JP2003087922A - 耐火防護材とその取付工法 - Google Patents

耐火防護材とその取付工法

Info

Publication number
JP2003087922A
JP2003087922A JP2001269273A JP2001269273A JP2003087922A JP 2003087922 A JP2003087922 A JP 2003087922A JP 2001269273 A JP2001269273 A JP 2001269273A JP 2001269273 A JP2001269273 A JP 2001269273A JP 2003087922 A JP2003087922 A JP 2003087922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fireproof
adherend
fire
bag
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001269273A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Takumi
和夫 宅見
Takeshi Suzuki
猛 鈴木
Hiroshi Hino
寛 日野
Yoshiaki Yabumoto
好昭 薮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TENRYU FUAIAPETSUKU KK
NTT Infrastructure Network Corp
Original Assignee
TENRYU FUAIAPETSUKU KK
NTT Infrastructure Network Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TENRYU FUAIAPETSUKU KK, NTT Infrastructure Network Corp filed Critical TENRYU FUAIAPETSUKU KK
Priority to JP2001269273A priority Critical patent/JP2003087922A/ja
Publication of JP2003087922A publication Critical patent/JP2003087922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐火断熱材と外装材の継ぎ目、継ぎ足し箇所が
多いことから、施工効率が著しく低下し、また、それに
伴い、材料のロスも発生する。 【解決手段】耐火断熱材1を内包する耐火袋2と、該耐
火袋2に外設された取付バンド4と、該取付バンド4で
緊縛された前記耐火袋2を被装せしめる外装材5とで単
体化せしめる。耐火袋2は、取付バンド4を取り付ける
面に所定大きさの非粘着部2bを形成し、かつ、該非粘
着部2bとは反対の面に同程度の仮止め用の粘着部3を
設ける。仮止め用の粘着部3としては、一方の面(強粘
着層)が被着体(セラミックス等の耐火断熱材や耐火
袋)に対して強固に粘着し、他方の面(低粘着層)が外
装材(ステンレス鋼板)5に対して仮止め的に粘着する
両面粘着テープを使用するのが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として通信ケー
ブル保護管に巻装される耐火防護材の改良に関し、更に
詳しくは、作業性が良く、現場毎に異なる通信ケーブル
保護管の敷設形態や、管種、管径及び施工長の違いにも
対応できると共に、継ぎ目、継ぎ足し箇所を低減でき、
延いては、耐火断熱材の収まり不具合による修正作業を
も簡単に行うことができる有用な耐火防護材とその取付
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ケーブル保護管等の耐火防護
や断熱工法としては、事前に耐火断熱材を取り付け固
定し、その上に外装板を板金加工して取り付ける方法
や、復層の耐火・断熱材と外装板とを単体化したもの
を取り付ける方法がある。
【0003】例えば、前例の耐火防護工法としては、
耐火・断熱性と可撓性とを有するセラミックブランケッ
ト状若しくはフェルト状シートを現場で切断して通信ケ
ーブル保護管に巻き付け、その上に耐火布を取り付け番
線を工具で巻き付けて固定し、次いで、鉄板若しくはス
テンレス板等で外装を仕上げる工法がある(以下、単に
従来工法という)。
【0004】また、後例の耐火防護工法としては、予
め復層の耐火・断熱性を有する可撓性シート(耐火断熱
材)を耐火袋に内包して一体化すると共に、鉄板やステ
ンレス板からなる外装材の内面(裏面)に0.3mm厚
の合成樹脂製皮膜層を、該合成樹脂製皮膜層の裏面に
(耐火袋を巻き付け固定する)取付バンドを設け、か
つ、耐火袋と外装材との空隙を無くし密着性を上げるべ
