JP2003090238A - 内燃機関用燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関用燃料供給装置

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JP2003090238A
JP2003090238A JP2001281727A JP2001281727A JP2003090238A JP 2003090238 A JP2003090238 A JP 2003090238A JP 2001281727 A JP2001281727 A JP 2001281727A JP 2001281727 A JP2001281727 A JP 2001281727A JP 2003090238 A JP2003090238 A JP 2003090238A
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gas fuel
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intake passage
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JP2001281727A
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Takashi Tsutsumizaki
高司 堤崎
Yoshihiro Takada
美博 高田
Hiroshi Tanaka
弘志 田中
Kazuya Tanabe
和也 田邉
Kaoru Isomura
薫 磯村
Shinichi Nemoto
伸一 根本
Takashi Suzuki
孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Keihin Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Keihin Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミキシングボデーの下流に気化器が配置さ
れ、ガス燃料とガソリン燃料とが選択的に使用される燃
料供給装置において、ガス燃料使用時における機関の加
速運転性を向上する。 【構成】 ミキシングボデーMの下流に気化器Cが配置
される。ミキシングボデーMは、吸気路80にミキサー
ベンチュリー部83が形成され、これにベーパーセパレ
ータVの2次減圧室66に連なるメーンポート84が開
口する。気化器Cは絞り弁93より下流にベーパライザ
Vの一次減圧室52に連なるアイドルポート99と、絞
り弁93に臨むバイパス室97に連なるバイパス孔6と
を備え、アイドルポート99より分岐する補助通路1は
バイパス室97に連絡され、補助通路1はガス燃料弁2
にて開閉される。ガス燃料の使用時、気化器Cへのガソ
リン燃料の供給は停止されるとともにガス燃料弁2は補
助通路1を開放する。ベーパライザVの1次減圧室52
内のガス燃料はアイドルポート99より吸気路91B内
に供給されるとともに補助通路1、バイパス室6を介し
てバスパス孔6より吸気路91内に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に向けて燃料
を供給する燃料供給装置に関し、そのうち液化石油ガス
等のガス燃料とガソリン燃料とを択一的に選択して使用
することのできる燃料供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の燃料供給装置は図2に示される。
ベーパライザVは以下よりなる。50は筐体Bを1次調
圧室51と1次減圧室52とに区分する1次ダイヤフラ
ムであり、1次ダイヤフラム50は1次調圧室51内に
縮設して配置される1次スプリング53のバネ力によっ
て1次減圧室52側へ押圧される。54は1次減圧室5
2内において回転自在に支承される第1支持杆55の一
端に配置される1次弁であり、この1次弁54は1次減
圧室52に開口する燃料流入路56を開閉制御する。又
前記第1支持杆55の他端は前記1次ダイヤフラム50
に係止される。57は1次減圧室52から外部に向かっ
て開口する1次燃料吐出路であり、該1次燃料吐出路
