JP2003088025A - 回転電気機器の電機子のインシュレータ - Google Patents
回転電気機器の電機子のインシュレータInfo
- Publication number
- JP2003088025A JP2003088025A JP2001271367A JP2001271367A JP2003088025A JP 2003088025 A JP2003088025 A JP 2003088025A JP 2001271367 A JP2001271367 A JP 2001271367A JP 2001271367 A JP2001271367 A JP 2001271367A JP 2003088025 A JP2003088025 A JP 2003088025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- wire
- pole teeth
- insulator
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 title claims abstract description 49
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 102100032768 Complement receptor type 2 Human genes 0.000 description 1
- 101000941929 Homo sapiens Complement receptor type 2 Proteins 0.000 description 1
- 101000777301 Homo sapiens Uteroglobin Proteins 0.000 description 1
- 229910052779 Neodymium Inorganic materials 0.000 description 1
- 102100024616 Platelet endothelial cell adhesion molecule Human genes 0.000 description 1
- 102100031083 Uteroglobin Human genes 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical compound [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/50—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
- H02K3/51—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto applicable to rotors only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
合にワイヤを円滑に磁極歯に巻回することができ、且つ
安定して磁極歯周りに保持できる回転電気機器の電機子
のインシュレータを提供する。 【解決手段】 放射状に設けられた磁極歯7aにコイル
が形成され、磁極歯7aに対向してマグネットが設けら
れ、隣接する磁極歯間にスロット41が形成され、この
スロット入口42がマグネットとの対向面側の磁極歯間
に開口する回転電気機器の電機子のインシュレータにお
いて、マグネットとの対向面の磁極歯のコイルエンド部
に、コイル形成時にワイヤ9をコイルエンド部からスロ
ット入口42にガイドする突出壁60を設けた。
Description
モータ等の直流モータや発電機等の回転電気機器の電機
子(アーマチュア)のインシュレータに関する。
バッテリーから電源供給される直流モータがエンジンに
備わる。このスタータモータは、円筒状ヨークの内面に
円周方向に複数に分割されたマグネットを固着してステ
ータを構成し、このマグネットに対向して配設したコイ
ルによりアーマチュア(ロータ)を構成し、このアーマ
チュアの回転軸をモータの出力軸としたものである。こ
のモータ出力軸に減速ギヤ及びオーバーランニングクラ
ッチ等を介してエンジンのクランク軸が連結され、スタ
ータモータの回転力によりエンジンを始動させる。
イト系の磁性材料を着磁したものが用いられる。コイル
は、アーマチュアのコアを構成する放射状に配設された
複数の略T字状(又は両側がわずかに突出した形状)の
磁極歯にワイヤ(通常φ0.9mm以下の細線)を巻回
して構成される。この場合、コアはインシュレータで覆
われ、このインシュレータを介してワイヤが巻回され
る。インシュレータは例えば一定厚の絶縁樹脂材料の成
形体からなり、各磁極歯のコイルエンド部及び側面部を
覆って放射状のコアに嵌め込まれる。
エネルギーのネオジム系マグネットを用いたスタータモ
ータが開発されている。このネオジム系マグネットを用
いることによりマグネット厚を薄くすることができ出力
向上が図られる。このような高エネルギーマグネットを
用いる場合、そのエネルギーに見合う電流を流すために
径が略1mm以上の太線ワイヤを用いてコイルが形成さ
れる。
射状コアに対し効率よく巻回してコイルを形成するため
に、コアの外周にスロット数に対応した複数のノズルを
有するノズルリングからなる巻線装置を開発している。
この新規な巻線装置によれば、ノズルリングの各ノズル
をコアのスロットの外側でループ動作させることによ
り、太線ワイヤの曲がり半径が大きいため、ワイヤがノ