く双方を両面接着剤により固定した製品(耐火防護材)
として現場に搬入し、施工している(以下、単に従来工
法という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の耐火防護工法のうち、前例の従来工法にあっ
ては、現場で耐火断熱材を切断加工するため、切断加工
の際に、同耐火断熱材の粉塵が発生し周囲に飛散するた
め、作業環境が良くなく、更に、耐火断熱材と外装板と
の取り付けが別々であるため、少なくとも二組の作業チ
ームが必要になるなど、作業性に劣る等の問題がある。
【0006】しかも、耐火布は、番線を工具で巻き付け
て固定されるため、施工対象管の外周が大きくなるにつ
れ、耐火断熱材を気密に取り付けるのに高度の熟練が必
要となり、また、複数人の組み合わせが必要となること
も相俟って、現実には取り付け、固定成形が不安定とな
り、外回りの外装板の取り付けの際、下地の不具合、不
安定からくる成形状の難しさが指摘されている。
【0007】また、斯かる問題点を解決すべく案出され
た後例の従来工法にあっては、耐火断熱材と外装板と
をワンタッチで取り付けできるといった利点を有するも
のの、通信ケーブル保護管に被覆する場合には、同保護
管の条数、管径の大小の混在、同保護管への施工長の違
い等々、様々な仕様があるため、一定規格・大きさの耐
火断熱材だけでは未だ円滑に対応できないといった問題
を有する。
【0008】更に、従来の単体化された耐火防護材は、
多様な管径や形状に対応するためにはそのままでは対応
できない部位もあり、その際は今までの耐火防護材を解
体しなければならず、また、耐火断熱材と外装材の継ぎ
目、継ぎ足し箇所が多いことから、施工効率が著しく低
下し、また、それに伴い、材料(耐火接着剤及びコーキ
ング剤を含む)のロスも発生する問題がある。
【0009】換言すれば、この従来工法にあっては、
耐火断熱材を内包している耐火袋と、耐火袋の寸法とは
異なる外装材とを粘着手段を介して単体化しているた
め、各々の材料の継目部、ジョイント部が多くなり、こ
のことから当該部分にかかる材料加工及び施工手間が多
くかかってしまうといった問題がある。
【0010】しかも、この従来工法にあっては、耐火
袋を通信ケーブル保護管に装着する際、一旦、耐火断熱
材と耐火袋との収まりに不具合を生じてしまうと、修正
作業に手間がかかり、また、耐火断熱材同士が密着状態
でない場合もあることから、互いが密着するように耐火
袋を押さえ付けなければならず、更には、耐候性、防水
性の観点から何度も目地止め施工が強いられることもあ
る。
【0011】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、作業性が良くて現場毎に異なる通信ケ
ーブル保護管の施工長や様々な管径にも対応できると共
に、継ぎ目、継ぎ足し箇所を低減でき、また、耐火断熱
材の収まり不具合による修正作業をも簡単にできる有用
な耐火防護材とその取付工法を提供することを目的とし
たものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、耐火断熱材及び/又は耐火袋等からなる被着
体と、該被着体をを緊縛するための取付バンドと、該取
付バンドで緊縛された前記被着体を被装せしめる外装材
とを備えてなる耐火防護材において、前記取付バンド
は、前記被着体上にアルミガラステープ等の粘着手段を
介して止着されると共に、前記被着体の所定位置に、両
面粘着テープ等の粘着部を設け、その粘着力により前記
外装材を仮止めする耐火防護材に存する。
【0013】また、前記被着体は、取付バンドを取り付
ける面に所定長の非粘着部を形成し、かつ、該非粘着部
とは反対の面に仮止め用の粘着部を設けてなるのが良
い。
【0014】更に、前記耐火断熱材は、アルミガラスク
ロスシート若しくはセラミック・無機質繊維シート等の
耐熱素材にて成形された耐火袋に内包せしめるのが良
い。
【0015】また、前記耐火断熱材は、セラミック・無
機質繊維を積層シート状若しくはブランケット状に成形
しても良い。
【0016】更に、前記耐火袋は、耐火断熱材をサンド
イッチ状に挟包すべく積層されるのが良い。
【0017】また、前記取付バンドは、被着体の長手方
向端縁に沿って平行に配列された少なくとも一以上のス
テンレススチールバンドからなり、締結部側と遊端部側
とを前記被着体より外方に延出せしめるのが良い。
【0018】更に、前記外装材は、鉄板若しくはステン
レス板等の外装板と、該外装板の裏面に設けられた硬質
塩化ビニール等の硬質シートとを備えてなるのが良い。
【0019】また、被着体及び/又は外装材のジョイン
ト部に、端部対応用の被着体及び/又は外装材を巻装す
るのが良い。
【0020】更に、前記粘着部は、一方の面が被着体に
対して強固に粘着し、他方の面が外装材に対して仮止め
的に粘着する両面粘着テープを用いるのが良い。
【0021】また、本発明は、耐火断熱材及び/又は耐
