JP2003088029A - 回転電気機器の電機子のインシュレータ - Google Patents

回転電気機器の電機子のインシュレータ

Info

Publication number
JP2003088029A
JP2003088029A JP2001278151A JP2001278151A JP2003088029A JP 2003088029 A JP2003088029 A JP 2003088029A JP 2001278151 A JP2001278151 A JP 2001278151A JP 2001278151 A JP2001278151 A JP 2001278151A JP 2003088029 A JP2003088029 A JP 2003088029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
slot
armature
magnetic pole
pole teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001278151A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nagai
研二 永井
Hisanobu Azuma
久順 東
Takashi Yamada
尊司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Electronics Co Ltd
Original Assignee
Moric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Moric Co Ltd filed Critical Moric Co Ltd
Priority to JP2001278151A priority Critical patent/JP2003088029A/ja
Publication of JP2003088029A publication Critical patent/JP2003088029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】円滑にコアに装着することができ、コイルの絶
縁性を高めることができる回転電機機器の電機子のイン
シュレータを提供する。 【解決手段】 マグネットに対向して放射状に配設され
た複数の磁極歯からなるコアを有し、隣接する磁極歯間
にスロットが形成され、マグネットとの対向面で隣接す
る磁極歯間にスロット入口が開口し、磁極歯のコイルエ
ンド面及び両側面を覆うインシュレータ27を介して磁
極歯にワイヤを巻回してコイルが形成され、インシュレ
ータ27は、磁極歯に対応して放射状に形成されたコイ
ルエンド部27bと、各コイルエンド部27bの両側に
一体成形したスロット内壁面を覆う差込み部27cとか
らなる回転電気機器の電機子のインシュレータにおい
て、差込み部27cは、コイルエンド側を上辺としたと
き、下辺側にスロット入口側端部の差込み長さが短くな
るように傾斜した切欠き部63を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンのスタータ
モータ等の直流モータや発電機等の回転電気機器の電機
子(アーマチュア)のインシュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン始動用のスタータモータとして
バッテリーから電源供給される直流モータがエンジンに
備わる。このスタータモータは、円筒状ヨークの内面に
円周方向に複数に分割されたマグネットを固着してステ
ータを構成し、このマグネットに対向して配設したコイ
ルによりアーマチュア(ロータ)を構成し、このアーマ
チュアの回転軸をモータの出力軸としたものである。こ
のモータ出力軸に減速ギヤ及びオーバーランニングクラ
ッチ等を介してエンジンのクランク軸が連結され、スタ
ータモータの回転力によりエンジンを始動させる。
【0003】マグネットは通常の磁石を形成するフェラ
イト系の磁性材料を着磁したものが用いられる。コイル
は、アーマチュアのコアを構成する放射状に配設された
複数の略T字状の磁極歯にワイヤ(通常φ0.9mm以
下の細線)を巻回して構成される。この場合、コアはイ
ンシュレータで覆われ、このインシュレータを介してワ
イヤが巻回される。インシュレータは例えば一定厚の絶
縁樹脂材料の成形体からなり、各磁極歯のコイルエンド
部及び側面部を覆って放射状のコアに嵌め込まれる。
【0004】一方、フェライト系マグネットに代えて高
エネルギーのネオジム系マグネットを用いたスタータモ
ータが開発されている。このネオジム系マグネットを用