ズル先端からスロット内に導入される。スロット内に導
入されたワイヤはインシュレータで覆われた各磁極歯周
りに巻回される。
コアに対し、本発明者等が新規開発したノズルリングを
用いて巻線を施す状態の説明図である。
コア71を形成する所定の数(図では3つ)の放射状磁
極歯71aごとに太線ワイヤ72を巻回する。コア71
には各磁極歯71aを覆うインシュレータ77が嵌め込
まれる。このインシュレータ77は絶縁材からなり、ワ
イヤと磁極歯71aが接触してショートを起こすことを
防ぐ。
に、一定厚で磁極歯71aのコイルエンド面78及び両
側のスロット76に対面する両側面79を上下から覆い
(図は上側のみ示す)、断面が略コ字形となる。
ノズルリング73のノズル74から供給され、スロット
入口75を通してスロット76内に挿入される。この
後、ノズルリング73又はコア71を回転及び軸方向に
移動させることによってノズル74を磁極歯71aに対
し相対的にループ動作させてコイルが形成される。
動させてワイヤ72をスロット入口75に挿入する時、
すなわち(A)のC−C断面図である(C)のようにノ
ズル74を矢印a方向に移動させたときに(B)に示す
ようにワイヤ72が磁極歯71aの角部又はインシュレ
ータ77の角付近に当接する。
用いて巻線を行うと、一旦ワイヤ72が磁極歯71a
(インシュレータ77)の角部に当たってからスロット
76内に入るため、円滑な巻線動作ができず、コイルが
乱れるおそれが大きかった。また、磁極歯角部を覆うイ
ンシュレータ77の尖った角部への衝突によりワイヤ7
2の被覆が剥がれるおそれがあった。また、太線ワイヤ
の場合、その弾性が大きいため、磁極歯周りに巻回した
ワイヤが弾性によりスロット入口から抜け出るおそれが
大きかった。
って、特に太線ワイヤを用いてコイルを形成する場合に
ワイヤを円滑に磁極歯に巻回することができ、且つ安定
して磁極歯周りに保持できる回転電気機器の電機子のイ
ンシュレータの提供を目的とする。
め、本発明では、放射状に設けられた磁極歯にコイルが
形成され、この磁極歯に対向してマグネットが設けら
れ、隣接する磁極歯間にスロットが形成され、このスロ
ット入口が前記マグネットとの対向面側の磁極歯間に開
口する回転電気機器の電機子のインシュレータにおい
て、前記マグネットとの対向面の前記磁極歯のコイルエ
ンド部に、コイル形成時にワイヤをコイルエンド部から
前記スロット入口にガイドする突出壁を有することを特
徴とする回転電気機器の電機子のインシュレータ。
で巻き回して磁極歯上にコイルを形成する場合に、コイ
ルエンド部のワイヤが磁極歯間のスロット入口にガイド
されて円滑なワイヤ巻回動作が得られる。また、この突
出壁により、磁極歯上に巻回されたワイヤがスロット外
に抜け出ることを防止する。
対向面を前面としたとき、前記突出壁の前面の輪郭は、
中央部から両側に向って凸曲線状又は直線状に傾斜して
いることを特徴としている。
状に湾曲した形状であるため、ワイヤの巻回動作で突出
壁の上側に当接したワイヤは円滑にその側縁でガイドさ
れて磁極歯側面のスロット入口に導入される。
背面のコイルエンド部は、後方に向って下がるように傾
斜していることを特徴としている。
上に巻回されたワイヤは、その巻線張力により後方に向
って下がるコイルエンド部に沿って後方に移動し、前方
への抜け出し防止作用が高まり、磁極歯のスロット奥側
に安定して保持される。
機器はエンジンのスタータモータであり、前記ワイヤの
径は約1mm以上であることを特徴としている。
ンのスタータモータにおいて、電機子に磁界を付与する
マグネットとしてネオジム系等の高エネルギーマグネッ
トを用いた場合、コイルのワイヤ径が太くなり、1mm
以上の太線が用いられる。このような太線ワイヤを用い
た場合に、スロット外部でループ動作するノズルの先端
から引き出されるワイヤを、突出壁によりコイルエンド
部からスロット入口へ円滑に移動させるという効果が特
に有効になる。
の形態について説明する。図1は本発明に係る自動二輪
車のスタータとして用いる直流モータの全体構成図、図
2はそのA−A部の断面図、図3はB−B部の断面図で
ある。
2とその内面に接合された4枚の円弧状断面のマグネッ
ト3からなるステータ4と、このステータ4内に装着さ
れたアーマチュア(ロータ)5とにより構成される。ア
ーマチュア5は、マグネット3に対面してロータ軸6に
装着されたコア7と、このコア7に隣接してロータ軸端
部に装着された整流子(コンミテータ)8とにより構成
される。コア7は、図2に示すように、複数の放射状の
磁極歯7aからなり、各磁極歯7aにコイル(不図示)
が巻回される。コア7は、図2に示す放射状の形状の薄
い鉄板材を多数枚積層して形成される。隣接する磁極歯
間にスロット41が形成される。この例は14スロット
のモータである。
aは、その磁極面(マグネット3に対向する面)40の
側縁が、図1に示すように、ロータ軸6と平行である。
隣接する磁極歯7aの磁極面40間にスロット入口42
が開口する。
接触片8aからなり、4個のブラシ22,23(図3)
が整流子8の外周側から接触する。各ブラシは、コイル
バネ10により整流子8の接触片8a側に押圧される。
う前側カバー11(図1)および図の右側を覆う後側カ
バー12が装着され、ヨーク2とともに全体でモータケ
ース13を形成する。すなわち、モータケース13は、
ロータ(アーマチュア5)とこれに対向するステータ
(ヨーク2及びマグネット3)に対応した部分のケース