火袋等からなる被着体を電気通信ケーブル保護管の外周
に巻装する工程と、少なくとも一部が前記被着体と一体
化された取付バンドで同被着体を緊縛する工程と、取付
バンドで緊縛された被着体を外装材で被装せしめる工程
と、各被着体及び/又は外装材のジョイント部に端部対
応用の被着体及び/又は外装材を巻装する工程を有する
耐火防護材の取付工法に存する。
【0022】更に、前記被着体及び/又は緊縛した取付
バンド面に対して両面粘着テープを被着する工程、通信
ケーブル保護管を支持する支持部の左右両端に隣接する
耐火袋を、支持部の大きさ・形状に合わせてカッティン
グし、互いを支持部に整合させるべく突き合わせる工程
を有するのが良い。
【0023】このように構成される本発明の耐火防護材
及びその取付工法は、施工時は、耐火断熱材及び/又は
耐火袋等からなる被着体を通信ケーブル保護管に粘着せ
しめながら、密着相応する状況を確認しつつ取付作業を
進めることができ、不具合に起因するやり直しも頗る簡
単に行えることとなる。
【0024】しかも、前記被着体の所定位置に、両面粘
着テープ等の粘着部を設けているため、その粘着力によ
り前記外装材を仮止めでき、現場搬入後、電気通信ケー
ブル保護管への巻装時には、外装材を容易に剥がすこと
ができる他、耐火断熱材及び外装材等の被着体を任意の
位置で巻き付け可能となり(耐火断熱材を内包した耐火
袋と外装材とを単体化した構造により)、継ぎ目、継足
箇所を低減し得ることとなる。
【0025】また、通信ケーブル保護管の様々な現状に
応じて、換言すれば、通信ケーブル保護管の管径が施工
長毎に変わったとしても、そのジョイントの成形や長さ
の短い端部の成形には、端部対応用(例えば、100m
若しくは200mm巾)の耐火断熱材とその外装材を予
め用意しておくことで、施工長と施工長との間に外装材
の巾を広くとり双方の内部に渡し込めることとなり、収
まりが良好となる。
【0026】更に、本取付工法が、通信ケーブル保護管
を支持する支持部の左右両端に隣接する耐火袋を、支持
部の大きさ・形状に合わせてカッティングし、互いを支
持部に整合させるべく突き合わせる工程を有することに
よって、支持部上の保護管を隙間なく被装するため、従
来型に比し、耐火袋や外装材の継ぎ目、継ぎ足し箇所数
が減少し得ることとなる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一例を図面
を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係る耐火
防護材であり、この耐火防護材Aは、図1に示すよう
に、柔軟性を有するシート状の耐火断熱材1と、該耐火
断熱材1を内包する耐火袋2と、該耐火袋2に外設され
た取付バンド4と、該取付バンド4で緊縛された前記耐
火袋2を被装せしめる外装材5とで単体化されている。
【0028】耐火断熱材1は、セラミック・無機質繊維
を積層シート状若しくはブランケット状に成形されてお
り、この外周面を耐火袋2にて被装することにより被着
体を構成している。
【0029】耐火袋2は、アルミガラスクロスシート若
しくはセラミック・無機質繊維シートにて成形されてお
り、表面に取付バンド4が粘着固定され、裏面(取付バ
ンド4の取付面とは反対の面)に仮止め用の粘着部3が
設けられている。
【0030】因に、この耐火袋2は、例えば、長寸10
00〜1200(好ましくは1050)mm、巾寸60
0mm、厚寸12.5mmの矩形状サイズのものを使用
し、図3に示すように、長手方向下端縁2aに沿って平
行に50mm程度を非粘着部2bとし、かつ、該非粘着
部2bとは反対の面に同程度の仮止め用の粘着部3を設
けている。
【0031】仮止め用の粘着部3としては、金属材や合
成樹脂材に対して繰り返し着脱自在な粘着材を用いる。
例えば、アクリル系の両面粘着テープ(剥離用両面粘着
テープ)を使用したり、更に好ましくは、一方の面(強
粘着層)が被着体(セラミックス等の耐火断熱材や耐火
袋)に対して強固に粘着し、他方の面(低粘着層)が外
装材(ステンレス鋼板)5に対して仮止め的に粘着する
ブチル粘着テープ等の両面粘着テープを使用するのが良
い。
【0032】取付バンド4は、耐火袋2の長手方向端縁
に沿って平行に配列された少なくとも一以上のステンレ
ススチールバンドからなり、締結部4a側と遊端部4b
側とが同耐火袋2より外方に延出すべく耐火袋2の外面
にアルミガラステープ等の粘着手段(図示せず)を介し
て止着されている。
【0033】因に、耐火袋2(1050×600mm)
に対する取付バンド4の寸法としては、例えば、長寸1
140(±30)mm、巾寸7.5mmが好ましい。
【0034】一方、外装材5は、鉄板若しくはステンレ
ス鋼板等の外装板からなり、裏面5aに硬質シート(図
示せず)を備えている。
【0035】外装板としては、例えば、耐火袋2よりも
巾寸が100mm短い巾寸500mm、長寸1000〜
1200(好ましくは1050(±30))mm厚寸0.