いることによりマグネット厚を薄くすることができ出力
向上が図られる。このような高エネルギーマグネットを
用いる場合、そのエネルギーに見合う電流を流すために
径が略1mm以上の太線ワイヤを用いてコイルが形成さ
れる。
【0005】図10は従来のインシュレータの上面図で
あり、図11は図10のインシュレータのE−E断面
図、図12は図10の下面図である。
【0006】インシュレータ71はロータ軸を通すため
の挿通孔72が形成された中央のハブ部71aと、コア
を構成する各磁極歯のコイルエンド面を覆うコイルエン
ド部71bと、磁極歯両側面を覆って保護するために各
磁極歯間のスロット内に差し込まれる差込み部71cと
により構成される。隣接するコイルエンド部71b間に
はコアの各スロットに対応したスロット部74が形成さ
れる。差込み部71cはこのスロット部74を覆う。す
なわち、差込み部71cは、図12からわかるように、
各スロット部74を覆って外周側が開いた略V字又はU
字形状の薄い一定板厚(通常0.5mm以下)で放射状
に形成される。このような差込部71cの高さ(差込み
深さ)はコアの長さの略半分に対応した一定高さでその
下辺73が上辺側のコイルエンド部71bと平行に揃え
られる。
【0007】アーマチュアを組立てる場合、このインシ
ュレータ71がコアの上下から装着される。この場合、
コアのスロットに対応した多数の差込み部71cを各ス
ロットに合わせて同時に差込んでインシュレータ71を
コアに嵌め込む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回転電機機器の電機子のインシュレータでは、各差
込み部71cが同一高さに揃えられているため、インシ
ュレータ71をコアに装着する際に全ての差込み部71
cを各スロットに位置合わせして同時にスロット内に挿
入しなければならない。このため、挿入作業が手間取っ
ていた。この場合、薄い板厚の樹脂材の差込み部71c
は変形しやすく、一部の差込み部71cがスロットの縁
に当たって円滑に差込むことができず挿入作業がさらに
やりにくくなっていた。
【0009】また、下辺73はコイルエンド部71bと
平行に形成されるため、下辺73の外周側端部は直角形
状となる。このため、コイルを形成する際ワイヤがスロ
ット入口に沿って移動したときに、この下辺73端部に
ワイヤが引っ掛かって差込み部71cがめくれてワイヤ
が円滑に巻かれない場合があった。特にスロット入口幅
一杯に近い太線ワイヤを用いた場合、ワイヤが差込み部
71cの端部に接触して円滑な巻線動作の支障になるお
それが大きい。
【0010】この場合、差込み部71cの長さ(差込み
深さ)を長くすると、その下辺角部の可撓性が大きくな
って磁極歯の側面から離れやすくなり、ワイヤが引っ掛
かってめくれやすくなる。このため、差込み部71cは
あまり長くできない。したがって、コアが長くなった場
合、上下からインシュレータを嵌め込んだときに、コア
の中間部をカバーすることができず充分な絶縁性を確保
することができなかった。
【0011】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、円滑にコアに装着することができ、コイルの絶縁
性を高めることができる回転電機機器の電機子のインシ
ュレータの提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、マグネットに対向して放射状に配設さ
れた複数の磁極歯からなるコアを有し、隣接する磁極歯
間にスロットが形成され、前記マグネットとの対向面で
隣接する磁極歯間に前記スロット入口が開口し、前記磁
極歯のコイルエンド面及び両側面を覆うインシュレータ
を介して磁極歯にワイヤを巻回してコイルが形成され、
前記インシュレータは、前記磁極歯に対応して放射状に
形成されたコイルエンド部と、各コイルエンド部の両側
に一体成形したスロット内壁面を覆う差込み部とからな
る回転電気機器の電機子のインシュレータにおいて、前
記差込み部は、コイルエンド側を上辺としたとき、下辺
側にスロット入口側端部の差込み長さが短くなるように
傾斜した切欠き部を設けたことを特徴とする回転電気機
器の電機子のインシュレータを提供する。
【0013】この構成によれば、コアの放射状スロット
にインシュレータを差込んで装着する場合、各スロット
に挿入される差込み部の下辺が傾斜しているため、差込
み方向側の端部がスロット内に入りやすくなり、複数の
スロットに対しインシュレータ各差込み部を同時に円滑
に差込むことができ、インシュレータの取付け作業性が
向上する。
【0014】また、スロット入口側の端部の長さが短く
なって傾斜するため、ワイヤ巻き回しのときに、ワイヤ
