JP2003086440A - 非接触トランス - Google Patents

非接触トランス

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JP2003086440A JP2001280083A JP2001280083A JP2003086440A JP 2003086440 A JP2003086440 A JP 2003086440A JP 2001280083 A JP2001280083 A JP 2001280083A JP 2001280083 A JP2001280083 A JP 2001280083A JP 2003086440 A JP2003086440 A JP 2003086440A
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嘉志記 桂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスをハウジングの底面に載置させた状
態でも、トランスの空心部に樹脂を注入した際に、樹脂
の中に残存空気を封じ込めないようにできる非接触トラ
ンスを提供する。 【解決手段】 1次側ハウジング2内に充填させた樹脂
6に埋没されると共に一端面が1次側ハウジング2の底
面2aに載置されるように1次側トランス3を1次側ハ
ウジング2の内部に配置する。上記1次側トランス3の
空心部1に1次側ハウジング2の底面2aから離れるに
つれて開口面積が広がるようにする傾斜内面7を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向配置した1次
側トランスと2次側トランスとの間で電磁誘導による非
接触の電力伝達が行われる非接触トランスに関する発明
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、非接触トランスTは、図5に
示すように、1次側ハウジング2に内蔵された1次側ト
ランス3と2次側ハウジング4に内蔵された2次側トラ
ンス5とを対向配置して構成したものであって、1次側
トランス3に備えた1次側コイル部8と2次側トランス
5に備えた2次側コイル部9との間で生じる電磁誘導に
よって1次側トランス3と2次側トランス5との間で非
接触の電力伝達を行い得るようにしたものである。例え
ば、この非接触トランスTは、水廻りで使用する電動歯
ブラシや電気カミソリ等の電気器具Xと上記電気器具X
に充電を行うような充電機器Yとの間に配置して使用さ
れるものであり、つまり、電気機器Xが水に濡れた状態
にあっても、端子等の通電する部分を直接接触させるこ
となく電気機器Xと充電機器Yとの間で通電させて電気
機器Xに安全に充電機器Yによる充電を行わせることが
図られるのである。ここで、この非接触トランスTにあ
っては、電磁誘導の効率上の理由から、1次側トランス
3と2次側トランス5とを極力近接させるように1次側
トランス3及び2次側トランス5は1次側ハウジング2
及び2次側ハウジング4の互いに対向する部位の内面部
分にそれぞれ載置されていると共に、製造コスト上の理
由から、1次側トランス3及び2次側トランス5の空心
部1を貫通させる鉄心等のコア部材は設けないものであ
る。そして、1次側ハウジングを上述した充電機器Yと
規定すると、防水上、放熱上の理由から、1次側ハウジ
ング2の内部には樹脂6が注入されると共に、1次側ト
ランス3は上記樹脂6の中に完全に没するように埋設さ
れる(図6)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、1次
側ハウジング2の内部に樹脂6を注入する場合には、1
次側ハウジング2の2次側ハウジング4に対向する部位
である底面2aに向って1次側ハウジング2の内部に樹
脂6を注入させるように行われる。ここで、1次側トラ
ンス3を上記樹脂6に埋没させるようにするには1次側
トランス3の空心部1にも樹脂6を注入する必要があ
る。1次側トランス3の空心部1に樹脂6を充填させる
には、空心部1に樹脂6を充填させた分、空心部1にあ
った空気を空心部1の外に逃がさなければならないもの
であるが、上述したように1次側トランス3は1次側ハ
ウジング2の底面2aに載置されていて空心部1は開口
面積が狭い上に略袋小路状の空間であることから、狭い
開口からは空心部1にあった空気抜きが行われ難く、1
次側トランス3の空心部1への樹脂6の充填が行いにく
いものであった。更には、樹脂6が1次側トランス3の
空心部1を覆うように注入されてしまうと、1次側トラ
ンス3の空心部1の底部1aにある空気が抜けきらず、