27mm若しくは0.3mmのものを使用する。
【0036】硬質シートとしては、例えば、硬質塩化ビ
ニールシートが挙げられるが、環境上の観点からしてポ
リプロピレンやナイロン製のものを使用するのが好まし
い。その他、耐熱性が高い、自消性がある、融点
が高い、弾性がある、耐薬品性が高い、燃焼時に
有毒ガスが発生しない等の特性を持つ薄肉シートであれ
ば、如何なるものを使用しても良い。
【0037】従って(硬質シートを有することによっ
て)、粘着部3の付着状態が良好となる他、外装材5の
みでは確保できない柔軟性、湾曲性を生むことで、巻き
付け時の凹凸、曲げ皺(打皺)、亀裂、歪みを解消でき
ると共に、外部からの衝撃を和らげ、整形固定の安定化
を図ることができる。
【0038】また、外装材5,5…のジョイント部に
は、端部対応用の耐火袋6及び外装材7が巻装される。
この端部対応用の耐火袋6及び外装材7としては、例え
ば、100mm、200mm若しくは550mm巾の復
層で単体化されたものを使用するのが良い。
【0039】更に、各外装材5のジョイント部(継ぎ
目、継足部)に耐候・防水処理が施される。この耐候・
防水処理としては、例えば、垂直部(径方向)には変性
シリコン樹脂系の材料を用いたコーキング剤を充填し、
水平部(周方向)には同系(変性シリコン樹脂系)のリ
ボン状のテープ(以下、単にシーリングテープという)
を水密に巻装して防水処理(仕上げ)を行う。尚、シー
リングテープの色相は、使用するステンレス鋼板のカラ
ーに準じた着色テープを使用する。
【0040】また、斯かるシーリングテープで施工する
ことで、従来の問題点、すなわち、従来工法では、外装
材5のジョイント部(継ぎ目、継足部)に、カートリッ
ジパッケージ容器に封入されているコーキング剤を注入
しているため、出来上がりにバラツキが生じ易いと共
に、注入に際しては、特に作業スペースがない場合
に、必要以上の施工時間が要すること、また、カート
リッジパッケージ容器が嵩張り、現場搬入及びその処分
に余儀なくされるなどの諸問題を解決することができ
る。
【0041】このように構成される本発明の耐火防護材
は、通信ケーブル保護管Bの周面に沿って(耐火断熱材
1を内包した)耐火袋2と外装材5とを同時、かつ、均
一に巻装できるため、作業効率が良く、成形・固定が著
しく容易である他、施工時は、前述した粘着部3を通信
ケーブル保護管Bに粘着せしめながら、密着相応する状
況を確認しつつ作業を進めることができ、また、耐火袋
2及び外装材5の着脱操作が容易である分、修正作業
(やり直し)も頗る簡単に行えるため、工期の短縮化を
図ることができる。
【0042】しかも、各外装材5,5…のジョイント部
には、端部対応用の耐火袋6を粘着部3を介して巻装す
るため、施工長と施工長との間には外装材5の巾を広く
とり双方の内部に渡し込んで成形することができるな
ど、収まりが良好であるため、通信ケーブル保護管Bの
様々の現状に応じて、換言すれば、仮令、通信ケーブル
保護管Bの管径が施工長毎に変わったとしても、円滑に
対応できる。
【0043】次に、本発明に係る耐火防護材の取付方法
(施工方法)を図4乃至図5を参照しながら説明する。
尚、理解を容易にするため、前述した耐火防護材の実施
例と同一部分は同一符号で示し、構成の異なる処のみを
新たな番号を付して以下に説明する。
【0044】まず、本取付工法の第1工程について説明
する。耐火断熱材1を内包した耐火袋2を粘着部3を基
点にして通信ケーブル保護管Bの外周に巻装する(図4
(a)参照)。
【0045】耐火断熱材1は、セラミック・無機質繊維
を積層シート状若しくはブランケット状に成形されてお
り、前述したように耐火袋2に内包せしめている。
【0046】耐火袋2は、アルミガラスクロスシート若
しくはセラミック・無機質繊維シート等の耐熱素材にて
柔軟に成形されており、容易に通信ケーブル保護管Bに
巻回できるべく矩形状に保形されている。
【0047】粘着部3は、金属材や合成樹脂材に対して
繰り返し着脱自在に粘着する防水型特殊両面粘着材を用
いている。例えば、前述したように一方の面(強粘着
層)が被着体(セラミックス等の耐火断熱材や耐火袋)
に強固に粘着し、他方の面(低粘着層)が外装材(ステ
ンレス鋼板)5に対して仮止め的に粘着する両面粘着テ
ープ(例えば、ブチル粘着テープ)を使用する。
【0048】従って、予め耐火袋2の裏面(通信ケーブ
ル保護管Bとの接地面)に外設してある粘着部3の剥離
紙(図示せず)を剥がして通信ケーブル保護管Bに貼着
するだけで、粘着部3が同保護管Bに粘着固定されて同
耐火袋2の仮止めがなされるため(図4(a)(b)参
照)、耐火袋2が巻装し易く、また、通信ケーブル保護
管Bの周方向に回ったり、安易に遊離することがない。
尚、この耐火袋2は、図示しないが必要に応じて、耐火
断熱材1をサンドイッチ状に挟包すべく積層せしめても
良い。
【0049】また、通信ケーブル保護管Bを支持する支
持部Cが位置する部分の被装作業にあっては、支持部C
の左右両端に隣接する耐火袋2,2のジョイント部分
を、支持部Cの大きさ・形状に合わせてカッティング
し、互いを支持部Cに整合させるべく突き合わせること
で、支持部C上の保護管Bを隙間なく被装することがで
きるものであり、後工程で示す如く(第4工程参照)、
斯かる支持部C及び各ジョイント部(継ぎ目、継足部)
に外装材5、5…を被着(タッピングネジ止めを含む)
するものである。
【0050】次に、第2工程について説明する。通信ケ
ーブル保護管Bに巻装した耐火袋2を取付バンド4で緊
縛する(図4(c)参照)。取付バンド4としては、経年
変化に強いステンレススチールバンドが好ましい。ま