がインシュレータ端部に引っ掛りにくくなり、差込み部
のめくれが生じない。したがって、差込み部全体として
差込み長さを長くすることができ、絶縁効果が向上す
る。
【0015】好ましい構成例では、前記切欠き部は、下
辺のスロット入口側の角部に形成されたことを特徴とし
ている。
【0016】この構成によれば、インシュレータ装着後
にワイヤをスロット入口からスロット内に供給して磁極
歯周りに巻回する場合に、スロット内に差込まれたイン
シュレータの差込み部のスロット入口側端部が傾斜して
切欠かれているため、ワイヤが差込み部の端部に引っ掛
りにくくなり、ワイヤが差込み部の下辺をスムースに通
過して差込み部がめくり上がることがなくなり、円滑な
コイル巻線作業ができる。これにより、前述のように、
差込み部全体として差込み長さを長くすることができ、
絶縁効果が向上する。
【0017】好ましい構成例では、前記切欠き部は、下
辺のほぼ全体に渡って形成されたことを特徴としてい
る。
【0018】この構成によれば、インシュレータの差込
み部の下辺が全体に渡って傾斜しているため、差込み側
の端部が鋭角となって、差込み部がスロット内に入りや
すくなり、コアへのインシュレータの挿入が容易にでき
取付け作業性が向上する。
【0019】さらに好ましい構成例では、全体が傾斜し
た下辺のスロット入口側の角部にさらに切欠きを形成し
たことを特徴としている。
【0020】この構成によれば、下辺全体が傾斜して切
欠かれることにより挿入性が向上してインシュレータが
差込みやすくなるとともに、下辺の角部がさらに大きな
角度で切欠かれるため、挿入後のワイヤ巻き回しの際に
差込み部のめくり上がりが防止され円滑なコイル巻回作
業ができる。
【0021】さらに好ましい構成例では、前記回転電気
機器はエンジンのスタータモータであり、前記ワイヤの
径が約1mm以上であることを特徴としている。
【0022】この構成によれば、自動二輪車等のエンジ
ンのスタータモータにおいて、電機子に磁界を付与する
マグネットとしてネオジウム系等の高エネルギーマグネ
ットを用いた場合、コイルのワイヤ径が太くなり、1m
m以上の太線が用いられる。このような太線ワイヤをス
ロット入口から供給して磁極歯周りに巻き回す場合、太
線ワイヤによりインシュレータの差込み部がめくり上が
りやすくなる。したがって、このような太線ワイヤを用
いた場合に本発明の巻線時のインシュレータめくり上が
り防止の効果が顕著になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る自動二輪
車のスタータとして用いる直流モータの全体構成図、図
2はそのA−A部の断面図、図3はB−B部の断面図で
ある。
【0024】このスタータモータ1は、円筒状のヨーク
2とその内面に接合された4枚の円弧状断面のマグネッ
ト3からなるステータ4と、このステータ4内に装着さ
れたアーマチュア(ロータ)5とにより構成される。ア
ーマチュア5は、マグネット3に対面してロータ軸6に
装着されたコア7と、このコア7に隣接してロータ軸端
部に装着された整流子(コンミテータ)8とにより構成
される。コア7は、図2に示すように、複数の放射状の
磁極歯7aからなり、各磁極歯7aにコイル(不図示)
が巻回される。コア7は、図2に示す放射状の形状の薄
い鉄板材を多数枚積層して形成される。隣接する磁極歯
間にスロット41が形成される。この例は14スロット
のモータである。
【0025】鉄板材の積層体であるコア7の各磁極歯7
aは、その磁極面(マグネット3に対向する面)40の
側縁が、図1に示すように、ロータ軸6と平行である。
隣接する磁極歯7aの磁極面40間にスロット入口42
が開口する。
【0026】整流子8は、磁極歯7aに対応した枚数の
接触片8aからなり、4個のブラシ22,23(図3)
が整流子8の外周側から接触する。各ブラシは、コイル
バネ10により整流子8の接触片8a側に押圧される。
【0027】円筒状ヨーク2の両側には、図の左側を覆
う前側カバー11(図1)および図の右側を覆う後側カ
バー12が装着され、ヨーク2とともに全体でモータケ
ース13を形成する。すなわち、モータケース13は、
ロータ(アーマチュア5)とこれに対向するステータ
(ヨーク2及びマグネット3)に対応した部分のケース
本体(ヨーク2)と、その前後両側を覆う前側カバー1
1及び後側カバー12とにより構成される。後側カバー
12にブラケット50が設けられ、このブラケット50
を介してスタータモータ1が車体フレーム(不図示)に
固定される。
【0028】ロータ軸6は、前側カバー11および後側
カバー12にそれぞれベアリング14を介して回転可能
に保持される。後側カバー12には、車載バッテリ(不
図示)から正極側の電源を供給する正側ターミナル15
