JP2003085558A - パターン検査方法及び検査装置 - Google Patents

パターン検査方法及び検査装置

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JP2003085558A JP2001280141A JP2001280141A JP2003085558A JP 2003085558 A JP2003085558 A JP 2003085558A JP 2001280141 A JP2001280141 A JP 2001280141A JP 2001280141 A JP2001280141 A JP 2001280141A JP 2003085558 A JP2003085558 A JP 2003085558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キラー欠陥は欠陥候補として検出されるが、
欠陥候補として検出される非キラー欠陥の個数は大幅に
低減できるパターン検査方法及び装置の実現。 【解決手段】 同一パターンの複数のパターンユニット
の多値画像を生成する画像生成部1と、2つのパターン
ユニットを比較して不一致部を欠陥候補として検出する
欠陥候補検出部2と、欠陥候補について解析する解析部
3とを備えるパターン検査装置であって、欠陥候補検出
部は、2つのパターンユニットの差画像を極性を含めて
生成する差画像生成回路と、差画像の絶対値を第1のし
きい値と比較して、第1のしきい値より大きな部分を第
1候補として検出する第1比較回路と、第1候補の部分
の差画像の極性を調べ、一方の極性の部分を欠陥候補と
して検出する欠陥極性判定回路とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本来同一パターン
であるべきパターン同士を比較して不一致部を欠陥とし
て判定することにより、パターンの欠陥を検出するパタ
ーン検査方法及び検査装置に関し、特に半導体ウエハ、
フォトマスク、液晶表示パネルなどにおける繰返しパタ
ーンの欠陥検出のための検査方法及び検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、半導体メモリ用フォトマ
スク、液晶表示パネルなどにおいては、所定のパターン
が繰返し形成される。そこで、このパターンの光学像を
捕らえ、隣接するパターン同士を比較することによりパ
ターンの欠陥を検出することが行われている。比較の結
果、2つのパターン間に差異がなければ欠陥のないパタ
ーンであり、差異があればいずれか一方のパターンに欠
陥が存在すると判定する。このような装置を一般に外観
検査装置と呼んでいるので、ここでもこの語を使用す
る。また、以下の説明では、半導体ウエハ上に形成され
たパターンの欠陥を検査する半導体ウエハ用外観検査装
置を例として説明する。しかし、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、半導体メモリ用フォトマスクや液晶
表示パネルなどの外観検査装置にも適用可能であり、更
に本来同一であるべきパターン同士を比較して欠陥を検
査する構成であれば、どのようなものにも適用可能であ
る。
【0003】半導体装置の製造は非常に多数の工程から
なっており、最終及び途中の工程での欠陥の発生具合を
検査して製造工程にフィードバックすることが歩留まり
向上の上からも重要であり、このような欠陥を検出する
ために外観検査装置が広く使用されている。図1は、半
導体ウエハ用外観検査装置の概略構成を示す図である。
半導体ウエハ用外観検査装置は、図1に示すように、半
導体ウエハの表面の画像信号を生成する画像生成部1
と、画像信号をデジタル変換して同一パターン同士を比
較して欠陥の可能性がある部分(欠陥候補)を検出する
欠陥候補検出部2と、欠陥候補を解析して歩留まりに影
響する致命的な欠陥(キラー欠陥)であるか、無視する
ことができる非キラー欠陥であるかを分類する自動欠陥
分類部(Automatic Defect Classification:ADC)3で構
成される。
【0004】画像生成部1は、半導体ウエハ19を保持
するステージ18と、半導体ウエハ19の表面画像を生
成する光学系11と、制御ユニット20とを有する。光
学系11は、光源12と、光源12からの照明光を収束
する照明用レンズ13と14と、照明光を反射するビー
ムスプリッタ15と、照明光を半導体ウエハ19の表面
に照射すると共に半導体ウエハ19の表面の光学像を投
影する対物レンズ16と、投影された半導体ウエハ19
の表面の光学像を電気的な画像信号に変換する撮像装置
17とを有する。撮像装置17としては、2次元CCD
素子を使用したTVカメラなどを使用することも可能で
あるが、高精細の画像信号を得るため1次元CCDなど
のラインセンサを使用し、ステージ18により半導体ウ
エハ19を相対移動して(走査して)画像を捕らえるこ
とが多い。従って、半導体ウエハ19をパターンの繰返
し配列方向に移動しながらラインセンサで光学像を捕ら
えると、所定の周期でパターンの同一部分の画像信号が
生成されることになる。画像生成部11の構成について
は広く知られているので、ここではこれ以上の説明を省
略する。
【0005】欠陥候補検出部2は、撮像装置17から出
力された画像信号を多値のデジタル画像データに変換す
るアナログ−デジタル変換器(A/D)21と、デジタ
ル画像データを処理してパターンの同一部分を比較し、
欠陥候補を検出するダブルディテクション回路22とを
有する。欠陥候補検出部2における処理については、後
述する。
【0006】ADC3は、欠陥候補検出部2から報告さ
れた欠陥候補の部分のデジタル画像データを解析して欠
陥候補を分類する。
【0007】次にダブルディテクション回路22におけ
る処理について更に説明する。上記のように半導体ウエ
ハ上には複数の半導体チップ(ダイ)が規則的に配列さ
