JP2001346369A - 自己始動形永久磁石式同期電動機 - Google Patents

自己始動形永久磁石式同期電動機

Info

Publication number
JP2001346369A
JP2001346369A JP2000164286A JP2000164286A JP2001346369A JP 2001346369 A JP2001346369 A JP 2001346369A JP 2000164286 A JP2000164286 A JP 2000164286A JP 2000164286 A JP2000164286 A JP 2000164286A JP 2001346369 A JP2001346369 A JP 2001346369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotor
short
circuit ring
rotor core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000164286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4206611B2 (ja
Inventor
Kenji Sasaki
健治 佐々木
Teruo Tamura
輝雄 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000164286A priority Critical patent/JP4206611B2/ja
Application filed by Matsushita Refrigeration Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to US10/019,286 priority patent/US6727627B1/en
Priority to EP00946295A priority patent/EP1198875B1/en
Priority to EP10179950A priority patent/EP2276146A1/en
Priority to EP04030799A priority patent/EP1519471B1/en
Priority to BR0012508-3A priority patent/BR0012508A/pt
Priority to CN201010263976XA priority patent/CN101917106B/zh
Priority to EP10179930A priority patent/EP2276155A1/en
Priority to CNB2004100818149A priority patent/CN100536288C/zh
Priority to DE60023704T priority patent/DE60023704T2/de
Priority to EP10179955A priority patent/EP2276147A1/en
Priority to PCT/JP2000/004693 priority patent/WO2001006624A1/en
Priority to EP10179927A priority patent/EP2276154A1/en
Priority to CN2009101645671A priority patent/CN101630887B/zh
Priority to CNB008102236A priority patent/CN1210860C/zh
Publication of JP2001346369A publication Critical patent/JP2001346369A/ja
Priority to US10/792,726 priority patent/US6876119B2/en
Priority to US11/035,196 priority patent/US7019427B2/en
Priority to US11/288,089 priority patent/US7183686B2/en
Priority to US11/622,876 priority patent/US7372183B2/en
Publication of JP4206611B2 publication Critical patent/JP4206611B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子鉄
心の積厚を固定子鉄心の積厚とほぼ同一にして、同時打
ち抜きされる両者の電磁鋼板の余剰を低減する。 【解決手段】 永久磁石5を挿入する短絡環の回転子磁
極の端部の内径寸法を回転子磁極の中央部付近より小さ
く設定することにより、永久磁石5の軸と直角方向の幅
を広くとって永久磁石の磁極面積を拡大し、永久磁石の
磁束量を必要分増大させることにより、回転子鉄心2の
積厚を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵機器用お
よび空調機器用の電動圧縮機や一般産業用に使用される
自己始動形永久磁石式同期電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自己始動形永久磁石式同期電動機は始動
時には回転子の始動用かご形導体により誘導電動機とし
て作動し、回転子が同期速度付近に達すると永久磁石に
よる回転子磁極が回転子巻線が作る同期速度で回る回転
磁界に引き込まれて同期運転を行うものであるが、定速
度運転性および高効率性等優れた性能を有している。従
来特に電動機の回転子構造についてはさまざまな改良が
施されてきた。
【0003】従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の
回転子の一例は特願平11−272391号広報に示さ
れているものがある。以下、図12から図15を参照し
ながら上記従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の回
転子について説明する。
【0004】図12は自己始動形永久磁石式同期電動機
の回転子の軸方向断面図であり、図13は図12のA―
A′に沿って断面した径方向断面図である。また図14
は永久磁石保護用の非磁性の端板の平面図である。図1
5は永久磁石5を挿入配置した後、端板8を装着する前
の段階における回転子の側面図である。図12から図1
5において、1は回転子、2は積層した電磁鋼板よりな
