JP2003087025A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2003087025A
JP2003087025A JP2001278976A JP2001278976A JP2003087025A JP 2003087025 A JP2003087025 A JP 2003087025A JP 2001278976 A JP2001278976 A JP 2001278976A JP 2001278976 A JP2001278976 A JP 2001278976A JP 2003087025 A JP2003087025 A JP 2003087025A
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mobile phone
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communication
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Seiya Okumura
誠也 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロトコルの相違の有無によらず互いに
異なる通信サービスに対応する2つの異なる周波数帯の
信号に関し、感度良く無線伝送を円滑に行ない、かつ、
人体による影響をも低減させる携帯電話装置を実現す
る。 【解決手段】 第1の通信サービスに対応する第1の周
波数帯で動作する第1アンテナ11が、筐体上面10a
に配設されて、上方に向って突出している固定式あるい
は伸縮収納式の構造を有し、一方、前記第1の通信サー
ビスとは異なる通信プロトコルを有する第2の通信サー
ビスに対応すべく、前記第1の周波数帯とは異なる第2
の周波数帯で動作する第2アンテナ16が、操作部14
よりも下部の位置にあって、当該携帯電話装置10を保
持する操作者の手により覆われない位置であり、かつ、
第1アンテナ11から最も距離が離れた位置となる筐体
底面10b内に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置に関
し、特に、異なる2つの周波数帯にて動作し、それぞれ
同じ通信プロトコルからなる場合のみに限ることなく、
それぞれが独立の互いに異なる通信プロトコルからなる
通信サービスにも対応すべく、筐体に2つのアンテナを
備えた携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信サービスの多様化が進み、種
々の周波数帯により各種の通信サービスが提供されるよ
うになってきている。かかる状況に対応して、携帯電話
装置のごとき携帯無線機においても、異なる2つの周波
数帯にて動作する2つのアンテナを1つの筐体に備えた
ものが登場してきている。異なる2つの周波数帯にて動
作する携帯電話装置に使用されるアンテナとしては、例
えば、図5の斜視図に示す従来の携帯電話装置の構造に
あるごとく、2つのアンテナ即ち第1アンテナ31及び
第2アンテナ34とを有し、それぞれ2つの無線区間の
信号を通信感度が良好な状態で使用できるように、2つ
のアンテナ31,34とも携帯電話装置の上側に配設す
る構造のものがある。
【0003】即ち、携帯電話装置の表示部33の上方に
あり、筐体上面30aから上方に向って突出して配設さ
れた第1アンテナ31と、筐体上面30aの内部におい
て、受話部32を中心にして、前記第1アンテナ31と
対称となる位置(即ち、筐体上面30aにおいて、前記
第1アンテナ31と最も距離が離れた位置)に配設され
た第2アンテナ34とを有している構造とされている。
而して、両者のアンテナの通信感度を確保し、かつ、両
者の無線信号間の相互干渉を低減させんとしている。
【0004】あるいは、従来の携帯電話装置の別の構造
としては、特開平9−215036号公報「携帯電話装
置」がある。即ち、該公報においては、図6の斜視図に
示す携帯電話装置の構造にあるように、携帯電話装置4
0の筐体上面40aに配設され、該筐体上面40aから
上方に向って突出している固定式あるいは伸縮収納式の
構造を有する第1アンテナ41と、開閉可能なフリッパ
44内に通信感度を確保できるように線状の放射素子の
形状からなる無指向性の第2アンテナ45を配設する構
造が開示されている。
【0005】而して、該公報においては、かかる2つの
アンテナを用いて、通信感度が良好な状態で、それぞれ
独立した2つの通信サービス基地局との間で異なる2つ
の周波数帯即ち無線区間の信号を送受信することを可能
とすることにより、操作者が、人手により、2つのアン
テナを個別に切り替えて異なる無線区間の信号が受信さ
れているか否かの確認をし、通信サービス基地局(即
ち、通信サービスエリア)の確認を行なうがごとき操作
を不要にせんとしている。
【0006】ここで、該公報における第2アンテナ45
は、線状の放射素子として、携帯電話装置40の基本部
分である受話部42や表示部43あるいは操作部とは別
の独立した筐体であるフリッパ44に配設されて、第1
アンテナ41から離れた位置となる方法が用いられてお
り、第1アンテナ41で送受信される無線信号との相互
干渉を低減させている。あるいは、従来技術には、かか
る独立した別の筐体の代わりに、外部アンテナとして、
筐体に着脱可能なアンテナとすることが考えられている
ものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】昨今の携帯電話装置に
おいては、前述したように、通信サービスの多様化に対
応して、一つの通信サービスだけではなく、二つ目の通
信サービスをも扱うことが可能となる複合サービス機能
を装備したものが要求されてきている。
【0008】特に、最近では、通常の電話通信インフラ
ストラクチャであるPDC(Personal Dig
ital Cellular),PHS(Person
alHandy−Phone System),GSM
(Global System for Mobile
Communication)等の無線通信に加え
て、電話通信とは周波数帯や通信プロトコルが全く異な
るBluetooth等、モバイルPC等向けの情報通
信用の信号を送受信する目的でも使用可能とするがごと
き複合サービスの組み合わせ機器も要求されるようにな
ってきている。
【0009】かかる場合においては、情報通信用の信号
として一般に前述の電話通信以上に冗長度が少ない信号
を扱うこととなるため、互いに異なる無線周波数帯の信
号をそれぞれ送受信する2つのアンテナの位置が接近し
て配設されていると、2つのアンテナにおいてそれぞれ
送受信される信号間で互いに無線干渉が生じ、搬送波抑
圧比の悪化によるビットエラーの増大を招くおそれがあ
る。
【0010】また、2つのアンテナの近接配置に伴って
生じる前述の無線干渉問題以外にも、携帯電話装置の表
示部の大型化、筐体の小型化も進んでおり、図5に示す
ように、通信感度を良好な状態とすべく、携帯電話装置
の筐体上面に2つのアンテナを配設することは物理的に
困難となってきている。更に、従来の技術にて説明した
特開平9−215036号公報における図6のごとく、
独立した筐体即ちフリッパを設けて配置する場合にあっ
ては、かかる筐体即ちフリッパが、線状の放射素子から
なる第2アンテナを配設しているために、筐体の小型化
を阻害してしまうという欠点がある。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、電話通信に限らず通信プロトコルが異なる情
報通信の信号も含め、互いに異なる2つの周波数帯の信
号を感度良く無線伝送して、それぞれに対応した異なる
通信サービス(通信プロトコルの相違によらず複数の通
信サービス)を円滑に行なうことができる2つのアンテ
ナを備え、かつ、操作者が保持して操作する際の人体に
よる影響をも低減させることが可能な携帯電話装置を実
現せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯電話装
置は、2つのアンテナを有している。即ち、携帯電話装
置の筐体上面に配設されて、該筐体上面から上方に向っ
て突出している固定式あるいは伸縮収納式に備えられた
第1アンテナを有し、該第1アンテナは、第1の通信サ
ービス(例えば、通常の無線電話通信サービス)に対応
している。また、同時に、ロッド状の形状からなる第2
アンテナをも有していて、該第2アンテナは、通信プロ
トコルが同じ場合に限ることなく、通信プロトコルが異
なる第2の通信サービス(例えば、Bluetooth
技術のごとくローカルエリア向きの無線データ通信サー
ビス即ち無線情報通信サービス)にも対応していて、第
1アンテナとは異なる周波数帯の無線信号を送受信して
いる。
【0013】ここに、前記第1の通信サービスと前記第
2の通信サービスとの変復調方式等の通信プロトコル
が、互いに全く異なるものであってもあるいは同じもの
であっても、異なる周波数帯の信号が互いに無線干渉す
る恐れがあるために、それぞれの通信サービスに対応す
る第1アンテナと第2アンテナとの距離は、ある程度離
れていることが必要となる。
【0014】かかる点から、前記第2アンテナは、携帯
電話装置の筐体上面に配設された前記第1アンテナとの
距離が最長となるように、携帯電話装置の筐体内底面に
配設され、かつ、操作者が当該携帯電話装置を保持して
操作を行なう際に、該筐体内の底面に配置されている前
記第2アンテナが、該操作者の手により、覆われること
がないように操作部とは離れた位置に配設されている。
而して、本発明に係る携帯電話装置にあっては、1台の
携帯電話装置により、2つの無線区間即ち周波数帯の信
号を、2つのアンテナを用いて円滑に伝送することがで
きる手段を提供している。
【0015】即ち、本発明に係る携帯電話装置は、次の
各技術手段からなっているものである。
【0016】第1の技術手段は、互いに独立の通信サー
ビスに対応する2つの異なる周波数帯にて動作可能な2
つのアンテナを有する携帯電話装置において、第1の通
信サービスに対応する第1の周波数帯で動作する第1の
アンテナが、当該携帯電話装置の筐体上面に配設され
て、該筐体上面から上方に向って突出している固定式あ
るいは伸縮収納式の構造を有し、一方、前記第1の通信
サービスとの通信プロトコルの相違の有無には関係な
く、第2の通信サービスに対応すべく、前記第1の周波
数帯とは異なる第2の周波数帯で動作する第2アンテナ
が、当該携帯電話装置の操作部よりも下部の位置にあっ
て、当該携帯電話装置を保持する操作者の手により覆わ
れない位置であり、かつ、前記第1アンテナから最も距
離が離れた位置となる当該携帯電話装置の筐体底面内部
に配設されている携帯電話装置とすることを特徴とする
ものである。
【0017】而して、2つの周波数帯間の無線干渉は、
距離の二乗に反比例するので、それぞれの周波数帯の信
号を送受信する前記第1アンテナと前記第2アンテナと
を、それぞれ、携帯電話装置の筐体の最上部と最下部と
に振り分けて配設することにより、互いの無線干渉を低
減させることを可能とすると共に、操作者が携帯電話装
置を保持して操作する際にも、操作者の手によりアンテ
ナが覆われることがなく、人体による影響をも低減させ
ることができる。
【0018】第2の技術手段は、互いに独立の通信サー
ビスに対応する2つの異なる周波数帯にて動作可能な2
つのアンテナを有し、電気的に接続された2つの筐体か
らなる開閉式の携帯電話装置において、第1の通信サー
ビスに対応する第1の周波数帯で動作する第1のアンテ
ナが、当該携帯電話装置の第1筐体の筐体上面に配設さ
れて、該筐体上面から上方に向って突出している固定式
あるいは伸縮収納式の構造を有し、一方、前記第1の通
信サービスとの通信プロトコルの相違の有無には関係な
く、第2の通信サービスに対応すべく、前記第1の周波
数帯とは異なる第2の周波数帯で動作する第2アンテナ
が、前記第1筐体と電気的に接続されている操作部を有
する第2筐体に備えられ、かつ、前記操作部よりも下部
の位置にあって、当該携帯電話装置を保持する操作者の
手により覆われない位置であり、かつ、当該携帯電話装
置が使用されている状態において、前記第1アンテナか
ら最も距離が離れた位置となる該第2筐体の筐体底面内
部に配設されている携帯電話装置とすることを特徴とす
るものである。
【0019】而して、それぞれの周波数帯の信号を送受
信する前記第1アンテナと前記第2アンテナとを、開閉
式機構を有する携帯電話装置の2つの筐体それぞれに振
り分けて、かつ、第1筐体における上面の位置と第2筐
体における底面の位置とにそれぞれ配設することによ
り、該携帯電話装置が使用状態にあり、2つの筐体が開
かれた状態にあった場合、2つのアンテナ間の距離が最
も離れた位置となる筐体の最上部と最下部とに配置され
ることにより、距離の二乗に反比例する互いの無線干渉
を低減させることが可能であると共に、操作者が携帯電
話装置を保持して操作する際にも、操作者の手によりア
ンテナが覆われることがなく、人体による影響をも低減
させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る携帯電話装置に関す
る実施形態について、以下に図面を参照しながら説明す
る。
【0021】まず、図1に示す斜視図を用いて、本発明
に係る携帯電話装置の構造の一例について説明する。図
1において、本発明に係る携帯電話装置10の筐体上面
10aに配設された第1アンテナ11は、上方に向って
突出している固定式あるいは伸縮収納式の構造を有し、
比較的離れた無線相手側との通信に用いられる。また、
図1における携帯電話装置10には、受話部12,表示
部13,操作部14、及び、送話部15も備えられてい
る。
【0022】操作者が、かかる携帯電話装置10を使用
する場合の様子を図2に示している。ここに、図2は、
図1に示す携帯電話装置10を操作者が保持した場合の
状態を示す斜視図である。図2に示すごとく、操作者
は、通常、操作部14を覆うように保持し、操作部14
にあるキーを操作し、かつ、送話部15や受話部12を
用いて通信を行なう。
【0023】図2に示すごとき操作者による保持状態に
あった場合において、ロッド形状を有する比較的近距離
通信用の第2アンテナ16は、通常、操作者が保持する
操作部14の位置よりも下部に位置しており、かつ、携
帯電話装置10の筐体の最下部である筐体底面10b内
部に配設されている。而して、携帯電話装置10の筐体
最上部である筐体上面10aに配設される第1アンテナ
11と、筐体最下部である筐体底面10b内部に配設さ
れる第2アンテナ16との間の距離が、最も離れた位置
関係となると共に、操作者の手により覆われていない部
分に両者のアンテナが配置されていることとなる。
【0024】ここに、例えば、異なる周波数帯である無
線区間を扱う2つのアンテナ間の距離が接近していた
り、あるいは、人体の手で覆われてしまうような位置に
配設されたアンテナの場合にあっては、無線通信におけ
るビットエラーが増大し、十分な通信品質では通信を行
なうことができなくなるが、本発明に係る携帯電話装置
10にあっては、第1アンテナ11との距離が最も離れ
た位置で、かつ、操作者の手により覆われることがない
筐体底面10bの位置に第2アンテナ16を配置するこ
とになる。もって、第1アンテナ11と第2アンテナ1
6それぞれが、十分な通信品質による待ち受け状態と通
信状態とを確立することができ、それぞれのアンテナに
より対応される2つの通信サービスの無線通信を、互い
の通信プロトコルの相違の有無に関係することなく、極
めて良好な通信品質で実施することができる。
【0025】次に、図3に示す斜視図を用いて、本発明
に係る携帯電話装置の構造に関する別の例について説明
する。図3に示す携帯電話装置20は、電気的に相互に
接続されている筐体21と筐体22とに2分割されてい
る2つの筐体からなる開閉式の構造からなっていて、該
携帯電話装置20の使用時においては、2つの筐体2
1,22を回動自在に接合されているヒンジ機構によ
り、回動させて、互いに開かれた状態とされて使用され
るものである。
【0026】ここで、筐体21の筐体上面21aには第
1アンテナ23が配設されて、該第1アンテナ23は、
筐体上面21aから上方に向って突出している固定式あ
るいは伸縮収納式の構造を有し、比較的離れた無線相手
側との通信に用いられる。また、筐体21には、受話部
24及び表示部25も備えられている。
【0027】一方、筐体22には、操作部26,送話部
27が配置されており、操作者が、当該携帯電話装置2
0を使用し操作する場合、図4に示すように、2つの筐
体21,22が開かれた状態とされ、通常、筐体22の
操作部26を覆うように保持し、電気的に第1筐体21
と接続されている操作部26にあるキーを操作し、か
つ、相互に電気的に接続されている送話部27や受話部
24を用いて通信を行なう。ここに、図4は、図3に示
す携帯電話装置20を操作者が保持した場合の状態を示
す斜視図である。
【0028】図4に示すごとく、筐体21,22が開か
れた使用状態にあって、操作者により保持されている状
態において、ロッド形状を有する比較的近距離通信用の
第2アンテナ28は、操作者が保持する操作部26の位
置よりも下部に位置し、携帯電話装置20の筐体22の
最下部である筐体底面22b内部に配設されている。
【0029】また、図4の紙面の左右方向において、筐
体21の筐体上面21a上に配設されている第1アンテ
ナ23の取付け位置(図4においては、筐体21の筐体
上面21aの右端)と反対側の位置(即ち、筐体左側)
に相当する筐体22の筐体底面22bの位置に、第2ア
ンテナ28が配設されることにより、2つの筐体21,
22を閉じた未使用の待ち受け状態にある場合であって
も、十分な通信品質が確保できる。
【0030】一方、当該携帯電話装置20が使用状態に
あって、2つの筐体21,22が開かれた状態にある場
合には、携帯電話装置20の筐体21の最上部である筐
体上面21aに配設される第1アンテナ23と、筐体2
2の最下部である筐体底面22b内部に配設される第2
アンテナ28との間の距離が、最も離れた位置関係とな
ると共に、操作者の手により覆われていない部分に両者
のアンテナが配設されていることとなる。
【0031】もって、本発明に係る携帯電話装置20に
あっては、第1アンテナ23と第2アンテナ28それぞ
れが、十分な通信品質による待ち受け状態と通信状態と
を確立することができ、それぞれのアンテナにより対応
される2つの通信サービスの無線通信を極めて良好な通
信品質で実施することができる。
【0032】即ち、図1,2に示す携帯電話装置10の
場合、あるいは、図3,4に示す携帯電話装置20の場
合の、いずれの場合であっても、筐体上面10aあるい
は21aに配設された第1アンテナ11あるいは23に
より、比較的距離が離れた第1の通信サービスに関する
無線区間の信号を送受信し、一方、第1アンテナ11あ
るいは23からは最も離れた位置にある筐体底面10b
あるいは22b内部に配設された第2アンテナ16ある
いは28により、比較的近距離の第2の通信サービスに
関する無線区間の信号を送受信することにより、それぞ
れが極めて良好な通信品質で、互いの通信プロトコルの
相違の有無に関係することなく、2つの異なる通信サー
ビスを行なうことが可能となっている。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明に係る携
帯電話装置によれば、当該携帯電話装置の最上部である
筐体上面に配設されて、該筐体上面から上方に向って突
出している固定式あるいは伸縮収納式の構造からなる第
1アンテナと、通常、操作者が保持する操作部の位置よ
りも下部に位置し、携帯電話装置の最下部である筐体底
面内部に配設された第2アンテナとを備えた構造とする
ことにより、第1アンテナと第2アンテナとの距離を十
分に確保することを可能とし、かつ、操作者の手によ
り、第2アンテナが覆われることがない位置に配設させ
ることも可能となる。而して、かかる位置関係に配設さ
れた第1アンテナと第2アンテナとの2つのアンテナを
備えることにより、通信プロトコルが互いに異なる通信
サービス(例えば、PDC通信サービスとBlueto
oth通信サービスなど)の場合も含め、通信サービス
の相違の有無如何に依存しない2つの通信サービスに関
して、共に、十分な通信品質による待ち受け状態と通信
状態とを確立することができ、極めて良好な通信品質
で、2つの異なる通信サービスを行なうことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話装置の構造の一例につい
て説明するための斜視図である
【図2】図1に示す携帯電話装置を操作者が保持した場
合の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る携帯電話装置の構造に関する別の
例について説明するための斜視図である。
【図4】図3に示す携帯電話装置を操作者が保持した場
合の状態を示す斜視図である。
【図5】従来の携帯電話装置の構造を説明するための斜
視図である。
【図6】従来の携帯電話装置の別の構造を説明するため
の斜視図である。
【符号の説明】
10…携帯電話装置、10a…筐体上面、10b…筐体
底面、11…第1アンテナ、12…受話部、13…表示
部、14…操作部、15…送話部、16…第2アンテ
ナ、20…携帯電話装置、21,22…筐体、21a…
筐体上面、22b…筐体底面、23…第1アンテナ、2
4…受話部、25…表示部、26…操作部、27…送話
部、28…第2アンテナ、30…携帯電話装置、30a
…筐体上面、31…第1アンテナ、32…受話部、33
…表示部、34…第2アンテナ、40…携帯電話装置、
40a…筐体上面、41…第1アンテナ、42…受話
部、43…表示部、44…フリッパ、45…第2アンテ
ナ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立の通信サービスに対応する2
    つの異なる周波数帯にて動作可能な2つのアンテナを有
    する携帯電話装置において、第1の通信サービスに対応
    する第1の周波数帯で動作する第1のアンテナが、当該
    携帯電話装置の筐体上面に配設されて、該筐体上面から
    上方に向って突出している固定式あるいは伸縮収納式の
    構造を有し、一方、前記第1の通信サービスとの通信プ
    ロトコルの相違の有無には関係なく、第2の通信サービ
    スに対応すべく、前記第1の周波数帯とは異なる第2の
    周波数帯で動作する第2アンテナが、当該携帯電話装置
    の操作部よりも下部の位置にあって、当該携帯電話装置
    を保持する操作者の手により覆われない位置であり、か
    つ、前記第1アンテナから最も距離が離れた位置となる
    当該携帯電話装置の筐体底面内部に配設されていること
    を特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 互いに独立の通信サービスに対応する2
    つの異なる周波数帯にて動作可能な2つのアンテナを有
    し、電気的に接続された2つの筐体からなる開閉式の携
    帯電話装置において、第1の通信サービスに対応する第
    1の周波数帯で動作する第1のアンテナが、当該携帯電
    話装置の第1筐体の筐体上面に配設されて、該筐体上面
    から上方に向って突出している固定式あるいは伸縮収納
    式の構造を有し、一方、前記第1の通信サービスとの通
    信プロトコルの相違の有無には関係なく、第2の通信サ
    ービスに対応すべく、前記第1の周波数帯とは異なる第
    2の周波数帯で動作する第2アンテナが、前記第1筐体
    と電気的に接続されている操作部を有する第2筐体に備
    えられ、かつ、前記操作部よりも下部の位置にあって、
    当該携帯電話装置を保持する操作者の手により覆われな
    い位置であり、かつ、当該携帯電話装置が使用されてい
    る状態において、前記第1アンテナから最も距離が離れ
    た位置となる該第2筐体の筐体底面内部に配設されてい
    ることを特徴とする携帯電話装置。
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