れるように形成される。各ダイのパターンは同一のマス
クパターンを露光したもので同じである。従って、図2
の(A)に示すように、ダイの配列ピッチで同じパター
ンが繰り返されるので、隣接したダイの同じ部分を比較
する。このような比較をダイ−ダイ比較と呼ぶ。欠陥の
ない場合にはパターンが一致するが、欠陥がある場合に
は比較結果に差異が生じる。しかし、差異が生じた場
合、1回の比較では比較した2つのダイのどちらに欠陥
が存在するか判定できない。そこで、図2の(A)に示
すように、各ダイについて両側のダイと2回の比較を行
い、2回の比較で差異が生じなかった部分は欠陥がな
く、2回の比較とも差異が生じた部分は欠陥であると判
定する。このような2回比較による判定方法をダブルデ
ィテクションと呼んでいる。なお、1回だけの比較によ
る判定をシングルディテクションと呼んでいる。いずれ
にしろ、このような隣接するパターンと比較する欠陥判
定方法は、欠陥の発生頻度は比較的小さく、比較するパ
ターンの同一部分に同時に欠陥が発生することはほとん
どないという前提に基づいており、実際の製造工程で半
導体ウエハ上に形成するパターンにおける致命的な欠陥
の発生頻度は小さく、このような前提でも特に問題は生
じない。
【0008】上記のように、ラインセンサ17を有する
光学系11で半導体ウエハ19を走査しており、走査幅
に相当する画像データが走査時間に従って順次生成され
る。従って、ダブルディテクションを行う場合には、図
2の(A)に示すように、ダイAの画像を1繰返し周期
遅延させてダイBの画像と順次比較し、同様にダイBの
画像を1繰返し周期遅延させてダイCの画像と順次比較
し、ダイBのダブルディテクション処理が終了する。こ
れをダイC,D,…という具合に繰り返してすべてのダ
イについてダブルディテクション処理を行う。最初のダ
イAは1回だけのシングルディテクション処理である
が、ダイBについては欠陥が検出されており、ダイAの
ダイBとの不一致部分が欠陥であるかは判明するのでシ
ングルディテクション処理でもよいが、更に別のダイと
比較してもよい。2回比較の済んだダイの画像データは
順次消去することが可能であり、メモリの消去した部分
に次のダイの画像データを記憶するようにすれば、メモ
リは1ダイ分の画像データを記憶できる容量があればよ
い。すなわち、この場合のメモリは、画像データを1繰
返し周期分遅延させる遅延メモリとして動作する。な
お、1枚の半導体ウエハの全ダイの画像データを記憶で
きる容量のメモリを設けてもよい。その場合にはメモリ
の容量が膨大になるが、ADC3で欠陥部分を解析する
ときに再度半導体ウエハを走査して画像データを生成す
る必要がない。
【0009】半導体メモリのメモリセルの配列部分で
は、セルと呼ばれる単位パターンが所定の周期で繰返し
配列される。そのような部分ではセル間で比較を行うこ
とも可能であり、セル−セル比較と呼ばれる。図2の
(B)はセル−セル比較を示す図であり、セルP−Sを
ダイ−ダイ比較の場合と同様に順次隣接するセル間でダ
ブルディテクション処理を行う。
【0010】ダブルディテクション処理は、画像データ
の生成に同期して行う必要があり、非常に高速な処理能
力が必要である。このような処理を行う回路は、遅延メ
モリと比較回路を組み合わせた構成で実現できるが、比
較位置を合わせたり、繰返し周期を可変にするのが難し
いので、通常はパイプライン処理データプロセッサとワ
ーキングメモリを組み合わせた構成で実現される。
【0011】図3は、欠陥候補検出部2における欠陥候
補検出処理を示すフローチャートである。A/D21か
ら順次出力されるデジタル化された多値(グレイレベ
ル)画像データ100を、ステップ101で、1繰返し
周期(ダイ−ダイ比較の場合はダイ配列ピッチ、セル−
セル比較の場合はセル配列ピッチ)に相当する時間遅延
させる。この処理は、順次ワーキングメモリに記憶され
た1繰返し周期前のグレイレベル画像データをアクセス
して読み出すことに相当する。ステップ102では、グ
レイレベル画像データと1周期遅延させたグレイレベル
画像データ、すなわち1配列ピッチずれた2つのグレイ
レベル画像データの差を演算して差画像を生成する。こ
の場合の演算は、極性に関係しないグレイレベル画像デ
ータの差の絶対値を算出する演算であり、得られる差画
像は極性に関係しないデータである。
【0012】ステップ103では、差画像を所定のしき
い値と比較し、差画像の値がしきい値より大きい部分を
求める。すなわち、この処理では、2つのグレイレベル
画像データの間の差異が大きな部分を求める。このよう
にして、2値の1回判定画像104が得られる。すなわ
ち、1回判定画像104は、シングルディテクション処
理した結果である。
【0013】ステップ105では、1回判定画像104
を更に1周期遅延させる。この間に上記のステップを行
い、次の1回判定画像104を求め、ステップ106で
1周期遅延した1回判定画像と遅延していない1回判定
画像104の間でAND処理を行う。これにより、2回
の比較で共に差異が大きいと判定された部分を示す2回
判定画像107が求まる。すなわち、2回判定画像10
7は、ダブルディテクション処理した結果であり、欠陥
候補画像である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】半導体ウエハ用外観検
査装置としては、差異がある部分は漏らさず検出するこ
とが重要であり、上記のように2つの画像の差が所定の
しきい値を越えた部分は欠陥として認識するように作ら
れている。そのため、設定したしきい値によって欠陥候
補と判定される部分の個数が大きく変化する。上記のよ
うに、欠陥候補と判定された部分はADC3に報告さ
れ、再度半導体装置の歩留まりに影響する致命的な欠陥
(キラー欠陥)であるかが解析されるが、この部分はパ
イプライン処理することが難しく、1つの部分の解析に
かなりの時間を必要とするため、欠陥候補の個数が増大