が設けられる。正側ターミナル15は、正極側のブラシ
22(図3)に接続される。負極側(アース側)のブラ
シ23(図3)はケーブル(または負側ターミナル及び
ブラケット50)を介してアース(バッテリ負極)に接
続される。
【0029】前側カバー11には、エンジン側からモー
タケース13内へのオイルの進入を防止するためのオイ
ルシール17およびエンジン取付け部をシールするため
のO−リング18が装着される。ロータ軸6のエンジン
側端部には、不図示のフライホイルのギヤに噛合ってク
ランク軸を回転駆動するためのギヤ19が備わる。
【0030】ロータ軸6端部の整流子8を覆う後側カバ
ー12内に、円板状のブラシホルダ21が固定される。
このブラシホルダ21上の90°の放射状角度の4ヵ所
の位置に、それぞれ180°対向して2つの正極ブラシ
22および2つの負極(接地)ブラシ23が固定され
る。各ブラシ22,23はコイルバネ10により内側の
整流子8側に付勢される。正極ブラシ22は正側ターミ
ナル15に接続され、負極ブラシ23は負極(接地)タ
ーミナル24に接続される。本発明においては、コア7
の各磁極歯7aは後述のインシュレータで覆われる。
【0031】図4は本発明に係るインシュレータの上面
図であり、図5は図4のインシュレータのD−D断面
図、図6は図4の下面図である。本発明に係るインシュ
レータ27はロータ軸の挿通孔61が形成された中央の
ハブ部27aと、各磁極歯のコイルエンド面を覆うコイ
ルエンド部27bと、磁極歯両側面を覆いスロット41
(図2参照)内に差し込まれる差込み部27cとにより
構成される。
【0032】差込み部27cは、図6に示すように各ス
ロット部64を覆って外周側が開いた略V字又はU字形
状の薄い一定板厚(通常0.5mm以下)で放射状に形
成される。また、差込み部27cは図5に示すように、
差込み側である下辺のスロット入口側の角部に切欠き6
3を有する。このため、コイルを形成する際ワイヤがス
ロット入口に沿って移動するときに、この下辺の外側端
部にワイヤが引っ掛かりにくくなる。したがって差込み
部27cがめくれるおそれがなくなり、ワイヤを円滑に
巻回することができる。
【0033】また、差込み部27cのめくれが防止され
るため、差込み部27cの差込方向長さを長くすること
ができるのでコイルの絶縁効果を向上させることができ
る。
【0034】図7は本発明に係るインシュレータをコア
の上下両方向から被せたときの側面図である。インシュ
レータ27は図に示すように、コア7の上下のコイルエ
ンド32の両側からそれぞれ差込み部27cをスロット
41(図2)内に差込むことにより嵌め込まれる。この
状態でワイヤ(不図示)がインシュレータ27の外側か
ら磁極歯7a周りに巻回される。
【0035】図8は本発明に係るインシュレータの別の
例を示す概略図である。図示したように、差込み部27
cの差込み側である下辺が上辺に対し内側から外側に向
けて差込み深さが短くなるように下辺全体が傾斜して形
成される。すなわち下辺全体に切欠き65が形成され
る。これにより、インシュレータをコアに差込む時、各
差込部27cの鋭角の根元部が先にスロットの奥部に位
置決めされ傾斜に沿って挿入されるため挿入動作が円滑
に行われ、取付作業性が向上する。
【0036】図9は本発明に係るさらに別の例を示す概
略図である。図8と同様に、差込み部27cの差込み側
である下辺が上辺に対し内側から外側に向けて差込み深
さが短くなるように傾斜して形成され(切欠き65)、
さらにその下辺の外側端部の傾斜角度が内側の傾斜角度
に比べて急になるような切欠き63を設ける。これによ
り、図8のインシュレータの例による容易な挿入効果に
加え、コイルを形成する際ワイヤがスロット入口に沿っ
て移動するときに、この下辺の外側端部にワイヤが引っ
掛かりにくくすることができる。したがって差込み部2
7cがめくれるおそれがなくなり、ワイヤを円滑に巻回
することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、コア
の放射状スロットにインシュレータを差込んで装着する
場合、各スロットに挿入される差込み部の下辺が傾斜し
ているため、差込み方向側の端部がスロット内に入りや
すくなり、複数のスロットに対しインシュレータ各差込
み部を同時に円滑に差込むことができ、インシュレータ
の取付け作業性が向上する。
【0038】また、スロット入口側の端部の長さが短く
なって傾斜するため、ワイヤ巻き回しのときに、ワイヤ
がインシュレータ端部に引っ掛りにくくなり、差込み部
のめくれが生じない。したがって、差込み部全体として
差込み長さを長くすることができ、絶縁効果が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動二輪車のスタータとして用