樹脂6の中に残存空気15として封じ込めてしまうこと
があった(図6)。このように、樹脂6の中に残存空気
15が封じ込められて残ってしまうと、1次側トランス
3に繰り返し通電させることで1次側トランス3が発熱
等をした場合に、上記樹脂6の中の残存空気15が膨張
し、1次側ハウジング2の破損・変形を引き起こしてし
まうといった問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、トランスをハウジングの底面に載置させた状態で
も、トランスの空心部に樹脂を注入した際に、樹脂の中
に残存空気を封じ込めないようにできる非接触トランス
を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る非接触トランスは、1次側ハ
ウジング2に内蔵された1次側トランス3と2次側ハウ
ジング4に内蔵された2次側トランス5とを対向配置
し、1次側トランス3に備えた1次側コイル部8と2次
側トランス5に備えた2次側コイル部9との間で生じる
電磁誘導によって1次側トランス3と2次側トランス5
との間で非接触の電力伝達が行われる非接触トランスで
あって、1次側ハウジング2内に充填させた樹脂6に埋
没させると共に一端面が1次側ハウジング2の底面2a
に載置させるように1次側ハウジング2の内部に配置し
た1次側トランス3において、上記1次側トランス3の
空心部1に1次側ハウジング2の底面2aから離れるに
つれて開口面積が広がるようにする傾斜内面7を形成し
たことを特徴とする。これにより、空心部1の開口は空
心部1の底部に比べて広い面積を有するように形成され
ていることから、空心部1に樹脂6を流入させる際に
は、樹脂6が充填される前に空心部1にあった空気を空
心部1の広い開口から空心部1の外に逃がすことがで
き、空心部1にあった空気を残存空気15(図6参照)
として樹脂6内に封じ込めないようにして樹脂6を空心
部1に充填させることができるのであり、また、空心部
1は傾斜内面7を有しているから、上記傾斜内面7に沿
わせて樹脂6を空心部1に流入させると、樹脂6は空心
部1の底方に向ってスムーズに流入されるのであり、樹
脂6が充填される前に空心部1にあった空気をスムーズ
に空心部1の外に逃がすことができ、空心部1にあった
空気を残存空気15として樹脂6内に封じ込めるような
ことを無くすることができるものである。
【0006】また、請求項2に係る非接触トランスは、
請求項1において、1次側トランス3の1次側コイル部
8を1次側トランス3の軸心方向に対して平行に形成し
た筒周面に電線を巻回して設けたことを特徴とする。こ
れにより、1次側トランス3の筒周面のうち1次側トラ
ンス3の軸心方向に対して平行にした部位に1次側コイ
ル部8を設けるようにしたので、1次側コイル部8を形
成するにあたって行われる電線の巻き付け作業が容易に
できるのであり、つまり、製造の簡略化が図られている
ことから量産工程にもすぐに対応させることができるも
のである。
【0007】また、請求項3に係る非接触トランスは、
請求項1において、1次側トランス3の空心部1に径の
大小によって形成される段部10を設け、上記段部10
により1次側トランス3の1次側ハウジング2の底面か
ら離れる方向に徐々に開口面積が広がるようにしたこと
を特徴とする。これにより、空心部1に段部10を設け
たことにより、空心部1の開口から空心部1内に流入す
る樹脂6の空心部1の底方へ流れる速度をゆっくりにさ
せるものであり、従って、空心部1にあった空気を開口
から空心部1の外に逃がす時間を多くとることができる
ことから、空心部1に充填された樹脂6の中に残存空気
15を封じ込めることを更に無くすることができるもの
である。
【0008】また、請求項4に係る非接触トランスは、
請求項1において、筒周面から空心部1に貫通する貫通
孔11を1次側トランス3に設けると共に、上記貫通孔
11の孔径を空心部1の内径よりも小さく形成したこと
を特徴とする。これにより、1次側ハウジング2と1次
側トランス3との間に充填させた樹脂6を空心部1の内
径よりも小さい孔径の貫通孔11を通して樹脂6を空心
部1にゆっくりと流入させたり、空心部1に充填した樹
脂6に封じ込められた残存空気15を貫通孔11を通し
て空心部1外に抜かせたりすることができるものであ
り、空心部1に充填される樹脂6に残存空気15を封じ
込めることを更に無くすることができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態の例を
示す。上記図1には非接触トランスT(図5参照)を構
成する1次側トランス3の1次側ハウジング2への配置
状態について示してある。従来技術の項でも触れたが、
非接触トランスTは、1次側ハウジング2に内蔵された
1次側トランス3と2次側ハウジング4に内蔵された2
次側トランス5とが対向配置されて構成したものであっ
て、1次側トランス3に備えた1次側コイル部8と2次
側トランス5に備えた2次側コイル部9との間で生じる
電磁誘導によって1次側トランス3と2次側トランス5
との間で非接触の電力伝達を行い得るようにしたもので
ある。そして、この非接触トランスTは、上記非接触の
電力伝達を利用して、水廻りで使用する電動歯ブラシや
電気カミソリ等の電気器具Xと上記電気器具Xに充電を
行うような充電機器Yとの間に配置して使用されるもの
である。
【0010】本例においても、この非接触トランスTは
水廻りで使用する電気器具Xと上記電気器具に充電を行
う充電機器Yとの間に配置して使用したものを想定する
ものであり、しかして、1次側ハウジング2は充電機器
ハウジングをいうと共に、1次側トランス3は充電機器
側トランスをいい、また、2次側ハウジング4は電気器
具ハウジングをいうと共に、2次側トランス5は電気器
具側トランスをいうものと想定している。
【0011】この非接触トランスTを構成する1次側ト
ランス3及び2次側トランス5は、それぞれ内部に中空
部分である空心部1を有した筒状本体で主体が構成され
るものであり、上記筒状本体の一部に電線を周方向に巻
回させたコイル部を備えたものである。この1次側トラ
ンス3及び2次側トランス5は対向配置されるものであ
るが、これは、それぞれの筒状本体の筒端面同士を対向
させると共にそれぞれの空心部1をその軸心が同一線上
に位置させるようにして配置されるものである。なお、
上記コイル部にあっては筒状本体のうち対向する筒端面
の近傍位置に設けられるものであって、詳述すると、筒
状本体には筒周面から内径方向に凹没させた凹条部13
を形成してあり、この凹条部13に電線が巻回されて形
成されている。ここで、1次側トランス3のコイル部は
1次側コイル部8と称し、2次側トランス5のコイル部
は2次側コイル部9と称する。上述したように通電させ
た1次側コイル部8は電磁誘導現象を介して2次側コイ
ル部9に電気を起こさせるものであり、つまり、1次側
コイル部8と2次側コイル部9との間では非接触の電力
伝達が行われるのである。本例では、1次側コイル部8
及び2次側コイル部9は1次側トランス3及び2次側ト
ランス5の対向する部位の近傍に設けられていて、つま
り1次側コイル部8及び2次側コイル部9は近接配置さ
れているから、非接触トランスTの電気伝達における効
率の低下を極力防ぐような構造になっている。なお、図
中12は1次側コイル部8に給電する電線やプリント基
板等が接続されるリード端子である。そして、上記構成
を有する1次側トランス3及び2次側トランス5はそれ
ぞれ1次側ハウジング2の内部及び2次側ハウジング4
の内部に設置されるものであるが、これは、1次側トラ
ンス3と2次側トランス5との距離を極力小さくさせる
為に、1次側トランス3及び2次側トランス5の対向す
るそれぞれの筒端面を対向する1次側ハウジング2の底
面2a及び2次側ハウジング4の底面4aにそれぞれ接
させて行われている。
【0012】なお、1次側トランス3の空心部1の形状
にあっては、1次側トランス3が接する1次側ハウジン
グ2の底面2aから離れるにつれて開口面積が広がるよ
うに形成させている(空心部1の開口径をBとして空心
部1の底部1aの内径をAとすると、B>Aの関係があ
る)。本例では、図1に示すように、空心部1の軸心方
向において1次側ハウジング2の底面2aから離れる方
向にいくにつれ、空心部1の内径を大きくするような傾
斜内面7が空心部1の側面全体に亙るように設けられて
おり、つまり空心部1は上方に開口した略円錐空間状に
形成されているのである。
【0013】1次側ハウジング2に設ける1次側トラン
ス3の配置にあっては、従来技術同様、1次側ハウジン
グ2の内部に注入した樹脂6に1次側トランス3を完全
に埋没させるようにして行われる。1次側ハウジング2
の内部に樹脂6を注入する際には、1次側ハウジング2
の底面2aを下方に位置させて容器の底とし、1次側ト
ランス3の筒外部分と1次側ハウジング2との間に樹脂
6を注入させるように行われる(矢印G)。上記樹脂6
に1次側トランス3を完全に埋没させるにあたっては、
空心部1にも上記樹脂6が充填されるものであるが、こ
れは、1次側トランス3の筒外部分と1次側ハウジング
2との間に徐々に溜められた樹脂6が、1次側トランス
3の空心部1の開口縁部分を乗り越えて空心部1の内部
に徐々に流入することで行われるものである(矢印
H)。ここで、本例の空心部1は上方に開口した略円錐
空間状に形成されており、つまり、空心部1は広い開口
を有すると共に底方へいくにつれて内径を小さくするよ
うな傾斜面状の傾斜内面7を有していることから、空心
部1に流れ入る樹脂6はもともと空心部1にあった空気
を空心部1の広い開口から空心部1外に逃がすようにし
て広い開口から傾斜内面7を伝ってスムーズに空心部1
の底部1a方向に流入していくのである。このように空
心部1に樹脂6を充填した際には、もともと空心部1に
あった空気を残存空気15(図6参照)として樹脂6内
に封じ込めないようにできるのである。従って、1次側
トランス3は残存空気15を封じ込めていない樹脂6に
よって覆われて1次側ハウジング2内部に配置されるこ
とから、通電させた1次側トランス3が発熱しても、上
記残存空気15の膨張が引き起こす樹脂6の割れや1次
側ハウジング2の変形や欠損を発生させないようにでき
るのである。
【0014】以下には、本発明の実施の形態の他例を列
挙する。これらの例は、先に述べた実施の形態の例の1
次側トランス3の形状を変更したものであることから、
重複する部分は説明を省き、変更点のみを説明するもの
とする図2に示す本発明の実施の形態の他例は、1次側
トランス3の1次側コイル部8を1次側トランス3の軸
心方向に対して平行に形成した筒周面に電線を巻回して
設けた例である。つまり、電線を巻き付ける凹条部13
の底面が1次側トランス3の軸心方向に対して平行な面
に形成されているのである。このように、筒周面に電線
を巻き付ける凹条部13の底面、つまり凹条部13にお
ける筒周面が1次側トランス3の軸心方向に対して平行
になっているので、1次側トランス3のへの電線の巻き
付け作業が容易になるものであり、特に1次側トランス
3に電線を機械的に巻回することで行われる量産工程に
も容易に対応させることができるものである。
【0015】図3に示す本発明の実施の形態の他例は、
空心部1に径の大小によって形成される段部10を設
け、上記段部10により1次側トランス3の1次側ハウ
ジング2の底面から離れる方向に徐々に開口面積が広が
るようにした例である。本例では、先の実施の形態の例
にある空心部1の傾斜内面7に加えて、上記空心部1に
おける開口の近傍位置の部分に2段階段状にするように
2つの段部10が上下に連設されている。1次側トラン
ス3の軸心方向の高さ寸法をEとし、1次側ハウジング
2の底面から1次側トランス3の1次側コイル部8まで
の高さ距離寸法をFとすると、この段部10の立ち上が
り寸法DにおいてはD≦(B−A)/4を満たすように
設定してあり、また、段部10の水平方向の軸心への突
出寸法CにおいてはC≦(E−F)/2を満たすように
設定してある。このように、空心部1に段部10を設け
たことにより、空心部1の開口から流れ入る樹脂6の空
心部1の底部1aへの流入速度が更にゆっくりした速度
になるものである。樹脂6の空心部1の底部1aへの流
入速度がゆっくりになると、空心部1にもともとあった
空気を開口から空心部1外に逃がすための時間を作るこ
とができ、しかして、空心部1に充填した樹脂6に残存
空気15を封じ込めてしまうといった恐れを更に低減さ
せることができるものである。しかして、通電させた1
次側トランス3が発熱したことによって生じる樹脂6中
の残存空気15の膨張が引き起こす1次側ハウジング2
の変形や欠損の発生を更に低減させることができるので
ある。
【0016】図4に示す本発明の実施の形態の他例は、
筒周面から空心部1に貫通する貫通孔11を1次側トラ
ンス3に設けると共に、上記貫通孔11の孔径を空心部
1の内径よりも小さく形成した例である。本例では、貫
通孔11は1次側トランス3の周方向の複数箇所に設け
られており、空心部1に近づくにつれ1次側ハウジング
2の底面2a方向に位置するような傾斜を有しており、
つまり、貫通孔11は筒周面における孔開口が空心部1
における孔開口よりも1次側ハウジング2の底面2aと
反対方向(つまり、上方)に位置している。また、空心
部1は先の実施の形態の例と同様に傾斜内面7が形成さ
れている。ここで、傾斜内面7の1次側ハウジング2の
底面2aを基準とした傾斜角をβし、上記貫通孔11の
1次側ハウジング2の底面2aを基準とした傾斜角をα
とすると、0<α<βの関係を有している。
【0017】このように貫通孔11を設けた1次側トラ
ンス3にあっては、1次側ハウジング2内に樹脂6を注
入する際に、1次側トランス3の筒外部分と1次側ハウ
ジング2との間に樹脂6を注入した場合にあっては(矢
印G)、1次側トランス3の筒外部分と1次側ハウジン
グ2との間に徐々に溜められた樹脂6が上記貫通孔11
を通じて1次側トランス3の空心部1に流入するもので
ある(矢印J)。ここで、貫通孔11は空心部1にいく
につれて1次側ハウジング2の底面2aに近づくように
傾斜しているので、樹脂6はその自重で貫通孔11から
空心部1にスムーズに流れ落ちるものである。また、こ
の貫通孔11はその孔径を空心部1の内径よりも小さく
形成してあることから、貫通孔11を通じて空心部1に
流れ込む樹脂6にあっては少量の樹脂6が連続的に流れ
込むようになり、しかして、いきなり空心部1の底部1
aを樹脂6で塞いでしまうようなかたちで樹脂6が空心
部1に流入することが防止でき、従って、空心部1に充
填される樹脂6中に空心部1にもともとあった空気を残
存空気15として封じ込めてしまうといった事態を避け
ることができるものである。
【0018】また、1次側ハウジング2内に樹脂6を注
入する際に、空心部1の開口から樹脂6を流入させた場
合にあっても(矢印I)、空心部1は、先の実施の形態
の例同様に、1次側ハウジング2の底面2aから離れる
につれて開口面積が広がるようにする傾斜内面7が設け
られていることから、上記空心部1に開口から流入する
樹脂6は傾斜内面7をゆっくり伝って空心部1に充填さ
れるものであり、いきなり空心部1の底部1aを樹脂6
で塞いでしまうようなかたちで樹脂6は空心部1に流入
されることはなく、しかして、空心部1に充填される樹
脂6中に空心部1にもともとあった空気を残存空気15
として封じ込めてしまうといった事態を避けることがで
きるものである。ここで、仮に空心部1にもともとあっ
た空気が残存空気15としてまだ流動的である樹脂6内
に残ってしまったとしても、上記残存空気15は貫通孔
11を通して1次側トランス3の筒外方に抜けさせるこ
ともできるものであり(矢印K)、つまり貫通孔11に
残存空気15抜きの役割を果たさせることもでき、しか
して、空心部1に充填される樹脂6中に空心部1にもと
もとあった空気を残存空気15として封じ込めてしまう
といった事態の発生を更に低減させることができるもの
である。
【0019】このように、1次側トランス3に貫通孔1
1を設けたことで、貫通孔11を通して樹脂6を空心部
1にゆっくりと流入させたり、空心部1に充填した樹脂
6に封じ込められた残存空気15を貫通孔11を通して
空心部1外に抜かせたりすることができ、いずれの場合
も、空心部1に充填される樹脂6に残存空気15を封じ
込めてしまう恐れを更に無くすることができるものであ
る。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の非
接触トランスにあっては、叙述したように、1次側ハウ
ジング内に充填させた樹脂に埋没されると共に一端面が
1次側ハウジングの底面に載置されるように1次側トラ
ンスを1次側ハウジングの内部に配置し、上記1次側ト
ランスの空心部に1次側ハウジングの底面から離れるに
つれて開口面積が広がるようにする傾斜内面を形成した
ので、空心部の底部に比べて広い面積を有する空心部の
開口から空心部に流入する樹脂は、傾斜内面に沿ってス
ムーズに空心部内に流入し、このとき、樹脂が充填され
る前に空心部にあった空気は、空心部の広い開口から空
心部の外に逃げるものであり、しかして、空心部にあっ
た空気を残存空気として樹脂内に封じ込めないようにし
て樹脂を空心部に充填させることができるのであり、従
って、通電させたことで1次側トランスが発熱した際に
も樹脂内の残存空気の膨張によって1次側ハウジングの
変形等が生じることを防止できるものである。
【0021】また、本発明の請求項2記載の非接触トラ
ンスは、請求項1の効果に加えて、1次側トランスの1
次側コイル部を1次側トランスの軸心方向に対して平行
に形成した筒周面に電線を巻回して設けたので、1次側
コイル部を形成するにあたって行われる電線を巻き付け
る作業が容易にできるものであり、つまり、製造の簡略
化が図られていることから量産工程にもすぐに対応させ
ることができるものである。
【0022】また、本発明の請求項3記載の非接触トラ
ンスは、請求項1の効果に加えて、1次側トランスの空
心部に径の大小によって形成される段部を設け、上記段
部により1次側トランスの1次側ハウジングの底面から
離れる方向に徐々に開口面積が広がるようにしたので、
空心部の開口から空心部内に流入する樹脂の空心部の底
方へ流れる速度を段部が遅くさせるものであり、従っ
て、空心部にあった空気を開口から空心部の外に逃がす
時間を多くとることができることから、空心部に充填さ