た、この取付バンド4は、締結部4aと遊端部4bとが
耐火袋2の端面から外方に延出し、かつ、図3に示すよ
うに、遊端部4b側のみが耐火袋2から遊離できるよう
に同耐火袋2の外表面に粘着手段(図示せず)及び非粘
着部2bを介して固定されているため、耐火袋2の巻装
作業に応じて同方向に巻回される(図4(c)参照)。
【0051】換言すれば、通信ケーブル保護管Bに巻装
された耐火袋2の外周面に沿って取付バンド4が一体的
に巻回されるため、締結部4aと遊端部4bとを連結す
るだけの簡単操作で耐火袋2を迅速かつ堅固に緊縛する
ことができる。
【0052】次に、第3工程について説明する。被着体
(セラミックス等の耐火断熱材1や耐火袋2)及び/又
は緊縛した取付バンド4に対して両面粘着テープ等の粘
着部3を被着する。具体的には、緊縛されたバンド4及
び被着体(耐火袋2)の面上に、若しくは図1に示すよ
うに、バンド面を避けた被着体の面上(取付バンド4と
取付バンド4との間)に、予め必要最低限の両面粘着テ
ープ(粘着部3)を付設しておき、施工時に剥離紙(図
示せず)を剥がして被着するのが良い。
【0053】次に、第4工程について説明する。取付バ
ンド4で緊縛された耐火袋2を外装材5で被装せしめる
(図4(d)参照)。外装材5としては、前述したよう
に、耐火袋2よりも巾が100mm程短い鉄板若しくは
ステンレス板等からなる外装板(図2参照)を使用し、
更に好ましくは、該外装板の裏面5aに硬質シート(図
示せず)をコーティングしたものを使用するのが良い。
【0054】蓋し、硬質シートとの介在で粘着部3との
付着状態が良好となる他、通信ケーブル保護管Bへの取
り付けの際、凹凸、曲げ皺、亀裂、歪みを解消し、更に
は、外部からの衝撃を和らげ、成形・固定が安定し、長
期に亘り耐候性を可能にすると共に、外装材5自体の強
度をも増大できるからである。
【0055】また、この外装材5は、通信ケーブル保護
管Bの周方向に巻回した後の遊端縁5b側(図4(d)参
照)を、同外装材5の基端縁5c下に重ね合わせるだけ
で(図4(e)参照)、前記粘着部3(図4(c)参照)の
付着力を介して同遊端縁5b側を仮止めして同外装材5
を環状に保持することができるため、換言すれば、手を
離しても外装材5が平状に戻ることがないため、その
分、ボルト締め等の止着作業がなし易くなり(図4(f)
参照)、耐火袋2の周面に簡単かつ円滑に巻装すること
ができる。
【0056】次に、第5工程について説明する。各外装
材5のジョイント部に端部対応用の耐火袋6を粘着部3
を介して巻装する(図4(g)参照)。この端部対応用の
耐火袋6としては、例えば、100mm、200mm若
しくは550mm巾のサイズで、復層で単体化されたも
のを使用するのが良い。
【0057】従って、施工長と施工長との間の外装材5
の巾を広くとるだけで、双方の内部に斯かる端部対応用
の耐火袋6を渡し込めるため、収まりが良好であり、ま
た、通信ケーブル保護管Bの管径が施工長毎に変わった
としても同様に対応できる。
【0058】次に、第6工程について説明する。各外装
材5,5…のジョイント部に耐候・防水処理を施す。こ
の耐候・防水処理としては、例えば、垂直部(径方向)
には変性シリコン樹脂系の材料を用いたコーキング剤を
充填し、水平部(周方向)には同系(変性シリコン樹脂
系)のシーリングテープ(図示せず)を水密に巻装して
防水処理(仕上げ)を行うのが良い。
【0059】更に、斯かる防水処理(仕上げ)が施され
たジョイント部には、必要に応じて、図5に示すよう
に、外装材7を巻回しても良い。尚、斯かる外装材7及
び前記シーリングテープの色相は、美装上の観点から使
用するステンレス鋼板のカラーに準じた着色のものを使
用することは云うまでもない。
【0060】また、本取付工法は、後工程(第7工程)
として、通信ケーブル保護管Bを支持する支持部Cを完
全に覆うように耐火断熱材1及び/又は耐火袋2をコン
クリート駆体の表面に接着し、更には、必要に応じて、
耐火袋断熱材1、耐火袋2を完全に覆うように外装材
(図示せず)で被装しても良い。
【0061】このように施工される本発明の取付工法で
は、支持部Cの左右両端に隣接する耐火袋2,2のジョ
イント部分を、支持部Cの大きさ・形状に合わせてカッ
ティングし、互いを支持部Cに整合させるべく突き合わ
せることで、支持部C上の保護管Bを隙間なく被装する
ため、従来型に比し、耐火袋2の継ぎ目箇所数が減少
することから突き合わせ面への耐火接着剤の注入時間が
短縮され、耐火袋2の継ぎ足し箇所数が減少すること
から耐火袋2の加工(耐火断熱材1のカッティング、A
GCシートによる包み込み作業)の手間、巻装手間が少
なくなると共に、外装材5の継ぎ目箇所数が減少する
ことからコーキング剤の注入時間が短縮され、外装材
5の継ぎ足し箇所数が減少することから外装材5の切断
・加工手間及び同外装材5の巻装手間が少なくなり、
全体をして外装材5の継ぎ目箇所が減少することから美
観も良くなるなどの利点を有する。
【0062】尚、本発明は本実施例に限定されることな
く、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るもの
であり、本発明はそれらの全てを包摂するものである。
例えば、本実施例では、耐火防護材Aを通信ケーブル保
護管Bに巻装しているが、これに限定されることなく、
その他の管材、機材、家屋等の耐熱・耐火用の保護材と
しても使用できるものでる。
【0063】また、本実施例では、粘着部3を取付バン
ド4と取付バンド4との間に付設しているが、これに限
定されることなく、緊縛された取付バンド4の面上に付
着したり或いは同取付バンド4に直交すべく耐火袋2の
短手方向に付着しても良いものであり、本実施例で示し
た同バンド4の本数、取付位置、取付方向等に限定され
るものではない。
【0064】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記取
付バンドが、前記被着体上にアルミガラステープ等の粘
着手段を介して止着されると共に、前記被着体の所定位
置に、両面粘着テープ等の粘着部を設け、その粘着力に
より前記外装材を仮止めすること、延いては、前記被着
体が、取付バンドを取り付ける面に所定長の非粘着部を
形成し、かつ、該非粘着部とは反対の面に仮止め用の粘
着部を設けてなることによって、被着体と外装材とを同
時に、かつ、均一に締め付けることができるため、整形
固定が著しく容易である他、施工対象が通信ケーブル保
護管等の如き曲面体であっても、前記粘着部によって、
巻装状態での仮止めがなし易く、また、被着体が安易に
周方向にずれたり、遊離することがなく、特に、通信ケ
ーブル保護管への施工時は、被着体を同保護管に粘着せ
しめ、密着相応する状況を確認しつつ作業を進めること
ができるため、耐火断熱材の収まり不具合による修正作
業(やり直し)も頗る簡単に行えるなど、作業性及び便
宜性に優れ、工期の短縮化を図ることができるといった
効果を奏するものである。
【0065】また、前記耐火断熱材が、アルミガラスク
ロスシート若しくはセラミック・無機質繊維シート等の
耐熱素材にて成形した耐火袋に内包せしめていることに
よって、袋体として纏まりや保形性が良いため、取付・
運搬・保管に便利であり、また、従来の如く作業の際に
粉塵が発生・飛散することもないため、作業環境の改善
を図ることができる。
【0066】更に、前記耐火断熱材が、セラミック・無
機質繊維を積層シート状若しくはブランケット状に成形
されることによって、湾曲性に富み、通信ケーブル保護
管等の施工対象管への巻装がなし易くなるといった効果
を奏する。
【0067】また、耐火袋が、耐火断熱材をサンドイッ
チ状に挟包すべく積層されることによって、より耐火・
耐熱効果に優れるといった効果を奏するものである。
【0068】更に、前記取付バンドが、被着体の長手方
向端縁に沿って平行に配列された少なくとも一以上のス
テンレススチールバンドからなり、締結部側と遊端部側
とを被着体より外方に延出させることによって、経年変
化に強く、耐火断熱材等の緊縛作業も頗る簡単かつ堅固
に行えるといった効果を奏するものである。
【0069】しかも、前記外装材が、鉄板若しくはステ
ンレス板等の外装板と、該外装板の裏面に設けられた硬
質塩化ビニール等の硬質シートとを備えてなることによ
って、粘着部の付着状態が良好となる他、巻き付け時の
凹凸、曲げ皺(打皺)、亀裂、歪みを解消し、更には、
外部からの衝撃を和らげ、整形固定の安定化を図ること
ができると共に、長期に亘り耐候性を確保し、外装材の
強度も増大できるといった効果を奏するものである。
【0070】更に、被着体及び/又は外装材のジョイン
ト部に、端部対応用の被着体及び/又は外装材を巻装す
ることによって、施工長と施工長との間には外装材の巾
を広くとり双方の内部に端部対応用の被着体を渡し込め
るため、収まりが良好であるといった効果を奏するもの
であり、通信ケーブル保護管の様々の現状に応じて、換
言すれば、通信ケーブル保護管の管径が施工長毎に変わ
ったとしても上手く対応することができる。
【0071】また、粘着部は、一方の面が被着体に対し
て強固に粘着し、他方の面が外装材に対して仮止め的に
粘着する両面粘着テープからなることによって、従来の
平面ファスナーと異なり耐火袋等に縫着固定する手間が
省ける他、必要に応じて耐火断熱材、耐火袋及び外装材
の仮止め作業を繰り返すことができるため、通信ケーブ
ル保護管等への巻装作業に適するといった効果を奏す
る。
【0072】更に、本発明の取付工法は、耐火断熱材及
び/又は耐火袋等からなる被着体を電気通信ケーブル保
護管の外周に巻装する工程と、少なくとも一部が前記被
着体と一体化された取付バンドで同被着体を緊縛する工
程と、取付バンドで緊縛された被着体を外装材で被装せ
しめる工程と、各被着体及び/又は外装材のジョイント
部に端部対応用の被着体及び/又は外装材を巻装する工
程とを有すること、また、延いては、通信ケーブル保護
管を支持する支持部の左右両端に隣接する耐火袋を、支
持部の大きさ・形状に合わせてカッティングし、互いを
支持部に整合させるべく突き合わせる工程を有すること
によって、支持部上の保護管を隙間なく被装するため、
従来型に比し、耐火袋や外装材の継ぎ目、継ぎ足し箇所
数が減少することから、突き合わせ面への耐火接着剤
の注入時間が短縮され、耐火袋の加工(耐火断熱材の
カッティング、AGCシートによる包み込み作業)の手
間、巻装手間が少なくなると共に、コーキング剤の注
入時間が短縮され、外装材の切断・加工手間及び同外
装材の巻装手間が少なくなり、全体をして美観も良く
なるなどの効果を奏するものである。
【0073】このように本発明は、施工すべき通信ケー
ブル保護管の仕様、例えば、保護管の条数、管径の大小
の混在、保護管の施工長の違い等々にも対応できるな
ど、生産性の良い効率的な材料準備と着脱の容易な耐火
防護材を提供できるものであり、また、構成が単純であ
るため、大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要
者に供給できる等、本発明を実施することはその実益的
価値が甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耐火防護材を示す説明図である。
【図2】同耐火防護材の縦断面図である。
【図3】同耐火防護材を湾曲させた状態を示す縦断面図
である。
【図4】同耐火防護材の取付方法を示す説明図である。
【図5】同耐火防護材を通信ケーブル保護管に巻装した
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 耐火防護材 B 通信ケーブル保護管 1 耐火断熱材 2 耐火袋 2a 端縁 2b 非粘着部 3 粘着部 4 取付バンド 4a 締結部 4b 遊端部 5 外装材 5a 裏面 5b 遊端縁 5c 基端縁 6 端部対応用の耐火袋 7 外装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宅見 和夫 東京都中央区日本橋浜町2丁目31−1 エ ヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 内 (72)発明者 鈴木 猛 東京都中央区日本橋浜町2丁目31−1 エ ヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社 内 (72)発明者 日野 寛 愛媛県松山市御幸1丁目409−8 天龍フ ァイアペック株式会社内 (72)発明者 薮本 好昭 愛媛県松山市御幸1丁目409−8 天龍フ ァイアペック株式会社内 Fターム(参考) 5G369 AA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐火断熱材及び/又は耐火袋等からなる被
    着体と、該被着体をを緊縛するための取付バンドと、該
    取付バンドで緊縛された前記被着体を被装せしめる外装
    材とを備えてなる耐火防護材において、 前記取付バンドは、前記被着体上にアルミガラステープ
    等の粘着手段を介して止着されると共に、前記被着体の
    所定位置に、両面粘着テープ等の粘着部を設け、その粘
    着力により前記外装材を仮止めすることを特徴とする耐
    火防護材。
  2. 【請求項2】前記被着体は、取付バンドを取り付ける面
    に所定長の非粘着部を形成し、かつ、該非粘着部とは反
    対の面に仮止め用の粘着部を設けてなることを特徴とす
    る請求項1に記載の耐火防護材。
  3. 【請求項3】前記耐火断熱材は、アルミガラスクロスシ
    ート若しくはセラミック・無機質繊維シート等の耐熱素
    材にて成形された耐火袋に内包せしめていることを特徴
    とする請求項1に記載の耐火防護材。
  4. 【請求項4】前記耐火断熱材は、セラミック・無機質繊
    維を積層シート状若しくはブランケット状に成形してな
    ることを特徴とする請求項1又は3に記載の耐火防護
    材。
  5. 【請求項5】前記耐火袋は、耐火断熱材をサンドイッチ
    状に挟包すべく積層されていることを特徴とする請求項
    1又は3に記載の耐火防護材。
  6. 【請求項6】前記取付バンドは、被着体の長手方向端縁
    に沿って平行に配列された少なくとも一以上のステンレ
    ススチールバンドからなり、締結部側と遊端部側とを前
    記被着体より外方に延出せしめていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の耐火防護材。
  7. 【請求項7】前記外装材は、鉄板若しくはステンレス板
    等の外装板と、該外装板の裏面に設けられた硬質塩化ビ
    ニール等の硬質シートとを備えてなることを特徴とする
    請求項1に記載の耐火防護材。
  8. 【請求項8】被着体及び/又は外装材のジョイント部
    に、端部対応用の被着体及び/又は外装材を巻装するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の耐火防護材。
  9. 【請求項9】前記粘着部は、一方の面が被着体に対して
    強固に粘着し、他方の面が外装材に対して仮止め的に粘
    着する両面粘着テープであることを特徴とする請求項1
    に記載の耐火防護材。
  10. 【請求項10】耐火断熱材及び/又は耐火袋等からなる
    被着体を電気通信ケーブル保護管の外周に巻装する工程
    と、少なくとも一部が前記被着体と一体化された取付バ
    ンドで同被着体を緊縛する工程と、取付バンドで緊縛さ
    れた被着体を外装材で被装せしめる工程と、各被着体及
    び/又は外装材のジョイント部に端部対応用の被着体及
    び/又は外装材を巻装する工程を有することを特徴とす
    る耐火防護材の取付工法。
  11. 【請求項11】前記被着体及び/又は緊縛した取付バン
    ド面に対して両面粘着テープを被着する工程を有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の耐火防護材の取付工
    法。
  12. 【請求項12】通信ケーブル保護管を支持する支持部の
    左右両端に隣接する耐火袋を、支持部の大きさ・形状に
    合わせてカッティングし、互いを支持部に整合させるべ
    く突き合わせる工程を有することを特徴とする請求項1
    0に記載の耐火防護材の取付工法。