は、スローロック弁58によって開閉される。59は前
記スローロック弁58に対して開閉操作力を付与するス
ローロックダイヤフラムであり、スローロックダイヤフ
ラム59によって画成されるスローロック室60内には
スローロックダイヤフラム59を図2において右方へ押
圧するスローロックスプリング61が縮設されるととも
に後述するミキシングボデーの吸気路に連なる負圧導入
路62が開口する。(尚、スローロック弁58とスロー
ロックダイヤフラム59とは連結杆によって連結され
る)63は1次燃料吐出路57を流れるガス燃料量を調
整、制御する1次調整スクリューであり、先端にテーパ
ー針弁部が形成される。筐体Bは更に2次ダイヤフラム
64によって2次調圧室65と2次減圧室66とに区分
され、2次減圧室66には1次減圧室52に連なる2次
燃料流入路67と外部に向かう2次燃料吐出路68とが
開口する。69は2次減圧室66内に回転自在に支承配
置される第2支持杆であり、この第2支持杆69の一端
に2次燃料流入路67を開閉する2次弁70が配置され
るとともにその他端は2次ダイヤフラム64に係止され
る。又、前記第2支持杆は2次スプリング71のバネ力
によって反時計方向へ付勢されるもので、これによって
2次弁70は2次燃料流入路67を閉塞する側へ押圧さ
れる。そして、ベーパライザVの燃料流入路56にはガ
ス燃料としての液化石油ガス(LPG)が供給される。
液化石油ガス(以下LPGという)を使用する際、ガス
燃料源T1内の約5kg/cm2 の圧力を有するLPG
は、直接的に燃料導入路56に供給される。一方LPG
に代えて圧縮天然ガス(以下CNGという)を使用する
ことができるもので、このときガス燃料源T2内の約2
00kg/cm2 の圧力を有するCNGは、1次レギュ
レターRによって約6kg/cm2 の圧力に減圧され、
この減圧されたCNGが燃料流入路56へ供給される。
そして上記LPG又はCNGの何れのガス燃料を使用す
るかは運転者によって決定される。ベーパライザVから
の燃料の供給を受けるミキシングボデーMは以下よりな
る。ミキシングボデーMは内部を吸気路80が貫通して
穿設され、この吸気路80にはミキサーベンチュリー部
83が設けられるもので、このミキサーベンチュリー部
83には複数のメーンポート84が開口する。85は複
数のメーンポート84に向けて燃料を供給する為のメー
ン燃料導入路であり、具体的には環状溝85Aを介して
メーンポート84に燃料が供給される。そしてこのメー
ン燃料導入路85はベーパライザVの2次燃料吐出路6
8と連絡される。かかるミキシングボデーMの上流側
(図において右側)はエアクリーナAに接続され、下流
側(図において左側)は、気化器Cに接続される。気化
器Cは以下よりなる。90は内部を吸気路91が貫通す
る気化器本体であり、吸気路91は絞り弁軸92に取着
された絞り弁93にて開閉される。絞り弁93より上流
側の吸気路91Aにはキャブベンチュリー部94が形成
されるもので、本例にあっては吸気路91と可動ピスト
ンPの底部をもって形成された。96は気化器本体90
とそれをおおう浮子室本体とによって形成される浮子室
であり、浮子室96内にはガソリン燃料源T3に連絡さ
れたバルブシートV5、バルブシートVを開閉するフロ
ートバルブFV、フロートFの共同作用によって一定な
るガソリン液面が形成される。又、キャブベンチュリー
部94には上流が浮子室96内に連なる主燃料系として
の主ノズルNが開口する。97は絞り弁93の上端部9
3Aに臨んで形成されたバイパス室であり、バイパス室
97から吸気路91内に向けて低速燃料系としての複数
のバイパス孔97Aが穿設され、このバイパス室97に
はスロー燃料通路98を介して浮子室96内に貯溜され
るガソリン燃料が供給される。99は絞り弁93より下
流側の吸気路91Bに開口するアイドルポートであり、
このアイドルポート99の上流はベーパライザVの1次
燃料吐出路57と連絡される。以上よりなる気化器Cは
前述の如く、ミキシングボデーMの下流側に配置され、
更に気化器Cの下流側が吸気管等を介して機関Eに接続
される。 【0003】そして、機関Eへのガス燃料の供給は以下
によって行なわれる。かかるガス燃料の供給時におい
て、ガソリン燃料源T3から気化器Cへのガソリン燃料
