JP2003088698A - 物干し装置 - Google Patents

物干し装置

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JP2003088698A
JP2003088698A JP2001283435A JP2001283435A JP2003088698A JP 2003088698 A JP2003088698 A JP 2003088698A JP 2001283435 A JP2001283435 A JP 2001283435A JP 2001283435 A JP2001283435 A JP 2001283435A JP 2003088698 A JP2003088698 A JP 2003088698A
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JP
Japan
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casing
supports
clothes
weather
shutter
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Pending
Application number
JP2001283435A
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English (en)
Inventor
Junji Tanaka
田中  淳司
Yukio Morimoto
幸夫 森本
Yoshishige Miwa
義重 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天気が良い時は自動的に天日干しさせ、天気
が悪い時は、自動的にケーシング内に収納し、乾燥させ
る物干し装置を提供する。 【解決手段】 気象情報を取り込む入力手段と、ケーシ
ング2と、前記ケーシング2の内部から突出した物干し
竿32と、前記物干し竿32にスライド可能に支持さ
れ、洗濯物を支持する複数の支持体37a〜37dと、
各々の前記支持体37a〜37dを略水平方向に移動さ
せる駆動部45と、シャッタ開閉部10と、制御部とを
備え、前記制御部は天気良好と判断した場合、前記制御
部はシャッタ9を開かせ、前記ケーシング2内の各々の
前記支持体37a〜37dを外部へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物干し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば特開平5−
321534号公報に示されている。この公報による
と、ケーシングの上面に換気扇6を設け、底部には、熱
交換換気扇7を設けている。そして、洗濯物Wをケーシ
ング内に収納し、換気扇6、7の運転により、洗濯物W
を自然乾燥させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、上記装置で
は、ケーシング内に常時、洗濯物Wを収納しており、自
動的に天日による乾燥ができない第1の欠点が有る。そ
こで、本発明者は、天気が良い日は、自動的に天日によ
る乾燥ができる装置を製作した。
【0004】しかし、天候の急変等により、せっかくの
洗濯物が雨に濡れてしまう第2の欠点が有る。そこで本
発明はこの様な従来の欠点を考慮し、天気が良い時は自
動的に天日干しさせ、天気が悪い時は、自動的にケーシ
ング内に収納し、乾燥させる物干し装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、気象情報を取り込む入力手
段と、ケーシングと、前記ケーシングの内部から突出し
た物干し竿と、前記物干し竿にスライド可能に支持さ
れ、洗濯物を支持する複数の支持体と、各々の前記支持
体を略水平方向に移動させる駆動部と、シャッタ開閉部
と、制御部とを備え、前記制御部は天気良好と判断した
場合、前記制御部はシャッタを開かせ、前記ケーシング
内の各々の前記支持体を外部へ移動させる。
【0006】請求項2の本発明では、各々の前記支持体
が外部へ移動された時、前記支持体同士の間隔を所定値
になる様に広げる間隔保持手段を設けた。
【0007】請求項3の本発明では、前記ケーシング内
部に温風発生部を設け、前記制御部は天気が悪いと判断
した場合、前記制御部は、各々の前記支持体を前記ケー
シング内に収納し、温風を発生させる。
【0008】請求項4の本発明では、各々の前記支持体
が前記ケーシング内に収納された時、前記制御部は前記
シャッタを閉じさせる。
【0009】請求項5の本発明では、各々の前記支持体
が前記ケーシング内に収納された時、前記間隔保持手段
は、前記支持体同士の間隔を縮める様に、動作する。
【0010】請求項6の本発明では、前記天気の状態に
より、各々の前記支持体は、前記洗濯物を支持したまま
で、前記ケーシングから出し入れされる。
【0011】請求項7の本発明では、前記制御部は、前
記天気の状態の他に、花粉や光化学スモッグ等の大気状
況も判断する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図10に従っ
て、本発明の実施の形態に係る物干し装置1を説明す
る。図1は上記装置1の全体構成図、図2(a)は上記
装置1を後面から見た斜視図、図2(b)は上記装置1
に用いられるシャッタ開閉部の斜視図である。図3は上
記装置1に於て、シャッタが開いた時の斜視図、図4は
支持体を引出した状態を示す図面、図5は支持体を収納
した状態を示す図面、図6は支持体の正面図である。図
7は図6のA部詳細図、図8は図7のBB断面図であ
る。図9は上記装置1がベランダに設置された例を示す
図面、図10は上記装置1のブロック図である。
【0013】図1に於て、ケーシング2は例えば、前板
3と、上板4と、右側板5と、左側板6と、底板7と、
後板8等から構成されている。前板3は適所に開口部が
形成され、その開口部にシャッタ9が配置される様に、
構成されている。後板8は、メンテ等のために、小ネジ
(図示せず)により、ケーシング2に対し、着脱できる
様に構成されている。この様に、ケーシング2は箱状に
形成されている。
【0014】図1と図2(b)に示したシャッタ開閉部
10に於て、ガイド板11、12は前板3の開口部に各
々配置されている。ガイド板11、12は凹状に形成さ
れている。
【0015】シャッタ9の両端は、各々、ガイド板1
1、12の凹部に挿入されている。ガイド板11、12
の上部には、滑車14、15が固定されている。シャッ
タ開閉モータ16、17は共に、ケーシング2の底板7
に固定されている。
【0016】ロープ18の1端は、シャッタ9の上部に
固定され、ロープ18の他端は、シャッタ開閉モータ1
6に固定されたプーリに巻き付けられている。ロープ1
8の途中は、滑車14に支持されている。
【0017】ロープ19の1端は、シャッタ9の上部に
固定され、ロープ19の他端は、シャッタ開閉モータ1
7に固定されたプーリに巻き付けられている。ロープ1
9の途中は、滑車15に支持されている。
【0018】シャッタ9の下端は、巻き取りドラム20
に巻き取られている。巻き取りドラム20は、シャッタ
9を巻き取る方向に動作する巻き取りバネ(図示せず)
が内蔵されている。シャッタ開閉モータ16が時計回り
に回転し、かつシャッタ開閉モータ17が反時計回りに
回転した時、ロープ18、19は引っ張られ、シャッタ
9の先端は上方に上がり、シャッタ9は閉じられる。
【0019】逆に、シャッタ開閉モータ16が反時計回
りに回転し、かつシャッタ開閉モータ17が時計回りに
回転した時、ロープ18、19は緩み、シャッタ9の下
端は巻き取りドラム20により、巻き取られる。その結
果、シャッタ9の先端は下がり、シャッタ9は開く。上
記部品11、12、13、14、15、16、17、1
8、19、20等により、シャッタ開閉部10は構成さ
れている。
【0020】図2(a)に於て、収納モータ21は底板
7に固定されている。収納ロープ22の1端は、収納モ
ータ21に固定されたプーリに巻き付けられている。収
納ロープ22の途中は、滑車23により支持されてい
る。
【0021】引出しモータ24は底板7に固定されてい
る。引出しロープ25の1端は、引出しモータ24に固
定されたプーリに巻き付けられている。引出しロープ2
5の途中は、滑車26により支持されている。
【0022】温風発生部27は底板7に固定されてい
る。温風発生部27は、送風機28とヒータ29等によ
り構成されている。送風機28は、送風機モータ30
と、ファンと、ファンケーシング等により構成されてい
る。ヒータ29は、ファンケーシングの吐出口に配置さ
れている。
【0023】入力部31は、前板3の下部に配置されて
いる。入力部31は例えば、電源スイッチ等である。
【0024】物干し竿32は例えば、アルミニュウムか
ら成り、押し出し成型等により形成されている。図7に
示す様に、物干し竿32は断面形状が、下方が開放され
た箱状に形成されている。
【0025】物干し竿32は、上部案内部33、34
と、下部案内部35、36が形成された長尺の物であ
る。
【0026】図1に示す様に、物干し竿32の一側は、
ケーシング2の内部に固定され、他側は、外部に突出し
ている。即ち、物干し竿32は、ケーシング2の内部か
ら、外部へ突出している。
【0027】図6ないし図8に示す様に、支持体37a
は、ハンガー38aと、ガイド体39aとにより構成さ
れている。ハンガー38aとガイド体39aは固定され
ている。
【0028】図7に示す様に、ガイド体39aは、略額
縁状に形成され、ガイド体39aの上部は、上部案内部
33、34に案内されている。ガイド体39aの下部は
下部案内部35に案内されている。ガイド体39aの右
側面および左側面は、物干し竿32の内面に案内されて
いる。
【0029】上記構成により、支持体37aは物干し竿
32にスライド可能に支持され、略水平方向に移動可能
に構成されている。
【0030】図4と図5に示す様に、支持体37bは、
ハンガー38bと、ガイド体39bとにより構成され、
物干し竿32にスライド可能に支持されている。
【0031】支持体37cは、ハンガー38cと、ガイ
ド体39cとにより構成され、物干し竿32にスライド
可能に支持されている。支持体37dは、ハンガー38
dとガイド体39dとにより構成され、物干し竿32に
スライド可能に支持されている。
【0032】また、図4と図5に於て、図示していない
が、洗濯物W1、W2、W3、W4は各々、ハンガー3
8a、38b、38c、38dに掛けられている。
【0033】この様に、複数の支持体37a、37b、
37c、37dは各々、物干し竿32にスライド可能に
支持され、かつ、各々、洗濯物W1、W2、W3、W4
を支持する様に、構成されている。
【0034】図7と図8に示す様に、収納ロープ22の
適所は、先頭に位置するガイド体39aのみに固定さ
れ、その途中は滑車40により案内されている。ガイド
体39b、39c、39dは収納ロープ22に固定され
ていない。
【0035】また、引出しロープ25の途中は滑車40
により案内されている。ガイド体39a、39b、39
c、39dは引出しロープ22に固定されていない。引
出しロープ25の所定箇所と、収納ロープ22の所定箇
所は固定されている。
【0036】滑車40の中心に設けられた軸41は物干
し竿32の孔に固定されている。カバー42は物干し竿
32の先端に固定されている。
【0037】図4と図5に示す様に、位置決めロープ4
3aの1端はガイド体39aに固定され、他端はガイド
体39bに固定されている。位置決めロープ43bの1
端はガイド体39bに固定され、他端はガイド体39c
に固定されている。位置決めロープ43cの1端はガイ
ド体39cに固定され、他端はガイド体39dに固定さ
れている。
【0038】また、位置決めロープ43a、43b、4
3cは、伸ばした時に、略同じ長さがなる様に、設けら
れている。これらの位置決めロープ43a、43b、4
3c等により、間隔保持手段44が構成されている。
【0039】各支持体37a、37b、37c、37d
が外部へ移動された時(図4参照)位置決めロープ43
a、43b、43cは完全に伸びた状態となり、間隔保
持手段44は、支持体37a、37b、37c、37d
同士の間隔が所定値になる様に、間隔を広げる。
【0040】また、各支持体37a、37b、37c、
37dがケーシング2内に収納された時には(図5を参
照)、位置決めロープ43a、43b、43cは緩んだ
状態となり、間隔保持手段44は、支持体37a、37
b、37c、37d同士の間隔が縮まる様に、動作す
る。
【0041】更に、収納モータ21が時計回りに回転す
ると、収納ロープ22は、収納モータ21に固定された
プーリにより、巻き取られる。その結果、支持体37a
の近傍に位置する収納ロープ22は左側に移動する(図
8参照)。
【0042】この時、引出しモータ24は通電せず、引
出しモータ24は空回転するものとする。収納ロープ2
2に固定された先頭のガイド体39aは左方向へ移動す
る。
【0043】その結果、図5に示す様に、先頭の支持体
37aは左方向へ移動する。間隔保持手段44により束
縛されている支持体37b、37c、37dも左側へ移
動しついには、ケーシング2内に収納される。
【0044】また、引出しモータ24が反時計回りに回
転すると、引出しロープ25は、引出しモータ24に固
定されたプーリにより、巻き取られる。支持体37aの
近傍に位置する引出しロープ25は左側に移動する(図
8参照)。
【0045】その結果として、引出しロープ25に固定
された収納ロープ22は、右方向へ移動する。
【0046】この時、収納モータ21は通電せず、収納
モータ21は空回転するものとする。収納ロープ22に
固定された先頭のガイド体39aは右方向へ移動する。
【0047】その結果、図4に示す様に、先頭の支持体
37aは右方向へ移動する。間隔保持手段44により束
縛されている支持体37b、37c、37dも右方向へ
移動し、各支持体37a、37b、37c、37dは、
ケーシング2の外部へ移動する。
【0048】この様に、収納モータ21と、収納ロープ
22と、滑車23と、引出しモータ24と、引出しロー
プ25と、滑車26と、滑車40と、軸41等により、
駆動部45が構成されている。上述した様に、駆動部4
5は、各々の支持体37a、37b、37c、37dを
略水平方向に移動させるものである。
【0049】図10に於て、制御部46は例えばCPU
等から成り、各部品を制御する。ROM47は、制御部
46の制御プログラムを記憶し、制御部46に接続され
ている。RAM48は、この物干し装置1を動作するの
に必要なデータを記憶し、制御部46に接続されてい
る。入力部31は制御部46に接続されている。
【0050】入力手段49は例えば、Web通信機能を
有しており、一側は制御部46に接続され、他側はイン
ターネット50に接続されている。
【0051】ウェッブサーバ51は、局地の気象情報を
提供するサーバであり、インターネット50に接続され
ている。ウェッブサーバ51は、気象情報(天気の状
態)の他に、花粉や光化学スモッグ等の大気状況に関す
る情報などを提供するものが望しい。入力手段49は、
ウェッブサーバ51からインターネット50を介して、
気象情報等を取り込む。
【0052】電源部52は、商用電源が入力され、各種
電圧を持つ直流電圧に変換し、各部品24、21、1
6、17、29、30、46等に対し、所定の電圧を供
給するものである。
【0053】引出しモータ24は、モータドライバ53
を介して制御部46に接続され、収納モータ21はモー
タドライバ54を介して制御部46に接続されている。
シャッタ開閉モータ16、17は、モータドライバ55
を介して制御部46に接続されている。ヒータ29はヒ
ータドライバ56を介して制御部46に接続されてい
る。 送風機モータ30は、送風機ドライバ57を介し
て制御部46に接続されている。これらの部品により、
この物干し装置1は構成されている。
【0054】次に、再び、図1ないし図10に従い、こ
の物干し装置1の動作を説明する。最初に、使用者は入
力部31に設けられたスタートキー(図示せず)を押
す。上記操作により、駆動部45が動作し、支持体37
a〜37dを、ケーシング2の外部に移動させる。この
移動の前には、シャッタ9が開き、上記移動が終わると
シャッタ9を閉じる(図1参照)。
【0055】そして、使用者は、各々のハンガー38
a、38b、38c、38dに対して各々の洗濯物W
1、W2、W3、W4(共に図示せず)を掛けておく。
【0056】次に、制御部46は、ウェッブサーバ51
から、インターネット50と、入力手段49を介して、
気象情報と大気情報(花粉や光化学スモッグ等の発生状
況)を入手する。
【0057】そして、制御部46は、現在の気象情報お
よび大気情報を判断し、天日干しに適しているか否かを
判定する。
【0058】仮に、制御部46は、現在、この地方の天
気が悪いと判断した場合、制御部46は、洗濯物W1〜
W4をケーシング2内へ収納する様に、制御する。
【0059】即ち、制御部46はシャッタ開閉モータ1
6、17を通電させ、シャッタ開閉部10を動作させ、
シャッタ9を開かせる(図3参照)。
【0060】次に、制御部46は、駆動部45を構成す
る収納モータ21を動作させる。その結果、収納ロープ
22は左方向へ移動する(図5ないし図8を参照)。
【0061】この時、収納ロープ22に固定された支持
体37aは左方向へ移動する。間隔保持手段44によ
り、支持体37aに束縛される支持体37b、37c、
37dも左方向へ移動する。この様にして、制御部46
は、支持体37a〜37dを、ケーシング2内に収納す
る。
【0062】次に、制御部46は、シャッタ開閉部10
を動作させ、シャッタ9を閉じさせる。この様にして、
ケーシング2は略閉じられた状態となる(但し、適切な
吸気口と排気口は確保される)。
【0063】この時、間隔保持手段44により、支持体
37a〜37d同士の間隔は所定値になる様に、縮られ
る(図5参照)。この様に、各洗濯物W1〜W5を支持
する各支持体37a〜37dは、洗濯物W1〜W5を支
持したままで、ケーシング2内に収納される。
【0064】次に、制御部46は、送風機モータ30を
通電させ、ヒータ29を通電させ、温風発生部27をし
て、温風を発生させる。その結果、支持体37a〜37
dにて支持された各洗濯物W1〜W5は、温風が供給さ
れ、徐々に乾燥する。
【0065】この間、制御部46は、常時、気象情報等
を入手している。仮に、この時、制御部46は、天気が
良好であると判断したとする。制御部46は、シャッタ
開閉部10をして、シャッタ9を開かせる。
【0066】次に制御部46は、駆動部45を構成する
引出しモータ21を動作させる。その結果として、引出
しロープ25は左方向へ移動する(図4と、図6ないし
図8参照)。
【0067】この時、引出しロープ25に固定された収
納ロープ22は右方向へ移動し、収納ロープ22に固定
された支持体37aも右方向へ移動する(図8参照)。
【0068】間隔保持手段44により、支持体37aに
束縛される支持体37b、37c、37dも右方向へ移
動する。この様にして、制御部46は、支持体37a〜
37dを、ケーシング2の外部へ移動させる。
【0069】次に、制御部46は、シャッタ開閉部10
を動作させ、シャッタ9を閉じる。この様にして、ケー
シング2は略閉じられた状態となる(図1参照)。
【0070】この時、間隔保持手段44により、支持体
37a〜37d同士の間隔は所定値になる様に、広げら
れる(図1と図4を参照)。
【0071】この様に、天気の状態により、洗濯物W1
〜W5を支持する各々の支持体37a〜37dは、洗濯
物W1〜W5を支持したままで、ケーシング2から出し
入れされる。
【0072】そして、ケーシング2の外部へ移動された
各支持体37a〜37dに支持された洗濯物W1〜W5
は、天日により乾燥される。以上にて、この物干し装置
1に係る一連の動作説明を終わる。
【0073】図9に於て、この物干し装置1は設置され
る。一般的に、ベランダ60に於てベランダの地面61
に対して、垂直に、側壁62、63等が設けられてい
る。また、地面61と側壁63との間には、手すり64
と枠65が設けられている。
【0074】また、側壁62、63の上方には、天井
(図示せず)が設けられている。物干し装置1を構成す
るケーシング2の後板8は、金具(図示せず)等によ
り、側壁62に固定されている。物干し竿32の先端
は、天井に固定された吊り金具(図示せず)等により固
定されている。この吊り金具により、物干し竿32と、
支持体37a〜37gと、洗濯物等による荷重を受ける
事ができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1の本発明では、気象情報を取り
込む入力手段と、ケーシングと、前記ケーシングの内部
から突出した物干し竿と、前記物干し竿にスライド可能
に支持され、洗濯物を支持する複数の支持体と、各々の
前記支持体を略水平方向に移動させる駆動部と、シャッ
タ開閉部と、制御部とを備え、前記制御部は天気良好と
判断した場合、前記制御部はシャッタを開かせ、前記ケ
ーシング内の各々の前記支持体を外部へ移動させる構成
とする。上記構成により、天気が良い時は、ケーシング
内の各々の支持体を外部へ移動させるので、各支持体に
支持された各洗濯物は、自動的に、天日により乾燥され
る。この天日乾燥により、健康的であり、かつ衛生的に
も良い。
【0076】請求項2の本発明では、各々の前記支持体
が外部へ移動された時、前記支持体同士の間隔を所定値
になる様に広げる間隔保持手段を設けた構成とする。こ
の様に、外部へ移動された時、間隔保持手段により、支
持体同士の間隔は自動的に広げられるので、各支持体に
支持される各洗濯物の間隔は十分に確保される。その結
果、各洗濯物同士が接触する事なく、効率的に天日干し
される。
【0077】請求項3の本発明では、前記ケーシング内
部に温風発生部を設け、前記制御部は天気が悪いと判断
した場合、前記制御部は、各々の前記支持体を前記ケー
シング内に収納し、温風を発生させる構成とする。この
様に、天気が悪いと、各支持体をケーシング内に自動的
に収納するので、使用者は各支持体に支持される洗濯物
を取り込む作業が要らない。また、ケーシング内の温風
により洗濯物は乾燥されるので、天気が悪い時も、洗濯
物は乾燥され続ける。
【0078】請求項4の本発明では、各々の前記支持体
が前記ケーシング内に収納された時前記制御部は前記シ
ャッタを閉じさせる構成とする。上記構成により、ケー
シング内は略閉じられた状態になるので、ケーシング内
の洗濯物が外部からの雨等により、湿る事を防止でき
る。
【0079】請求項5の本発明では、各々の前記支持体
が前記ケーシング内に収納された時前記間隔保持手段は
前記支持体同士の間隔を縮める様に、動作するものとす
る。この様に、支持体がケーシング内に収納された時、
支持体同士は所定の間隔に縮められるので各支持体に支
持される各洗濯物は、所定の間隔が設けられる。その結
果、各洗濯物に温風が供給された場合、各洗濯物は効率
的に乾燥される。
【0080】請求項6の本発明では、前記天気の状態に
より、各々の前記支持体は、前記洗濯物を支持したまま
で、前記ケーシングから出し入れされる構成とする。こ
の様に、各支持体は、洗濯物を支持したまま、ケーシン
グから自動的に出し入れされるので、使用者は洗濯物を
扱う必要がなく、利便性が格段に向上する。
【0081】請求項7の本発明では、前記制御部は、前
記天気の状態の他に、花粉や光化学スモッグ等の大気状
況も判断する構成とする。上記構成により、たとえ天気
が良くても、花粉や光化学スモッグが多い時は、洗濯物
を天日干しする事を防止し、より健康的かつ衛生的な物
干し装置を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物干し装置1の全体
構成図である。
【図2】図2(a)は上記装置1を後面から見た斜視
図、図2(b)は上記装置1に用いられるシャッタ開閉
部10の斜視図である。
【図3】上記装置1に於て、シャッタ9が開かれた時の
斜視図である。
【図4】上記装置1に於て支持体37a〜37dが引出
された状態を示す図面である。
【図5】上記装置1に於て支持体37a〜37dが収納
された状態を示す図面である。
【図6】上記装置1に用いられる支持体37aの正面図
である。
【図7】図6のA部詳細図である。
【図8】図7のBB断面図である。
【図9】上記装置1がベランダ60に設置された例を示
す図面である。
【図10】上記装置1のブロック図である。
【符号の説明】
2 ケーシング 9 シャッタ 10 シャッタ開閉部 32 物干し竿 37a〜37d 支持体 45 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 幸夫 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 三輪 義重 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気象情報を取り込む入力手段と、ケーシ
    ングと、前記ケーシングの内部から突出した物干し竿
    と、前記物干し竿にスライド可能に支持され、洗濯物を
    支持する複数の支持体と、各々の前記支持体を略水平方
    向に移動させる駆動部と、シャッタ開閉部と、制御部と
    を備え、前記制御部は天気良好と判断した場合、前記制
    御部はシャッタを開かせ、前記ケーシング内の各々の前
    記支持体を外部へ移動させる事を特徴とする物干し装
    置。
  2. 【請求項2】 各々の前記支持体が外部へ移動された
    時、前記支持体同士の間隔を所定値になる様に広げる間
    隔保持手段を設けた事を特徴とする請求項1の物干し装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング内部に温風発生部を設
    け、前記制御部は天気が悪いと判断した場合、前記制御
    部は、各々の前記支持体を前記ケーシング内に収納し、
    温風を発生させる事を特徴とする請求項1の物干し装
    置。
  4. 【請求項4】 各々の前記支持体が前記ケーシング内に
    収納された時、前記制御部は前記シャッタを閉じさせる
    事を特徴とする請求項3の物干し装置。
  5. 【請求項5】 各々の前記支持体が前記ケーシング内に
    収納された時、前記間隔保持手段は、前記支持体同士の
    間隔を縮める様に、動作する事を特徴とする請求項3の
    物干し装置。
  6. 【請求項6】 前記天気の状態により、各々の前記支持
    体は、前記洗濯物を支持したままで、前記ケーシングか
    ら出し入れされる事を特徴とする請求項1の物干し装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記天気の状態の他に、
    花粉や光化学スモッグ等の大気状況も判断する事を特徴
    とする請求項1又は請求項3の物干し装置。
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