れた樹脂の中に残存空気を封じ込めることを更に無くす
ることができるものであり、しかして、通電させたこと
で1次側トランスが発熱した際にも樹脂内の残存空気の
膨張によって1次側ハウジングに変形等が生じることを
更に防止できるものである。
【0023】また、請求項4に係る非接触トランスは、
請求項1において、筒周面から空心部に貫通する貫通孔
を1次側トランスに設けると共に、上記貫通孔の孔径を
空心部の内径よりも小さく形成したので、1次側ハウジ
ングと1次側トランスとの間に充填させた樹脂を空心部
の内径よりも小さい孔径の貫通孔を通して樹脂を空心部
にゆっくりと流入させたり、空心部に充填した樹脂に封
じ込められた残存空気を貫通孔を通して空心部外に抜か
せたりすることができるものであり、空心部に充填され
る樹脂に残存空気を封じ込めることを更に無くすること
ができるものであり、しかして、通電させたことで1次
側トランスが発熱した際にも樹脂内の残存空気の膨張に
よって1次側ハウジングに変形等が生じることを更に防
止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すものであって、
1次側トランスの1次側ハウジングへの配置状態を示す
側面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の他例を示すものであっ
て、1次側コイル部の製造性を高めた1次側トランスの
1次側ハウジングへの配置状態を示す側面断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の更に他例を示すものであ
って、段部を設けた1次側トランスの1次側ハウジング
への配置状態を示す側面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の更に他例を示すものであ
って、貫通孔を設けた1次側トランスの1次側ハウジン
グへの配置状態を示す側面断面図である。
【図5】従来技術の例の非接触トランスを示す側面断面
図である。
【図6】同上の樹脂に埋没させて1次側トランスを1次
側ハウジングに配置した状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 空心部 2 1次側ハウジング 3 1次側トランス 4 2次側ハウジング 5 2次側トランス 6 樹脂 7 傾斜内面 8 1次側コイル部 9 2次側コイル部 10 段部 11 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 幹弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側ハウジングに内蔵された1次側ト
    ランスと2次側ハウジングに内蔵された2次側トランス
    とを対向配置し、1次側トランスに備えた1次側コイル
    部と2次側トランスに備えた2次側コイル部との間で生
    じる電磁誘導によって1次側トランスと2次側トランス
    との間で非接触の電力伝達が行われる非接触トランスで
    あって、1次側ハウジング内に充填させた樹脂に埋没さ
    せると共に一端面が1次側ハウジングの底面に載置させ
    るように1次側ハウジングの内部に配置した1次側トラ
    ンスにおいて、上記1次側トランスの空心部に1次側ハ
    ウジングの底面から離れるにつれて開口面積が広がるよ
    うにする傾斜内面を形成したことを特徴とする非接触ト
    ランス。
  2. 【請求項2】 1次側トランスの1次側コイル部を1次
    側トランスの軸心方向に対して平行に形成した筒周面に
    電線を巻回して設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の非接触トランス。
  3. 【請求項3】 1次側トランスの空心部に径の大小によ
    って形成される段部を設け、上記段部により1次側トラ
    ンスの1次側ハウジングの底面から離れる方向に徐々に
    開口面積が広がるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の非接触トランス。
  4. 【請求項4】 筒周面から空心部に貫通する貫通孔を1
    次側トランスに設けると共に、上記貫通孔の孔径を空心
    部の内径よりも小さく形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の非接触トランス。
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