本体(ヨーク2)と、その前後両側を覆う前側カバー1
1及び後側カバー12とにより構成される。後側カバー
12にブラケット50が設けられ、このブラケット50
を介してスタータモータ1が車体フレーム(不図示)に
固定される。
カバー12にそれぞれベアリング14を介して回転可能
に保持される。後側カバー12には、車載バッテリ(不
図示)から正極側の電源を供給する正側ターミナル15
が設けられる。正側ターミナル15は、正極側のブラシ
22(図3)に接続される。負極側(アース側)のブラ
シ23(図3)はケーブル(または負側ターミナル及び
ブラケット50)を介してアース(バッテリ負極)に接
続される。
タケース13内へのオイルの進入を防止するためのオイ
ルシール17およびエンジン取付け部をシールするため
のO−リング18が装着される。ロータ軸6のエンジン
側端部には、不図示のフライホイルのギヤに噛合ってク
ランク軸を回転駆動するためのギヤ19が備わる。
ー12内に、円板状のブラシホルダ21が固定される。
このブラシホルダ21上の90°の放射状角度の4ヵ所
の位置に、それぞれ180°対向して2つの正極ブラシ
22および2つの負極(接地)ブラシ23が固定され
る。各ブラシ22,23はコイルバネ10により内側の
整流子8側に付勢される。正極ブラシ22は正側ターミ
ナル15に接続され、負極ブラシ23は負極(接地)タ
ーミナル24に接続される。本発明においては、コア7
の各磁極歯7aは後述のインシュレータで覆われる。
図である。コイルを形成する場合、所定の数(図では4
つ)の磁極歯7aごとにワイヤ9を2回巻き回して2タ
ーンのコイルを形成する。この4つの磁極歯ごとの1巻
のコイルは順次1つずつ磁極歯をずらせて連続して形成
される。このとき各1巻のコイルのワイヤ9の始端部は
4つの磁極歯のうち中央2つの一方の磁極歯の接触片8
aに固定され、終端部はその隣の接触片8aに固定され
る。この終端の接触片8aが次のコイル(点線)の始端
となる。このようにワイヤ9は巻回する所定の数の磁極
歯7aの中央に位置する磁極歯7aに対応する接触片8
aに固定されるため、巻始めと巻き終わりの2つの接触
片8aからワイヤ9が斜めに引出されて巻回された形状
となる。このワイヤ9の巻回動作を繰り返し(又は同時
に巻回して)全ての接触片8aから順次コイルを4つの
磁極歯7aごとに形成する。
合、ワイヤが引出されるノズルをスロットの外側で図示
したように2回のループ動作させてコイルをスロット内
に導入し、磁極歯周りにコイルを形成する。本発明では
コア7の放射状の磁極歯7aの各々に対応して同じ数だ
けコアの外周側にノズルを設け、全磁極歯7aに対しコ
アの外周側から同時に磁極歯と同数のコイルを形成す
る。
発明に係る巻線装置にロータをセットしたときの概略図
である。コア7を形成する放射状磁極歯7a間にスロッ
ト41が形成される。このコア7の外周にノズルリング
25が装着される。このノズルリング25には、コア7
のスロット41(図では12スロット)の数に対応し
て、同数のノズル20が備わる。各ノズル20はノズル
リング25を放射状に貫通する。各ノズル20のワイヤ
出口となる内周側端部は、ワイヤ絶縁膜を保護するため
その縁に面取り又は丸み加工が施される。このノズル2
0からワイヤ(不図示)が供給され、スロット入口42
を通してスロット41内に挿入される。この後、ノズル
リング25又はコア7を回転及び軸方向に移動させるこ
とによって各ノズル20を磁極歯7aに対し相対的にル
ープ動作させワイヤを磁極歯7a周りに巻回してコイル
を形成する。
体的に示す詳細図であり、図7はその側面図である。図
示したように、この例では、ノズルリング25には、コ
ア7の21のスロット41それぞれに対応して21のノ
ズル20が備わる。ノズルリング25を放射状に貫通す
る各ノズル20はその外周側の孔径が大きく形成され、
ガイド孔26を構成する。このガイド孔26はワイヤを
挿入するときのガイドとなる孔であり挿入しやすくする
ために太径としている。このガイド孔26に1巻のコイ
ルに対応した所定長さのワイヤ9が挿通し、それぞれ対
応するスロット41に挿入される。コア7には各磁極歯
を覆うインシュレータ27が嵌め込まれる。
グの外側部分を示す概略図であり、図9は図8の側面図
である。ノズルリング25には回動可能なターンテーブ
ル28上に設けられる。各ノズル20の外側のターンテ
ーブル28上にパイプ30が設けられる。パイプ30の
外側端部に上側が切欠かれた切欠き30aが形成され
る。各切欠き30aに軸29a廻りに回転可能なストッ
パ29が装着される。ストッパ29はパイプ30内に挿
入したワイヤ(不図示)が抜け出さないようにするため
のものである。ノズルリング25の中央にアーマチュア
5がセットされる。ワイヤ(不図示)はパイプ30内を
通り、ノズルリング25のノズル20内からアーマチュ
ア5のコア7のスロット内に供給される。ターンテーブ
ル28の上部及び下部には後述のワイヤ巻回のためのブ
レード駆動用のシリンダー31が備わる。
子の巻線方法に係るノズルの軌跡を示す概略展開図であ
り、図11はそのコア周りのノズル軌跡の斜視図であ
る。
てワイヤの巻回動作を行う時、ノズルの動きはA→B→
C→D→E→F→Aのループ動作となる。すなわち、A
からノズルはスロット入口42aに沿ってコイルエンド
32aを越える位置(B)まで移動し、コイルエンド3
2aの位置まで戻りながら円周方向に移動して他方のス
ロット入口42bを越える位置(C)まで移動する。こ
の後コイルエンド32aに沿って他方のスロット入口4