る回転子鉄心である。3は導体バーであり、その両端に
位置する短絡環4とアルミダイカストで一体成型されて
始動用かご形導体を形成している。また5は永久磁石で
あり軸と直角方向の幅寸法はPである。6は回転子鉄心
2に設けた永久磁石埋設穴である。アルミダイカスト完
了後、同極性の2個の平板状の永久磁石5を山形状にα
の角度をもって突き合わせるように永久磁石埋設穴6に
挿入配置して1極の回転子磁極を形成し、回転子全体で
は2極の回転子磁極が形成されている。また7は隣り合
う異極の永久磁石間の磁束短絡を防ぐための磁束短絡防
止用バリアであり、これもダイカストアルミで充填され
ている。8は非磁性材料からなる永久磁石保護用の端板
であり、嵌合用穴8aを設けてある。9は回転子鉄心2
の軸方向に設けられた穴Sであり、この中は始動用かご
形導体とアルミダイカストで同時成型されたアルミ10
で充填されており、且つアルミ10は回転子鉄心2の軸
方向両端面から軸方向に突出して突起部10aを形成し
ている。端板8は嵌合穴8aを前記突起部10aに嵌合
した後、突起部10aの先端を破線で示すように押圧拡
大して、回転子鉄心2の端面に固定されている。また1
1は回転子鉄心の軸穴である。
【0005】ここで回転子から取り出せる永久磁石5の
磁束量は、軸と直角方向の幅Pと軸方向の長さとの積、
すなわち永久磁石5の磁極面積にほぼ比例する。
【0006】またここで両端の短絡環の内径は円形で且
つ永久磁石埋設穴よりも外側にあり、短絡環の外内径の
差すなわち径方向の厚さは全周に亘って同一である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成は、永久磁石5の軸と直角方向の幅Pが、永久磁
石5の外周に導体バー3が配置されているため充分な寸
法がとれず、電動機として必要な永久磁石5の磁束量を
確保するためには永久磁石5を軸方向に延長して永久磁
石5の磁極面積を拡大する必要があった。このことは必
然的に回転子鉄心2の積厚を増やすことが必要となり、
通常の永久磁石電動機に見られるように回転子鉄心2の
積厚を固定子鉄心の積厚より大きくするか、場合によっ
ては固定子鉄心の積厚も大きくする必要が出てきて、電
磁鋼板の使用量が増大してコストが高くなるという課題
があった。また回転子鉄心2の積厚を大きくすると導体
バーの軸方向の長さが長くなるため、2次抵抗値が増大
し、電動機が始動してから同期速度に到る途中の最大ト
ルク時の回転数が減少し、電動機の始動性能が低下する
という課題も生じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定
子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回
転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バ
ーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環
Aとをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導
体を形成するとともに、アルミダイカスト後前記導体バ
ーの内側に複数個の永久磁石を挿入埋設した2極の回転
子とからなるものであって、前記短絡環の内径が前記回
転子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡
環の回転子磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中
央部付近の内径寸法よりも大きく設定する構成としたの
で、永久磁石の軸と直角方向の幅を拡大することがで
き、軸方向の長さを長くしなくても所要の永久磁石の磁
極面積を確保することができる。このことにより、回転
子鉄心の積厚を増やす必要がなくなり、コストを低減す
ることができる。
【0009】また本発明は固定子鉄心に2極巻線を巻装
した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して
自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個
の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置す
る短絡環Aおよび短絡環Bとをアルミダイカストで一体
成型して始動用かご形導体を形成するとともに、アルミ
ダイカスト後前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を
挿入埋設した2極の回転子とからなるものであって、永
久磁石を挿入する側の前記短絡環Aの内径が、前記回転
子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環
Aの回転子磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中
央部付近の内径寸法よりも大きく設定するとともに、他
方の短絡環Bの内径寸法が前記永久磁石埋設穴の全部ま
たは一部よりも内側になるように設定され、且つ前記短
絡環Bと回転子鉄心との間に前記永久磁石埋設穴を覆う
ように形成された端板を介在させる構成としたので、回
転子鉄心の積厚を増やす必要がなくなるとともに、短絡
環Bの断面積が拡大されて抵抗値が小さくなり、電動機
が始動してから同期速度に到る途中の最大トルク時の回
転数が上昇し、電動機の始動性能を向上させることがで
きる。
【0010】また本発明は固定子鉄心に2極巻線を巻装
した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して
自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個
の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置す
る短絡環Aおよび短絡環Cとをアルミダイカストで一体
成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導
体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した2極の回転
子とからなるものであって、永久磁石を挿入する側の前
記短絡環Aの内径が、前記回転子鉄心の永久磁石埋設穴
よりも外側にあり、且つ短絡環Aの回転子磁極の端部付
近の内径寸法を回転子磁極の中央部付近の内径寸法より
