JP2003086341A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JP2003086341A JP2003086341A JP2001278834A JP2001278834A JP2003086341A JP 2003086341 A JP2003086341 A JP 2003086341A JP 2001278834 A JP2001278834 A JP 2001278834A JP 2001278834 A JP2001278834 A JP 2001278834A JP 2003086341 A JP2003086341 A JP 2003086341A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- induction heating
- top plate
- heating coil
- metal
- heating cooker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の誘導加熱調理器を配置した厨房におい
て、清掃時に誘導加熱調理器を積み重ねた際、誤って下
層の誘導加熱調理器の加熱動作を開始してしまい、上層
の誘導加熱調理器を最悪の場合は存する恐れがあった。 【解決手段】 誘導加熱可能な調理鍋５を載置するトッ
ププレート２と、前記調理鍋５を誘導加熱するために前
記トッププレート２下部に配置した誘導加熱コイル３
と、該誘導加熱コイル３を内設し、前記トッププレート
２を含んで前記加熱コイル３を覆う金属製筐体１と、該
金属製筐体１底面で磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材７とを
備えた構成である。
て、清掃時に誘導加熱調理器を積み重ねた際、誤って下
層の誘導加熱調理器の加熱動作を開始してしまい、上層
の誘導加熱調理器を最悪の場合は存する恐れがあった。 【解決手段】 誘導加熱可能な調理鍋５を載置するトッ
ププレート２と、前記調理鍋５を誘導加熱するために前
記トッププレート２下部に配置した誘導加熱コイル３
と、該誘導加熱コイル３を内設し、前記トッププレート
２を含んで前記加熱コイル３を覆う金属製筐体１と、該
金属製筐体１底面で磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材７とを
備えた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱調理器に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱調理器は、特
開昭５７−７０８２号公報に記載されている。
開昭５７−７０８２号公報に記載されている。
【０００３】このものは、誘導加熱調理器筐体内の誘導
加熱コイル下部にアルミニウム製の板材を配置し、誘導
加熱コイルの磁束が、下部の制御部品や筐体底板を加熱
することを防止することが記載されている。
加熱コイル下部にアルミニウム製の板材を配置し、誘導
加熱コイルの磁束が、下部の制御部品や筐体底板を加熱
することを防止することが記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】厨房で使用される誘導
加熱調理器は、強度や清掃性、清潔感からステンレスな
どの金属で筐体が形成されている。また、使い勝手より
複数台を同一の場所に設置し使用することがほとんどで
ある。
加熱調理器は、強度や清掃性、清潔感からステンレスな
どの金属で筐体が形成されている。また、使い勝手より
複数台を同一の場所に設置し使用することがほとんどで
ある。
【０００５】衛生を保つために、厨房を清掃するが、そ
の際誘導加熱調理器下部も清掃する。この清掃時に、複
数の誘導加熱調理器を積み重ねることもあるが、このと
き、不用意に加熱調理開始スイッチに触れてしまって、
機器が動作を開始することがある。
の際誘導加熱調理器下部も清掃する。この清掃時に、複
数の誘導加熱調理器を積み重ねることもあるが、このと
き、不用意に加熱調理開始スイッチに触れてしまって、
機器が動作を開始することがある。
【０００６】加熱動作が開始すると、上層の調理器底板
が加熱され、調理器の故障、最悪の場合は破損ともなり
かねない。
が加熱され、調理器の故障、最悪の場合は破損ともなり
かねない。
【０００７】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、誘導加
熱可能な調理鍋を載置するトッププレートと、前記調理
鍋を誘導加熱するために前記トッププレート下部に配置
した誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを内設し、前
記トッププレートを含んで前記加熱コイルを覆う金属製