の供給は停止される。ベーパライザVにおいて、1次弁
54は、ガス燃料自身が有する燃料圧力(LPGにあっ
ては約5kg/cm2 の燃料圧力、CNGにあっては1
次レギュレターRによって減圧された約6kg/cm2
の燃料圧力)によって燃料流入路56を開放し、前記ガ
ス燃料が1次減圧室52内へ供給される。そして1次減
圧室52内の圧力が所定の圧力(例えば0.3kg/c
2 )を超えて上昇すると、1次ダイヤフラム50が1
次スプリング53のバネ力に抗して1次調圧室51側へ
移動し、これによって第1支持杆55が反時計方向へ回
転して1次弁54が燃料流入路56を閉塞し、もって1
次減圧室52内のガス燃料圧力を0.3kg/cm2
調圧できる。一方、一次減圧室52内のガス燃料圧力が
0.3kg/cm2 以下の圧力に低下すると、1次スプ
リング53は1次ダイヤフラム50を1次減圧室52側
へ押圧して移動させ、これによって第1支持杆55は時
計方向に回転して1次弁54は燃料流入路56を開放す
る。従って燃料流入路56より高圧力状態のガス燃料が
1次減圧室52内へ供給され、これによって1次減圧室
52内のガス燃料圧力を再び所定の0.3kg/cm2
に復帰させることができる。以後、上記1次弁の動作が
くり返し行なわれることによって、1次減圧室52内に
は、1次圧としての所定の0.3kg/cm2 の圧力を
有するガス燃料が維持されるものである。そして、この
1次圧を有するガス燃料は、1次調整スクリュー63に
よってその量が制御され、このガス燃料が1次燃料吐出
路57を介して気化器に設けたアイドルポート99ヘ供
給され、これによって機関の絞り弁低開度運転が行なわ
れる。一方、2次減圧室66にあっては、ガス燃料は大
気圧まで減圧される。前述の如く、1次減圧室52内の
ガス燃料圧力は0.3kg/cm2 に調圧されるもの
で、この0.3kg/cm2 の圧力を有するガス燃料は
2次燃料流入路67を介して2次弁70に作用し、2次
弁70は2次燃料流入路67を開放し、2次減圧室66
内にガス燃料が供給される。ここで、2次減圧室66内
のガス燃料圧力が大気圧以上に上昇すると、2次ダイヤ
フラム64は2次調圧室65側へ変位し、これによると
第2支持杆69は、2次スプリング71のバネ力によっ
て反時計方向へ回転して2次弁70は2次燃料流入路6
7を閉塞し、これによって2次減圧室66内のガス燃料
圧力を大気圧に復帰させる。又、2次減圧室66内のガ
ス燃料圧力が大気圧以下に低下すると、2次ダイヤフラ
ム64は2次スプリング71のバネ力に抗して2次減圧
室66側へ変位し、これによると、第2支持杆69は時
計方向へ回転して2次弁70は2次燃料流入路67を開
放し、これによって2次減圧室66内のガス燃料圧力を
大気圧に復帰させる。以後上記2次弁70が前記動作を
くり返し行なうことによって2次減圧室66内のガス燃
料圧力を2次圧としての大気圧に維持できる。そして、
絞り弁93の中間開度及び高開度運転は以下によって行
なわれる。すなわち、絞り弁93が吸気路91を中開度
及び高開度に開放することによると、ミキサーベンチュ
リー部83には絞り弁開度に応じた高い負圧が生起する
もので、この負圧はメーンポート84、環状溝85A、
メーン燃料導入路85、2次燃料吐出路68を介して2
次減圧室66に作用し、2次減圧室66内に維持される
大気圧状態にあるガス燃料がメーンポート84を介して
ミキサーベンチュリー部83に吸出され、これによって
絞り弁82の中及び高開度運転が行なわれる。 【0004】又、機関Eへのガソリン燃料の供給は以下
によって行なわれる。かかるガソリン燃料の供給時にお
いて、ベーパライザVの1次燃料吐出路57及び2次燃
料吐出路68からのガス燃料の供給は停止される。絞り
弁93の低開度運転時において、絞り弁93の上端部9
3Aに対応して開口するバイパス孔97Aには吸気路9
1B内に生起する大なる負圧が作用し、これによって浮
子室96内に貯溜されるガソリン燃料がバイパス室9
7、バイパス孔97Aを介して吸気路91B内に吸出さ
れ、絞り弁低開度運転が行なわれる。一方、絞り弁93
が中開度、高開度に開放された中、高開度運転時にあっ
ては、キャブベンチュリー部94を流れる空気流速が増
速されることによってキャブベンチュリー部94の負圧
が大きく上昇し、これによって浮子室96内のガソリン
燃料が主ノズルNを介してキャブベンチュリー部94内
に吸出され、絞り弁93の中、高開度運転が達成され
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】かかる従来の燃料供給
装置において、特にガス燃料の使用時における絞り弁の
低開度からの加速運転性を向上することが困難である。
これはミキシングボデーMが気化器の上流側の離れた位
置に配置され、絞り弁が急開されてミキシングボデーM
のミキサーベンチュリー部83を流れる空気流速が増加
し、これによるベンチュリー負圧の上昇にタイムラグが
生じ、大気圧状態にあるメーン燃料導入路内のガス燃料
をベンチュリー部に開口するメーンポートより吸出する
のに時間遅れが生ずることに起因するものと考えられ
る。又、前記不具合は、絞り弁の上流側の吸気路に可動
ピストンが配置される気化器を使用したものにあって
は、絞り弁の急開に伴ない先ず可動ピストンが上昇して
キャブベンチュリー部を開放し、その後ミキシングボデ
ーのミキサーベンチュリー部の空気流速が増加すること
になるので、前記不具合はより顕著にあらわれる。 【0006】本発明になる燃料供給装置はガス燃料とガ
ソリン燃料とを選択的に使用する燃料供給装置におい
て、特にガス燃料使用時における機関の加速運転性の向
上を図ることにある。 【0007】 【課題を達成する為の手段】本発明になる燃料供給装置
は、前記目的達成の為に、内部を吸気路が貫通し、吸気
路に設けられたミキサーベンチュリー部にメーンポート
が開口するミキシングボデーと、ミキシングボデーの下
流側に配置され、内部を吸気路が貫通し、該吸気路が絞
り弁にて開閉制御されるとともに浮子室内に貯溜される
ガソリン燃料が、絞り弁より上流側の吸気路に形成され
るキャブベンチュリー部に開口する主ノズルと、絞り弁
に臨むバイパス室から吸気路に向けて開口するバイパス
孔とを介して吸出され、又、絞り弁より下流側の吸気路
にアイドルポートが開口し、更にアイドルポートから分
岐する補助通路がパイパス室に連絡されるとともに補助
通路には該通路を開閉するガス燃料弁が配置された気化
器と、ガス燃料源内のガス燃料を、1次減圧室にて所定
の1次圧に減圧するとともに2次減圧室にて略大気圧状
態の2次圧に減圧するベーパライザとを備え、ガス燃料
の使用時において、気化器へのガソリン燃料の供給を停
止するとともにガス燃料弁にて補助通路を開放し、前記
1次圧状態にあるガス燃料を、気化器のアイドルポート
より吸気路内に向けて供給するとともに補助通路、バイ
パス室を介してバイパス孔より吸気路内へ供給し、又2
次圧状態にあるガス燃料をメーンポートを介してミキサ
ーベンチュリー部へ供給し、一方、ガソリン燃料の使用
時において、ベーパライザへのガス燃料の供給を停止す
るとともにガス燃料弁にて補助通路を閉塞し、浮子室内
に貯溜されるガソリン燃料を、主ノズルを介してキャブ
ベンチュリー部へ吸出するとともにバイパス室、バイパ
ス孔を介して吸気路内へ吸出させたことを特徴とする。 【0008】 【作用】ガス燃料の使用時において、気化器から機関へ
のガソリン燃料の供給は停止され、ベーパライザからガ
ス燃料が供給される。一方、機関の運転時において、ガ
ス燃料弁は補助通路を開放保持するものでアイドルポー
トとバイパス室とは連通され、アイドルポートへ向かう
1次圧状態にあるガス燃料の一部がバイパス室へ供給さ
れる。絞り弁の低開度運転時において、絞り弁より下流
側の吸気路に開口するアイドルポート及び絞り弁より下
流側の吸気路に開口するバイパス孔より1次圧状態にあ
るガス燃料が絞り弁より下流側の吸気路内へ供給され、
これによって絞り弁の低開度運転が行なわれる。前記絞
り弁の低開度状態から絞り弁が開放される加速運転が行
なわれると、絞り弁の低開度時において、絞り弁より上
流側の吸気路に開口するバイパス孔が絞り弁より下流側
の吸気路内に開口することになり、これによってバイパ
ス室内の1次圧状態にあるガス燃料が吸気路内へ供給さ
れ、混合気の希薄化が抑止されて加速運転性を向上でき
る。 【0009】 【実施例】以下、本発明になる燃料供給装置の一実施例
を図1により説明する。尚、図2と同一構造部分につい
ては同一符号を使用し、説明を省略する。1はアイドル
ポート99とバイパス室97とを連絡する補助通路であ