JP2001269273A 2001-09-05 2001-09-05 耐火防護材とその取付工法 Pending JP2003087922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269273A JP2003087922A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 耐火防護材とその取付工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001269273A JP2003087922A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 耐火防護材とその取付工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003087922A true JP2003087922A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19095123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001269273A Pending JP2003087922A (ja) 2001-09-05 2001-09-05 耐火防護材とその取付工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003087922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526933A (ja) * 2006-02-17 2009-07-23 エファージュ トラボー ピュブリック 炎から建築物又は土木計画のケーブル等を保護するための装置
JP2015045207A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 清水建設株式会社 断熱材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218346A (ja) * 2000-02-07 2001-08-10 Kurimoto Ltd 橋梁添架繊維強化プラスチック管の防火構造及びその防火材
JP2001231132A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Yazaki Corp グロメットにおけるワイヤハーネス防水処理構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001218346A (ja) * 2000-02-07 2001-08-10 Kurimoto Ltd 橋梁添架繊維強化プラスチック管の防火構造及びその防火材
JP2001231132A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Yazaki Corp グロメットにおけるワイヤハーネス防水処理構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009526933A (ja) * 2006-02-17 2009-07-23 エファージュ トラボー ピュブリック 炎から建築物又は土木計画のケーブル等を保護するための装置
JP2015045207A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 清水建設株式会社 断熱材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007147185A (ja) 段ボール製ダクト及びその施工方法並びにチャンバーボックス
US6935379B1 (en) Prefabricated insulation for HVAC ductwork and other fluid conduits
JP2000171085A (ja) 空調ダクトの断熱施工方法及びそれに使用する空調ダクト用断熱材
CA1232522A (en) Repair method for drywalls and like construction materials
US20040028862A1 (en) Fibrous closure for heat-shrinkable covers
JP2003087922A (ja) 耐火防護材とその取付工法
GB2190448A (en) Ambient shrinkable pipe-coupling cover
US6902784B2 (en) Composite pressure sensitive insulation joining construction
JPS5915814Y2 (ja) 壁体貫通配管部の密封用カバ−装置
JPH11346416A (ja) ケーブル用防災シートおよびこれを用いた防災工法
JPH0219358B2 (ja)
CA2032493A1 (en) Recoverable sleeve assembly for pipe joint
JPH10196882A (ja) 管体の断熱材保護筒及び管体の断熱材保護具
JP2823438B2 (ja) 絶縁防水シート及び絶縁防水工法
CA1278960C (en) Applying protection to pipes and pipelines
JPH09296573A (ja) 陸屋根等における防水装置
JP2602450Y2 (ja) 保温筒
JPS5938258Y2 (ja) 熱回復性チユ−ブ
JPH038415Y2 (ja)
JPH0738895U (ja) 無機質繊維保温筒
JPH08128586A (ja) 配管防食構造及びその施工方法
JPH0228318Y2 (ja)
JP3150879B2 (ja) エルボカバーの粘着コーティングシート
JPS60234195A (ja) 断熱施工方法
JPS61130688A (ja) 貫通孔の封止材保持用シ−ト並びに貫通孔封止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105