いる直流モータの全体構成図。
【図2】 図1のA−A部の断面図。
【図3】 図1のB−B部の断面図。
【図4】 本発明に係るインシュレータの上面図。
【図5】 図4のインシュレータのD−D断面図。
【図6】 図4の下面図。
【図7】 本発明に係るインシュレータをコアの上下両
方向から被せたときの側面図。
【図8】 本発明に係るインシュレータの別の例を示す
概略図。
【図9】 本発明に係るインシュレータのさらに別の例
を示す概略図
【図10】 従来のインシュレータの上面図。
【図11】 図10のインシュレータのE−E断面図。
【図12】 図10の下面図。
【符号の説明】
1:スタータモータ、2:ヨーク、3:マグネット、
4:ステータ、5:アーマチュア、6:ロータ軸、7:
コア、7a:磁極歯、8:整流子、8a:接触片、1
0:コイルバネ、11:前側カバー、12:後側カバ
ー、13:モータケース、14:ベアリング、15:正
側ターミナル、17:オイルシール、18:O−リン
グ、19:ギヤ、21:ブラシホルダ、22:ブラシ、
23:ブラシ、24:負極ターミナル、27:インシュ
レータ、27a:ハブ部、27b:コイルエンド部、2
7c:差込み部、32:コイルエンド、40:磁極面、
41:スロット、42:スロット入口、50:ブラケッ
ト、61:挿通孔、63:切欠き、64:スロット部、
65:切欠き、71:インシュレータ、71a:ハブ
部、71b:コイルエンド部、71c:差込み部、7
2:挿通孔、73:下辺、74:スロット部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 尊司 静岡県周智郡森町森1450番地の6 株式会 社モリック内 Fターム(参考) 5H604 AA05 BB01 BB03 BB07 BB08 BB14 CC02 CC05 CC16 DB01 PB04 QA03 QB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネットに対向して放射状に配設された
    複数の磁極歯からなるコアを有し、隣接する磁極歯間に
    スロットが形成され、前記マグネットとの対向面で隣接
    する磁極歯間に前記スロット入口が開口し、前記磁極歯
    のコイルエンド面及び両側面を覆うインシュレータを介
    して磁極歯にワイヤを巻回してコイルが形成され、前記
    インシュレータは、前記磁極歯に対応して放射状に形成
    されたコイルエンド部と、各コイルエンド部の両側に一
    体成形したスロット内壁面を覆う差込み部とからなる回
    転電気機器の電機子のインシュレータにおいて、 前記差込み部は、コイルエンド側を上辺としたとき、下
    辺側にスロット入口側端部の差込み長さが短くなるよう
    に傾斜した切欠き部を設けたことを特徴とする回転電気
    機器の電機子のインシュレータ。
  2. 【請求項2】前記切欠き部は、下辺のスロット入口側の
    角部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回
    転電気機器の電機子のインシュレータ。
  3. 【請求項3】前記切欠き部は、下辺のほぼ全体に渡って
    形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電気
    機器の電機子のインシュレータ。
  4. 【請求項4】全体が傾斜した下辺のスロット入口側の角
    部にさらに切欠きを形成したことを特徴とする請求項3
    に記載の回転電気機器の電機子のインシュレータ。
  5. 【請求項5】前記回転電気機器はエンジンのスタータモ
    ータであり、前記ワイヤの径は約1mm以上であること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の回転電
    気機器の電機子のインシュレータ。
JP2001278151A 2001-09-13 2001-09-13 回転電気機器の電機子のインシュレータ Pending JP2003088029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001278151A JP2003088029A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 回転電気機器の電機子のインシュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001278151A JP2003088029A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 回転電気機器の電機子のインシュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003088029A true JP2003088029A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19102562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001278151A Pending JP2003088029A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 回転電気機器の電機子のインシュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003088029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111431314A (zh) * 2019-01-10 2020-07-17 东京零件工业股份有限公司 马达

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147952A (en) * 1979-05-04 1980-11-18 Mitsubishi Electric Corp Connecting method of armature coil

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147952A (en) * 1979-05-04 1980-11-18 Mitsubishi Electric Corp Connecting method of armature coil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111431314A (zh) * 2019-01-10 2020-07-17 东京零件工业股份有限公司 马达
CN111431314B (zh) * 2019-01-10 2022-07-08 东京零件工业股份有限公司 马达

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0740397B1 (en) Stator structure for rotary electric machine
JP3460938B2 (ja) ブラシレスdcモータ構造
EP1003268A1 (en) Rotary electrical equipment
JP2003088026A (ja) 回転電気機器の電機子のインシュレータ
JP3913933B2 (ja) 回転電機の回転子、その磁性体の着磁方法
JP2012501159A (ja) 電気機械
JP2010016958A (ja) 回転電機
JP2003088027A (ja) 回転電気機器の電機子
JP3767136B2 (ja) 回転電機の回転子及びその製造方法
JP2003088025A (ja) 回転電気機器の電機子のインシュレータ
KR102145758B1 (ko) 전식 방지 구조를 갖는 비엘디씨 모터
JP2004336886A (ja) 回転電機
US6509662B2 (en) DC motor
JP2001218398A (ja) 永久磁石型モータの回転子
JP2003088028A (ja) 回転電気機器の電機子のインシュレータ
US6679213B2 (en) Starter arrangement and method for an engine
JP2003088029A (ja) 回転電気機器の電機子のインシュレータ
EP1292003A1 (en) Insulator for armature of dynamo-electric machine
JP4440419B2 (ja) 電動機の積層コアと巻線構造
JP3819989B2 (ja) 電磁モータの巻線絶縁構造
JP2001346369A (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機
JP2865094B2 (ja) 交流発電機
JP2003111315A (ja) 回転電気機器の電機子
JPH1189123A (ja) 補助磁気回路を設けたモータ
JP3980869B2 (ja) スタータモータ

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060405

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823