するとその分解析に要する時間が増大し、スループット
を低下させるという問題を発生する。そのため、ダブル
ディテクション回路22は、キラー欠陥は漏れなく欠陥
候補として検出するが、キラー欠陥でない部分はできる
だけ欠陥候補として検出しないことが望ましい。
【0015】しかし、2つの画像の差が大きい部分がか
ならずしもキラー欠陥とは限らないため、しきい値の設
定だけではこの要求を満たすのが難しいという問題があ
る。例えば、半導体装置のメタル工程においては、ユー
ザが検出したいキラー欠陥はパターン間のショートなど
であり、メタルグレインなどの非キラー欠陥は欠陥候補
から除くことが望ましい。しかし、一般的には、パター
ン間のショート部分で生じるグレイレベルの差よりも、
メタルグレインにより生じるグレイレベルの差の方が圧
倒的に大きくなってしまう場合が多い。そのため、メタ
ルグレインが完全に欠陥候補として検出されないような
しきい値を設定すると、本来検出する必要のあるパター
ン間のショートがほとんど検出できないことになる。そ
こで、パターン間のショートが確実に検出できるしきい
値を設定して、一旦ショートとメタルグレインを含めて
欠陥候補として検出し、ADC3がキラー欠陥であるか
分類している。
【0016】従来はADC3が設けられておらず、この
分類作業は外観検査装置を使用したりあるいはレビュー
ステーションと呼ばれる別の装置を使用して、各欠陥候
補を再度顕微鏡下に移動して目視により分類していたた
め、メタルグレインが多数発生していた場合には、分類
のために膨大な時間が必要であった。近年、ADC3を
設けてこの分類作業を自動化することが徐々に行われて
いる段階であるが、自動化するためには検出された欠陥
候補が含まれるダイの画像と、その比較に用いられた少
なくとも一方のダイの画像が必要であり、それらを再度
取得してADC3に送り、欠陥候補の再検出を行った上
で、欠陥分類処理を行う必要がある。なお、上記のよう
に、1枚の半導体ウエハの全ダイの画像データを記憶で
きる大容量のメモリを設ければ、ADC3で欠陥部分を
解析するときに再度半導体ウエハの画像データを取得す
る必要はないが、全ダイの画像データを記憶できメモリ
容量は膨大であり、非常なコスト増になるという問題が
ある。
【0017】上記のように、ダブルディテクション回路
は高いスループットを実現するために、例えば1G画素
/秒というような高速で比較処理を行っており、外観検
査装置でこの部分の占めるコストの割合はかなり大き
い。従って、装置コストとスループットはトレードオフ
の関係にあり、各種の要因を考慮してダブルディテクシ
ョン回路(パイプライン処理データプロセッサとメモ
リ)の処理性能を設定していた。そのため、例えば、単
位処理画像当りに報告可能な欠陥候補数の上限が設定さ
れており、検出された欠陥候補の個数がこの上限を超え
てしまった場合には、単位処理画像中に1つの大きな欠
陥が存在するものと報告するようにしていた。このよう
に、検出されたすべての欠陥候補に関係する2つの画像
データを自動欠陥分類装置(ADC)に送り、更にAD
C内ですべての欠陥候補について再度欠陥候補を検出し
て分類を行うには膨大なコストや処理時間を要するとい
う問題があった。
【0018】本発明は、このような問題を解決した、キ
ラー欠陥は欠陥候補として検出されるが、欠陥候補とし
て検出される非キラー欠陥の個数は大幅に低減できるパ
ターン検査方法及び検査装置の実現を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明のパターン検査方法及び検査装置は、比較す
る2つのパターンの差画像を極性も含めて算出し、差画
像の絶対値を第1のしきい値と比較して欠陥候補として
検出した後、欠陥候補の部分の差画像の極性を調べ、一
方の極性の部分を欠陥と判定することを特徴とする。
【0020】明視野顕微鏡を用いた半導体ウエハ上の半
導体装置、特徴的にはメタル工程でのパターン欠陥検査
においては、検出する必要のあるパターンショートのよ
うなキラー欠陥は対応する正常な部分よりグレイレベル
が高く、一方検出する必要のないグレインのような非キ
ラー欠陥は対応する正常な部分よりグレイレベルが低い
場合がほとんどである。従って、差画像の絶対値が第1
のしきい値より大きい部分を欠陥候補として検出した
後、検出された欠陥候補の部分の差画像の極性を調べれ
ばキラー欠陥であるか非キラー欠陥であるかが判定でき
る。そこで、キラー欠陥に対応する一方の極性の欠陥候
補を欠陥候補として残す。極性を含めた差画像の演算
は、各画素に対して連続して行われるので、パイプライ
ン処理プロッセサで行うのに適している。また、極性の
判定は欠陥候補のみに対して行われるので、この処理を
行っても、欠陥候補検出処理のスループットの低下は小
さい。
【0021】他方の極性の欠陥候補については、その部
分の差画像の絶対値を、第1のしきい値より大きな第2
のしきい値と比較し、第2のしきい値より大きい場合に
は、その部分を欠陥候補に加えるようにする。これによ
り、検出した欠陥候補の極性に応じて、異なるしきい値
で判定することになる。
【0022】ここで、半導体装置のメタル層の画像を明
視野顕微鏡で捕らえた場合を例として本発明の原理を詳
しく説明する。図4の(A)は、半導体装置のメタル層
のパターン例であり、図4の(B)はそれを明視野顕微
鏡で捕らえた場合のグレイレベル画像を示す。
【0023】図4の(A)に示すように、メタル配線5
1と配線間のスペース52が所定の間隔で配置されてい
る。参照番号53はキラー欠陥のパターンショートであ
り、参照番号54は非キラー欠陥の大きなメタルグレイ
ンであり、参照番号55は非キラー欠陥の小さなメタル
グレインである。図4の(B)に示すように、メタル配
線51の部分は反射率が高くグレイレベルが200であ
り、スペース52は反射率が低くグレイレベルが30で
ある。パターンショートによる欠陥が存在する部分は必
ずスペース部にあたるため、比較の対象となる正常な参
照(reference)部のグレイレベルと比較すると、パター
ンショート部のグレイレベルの方が高くなっている。具
体的には、参照部であるスペース部のグレイレベルが3
0であるのに対して、パターンショート部のグレイレベ
ルは60である。
【0024】メタルグレインの断面構造は、一般に図5
のようになっており、対物レンズを通して入射される照
明光はグレイン上で散乱されるためグレイレベルが低く
なる。つまり、参照部であるグレインのない正常なメタ
ル配線部のグレイレベルと比較すると、グレイン部のグ
レイレベルの方が低くなっている。具体的には、参照部
であるメタル配線部のグレイレベルが200であるのに
対して、大きなグレイン部54のグレイレベル60はで
あり、小さなグレイン部55のグレイレベル150はで
ある。
【0025】この例では、従来のようなサ画像の絶対値
と単一しきい値を比較する判定方法では、メタル配線間
のパターンショートを検出しながら、且つメタル配線上
のグレインを非検出とすることはできない。なぜなら
ば、パターンショート部と正常なスペース部のグレイレ
ベルの差は30しかないが、小さなグレイン部のグレイ
レベル差は50であるからである。
【0026】これに対して、本発明では更に差画像の極
性も判定の要素とする。上記のように、パターンショー
ト部のグレイレベルは60であり、参照部である正常な
スペース部のグレイレベルは30なので、参照部を基準
とするとその差は+30である。これに対して、小さな
グレイン部のグレイレベルは150であり、参照部であ
る正常なメタル配線部のグレイレベルは200であり、
参照部を基準とするとその差は−50である。従って、
差画像の極性を判定すれば、キラー欠陥のパターンショ
ートであるか、非キラー欠陥のメタルグレインであるか
が判定できる。
【0027】本発明は、シングルディテクション処理と
ダブルディテクション処理の両方に適用できる。ダブル
ディテクション処理の場合には、差画像の絶対値が第1
のしきい値より大きな部分が2つの差画像で一致した部
分を欠陥候補とし、その上で欠陥候補の差画像の極性を
調べる。
【0028】グレインの発生頻度は比較的高く、稀では
あるが2繰返し周期離れてグレインが発生する場合があ
り得る。その場合、2繰返し周期離れた2つのグレイン
の中間に、パターンショートと同じ極性の欠陥候補が現
れ、パターンショートもグレインもない部分が欠陥候補
として検出される場合がある。このような擬似欠陥の検
出を防止するには、欠陥候補として残された部分のグレ
イレベル画像と、ダブルディテクション処理で2つの差
画像を生成するために使用した2つのパターン以外の別
の3番目のパターンとの間で更に第3の差画像を生成
し、第3の差画像の絶対値が第4のしきい値より大きい
場合に欠陥候補として残し、小さい場合には欠陥候補か
ら除くようにする。例えば、2繰返し周期離れてグレイ
ンが発生して擬似欠陥候補として検出される確率を1/
10とすれば、これによりその確率を1/100にでき
る。なお、この方法を繰り返すことで擬似欠陥候補を検
出する確率を更に低下させることができる。例えば、こ
の方法を行った後でなお欠陥候補として残された部分の
グレイレベル画像と、更に別の4番目のパターンとの間
で更に第4の差画像を生成し、第4の差画像の絶対値が
第4のしきい値より大きい場合に欠陥候補として残し、
小さい場合には欠陥候補から除くようにすれば、2繰返
し周期離れてグレインが発生して擬似欠陥候補として検
出される確率は1/1000になる。これらの処理は欠
陥候補として検出された部分についてのみ行うので、対
象となる処理数が少なく、スループットの低下はほとん
ど問題にならない。
【0029】
【発明の実施の形態】図6は、本発明の実施例の半導体
ウエハ用外観検査装置の概略構成を示す図であり、図1
の従来の構成とは、ダブルディテクション回路22が符
号付ダブルディテクション回路31である点が異なる。
従って、符号付ダブルディテクション回路31以外の部
分については説明を省略する。
【0030】符号付ダブルディテクション回路31は、
ワーキングメモリ32とパイプライン処理プロッセサ3
3で構成される。なお、ワーキングメモリ32は、ダブ
ルディテクションを実行できるだけのメモリ容量が必要
である。更に、第2実施例を実行する場合には、4繰返
し周期以上のグレイレベル画像データを記憶できるメモ
リ容量が必要である。また、パイプライン処理プロッセ
サ33に加えて、パイプライン処理以外の処理を行う補
助プロッセサを設けることも可能である。
【0031】図7は、第1実施例における欠陥候補検出
処理を示すフローチャートであり、図8はこの処理に対
応した画像データの例を示す図である。第1実施例にお
いては、セル−セル比較を例として説明する。第1実施
例における処理を図7及び図8を参照しながら説明す
る。
【0032】A/D変換器21から出力されるグレイレ
ベル画像データ201は従来と同様に生成される。グレ
イレベル画像データ201には、図8の(A)に示すよ
うに、パターンショート61と、メタルグレイン62,
63が存在する。また、パターンは図8の(A)に示す
周期で繰り返されるとする。
【0033】スッテプ202で、図8の(B)に示すよ
うに、グレイレベル画像データ201は1繰返し周期遅
延される。ステップ203では、グレイレベル画像デー
タ201から1周期遅延されたグレイレベル画像データ
を減算して符号付差画像が生成される。ステップ204
では、符号付差画像の絶対値を第1しきい値と比較して
大きい部分を求め、大きいと判定された部分については
差画像の符号を付加し、符号付き1回判定欠陥候補マッ
プ205が生成される。この1回判定欠陥候補マップ
は、例えば2ビットのデータで構成し、上位1ビットは
符号を、下位1ビットは第1のしきい値以上であるかを
表す。図8の(A)のようなグレイレベル画像であれ
ば、1回判定欠陥候補マップは、図8の(C)に示すよ
うに、パターンショート61の部分が+に、1周期遅延
したパターンショート61Aの部分が−に、グレイン6
2,63の部分が−に、1周期遅延したグレイン62,
63の部分が+になる。1回判定欠陥候補マップは、い
わゆるシングルディテクションの結果であり、どちらに
欠陥があるのか特定されないので、更にステップ206
と207でダブルディテクションを行う。
【0034】ステップ206では、1回判定欠陥候補マ
ップを更に1繰返し周期遅延させ、図8の(D)のよう
な1周期遅延1回判定マップが得られる。ステップ20
7では、1回判定欠陥候補マップと1周期遅延1回判定
マップの下位1ビットの第1のしきい値以上であるかを
表すデータのANDを演算し、2回判定欠陥候補マップ
が作られる。これにより従来のダブルディテクションが
行われたことになる。本実施例では、更に、1周期遅延
1回判定マップの上位1ビットを2回判定欠陥候補マッ
プに符号として付加して符号付2回判定欠陥候補マップ
208が得られる。図8の(E)の符号付2回判定欠陥
候補マップ208では、パターンショートの欠陥候補6
1Fが+で、グレインの欠陥候補62F,63Fが−で
ある。
【0035】続いて、スッテプ209で符号付2回判定
欠陥候補マップ208のすべての欠陥候補の符号を判定
し、一方の符号(この場合は+)の欠陥候補61Fを欠
陥候補として残す。他方の符号(この場合は−)の欠陥
候補62F,63Fについては、更にステップ210
で、他方の符号の欠陥候補62F,63Fの部分の符号
付き差画像の絶対値について、第1のしきい値より大き
な第2のしきい値と比較し、第2のしきい値より大きい
場合に欠陥候補に加える。このようにして最終的な1ビ
ットの欠陥候補マップが得られる。欠陥候補62F,6
3Fの符号付き差画像の絶対値が第2のしきい値より小
さい場合には、図8の(F)のような欠陥候補マップに
なる。
【0036】メタルグレインはパターンショートに比べ
て発生頻度が高い。そのため、メタルグレインが1繰返
し周期や2繰返し周期離れて発生する場合が起こりえ
る。1繰返し周期離れてメタルグレインが発生した場合
には差画像に差を生じないため欠陥候補として検出され
ないが、もともとキラー欠陥でないので問題はない。し
かし、メタルグレインが2繰返し周期離れて発生した場
合中間に最終的な欠陥候補として残される擬似欠陥候補
が検出されるという問題が生じる。以下,図9を参照し
てこの擬似欠陥候補の検出を説明する。
【0037】図9の(A)に示すように、グレイレベル
画像データにパターンショート61とグレイン62−6
4が存在し、グレイン62とグレイン64は2繰返し周
期離れているとする。図7の処理に従って、図9の
(B)から(E)の画像を生成、図9の(E)のような
符号付2回判定マップが得られる。符号付2回判定マッ
プでは、パターンショート61とグレイン62−64に
対応する欠陥候補61F,62F,63F,64Fに加
えて、パターンショートもグレインも存在しない部分に
+の符号の欠陥候補が検出される。この欠陥候補は符号
が+なので最終的な欠陥候補として残される。このよう
にして、本来パターンショートもグレインも存在しない
部分に、擬似欠陥候補が検出されることになる。このよ
うな擬似欠陥候補はグレインが2繰返し周期離れて発生
した場合に発生するので、その検出頻度はグレインの発
生頻度に比べて大幅に小さい。しかし、グレインの発生
頻度が非常に多い場合には、最終的な欠陥候補に占める
擬似欠陥候補の割合は無視できなくなり、その分ADC
3での処理時間が長くなり、スループットを低下させ
る。第2実施例では、このような擬似欠陥候補を最終的
な欠陥候補から除く処理を行う。
【0038】図10は、擬似欠陥候補を判定する方法を
説明する図である。図9の(A)のようなグレイレベル
画像から図10の(A)に示すような符号付2回判定マ
ップが得られる。このうち符号が+の欠陥候補61Fと
65Fについて、2繰返し周期離れた部分と差画像を生
成する。具体的には、図10の(B)に示すように、グ
レイレベル画像において、パターンショート61とその
左側に2周期離れた部分61Hと右側に2周期離れた部
分(図示せず)との差算出し、同様に擬似欠陥候補の部
分65Gとその左側に2周期離れた部分65Hと右側に
2周期離れた部分65Iとの差算出し、差が第3のしき
い値以上であるか判定する。第3のしきい値は、パター
ンショートの場合の差が十分に検出できればよく、例え
ば第1のしきい値を使用できるが、それには限定されな
い。パターンショート61の場合は、2周期離れた部分
に同じパターンショートが存在する可能性は非常に少な
いので、ある程度の差があり、差は第3のしきい値以上
である。これに対して、擬似欠陥候補の場合は、グレイ
ンが存在しておらず、2周期離れた部分にグレインが存
在する可能性も小さいので、差は生じないので、第3の
しきい値以下である。このようにして擬似欠陥であるこ
とが判定できる。なお、2周期離れた部分との比較は、
一方のみを行えば大部分の擬似欠陥候補を除けるが、グ
レイン発生の頻度が高い場合には、一方に2周期離れた
部分との比較のみでは、まだかなりの個数の擬似欠陥が
残る可能性があるので、その場合には一方に2周期離れ
た部分との比較で差が第3のしきい値以上であると判定
された場合のみ、他方に2周期離れた部分との比較を行
う。なお、この比較は1回又は2回に限定されず、必要
に応じて1周期の整数倍離れた部分と更に比較してもよ
い。また、1回目と2回目の比較を、2周期以外の1周
期の整数倍離れた部分と行ってもよい。
【0039】図11は第2実施例における欠陥候補検出
処理を示すフローチャートである。第2実施例では、第
1実施例の図7のステップ209で符号付2回判定欠陥
候補マップの符号が+で、最終的な欠陥候補マップに残
すと判定された欠陥候補について、図10のステップ2
21から229を行い、図7のステップ211へ進む。
なお、第2実施例では、ワーキングメモリは4繰返し周
期以上のグレイレベル画像データを記憶できるものとす
る。
【0040】ステップ221では、ステップ209で符
号が+であると判定された欠陥候補の部分のグレイレベ
ル画像を読み出す。ステップ222では、2周期前(−
2周期)のグレイレベル画像を読み出す。ステップ22
3で、2つの差を算出する。ステップ224で、差が第
3のしきい値より大きいかを判定し、小さければ擬似欠
陥候補であるので、ステップ225で欠陥候補マップか
ら削除し、図7のステプ211へ進む。
【0041】ステップ224で差が第3のしきい値より
大きいと判定された時には、ステップ226では、2周
期後(+2周期)のグレイレベル画像を読み出す。ステ
ップ227で、2つの差を算出する。ステップ228
で、差が第3のしきい値より大きいかを判定し、小さけ
れば擬似欠陥候補であるので、ステップ225で欠陥候
補マップから削除し、図7のステプ211へ進み、大き
ければステップ229でそのまま欠陥候補マップに保持
し、ステプ211へ進む。なお、この比較を1回のみ行
う場合には、ステップ224で差が第3のしきい値より
大きいと判定された時に、ステップ211へ進む。
【0042】第2実施例における処理は、最終的に欠陥
候補として検出された部分についてのみ行うため、アク
セスするメモリのアドレスが連続しておらず、パイプラ
イン処理には適していない。しかし、最終的に欠陥候補
として検出される部分の個数は多くないので、パイプラ
イン処理プロセッサで第2実施例の処理を行っても特に
問題は生じない。なお、第2実施例の処理にパイプライ
ン処理プロセッサを使用するのが全体として非効率であ
る場合には、例えば、別に処理能力の小さなプロセッサ
を付加して第2実施例の処理を行うことも可能である。
【0043】また、欠陥候補検出部2で検出した欠陥候
補をADC3で更に解析するとしたが、本発明により欠
陥候補として検出されるのがパターンショートのみであ
れば、ADCで欠陥の分類を行う必要がない場合もあり
得る。
【0044】以上、半導体装置のメタル配線層のパター
ンをダブルディテクションでセル−セル比較する場合を
例として説明したが、本発明はこれに限定されず、ダイ
−ダイ比較でも、シングルディテクションでも、メタル
配線層以外のパターンでも、半導体装置以外のパターン
でも適用可能である。また、実施例では各種の演算処理
をパイプライン処理プロセッサで行なう例を示したが、
それらを演算回路で行なうことも可能である。例えば、
比較処理は比較回路で、遅延処理は遅延回路で行なえ
る。また、パイプライン処理プロセッサでなく通常のプ
ロセッサを使用してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一方の極性を有する欠陥候補の検出感度を低下させるこ
となく、他方の極性を有する欠陥候補の検出を抑制する
ことが可能になるので、検出が必要な欠陥候補は漏らさ
ず検出し、検出が不要な欠陥候補の検出個数を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体ウエハ用外観検査装置の概略構成
を示す図である。
【図2】半導体ウエハ用外観検査装置におけるダイ−ダ
イ比較とセル−セル比較を説明する図である。
【図3】従来の半導体ウエハ用外観検査装置における欠
陥候補検出処理を示すフローチャートである。
【図4】半導体装置のメタル配線層を例として本発明の
原理を説明する図である。
【図5】メタルグレインによる反射率の低下を説明する
図である。
【図6】本発明の実施例の半導体ウエハ用外観検査装置
の概略構成を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例における欠陥候補検出処理
を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例における欠陥候補検出処理を説明す
る図である。
【図9】第1実施例における欠陥候補検出処理での擬似
欠陥候補の発生を説明する図である。
【図10】本発明の第2実施例における擬似欠陥候補の
判定処理を説明する図である。
【図11】本発明の第2実施例における欠陥候補検出処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…画像生成部 2…欠陥候補検出部 3…自動欠陥分類部(ADC) 11…光学系 18…ステージ 21…A/D変換器 31…符号付ダブルディテクション回路 32…ワーキングメモリ 33…パイプライン制御プロセッサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月25日(2002.2.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AC21 DA05 EA08 EA11 EB01 EB02 4M106 AA01 AA02 BA04 CA39 DB21 DJ18 DJ20 DJ27 DJ28 5B057 AA03 BA02 CH05 CH11 DB02 DB09 DC32 5L096 AA06 BA03 CA14 DA02 GA08 GA22 GA51 LA14

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一パターン同士を比較して不一致部を
    欠陥と判定するパターン検査方法であって、 比較する2つのパターンの差を極性も含めて算出して差
    画像を生成し、 前記差画像の絶対値を第1のしきい値と比較して、前記
    第1のしきい値より大きな部分を欠陥候補として検出
    し、 前記欠陥候補の部分の前記差画像の極性を調べ、一方の
    極性の部分を欠陥と判定することを特徴とするパターン
    検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記欠陥候補の他方の極性の部分の前記差画像の絶対値
    を、前記第1のしきい値より大きな第2のしきい値と比
    較し、前記第2のしきい値より大きい場合には、その部
    分を前記最終欠陥候補に加えるパターン検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記差画像は異なる2つのパターンとの間で2つ生成さ
    れ、2つの差画像の絶対値の前記第1のしきい値より大
    きな部分が一致した部分を欠陥候補とするパターン検査
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記欠陥の部分について、前記異なる2つのパターン以
    外の異なる3番目のパターンとの間で更に第3の差画像
    を生成し、前記第3の差画像の絶対値が第4のしきい値
    より大きい場合に欠陥として残し、小さい場合には欠陥
    から除くパターン検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記欠陥の部分について、前記異なる3つのパターン以
    外の異なる4番目のパターンとの間で更に第4の差画像
    を生成し、前記第4の差画像の絶対値が前記第4のしき
    い値より大きい場合に欠陥として残し、小さい場合には
    欠陥から除くパターン検査方法。
  6. 【請求項6】 同一パターンを有する複数のパターンユ
    ニットの多値画像を生成する画像生成ステップと、 2つの前記パターンユニットを比較して不一致部を欠陥
    候補として検出する欠陥候補検出ステップと、 前記欠陥候補について解析する解析ステップとを備える
    パターン検査方法であって、 前記欠陥候補検出ステップは、 比較する2つのパターンユニットの差を極性も含めて算
    出して差画像を生成し、 前記差画像の絶対値を第1のしきい値と比較して、前記
    第1のしきい値より大きな部分を第1候補として検出
    し、 前記第1候補の部分の前記差画像の極性を調べ、一方の
    極性の部分を欠陥候補として検出することを特徴とする
    パターン検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記第1候補の他方の極性の部分の前記差画像の絶対値
    を、前記第1のしきい値より大きな第2のしきい値と比
    較し、前記第2のしきい値より大きい場合には、その部
    分を前記欠陥候補に加えるパターン検査方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記差画像は異なる2つのパターンユニットとの間で2
    つ生成され、2つの差画像の絶対値の前記第1のしきい
    値より大きな部分が一致した部分を第1候補とするパタ
    ーン検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のパターン検査方法であ
    って、 前記欠陥候補検出ステップは、 前記欠陥候補の部分について、前記異なる2つのパター
    ンユニット以外の異なる3番目のパターンユニットとの
    間で更に第3の差画像を生成し、前記第3の差画像の絶
    対値が第4のしきい値より大きい場合に欠陥候補として
    残し、小さい場合には欠陥候補から除くパターン検査方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のパターン検査方法で
    あって、 前記欠陥候補検出ステップは、 前記欠陥候補の部分について、前記異なる3つのパター
    ンユニット以外の異なる4番目のパターンユニットとの
    間で更に第4の差画像を生成し、前記第4の差画像の絶
    対値が前記第4のしきい値より大きい場合に欠陥候補と
    して残し、小さい場合には欠陥候補から除くパターン検
    査方法。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載のパターン検査方法で
    あって、 前記複数のパターンユニットは所定のピッチで配列さ
    れ、 前記画像生成ステップは、1次元の撮像装置を前記複数
    のパターンユニットに対して配列方向に相対移動しなが
    ら、順次多値画像を生成するように行われ、 前記欠陥候補検出ステップにおける、前記差画像の生
    成、前記第1候補の検出、及び一方の極性の部分の欠陥
    候補としての検出は、パイプラインデータ処理により連
    続して行われるパターン検査方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のパターン検査方法
    であって、 前記差画像は相対移動する方向に隣接する2つのパター
    ンユニットの間で順次生成され、 前記第1候補の検出では、各パターンユニットについ
    て、両側に隣接する2つのパターンユニットとの差画像
    の前記第1のしきい値より大きな部分が一致した部分を
    前記第1候補とするパターン検査方法。
  13. 【請求項13】 同一パターン同士を比較して不一致部
    を欠陥と判定するパターン検査装置であって、 前記パターンの多値画像を生成する画像生成装置と、 比較する2つのパターンの差を極性も含めて算出して差
    画像を生成する差画像生成回路と、 前記差画像の絶対値を第1のしきい値と比較して、前記
    第1のしきい値より大きな部分を欠陥候補として検出す
    る第1比較回路と、 前記欠陥候補の部分の前記差画像の極性を調べ、一方の
    極性の部分を欠陥と判定する欠陥極性判定回路とを備え
    ることを特徴とするパターン検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のパターン検査装置
    であって、 前記欠陥候補の他方の極性の部分の前記差画像の絶対値
    を、前記第1のしきい値より大きな第2のしきい値と比
    較し、前記第2のしきい値より大きい場合には、その部
    分を前記欠陥に加える第2比較回路を更に備えるパター
    ン検査装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のパターン検査装置で
    あって、 前記差画像生成回路は、異なる2つのパターンとの間で
    2つの差画像を生成し、 前記第1比較回路は、前記2つの差画像の絶対値の前記
    第1のしきい値より大きな部分が一致した部分を欠陥候
    補とするパターン検査装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のパターン検査装置
    であって、 前記欠陥の部分について、前記異なる2つのパターン以
    外の異なる3番目のパターンとの間で更に第3の差画像
    を生成する第1欠陥差画像生成回路と、前記第3の差画
    像の絶対値が第4のしきい値より大きい場合に欠陥とし
    て残し、小さい場合には欠陥から除く第3比較回路とを
    更に備えるパターン検査装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のパターン検査装置
    であって、 前記欠陥の部分について、前記異なる3つのパターン以
    外の異なる4番目のパターンとの間で更に第4の差画像
    を生成する第2欠陥差画像生成回路と、前記第4の差画
    像の絶対値が前記第4のしきい値より大きい場合に欠陥
    として残し、小さい場合には欠陥から除く第4比較回路
    とを更に備えるパターン検査装置。
  18. 【請求項18】 同一パターンを有する複数のパターン
    ユニットの多値画像を生成する画像生成部と、 2つの前記パターンユニットを比較して不一致部を欠陥
    候補として検出する欠陥候補検出部と、 前記欠陥候補について解析する解析部とを備えるパター
    ン検査装置であって、 前記欠陥候補検出部は、 比較する2つのパターンユニットの差を算出して極性を
    含めて差画像を生成する差画像生成回路と、 前記差画像の絶対値を第1のしきい値と比較して、前記
    第1のしきい値より大きな部分を第1候補として検出す
    る第1比較回路と、 前記第1候補の部分の前記差画像の極性を調べ、一方の
    極性の部分を欠陥候補として検出する欠陥極性判定回路
    とを備えることを特徴とするパターン検査装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のパターン検査装置
    であって、 前記欠陥候補検出部は、 前記第1候補の他方の極性の部分の前記差画像の絶対値
    を、前記第1のしきい値より大きな第2のしきい値と比
    較し、前記第2のしきい値より大きい場合には、その部
    分を前記欠陥候補に加える第2比較回路を備えるパター
    ン検査装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のパターン検査装置
    であって、 前記差画像生成回路は、異なる2つのパターンユニット
    との間で2つの差画像を生成し、 前記第1比較回路は、前記2つの差画像の絶対値の前記
    第1のしきい値より大きな部分が一致した部分を欠陥候
    補とするパターン検査装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のパターン検査装置
    であって、 前記欠陥候補検出部は、 前記欠陥候補の部分について、前記異なる2つのパター
    ンユニット以外の異なる3番目のパターンユニットとの
    間で更に第3の差画像を生成し、前記第3の差画像の絶
    対値が第4のしきい値より大きい場合に欠陥候補として
    残し、小さい場合には欠陥候補から除く第3比較回路を
    更に備えるパターン検査装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のパターン検査方法
    であって、 前記欠陥候補検出部は、 前記欠陥候補の部分について、前記異なる3つのパター
    ンユニット以外の異なる4番目のパターンユニットとの
    間で更に第4の差画像を生成し、前記第4の差画像の絶
    対値が前記第4のしきい値より大きい場合に欠陥候補と
    して残し、小さい場合には欠陥候補から除く第4比較回
    路を更に備えるパターン検査装置。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載のパターン検査装置
    であって、 前記複数のパターンユニットは所定のピッチで配列さ
    れ、 前記画像生成部は、1次元の撮像装置を前記複数のパタ
    ーンユニットに対して配列方向に相対移動しながら、順
    次多値画像を生成し、 前記欠陥候補検出部は、メモリとパイプラインデータ処
    理プロセッサとを備え、前記差画像生成回路と前記第1
    比較回路と前記欠陥極性判定回路は、前記メモリと前記
    パイプラインデータ処理プロセッサとで構成されるパタ
    ーン検査装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のパターン検査装置
    であって、 前記差画像生成回路は、相対移動する方向に隣接する2
    つのパターンユニットの間で順次前記差画像を生成し、 前記第1比較回路は、各パターンユニットについて、両
    側に隣接する2つのパターンユニットとの差画像の前記
    第1のしきい値より大きな部分が一致した部分を前記第
    1候補とするパターン検査装置。
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