も大きく設定するとともに、他方の短絡環Cの内径寸法
が前記永久磁石埋設穴の全部または一部よりも内側にな
るように設定され、且つ前記短絡環C側の回転子鉄心の
1枚または複数枚の電磁鋼板には前記永久磁石埋設穴を
設けない構成としたので、回転子鉄心の積厚を増やす必
要がなくなり、且つ電動機の始動性能が向上するととも
に、短絡環B側の端板が不要となるため材料費が低減
し、また製造もしやすくなる。
【0011】また本発明は第1から第3の発明に加え
て、永久磁石を挿入する側の短絡環Dの内径を回転子鉄
心の永久磁石埋設穴に沿わせた形状としたことにより、
永久磁石を永久磁石埋設穴に挿入する際に短絡環の内径
側壁面に沿わせて挿入していくことができ挿入作業が容
易になる。
【0012】また本発明は固定子鉄心に電磁鋼板の積厚
と回転子鉄心の電磁鋼板の積厚とがほぼ同じになるよう
に設定したので、同じ金型内で同時打ち抜きされる固定
子と回転子のそれぞれの電磁鋼板の使用枚数はほぼ同数
となり、両者の使用枚数のアンバランスによる電磁鋼板
の余剰は減少し、コストを低減することができる。
【0013】また本発明は永久磁石を希土類磁石で形成
したものであるため強い磁石が得られるので、回転子や
電動機全体を小型軽量化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固
定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子
鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転
子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環Aとをアルミ
ダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成する
とともに、アルミダイカスト後前記導体バーの内側に複
数個の永久磁石を挿入埋設した2極の回転子とからなる
ものであって、前記短絡環の内径が前記回転子鉄心の永
久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環の回転子磁
極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央部付近の内
径寸法よりも大きく設定したので、永久磁石の軸と直角
方向の幅を拡大することができ、軸方向の長さを長くし
ないでも所要の永久磁石の磁極面積を確保することがで
きるという作用を有する。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、固定子鉄
心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内
径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付
近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方
向の両端面に位置する短絡環Aおよび短絡環Bとをアル
ミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成す
るとともに、アルミダイカスト後前記導体バーの内側に
複数個の永久磁石を挿入埋設した2極の回転子とからな
るものであって、永久磁石を挿入する側の前記短絡環A
の内径が、前記回転子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側
にあり、且つ短絡環Aの回転子磁極の端部付近の内径寸
法を回転子磁極の中央部付近の内径寸法よりも大きく設
定するとともに、他方の短絡環Bの内径寸法が前記永久
磁石埋設穴の全部または一部よりも内側になるように設
定され、且つ前記短絡環Bと回転子鉄心との間に前記永
久磁石埋設穴を覆うように形成された端板を介在させる
構成としたので、短絡環Bの断面積が拡大されて抵抗値
が小さくなり、電動機が始動してから同期速度に到る途
中の最大トルク時の回転数が上昇し、電動機の始動性能
を向上させることができるという作用を有する。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、固定子鉄
心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内
径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付
近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方
向の両端面に位置する短絡環Aおよび短絡環Cとをアル
ミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成す
るとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を
埋設した2極の回転子とからなるものであって、永久磁
石を挿入する側の前記短絡環Aの内径が、前記回転子鉄
心の永久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環Aの
回転子磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央部
付近の内径寸法よりも大きく設定するとともに、他方の
短絡環Cの内径寸法が前記永久磁石埋設穴の全部または
一部よりも内側になるように設定され、且つ前記短絡環
C側の回転子鉄心の1枚または複数枚の電磁鋼板には前
記永久磁石埋設穴を設けない構成としたので、回転子鉄
心の積厚を増やす必要がなくなり、且つ電動機の始動性
能が向上するとともに、短絡環B側の端板が不要となる
ため材料費が低減し、また製造しやすくなるという作用
を有する。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から請求項3のいずれかに記載の発明に、さらに、永久
磁石を挿入する側の短絡環Dの内径を回転子鉄心の永久
磁石埋設穴に沿わせた形状としたことにより、永久磁石
を永久磁石埋設穴に挿入する際に短絡環に内径側壁面に
沿わせて挿入していくことができるという作用を有す
る。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれかに記載の発明に、さらに、固定
子鉄心の電磁鋼板の積厚と回転子鉄心の電磁鋼板の積厚
とがほぼ同じになるように設定したので、同じ金型内で
同時打ち抜きされる固定子と回転子のそれぞれの電磁鋼
板の使用枚数はほぼ同数となり、両者の使用枚数のアン
バランスによる電磁鋼板の余剰を低減することができる
という作用を有する。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項5のいずれかに記載の発明に、さらに、永久
磁石を希土類磁石で形成したものであり、このことによ
り強い磁力が得られるので、回転子や電動機全体を小型
軽量化することができるという作用を有する。
【0020】
【実施例】以下、本発明による自己始動形永久磁石式同
期電動機の実施例について図面を参照しながら説明す
る。なお従来と同一の構成については同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。また固定子は一般的な自己始
動形永久磁石式同期電動機と同様の構成であるため固定
子についての説明も省略する。
【0021】(実施例1)図1から図4を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例1による自己始動形永久磁石
式同期電動機の回転子の軸方向断面図であり、図2は回
転子の径方向断面図である。図2は端板の平面図であ
り、図4は永久磁石5を挿入配置した後、端板を装着す
る前の段階における側面図である。図1から図4におい
て、1は回転子で2は積層電磁鋼板よりなる回転子鉄心
である。3は導体バーであり、回転子鉄心2の軸方向の
両端に位置する4aの短絡環Aとアルミダイカストで一
体成型されて始動用かご形導体を形成している。5は永
久磁石でありアルミダイカスト完了後、従来例の図13
に示すと同様に同極性の平板状の永久磁石5を山形状に
角度βをもって突き合わせるように永久磁石埋設穴6に
挿入配置して1極の回転子磁極を形成しており、回転子
全体では2極の回転子磁極が形成されている。7は磁束
短絡防止用バリアであり、アルミダイカストにより磁束
短絡防止用バリアスロット内をアルミで充填して形成さ
れている。8は永久磁石5の保護用の非磁性材料からな
る端板であり、嵌合用の穴8aを設けてある。9は回転
子鉄心2の軸方向に設けられた穴Sであり、この中は始
動用かご形導体とアルミダイカストで同時成型されたア
ルミ10で充填されており、且つアルミ10は回転子鉄
心2の軸方向両端面から軸方向に突出して突起部10a
を形成している。端板8は嵌合穴8aを前記アルミ突起
部10aに嵌合した後、突起部10aの先端を破線で示
すように押圧拡大して回転子鉄心2の両端面に固定され
ている。また11は軸穴である。
【0022】なお、上記説明では着磁された永久磁石を
挿入配置する場合を述べているが、無着磁の永久磁石を
挿入配置して回転子を完成した後、着磁装置を使用して
着磁する場合も同様の回転子磁極を形成することができ
る。
【0023】またここで、永久磁石5の同極性の突き合
わせ角度βは従来例の角度αよりも大きくとり、且つ永
久磁石5の軸と直角方向の幅Qは従来例のPよりも拡大
している。この永久磁石5の突き合わせ角度および幅寸
法の拡大に対応させて、図4に示す如く短絡環4の内径
形状は従来例のような円形ではなく、永久磁石埋設穴6
よりも外側にあって且つ回転子磁極の端部の内径を回転
子磁極の中央部よりも大きくなるような小判形状に設定
してある。
【0024】ここで短絡環4aの内径を全周回転子磁極
端部の内径に合わせた円形にしていない理由は、もしそ
うすると4aの短絡環A全体の等価断面積が過小となっ
て抵抗値が増大し電動機の始動性が低下するためであ
る。
【0025】以上のように本実施によれば、永久磁石5
の磁極面積が大きくとれるので、電動機に必要な永久磁
石5の磁束量を得るために従来の課題であった回転子鉄
心2の積厚を増やすという必要はなくなり、コストの低
減を図ることができる。
【0026】(実施例2)図5から図6を用いて説明す
る。図5は本発明の実施例2における自己始動形永久磁
石式同期電動機の回転子の軸方向断面図である。また図
6は図5のS側から見た側面図であり、破線は永久磁石
埋設穴6の位置を示しており、また一点鎖線は端板8の
外縁形状を示す。回転子のR側から見た側面図は図示し
ていないが、永久磁石5の幅や突き合わせ角度および4
aの短絡環Aの内径形状は、前記した実施例1の場合と
同様であり、他方S側の4bの短絡環Bはその内径が円
形で且つ永久磁石埋設穴6よりも内側になるように小さ
く設定されている。図5および図6においてS側にも端
板8が回転子鉄心2の端面に当接して配設され、且つ永
久磁石埋設穴6を覆う形状になっているので、ダイカス
トアルミが永久磁石埋設穴6に侵入して永久磁石5の挿
入が困難になるようなことは起こらない。
【0027】上記したことから本実施例2は実施例1と
同様に回転子鉄心2の積厚を増やす必要はなくなり、コ
ストが低減できるとともに、R側の4bの短絡環Bの断
面積が拡大されているので短絡環の抵抗値が小さくな
り、電動機の始動から同期速度に到るまでの最大トルク
時の回転数が上昇し、電動機の始動性能を向上させるこ
とができる。
【0028】(実施例3)図7、図8および図9を用い
て説明する。図7は本発明の実施例3による自己始動形
永久磁石式同期電動機の回転子の軸方向断面図である。
図8は図7の回転子鉄心2のS側の端部の1枚または複
数枚の電磁鋼板20の平面図である。また図9は図7の
S側から見た側面図である。回転子のR側から見た側面
図は図示していないが、永久磁石5の幅や突き合わせ角
度および4aの短絡環Aの内径形状は前記した実施例1
の場合と同様である。図7から図9において、S側の4
cの短絡環Cはその内径が円形で、且つ永久磁石埋設穴
6よりも内側になるように小さく設定されている。また
回転子鉄心2のS側の端部の1枚または複数枚の電磁鋼
板20には端部以外の電磁鋼板と同位置に同一寸法、形
状の各スロットを設けてあるが、永久磁石埋設穴6は設
けられていない。従って4cの短絡環Cの内径が小さく
てもダイカストアルミが永久磁石埋設穴6内に侵入して
永久磁石5の挿入が困難になるといった事態は生じな
い。
【0029】以上から本実施例においても実施例2と同
様に回転子鉄心2の積厚を増やす必要はないのでコスト
を低減でき、且つ短絡環の抵抗値が低減し、電動機の始
動性能が向上することとなる。さらに端板がS側の1枚
だけで済むので材料費が低減するとともに製造し易い電
動機とすることができる。
【0030】(実施例4)図10を用いて説明する。図
10は永久磁石5を挿入する側から見た回転子1の側面
図であり、永久磁石5を挿入配置した後、端板を装着す
る前の段階の図面である。
【0031】図10において、4dの短絡環Dの内径は
回転子鉄心の永久磁石埋設穴6に沿わせた形状にしてあ
る。このことにより、永久磁石5を挿入する際は永久磁
石5を4aの短絡環Dの内径側の壁面に沿わせて挿入し
ていくことができ、挿入作業が極めて容易となり組み立
て性を向上させることができる。
【0032】(実施例5)図11および図4を用いて説
明する。図11は本実施例5における自己始動形永久磁
石式同期電動機の軸方向断面図である。図11において
31は固定子であり、32は積層電磁鋼板よりなる固定
子鉄心で、その電磁鋼板の積厚はLsである。また33
は固定子鉄心32に巻装させた巻線である。回転子1は
実施例1で述べた構成と同一であり個々の箇所について
の説明は省略するが、実施例1の図4に示すと同様に永
久磁石5の軸と直角方向の幅を大きくすることにより、
永久磁石5の磁極面積を拡大して永久磁石5の磁束量を
増大させるとともに、それに対応させて4aの短絡環A
の内径が永久磁石埋設穴6よりも外側になるようにし、
且つ4aの短絡環Aの回転子磁極の端部付近の内径寸法
を回転子磁極の中央部付近より大きく設定することによ
り、回転子鉄心2の電磁鋼板の積厚を小さくすることが
でき、固定子鉄心の積厚Lsとほぼ同じ積厚としてい
る。
【0033】一般に永久磁石形電動機は通常永久磁石の
軸方向の長さを固定子鉄心の積厚よりも長く設定するこ
とにより、固定子鉄心の両端からはみ出した部分の永久
磁石の磁束をも固定子鉄心の両端から流入させて、固定
子鉄心全体に入る永久磁石の磁束量を増大させるような
設計を行い、それに伴って回転子鉄心の積厚を固定子鉄
心の積厚よりも大きく設定するのに対し、本実施例5で
は上記した工夫を行うことにより、双方の電磁鋼板の夫
々の積厚LsおよびLRをほぼ同一になるように設定し
たものである。
【0034】以上のことから同じ金型内で同時打ち抜き
される双方の電磁鋼板の使用枚数はほぼ同数となり、余
剰の電磁鋼板の発生が低く押さえられ、コストを低減す
ることができる。
【0035】(実施例6)図示はしないが、永久磁石を
ネオジウム・鉄・ボロン系のような希土類磁石で形成す
れば、強い磁力を得ることができるので回転子や電動機
全体を小型軽量化することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固定子
鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心
の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄
心の軸方向の両端面に位置する短絡環Aとをアルミダイ
カストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとと
もに、アルミダイカスト後前記導体バーの内側に複数個
の永久磁石を挿入埋設した2極の回転子とからなるもの
であって、前記短絡環の内径が前記回転子鉄心の永久磁
石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環の回転子磁極の
端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央部付近の内径寸
法よりも大きく設定する構成としたことにより、永久磁
石の軸と直角方向の幅を拡大することが可能となり、軸
方向の長さを短くしても、電動機の所要の永久磁石の磁
極面積すなわち磁束量を確保することができるので、回
転子鉄心の積厚を増やす必要がなくなりコストを低減す
ることができる。
【0037】また、請求項2に記載の発明は、固定子鉄
心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内
径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付
近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方
向の両端面に位置する短絡環Aおよび短絡環Bとをアル
ミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成す
るとともに、アルミダイカスト後前記導体バーの内側に
複数個の永久磁石を挿入埋設した2極の回転子とからな
るものであって、永久磁石を挿入する側の前記短絡環A
の内径が、前記回転子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側
にあり、且つ短絡環Aの回転子磁極の端部付近の内径寸
法を回転子磁極の中央部付近の内径寸法よりも大きく設
定するとともに、他方の短絡環Bの内径寸法が前記永久
磁石埋設穴の全部または一部よりも内側になるように設
定され、且つ前記短絡環Bと回転子鉄心との間に前記永
久磁石埋設穴を覆うように形成された端板を介在させる
構成としたので、回転子鉄心の積厚を増やす必要がなく
なってコストを低減することができるとともに、短絡環
Bの断面積が拡大されるため電動機が始動してから同期
速度に到る途中の最大トルク時の回転数が上昇し、電動
機の始動性能を向上させることができる。
【0038】また、請求項3に記載の発明は、固定子鉄
心に2極巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内
径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付
近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方
向の両端面に位置する短絡環Aおよび短絡環Cとをアル
ミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成す
るとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を
埋設した2極の回転子とからなるものであって、永久磁
石を挿入する側の前記短絡環Aの内径が、前記回転子鉄
心の永久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環Aの
回転子磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央部
付近の内径寸法よりも大きく設定するとともに、他方の
短絡環Cの内径寸法が前記永久磁石埋設穴の全部または
一部よりも内側になるように設定され、且つ前記短絡環
