JP2003090005A - ブロック敷板及びこれを用いたブロック施工方法 - Google Patents

ブロック敷板及びこれを用いたブロック施工方法

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JP2003090005A
JP2003090005A JP2002177526A JP2002177526A JP2003090005A JP 2003090005 A JP2003090005 A JP 2003090005A JP 2002177526 A JP2002177526 A JP 2002177526A JP 2002177526 A JP2002177526 A JP 2002177526A JP 2003090005 A JP2003090005 A JP 2003090005A
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Hajime Ikeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎コンクリートを設けない場合でも、ブロ
ックの高さ等の調整を容易且つ正確に行うためのブロッ
ク敷板と、これを用いた無駄のない簡潔なブロック施工
方法を提供する。 【解決手段】 硬質の板により形成され、ブロック1を
バール4で持ち上げるための切り欠き5又は穴6と、バ
ール掛け部7を有するブロック敷板2を使用し、2枚の
ブロック敷板2上にブロック1を架け渡して載置し、ブ
ロック1とブロック敷板2の間にクサビ9を噛ませてブ
ロック1の高さ等の調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道と車道の境界
に設ける歩車道境界ブロック等のコンクリート製の重い
ブロックを、地盤上に高さ調整可能に載置できるブロッ
ク敷板と、これを用いたブロック施工方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】歩車道境界ブロックは、規格に定められ
た形状・長さのコンクリートブロックを、目地を介して
一列に長く連結して地盤に固定したものとなっている。
歩車道境界ブロックの従来の施工手順を図14(イ)に
即して述べると、まず砕石等の基礎材を締め固めた地盤
11の上に基礎コンクリート20を5cm程度の厚みで
打設し、固化した基礎コンクリート上に隙間を埋めるた
めのモルタル14を塗り、その上にブロック1を一列に
連ねて置いてゆき、ブロック同士の隙間にモルタルを充
填して目地を形成する。最終的には、ブロックの下部が
埋まるようにコンクリート21を打設するか、アスファ
ルト舗装するものである。ブロック1を置いていく際に
は、ブロックの高さ及び姿勢等を調整し、隣のものとの
通りを合わせる必要があり、合ってない時はブロックを
バールで持ち上げて、クサビ9をブロックの下に差し入
れることによって調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが最近、国土交
通省が発注する歩車道境界ブロックの仕様書によれば、
ブロックの設置に際して基礎コンクリート20の打設が
不要となり、図14(ロ)に示すように、砕石等の基礎
材を締め固めた地盤11にモルタル14を塗ったところ
に、直接ブロック1を載置すれば良いことになった。今
後施工される歩車道境界ブロックは、すべてこの形にな
ると思われる。このことは、歩車道境界ブロックの工期
の短縮とコストの削減に、大いに寄与するものと思われ
たが、実際に工事をする者にとっては、厄介な問題が生
ずることとなった。
【0004】歩車道境界ブロックの施工にあたっては、
各ブロックの高さ調整や通り合わせの正確さが仕上がり
を大きく左右する。基礎コンクリート20上であれば、
ブロック1をバールで持ち上げてクサビ9を噛ませるこ
とが容易にできた。しかし、基礎コンクリート20が無
く、軟弱な地盤11の上に重いブロック1を直に置く場
合には、ブロック1をバールで持ち上げることがままな
らず、クサビ9を噛ませてもあまり効果が無いから、ブ
ロック1の高さ調整を正確に行うことは至難の業で、ま
たこの作業に大いに時間を取られることとなった。ま
た、降雨時には地盤がより軟弱になり、地盤の上に塗っ
たモルタルが流出してしまうから、雨天での作業は事実
上不可能となっている。
【0005】また歩車道境界ブロックは、設置場所のカ
ーブや傾斜を吸収するために、ブロック同士の間に1c
m程度の幅のモルタルの目地を設けているが、その目地
モルタル充填作業は時間のかかる面倒な作業で、一定の
品質に仕上げるのが困難であったり、天候が悪いと作業
できないといった問題もあり、ブロック施工の簡略化と
工期の短縮を実現する上で、大きなネックになってい
る。
【0006】本発明は以上に述べたような実情に鑑み、
基礎コンクリートを設けない場合でも、ブロックの高さ
等の調整を容易且つ正確に行うためのブロック敷板と、
これを用いた無駄のない簡潔なブロック施工方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ブロックの設置に際して
ブロックの下に敷くブロック敷板であって、硬質の板に
より形成され、両端部がブロックの側方にはみ出し、ブ
ロックの両側縁がかかる位置に、バールの先端部を挿入
できる切り欠き又は穴を有し、その外側にバール掛け部
を有することを特徴とする。このブロック敷板は、少な
くともブロックの前後2箇所に敷設するものであり、ブ
ロックの両側縁がかかる位置に形成した切り欠き又は穴
より、バールの先端をブロックの下にこじ入れブロック
を持ち上げ、ブロックと本敷板の間にクサビを噛ませる
ことにより、ブロックの高さや姿勢を自由に調整でき
る。
【0008】請求項2記載の発明によるブロック敷板
は、上面に掘り込み部を備え、その掘り込み部にクサビ
を、ブロックの長手方向と交差する向きにスライド可能
に案内したことを特徴とする。クサビは、先端部でも2
ミリ程度の高さがあるので、敷板上面が平らであると、
ブロックを1ミリだけ持ち上げるといったことはできな
いが、本発明の敷板によればクサビの底面を掘り込み部
に収容することで、ブロックの持ち上げ量を0ミリから
にでき、微妙な調整が可能である。またクサビの出入り
を操作して、ブロックの高さや姿勢の調整を行った後
に、ブロックを長手方向にスライドさせても、クサビは
移動しないから調整を再度行わなくてよい。
【0009】請求項3記載の発明によるブロック敷板
は、抜き穴を有し、隣り合う2本のブロックにわたって
敷設されることを特徴とする。本発明によれば、敷板の
敷設枚数が半分になるし、一枚の敷板上で、隣り合う2
本のブロックの調整ができるので、ブロックの通りを出
しやすく、作業能率を向上できる。また抜き穴より、バ
ールの先端をブロックの端面側からこじ入れ、ブロック
を長手方向にスライドさせることが容易にできる。
【0010】また、請求項4記載の発明によるブロック
敷板は、長尺の帯板状をなし、ブロックの下にバールの
先端部を差し込むためのバール用溝を、板の一面に長手
方向に沿って連続して形成してあることを特徴とする。
本願発明のブロック敷板は、歩車道境界ブロックに限ら
ず、U字溝やL型擁壁等、様々なコンクリート二次製品
の施工に当って使用するものであるが、上記の構成とな
っていれば、そうしたコンクリート二次製品ごとに設計
・製作しなくても、ブロック敷板を適宜長さで切断する
ことであらゆるコンクリート二次製品に対応できる。
【0011】さらに請求項5に記載したように、クサビ
をスライド可能に案内するクサビ用溝を、板の一面に長
手方向に沿って連続して形成してあれば、クサビを用い
たブロックの高さ調整を正確且つ簡便に行うことがで
き、作業性が向上する。
【0012】また請求項6記載の発明は、当該ブロック
敷板を地盤に固定するための固定具の挿通孔を有するこ
とを特徴とする。この発明によれば、ブロック敷板を簡
単に地盤に固定することができ、固定してあれば敷板上
でブロックをずらしても敷板が一緒にずれることがな
く、ブロックの置き位置を正確に調整でき、したがって
ブロックの通りを出すのが容易になる。なお、固定具は
地盤に応じて適当なものを用いれば良い。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1から請求
項6の何れかに記載のブロック敷板を使用するブロック
施工方法であって、締め固めた地盤の上にブロック敷板
を間隔をおいて設置し、ブロック敷板に架け渡してブロ
ックを載置し、ブロックとブロック敷板の間にクサビを
差し込んでブロックの高さ等の調整を行うことを特徴と
する。
【0014】さらに請求項8記載の発明は、ブロックを
ブロック敷板上に載置する際に、隣のブロックとの間に
通常の目地幅より広めの隙間を設けておき、その隙間
に、予め固化させたモルタル質の目地板を、両面に接着
剤を塗布して挿入し、ブロックを長手方向にスライドさ
せてブロック同士を目地板を介して連結することを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のブロック敷板及び