2bまで戻り(D)、スロット入口42bに沿って他方
のコイルエンド32bを越える位置(E)まで移動す
る。次にコイルエンド32bの位置まで戻りながら円周
方向に移動してスロット入口42aを越える位置(F)
に移動してコイルエンド32bに沿って再びAの位置に
戻る。この動作を繰り返してワイヤを磁極歯7aに巻回
してコイルを形成する。
外側のノズルリング25(図5、図6)を用いてスロッ
ト41の外側でノズル20を相対移動させて行う。ノズ
ル20から供給される太線ワイヤはノズル出口で曲がり
ながら引出されスロット入口41を挿通してスロット4
1内に入り磁極歯7a周りに巻かれる。
子のインシュレータを用いた巻線方法を示す概略図であ
る。図示したように、コイルを形成する場合、コア7を
形成する所定の数(図では3つ)の放射状磁極歯7aご
とにワイヤ9を巻回する。ワイヤ9はコア7の外周に装
着されたノズルリング25のノズル20から供給され、
スロット入口42を通してスロット41内に挿入され
る。この後、ノズルリング25又はコア7を回転及び軸
方向に移動させることによってノズル20を磁極歯7a
に対し相対的にループ動作させてコイルが形成される。
ンシュレータ27が嵌め込まれる。このインシュレータ
27はノズルリング25との対向面を前面としたとき、
前面には(B)に示すように、半円状の突出壁60が設
けられる。このためノズルリング25を移動させてワイ
ヤ9をスロット入口42に挿入する時、すなわち(A)
のC−C断面図である(C)のようにノズル20を矢印
b方向に移動させるときにワイヤ9がインシュレータ2
7当接しても円滑にその側縁でガイドされて磁極歯7a
側面のスロット入口42に導入される。またこの突出壁
60があるため、磁極歯7a上に巻回されたワイヤ9が
スロット41外に抜け出ることを防止する。
面図であり、図14は図13のインシュレータのD−D
断面図、図15は図13の下面図である。また、図16
はインシュレータをコアの上下両方向から被せたときの
側面図である。
1が形成された中央のハブ部27aと、各磁極歯のコイ
ルエンド面64(図12(B)参照)を覆うコイルエン
ド部27bと、磁極歯両側面65を覆いスロット41内
に差し込まれる差込み部27cとにより構成される。
レータ27を上面から見ると、インシュレータ27はコ
イルエンド部27bの外周側端部に突出壁60を上方に
突き出して有する。図14に示すようにインシュレータ
27は中央のハブ部27aにロータ軸を通すための挿通
孔61を有し、外周には前述の突出壁60を有し、下側
は磁極歯7aの両側面を保護(図15)するためにスロ
ット内に挿入される差込み部27cを有する。このイン
シュレータ27は図16に示すように、コア7の上下の
コイルエンド32a、32bの両側から取り付ける。
である。(A)(B)(C)はそれぞれ本発明に係るイ
ンシュレータ27に設ける突出壁60の形状を示す。
(A)は台形形状、(B)は三角形形状、(C)は楕円
又は長円の円弧形状を示す。いずれの形状でもワイヤは
その側縁でガイドされる。
の例を示す断面図である。図示したように、インシュレ
ータ27のコイルエンド部27bの外周端部に備わる突
出壁60の背面に内側に向けて下がるように傾斜するテ
ーパ面63を形成する。これにより磁極歯の外側から供
給される太線ワイヤがテーパ面を滑って中央側に移動す
るため、ワイヤが順次スロット奥側に円滑に送り込まれ
緊密で整列したコイルエンドが形成される。また、テー
パによりワイヤが抜け出しにくくなる。
ルエンド部の端部にワイヤガイド用の突出壁を設けたた
め、ワイヤをスロット外部で巻き回して磁極歯上にコイ
ルを形成する場合に、コイルエンド部のワイヤが磁極歯
間のスロット入口にガイドされて円滑なワイヤ巻回動作
が得られる。また、この突出壁により、磁極歯上に巻回
されたワイヤがスロット外に抜け出ることを防止する。
いる直流モータの全体構成図。
ときの概略図。
側部分を示す概略図。
方法を示す概略展開図。
方法を示す概略斜視図。
シュレータを用いた巻線方法を示す概略図。
せたときの側面図。
す断面図。
し、本発明者等が新規開発したノズルリングを用いて巻
線を施す状態の説明図。
4:ステータ、5:アーマチュア、6:ロータ軸、7:
コア、7a:磁極歯、8:整流子、8a:接触片、9:
ワイヤ、10:コイルバネ、11:前側カバー、12:
後側カバー、13:モータケース、14:ベアリング、
15:正側ターミナル、17:オイルシール、18:O
−リング、19:ギヤ、20:ノズル、21:ブラシホ
ルダ、22:ブラシ、23:ブラシ、24:負極ターミ
ナル、25:ノズルリング、26:ガイド孔、27:イ
ンシュレータ、27a:ハブ部、27b:コイルエンド
部、27c:差込み部、28:ターンテーブル、29:
ストッパ、30:パイプ、31:シリンダー、32:コ
イルエンド、41:スロット、42:スロット入口、5
0:ブラケット、60:突出壁、61:挿通孔、63:
テーパ面、64:コイルエンド面、65:磁極歯両側
面、71:コア、71a:磁極歯72:ワイヤ、73:
ノズルリング、74:ノズル、75:スロット入口、7
6:スロット、77:インシュレータ、78:コイルエ
ンド面、79:両側面。
Claims (4)
- 【請求項1】放射状に設けられた磁極歯にコイルが形成
され、この磁極歯に対向してマグネットが設けられ、隣
接する磁極歯間にスロットが形成され、このスロット入
口が前記マグネットとの対向面側の磁極歯間に開口する
回転電気機器の電機子のインシュレータにおいて、 前記マグネットとの対向面の前記磁極歯のコイルエンド
部に、コイル形成時にワイヤをコイルエンド部から前記
スロット入口にガイドする突出壁を有することを特徴と
する回転電気機器の電機子のインシュレータ。 - 【請求項2】前記マグネットとの対向面を前面としたと
き、前記突出壁の前面の輪郭は、中央部から両側に向っ
て凸曲線状又は直線状に傾斜していることを特徴とする
請求項1に記載の回転電気機器の電機子のインシュレー
タ。 - 【請求項3】前記突出壁の背面のコイルエンド部は、後
方に向って下がるように傾斜していることを特徴とする
請求項2に記載の回転電気機器の電機子のインシュレー
タ。 - 【請求項4】前記回転電気機器はエンジンのスタータモ
ータであり、前記ワイヤの径は約1mm以上であること
を特徴とする請求項1、2または3に記載の回転電気機
器の電機子のインシュレータ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271367A JP2003088025A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 回転電気機器の電機子のインシュレータ |
US10/064,925 US20030048022A1 (en) | 2001-09-07 | 2002-08-29 | Insulator for an armature for rotary electric machines |
TW091120379A TW569249B (en) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | Insulator of an armature for rotary electric machines |
EP02019994A EP1294077A3 (en) | 2001-09-07 | 2002-09-05 | Insulator of an armature for rotary electric machines |
CN02143733.5A CN1409463A (zh) | 2001-09-07 | 2002-09-09 | 旋转电机中电枢的绝缘体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271367A JP2003088025A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 回転電気機器の電機子のインシュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003088025A true JP2003088025A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19096889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001271367A Pending JP2003088025A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 回転電気機器の電機子のインシュレータ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030048022A1 (ja) |
EP (1) | EP1294077A3 (ja) |
JP (1) | JP2003088025A (ja) |
CN (1) | CN1409463A (ja) |
TW (1) | TW569249B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010200486A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Minebea Co Ltd | モータ |
JP2016116377A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | キヤノン電子株式会社 | ロータ、ブラシ付き直流モータ及びロータの製造方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100449907C (zh) * | 2003-05-08 | 2009-01-07 | 雅马哈发动机电子株式会社 | 旋转电机装置的电枢 |
CN100382413C (zh) * | 2003-06-10 | 2008-04-16 | 雅马哈发动机电子株式会社 | 用于电枢的绝缘体 |
CN1705193B (zh) * | 2004-05-27 | 2010-10-27 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 电机的嵌齿转矩降低装置 |
JP4411381B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-02-10 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | 移動体電動制御装置 |
JP4940872B2 (ja) * | 2006-10-03 | 2012-05-30 | 株式会社ジェイテクト | 電動モータのステータ、電動モータ、及び電動ポンプユニット |
US9143015B2 (en) | 2012-05-23 | 2015-09-22 | Black & Decker Inc. | Brush holder for a brush assembly for a power tool motor |
JP5841017B2 (ja) * | 2012-07-12 | 2016-01-06 | 本田技研工業株式会社 | 電気導体の挿入装置 |
DE102016211833A1 (de) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Robert Bosch Gmbh | Wicklungsträger |
JP6725608B2 (ja) * | 2018-09-04 | 2020-07-22 | 本田技研工業株式会社 | 電気導体の挿入装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147952A (en) * | 1979-05-04 | 1980-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | Connecting method of armature coil |
JPS5683960U (ja) * | 1979-11-30 | 1981-07-06 | ||
JPS56133746U (ja) * | 1980-03-12 | 1981-10-09 | ||
JPS6276706A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-08 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 巻線の移動防止用のスペ−サ |
JPH0417539A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-22 | Nippondenso Co Ltd | 回転電機の固定子 |
JP2000166158A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
JP2000341894A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Aisin Seiki Co Ltd | モータの内部構造 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3829720A (en) * | 1970-07-07 | 1974-08-13 | Dynamics Corp America | Motor stator |
JPS58201565A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機固定子 |
US5008572A (en) * | 1989-03-13 | 1991-04-16 | Pacific Scientific Company | Encapsulated motor with precision bearing registration |
US4983867A (en) * | 1990-06-28 | 1991-01-08 | Japan Servo Co., Ltd. | Hybrid-type stepping motor |
US5806169A (en) * | 1995-04-03 | 1998-09-15 | Trago; Bradley A. | Method of fabricating an injected molded motor assembly |
JP2894967B2 (ja) * | 1995-04-20 | 1999-05-24 | ファナック株式会社 | 電動機の鉄心の絶縁部材 |
US5698923A (en) * | 1996-05-24 | 1997-12-16 | Alliedsignal Inc. | Exciter stator insulating bobbin |
JPH1189130A (ja) * | 1997-09-08 | 1999-03-30 | Minebea Co Ltd | モータ構造 |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001271367A patent/JP2003088025A/ja active Pending
-
2002
- 2002-08-29 US US10/064,925 patent/US20030048022A1/en not_active Abandoned
- 2002-09-05 EP EP02019994A patent/EP1294077A3/en not_active Withdrawn
- 2002-09-05 TW TW091120379A patent/TW569249B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-09-09 CN CN02143733.5A patent/CN1409463A/zh active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147952A (en) * | 1979-05-04 | 1980-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | Connecting method of armature coil |