り、具体的にはアイドルポート99の吸気路91への開
口部99Aより上流より分岐させた。又、この補助通路
1には該通路を開閉するガス燃料弁2が配置された。本
例におけるガス燃料弁2は、電磁コイル3、固定コア
4、可動コア5よりなる電磁弁を用いたもので、補助通
路1は可動コア5の先端の弁部5Aによって開閉され
る。又、バイパス室97から吸気路91内に開口するバ
イパス孔6は複数穿設されるもので、本例では機関E側
より第1バイパス孔6A、第2バイパス孔6B、第3バ
イパス孔6Cが穿設された。 【0010】次にその作用について説明する。先ずガソ
リン燃料の使用時、ベーパライザVからのガス燃料は供
給されることがなく、又ガス燃料弁2は補助通路1を閉
塞保持するもので、従来と同様に浮子室96内のガソリ
ン燃料がバイパス孔6及び主ノズルNから吸気路91を
介して機関へ供給され、機関の運転が行なわれる。この
とき、バイパス室97内にあるガソリン燃料が補助通路
1を介してアイドルポート99より吸気路91B内へ吸
出されることはない。 【0011】次にガス燃料の使用時、気化器Cからのガ
ソリン燃料の供給は停止されるとともにガス燃料弁2は
補助通路1を開放保持する。そして、機関の低開度運転
時においては、ベーパライザVの1次減圧室52内の1
次圧状態にあるガス燃料は、1次燃料吐出路57を介し
てアイドルポート99へ供給され、さらにアイドルポー
ト99より補助通路1を介してバイパス室97内へ供給
される。以上によると、アイドルポート99にあるガス
燃料は、絞り弁93より下流側の吸気路91Bに開口す
る開口99Aを介して吸気路91Bに供給され、バイパ
ス室97内にあるガス燃料は、主に絞り弁93より下流
側の吸気路91Bに開口するバイパス孔6Bより吸気路
91Bに供給され、両方のガス燃料によって機関の低開
度運転が行なわれる。 【0012】次に前記絞り弁の低開度運転状態より絞り
弁93が開放される機関の加速運転時について説明する
と、図1において絞り弁93が運転者によって時計方向
に回転されると、絞り弁93の低開度運転時において絞
り弁93より上流側の吸気路91Aに開口していたバイ
パス孔6B、6Cが絞り弁93より下流側の吸気路91
B内に臨んで開口することになり、絞り弁93の前記開
放に伴ない、バイパス孔6B、6Cから供給されるガス
燃料分に相当して混合気を濃くすることができる。以上
によると、絞り弁93の加速運転に伴なう開放初期にお
ける混合気の希薄化が抑止され、機関の加速運転性を向
上できたものである。そして、絞り弁93が開放された
状態においては、ミキシングボデーMのミキサーベンチ
ュリー部83の負圧が充分に上昇することにより、ベー
パライザVの2次減圧室66内の大気圧状態にあるガス
燃料はメーン燃料導入路85、環状溝85Aを介してメ
ーンポート84よりミキサーベンチュリー部83内に吸
出され、もって機関の中間、高開度運転が行なわれる。
尚、バイパス孔6A、6B、6Cの孔径、孔数、孔間の
ピッチは機関に適合されて決定されるものであり、又ガ
ス燃料弁2は電磁弁に代えて手動操作開閉弁でもよい。 【0013】 【発明の効果】以上の如く、本発明になる内燃機関にお
ける燃料供給装置は、ミキシングボデーの下流側に気化
器が配置され、気化器には、気化器の絞り弁より下流側
の吸気路にベーパライザの1次減圧室に連なるアイドル
ポートが開口して設けられるとともに絞り弁の端部に臨
むバイパス室よりバイパス孔が吸気路に開口して設けら
れ、又アイドルポートとバイパス室とが補助通路にて連
絡されるとともに補助通路に該通路を開閉するガス燃料
弁を配置したので、ガス燃料の使用時において、ガス燃
料弁にて補助通路を開放することによって、機関の加速
運転時においてバイパス孔より1次圧状態にあるガス燃
料を吸気路内に供給できたので、加速運転時におけるガ
ス燃料の希薄化が抑止されて機関の良好な加速運転を行
なうことができたものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明になる内燃機関における燃料供給装置に
おける一実施例を示す要部縦断面図。 【図2】従来の内燃機関における燃料供給装置を示す縦
断面図。 【符号の説明】 1 補助通路 2 ガス燃料弁 6 バイパス孔 83 ミキサーベンチュリー部 84 メーンポート 91 吸気路 91A 絞り弁より上流側の吸気路 91B 絞り弁より下流側の吸気路 93 絞り弁 97 バイパス室 99 アイドルポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 21/02 F02M 21/02 301N 21/04 21/04 E (72)発明者 高田 美博 埼玉県和光市中央1−4−1 株式会社本 田技術研究所内 (72)発明者 田中 弘志 埼玉県和光市中央1−4−1 株式会社本 田技術研究所内 (72)発明者 田邉 和也 埼玉県和光市中央1−4−1 株式会社本 田技術研究所内 (72)発明者 磯村 薫 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2000番地 株 式会社ケーヒン栃木開発センター内 (72)発明者 根本 伸一 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2000番地 株 式会社ケーヒン栃木開発センター内 (72)発明者 鈴木 孝 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺2000番地 株 式会社ケーヒン栃木開発センター内 Fターム(参考) 3G092 AB02 AB07 AB12 DF03 DF08 DG09 EA11 GA01 GA12 HB01X

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部を吸気路80が貫通し、吸気路80
    に設けられたミキサーベンチュリー部83にメーンポー
    ト84が開口するミキシングボデーMと、ミキシングボ
    デーMの下流側に配置され、内部を吸気路91が貫通
    し、該吸気路が絞り弁93にて開閉制御されるとともに
    浮子室96内に貯溜されるガソリン燃料が、絞り弁より
    上流側の吸気路91Aに形成されるキャブベンチュリー
    部94に開口する主ノズルNと、絞り弁93に臨むバイ
    パス室97から吸気路91に向けて開口するバイパス孔
    6とを介して吸出され、又、絞り弁93より下流側の吸
    気路91Bにアイドルポート99が開口し、更にアイド
    ルポート99から分岐する補助通路1がパイパス室97
    に連絡されるとともに補助通路1には該通路を開閉する
    ガス燃料弁2が配置された気化器Cと、ガス燃料源T
    1、T2内のガス燃料を、1次減圧室52にて所定の1
    次圧に減圧するとともに2次減圧室66にて略大気圧状
    態の2次圧に減圧するベーパライザVとを備え、ガス燃
    料の使用時において、気化器Cへのガソリン燃料の供給
    を停止するとともにガス燃料弁2にて補助通路1を開放
    し、前記1次圧状態にあるガス燃料を、気化器Cのアイ
    ドルポート99より吸気路91B内に向けて供給すると
    ともに補助通路1、バイパス室97を介してバイパス孔
    6より吸気路91内へ供給し、又2次圧状態にあるガス
    燃料をメーンポート84を介してミキサーベンチュリー
    部83へ供給し、一方、ガソリン燃料の使用時におい
    て、ベーパライザVへのガス燃料の供給を停止するとと
    もにガス燃料弁2にて補助通路1を閉塞し、浮子室96
    内に貯溜されるガソリン燃料を、主ノズルNを介してキ
    ャブベンチュリー部94へ吸出するとともにバイパス室
    97、バイパス孔6を介して吸気路91内へ吸出させた
    ことを特徴とする内燃機関用燃料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1317496C (zh) * 2004-07-27 2007-05-23 沈阳华晨金杯汽车有限公司 车辆双燃料系统控制装置
WO2007061239A1 (en) * 2005-11-23 2007-05-31 Fujitec Inc. Gas fuel supply apparatus
CN105003360A (zh) * 2015-08-17 2015-10-28 星月集团有限公司 发动机燃气混合器

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