JP2003085853A - 光ディスクのスリップ防止シート - Google Patents
光ディスクのスリップ防止シートInfo
- Publication number
- JP2003085853A JP2003085853A JP2001271449A JP2001271449A JP2003085853A JP 2003085853 A JP2003085853 A JP 2003085853A JP 2001271449 A JP2001271449 A JP 2001271449A JP 2001271449 A JP2001271449 A JP 2001271449A JP 2003085853 A JP2003085853 A JP 2003085853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rubber
- ethylene
- vinyl acetate
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 情報記録・再生装置の光ディスクを担持する
ターンテーブルに貼着して用いられ、ディスクの記録・
再生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びといった好まし
くない現象を防止することができる光ディスクのスリッ
プ防止シートを提供する。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)と熱可塑性ゴムとを含有する混成ゴムを成型してな
る混成ゴムシート。熱可塑性ゴムとして、エチレン−プ
ロピレン共重合体が所定量配合されることが好ましく、
また前記エチレン−酢酸ビニル共重合体は、所定の酢酸
ビニル含有率と、所定のMFR値を有することが好まし
い。
ターンテーブルに貼着して用いられ、ディスクの記録・
再生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びといった好まし
くない現象を防止することができる光ディスクのスリッ
プ防止シートを提供する。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)と熱可塑性ゴムとを含有する混成ゴムを成型してな
る混成ゴムシート。熱可塑性ゴムとして、エチレン−プ
ロピレン共重合体が所定量配合されることが好ましく、
また前記エチレン−酢酸ビニル共重合体は、所定の酢酸
ビニル含有率と、所定のMFR値を有することが好まし
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録・再生装
置の光ディスクを担持するターンテーブルに用いられ
る、光ディスクのスリップ防止シートに関するものであ
る。
置の光ディスクを担持するターンテーブルに用いられ
る、光ディスクのスリップ防止シートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD、DVD等の光ディスクを担持する
ターンテーブルが硬質の樹脂やアルミ等の成型品である
場合、ターンテーブル表面に光ディスクをそのまま担持
させ使用すれば、ディスクに損傷を与える危険を有する
ばかりでなく、高速回転時にはディスクがスリップして
しまい、ターンテーブルに固定化できなくなってしま
う。このような状況に鑑み、従来、光ディスクのスリッ
プ防止用ゴムシートとしては、CR(クロロプレン)系
加硫ゴムをシート状に加工すると共に、その表面にスリ
ップ防止を目的とした布目、溝等の加工を施し、このゴ
ムシートの裏面に両面テープをラミネートした後、リン
グ状に打ち抜き、これをターンテーブル上に貼着したも
のが一般的に用いられている。
ターンテーブルが硬質の樹脂やアルミ等の成型品である
場合、ターンテーブル表面に光ディスクをそのまま担持
させ使用すれば、ディスクに損傷を与える危険を有する
ばかりでなく、高速回転時にはディスクがスリップして
しまい、ターンテーブルに固定化できなくなってしま
う。このような状況に鑑み、従来、光ディスクのスリッ
プ防止用ゴムシートとしては、CR(クロロプレン)系
加硫ゴムをシート状に加工すると共に、その表面にスリ
ップ防止を目的とした布目、溝等の加工を施し、このゴ
ムシートの裏面に両面テープをラミネートした後、リン
グ状に打ち抜き、これをターンテーブル上に貼着したも
のが一般的に用いられている。
【0003】しかしながら、上記ゴムシートは、通常は
布を載せた状態、又は布に挟まれた状態でプレスされる
ため、例えば、0.3mm程度のシートにおいてはその
厚みのばらつき(公差)が±6/100mm程度と、そ
のゴムシート自体の厚みの精度面で好ましくない上、こ
のゴムシートの裏面に両面テープをラミネート加工する
際にモジュラスの低い加硫ゴムをシートとして用いた場
合はさらに展延してしまい、厚み精度をさらに低下させ
てしまう。従って、CR系加硫ゴムシートをスリップ防
止シートとして用いた場合、たとえシート表面の摩擦係
数がその回転数に耐えうるに充分であっても、光ディス