C側の回転子鉄心の1枚または複数枚の電磁鋼板には前
記永久磁石埋設穴を設けない構成としたので、回転子鉄
心の積厚を増やす必要がなくなってコストを低減するこ
とができ、且つ電動機の始動性能を向上させることがで
きる。また端板が1枚で済むので材料費が低減でき、且
つ製造も容易に行うことができる。
【0039】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から請求項3のいずれかに記載の発明にさらに、永久磁
石を挿入する側の短絡環Dの内径を回転子鉄心の永久磁
石埋設穴に沿わせた形状としたことにより、永久磁石を
挿入する際に短絡環の内径側壁面に沿わせて挿入してい
くことができ、挿入作業を容易に行うことができる。
【0040】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4に記載のいずれかの発明にさらに、固定子
鉄心に電磁鋼板の積厚と回転子鉄心の電磁鋼板の積厚と
がほぼ同じになるように設定したので、両者の使用枚数
もほぼ同数となり、電磁鋼板の余剰が減少しコストを低
減することができる。
【0041】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
から請求項5のいずれかに記載の発明に、さらに、永久
磁石を希土類磁石で形成したものであり、このことによ
り強い磁力が得られるので、回転子や電動機全体を小型
軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の自己始動形永久磁石式
同期電動機の回転子の軸方向断面図
【図2】同回転子の径方向断面図
【図3】同回転子の端板の平面図
【図4】同回転子の側面図
【図5】本発明による実施例2の自己始動形永久磁石式
同期電動機の回転子の軸方向断面図
【図6】同回転子の側面図
【図7】本発明による実施例3の自己始動形永久磁石式
同期電動機の回転子の軸方向断面図
【図8】同回転子鉄心の片側端部の電磁鋼板の平面図
【図9】同回転子の側面図
【図10】本発明による実施例4の自己始動形永久磁石
式同期電動機の回転子の側面図
【図11】本発明による実施例5の自己始動形永久磁石
式同期電動機の軸方向断面図
【図12】従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の回
転子の軸方向断面図
【図13】同径方向断面図
【図14】同回転子の端板の平面図
【図15】同回転子の側面図
【符号の説明】
1 回転子 2 回転子鉄心 3 導体バー 4a 短絡環A 4b 短絡環B 4c 短絡環C 4d 短絡環D 5 永久磁石 6 永久磁石埋設用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 輝雄 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社 Fターム(参考) 5H619 AA01 BB01 BB06 BB15 BB22 PP02 PP04 PP08 PP15 5H621 AA01 GA01 GA04 GA16 HH01 HH10 5H622 AA01 CA02 CA07 CA09 CA10 CA12 CB03 DD02 PP03 PP10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定子
    と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転
    し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バー
    と前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環A
    とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体
    を形成するとともに、アルミダイカスト後前記導体バー
    の内側に複数個の永久磁石を挿入埋設した2極の回転子
    とからなるものであって、前記短絡環の内径が前記回転
    子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環
    の回転子磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央
    部付近の内径寸法よりも大きく設定したことを特徴とす
    る自己始動形永久磁石式同期電動機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定子
    と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転
    し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バー
    と前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環A
    および短絡環Bとをアルミダイカストで一体成型して始
    動用かご形導体を形成するとともに、アルミダイカスト
    後前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を挿入埋設し
    た2極の回転子とからなるものであって、永久磁石を挿
    入する側の前記短絡環Aの内径が、前記回転子鉄心の永
    久磁石埋設穴よりも外側にあり、且つ短絡環Aの回転子
    磁極の端部付近の内径寸法を回転子磁極の中央部付近の
    内径寸法よりも大きく設定するとともに、他方の短絡環
    Bの内径寸法が前記永久磁石埋設穴の全部または一部よ
    りも内側になるように設定され、且つ前記短絡環Bと回
    転子鉄心との間に前記永久磁石埋設穴を覆うように形成
    された端板を介在させたことを特徴とする自己始動形永
    久磁石式同期電動機。
  3. 【請求項3】 固定子鉄心に2極巻線を巻装した固定子
    と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転
    し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バー
    と前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環A
    および短絡環Cとをアルミダイカストで一体成型して始
    動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内
    側に複数個の永久磁石を埋設した2極の回転子とからな
    るものであって、永久磁石を挿入する側の前記短絡環A
    の内径が、前記回転子鉄心の永久磁石埋設穴よりも外側
    にあり、且つ短絡環Aの回転子磁極の端部付近の内径寸
    法を回転子磁極の中央部付近の内径寸法よりも大きく設
    定するとともに、他方の短絡環Cの内径寸法が前記永久
    磁石埋設穴の全部または一部よりも内側になるように設
    定され、且つ前記短絡環C側の回転子鉄心の1枚または
    複数枚の電磁鋼板には前記永久磁石埋設穴を設けない構
    成としたことを特徴とする自己始動形永久磁石式同期電
    動機。
  4. 【請求項4】 永久磁石を挿入する側の短絡環Dの内径
    を回転子鉄心の永久磁石埋設穴に沿わせた形状としたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の自己始動形永久磁石式同期電動機。
  5. 【請求項5】 固定子鉄心の電磁鋼板の積厚と回転子鉄
    心の電磁鋼板の積厚とがほぼ同じになるように設定した
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の自己始動形永久磁石式同期電動機。
  6. 【請求項6】 永久磁石を希土類磁石で形成したことを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の自
    己始動形永久磁石式同期電動機。
JP2000164286A 1999-07-16 2000-06-01 自己始動形永久磁石式同期電動機 Expired - Fee Related JP4206611B2 (ja)

Priority Applications (19)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164286A JP4206611B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 自己始動形永久磁石式同期電動機
CNB2004100818149A CN100536288C (zh) 1999-07-16 2000-07-13 永久磁铁同步电动机
PCT/JP2000/004693 WO2001006624A1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
EP04030799A EP1519471B1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
BR0012508-3A BR0012508A (pt) 1999-07-16 2000-07-13 Motor sìncrono com magneto permanente
CN201010263976XA CN101917106B (zh) 1999-07-16 2000-07-13 永久磁铁同步电动机
EP10179930A EP2276155A1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
EP00946295A EP1198875B1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
DE60023704T DE60023704T2 (de) 1999-07-16 2000-07-13 Synchronmotor mit dauermagneten
CN2009101645671A CN101630887B (zh) 1999-07-16 2000-07-13 永久磁铁同步电动机
US10/019,286 US6727627B1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
EP10179950A EP2276146A1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
EP10179955A EP2276147A1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
CNB008102236A CN1210860C (zh) 1999-07-16 2000-07-13 永久磁铁同步电动机
EP10179927A EP2276154A1 (en) 1999-07-16 2000-07-13 Permanent magnet synchronous motor
US10/792,726 US6876119B2 (en) 1999-07-16 2004-03-05 Permanent magnet synchronous motor
US11/035,196 US7019427B2 (en) 1999-07-16 2005-01-14 Permanent magnet synchronous motor
US11/288,089 US7183686B2 (en) 1999-07-16 2005-11-29 Permanent magnet synchronous motor
US11/622,876 US7372183B2 (en) 1999-07-16 2007-01-12 Permanent magnet synchronous motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164286A JP4206611B2 (ja) 2000-06-01 2000-06-01 自己始動形永久磁石式同期電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001346369A true JP2001346369A (ja) 2001-12-14
JP4206611B2 JP4206611B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=18667928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164286A Expired - Fee Related JP4206611B2 (ja) 1999-07-16 2000-06-01 自己始動形永久磁石式同期電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4206611B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141892A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Hitachi Appliances Inc 自己始動形永久磁石式同期電動機およびそれを用いた圧縮機