筐体と、該金属製筐体底面で磁気を遮蔽する磁気遮蔽部
材とを備えた構成である。
熱可能な調理鍋を載置するトッププレートと、前記調理
鍋を誘導加熱するために前記トッププレート下部に配置
した誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルを内設し、前
記トッププレートを含んで前記加熱コイルを覆う金属製
筐体と、該金属製筐体底面で磁気を遮蔽する磁気遮蔽部
材とを備えた構成である。
【０００９】また、前記磁気遮蔽部材は、同心円状の一
部を切り欠いた略Ｃ形状の金属板から構成される。
部を切り欠いた略Ｃ形状の金属板から構成される。
【００１０】また、前記磁気遮蔽部材は、アルミ材又は
非磁性金属材料で構成される。
非磁性金属材料で構成される。
【００１１】さらに、誘導加熱可能な調理鍋を載置する
トッププレートと、前記調理鍋を誘導加熱するために前
記トッププレート下部に配置した誘導加熱コイルと、該
誘導加熱コイルを内設し、前記トッププレートを含んで
前記加熱コイルを覆う金属製筐体と、を備え、少なくと
も前記金属製筐体の底面は、非磁性金属材料で形成され
る構成である。
トッププレートと、前記調理鍋を誘導加熱するために前
記トッププレート下部に配置した誘導加熱コイルと、該
誘導加熱コイルを内設し、前記トッププレートを含んで
前記加熱コイルを覆う金属製筐体と、を備え、少なくと
も前記金属製筐体の底面は、非磁性金属材料で形成され
る構成である。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１において、１は誘導加熱調理
器の側面及び底面を覆う金属製筐体、２は筐体の上面を
覆う、セラミック製トッププレート、４は磁束を発生さ
せ、トッププレート２上に載置した調理鍋５を誘導加熱
する誘導加熱コイル３のコイル台、６は該誘導加熱コイ
ル３の駆動を制御する制御部、７は筐体１の外底面に配
置した磁気遮蔽材である。
器の側面及び底面を覆う金属製筐体、２は筐体の上面を
覆う、セラミック製トッププレート、４は磁束を発生さ
せ、トッププレート２上に載置した調理鍋５を誘導加熱
する誘導加熱コイル３のコイル台、６は該誘導加熱コイ
ル３の駆動を制御する制御部、７は筐体１の外底面に配
置した磁気遮蔽材である。
【００１３】前記コイル台４の裏面には、フェライトが
放射状に配置されており、誘導加熱コイル３で発生した
磁束が、下部の制御部６に影響が及ばないようにしてあ
る。
放射状に配置されており、誘導加熱コイル３で発生した
磁束が、下部の制御部６に影響が及ばないようにしてあ
る。
【００１４】前記磁気遮蔽材７は、図２に示すように、
アルミニウム材または厚さが２ｍｍ以上の１８−８ステ
ンレスなどの非磁性金属層８と、金属製筐体１と非磁性
金属層８とを絶縁するための樹脂層９とから形成されて
いる。
アルミニウム材または厚さが２ｍｍ以上の１８−８ステ
ンレスなどの非磁性金属層８と、金属製筐体１と非磁性
金属層８とを絶縁するための樹脂層９とから形成されて
いる。
【００１５】かかる磁気遮蔽材７は、積み重ねられたと
き、下部の誘導加熱調理器の加熱コイルと対向する位置
に存在し、また加熱の状態は、フォークやナイフを載置
したときと同じように誘導加熱動作が開始しても、非加
熱物と制御部６が判断して加熱動作を停止するよう動作
する。このため、上層の誘導加熱調理器底面は加熱され
ないのである。
き、下部の誘導加熱調理器の加熱コイルと対向する位置
に存在し、また加熱の状態は、フォークやナイフを載置
したときと同じように誘導加熱動作が開始しても、非加
熱物と制御部６が判断して加熱動作を停止するよう動作
する。このため、上層の誘導加熱調理器底面は加熱され
ないのである。
【００１６】図３は、前記磁気遮蔽材７の他の実施態様
を示している。このものは、非磁性金属層８の代わりに
同心円の一部を切り欠いた略Ｃ形状の金属片１０を樹脂
層８上に配置している。斯かる材料は、非磁性材料でも
磁性材料でもどちらでも良い。そして、金属片１０は、
樹脂層８上に整列して、複数個並べて配置され、その大
きさは、加熱コイル１０に対して十分小さな大きさであ
る。
を示している。このものは、非磁性金属層８の代わりに
同心円の一部を切り欠いた略Ｃ形状の金属片１０を樹脂
層８上に配置している。斯かる材料は、非磁性材料でも
磁性材料でもどちらでも良い。そして、金属片１０は、
樹脂層８上に整列して、複数個並べて配置され、その大
きさは、加熱コイル１０に対して十分小さな大きさであ
る。
【００１７】かかる構成により、下層の誘導加熱調理器
の誘導加熱コイルで発生した磁束が磁気遮蔽材７に達し
て、略Ｃ形状の金属片１０上に渦電流が発生するが、同
心円の一部を切り欠いた構成であり、また加熱コイル１
０より十分小さな構成であるため、渦電流が流れにくく
なり、発熱しないことになる。
の誘導加熱コイルで発生した磁束が磁気遮蔽材７に達し
て、略Ｃ形状の金属片１０上に渦電流が発生するが、同
心円の一部を切り欠いた構成であり、また加熱コイル１
０より十分小さな構成であるため、渦電流が流れにくく
なり、発熱しないことになる。
【００１８】前述の実施態様では、磁気遮蔽財７を金属
製筐体１の下面に形成する構成について説明したが、本
発明はこれに限らず、図４に示すように、金属製筐体１
のうち少なくとも底面板１ａを、アルミニウム材または
厚さが２ｍｍ以上の１８−８ステンレスなどの非磁性金
属で形成しても良い。この構成でも、前述と同等の効果
が得られる。
製筐体１の下面に形成する構成について説明したが、本
発明はこれに限らず、図４に示すように、金属製筐体１
のうち少なくとも底面板１ａを、アルミニウム材または
厚さが２ｍｍ以上の１８−８ステンレスなどの非磁性金
属で形成しても良い。この構成でも、前述と同等の効果
が得られる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、例えば清掃時に積み重
ねたとき、誤って加熱動作を開始してしまっても、加熱
されることがなく、危険を防止することができる。
ねたとき、誤って加熱動作を開始してしまっても、加熱
されることがなく、危険を防止することができる。
【図１】本発明の誘導加熱調理器の要部断面図である。
【図２】図１中磁気遮蔽材の概略断面図である。
【図３】図１の磁気遮蔽材の他の実施態様を示す図であ
る。
る。
【図４】本発明の金属性筐体の底面板を非磁性金属で形
成することを説明する図である。
成することを説明する図である。
１ 金属製筐体
３ 誘導加熱コイル
７ 磁気遮蔽材
１０ 略Ｃ形状の金属片
Claims (4)
- 【請求項１】 誘導加熱可能な調理鍋を載置するトップ
プレートと、前記調理鍋を誘導加熱するために前記トッ
ププレート下部に配置した誘導加熱コイルと、該誘導加
熱コイルを内設し、前記トッププレートを含んで前記加
熱コイルを覆う金属製筐体と、該金属製筐体底面に配置
され、磁気を遮蔽する磁気遮蔽部材とを備えたことを特
徴とする誘導加熱調理器。 - 【請求項２】 前記磁気遮蔽部材は、同心円状の一部を
切り欠いた略Ｃ形状の金属板から構成することを特徴と
する請求項１に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項３】 前記磁気遮蔽部材は、アルミ材又は非磁
性金属材料で構成することを特徴とする請求項１に記載
の誘導加熱調理器。 - 【請求項４】 誘導加熱可能な調理鍋を載置するトップ
プレートと、前記調理鍋を誘導加熱するために前記トッ
ププレート下部に配置した誘導加熱コイルと、該誘導加
熱コイルを内設し、前記トッププレートを含んで前記加
熱コイルを覆う金属製筐体と、を備え、少なくとも前記
金属製筐体の底面は、非磁性金属材料で形成されること
を特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001278834A JP2003086341A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001278834A JP2003086341A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003086341A true JP2003086341A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19103132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001278834A Pending JP2003086341A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003086341A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006294434A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
-
2001
- 2001-09-13 JP JP2001278834A patent/JP2003086341A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006294434A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱調理器 |
| JP4654743B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2011-03-23 | パナソニック株式会社 | 誘導加熱調理器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |