の角部11aは、それ自
体で撥油機能を発揮するから、更に効果的に潤滑油の外
部への漏出を防止できる。
【0029】以上、第1の撥油性リング状部材11と第
2の撥油性リング状部材12を共に具備する撥油性シー
ル構造について第1実施形態から第3実施形態を詳細に
説明したが、本発明に係る流体動圧軸受モータに採用さ
れる撥油性シール構造は第1の撥油性リング状部材11
と第2の撥油性リング状部材12の少なくとも1つの撥
油性リング状部材を備えることを必須要件とするもので
ある。
【0030】撥油性リング状部材は、アルミニュウム製
リング等の金属リングに撥油剤を塗布したもの、或い
は、表面張力の低いプラスチック製リング部材である。
撥油性リング状部材は、流体動圧軸受モータの組立て前
に製作されるものである。従って、撥油剤を精度よく塗
布することが容易である。
【0031】なお本発明は、開示した実施形態、即ちフ
ランジ付シャフトとこのシャフトを受ける片袋状段付ス
リーブとから構成された流体動圧軸受を備えた流体動圧
軸受モータに適用した実施形態に限定されるものではな
いことは勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明により、携帯型情報機器のディス
ク回転装置の駆動源に適した流体動圧軸受モータが提供
された。即ち、携帯中の携帯型情報機器の傾きによって
も、潤滑油が外部に漏出することが防止できた。その結
果、本発明に係る流体動圧軸受モータを組み込んだ携帯
型情報機器等のディスク回転装置の磁気ディスクにオイ
ルが付着することが防止されるので、携帯型情報機器の
信頼性の向上を図ることができた。
【0033】また、本発明に係る流体動圧軸受モータに
採用されている撥油性シール構造は、金属リングに撥油
剤を塗布したもの、又は表面張力の低いプラスチック製
リング部材である撥油性リング状部材を用いるものであ
るから、製造容易且つコストアップを伴わない撥油性シ
ール構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】微小隙間を誇張して示した本発明の第1実施形
態の流体軸受モータの断面図である。
【図2】図1のシール部の一部を拡大した部分拡大断面
図である。
【図3】微小隙間を誇張して示した本発明の第2実施形
態の流体軸受モータの断面図である。
【図4】微小隙間を誇張して示した本発明の第3実施形
態の流体軸受モータの断面図である。
【図5】スラスト動圧発生溝が形成されたスラストリン
グの平面図である。
【符号の説明】 1 フランジ付シャフト 2 円柱部 3 スラストリング 4 片袋状段付スリーブ 4c 円筒状開放端部 5 押えリング 6 カップ状ハブ 6a 円筒状スカート部 6b ボス部 7 ロータマグネット 8 ステータコイル 9 ベース基板 11、12 撥油性リング状部材 CS 毛細管シール部 G1 ラジアル動圧発生溝 G2 スラスト動圧発生溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 21/22 H02K 21/22 M (72)発明者 田澤 千浩 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3J011 AA07 CA02 JA02 KA02 KA03 MA24 SB01 SC01 5D109 BA14 BB12 BB14 BB22 BC01 BC14 5H605 AA02 AA03 BB05 BB19 CC04 CC05 DD05 DD16 EB01 EB02 EB21 EB26 EB28 5H607 AA05 AA06 BB01 BB14 BB17 CC01 DD01 DD02 DD03 DD16 GG01 GG02 GG12 GG15 GG25 GG28 KK07 5H621 AA00 GA01 GB00 HH01 JK17 JK19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトとスリーブと潤滑油とを含んで構
    成された流体動圧軸受によって、ハブとロータマグネッ
    トを含むロータがステータコイルを含むステータに支持
    された流体動圧軸受モータにおいて、撥油性リング状部
    材を前記シャフト又は前記スリーブの少なくとも一方の
    気液界面の外側に取付けたことを特徴とする流体動圧軸
    受モータ。
  2. 【請求項2】フランジ付シャフトと、小径円筒部と大径
    円筒部と円筒状開放端部が順に形成された片袋状段付ス
    リーブと、前記スリーブの円筒状開放端に固着された押
    えリングと、これら構成部材間に形成されたスラスト隙
    間とラジアル隙間を含む微小隙間に封入された潤滑油
    と、前記スラスト隙間とラジアル隙間に夫々設けられた
    動圧発生溝とで構成された流体動圧軸受によって、ハブ
    とロータマグネットを含むロータがステータコイルを含
    むステータに支持された流体動圧軸受モータにおいて、
    撥油性リング状部材を前記シャフト又は前記スリーブの
    少なくとも一方の気液界面の外側に取付けたことを特徴
    とする流体動圧軸受モータ。
  3. 【請求項3】撥油性リング状部材が、金属のリング部材
    に撥油剤を塗布して形成されたものであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の流体動圧軸受モータ。
  4. 【請求項4】撥油性リング状部材が、表面張力の低いプ
    ラスチック製リング部材であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の流体動圧軸受モータ。
  5. 【請求項5】前記シャフトに取付けられる撥油性リング
    状部材が、前記ハブのボス部と兼用されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の流体動圧軸受モー
    タ。
  6. 【請求項6】前記シャフトに取付けられる撥油性リング
    状部材が、前記ハブのボス部に外嵌されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の流体動圧軸受モー
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104214215A (zh) * 2013-05-13 2014-12-17 Skf公司 着陆轴承和磁轴承组件

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CN104214215A (zh) * 2013-05-13 2014-12-17 Skf公司 着陆轴承和磁轴承组件

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