クの回転が真円性を保持することが困難であり、その結
果回転中に音飛び、絵飛びを引き起こすような振れを起
こし易いといった問題点がある。さらに、CR系加硫ゴ
ムシートは、長期間の使用によってゴム中の加硫促進
剤、老化防止剤がシート表面にブルームすることがあ
り、この場合、スリップを促進するおそれがある。
布を載せた状態、又は布に挟まれた状態でプレスされる
ため、例えば、0.3mm程度のシートにおいてはその
厚みのばらつき(公差)が±6/100mm程度と、そ
のゴムシート自体の厚みの精度面で好ましくない上、こ
のゴムシートの裏面に両面テープをラミネート加工する
際にモジュラスの低い加硫ゴムをシートとして用いた場
合はさらに展延してしまい、厚み精度をさらに低下させ
てしまう。従って、CR系加硫ゴムシートをスリップ防
止シートとして用いた場合、たとえシート表面の摩擦係
数がその回転数に耐えうるに充分であっても、光ディス
クの回転が真円性を保持することが困難であり、その結
果回転中に音飛び、絵飛びを引き起こすような振れを起
こし易いといった問題点がある。さらに、CR系加硫ゴ
ムシートは、長期間の使用によってゴム中の加硫促進
剤、老化防止剤がシート表面にブルームすることがあ
り、この場合、スリップを促進するおそれがある。
【0004】なお、スリップ防止を目的とした取り組み
として、特開平6−290537号公報、特開平9−3
26162号公報等が挙げられる、いずれも光ディスク
と、ゴムシートとの摩擦係数を上げることを目的として
いるが、ディスクの回転の真円性の向上に関する記載は
見られない。
として、特開平6−290537号公報、特開平9−3
26162号公報等が挙げられる、いずれも光ディスク
と、ゴムシートとの摩擦係数を上げることを目的として
いるが、ディスクの回転の真円性の向上に関する記載は
見られない。
【0005】また近年では、DVD−ROMや、CD−
ROMドライブ装置の開発技術の進展に伴い、これらを
再生するプレイヤーの回転速度が、通常の音楽専用のC
Dの回転速度(500rpm)を基準にするとDVDで
は8倍速(4000rpm)や32倍速(16000r
pm)まで高速化されてきている。当然ながら、回転速
度が速くなれば、それだけシートの厚みのばらつきの影
響も大きくなると共に、ディスクの回転の真円性の保持
は難しくなっていく。
ROMドライブ装置の開発技術の進展に伴い、これらを
再生するプレイヤーの回転速度が、通常の音楽専用のC
Dの回転速度(500rpm)を基準にするとDVDで
は8倍速(4000rpm)や32倍速(16000r
pm)まで高速化されてきている。当然ながら、回転速
度が速くなれば、それだけシートの厚みのばらつきの影
響も大きくなると共に、ディスクの回転の真円性の保持
は難しくなっていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、光ディスク再
生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びといった好ましく
ない現象を防止するために、単なるスリップ防止のみな
らず、真円性を保持した回転をもたらす機構を有するス
リップ防止シートの開発、すなわち、光ディスクとの摩
擦係数を保持すると共にシートの厚み精度の高い(公差
の小さい)スリップ防止シートの開発が求められてい
る。
生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びといった好ましく
ない現象を防止するために、単なるスリップ防止のみな
らず、真円性を保持した回転をもたらす機構を有するス
リップ防止シートの開発、すなわち、光ディスクとの摩
擦係数を保持すると共にシートの厚み精度の高い(公差
の小さい)スリップ防止シートの開発が求められてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めになされた本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体
と、熱可塑性ゴムとを含有する混成ゴムを成型してなる
混成ゴムシートであり、情報記録・再生装置の光ディス
クを担持するターンテーブルに貼着して用いられる、光
ディスクのスリップ防止シートである。
めになされた本発明は、エチレン−酢酸ビニル共重合体
と、熱可塑性ゴムとを含有する混成ゴムを成型してなる
混成ゴムシートであり、情報記録・再生装置の光ディス
クを担持するターンテーブルに貼着して用いられる、光
ディスクのスリップ防止シートである。
【0008】上記エチレン−酢酸ビニル共重合体として
は、具体的には「ウルトラセンYX11C」、「ウルト
ラセン630」等のウルトラセンシリーズ(東ソー社
製)等が挙げられる。また、上記熱可塑性ゴムとして
は、例えば、エチレン−プロピレン共重合体(EP
M)、イソブチレン−イソプレンゴム(IIR、ブチル
ゴム)等が挙げられ、好ましくはエチレン−プロピレン
共重合体であり、具体的には「エチレン−プロピレン−
αオレフィン−共重合ゴム」(JSR社製)等が挙げら
れる。
は、具体的には「ウルトラセンYX11C」、「ウルト
ラセン630」等のウルトラセンシリーズ(東ソー社
製)等が挙げられる。また、上記熱可塑性ゴムとして
は、例えば、エチレン−プロピレン共重合体(EP
M)、イソブチレン−イソプレンゴム(IIR、ブチル
ゴム)等が挙げられ、好ましくはエチレン−プロピレン
共重合体であり、具体的には「エチレン−プロピレン−
αオレフィン−共重合ゴム」(JSR社製)等が挙げら
れる。
【0009】本発明において、上記混成ゴムシート中の
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対す
る上記熱可塑性ゴムの比率は、10重量部以上30重量
部以下とすればよい。熱可塑性ゴムの比率が30重量部
を超えると、混成後のゴムは過度のゴム弾性を有するの
で、シート成型後の厚み精度を好ましい範囲に保つこと
が困難となり、また、10重量部未満であると、得られ
る混成ゴムの摩擦係数が低くなりスリップ防止能に劣る
ものとなってしまう傾向があるため好ましくない。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体100重量部に対す
る上記熱可塑性ゴムの比率は、10重量部以上30重量
部以下とすればよい。熱可塑性ゴムの比率が30重量部
を超えると、混成後のゴムは過度のゴム弾性を有するの
で、シート成型後の厚み精度を好ましい範囲に保つこと
が困難となり、また、10重量部未満であると、得られ
る混成ゴムの摩擦係数が低くなりスリップ防止能に劣る
ものとなってしまう傾向があるため好ましくない。
【0010】本発明において、上記エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の酢酸ビニル含有率は、本発明の光ディスク
のスリップ防止シートとして好ましい弾性を得る範囲で
あればよく、具体的には5重量%以上50重量%以下、
好ましくは10重量%以上35重量%以下である。酢酸
ビニル含有率が50重量%を超えると、過度の柔軟性が
本発明に用いられる混成ゴムに付与されるので、シート
加工後に好ましい厚み精度を保つことができなくなる。
また、酢酸ビニル含有率が5重量%未満であると、柔軟
性及び粘着性を失い、スリップしやすい樹脂となるので
好ましくない。
ル共重合体の酢酸ビニル含有率は、本発明の光ディスク
のスリップ防止シートとして好ましい弾性を得る範囲で
あればよく、具体的には5重量%以上50重量%以下、
好ましくは10重量%以上35重量%以下である。酢酸
ビニル含有率が50重量%を超えると、過度の柔軟性が
本発明に用いられる混成ゴムに付与されるので、シート
加工後に好ましい厚み精度を保つことができなくなる。
また、酢酸ビニル含有率が5重量%未満であると、柔軟
性及び粘着性を失い、スリップしやすい樹脂となるので
好ましくない。
【0011】さらに、混成ゴムに配合されるエチレン−
酢酸ビニル共重合体のMFR(メルトフローレート)値
は、0.2g/10分以上、350g/10分以下であ
ることが望ましい。特にカレンダー加工による成型を行
う場合等、MFR値が350g/10分を超えると成型
体の厚み精度の確保が難しく、また0.2g/10分未
満であると、成型後にシート表面の平滑性を保持するこ
とが困難である。ここで、MFRは、JIS K−67
30−4−2の「エチレン酢酸ビニル樹脂試験方法」に
準じて測定されたものとする。
酢酸ビニル共重合体のMFR(メルトフローレート)値
は、0.2g/10分以上、350g/10分以下であ
ることが望ましい。特にカレンダー加工による成型を行
う場合等、MFR値が350g/10分を超えると成型
体の厚み精度の確保が難しく、また0.2g/10分未
満であると、成型後にシート表面の平滑性を保持するこ
とが困難である。ここで、MFRは、JIS K−67
30−4−2の「エチレン酢酸ビニル樹脂試験方法」に
準じて測定されたものとする。
【0012】なお、本発明において、上記混成ゴムにカ
ーボンブラックなどの着色剤、シリカ、炭酸カルシウム
などの充填剤等を必要に応じて、適宜加えることができ
る。
ーボンブラックなどの着色剤、シリカ、炭酸カルシウム
などの充填剤等を必要に応じて、適宜加えることができ
る。
【0013】また、カレンダー加工による成型を行うた
め、得られる混成ゴムのMFR値が0.2 g/10分
以上、350 g/10分以下であることが望ましい。
やはりMFR値が350g/10分を超えると、粘度の
温度依存性が大きくなるため成型体の厚み精度の確保が
難しく、0.2 g/10分未満であると成型後にシー
ト表面の平滑性を保持することが困難である。尚、この
MFRも上記と同様の方法に従って測定されたものとす
る。
め、得られる混成ゴムのMFR値が0.2 g/10分
以上、350 g/10分以下であることが望ましい。
やはりMFR値が350g/10分を超えると、粘度の
温度依存性が大きくなるため成型体の厚み精度の確保が
難しく、0.2 g/10分未満であると成型後にシー
ト表面の平滑性を保持することが困難である。尚、この
MFRも上記と同様の方法に従って測定されたものとす
る。
【0014】本発明において上述の組成を有する混成ゴ
ムは、密封式混合機(例えば、(株)神戸製鋼所製、バ
ンバリーミキサー社製など)等で混練した後、材料の最
適温度、すなわち材料の溶融点以上、好ましくは110
〜170℃、より好ましくは130〜150℃にてシー
ト状に成型される。ここで、成型方法に特に制限はない
が、厚み公差を少なくする(精度をあげる)という観点
から、溶融、粘度の温度依存性が少ないカレンダー加工
が好適である。
ムは、密封式混合機(例えば、(株)神戸製鋼所製、バ
ンバリーミキサー社製など)等で混練した後、材料の最
適温度、すなわち材料の溶融点以上、好ましくは110
〜170℃、より好ましくは130〜150℃にてシー
ト状に成型される。ここで、成型方法に特に制限はない
が、厚み公差を少なくする(精度をあげる)という観点
から、溶融、粘度の温度依存性が少ないカレンダー加工
が好適である。
【0015】このようにして成型し、冷却巻き取りされ
た混成ゴムシートは、ターンテーブルに貼着でき、光デ
ィスクの記録、再生を妨げない外径を有するリング状に
打ち抜いて使用される。ここで、打ち抜く前に、必要に
応じてその底面(凹凸を有する光ディスクと接触する
面)のすくなくとも一部に艶出し加工を施して、光ディ
スク回転時に、ディスクとゴムシートとの間に一定の摩
擦力がもたらされるようにすることが、スリップ防止効
果を高めるために好ましい。この加工は場合によりリン
グ状に打ち抜いた後に行っても構わない。このような艶
出し加工としては、鏡面ロール転写による絞つけがもっ
とも一般的な方法であり、通常は100〜120℃にて
実施されるのが好ましい。
た混成ゴムシートは、ターンテーブルに貼着でき、光デ
ィスクの記録、再生を妨げない外径を有するリング状に
打ち抜いて使用される。ここで、打ち抜く前に、必要に
応じてその底面(凹凸を有する光ディスクと接触する
面)のすくなくとも一部に艶出し加工を施して、光ディ
スク回転時に、ディスクとゴムシートとの間に一定の摩
擦力がもたらされるようにすることが、スリップ防止効
果を高めるために好ましい。この加工は場合によりリン
グ状に打ち抜いた後に行っても構わない。このような艶
出し加工としては、鏡面ロール転写による絞つけがもっ
とも一般的な方法であり、通常は100〜120℃にて
実施されるのが好ましい。
【0016】なお、ゴムシートの摩擦係数は、JIS
K 7125に記載の方法に準じ、例えばHEIDON
式摩擦試験機(新東科学(株)製)等を用いて測定する
ことが可能であり、所定垂直荷重(200g)における
静摩擦係数及び動摩擦係数によって特定される。本発明
においては、HEIDON式摩擦試験機としてSLIP
PING TESTER HEIDON−14(新東科
学(株)製)を用いて測定された、垂直荷重200gに
おけるSUS板に対する静摩擦係数が0.80以上、動
摩擦係数が0.50以上であることが、高速回転(40
00rpm、16000rpm等)における光ディスク
のスリップを防止するために好ましい。
K 7125に記載の方法に準じ、例えばHEIDON
式摩擦試験機(新東科学(株)製)等を用いて測定する
ことが可能であり、所定垂直荷重(200g)における
静摩擦係数及び動摩擦係数によって特定される。本発明
においては、HEIDON式摩擦試験機としてSLIP
PING TESTER HEIDON−14(新東科
学(株)製)を用いて測定された、垂直荷重200gに
おけるSUS板に対する静摩擦係数が0.80以上、動
摩擦係数が0.50以上であることが、高速回転(40
00rpm、16000rpm等)における光ディスク
のスリップを防止するために好ましい。
【0017】本発明の光ディスクのスリップ防止用ゴム
シートは、例えば成型時に0.3mmの厚さのシートと
する場合、成型後の厚み公差が±3/100mm(10
%以内)、好ましくは±2/100mm(約7%以内)
であり、その厚み精度が高いため、光ディスクと均一な
接触が得られる。従って、光ディスク再生時の音飛び、
絵飛びといった好ましくない現象を防止することが可能
となる。なお、本発明において「厚み公差」とは、成型
後のシートの厚みの標準値(目標値)に対するばらつき
(誤差)の程度を指す。
シートは、例えば成型時に0.3mmの厚さのシートと
する場合、成型後の厚み公差が±3/100mm(10
%以内)、好ましくは±2/100mm(約7%以内)
であり、その厚み精度が高いため、光ディスクと均一な
接触が得られる。従って、光ディスク再生時の音飛び、
絵飛びといった好ましくない現象を防止することが可能
となる。なお、本発明において「厚み公差」とは、成型
後のシートの厚みの標準値(目標値)に対するばらつき
(誤差)の程度を指す。
【0018】こうしてゴムシートを成型した後、光ディ
スクを担持するターンテーブルに貼着できるよう、ゴム
シートの底面に艶出し加工が施される。これには例え
ば、両面粘着テープを用いてラミネーション加工する等
の方法が挙げられるが、貼着によって残留ひずみが生じ
難い方法であれば特に限定されることはない。
スクを担持するターンテーブルに貼着できるよう、ゴム
シートの底面に艶出し加工が施される。これには例え
ば、両面粘着テープを用いてラミネーション加工する等
の方法が挙げられるが、貼着によって残留ひずみが生じ
難い方法であれば特に限定されることはない。
【0019】上述のように作成された本発明の光ディス
クのスリップ防止シートは、光ディスク記録再生装置に
おいて光ディスクを担持するためのターンテーブル上面
に貼着して用いることにより、高速回転にて記録・再生
を行う際に優れた効果、すなわちディスクのスリップ防
止及びディスクの回転の真円性保持といった効果、を発
揮する。また、本発明のスリップ防止シートは、材料が
比較的安価で且つ安定供給されえ、また個々の成型、切
り抜き後のゴムシートに加工を行う場合に必要となる作
業及びそのためのコストが低減できる点からも、当業界
にとって好ましいものである。
クのスリップ防止シートは、光ディスク記録再生装置に
おいて光ディスクを担持するためのターンテーブル上面
に貼着して用いることにより、高速回転にて記録・再生
を行う際に優れた効果、すなわちディスクのスリップ防
止及びディスクの回転の真円性保持といった効果、を発
揮する。また、本発明のスリップ防止シートは、材料が
比較的安価で且つ安定供給されえ、また個々の成型、切
り抜き後のゴムシートに加工を行う場合に必要となる作
業及びそのためのコストが低減できる点からも、当業界
にとって好ましいものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げてさらに詳細
に本発明を説明するが、本発明はこれら実施例によって
限定的に解釈されるべきものではない。
に本発明を説明するが、本発明はこれら実施例によって
限定的に解釈されるべきものではない。
【0021】
【実施例】[実施例1〜5]下記表1に示すMFR値
(JIS K−6730−4−2の「エチレン酢酸ビニ
ル樹脂試験方法」に準じて測定)及び酢酸ビニル含量を
有する各種EVA、すなわちウルトラセンシリーズのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(東ソー社製)100重量
部に対して、熱可塑性ゴムとしてエチレン−プロピレン
−αオレフィン共重合ゴム(EBM2041P、JSR
社製)10重量部、カレンダー加工中の酸化防止剤とし
てテトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(アンチオックス10、日本油脂(株)製)0.2重量
部、溶剤としてステアリル酸ホスフェート(LBP10
0、堺化学工業(株)製)0.2重量部とステアリルホ
スフェート亜鉛(LBP8130、堺化学工業(株)
製)0.2重量部、プレートアウト防止剤として二酸化
ケイ素(ファインシールB、(株)トクヤマ製)0.3
重量部、溶剤としてアクリル系オリゴマー(LS−5、
旭電化(株)製)0.3重量部、着色剤として黒色顔料
コンパウンド(HCM1717BK、大日精化工業
(株)製)2.5重量部をそれぞれ添加した。配合材料
を密封式混合機((株)神戸製鋼所社製)で130℃に
て混練して、混成ゴムを調製した。得られた混成ゴムを
それぞれ、逆L型カレンダーロールを用いて、140℃
にて、厚み0.3mm、幅1mのシートに成型した。次
いで各シートに、インラインにて鏡面ロール転写にて1
00〜120℃で絞つけした後、厚み精度を測定した。
ここで厚み精度は、幅方向に100mm毎に7点で厚み
を測定して0.3mmから±0.03mm以内であれば
○と評価し、0.3mmからの差が±0.03mmを超
える場合に×とした。さらに、底面の転写艶を観察し、
ばらつきなく全面にわたって鏡面が形成されている場合
のみ○と評価した。
(JIS K−6730−4−2の「エチレン酢酸ビニ
ル樹脂試験方法」に準じて測定)及び酢酸ビニル含量を
有する各種EVA、すなわちウルトラセンシリーズのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(東ソー社製)100重量
部に対して、熱可塑性ゴムとしてエチレン−プロピレン
−αオレフィン共重合ゴム(EBM2041P、JSR
社製)10重量部、カレンダー加工中の酸化防止剤とし
てテトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(アンチオックス10、日本油脂(株)製)0.2重量
部、溶剤としてステアリル酸ホスフェート(LBP10
0、堺化学工業(株)製)0.2重量部とステアリルホ
スフェート亜鉛(LBP8130、堺化学工業(株)
製)0.2重量部、プレートアウト防止剤として二酸化
ケイ素(ファインシールB、(株)トクヤマ製)0.3
重量部、溶剤としてアクリル系オリゴマー(LS−5、
旭電化(株)製)0.3重量部、着色剤として黒色顔料
コンパウンド(HCM1717BK、大日精化工業
(株)製)2.5重量部をそれぞれ添加した。配合材料
を密封式混合機((株)神戸製鋼所社製)で130℃に
て混練して、混成ゴムを調製した。得られた混成ゴムを
それぞれ、逆L型カレンダーロールを用いて、140℃
にて、厚み0.3mm、幅1mのシートに成型した。次
いで各シートに、インラインにて鏡面ロール転写にて1
00〜120℃で絞つけした後、厚み精度を測定した。
ここで厚み精度は、幅方向に100mm毎に7点で厚み
を測定して0.3mmから±0.03mm以内であれば
○と評価し、0.3mmからの差が±0.03mmを超
える場合に×とした。さらに、底面の転写艶を観察し、
ばらつきなく全面にわたって鏡面が形成されている場合
のみ○と評価した。
【0022】[比較例1〜2]実施例1におけると同
様、表1に示すウルトラセンシリーズの各種EVAを配
合した混成ゴムをシートに成型した後、鏡面ロール転写
で絞つけして、得られたシートの厚み精度と底面の転写
艶を観察し、それぞれの評価を行った。
様、表1に示すウルトラセンシリーズの各種EVAを配
合した混成ゴムをシートに成型した後、鏡面ロール転写
で絞つけして、得られたシートの厚み精度と底面の転写
艶を観察し、それぞれの評価を行った。
【0023】以上の結果を、表2にまとめた。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】この結果より、MFRが400g/10分
を超えるEVAを用いた場合には、カレンダーシートの
厚み精度が劣る傾向となり、従って光ディスク回転の真
円性を損なう可能性があるためスリップ防止シートとし
て好ましくないことが示唆された。
を超えるEVAを用いた場合には、カレンダーシートの
厚み精度が劣る傾向となり、従って光ディスク回転の真
円性を損なう可能性があるためスリップ防止シートとし
て好ましくないことが示唆された。
【0027】[実施例6〜9、比較例3〜5]下記表3
に示す各種EVAを100重量部用い、熱可塑性ゴムで
あるエチレン−プロピレン−αオレフィン共重合ゴム
(EBM2041P、JSR社製)の量を表4に示すよ
うに変化させたことを除いては、実施例1に記載したと
同様の方法によって混成ゴムを調製し、カレンダーシー
トを成型して鏡面ロール転写にて絞つけした後、得られ
た各カレンダーシートの厚み精度を測定、評価した。さ
らに、表面の摩擦係数を評価するために、30mm×6
5mmの試験片を準備し、SLIPPING TEST
ER HEIDON−14(新東科学(株)製)を用
い、SUS板を相手材料として静摩擦係数及び動摩擦係
数を測定した。詳細には、試験片上にSUS板を載置
し、均一に200gの垂直荷重がかかるようにして10
0mm/分で引っ張り速度を与え、SUS板が動き始め
る際の摩擦力を静摩擦力(kgf)、動いている際の摩
擦力を動摩擦力(kgf)として、以下のとおりに摩擦
係数を求めた。
に示す各種EVAを100重量部用い、熱可塑性ゴムで
あるエチレン−プロピレン−αオレフィン共重合ゴム
(EBM2041P、JSR社製)の量を表4に示すよ
うに変化させたことを除いては、実施例1に記載したと
同様の方法によって混成ゴムを調製し、カレンダーシー
トを成型して鏡面ロール転写にて絞つけした後、得られ
た各カレンダーシートの厚み精度を測定、評価した。さ
らに、表面の摩擦係数を評価するために、30mm×6
5mmの試験片を準備し、SLIPPING TEST
ER HEIDON−14(新東科学(株)製)を用
い、SUS板を相手材料として静摩擦係数及び動摩擦係
数を測定した。詳細には、試験片上にSUS板を載置
し、均一に200gの垂直荷重がかかるようにして10
0mm/分で引っ張り速度を与え、SUS板が動き始め
る際の摩擦力を静摩擦力(kgf)、動いている際の摩
擦力を動摩擦力(kgf)として、以下のとおりに摩擦
係数を求めた。
【0028】静摩擦係数=静摩擦力/静荷重
動摩擦係数=動摩擦力/静荷重
静摩擦係数は、0.8以上を○、0.8未満を×と評価
し、一方動摩擦係数は、0.5以上を○、0.5未満を
×と評価した。
し、一方動摩擦係数は、0.5以上を○、0.5未満を
×と評価した。
【0029】以上の結果を表4にまとめた。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】表4から、好ましいMFR値及び酢酸ビニ
ル含量を有するEVAを用いても、熱可塑性ゴムEBM
2041Pを添加しない場合には(比較例3)動摩擦係
数が小さく、従ってスリップ防止能に劣り、またEBM
2041Pの添加量を40重量部とすると(比較例4、
5)、シートの厚み精度が低下して光ディスクの回転の
真円性を損なう可能性があることが明らかである。
ル含量を有するEVAを用いても、熱可塑性ゴムEBM
2041Pを添加しない場合には(比較例3)動摩擦係
数が小さく、従ってスリップ防止能に劣り、またEBM
2041Pの添加量を40重量部とすると(比較例4、
5)、シートの厚み精度が低下して光ディスクの回転の
真円性を損なう可能性があることが明らかである。
【0033】[実施例10〜11、比較例6〜9]実施
例2にて用いた、上記表3に示すEVAのうちウルトラ
セン635を100重量部用い、表5に示すように、熱
可塑性ゴムであるEBM2041Pの量を変化させると
共に、シートの絞つけをそれぞれ鏡面(実施例10、1
1)、絹目(比較例6、7)、梨地(比較例8、9)に
て行ったことを除いては、実施例1に記載したと同様の
方法によってカレンダーシートを得た。なお、表5に記
載するとおり、絹目紋では30〜40μmの凹凸が、そ
して梨地紋では2〜5μmの凹凸が、シート加工表面に
形成されていた。
例2にて用いた、上記表3に示すEVAのうちウルトラ
セン635を100重量部用い、表5に示すように、熱
可塑性ゴムであるEBM2041Pの量を変化させると
共に、シートの絞つけをそれぞれ鏡面(実施例10、1
1)、絹目(比較例6、7)、梨地(比較例8、9)に
て行ったことを除いては、実施例1に記載したと同様の
方法によってカレンダーシートを得た。なお、表5に記
載するとおり、絹目紋では30〜40μmの凹凸が、そ
して梨地紋では2〜5μmの凹凸が、シート加工表面に
形成されていた。
【0034】次いで、実施例1におけると同様に各カレ
ンダーシートの厚み精度を測定、評価し、さらに、SU
S板及び、光ディスクと類似の表面特性を有するポリカ
ーボネート(PC)板に対する静摩擦係数及び動摩擦係
数をそれぞれ測定、評価した。摩擦係数の測定、評価は
実施例2にて記載したと同様に実施した。また、SUS
板及びPC板の双方において静摩擦係数0.8以上且つ
動摩擦係数0.5以上を達成することができるものを総
合評価○とし、いずれかの摩擦係数がこれに満たないも
のを総合評価×とした。この結果を以下の表5に示す。
ンダーシートの厚み精度を測定、評価し、さらに、SU
S板及び、光ディスクと類似の表面特性を有するポリカ
ーボネート(PC)板に対する静摩擦係数及び動摩擦係
数をそれぞれ測定、評価した。摩擦係数の測定、評価は
実施例2にて記載したと同様に実施した。また、SUS
板及びPC板の双方において静摩擦係数0.8以上且つ
動摩擦係数0.5以上を達成することができるものを総
合評価○とし、いずれかの摩擦係数がこれに満たないも
のを総合評価×とした。この結果を以下の表5に示す。
【0035】
【表5】
【0036】表5から明らかなとおり、シート表面に絹
目や梨地の紋つけを施すと、相手材料との接触面積が小
さくなるために摩擦係数が低下し、従って光ディスクの
スリップ防止能に劣ると考えられた。
目や梨地の紋つけを施すと、相手材料との接触面積が小
さくなるために摩擦係数が低下し、従って光ディスクの
スリップ防止能に劣ると考えられた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にて提供さ
れる光ディスクのスリップ防止シートは、光ディスク記
録再生装置においてディスクを担持するためのターンテ
ーブル上面に貼着して用いると、高速回転にて記録・再
生を行う際に、高い摩擦係数を有することに起因するデ
ィスクのスリップ防止効果に加えて、厚み精度が良好で
あることに起因して回転における真円性の保持、すなわ
ちディスクが回転中にフレを生じないという効果を奏す
ることができる。
れる光ディスクのスリップ防止シートは、光ディスク記
録再生装置においてディスクを担持するためのターンテ
ーブル上面に貼着して用いると、高速回転にて記録・再
生を行う際に、高い摩擦係数を有することに起因するデ
ィスクのスリップ防止効果に加えて、厚み精度が良好で
あることに起因して回転における真円性の保持、すなわ
ちディスクが回転中にフレを生じないという効果を奏す
ることができる。
【0038】このスリップ防止シートは、その原材料が
安価に且つ安定的に供給され得、また簡素な工程によっ
て安定した品質を有するものを製造できるため、光ディ
スクの記録・再生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びと
いった好ましくない現象を防止する機構を安価に提供す
ることができる。
安価に且つ安定的に供給され得、また簡素な工程によっ
て安定した品質を有するものを製造できるため、光ディ
スクの記録・再生時の品質を保持し、音飛びや絵飛びと
いった好ましくない現象を防止する機構を安価に提供す
ることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル共重合体と、熱可
塑性ゴムとを含有する混成ゴムを成型してなる混成ゴム
シートであり、情報記録・再生装置の光ディスクを担持
するターンテーブルに貼着して用いられる、光ディスク
のスリップ防止シート。 - 【請求項2】 上記熱可塑性ゴムが、エチレン−プロピ
レン共重合体である請求項1に記載の光ディスクのスリ
ップ防止シート。 - 【請求項3】 上記混成ゴムシート中の、上記エチレン
−酢酸ビニル共重合体100重量部に対する上記熱可塑
性ゴムの比率が10重量部以上30重量部以下である請
求項1又は2に記載の光ディスクのスリップ防止シー
ト。 - 【請求項4】 上記エチレン−酢酸ビニル共重合体の酢
酸ビニル含有率が5重量%以上50重量%以下である、
請求項2又は3に記載の光ディスクのスリップ防止シー
ト。 - 【請求項5】 上記エチレン−酢酸ビニル共重合体のM
FR値が、0.2g/10分以上350g/10分以下
である請求項1乃至4に記載の光ディスクのスリップ防
止シート。 - 【請求項6】 上記混成ゴムシートの少なくとも一部の
底面が艶出し加工され、この被加工面のSUS板に対す
る摩擦係数(HEIDON式摩擦試験機による)が、垂
直荷重200gにおいて、静摩擦係数が0.8以上、動
摩擦係数が0.5以上である請求項1乃至5に記載の光
ディスクのスリップ防止シート。 - 【請求項7】 成型後の上記混成ゴムシートの厚み公差
が10%以内である請求項1乃至6に記載の光ディスク
のスリップ防止シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271449A JP2003085853A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 光ディスクのスリップ防止シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001271449A JP2003085853A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 光ディスクのスリップ防止シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003085853A true JP2003085853A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19096955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001271449A Pending JP2003085853A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 光ディスクのスリップ防止シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003085853A (ja) |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001271449A patent/JP2003085853A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4804007B2 (ja) | 粘着製品 | |
JP6506955B2 (ja) | 粘着テープ | |
US10954413B2 (en) | Optically clear pressure sensitive adhesive article | |
JP4838926B2 (ja) | 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着性光学部材 | |
US20070036945A1 (en) | Masking film for textured surfaces | |
US6884504B2 (en) | Repositionable adhesive label for optical recording media | |
JP2521472B2 (ja) | 再剥離型粘着剤 | |
US20160355706A1 (en) | Double-Sided Self-Adhesive Products with High Optical Quality | |
JP2017200978A (ja) | 粘着テープ | |
JP2005314513A (ja) | 粘着剤組成物、およびそれを用いてなる表面保護フィルム | |
JP2003085853A (ja) | 光ディスクのスリップ防止シート | |
JP2006213814A (ja) | 接着剤組成物 | |
JP2796785B2 (ja) | 情報記録・再生装置に用いる記録ディスク用ターンテーブル | |
JP5343502B2 (ja) | 自己粘着性フィルム及びその製造方法 | |
JPH1143658A (ja) | 表面保護フィルム | |
JP2012188621A (ja) | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層、粘着型光学部材および画像表示装置 | |
JPH09326380A (ja) | 基材表面上のパーティクルの除去方法 | |
JP2000169804A (ja) | 両面粘着テープ及びその製造方法 | |
JP5184949B2 (ja) | 粘着剤組成物および粘着シート部材 | |
JP2001294824A (ja) | 物品固定用粘着テープ | |
WO2024106156A1 (ja) | 積層体 | |
JPS63145027A (ja) | 塩化ビニル樹脂系マ−キングフイルム | |
TW201109408A (en) | Pressure-sensitive adhesive tape | |
JPH062393B2 (ja) | 離型フィルム | |
JP2005247903A (ja) | 感圧接着剤組成物 |