JPS5683960U (ja) * | 1979-11-30 | 1981-07-06 | ||
JPS56133746U (ja) * | 1980-03-12 | 1981-10-09 | ||
JPS6276706A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-08 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 巻線の移動防止用のスペ−サ |
JPH0417539A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-22 | Nippondenso Co Ltd | 回転電機の固定子 |
JP2000166158A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 集中巻方式のブラシレスdcモータ |
JP2000341894A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-08 | Aisin Seiki Co Ltd | モータの内部構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010200486A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Minebea Co Ltd | モータ |
JP2016116377A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | キヤノン電子株式会社 | ロータ、ブラシ付き直流モータ及びロータの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1294077A2 (en) | 2003-03-19 |
CN1409463A (zh) | 2003-04-09 |
TW569249B (en) | 2004-01-01 |
EP1294077A3 (en) | 2005-02-09 |
US20030048022A1 (en) | 2003-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6313559B1 (en) | Stator arrangement of rotary electric machine | |
JP3767135B2 (ja) | 回転電機の回転子の製造方法 | |
JP3913933B2 (ja) | 回転電機の回転子、その磁性体の着磁方法 | |
JP2003088025A (ja) | 回転電気機器の電機子のインシュレータ | |
JPH0898481A (ja) | 車両用交流発電機 | |
CN105794090A (zh) | 旋转电机 | |
JP2004320993A (ja) | コアスロット挿入部材を有する固定子組立体 | |
JP2003088026A (ja) | 回転電気機器の電機子のインシュレータ | |
US7067954B2 (en) | Automotive rotary electric machine | |
JP2004104870A (ja) | 回転電気機器の電機子及びその巻線方法 | |
CN104702072A (zh) | 旋转电机 | |
JP3767136B2 (ja) | 回転電機の回転子及びその製造方法 | |
JP2003088064A (ja) | 回転電気機器の電機子の巻線方法及び装置 | |
JP2003088027A (ja) | 回転電気機器の電機子 | |
US20160065013A1 (en) | Magnet arrangement for claw-pole electric machine | |
US20030011269A1 (en) | Armature for revolving -field electric machine | |
JP2003088028A (ja) | 回転電気機器の電機子のインシュレータ | |
JP2003348799A (ja) | 直流モータおよびエンジン始動装置 | |
JP2002247827A (ja) | 直流モータ | |
JP2005328689A (ja) | 回転電機及びその製造方法 | |
EP1292003A1 (en) | Insulator for armature of dynamo-electric machine | |
JP3566265B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2002233124A (ja) | 直流モータ | |
JP2003111364A (ja) | 回転電気機器の電機子の巻線方法 | |
JP2003088029A (ja) | 回転電気機器の電機子のインシュレータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060405 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120905 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120925 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20121102 |