ブロック施工方法の実施の形態を、歩車道境界ブロック
の例で説明する。図1はブロック敷板の一実施形態を示
す平面図であり、図2は図1のA−A断面図である。こ
のブロック敷板2は、硬質の板で略長方形に形成してあ
って、一側部には切り欠き5を2箇所に設けている。切
り欠き5の外側が、バール掛け部7となる。板の上面に
は、深さ2〜3mm程度の掘り込み部8を長手方向に設
けている。敷板の材質は限定するものではなく、ブロッ
クを載せた時に大きく変形しないようなものであれば良
く、例えば硬質プラスチックや金属、コンクリートやモ
ルタル板、木材等を用いることができる。
【0016】このブロック敷板2は、図3(イ)に示す
ように、一つの歩車道境界ブロック1の前後2箇所に、
ブロックの長手方向に対して横向きに、敷板2の両端部
がブロック1の両側にはみ出す状態で敷設する。ブロッ
ク敷板の切り欠き5と掘り込み部8の働きを図4に即し
て説明すると、敷板の切り欠き5上にはブロックの側縁
3がかかっており、この切り欠き5よりバール4の先端
部をブロック1の下に差し込むことができる。バール4
の支点部は、切り欠き5の外側に形成されたバール掛け
部7に載るから、バール4を手前側に倒せば、ブロック
1を容易に持ち上げることができる。そうしてブロック
1を持ち上げたならば、掘り込み部8に嵌合させてクサ
ビ9をブロック1の下に差し込む。クサビ9は、図3に
示すように、ブロック1の前後左右の4箇所に差し込ま
れ、4箇所のクサビ9の押し込み量を調整することによ
り、ブロック1の高さ及び姿勢を自由に調整できる。な
お、クサビ9は、必ずしもブロックの4箇所全てに用い
なければならないわけではなく、必要に応じて用いるも
のである。
【0017】図5はブロック敷板2の別の実施形態を示
すものである。図5(イ)は、切り欠き5を一つに連続
して設けたものである。図5(ロ)は、切り欠き5の代
わりに穴6を形成したものであり、これによっても切り
欠き5と同じ機能を発揮できる。また、掘り込み部8を
長手方向の全長に亘って連続して設けてある。図5
(ハ)は切り欠き5を両側の側部に設け、掘り込み部8
も切り欠き5に沿って四箇所設けている。中央には四角
い抜き穴10を形成してある。この形のものは、図3
(ロ)に示すように、一枚の敷板2上に、隣り合う2本
のブロック1,1の前後の端部を載置するものである。
【0018】図9と図10は、ブロック敷板2のさらに
別の実施形態を示している。このブロック敷板は長尺の
帯板状となっており、載置するブロック1の横幅寸法に
応じて適宜長さに切断し、ブロック1同士の連結部の下
に横に渡して敷設するものである。このブロック敷板2
は、バール4の先端部をブロック1の下に差し込むため
のバール用溝17を、板の長手方向に沿って連続して形
成してある。バール用溝17の深さは、使用するバール
4の先端部の形状に応じて決めれば良く、例えば15m
m前後とすることができる。またバール用溝17は、前
後から載置する二つのブロック1,1用に、板の前後の
縁に沿って2箇所に設けてある。さらにこのブロック敷
板2には、高さ調整用のクサビ9をスライド可能に案内
する2本のクサビ用溝18を、バール用溝17,17の
間のスペースに、板の長手方向に沿って連続して形成し
てある。クサビ用溝18の深さは、2〜3mm程度で良
い。またクサビ用溝18は、正確な高さ調整を可能とす
るために、溝の底面が滑り難くなっていることが好まし
く、単に粗面に形成してあっても良いが、溝の長手方向
と交差する向きのギザギザ22を形成してあるとより好
ましい。またこのブロック敷板2は、地盤に簡単に固定
できるように、コンクリート釘等の固定具の挿通孔19
を間隔をおいて設けてある。図11は、このブロック敷
板2の使用状態を示しており、バール用溝17からバー
ル4の先端部をブロック1の下に差し込み、バール4で
ブロック1を持ち上げた状態でクサビ用溝18内にクサ
ビ9を差し込み、クサビ9の出入りを調節してブロック
1の高さ調整を行う。なおここでは、ブロック1がU字
溝である場合を示している。
【0019】バール用溝17とクサビ用溝18は、一枚
の敷板に必ずしも二本ずつ設けてある必要はなく、図1
2と図13に示すように、敷板の幅を半分にしてバール
用溝17とクサビ用溝18を一本ずつにしても良い。こ
の場合には、各ブロックの高さ調節を行う箇所に本敷板
をそれぞれ一枚ずつ敷設する。なお、このブロック敷板
2も、ブロックの大きさに合わせて適宜長さに切断して
用いるものである。
【0020】図6には、図5(ハ)に示したブロック敷
板2を用い、歩車道境界ブロックを施工する手順を示し
ている。まず、従来と同じように砕石13を敷き詰め、
転圧機を用いて締め固め作業を行い、平坦な地盤11を
形成する。その上に図6(イ)に示すように、ブロック
敷板2を所定の間隔をおいて設置する。次いで図6
(ロ)に示すように、敷板2同士の間の地盤11上にモ
ルタル14を盛り、ブロック1を2枚の敷板2,2上に
架け渡して載置する。この時、既に設置してある隣のブ
ロック1との間に、3cm程度の隙間Dを空けておく。
次に図6(ハ)に示すように、ブロック1を側方からバ
ール4で持ち上げながら、ブロック1の下にクサビ9を
ブロックの前後左右4箇所に差し込み、4箇所のクサビ
9をバランス良く押し込み、基準となるライン(図示省
略)に合わせてブロック1の高さや傾きを調整し、隣の
ブロック1との通りを合わせる。次にブロック同士の隙
間Dに、表裏面に接着剤15を塗布した目地板12を挿
入し、図6(ニ)に示すように、敷板2の抜き穴10を
通してバール4の先端部をブロック1後端面の下に差し
込み、ブロック1を隣のブロック1に向けて押し込み、
ブロック1同士を目地板12を介して隙間が開かないよ
うに連結する。
【0021】目地板12は図7に示すように、モルタル
を型に入れて予め固化させたもので、厚みが約1cm
で、外形の形状は、ブロック1の端面の形状を相似的に
若干縮小したものとなっている。目地板12の片方の面
には、外周縁部にスポンジやゴム等のクッション性の部
材を用いた隙間吸収部16を設けている。カーブや勾配
のある所では、隣合うブロック1の端面同士が平行には
ならないが、そういった場所でも、図8に示すように隙
間吸収部16が伸縮することにより、隙間ができない。
この工法によれば、液状のモルタルを充填して目地を形
成する通常の工法に比べて、手間と時間を大幅に削減で
きる。モルタル質の目地板12を使えば、見た目は通常
の目地と同じであるし、接着性や止水性といった機能面
においても、通常の目地と同等かそれ以上である。
【0022】本発明のブロック敷板及びブロック施工方
法は、コンクリートブロックを長く連ねて施工するもの
であれば、歩車道境界ブロック以外のものにも適用で
き、例えばU字溝やL型擁壁等の施工にも適用すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明のブロック敷板によ
れば、敷板上に載置したブロックをバールによって簡単
に持ち上げることができ、また、ブロックと敷板の間に
クサビを噛ませることによって、ブロックの高さ等の調
整を簡単且つ正確に行える。
【0024】請求項2記載の発明によれば、より微妙な
ブロックの高さ調整が可能であるとともに、調整後にブ
ロックを長手方向にスライドさせても、クサビがずれな
いから再度調整を行わなくてよい。
【0025】請求項3記載の発明によれば、ブロック敷
板の敷設する枚数を半分にでき、一枚の敷板上で、隣り
合う2本のブロックの高さ調整ができるので、ブロック
の通りを出しやすく、作業能率を向上できる。
【0026】また、請求項4記載の発明によるブロック
敷板は、一定の断面形状の帯板状に形成したものを単に
切断するだけで、様々な種類・大きさのブロックに対応
できる。
【0027】さらに請求項5記載の発明によれば、クサ
ビを用いたブロックの高さ調整を正確且つ簡便に行うこ
とができ、作業性が向上する。
【0028】また請求項6記載の発明によれば、ブロッ
ク敷板を簡単に地盤に固定することができ、固定してあ
れば敷板上でブロックをずらしても敷板が一緒にずれる
ことがなく、ブロックの置き位置を正確に調整でき、し
たがってブロックの通りを出すのが容易になる。
【0029】請求項7に記載のブロック施工方法によれ
ば、基礎コンクリートを打設していない、いくらか軟弱
な地盤上であっても、ブロックを高い精度で能率良く施
工できる。また、ブロックの荷重を敷板で受けるので、
ブロックの沈み込みやモルタルの流出を防止でき、多少
の雨が降っていても施工できる。
【0030】請求項8に記載のブロック施工方法によれ
ば、目地モルタルの充填作業が不要であることから、施
工能率のさらなる大幅アップが望める。目地板の材質が
モルタルであれば、見かけ上は通常の目地と変わらない
し、機能面でも遜色がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック敷板の一実施形態を示す平面
図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】(イ)(ロ) ブロック敷板の使用状態を示す平面図である。
【図4】ブロック敷板の使用状態を示す正面図である。
【図5】(イ)(ロ)(ハ) ブロック敷板の他の実施形態を示す平面図である。
【図6】(イ)(ロ)(ハ)(ニ) 本発明のブロック施工方法の工程を順に示す側面図であ
る。
【図7】目地板の形態を示す斜視図である。
【図8】ブロック同士が目地板を介して連結する部分の
側面図である。
【図9】ブロック敷板の別の実施形態を示す平面図であ
る。
【図10】図9に示すブロック敷板の側面図である。
【図11】図9に示すブロック敷板の使用状態を示す縦
断面図である。
【図12】ブロック敷板のさらに別の実施形態を示す平
面図である。
【図13】図12に示すブロック敷板の側面図である。
【図14】(イ)(ロ) 従来の歩車道境界ブロックの設置状況を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ブロック 2 ブロック敷板 3 側縁 4 バール 5 切り欠き 6 穴 7 バール掛け部 8 掘り込み部 9 クサビ 10 抜き穴 11 地盤 12 目地板 17 バール用溝 18 クサビ用溝 19 固定具挿通孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック(1)の設置に際してブロック
    の下に敷くブロック敷板(2)であって、硬質の板によ
    り形成され、両端部がブロック(1)の側方にはみ出
    し、ブロックの両側縁(3)がかかる位置に、バール
    (4)の先端部を挿入できる切り欠き(5)又は穴
    (6)を有し、その外側にバール掛け部(7)を有する
    ことを特徴とするブロック敷板。
  2. 【請求項2】 上面に掘り込み部(8)を備え、その掘
    り込み部にクサビ(9)を、ブロック(1)の長手方向
    と交差する向きにスライド可能に案内したことを特徴と
    する請求項1記載のブロック敷板。
  3. 【請求項3】 抜き穴(10)を有し、隣り合う2本の
    ブロックにわたって敷設されることを特徴とする請求項
    1又は2記載のブロック敷板。
  4. 【請求項4】 ブロック(1)の設置に際してブロック
    の下に敷くブロック敷板(2)であって、長尺の帯板状
    をなし、ブロックの下にバール(4)の先端部を差し込
    むためのバール用溝(17)を、板の一面に長手方向に
    沿って連続して形成してあることを特徴とするブロック
    敷板。
  5. 【請求項5】 クサビ(9)をスライド可能に案内する
    クサビ用溝(18)を、板の一面に長手方向に沿って連
    続して形成してあることを特徴とする請求項4記載のブ
    ロック敷板。
  6. 【請求項6】 当該ブロック敷板を地盤に固定するため
    の固定具の挿通孔(19)を有することを特徴とする請
    求項1、2、3、4又は5記載のブロック敷板。
  7. 【請求項7】 締め固めた地盤(11)の上に、請求項
    1から請求項6の何れかに記載のブロック敷板(2)を
    間隔をおいて設置し、ブロック敷板に架け渡してブロッ
    ク(1)を載置し、ブロック(1)とブロック敷板
    (2)の間にクサビ(9)を差し込んでブロック(1)
    の高さ等の調整を行うことを特徴とするブロック施工方
    法。
  8. 【請求項8】 ブロック(1)をブロック敷板(2)上
    に載置する際に、隣のブロック(1)との間に通常の目
    地幅より広めの隙間(D)を設けておき、その隙間
    (D)に、予め固化させたモルタル質の目地板(12)
    を、両面に接着剤を塗布して挿入し、ブロック(1)を
    長手方向にスライドさせてブロック同士を目地板(1
    2)を介して連結することを特徴とする請求項7記載の
    ブロック施工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109264568A (zh) * 2018-12-10 2019-01-25 北京铂阳顶荣光伏科技有限公司 预埋吊件、吊具及路块拆卸装置
KR102086287B1 (ko) 2019-06-03 2020-03-06 정영길 경계석의 일체화 시공장치 및 이를 이용한 경계석 시공방법

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