JP2003090216A - 自動二輪車の排気センサ配置構造 - Google Patents

自動二輪車の排気センサ配置構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度の低下の問題を生じることなく、1
つの排気センサで2つの排気管の酸素濃度を検出するこ
とができ、ひいては部品点数を低減できる自動二輪車の
排気センサ配置構造を提供する。 【解決手段】 第1気筒に接続された第1排気管26
と、第2気筒に接続された第2排気管27とを連結パイ
プ35により連通接続した自動二輪車の排気センサ配置
構造おいて、上記第1排気管26の上記連結パイプ35
の下流側近傍にセンサ挿入孔26dを形成し、該センサ
挿入孔26dに酸素センサ37を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば排気ガス中
の酸素濃度を検出するようにした自動二輪車の排気セン
サ配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動二輪車においては、排気ガス
性状を改善するため、あるいは燃費の向上を図る観点か
ら、酸素センサにより排気ガス中の酸素濃度を検出し、
該酸素濃度に基づいて求めた空燃比が目標空燃比となる
ように燃料供給量を制御する場合がある。
【0003】このような酸素センサを排気系に配置する
にあたっては、従来、各排気管が合流するチャンバを有
するタイプの場合には該チャンバに共通の酸素センサを
装着し、チャンバのないタイプの場合には酸素センサを
各排気管に配置するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各排気
管に酸素センサを配置する構造の場合は、酸素センサの
本数が増える分だけコストが上昇するという問題があ
る。
【0005】ここで、2気筒,4気筒エンジンの排気系
では、一対の排気管同士を連結パイプで連通接続した構
造を採用する場合がある。本発明者等は、このような一
対の排気管を連通する構造の場合には、何れか一方の排
気管に酸素センサを配置することにより、両方の排気管
の酸素濃度を高い精度でもって検出することが可能とな
ることを見出して本発明のなしたものである。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、検出精度の低下の問題を生じることなく、1つの酸
素センサで2つの排気管の酸素濃度を検出することがで
き、ひいては部品点数を低減できる自動二輪車の排気セ
ンサ配置構造を提供することを特徴としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
気筒に接続された第1排気管と、第2気筒に接続された
第2排気管とを連結パイプにより連通接続した排気装置
を備えた自動二輪車の排気センサ配置構造おいて、上記
第1又は第2排気管の上記連結パイプの下流側近傍に排
気センサを装着したことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記第1,第2気筒が不等間隔燃焼するように構成されて
おり、上記排気センサが、燃焼間隔の広い側の気筒の排
気管に装着されていることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記排気センサがサイドスタンドが装着された側に
位置する排気管に装着されていることを特徴としてい
る。
【0010】請求項4の発明は、請求項1ないし3何れ
かに、上記排気センサがオイルエレメントが収容された
オイルパンの車幅方向反対側に位置する排気管に装着さ
れていることを特徴としている。
【0011】
【発明の作用効果】請求項1の発明にかかる排気センサ
配置構造によれば、排気センサを第1又は第2排気管の
連結パイプの下流側近傍に配置したので、後述する実験
結果から明らかなように、1本の排気センサにより第
1,第2排気筒から排出される両方の排気ガスの酸素濃
度を高い精度で検出できる。そのため排気センサを各排
気管に配置する場合に比べて部品点数を低減でき、それ
だけコストを低減できる。
【0012】請求項2の発明では、上記排気センサを燃
焼間隔が広い気筒側の排気管に配置したので、第1,第
2気筒からの排気ガスの酸素濃度をより一層精度よく検
出できる。
【0013】即ち、例えば第1気筒の点火から第2気筒
の点火までのクランク角度が270度で、第2気筒の点
火から第1気筒の点火までのクランク角度が450度で
ある場合には、第1気筒に接続された排気管に排気セン
サを装着するのである。
【0014】点火間隔が上述のようになっていることか
ら、第1気筒からの排気ガスが第1気筒側の排気管に装
着された排気センサに確実に接触するのは勿論のこと、
第2気筒からの排気ガスも第1気筒の排気脈動によって
連結パイプを通って排気センサ側に流れる傾向があるこ
とから第2気筒からの排気ガスの酸素濃度についても精
度良く検出できる。
【0015】請求項3の発明では、排気センサをサイド
スタンド側に配置したので、サイドスタンド使用時には
車両全体が排気センサ側に傾斜することから排気センサ
が外部から見えにくく、また排気センサとサイドスタン
ドとの位置関係をサイドスタンド格納時にサイドスタン
ドが排気センサを覆うように設定すればサイドスタンド
非使用時でも排気センサが外部から見えにくくなり、排
気センサの配置による見栄えの悪化や悪戯による排気セ
ンサの損傷を回避できる。
【0016】請求項4の発明では、排気センサをオイル
パンの反対側に配置したので、オイルパン内のエレメン
トを交換する場合に排気センサが邪魔になることはな
く、作業を容易に行なうことができるとともに、排気セ
ンサを損傷させたりするのを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】図1ないし図3は、本発明の一実施形態に
よる自動二輪車の酸素センサ配置構造を説明するための
図であり、図1は本実施形態構造が適用された自動二輪
車の側面図、図2,図3は上記自動二輪車の排気管の側
面図,平面図である。本実施形態において左,右とは、
着座状態で見たときの左,右を意味する。
【0019】図において、1は本実施形態構造が適用さ
れた自動二輪車を示しており、この自動二輪車1の車体
フレーム2は、不図示のヘッドパイプに接続された左,
右一対のタンクレール4の後端に略垂直下方に延びるリ
ヤアームブラケット5を接続形成するとともに、左,右
のタンクレール4の後端部に車体後方に斜め上向きに延
びる左,右のシートレール6を接続した概略構造のもの
である。
【0020】上記左,右のタンクレール4の下側にはエ
ンジン9が搭載され、上部には燃料タンクが搭載され、
タンクカバー10で覆われている。また上記左,右のシ
ートレール6の上部にはシート11が取り外し可能に配
設されている。
【0021】上記ヘッドパイプにはフロントフォーク1
3が枢支されており、該フロントフォーク13の上端に
は操向ハンドル14が固定され、下端には前輪15が軸
支されている。また上記左,右のリヤアームブラケット
5間にはリヤアーム16が上下揺動可能に枢支されてお
り、該リヤアーム16の後端には後輪17が軸支されて
いる。
【0022】上記車体フレーム2の前部には操向ハンド
ル14の前方及び左,右側方を覆うフロントカバー18
が配設されており、該フロントカバー18にはヘッドラ
イト22が装着されている。また上記シートレール6の
後部には後輪17の上方を覆うリヤボディ23が配設さ
れている。
【0023】上記エンジン9は、水冷式4サイクル並列
2気筒エンジンであり、第1,第2気筒の各気筒軸を前
方に傾斜させて搭載されている。このエンジン9は、2
70度位相クランクを有し、第1気筒(左側気筒)の点
火後、クランク軸270度回転した時に第2気筒(右側
気筒)が点火するという270度→450度の不等間隔
燃焼を行なうように構成されている。
【0024】上記エンジン9のシリンダヘッド9aの後
壁には第1,第2気筒に連通する2つの吸気ポート(不
図示)が開口しており、各吸気ポートには軸線を略垂直
に向けて配置された第1,第2吸気管25,25が接続
されている。この各吸気管25には燃料噴射弁(不図
示)が装着されており、該各吸気管の上流端には共通の
エアクリーナ(不図示)が接続されている。このエアク
リーナはタンクカバー10の前部内に配置されている。
【0025】また上記シリンダヘッド9aの前壁には排
気装置が接続されている。即ち、シリンダヘッド9aの
前壁に開口する排気接続口には第1,第2排気管26,
27が接続されており、該第1排気管26は第1気筒
に、第2排気管27は第2気筒に連通している。
【0026】上記各排気管26,27はシリンダヘッド
9aから略垂直下方に屈曲して延びる垂直部26a,2
7aと、該垂直部26a,27aの下端から車両後方に
略水平に延びる水平部26b,27bと、該水平部26
b,27bの後端から外側に拡開して車両後方斜め上向
きに延びる拡開部26c,27cとを有しており、該後
拡開部26c,27cの後端にはこれに続いて後方斜め
上向きに延びるマフラ28,29が接続されている。こ
の各マフラ28,29内には排気ガスを浄化する触媒
(不図示)が配設されている。
【0027】上記各垂直部26a,27aの下部同士は
結合板30により結合されており、各拡開部26c,2
7cの前端部同士は門形ブラケット31により結合され
ている。この門形ブラケット31は上記リヤアームブラ
ケット5にボルト締め固定されている。また上記各水平
部26a,27aの前部には排気ガスの性状測定等を行
なうための排気採取孔が形成され、プラグ33,33で
閉塞されている。
【0028】また上記各マフラ28,29には取付け部
材28a,29aが溶接接合されている。該各取付け部
材28a,29aは、上記リヤアームブラケット5に固
定され、車両後方に延びるステー部材5aにボルト締め
固定されている。
【0029】そして上記各水平部26b,27bの前後
方向略中央部には両水平部26b,27b同士を連通接
続する連結パイプ35が架け渡して接合されている。こ
の連結パイプ35により第1,第2気筒からの排気ガス
が第2,第1排気管27,26に相互に流入するように
なっている。
【0030】そして車両左側に位置する上記第1排気管
26の水平部26bにはセンサ挿入孔26dが形成され
ており、該センサ挿入孔26dは連結パイプ35の下流
側近傍に位置している。具体的には連結パイプ35より
50mm程度下流側に形成されている。
【0031】上記水平部26bには排気ガス中の酸素濃
度を検出する酸素センサ37のセンサ本体37aが挿入
されており、該酸素センサ37は取り付けフランジ部3
7cが上記水平部26bにボルト39で締め固定されて
いる。上記センサ本体37aの先端部に接続された検出
部37bは上記センサ挿入孔26dから第1排気管26
内に臨んでいる。また上記センサ本体37aには下側を
覆うようにガード板37dが配置されており、これは上
記フランジ部37cに固定されている。
【0032】ここで上記酸素センサ37は、車幅方向外
側に斜め上向きに傾斜させて配置され、かつ車両上下方
向に見て、エンジン9下方の投影面内に配置されてい
る。さらに上記酸素センサ37は上記リヤアームブラケ
ット5の車両左側の下端部により格納位置と使用位置と
の間で回動可能に支持されたサイドスタンド41側で、
かつ該サイドスタンド41の前側に配置されている。
【0033】これにより酸素センサ37の下方は上記ガ
ード板37dにより,上方はエンジン9により,かつ後
方はサイドスタンド41の軸支部により囲まれた目立ち
にくい領域に配置されており、また飛石等が当たり難く
なっている。このようにして酸素センサ37の外力や悪
戯による損傷が防止されている。
【0034】またエンジンの点火制御を目的としてサイ
ドスタンドスイッチを有する場合、該スイッチのリード
線と酸素センサのリード線を束ねて配索することがで
き、外観がすっきりする。
【0035】さらに上記エンジン9の底部にはオイルエ
レメント(不図示)が収納されたオイルパン9bが着脱
可能に装着されており、該オイルパン9bは車幅方向右
側に偏位させて配設されている。これにより上記酸素セ
ンサ37はオイルパン9bの車幅方向反対側に位置して
いる。
【0036】本実施形態の作用効果について説明する。
【0037】本実施形態にかかる酸素センサ配置構造に
よれば、酸素センサ37を第1排気管26の連結パイプ
35の下流側近傍に接続配置したので、第1気筒からの
排気ガスはもとより、第2気筒からの排気ガスについて
も酸素濃度を精度良く検出することができる。もって2
気筒で2本の排気管を備えていながら1つの酸素センサ
37で済み、コストを低減できる。
【0038】また上記酸素センサ37を燃焼間隔が広い
側の第1気筒に接続された第1排気管26に配置したの
で、この点からも左,右気筒からの排気ガスの酸素濃度
を検出できる。即ち、第1気筒からの排気ガスが第1気
筒側の排気管26に装着された酸素センサ37に確実に
接触するのは勿論のこと、第2気筒からの排気ガスも連
結パイプ35を通って酸素センサ37側に流れる傾向が
あることから第2気筒からの排気ガスの酸素濃度につい
ても精度良く検出できる。
【0039】本実施形態では、上記酸素センサ37をサ
イドスタンド41側でかつエンジン9の下方に配置した
ので、特にサイドスタンド41を使用している状態では
車両全体が酸素センサ37側に傾くので、外方から酸素
センサ37が見えにくく、見栄えの悪化を防止できると
ともに、悪戯による損傷を防止できる。
【0040】また上記酸素センサ37をオイルパン9b
の車幅方向反対側に配置したので、オイルパン9b内の
オイルエレメントを交換する場合に酸素センサ37が邪
魔になることはなく、作業を容易に行なうことができる
とともに、作業中に酸素センサ37を損傷させたりする
のを防止できる。
【0041】図4ないし図7は、本実施形態の酸素セン
サの検出精度について行った実験結果を説明するための
図である。
【0042】この実験は、図4に示すように、第1,第
2排気管26,27の連結パイプ35の上流側に基準と
なる酸素センサ♯1,♯2を装着するとともに、第1,
第2排気管26,27の連結パイプ35の下流側(50
mmの位置)に酸素センサ♯1後,♯2後を装着し、第
1,第2気筒の何れかの空燃比を変化させたときの各酸
素センサ♯1後,♯2後の追従性を調べた。
【0043】図5は、50km/h相当の条件で、第1
気筒♯1の空燃比を一定にした状態で第2気筒♯2の空
燃比をリッチ側に変化させたときの各酸素センサ♯1
後,♯2後の追従性を調べた結果を示す。
【0044】同図からも明らかなように、第2気筒♯2
の空燃比の変化に応じて各酸素センサ♯1後,♯2後と
も検出濃度が変化している。即ち、第1排気管26側の
酸素センサ♯1後の検出値と第2排気管27側の酸素セ
ンサ♯2後との検出値は略同等の値となっており、連結
パイプ35の下流側近傍に配置したことによって両方の
排気管の酸素濃度を精度良く検出できることがわかる。
【0045】図6は、100Km/h相当の条件で、上
記同様に各酸素センサ♯1後,♯2後の追従性を調べた
結果を示す。同図からも明らかなように、第2気筒♯2
の空燃比の変化に応じて各酸素センサ♯1後,♯2後と
も検出濃度が変化しており、上記同様の効果が得られて
いることがわかる。
【0046】図7は、第1排気管26の連結パイプ35
の上流側近傍(70mmの位置)に比較するための比較
酸素センサ♯1前を装着し、第1,第2気筒のそれぞれ
の空燃比を変化させたときの比較酸素センサ♯1前と酸
素センサ♯1後の追従性を調べた結果を示す。
【0047】同図において、第2気筒♯2の空燃比をリ
ッチ側に変化させた場合、比較酸素センサ♯1前は追従
性が低い。これに対して酸素センサ♯1後は空燃比の変
化に追従して変化している。なお、第1気筒側♯1の空
燃比をリッチ側に変化させた場合は、比較酸素センサ♯
1前は実際の変化に完全に一致している。このように連
結パイプ35の上流側に酸素センサ♯1前を配置した場
合には、検出精度にばらつきが生じている。これに対し
て、酸素センサ♯1後を連結パイプの下流側近傍に配置
した場合には、第1,第2気筒の何れの空燃比の変化に
対しても安定した検出精度が得られている。
【0048】なお、上記実施形態では並列2気筒エンジ
ンを説明したが、本発明は4気筒エンジン,あるいはV
型2気筒,その他の型式のエンジンにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による酸素センサ配置構造
を説明するための自動二輪車の側面図である。
【図2】上記自動二輪車の排気管の側面図である。
【図3】上記自動二輪車の排気管の平面図である。
【図4】上記実施形態の効果を確認するために行った実
験方法を示す図である。
【図5】上記実験結果を示す特性図である。
【図6】上記実験結果を示す特性図である。
【図7】上記実験結果を示す特性図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 9 エンジン 9b オイルパン 26 第1排気管 26d センサ挿入孔 27 第2排気管 35 連結パイプ 37 酸素センサ(排気センサ) 41 サイドスタンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1気筒に接続された第1排気管と、第
    2気筒に接続された第2排気管とを連結パイプにより連
    通接続した排気装置を備えた自動二輪車の排気センサ配
    置構造おいて、上記第1又は第2排気管の上記連結パイ
    プの下流側近傍に排気センサを装着したことを特徴とす
    る自動二輪車の排気センサ配置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1,第2気筒
    が不等間隔燃焼するように構成されており、上記排気セ
    ンサが、燃焼間隔の広い側の気筒の排気管に装着されて
    いることを特徴とする自動二輪車の排気センサ配置構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記排気セン
    サがサイドスタンドが装着された側に位置する排気管に
    装着されていることを特徴とする自動二輪車の排気セン
    サ配置構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3何れかに、上記排気セ
    ンサがオイルエレメントが収容されたオイルパンの車幅
    方向反対側に位置する排気管に装着されていることを特
    徴とする自動二輪車の排気センサ配置構造。
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