JP2012095474A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石埋込型電動機及び密閉型圧縮機
KR101209643B1 (ko) * 2011-05-19 2012-12-07 전자부품연구원 크기가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
KR101260686B1 (ko) * 2011-12-05 2013-05-10 전자부품연구원 두께가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
KR101260688B1 (ko) * 2011-12-05 2013-05-10 전자부품연구원 회전자 및 그를 포함하는 동기형 모터
WO2013085231A1 (ko) * 2011-12-05 2013-06-13 전자부품연구원 두께가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
CN104967235A (zh) * 2015-06-30 2015-10-07 安徽美芝制冷设备有限公司 永磁同步电机及其转子铁芯、压缩机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141892A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Hitachi Appliances Inc 自己始動形永久磁石式同期電動機およびそれを用いた圧縮機
JP2012095474A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石埋込型電動機及び密閉型圧縮機
KR101209643B1 (ko) * 2011-05-19 2012-12-07 전자부품연구원 크기가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
KR101260686B1 (ko) * 2011-12-05 2013-05-10 전자부품연구원 두께가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
KR101260688B1 (ko) * 2011-12-05 2013-05-10 전자부품연구원 회전자 및 그를 포함하는 동기형 모터
WO2013085231A1 (ko) * 2011-12-05 2013-06-13 전자부품연구원 두께가 다른 영구자석을 갖는 회전자 및 그를 포함하는 모터
JP2014533086A (ja) * 2011-12-05 2014-12-08 コリア エレクトロニクス テクノロジ インスティチュート 厚さが異なる永久磁石を有する回転子及びそれを含むモータ
CN104967235A (zh) * 2015-06-30 2015-10-07 安徽美芝制冷设备有限公司 永磁同步电机及其转子铁芯、压缩机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4206611B2 (ja) 2009-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006509483A (ja) 電気機械、とりわけブラシレス同期電動機
JP4090630B2 (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機
JP2006121765A (ja) リラクタンス式回転電機
KR20110128311A (ko) 전기 기기
EP1744437B1 (en) Self magnetizing motor and stator thereof
JPH11355981A (ja) ラジアルギャップ型小型円筒型回転電機
JP2000197325A (ja) リラクタンスモ―タ
JP6545387B2 (ja) コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機
KR20170091527A (ko) 단상 모터 및 그의 회전자
JP2004500789A (ja) 階段形スキューを利用した回転子
JPS6260906B2 (ja)
JP4043665B2 (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機
JP2001346369A (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機
JP2005045877A (ja) 誘導同期モータ
JP7283361B2 (ja) 回転電機のロータ
WO2020253196A1 (zh) 直接起动同步磁阻电机转子结构、电机及压缩机
JP2001086675A (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機とその製造方法
JPH05122877A (ja) 永久磁石式同期電動機の回転子
JPS6149901B2 (ja)
JP4281217B2 (ja) 自己始動形永久磁石式同期電動機
JP4491211B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP3736407B2 (ja) Dcモータ
JP2022076731A (ja) 回転電機
JP2002369422A (ja) 永久磁石式回転電機
JP6661960B2 (ja) 自己始動型永久磁石式電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070412

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070412

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081007

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees