JP2003084978A - プログラム更新方法、及び、外部装置、ホスト装置 - Google Patents

プログラム更新方法、及び、外部装置、ホスト装置

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JP2003084978A JP2001270786A JP2001270786A JP2003084978A JP 2003084978 A JP2003084978 A JP 2003084978A JP 2001270786 A JP2001270786 A JP 2001270786A JP 2001270786 A JP2001270786 A JP 2001270786A JP 2003084978 A JP2003084978 A JP 2003084978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器に接続して利用する付属機器を安価
に構成でき、かつ外部機器におけるプログラムの更新が
容易なプログラム更新方法を提供する。 【解決手段】 外部機器1は、付属機器3の着脱を検知
する機能を持っており、またホスト機器2に対して付属
機器3の着脱状況を通知する機能を有している。外部機
器1から付属機器3の接続がホスト機器2に通知される
と、ホスト機器2は、外部機器1の通知を元に、接続さ
れた付属機器3を動作させるために必要なプログラムや
各種のデータなどを準備し、外部機器1に対して転送す
る。外部機器1は、ホスト機器2より送られてくるプロ
グラムやデータなどを受け取って内部のメモリに格納
し、プログラムの更新を行う。付属機器3にプログラム
等を付加せずに安価に構成でき、また、外部機器1のプ
ログラムが常に最適な状態に自動更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーションなどに代表されるホスト機
器と、プリンタやスキャナなどに代表される外部機器が
IEEE1284やUSBなどの所定の方法で接続され
たシステムにおいて、その外部機器にFAXモデムやB
luetoothなどに代表される各種の方法によって
付属機器が着脱されるシステムに関するものである。特
に、外部機器に対して付属機器が着脱された際に、当該
付属機器を動作させるために必要なアプリケーションソ
フトウェアやデバイスドライバなどのプログラムを外部
機器にインストールし、あるいは不要となったプログラ
ムを削除するプログラム更新方法と、そのようなプログ
ラム更新方法の機能を搭載したホスト装置及び外部機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタやスキャナなどに代表される外
部機器を使用する場合には、パーソナルコンピュータや
ワークステーションなどに代表されるホスト機器とIE
EE1284ケーブルやUSBケーブルなどを用いてロ
ーカル接続することによって使用される場合が一般的で
ある。また、ホスト機器と外部機器の両機器にEthe
rnet(登録商標)インタフェースを実装することに
よりEthernet(登録商標)によるネットワーク
接続で外部機器を使用することも一般的である。
【0003】一方、プリンタやスキャナなどに代表され
る外部機器は機能が多様化してきており、単機能のプリ
ンタやスキャナだけではなく、プリント機能、スキャン
機能、FAX機能、E−Mail配信機能などの様々な
機能が複合化した機器も一般的に利用されている。この
ような機能の多様化に伴い、外部機器に接続するための
付属機器も増えてきており、ユーザの使用環境に応じて
必要な付属機器を外部機器に接続し、必要な機能を実現
するという使い方が一般的となっている。
【0004】しかし、外部機器に付属機器を接続して
も、その付属機器を動作させるためのソフトウエアが外
部機器上に搭載されていなければ、事実上その付属機器
を使用することはできない。そのため、従来は次に示す
ような手法が取られていた。
【0005】図30は、従来のプログラム更新方法の第
1の例の説明図である。図中、1は外部機器、2はホス
ト機器、3は付属機器である。図30(A)において、
上述のようにホスト機器2と外部機器1は所定の接続方
法によって接続されており、外部機器1に対して付属機
器3が接続されるものとする。
【0006】この例では、図30(B)に示すように外
部機器1には、接続可能なすべての付属機器に対応した
デバイスドライバー・アプリケーションなどのプログラ
ムが最初から内部のROM等に書き込まれており、その
状態で外部機器1は出荷される。これによって、付属機
器3が接続されると、その接続された付属機器3に対応
したプログラムが動作し、付属機器3が利用可能とな
る。
【0007】しかしこのような構成では、後から開発さ
れた付属機器に対応できないという問題がある。例え
ば、出荷時には予想されていなかった付属機器が開発さ
れた場合、その付属機器が接続されてもプログラムが外
部機器1上に存在しないため、その付属機器を動作させ
ることができないという問題がある。また、上述のよう
な構成では、すべての付属機器に対応させるためのプロ
グラムをROMに搭載するので、ROMの容量が膨大と
なり、コストアップとなるという問題もあった。
【0008】図31は、従来のプログラム更新方法の第
2の例の説明図である。図中の符号は図30と同様であ
る。この第2の例では、図31(B),(C)に示すよ
うに、外部機器1内のROMを交換する例を示してい
る。すなわち、図31(B)では付属機器3用のプログ
ラムがROMに搭載されていないので、図31(C)に
示すように付属機器3用のプログラムが搭載されたRO
Mに交換するものである。これによって、利用しない付
属機器のプログラムまでROMに書き込んでおく必要は
ないし、後で開発された付属機器についてもプログラム
を提供することができる。
【0009】しかし、通常はROMは基板上に搭載され
ており、その交換には筐体を取り外すなどして基板を露
出させなければならない。また、感電などの危険性も高
く、ユーザが容易に交換できない場合も多い。そのた
め、カスタマーエンジニアが客先に出向いて交換するこ
とも行われているが、そのための時間や労力などのコス
トが高くなるという問題がある。
【0010】図32は、従来のプログラム更新方法の第
3の例の説明図である。図中の符号は図30と同様であ
る。この第3の例では、外部機器1に接続する付属機器
3にCPUやROM,RAMを搭載し、インテリジェン
ト型の付属機器3を提供する例を示している。従来より
よく利用されている構成である。このような構成では、
上述の各例における問題点を解決できるとともに、外部
機器1を安価に構成でき、かつ外部機器1のソフトウェ
アを変更する必要が無いという利点がある。しかし逆
に、付属機器3が高価になるという問題があった。
【0011】図33は、従来のプログラム更新方法の第
4の例の説明図である。図中の符号は図30と同様であ
る。この第4の例は、例えば特開平5−224912号
公報などに記載されている方法であり、付属機器3にR
OMを搭載して、付属機器3のROMから外部機器1の
ROM中のデータを書き換えるものである。外部機器1
を安価に構成することができるが、付属機器3にROM
を搭載するなど、付属機器3が高価になるという問題を
有している。
【0012】図34は、従来のプログラム更新方法の第
5の例の説明図である。図中の符号は図30と同様であ
る。4は外部記憶装置である。この第5の例では、外部
機器1にFDドライブなどの外部記憶装置4を接続し、
FD等で供給される接続された付属機器3に対応するプ
ログラムを外部記憶装置4から外部機器1に転送して外
部機器1のROMを書き換えるものである。
【0013】このような構成では、外部機器1に接続さ
れる外部記憶装置4が必要となってしまうという問題が
ある。また、ユーザが操作することになるので、例えば
付属機器3の接続の度に行うような、頻繁なプログラム
の書き換えは煩わしいものとなる。または、1度接続さ
れた付属機器3については、取り外された後も対応する
プログラムを保存しておく場合もあるが、その場合には
外部機器1のROMとして大容量が必要となるという問
題があった。
【0014】図35は、従来のプログラム更新方法の第
6の例の説明図である。図中の符号は図34と同様であ
る。この第6の例では、ホスト機器2に接続されている
外部記憶装置4を利用し、FD等で供給される外部機器
1に接続された付属機器3に対応するプログラムをホス
ト機器2からダウンロードして外部機器1のROMを書
き換えるものである。
【0015】通常、ホスト機器2には外部記憶装置4が
付属したものも多いため、新たに外部記憶装置4を設け
る場合は少ないと考えられる。しかし、第5の例と同様
に、外部機器1に接続された付属機器3に対応するプロ
グラムをホスト機器2からダウンロードするための操作
はユーザが行うことになる。また、従来は外部機器1へ
の付属機器3の着脱は、外部機器1は知ることができる
ものの、ホスト機器2には通知されておらず、ユーザが
プログラムを外部機器1へ転送する指示をいちいち行わ
なければならなかった。そのため、例えば付属機器3の
接続の度に転送の指示を行うような、頻繁なプログラム
の書き換えはユーザにとって煩わしいものとなる。また
は、1度接続された付属機器3については、その後のプ
ログラム転送を省略するため、取り外された後も対応す
るプログラムを保存しておく場合もあるが、その場合に
は外部機器1のROMとして大容量が必要となるという
問題があった。
【0016】近年では、USB、IEEE1394、P
C−Cardなどの活線挿抜が可能なインタフェースが
標準化(規格化)され、外部機器においても付属機器と
のインタフェースとして使用するようになってきた。さ
らにUSB、IEEE1394、PC−Cardなどの
活線挿抜が可能なインタフェースに対応した付属機器も
増えてきており、外部機器においても頻繁に付属機器を
装着・脱着して利用できる仕組みが必要とされている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、外部機器に接続して利用す
る付属機器を安価に構成でき、かつ外部機器におけるプ
ログラムの更新を容易に行うことができるプログラム更
新方法と、そのようなプログラム更新方法を利用した外
部装置、ホスト装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホスト機器と
外部機器が接続されたシステムにおけるプログラム更新
方法とそのようなシステムで用いられるホスト機器およ
び外部機器において、外部機器に付属機器が接続された
時に外部機器はホスト機器に対して付属機器が増設され
たことを通知し、通知を受けたホスト機器は付属機器を
動作させるために必要なプログラムを外部機器に対して
送り、外部機器はホスト機器から送られてきたプログラ
ムをメモリに格納することを特徴とするものである。こ
のように、外部機器は付属機器が接続された時点でホス
ト機器に通知して、必要なプログラムの転送を受けるの
で、外部機器内のプログラムを容易に更新することがで
きる。また、付属機器にはROMなどを搭載しておく必
要がなく、付属機器を安価に構成できる。
【0019】ホスト機器では、外部機器に対して転送す
るプログラムを、ホスト機器上で動作する外部機器ドラ
イバーソフトウェアと同一ファイルから取得するように
構成することができる。これによって、ユーザは外部機
器ドライバーソフトウェアをホスト機器にインストール
しておくだけで、外部機器に対するプログラムの転送は
自動的に行うことができ、ユーザはプログラムの転送な
どを意識することなく、付属機器の接続に対する外部機
器のプログラムの更新を行うことができる。なお、外部
機器に接続された付属機器を動作させるために必要なプ
ログラムがホスト機器(外部機器ドライバーソフトウェ
ア)に存在していない場合には、最新の外部機器ドライ
バーソフトウェアをダウンロードするようにユーザに対
して警告することができる。
【0020】また、外部機器に付属機器を動作させるた
めに必要なプログラムがすでに格納されていた場合に
は、格納してあるプログラムのバージョンの情報をホス
ト機器に伝え、ホスト機器は、外部機器から伝えられた
プログラムのバージョンが格納されているプログラムの
バージョンよりも古い場合に、格納されているプログラ
ムを外部機器へ転送するように構成することができる。
これによって、常に最新のプログラムを外部機器に転送
して更新することが可能になる。
【0021】さらに、付属機器が増設されたことをホス
ト機器に通知する際に、付属機器を動作させるために必
要なプログラムが格納されているURLやファイルロケ
ーションなどの場所に関する情報をホスト機器に転送
し、ホスト機器は通知された場所からプログラムを取り
出して外部機器に転送するように構成することもでき
る。これによって常に最新のプログラムにより外部機器
のプログラムを容易に更新することができる。
【0022】なお、外部機器がホスト装置に対して行う
付属機器の増設の通知は、ホスト機器が外部機器のステ
ータスを問い合わせた際に行うことができる。これによ
って、ホスト機器の動作にあわせて外部機器のプログラ
ムを更新することができる。また、同じ種類の付属機器
がすでに装着されていた場合には、前記ホスト機器へ前
記付属機器が追加されたことを通知しないように構成す
ることができ、必要なときのみプログラムの転送を行う
ことができる。さらに、あらかじめ行われたユーザによ
る設定に従って、付属機器が増設されたことをホスト機
器に通知するか否かを決定するように構成することもで
き、ユーザの意図を反映しながら、容易にプログラムの
更新を行うことができる。
【0023】また、付属機器が増設されたことを外部機
器がホスト機器に通知すると、ホスト機器は、付属機器
の種別を調べる手順を外部機器へ通知するように構成す
ることができる。外部機器は、受け取った手順に従って
付属機器の種別を調べ、再びホスト機器に通知して付属
機器の動作に必要なプログラムの転送を受けることがで
きる。これによって、付属機器の種別を調べる手順が変
更になった場合でも対応してプログラムの更新を容易に
行うことができる。
【0024】また本発明は、ホスト機器と外部機器が接
続されたシステムにおけるプログラム更新方法とそのよ
うなシステムで用いられるホスト機器および外部機器に
おいて、外部機器に付属機器が接続された時に外部機器
はホスト機器に対して付属機器が増設されたことを通知
し、通知を受けたホスト機器は外部機器と付属機器とを
動作させるためのオブジェクトファイルを再構成してか
ら外部機器に対して送り、外部機器はホスト機器から送
られてきたオブジェクトファイルをメモリに格納するよ
うに構成することができる。これによって、外部機器と
付属機器を動作させるために必要なプログラムを動作速
度やメモリ使用量等の点で最適な形態のオブジェクトフ
ァイルとして転送し、プログラムの更新を容易に行うこ
とができる。なお、オブジェクトファイルの再構成は、
ソースファイルから行うことができ、また、外部機器で
使用しているCPU用の再構成環境を当該ホスト機器上
で動作させて行うことができる。また、このようなオブ
ジェクトファイルの再構成は、あらかじめ決められた時
間毎に行うように構成することができる。
【0025】オブジェクトファイルの再構成の際には、
例えば外部機器から、増設された付属機器の種別ととも
に、すでに組み込まれている付属機器やすでに格納され
ているプログラムのバージョン情報も合わせて通知され
る場合には、これらの情報に従って再構成を行うことが
できる。これによって任意のバージョン等によるオブジ
ェクトファイルを生成して転送することができる。
【0026】また、外部機器から増設された付属機器の
みをホスト機器に通知し、外部機器に接続されている付
属機器をホスト機器で管理して、外部機器から通知され
た増設された付属機器の情報とともに、すでに接続され
ている付属機器の情報をもとに、オブジェクトファイル
を再構成することができる。これによって、余分な情報
を外部機器からホスト機器へ転送することなく、また必
要なプログラムを含むオブジェクトファイルを再構成し
て転送することができる。
【0027】さらに、オブジェクトファイルの再構成を
行った結果、外部機器に搭載されているメモリ容量を越
えた場合には、再構成したオブジェクトファイルの一部
を圧縮して転送することができる。これによって外部機
器のROM容量を増加させることなく、必要なプログラ
ムを外部機器に格納してプログラムの更新を行うことが
できる。
【0028】さらにまた、オブジェクトファイルの再構
成にあたり、それぞれの付属機器の優先順位を示す情報
に応じて、付属機器を動作させるために必要なプログラ
ムの割り込み優先順位を割り付けるように構成すること
ができる。これによって、動作速度等の観点で最適なプ
ログラムを外部機器に転送することができる。
【0029】さらに、オブジェクトファイルの再構成に
あたって、外部に最新のプログラムがあるか否かを自動
検索し、最新のプログラムがあれば当該プログラムをダ
ウンロードしてオブジェクトファイルを再構成すること
ができる。あるいは、プログラム格納されている場所に
関する情報を外部機器からホスト機器に転送し、当該場
所に関する情報に従ってプログラムを取得してオブジェ
クトファイルを再構成することができる。これによっ
て、常に最新のプログラムにより更新することができ
る。
【0030】さらに、ある一定期間接続されている付属
機器の使用状況を計測し、あらかじめ決められた時間に
使用していない付属機器があった場合や、障害の発生し
た付属機器については、それらの付属機器を動作させる
ために必要なプログラムを組み込まずに前記オブジェク
トファイルを再構成することができる。これによって、
外部機器のメモリ容量を圧迫せずに必要なプログラムの
みで更新することができる。
【0031】さらに本発明は、ホスト機器と外部機器が
接続されたシステムにおけるプログラム更新方法とその
ようなシステムで用いられるホスト機器および外部機器
において、外部機器から付属機器が外されたことを認識
すると、外された付属機器に対応するプログラムを削除
することを特徴とするものである。これによって、外部
機器においては必要なプログラムのみを格納して実行す
ることができ、メモリ容量を圧迫しないようにプログラ
ムの更新を行うことができる。
【0032】プログラムの削除は、外部機器が管理して
いるプログラム管理テーブル中の外された付属機器に該
当するプログラムの管理情報を書き換えるとともに、削
除するプログラムの領域を空き領域管理テーブルに追加
することによって行うことができる。さらに、削除する
プログラムの領域を所定値で書き換える処理を行っても
よい。
【0033】なお、付属機器が外された時点ですぐに削
除するほか、例えば外部機器から付属機器が外されたこ
とを認識してからあらかじめ定められた時間が経過して
も付属機器が再挿入されなかった場合に行ったり、別の
付属機器が挿入された時点ではじめて削除したり、ある
いはプログラムを格納する領域が不足する場合に削除す
ることができる。また、外された付属機器に対応するプ
ログラムを削除する際には、ユーザに対して外部機器あ
るいはホスト機器から警告を発するように構成すること
ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるシス
テムの基本構成例を示すブロック図である。図中の符号
は図30と同様である。ホスト機器2に対し、接続、切
り離し可能な外部機器1が接続されており、更に、外部
機器1には、着脱可能な付属機器3が接続されている。
外部機器1とホスト機器2との接続や外部機器1と付属
機器3との接続は、それぞれ、任意のインタフェースを
用いて行うことができる。
【0035】外部機器1は、付属機器3の着脱を検知す
る機能を持っており、またホスト機器2に対して付属機
器3の着脱状況を通知する機能を有している。ホスト機
器2は、外部機器1の通知を元に必要なソフトウェア等
のプログラムや、その他の各種のデータなどを準備し、
外部機器1に対して転送する。外部機器1は、ホスト機
器2より送られてくるソフトウェア等のプログラムやそ
の他のデータなどを受け取って内部のメモリに格納する
と、付属機器3の制御準備や、必要な処理動作に移り、
該当する機能の制御を開始する。
【0036】以下、このような基本構成例を用いた本発
明の実施の形態について示す。なお、以下に示す実施の
形態において示した構成は、それぞれを適宜組み合わせ
ることも可能であり、組み合わせた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0037】図2は、本発明の第1の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図1と同様の部分には同じ符
号を付してある。11は記憶部、12は転送部、13は
判断部、14は認識部、21は記憶部、22は制御部、
23は転送部、31は通知情報、32はデータである。
【0038】外部機器1がホスト機器2に接続されてい
る。外部機器1には付属機器3が着脱される。付属機器
3の着脱は通知情報31としてホスト機器2に通知され
る。ホスト機器2は通知情報31を受けて、付属機器3
に対応するプログラムを含むデータ32を外部機器1に
転送する。
【0039】外部機器1は、記憶部11、転送部12、
判断部13、認識部14などにより構成されている。記
憶部11は、各種のデータやアプリケーション、ドライ
バなどのプログラムを記憶する。転送部12は、プログ
ラムを含む各種のデータ32や通知情報31などをホス
ト機器2との間で送受信する。判断部13は、自由に着
脱される付属機器3の種類を判別する。認識部14は、
付属機器3の物理的な着脱または論理的な着脱を検知す
る。
【0040】一方、ホスト機器2においては、記憶部2
1、制御部22、転送部23などによって構成されてい
る。記憶部21は、外部機器1に対してダウンロードす
る各種データやプログラムを一時または長期的に記憶し
ておく。制御部22は、各種処理やデータの制御指示な
どを行う。転送部23は、外部機器1とプログラムを含
む各種のデータ32や通知情報31などの送受信を行
う。
【0041】本発明の第1の実施の形態における動作の
一例について説明する。付属機器3が外部機器1に接続
された場合、認識部14は接続が発生したことを判断部
13に通知する。判断部13は、認識部14から通知さ
れる情報、または、認識部14に対して詳細情報を要求
することによって得られる情報を元に、接続された機器
を特定する。そして、判断部13は特定した機器の情報
を転送部12に渡し、ホスト機器2に対し、通知情報3
1として転送させる。
【0042】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈し、記憶部21
に格納されているデータ、プログラムなどから該当する
ものを選び出す。選び出されたデータ、プログラムは、
必要なら制御部22により加工され、転送部23に渡さ
れる。転送部23は与えられたデータ、プログラムをデ
ータ32として外部機器1に送信する。
【0043】外部機器1は、転送部12にてデータ32
を受け取る。受け取ったデータ32は記憶部11に格納
され、外部機器1にて使用または実行される。このよう
にして、外部機器1に接続された付属機器3に対応する
プログラムが外部機器1に転送され、外部機器1を利用
できるようになる。
【0044】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。41はファイル、42はホスト用ドラ
イバ部、43は外部機器用ソフトウェア部である。外部
機器1がホスト機器2に接続されている。外部機器1に
は付属機器3が着脱される。付属機器3からは付属機器
3が接続されたときに通知情報31がホスト機器2に送
られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31に従
い、データ、プログラムなどをデータ32として外部機
器1に送信する。ファイル41はホスト機器2が保持す
るデータであり、記憶部21に格納されている。ファイ
ル41は、ホスト機器2で動作するホスト用ドライバ部
42と外部機器1で動作する外部機器用ソフトウェア部
43にて構成されている。
【0045】ホスト機器2に外部機器1用のドライバソ
フトウェアがインストールされると、このドライバソフ
トウェアは、ファイル41として記憶部21に格納され
る。ホスト機器2は、ファイル41のホスト用ドライバ
部42を使用して、外部機器1の制御、通信を行う。外
部機器1より付属機器が接続された旨の通知情報31を
受け取ると、制御部22は記憶部21に格納されている
ファイル41の中から、外部機器用ソフトウェア部43
を検索し、通知情報31に対応するデータやプログラム
を取り出す。なお、あらかじめファイル41から外部機
器用ソフトウェア部43を切り出しておいてもよい。制
御部22は、取り出したデータやプログラムを転送部2
3に渡し、データ32として外部機器1に送信する。
【0046】このようにして、ユーザは外部機器のドラ
イバソフトウェアをインストールしておくだけで、付属
機器を動作させるのに必要なプログラムを意識すること
なく、外部機器のプログラムを更新することができる。
換言すれば、ユーザはホスト機器2上で動作する外部機
器1に対応するドライバソフトウェアを、外部機器1に
添付の記憶媒体や外部機器メーカーのホームページなど
からダウンロードしてインストールするだけで、付属機
器3を動作させるのに必要なプログラムが外部機器1に
転送され、プログラムを更新することができる。
【0047】図4は、本発明の第3の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。15,24は警告部である。外部機器
1がホスト機器2と接続されている。付属機器3は外部
機器1に着脱される。外部機器1に付属機器3が接続さ
れると、ホスト機器2に対して通知情報31が送られ
る。外部機器1より通知情報31が送られて来ると、ホ
スト機器2は制御部22にて、記憶部21に該当するデ
ータやプログラムがあるか否かを検索する。検索の結
果、該当するデータやプログラムがない場合、制御部2
2は警告部24に対し、警告を行うように指示する。警
告部24は、制御部22の指示に従い、ユーザに対して
警告を発する。
【0048】制御部22は更に、警告データを用意し、
転送部23に対し、外部機器1へ警告データをデータ3
2として送るように指示する。転送部23は、データ3
2を外部機器1に転送する。外部機器1は転送部12に
てデータ32を受け取る。警告部15は、転送部12よ
りデータ32を受け取り、警告を発する。また、警告部
15は付属機器3の接続を無効にする。
【0049】このようにして付属機器3に対応するデー
タやプログラムが存在しない場合に、ユーザに対して警
告を発することによって、接続した付属機器3が動作し
ないことをユーザに報知することができる。また、ユー
ザは、警告が発せられたときのみ、例えば外部機器1用
のデバイスドライバなどをダウンロード及びインストー
ルすればよい。なお、この例ではホスト機器2と外部機
器1の2ヶ所で警告を発しているが、どちらか一方でも
構わない。また、付属機器3の無効化を必ずしも行う必
要はない。
【0050】図5は、本発明の第4の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。33は問い合わせ情報である。外部機
器1とホスト機器2が接続されている。外部機器1に付
属機器3が接続されると、外部機器1は接続情報を保持
しておく。ホスト機器2は定期的、または不定期に外部
機器1に対して、付属機器3の状態変化を確認するため
に問い合わせ情報33を送信する。外部機器1は問い合
わせ情報33を受け取ると、機器の接続変化があった場
合は通知情報31をホスト機器2に返し、データ、プロ
グラムを要求する。機器の接続変化がなかった場合は、
通知情報31に変化がなかったことを示す通知情報31
をホスト機器2に返すか、何も返さない。
【0051】機器の接続の変化があった場合に通知情報
31を外部機器1からホスト機器2へ送った後は、上述
の各実施の形態と同様に、ホスト機器2は、外部機器1
に接続されている付属機器3を動作させるために必要な
データ及びプログラム等をデータ32として外部機器1
に転送し、プログラムの更新を行う。
【0052】このような構成によって、ホスト機器2の
動作にあわせて外部機器1内のプログラムを更新するこ
とができる。例えばホスト機器2における準備が整う前
に外部機器1から付属機器が追加された旨の通知31を
受けてしまうといった不具合を防ぐことができる。
【0053】図6は、本発明の第5の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。16は検索部である。外部機器1にホ
スト機器2が接続されている。また、外部機器1には着
脱可能な付属機器3が着脱される。外部機器1は、記憶
部11、転送部12、判断部13、認識部14ととも
に、検索部16を具備している。記憶部11、転送部1
2、判断部13、認識部14は上述の第1の実施の形態
と同様である。検索部16は、ソフトウェアの有無やそ
のバージョンを検索する。なお、ホスト機器2の構成は
上述の第1の実施の形態と同様である。
【0054】この第5の実施の形態における動作の一例
を説明する。付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は、認識部14から通知される情報
または認識部14に対して詳細情報を要求して得られる
情報を元に、接続された機器を特定する。判断部13
は、特定した機器の情報を検索部16に渡す。検索部1
6は、記憶部11の中に存在するデータやプログラムを
調べ、付属機器3に必要なデータやプログラムが既に存
在しているか否かを確認する。付属機器3に必要なデー
タやプログラムが存在した場合、検索部16は更に、そ
のデータやプログラムのバージョン情報を検索する。検
索部16は、接続された付属機器3の種類と、関連デー
タ、プログラムの有無、および存在する場合はバージョ
ンを転送部12に渡し、ホスト機器2に対して通知情報
31として転送させる。
【0055】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は転送部
23が受け取った通知情報31を解釈し、記憶部21に
格納されているデータ、プログラムなどから該当するも
のを選び出す。選び出されたデータ、プログラムは、制
御部22によりバージョンのチェックを受ける。データ
やプログラムが通知情報31との比較の結果、新しいバ
ージョンであることが判明した場合、制御部22は必要
に応じて記憶部21に格納されているデータ、プログラ
ムを転送用に加工し、転送部23に渡す。転送部23は
与えられたデータ、プログラムをデータ32として外部
機器1に送信する。
【0056】外部機器1は転送部12にてデータ32を
受け取る。受け取ったデータ32は記憶部11に格納さ
れ、古いバージョンのデータやソフトウェアがある場合
はそれを置きかえる。記憶部11に格納されたデータ、
プログラムは外部機器1にて使用または実行される。こ
のようにして、最新のプログラムやデータが外部機器1
に転送されるので、外部機器1では常に最新のプログラ
ムによって更新され、仕様または実行することができ
る。
【0057】図7は、本発明の第6の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。34は調査手順情報である。外部機器
1にホスト機器2が接続されている。外部機器1には付
属機器3が着脱される。付属機器3の着脱は通知情報3
1としてホスト機器2に通知される。ホスト機器2は通
知情報31を受けて、接続された付属機器3を特定する
手順を示した調査手順情報34を外部機器1に転送す
る。外部機器1では、受け取った調査手順情報34に従
って接続された付属機器3を特定し、特定した付属機器
3の情報を含む通知情報31をホスト機器2に通知す
る。ホスト機器2は通知情報31を受けて、接続された
付属機器3に対応するデータやプログラムをデータ32
として外部機器1に転送する。なお、外部機器1及びホ
スト機器2の構成は上述の第1の実施の形態と同様であ
る。
【0058】この第6の実施の形態における動作の詳細
の一例を説明する。付属機器3が外部機器1に接続され
た場合、認識部14は接続が発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は、認識部14から受け取った
接続情報、または最低限のインタフェース情報を転送部
12に渡し、ホスト機器2に対して通知情報31として
転送させる。
【0059】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈し、付属機器3
を調査する手順(アクセスの仕方、取り出したデータの
解釈方法など)を記憶部21の中から選び出し、転送部
23に渡す。転送部23は与えられた調査方法に関する
データを調査手順情報34として外部機器1に送信す
る。
【0060】外部機器1は、転送部12にて調査手順情
報34を受け取る。受け取った調査手順情報34は記憶
部11に格納され、判断部13にて実行される。判断部
13は、認識部14を通して、接続された付属機器3を
手順に従って特定する。判断部13は、特定した機器の
情報を転送部12に渡し、ホスト機器2に対し、再び通
知情報31として転送させる。
【0061】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈し、記憶部21
に格納されているデータ、プログラムなどから該当する
ものを選び出す。選び出されたデータ、プログラムは、
必要なら制御部22により加工され、転送部23に渡さ
れる。転送部23は、与えられたデータ、プログラムを
データ32として外部機器1に送信する。外部機器1
は、転送部12にてデータ32を受け取る。受け取った
データ32は記憶部11に格納され、外部機器1にて使
用または実行される。
【0062】このようにして、付属機器3が接続される
とホスト機器2から調査手順情報34を外部機器1に転
送して、付属機器3の調査を行う。例えばUSBやIE
EE1394などのインタフェースの規格がバージョン
アップした場合などのように、付属機器の種別を調べる
手順やフォーマットが変更されることが予想される。調
査手順情報34をホスト機器2から転送することによっ
て、このようなインタフェースのバージョンアップにも
対応し、外部機器1は常に正しい手順で付属機器3の調
査を行って、正しいプログラムの更新を行うことができ
る。
【0063】図8は、本発明の第7の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。3−1,3−2は付属機器である。外
部機器1にホスト機器2が接続されている。外部機器1
には着脱可能な付属機器3−1が接続されており、更に
同じく付属機器3−2が着脱される。外部機器1及びホ
スト機器2の構成は上述の第1の実施の形態と同様であ
るが、判断部13は自由に着脱される付属機器3−1と
付属機器3−2の種類を判別し処理内容を判断する。ま
た認識部14は、付属機器3−1及び付属機器3−2の
物理的な着脱または論理的な着脱を検知する。
【0064】この第7の実施の形態における動作の詳細
の一例を説明する。付属機器3−1が外部機器1に接続
された状態で、付属機器3−1と同じ種類の付属機器3
−2が接続された場合、認識部14は接続が発生したこ
とを判断部13に通知する。判断部13は、認識部14
から通知される情報または認識部14に対して詳細情報
を要求して得られる情報を元に、接続された付属機器3
−2を特定する。判断部13は、特定した付属機器3−
2の情報を元に、記憶部11の中に存在するデータやプ
ログラムを調べ、付属機器3−2に必要なデータやプロ
グラムが既に存在しているか否かを確認する。データや
プログラムが存在していた場合、判断部13は転送部1
2に対し、機器接続の通知を伝えない。判断部13は、
付属機器3−2が付属機器3−1と共存できる機器であ
るか否かを判断し、できない場合は無効とする。また、
共存できる場合には、既存のデータやプログラムによっ
て付属機器3−2についても動作させる。
【0065】なお、付属機器3−2に必要なデータやプ
ログラムが記憶部11の中に存在していない場合には、
ホスト機器2に対して通知情報を送り、ホスト機器2か
ら付属機器3−2に必要なデータやプログラムを受け取
って記憶部11に格納し、外部機器1によって仕様また
は実行される。
【0066】このように、同じ種類の付属機器がすでに
外部機器に装着されている場合などのように、接続され
た付属機器に必要なデータやプログラムがすでに存在す
る場合には、そのデータやプログラムを利用することに
よって、ホスト機器2とのデータ転送を減少させるとと
もに、外部機器において無駄なメモリ領域の使用を防止
することができる。
【0067】図9は、本発明の第8の実施の形態を示す
ブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ符
号を付してある。17は設定部である。外部機器1にホ
スト機器2が接続されている。外部機器1には付属機器
3が着脱される。この実施の形態では、外部機器1に設
定部17が設けられている。設定部17は、ユーザが付
属機器の扱いを設定するために使用するものであり、例
えば外部機器1に設けられたコントロールパネルなどに
よって構成することができる。そのほかの構成は上述の
第1の実施の形態と同様である。
【0068】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は、認識部14から通知される情報
または認識部14に対して詳細情報を要求して得られた
情報を元に、接続された機器を特定する。一方、ユーザ
は設定部17にて、付属機器3の接続をホスト機器2に
通知するか否かを予め設定しておく。設定情報は記憶部
11に格納されているものとする。判断部13は、特定
した機器の情報をホスト機器2に通知するか否かを、記
憶部11に格納されている設定情報を元に判断する。通
知が不許可の場合、判断部13は転送部12に対して付
属機器が接続された旨を通知しない。また、通知が許可
されている場合には、上述の各実施の形態と同様に、判
断部13は転送部12に対して付属機器が接続された旨
を通知し、転送部12は通知情報31としてホスト機器
2へ通知する。そしてホスト機器2から送られてくるデ
ータやプログラムなどのデータ32を受け取って記憶部
11に格納し、使用または実行することになる。
【0069】例えば、外部機器に付属機器を接続したと
しても、その他の機器を準備しなければ使用することが
できない場合、あらかじめユーザが設定部17を使用し
てホスト機器2に対する通知を不許可にしておくことが
できる。そして他の機器の準備が完了し、使用できる状
態となったとき、最後の付属機器の接続前に、ユーザが
設定部17を使用してホスト機器2に対する通知を許可
しておけばよい。最後の付属機器の接続によって、必要
なプログラムがホスト機器2から外部機器1に転送され
て、付属機器が使用可能となる。
【0070】図10は、本発明の第9の実施の形態を示
すブロック図である。図中、図2と同様の部分には同じ
符号を付してある。51は機器情報、52は格納場所情
報である。外部機器1にホスト機器2が接続されてい
る。外部機器1には付属機器3が着脱される。外部機器
1及びホスト機器2の構成は上述の第1の実施の形態と
同様である。ホスト機器2に通知される通知情報31
は、付属機器3に関する機器情報51と、データやプロ
グラムの格納されている場所が示されている格納場所情
報52を含んで構成されている。
【0071】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は認識部14から通知される情報ま
たは認識部14に対して詳細情報を要求して得られる情
報を元に、接続された付属機器3を特定する。このと
き、付属機器3が格納場所情報52を持っている場合
は、判断部13にて付属機器3から格納場所情報52を
取得する。付属機器3が格納場所情報52を持っていな
い場合は、記憶部11の中を検索し、過去のダウンロー
ドにおいて該当するものがあるか否かを調べる。該当す
るものがある場合は格納場所情報52として付加する。
判断部13は、特定した機器情報51と格納場所情報5
2を通知情報31として加工し、転送部12に渡し、ホ
スト機器2に対し、通知情報31として転送させる。ホ
スト機器2は、外部機器1からの通知情報31を受け取
る。ホスト機器2は受け取った通知情報31から、必要
に応じて格納場所情報52を取り出し、その格納場所情
報52によって示されている場所、例えばURLであれ
ばインターネットからプログラムをダウンロードし、あ
るいはファイルロケーションであればそのファイルを取
得する。そして必要に応じて加工した後、外部機器1に
対してデータ32として転送され、外部機器1のプログ
ラムが更新される。
【0072】このようにして、格納場所情報52をホス
ト機器2へ転送することによって、例えば格納場所情報
52がURLであれば、常に最新のプログラムをダウン
ロードして外部機器1におけるプログラムの更新を行う
ことができる。また、格納場所情報52がファイルロケ
ーション等であれば、最適なプログラムを選択して外部
機器1におけるプログラムの更新を行うことができる。
【0073】図11は、本発明の第10の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2と同様の部分には同
じ符号を付してある。25は再構成部である。この第1
0の実施の形態から第21の実施の形態までにおいて
は、外部機器1に転送するプログラムをホスト機器2に
おいて再構成してから転送する例を示している。
【0074】ホスト機器2に対し、接続、切り離し可能
な外部機器1が接続されており、更に、外部機器1に
は、着脱可能な付属機器3が接続されている。外部機器
1は付属機器3の着脱検知をする機能を持っており、ホ
スト機器2に対し、付属機器3の着脱状況を通知する。
ホスト機器2は、外部機器1の通知を元に必要なソフト
ウェアやその他のデータなどを準備し、外部機器1に対
して転送する。外部機器1は、ホスト機器2より送られ
てくるソフトウェアやその他のデータなどを受け取る
と、内部のメモリに格納し、付属機器3の制御準備や、
必要な処理動作に移り、該当する機能の制御を開始す
る。
【0075】ホスト機器2には再構成部25が設けられ
ている。この再構成部25は、外部機器1に送るデータ
やプログラムを単純に用意するのではなく、組み替えや
最適化してオブジェクトを再構成する機能を持ってい
る。なお、その他の構成は上述の第1の実施の形態など
と同様である。
【0076】第10の実施の形態における動作の一例を
説明する。外部機器1がホスト機器2に接続されてい
る。外部機器1には付属機器3が着脱される。付属機器
3の着脱は通知情報31としてホスト機器2に通知され
る。ホスト機器2は外部機器1からの通知情報31を転
送部23にて受け取る。制御部22は転送部23が受け
取った通知情報31を解釈し、記憶部21に格納されて
いるデータ、プログラムのオブジェクト(実行ファイ
ル)から必要なもの全てを選び出す。選び出されたデー
タ、プログラムは、再構成部25に渡され、実行用オブ
ジェクトに再構成される。再構成されたオブジェクトは
再構成部25から制御部22を通じて転送部23に渡さ
れる。転送部23は与えられたデータ、プログラムオブ
ジェクトをデータ32として外部機器1に送信する。外
部機器1はデータ32を受け取り,使用または実行す
る。なお、ここで使われる必要なプログラムやデータの
特定方法は、ホスト機器が管理していてもよいし、外部
機器から与えられてもよい。
【0077】このようにホスト機器2においてプログラ
ムオブジェクトを再構成して外部機器1に転送すること
によって、外部機器1と付属機器3を動作させるプログ
ラムを、動作速度やメモリ使用量などの点で最適な形態
で転送し、更新することができるという利点を有してい
る。
【0078】図12は、本発明の第11の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2と同様の部分には同
じ符号を付してある。26は他CPU用再構成部であ
る。外部機器1がホスト機器2と接続されている。外部
機器1からは付属機器3が接続されたときに通知情報3
1が送られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31
に従い、データ、プログラムなどをデータ32として外
部機器1に送信する。
【0079】ホスト機器2には、他CPU用再構成部2
6が設けられている。他CPU用再構成部26は、各種
データやプログラムを外部機器1用のCPU(またはコ
ントローラなど)の仕様に合わせた形で再構築する。例
えば外部機器1用のCPU(またはコントローラなど)
に対応したコンパイラやリンカなどの再構成環境を提供
している。そのほかの構成は、上述の第1及び第10の
実施の形態などと同様である。
【0080】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、付属機器3は通知情報31をホスト機器2に送る。
ホスト機器2は外部機器1からの通知情報31を転送部
23にて受け取る。制御部22は、転送部23が受け取
った通知情報31を解釈し、記憶部21に格納されてい
るデータ、プログラムのオブジェクト(実行ファイル)
から必要なもの全てを選び出す。選び出されたデータ、
プログラムは、他CPU用再構成部26に渡され、外部
機器1のCPUやコントローラで実行できるオブジェク
トに再構成される。再構成されたオブジェクトは他CP
U用再構成部26から制御部22を通じて転送部23に
渡される。転送部23は与えられたデータ、プログラム
オブジェクトをデータ32として外部機器1に送信す
る。外部機器1はデータ32を受け取り、使用または実
行する。なお、ここで使われる必要なプログラムやデー
タの特定方法は、ホスト機器が管理していてもよいし、
外部機器から与えられてもよい。
【0081】このように、外部機器1に転送されるプロ
グラムオブジェクトは、外部機器1のCPUやコントロ
ーラに最適な再構成が施されているので、動作速度やメ
モリ使用量などの点で最適なプログラムによって更新す
ることができる。
【0082】図13は、本発明の第12の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。外部機器1がホスト機
器2と接続されている。外部機器1からは付属機器3が
接続されたときに通知情報31が送られてくる。また、
ホスト機器2は通知情報31に従い、データ、プログラ
ムなどをデータ32として外部機器1に送信する。
【0083】ホスト機器2には、再構成部25が設けら
れている。この第12の実施の形態においては、再構成
部25は、外部機器1に転送するプログラムをソースフ
ァイルからコンパイルしてオブジェクトを再構成(リメ
イク)する。そのほかの構成は、上述の第1及び第10
の実施の形態などと同様である。
【0084】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、付属機器3は通知情報31をホスト機器2に送る。
ホスト機器2は、外部機器1からの通知情報31を転送
部23にて受け取る。制御部22は転送部23が受け取
った通知情報31を解釈し、記憶部21に格納されてい
るデータ、プログラム(ソースファイル)から必要なも
の全てを選び出す。選び出されたデータ、プログラム
(ソースファイル)は再構成部25に渡され、オブジェ
クトにコンパイルされる。コンパイルされたオブジェク
トは更にリンクされ外部機器1用のオブジェクトとして
まとめられる。再構成されたオブジェクトは再構成部2
5から制御部22を通じて転送部23に渡される。転送
部23は与えられたデータ、プログラムオブジェクトを
データ32として外部機器1に送信する。外部機器1は
データ32を受け取り、使用または実行する。なお、こ
こで使われる必要なプログラムやデータの特定方法は、
ホスト機器が管理していてもよいし、外部機器から与え
られてもよい。
【0085】このようにソースファイルから再構成(リ
メイク)することによって、外部機器で使用しているC
PUが複数の種類であっても、外部機器と付属機器を動
作させるソフトウェアをソースコードで配布しておけ
ば、各ユーザが使用している外部機器のCPUの種類に
合わせて、プログラムオブジェクトを再構成することが
できる。
【0086】図14は、本発明の第13の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。61は管理情報、6
2,63は機器情報、64は新規接続機器情報である。
外部機器1がホスト機器2と接続されている。外部機器
1からは付属機器3が接続されたときに通知情報31が
送られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31に従
い、データ、プログラムなどをデータ32として外部機
器1に送信する。なお、外部機器1及びホスト機器2の
構成は、上述の第1及び第10の実施の形態などと同様
であるが、外部機器1の記憶部11には、外部機器1に
接続されている付属機器3の機器情報が管理情報61と
して保持されている。
【0087】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は認識部14から通知される情報ま
たは認識部14に対して詳細情報を要求して得られる情
報を元に、接続された付属機器3を特定する。判断部1
3は、特定した付属機器3の情報を新規接続機器情報6
4として記憶部11に保持し、既に記憶保持している管
理情報61を調べる。管理情報61の例を図14(B)
に示しており、ここでは機器情報62,63が格納され
ている。判断部13は、管理情報61から既に接続され
ている機器情報62,63や必要なソフトウェア情報を
取り出し、一時保持した新規接続機器情報64と共に通
知情報31としてまとめる。まとめられた通知情報31
を図14(C)に示している。通知情報31は転送部1
2に渡され、ホスト機器2に対して転送される。
【0088】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈し、記憶部21
に格納されているデータ、プログラムから必要なもの全
てを選び出す。選び出されたデータ、プログラムは、再
構成部25に渡され、外部機器1用のオブジェクトとし
て再構成される。再構成されたオブジェクトは再構成部
25から制御部22を通じて転送部23に渡される。転
送部23は与えられたデータ、プログラムオブジェクト
をデータ32として外部機器1に送信する。外部機器1
はデータ32を受け取り、使用または実行する。なお、
データ32を受け取った時点で、新規接続機器情報64
は管理情報61に機器情報として登録される。
【0089】このように、新規に接続された付属機器の
情報だけでなく、すでに組み込まれている付属機器やす
でにインストールされているソフトウェア情報などをホ
スト機器2に通知することによって、これらの機器構成
において最適なプログラムオブジェクトを再構成して外
部機器1に転送し、プログラムの更新を行うことができ
る。
【0090】図15は、本発明の第14の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。71は管理情報、7
2,73は機器情報である。外部機器1がホスト機器2
と接続されている。外部機器1からは付属機器3が接続
されたときに通知情報31が送られてくる。また、ホス
ト機器2は通知情報31に従い、データ、プログラムな
どをデータ32として外部機器1に送信する。なお、外
部機器1及びホスト機器2の構成は、上述の第1及び第
10の実施の形態などと同様であるが、ホスト機器2の
記憶部21には、外部機器1に接続されている付属機器
3の機器情報が管理情報71として保持されている。図
15(C)に示す例では機器情報72,73が保持され
ている例を示している。
【0091】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は、認識部14から通知される情報
または認識部14に対して詳細情報を要求して得られた
情報を元に、接続された付属機器3を特定する。判断部
13は特定した付属機器3の情報を通知情報31として
転送部12に渡し、ホスト機器2に対して転送させる。
この第14の実施の形態では、通知情報31は図15
(B)に示すように新たに接続された付属機器3の情報
を新規接続機器情報64として含んでいる。
【0092】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈する。更に、制
御部22は記憶部21に保持してある管理情報71を調
べ、現在外部機器1に接続されている、新規以外の付属
機器3および関連プログラムについての情報を得る。制
御部22は、この新規以外の付属機器3および関連プロ
グラムについての情報と、通知情報31として受け取っ
た新規接続機器情報64の2つの情報を元に、記憶部2
1に格納されているデータ、プログラムから必要なもの
全てを選び出す。選び出されたデータ、プログラムは、
再構成部25に渡され、外部機器1用のオブジェクトと
して再構成される。再構成されたオブジェクトは、再構
成部25から制御部22を通じて転送部23に渡され
る。転送部23は与えられたデータ、プログラムオブジ
ェクトをデータ32として外部機器1に送信する。外部
機器1はデータ32を受け取り、使用または実行する。
なお、データ32を送った時点または、外部機器1から
データ32の受け取り完了通知があった時点で、新規接
続機器情報64は管理情報71に機器情報として登録さ
れる。
【0093】このように、すでに組み込まれている付属
機器やすでにインストールされているソフトウェア情報
などをホスト機器2において管理し、新規に接続された
付属機器の情報のみを外部機器1からホスト機器2に通
知するので、通知情報31のデータ量を低減することが
できる。また、すでに組み込まれている付属機器の情報
と新たに接続された付属機器の情報の両方を用いること
によって、これらの機器構成において最適なプログラム
オブジェクトを再構成して外部機器1に転送し、プログ
ラムの更新を行うことができる。
【0094】図16は、本発明の第15の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。27は圧縮部である。
外部機器1がホスト機器2と接続されている。外部機器
1からは付属機器3が接続されたときに通知情報31が
送られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31に従
い、データ、プログラムなどをデータ32として外部機
器1に送信する。
【0095】ホスト機器2には、圧縮部27が設けられ
ている。圧縮部27は、再構築するプログラムの一部ま
たは全部を必要に応じて圧縮する。なお、ホスト機器2
のその他の構成、及び外部機器1の構成は、上述の第1
及び第10の実施の形態などと同様である。
【0096】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は、認識部14から通知される情報
または認識部14に対して詳細情報を要求して得られる
情報を元に、接続された付属機器3を特定する。判断部
13は、特定した付属機器3の情報と、プログラム(オ
ブジェクト)の保存用として割り当てられる記憶部11
中の大きさを通知情報31として転送部12に渡し、ホ
スト機器2に対して転送させる。
【0097】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈する。制御部2
2は、記憶部21に格納されているデータ、プログラム
から必要なものを選び出す。選び出されたデータ、プロ
グラムは、再構成部25に渡され、外部機器1用のオブ
ジェクトとして再構成される。再構成されたオブジェク
トは、その大きさが制御部22によりチェックされる。
オブジェクトの大きさが、外部機器1から与えられたも
のより大きい場合は、再構成部25を経由し、圧縮部2
7にて圧縮される。圧縮またはフルサイズのオブジェク
トは転送部23に渡される。転送部23は、与えられた
データ、プログラムオブジェクトをデータ32として外
部機器1に送信する。外部機器1はデータ32を受け取
り、使用または実行する。実行時には圧縮されたプログ
ラムは展開されるものとする。なお、この例では外部機
器1側で記憶部11の空き領域の大きさを管理している
が、これはホスト機器2側で管理してもよい。
【0098】このような構成によって、外部機器1の記
憶部11の容量を越えるプログラムも外部機器1に転送
することができ、また、記憶部11の容量を変更するこ
となくプログラムの更新を行うことができる。
【0099】図17は、本発明の第16の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。81は優先情報であ
る。外部機器1がホスト機器2と接続されている。外部
機器1からは付属機器3が接続されたときに通知情報3
1が送られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31
に従い、データ、プログラムなどをデータ32として外
部機器1に送信する。なお、外部機器1及びホスト機器
2の構成、及び外部機器1の構成は、上述の第1及び第
10の実施の形態などと同様であるが、ホスト機器2の
記憶部21には、外部機器1に接続される付属機器3ご
との優先情報81が格納されている。図17(B)に示
す例では、機器1と機器2についての優先情報81が格
納されている例を示している。
【0100】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、通知情報31がホスト機器2に対し転送されてく
る。この通知情報31には、外部機器1に接続されてい
る全ての付属機器3の情報が含まれているものとする。
ホスト機器2は、外部機器1からの通知情報31を転送
部23にて受け取る。制御部22は、転送部23が受け
取った通知情報31を解釈する。更に、制御部22は記
憶部21に保持してある優先情報81を調べ、現在、外
部機器1に接続されている全ての付属機器3および関連
プログラムについて、それぞれの優先順位を得る。制御
部22は、通知情報31を元に、記憶部21に格納され
ているデータ、プログラムから必要なもの全てを選び出
し、優先順位に従った再構成の指示とともに再構成部2
5に渡す。再構成部25は、制御部22からの指示に従
い、プログラムの再構成を行って、外部機器1用のオブ
ジェクトを作り出す。このとき、指示された優先順位に
従って付属機器を駆動するデバイスドライバの割り込み
優先順位を割り付ける。再構成されたオブジェクトは再
構成部25から制御部22を通じて転送部23に渡され
る。転送部23は、与えられたデータ、プログラムオブ
ジェクトをデータ32として外部機器1に送信する。外
部機器1はデータ32を受け取り、使用または実行す
る。
【0101】このように、付属機器3の優先順位に従っ
てプログラムオブジェクトを再構成して外部機器1に転
送するので、例えば動作速度や動作順序などの優先順の
観点で最適なプログラムにより外部機器1のプログラム
を更新することができる。
【0102】なお、上述の例では優先情報81はホスト
機器2側が有していたが、例えば外部機器1側で保持し
ておき、優先情報81も通知情報31としてホスト機器
2に転送するように構成してもよい。また上述の説明で
は、通知情報31として外部機器1に接続されているす
べての付属機器3の情報をホスト機器2に転送するもの
としたが、例えば新規に接続された付属機器3の情報だ
けをホスト機器2に転送するように構成してもよい。
【0103】図18は、本発明の第17の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2及び図11と同様の
部分には同じ符号を付してある。28は外部検索部、9
1は格納場所情報である。外部機器1がホスト機器2と
接続されている。外部機器1からは付属機器3が接続さ
れたときに通知情報31が送られてくる。また、ホスト
機器2は通知情報31に従い、データ、プログラムなど
をデータ32として外部機器1に送信する。
【0104】ホスト機器2は、外部検索部28を有する
とともに、ネットワークなどを介して外部に接続されて
いる。外部検索部28は、ネットワークなどを通じ、外
部のホームページの検索、通信、データのダウンロード
等を行う。また記憶部21には、各付属機器3毎に当該
付属機器3に対応する各種データやプログラムの格納場
所を示す格納場所情報91が格納されている。図18
(B)に示す例では機器1と機器2に対応する各種デー
タやプログラムなどの格納場所が登録されている例を示
している。なお、ホスト機器2のその他の構成、及び外
部機器1の構成は、上述の第1及び第10の実施の形態
などと同様である。
【0105】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、通知情報31がホスト機器2に対し転送されてく
る。ホスト機器2は、外部機器1からの通知情報31を
転送部23にて受け取る。制御部22は転送部23が受
け取った通知情報31を解釈する。更に、制御部22
は、記憶部21に保持されている格納場所情報91を調
べ、最新の関連データ、プログラムが格納されている場
所を知る。制御部22は、この情報を外部検索部28に
渡す。外部検索部28は、与えられた情報に従い、ネッ
トワーク上や、各ホームページから該当するデータの格
納場所を探し出し、最新のデータがあればダウンロード
する。データがダウンロードされた場合は、古いバージ
ョンのものと置き替える。制御部22は、データのダウ
ンロード終了、または変更なしの応答を待って、新た
な、または既存のデータやプログラムから必要なものを
全て選び出し、再構成部25に渡す。再構成部25は、
プログラムの再構成を行い、外部機器1用のオブジェク
トを作り出す。再構成されたオブジェクトは再構成部2
5から制御部22を通じて転送部23に渡される。転送
部23は、与えられたデータ、プログラムオブジェクト
をデータ32として外部機器1に送信する。外部機器1
はデータ32を受け取り、使用または実行する。なお、
この例では格納場所情報91をホスト機器2側が保持し
ている例を示したが、外部機器1側で格納場所情報91
を保持しておき、通知情報31とともにホスト機器2へ
転送しても構わない。
【0106】このように、格納場所情報91に従って最
新のデータやプログラムを自動検索することによって、
常に最新のプログラムによって更新し、常に最新の状態
で外部機器1及び付属機器3を動作させることができ
る。
【0107】図19は、本発明の第18の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図8、図11、図
14と同様の部分には同じ符号を付してある。18は計
測部、53は機器使用情報である。外部機器1がホスト
機器2と接続されている。外部機器1からは付属機器3
が接続されたときに通知情報31が送られてくる。ま
た、ホスト機器2は通知情報31に従い、データ、プロ
グラムなどをデータ32として外部機器1に送信する。
【0108】外部機器1は、計測部18を有している。
計測部18は、付属機器3−1や付属機器3−2などの
付属機器の使用状況を計測する。その他の外部機器1の
構成は上述の第1,第7,第13の実施の形態などと同
様であるが、第13の実施の形態と同様に記憶部11に
は接続されている付属機器3−1,3−2などの機器情
報62,63を管理情報61(図19(B))として保
持している。また、ホスト機器2に転送する通知情報3
1には、図19(C)に示すように、新たに接続された
付属機器に関する情報である新規接続機器情報64とと
もに。計測部18による計測結果に基づいた機器使用情
報53が含まれている。ホスト機器2の構成も上述の第
1,第10の実施の形態などと同様である。
【0109】付属機器3−1が予め接続されている状況
で、付属機器3−2が外部機器1に接続された場合、通
知情報31がホスト機器2に対し転送される。このと
き、付属機器3−1が予め定められた一定時間以上動作
していない場合、計測部18は付属機器31が非稼動で
あるとして、記憶部11に格納されている管理情報61
の付属機器31に対応する機器情報、例えば機器情報6
2に非稼動であることを示しておく。
【0110】外部機器1から通知情報31がホスト機器
2に対し転送されるとき、判断部13は、管理情報61
から各付属機器の稼動状態を検索する。いま、機器情報
62に付属機器3−1が非稼動であることが記されてい
るとすれば、判断部13はホスト機器2に転送する通知
情報31に、新たに接続された付属機器3−2の情報で
ある新規接続機器情報64と、付属機器3−1が非稼動
であることを示す機器使用情報53を転送部12に渡
す。
【0111】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈する。制御部2
2は、自らが管理する付属機器の管理情報と、外部機器
1から新たに送られてきた通知情報31を元に、記憶部
21に保持してある関連データ、プログラムを検索し、
必要なものから再構成部25にてオブジェクトを生成し
なおす。このとき、非稼動の付属機器(この例では付属
機器3−1)に関連するものは選択されない。再構成さ
れたオブジェクトは再構成部25から制御部22を通じ
て転送部23に渡される。転送部23は与えられたデー
タ、プログラムオブジェクトをデータ32として外部機
器1に送信する。外部機器1はデータ32を受け取り、
使用または実行する。
【0112】このようにして、あらかじめ決められた時
間、動作していない付属機器についてはその付属機器を
動作させるためのプログラムを組み込まずにオブジェク
トを再構成するので、外部機器1においては使用するプ
ログラムのみで構成されたプログラムによって常に更新
され、メモリの使用を常に最適化することができる。
【0113】なお、機器の管理情報は外部機器1側、ホ
スト機器2側の双方またはどちらか一方が持っていても
よい。また、通知情報に付加される情報には、全ての付
属機器に関するデータが含まれていても、変化した(新
たに接続され、あるいは新たに非稼働とされた)付属機
器のデータのみが含まれていても構わない。
【0114】図20は、本発明の第19の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図8、図11、図
14、図19と同様の部分には同じ符号を付してある。
19は検知部、54は機器故障情報である。外部機器1
が2ホスト機器2と接続されている。外部機器1からは
付属機器3が接続されたときに通知情報31が送られて
くる。また、ホスト機器2は通知情報31に従い、デー
タ、プログラムなどをデータ32として外部機器1に送
信する。
【0115】外部機器1は、検知部19を有している。
検知部19は、付属機器3−1や付属機器3−2などの
付属機器の故障状況を検知する。その他の外部機器1の
構成は上述の第1,第7,第13,第18の実施の形態
などと同様であるが、第13、第19の実施の形態と同
様に記憶部11には接続されている付属機器3−1,3
−2などの機器情報62,63を管理情報61(図20
(B))として保持している。また、ホスト機器2に転
送する通知情報31には、図20(C)に示すように、
新たに接続された付属機器に関する情報である新規接続
機器情報64とともに、検知部19で故障が検知された
付属機器に関する機器故障情報54が含まれている。ホ
スト機器2の構成も上述の第1,第10の実施の形態な
どと同様である。
【0116】付属機器3−1が予め接続されている状況
で、付属機器3−2が外部機器1に接続された場合、通
知情報31がホスト機器2に対して転送される。このと
き、付属機器3−1が機能していない場合、検知部19
は付属機器3−1が故障中であるとして、記憶部11に
格納されている管理情報61の付属機器3−1に対応す
る機器情報(ここでは機器情報62)に故障中であるこ
とを示しておく。通知情報31がホスト機器2に対して
転送されるとき、判断部13は、管理情報61より、各
付属機器の稼動状態を検索する。いま、機器情報62に
付属機器3−1が故障中であることが記されているとす
ると、判断部13はホスト機器2に転送する通知情報3
1に、新たに接続された付属機器3−2の情報である新
規接続機器情報64と、付属機器3−1の故障を示す機
器故障情報54を転送部12に渡す。
【0117】ホスト機器2は、外部機器1からの通知情
報31を転送部23にて受け取る。制御部22は、転送
部23が受け取った通知情報31を解釈する。制御部2
2は、自らが管理する付属機器の管理情報と、外部機器
1から新たに送られてきた通知情報31を元に、記憶部
21に保持してある関連データ、プログラムを検索し、
必要なものから再構成部25にてオブジェクトを再構成
する。このとき、故障中の付属機器に関連するものは選
択されない。再構成されたオブジェクトは再構成部25
から制御部22を通じて転送部23に渡される。転送部
23は、与えられたデータ、プログラムオブジェクトを
データ32として外部機器1に送信する。外部機器1は
データ32を受け取り、使用または実行する。
【0118】このようにして、障害の発生した付属機器
については、その旨をホスト機器2に伝えて、その付属
機器を動作させるためのプログラムを組み込まずにオブ
ジェクトを再構成するので、外部機器1においては常に
安定動作が可能なプログラムのみで動作することができ
る。また、動作可能な付属機器に対応するプログラムの
みによって常に更新されるため、メモリの使用を常に最
適化することができる。
【0119】なお、付属機器の管理情報は外部機器1
側、ホスト機器2側の双方またはどちらか一方が持って
いてもよい。また、通知情報31に付加される情報に
は、全ての付属機器に関するデータが含まれていても、
変化した付属機器(新たに接続された付属機器、及び、
新たに障害が発生あるいは障害が復旧した付属機器)の
データのみが含まれていても構わない。また、ここでは
新規に接続された付属機器がある場合をトリガーにして
故障した機器の情報をホスト側に送っているが、これに
限らず、例えば故障が発覚あるいは復旧を検知した時点
で行ったり、定期的に行う構成でも構わない。
【0120】図21は、本発明の第20の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図11と同様の部
分には同じ符号を付してある。29は計測部である。外
部機器1がホスト機器2と接続されている。外部機器1
からは付属機器3が接続されたときに通知情報31が送
られてくる。また、ホスト機器2は通知情報31に従
い、データ、プログラムなどをデータ32として外部機
器1に送信する。
【0121】ホスト機器2には、計測部29が設けられ
ている。計測部29は、一定の時間ごとに制御部22に
通知する機能を有している。そのほかの構成について
は、上述の第1,第10の実施の形態と同様である。
【0122】ホスト機器2において計測部29が一定の
時間が過ぎたことを制御部22に通知する。通知を受け
た制御部22は転送部23に対し、通知情報31を送信
してくるように命令を与えるデータを送信させる。命令
を受けた外部機器1は、現在の付属機器の接続状況を通
知情報31として送り返す。ホスト機器2は、送り返さ
れてきた通知情報31を元に、必要なら記憶部21から
データ、プログラムを取り出し、再構成部25に与え、
オブジェクトを作り直す。新たなオブジェクトはデータ
32として転送部23より外部機器1に送られる。
【0123】このような構成によって、プログラムオブ
ジェクトの再構成及び外部機器1のプログラムの更新を
所定の時間毎に行うことができ、外部機器1では常に最
新の状態で動作することが可能になる。なお、ここで
は、ホスト機器2側が再構成のタイミングを計測してい
るが、これは外部機器1側で計測してもよい。
【0124】図22は、本発明の第21の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図10、図11と
同様の部分には同じ符号を付してある。外部機器1にホ
スト機器2が接続されている。外部機器1には付属機器
3が着脱される。なお、外部機器1及びホスト機器2の
構成は、上述の第1,第10の実施の形態と同様であ
る。この例では、外部機器1からホスト機器2に転送さ
れる通知情報31は、図22(B)に示すように、付属
機器3に関する機器情報51とともに、付属機器3に対
応するデータやプログラムが格納されている場所を示す
格納場所情報52が通知される。
【0125】付属機器3が外部機器1に接続された場
合、認識部14は接続が発生したことを判断部13に通
知する。判断部13は認識部14から通知される情報ま
たは認識部14に対して詳細情報を要求して得られる情
報を元に、接続された付属機器3を特定する。このと
き、付属機器3が格納場所情報52を持っている場合
は、判断部13にて取得する。付属機器3が格納場所情
報52を持っていない場合は、記憶部11の中を検索
し、過去のプログラムの更新において該当するものがあ
るか否かを調べる。該当するものがある場合は格納場所
情報52として付加する。判断部13は、特定した付属
機器3に対応する機器情報51と格納場所情報52を通
知情報31として加工して転送部12に渡し、ホスト機
器2に対して通知情報31として転送させる。ホスト機
器2は、外部機器1からの通知情報31を受け取る。ホ
スト機器2は、受け取った通知情報31から、必要に応
じて格納場所情報52を取り出し、例えば格納場所情報
52がURLであればインターネットなどから最新のプ
ログラムのダウンロードし、また格納場所情報52がフ
ァイルロケーションであればそのファイルロケーション
からプログラムファイルを取得し、オブジェクトを再構
成して、外部機器1に送り返す。
【0126】このようにして、所定の場所から最新の、
また最適な、プログラムを外部機器1に転送し、利用す
ることができる。
【0127】図23は、本発明の第22の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2と同様の部分には同
じ符号を付してある。101はS/W管理領域である。
この第22の実施の形態から第28の実施の形態におい
ては、外部機器1から付属機器3が取り外されたとき
に、外部機器1が自動的に付属機器3に対応するプログ
ラムを削除する例を示している。この第22の実施の形
態はその基本構成を示すものである。なお、外部機器1
及びホスト機器2の構成は上述の第1の実施の形態など
と同様であるが、外部機器1の記憶部11には、図23
(B)、(C)に示すように、各付属機器3毎にその有
効または無効を示すスイッチ(S/Wとして示す)情報
を保持するS/W管理領域101が設けられており、こ
れによりプログラムの管理が行われている。
【0128】ホスト機器2に対し、接続、切り離し可能
な外部機器1が接続されており、更に、外部機器1に
は、着脱可能な付属機器3が接続されている。外部機器
1は、付属機器3の着脱検知をする機能を持っており、
ホスト機器2に対し、必要に応じて付属機器3の着脱状
況を通知する。また、現在稼動中、または保持している
データやプログラムの中から、外された付属機器に関連
するものを必要に応じて削除する機能も合わせ持ってい
る。ホスト機器2は、外部機器1からの通知情報31を
元に必要なソフトウェアやその他データなどを準備し、
外部機器1に対して転送する。また、外部機器1からの
状態通知などを受け、対応する。
【0129】例えば付属機器3が外部機器1から外され
た場合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部
13に通知する。判断部13は認識部14から通知され
る情報または認識部14に対して詳細情報を要求して得
られる情報を元に、取り外された付属機器3を特定す
る。判断部13は、特定した付属機器3の機器情報を記
憶部11に保持し、既に記憶保持しているS/W管理情
報101を調べる。判断部13は、S/W管理情報10
1から接続されている付属機器や関連するソフトウェア
情報を取り出し、一時保持しておいた取り外された付属
機器3の機器情報に該当する部分を特定する。そして判
断部13は、特定した部分を無効状態にする(解放す
る)。例えば、S/W管理領域101のS/W3という
領域が該当部分である場合、図23(C)に示すように
S/W3を無効状態とする。これにより、取り外された
付属機器3に関する領域を解放する。なお、判断部13
は必要であるなら転送部12に対して取り外された付属
機器3の情報をホスト機器2に対して送らせる。
【0130】このようにして、付属機器が取り外された
場合に、不要となったプログラムを自動的に削除し、外
部機器1内のプログラムを更新することができる。再び
付属機器が接続された場合には、上述の各実施の形態で
述べたようにしてホスト機器2からプログラムの転送を
受けて、プログラムの更新を行えばよい。
【0131】図24は、本発明の第23の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図23と同様の部
分には同じ符号を付してある。102はS/W管理テー
ブル、103は空き管理テーブルである。外部機器1が
ホスト機器2に接続されている。外部機器1には付属機
器3が着脱される。なお、外部機器1及びホスト機器2
の構成は上述の第1の実施の形態などと同様であるが、
外部機器1の記憶部11には、図24(B)、(C)に
示すようにS/W管理テーブル102及び空き管理テー
ブル103が設けられている。S/W管理テーブル10
2は、ドライバやその他のプログラムに割り当てる記憶
領域を管理するテーブルである。また空き管理テーブル
103は、未使用の記憶領域を管理するテーブルであ
る。これらのテーブルにより記憶領域の管理が行われて
いる。割り当てられる記憶領域の実体は、例えば図24
(D)に示すように、各管理テーブルの要素がポインタ
として実領域を示しているものとする。
【0132】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は認識部14から通知される情
報または認識部14に対して詳細情報を要求して得られ
る情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。判
断部13は特定した付属機器3の機器情報を記憶部11
に保持し、既に記憶保持しているS/W管理テーブル1
02を調べる。判断部13は、S/W管理テーブル10
2から接続されている付属機器や関連するソフトウェア
情報を引き出し、一時的に保持している取り外された付
属機器3の機器情報に該当する部分を特定する。判断部
13は、特定した部分を無効状態にする(解放する)。
例えば、S/W管理テーブル102のS/W3という領
域が該当部分である場合、図24(C)に示すようにS
/W3を無効状態とする。更に、判断部13は、先ほど
無効にした部分を、空き管理テーブル103に登録し、
他の用途に使えるようにする。例えば、空き管理テーブ
ル103の非登録領域に、S/W管理テーブル102に
登録されていたS/W3の領域を空き3領域として登録
する。これにより、取り外された付属機器3に関する領
域を新たな使用可能な空き領域として登録する。なお、
判断部13は必要であるなら転送部12に対して、取り
外された付属機器3の情報を送り、ホスト機器2に対し
て通知情報を送らせる。
【0133】このようにして、付属機器が取り外された
場合に、不要となったプログラムを自動的に削除すると
ともに、削除したプログラムが存在していた領域を空き
領域として他の用途に利用することができる。なお、こ
の実施の形態においても、再び付属機器が接続された場
合には、上述の各実施の形態で述べたようにしてホスト
機器2からプログラムの転送を受けて、プログラムの更
新を行えばよい。
【0134】図25は、本発明の第24の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図23、図24と
同様の部分には同じ符号を付してある。外部機器1がホ
スト機器2に接続されている。外部機器1には付属機器
3が着脱される。なお、外部機器1及びホスト機器2の
構成は上述の第1の実施の形態などと同様であるが、外
部機器1の記憶部11には、第23の実施の形態と同様
に、S/W管理テーブル102及び空き管理テーブル1
03が設けられている。これらのテーブルにより記憶領
域の管理が行われている。割り当てられる記憶領域の実
体は、例えば図25(D)に示すように、各管理テーブ
ルの要素がポインタとして実領域を示しているものとす
る。
【0135】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は認識部14から通知される情
報または認識部14に対して詳細情報を要求して得られ
る情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。判
断部13は、特定した付属機器3の機器情報を記憶部1
1に保持し、既に記憶保持しているS/W管理テーブル
102を調べる。判断部13は、S/W管理テーブル1
02から接続されている機器や関連するソフトウェア情
報を取り出し、一時的に保持している取り外された付属
機器3の機器情報に該当する部分を特定する。そして判
断部13は、特定した部分を無効状態にする(解放す
る)。例えば、S/W管理テーブル102のS/W3と
いう領域が該当部分である場合、図25(C)に示すよ
うにS/W3が指し示していた領域を無効状態とする。
更に、判断部13は先ほど無効にした部分を、空き管理
テーブル103に登録し、他の用途に使えるようにす
る。例えば、空き管理テーブル103の非登録領域に、
S/W管理テーブル102でS/W3が指し示していた
領域を空き3領域として登録する。このとき、新たに登
録される空き領域については、その実領域は特定の値に
書き替えられる、例えば図25(D)に示すように、新
規に空き管理テーブル103に登録される領域を示すポ
インタを「空き領域」とすると、その実体である記憶領
域1は、ある特定の「値」によって埋められる(クリア
される)。この後、取り外された付属機器3に関する領
域を新たな使用可能な空き領域として登録する。なお、
判断部13は必要であるなら転送部12に対して、取り
外された付属機器3の情報を転送し、ホスト機器2に対
して通知情報を送らせる。
【0136】この第24の実施の形態のように、空き領
域として解放される領域については、所定の値によって
書き換え、クリアしてから解放することができる。
【0137】図26は、本発明の第25の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図19,図23、
図24と同様の部分には同じ符号を付してある。104
はS/W管理フラグである。外部機器1がホスト機器2
に接続されている。外部機器1には付属機器3が着脱さ
れる。なお、外部機器1及びホスト機器2の構成は上述
の第1の実施の形態などと同様であるが、外部機器1は
計測部18を有している。この計測部18は、この第2
5の実施の形態では、付属機器3が外されてからの時間
を計測する。また、外部機器1の記憶部11には、第2
3の実施の形態と同様に、S/W管理テーブル102が
設けられるとともに、S/W管理フラグ104が設けら
れている。S/W管理フラグ104は、それぞれの付属
機器3の着脱状態を示すフラグである。これらのテーブ
ル及びフラグにより記憶領域の管理が行われている。
【0138】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は、認識部14から通知される
情報または認識部14に対して詳細情報を要求して得ら
れる情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。
判断部13は特定した付属機器3の機器情報を記憶部1
1に保持し、S/W管理フラグ104から該当するフラ
グを見つけ出してONとする。例えば図26(B)に示
すように、該当するフラグがフラグ3であった場合、こ
こをONとする。判断部13は、計測部18に対して、
取り外された付属機器について外されてからの経過時間
の計測開始を指示する。計測部18は一定時間経過後、
判断部13に対し、時間経過を伝えて停止する。判断部
13は、S/W管理フラグ104の該当フラグ、例えば
フラグ3を図26(C)に示すようにOFFとし、他の
管理に使えるよう解放する。更に、判断部13はS/W
管理テーブル102の使用領域、例えば図26(D)に
示すS/W3の領域を、図26(E)に示すように解放
して、他のソフトウェアなどで使用できるようにする。
【0139】計測部18が計測を終えるまでに、先ほど
取り外された付属機器3が再度接続された場合、判断部
13はS/W管理フラグ104を図26(C)に示すよ
うにOFFにし、更に計測部18の計測を停止させる。
この場合、S/W管理テーブル102は変更しない。こ
れにより、再接続された付属機器は再起動する。なお、
判断部13は、必要であるなら転送部12に対して、取
り外された付属機器の情報、状態を転送し、ホスト機器
2に対して送らせる。
【0140】このように、取り外されてから所定時間が
経過しても再挿入されなかった場合に、対応するプログ
ラムを削除して外部機器1の記憶部11の領域を他の用
途で利用することができる。また、取り外されてから所
定時間内に付属機器3が再挿入された場合には、そのま
ま動作させることができる。
【0141】図27は、本発明の第26の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図23ないし図2
6と同様の部分には同じ符号を付してある。外部機器1
がホスト機器2に接続されている。外部機器1には付属
機器3が着脱される。なお、外部機器1及びホスト機器
2の構成は上述の第1の実施の形態などと同様である
が、外部機器1の記憶部11には、第25の実施の形態
と同様に、S/W管理テーブル102が設けられるとと
もに、S/W管理フラグ104が設けられている。これ
らのテーブル及びフラグにより記憶領域の管理が行われ
ている。
【0142】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は、認識部14から通知される
情報または認識部14に対して詳細情報を要求して得ら
れる情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。
判断部13は、特定した付属機器3の機器情報を記憶部
11に保持し、S/W管理フラグ104から該当するフ
ラグを見つけ出し、OFFとする。例えば、該当するフ
ラグがフラグ3であった場合、図27(B)に示すよう
に、このフラグ3をOFFとする。判断部13はここで
一旦処理を終える。
【0143】外部機器1に新たに付属機器3が取り付け
られた場合、認識部14が新たな接続を検知し、判断部
13に通知する。判断部13は、認識部14から通知さ
れた情報、または必要な情報を問いあわせて取得し、接
続された付属機器3を特定する。特定された付属機器3
が取り外されたものと同じ場合、判断部13は、S/W
管理フラグ104の該当フラグを再びONに戻す。特定
された付属機器3がそれまでに取り外された機器と異な
る場合、判断部13は、S/W管理フラグ104の該当
フラグを登録から抹消し、更にS/W管理テーブル10
2に登録してある関連プログラムも削除し、領域を解放
する。例えば、図27(B)、(D)の状態において、
接続された付属機器がそれまでに取り外された付属機器
3と異なる場合、図27(C)に示すように付属機器3
に対応するS/W管理フラグ104のフラグ3の登録を
抹消し、また図27(E)に示すように付属機器3に対
応するS/W管理テーブル102のS/W3も解放す
る。なお、判断部13は必要であるならば、転送部12
に対して取り外された付属機器の情報、状態と、新規接
続された機器の情報を転送し、ホスト機器2に対して送
らせる。
【0144】通常、新たな付属機器が接続された場合
に、その付属機器に対応するプログラムが必要になる。
そのため、新たな付属機器が接続された時点で、それま
でに取り外された付属機器に関するデータやプログラム
を削除し、空き領域を確保することができる。また、デ
ータやプログラムが削除される前に再挿入された場合に
は、プログラムの更新を行わずにそのまま動作させるこ
とが可能である。
【0145】図28は、本発明の第27の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図23ないし図2
6と同様の部分には同じ符号を付してある。外部機器1
がホスト機器2に接続されている。外部機器1には付属
機器3が着脱される。なお、外部機器1及びホスト機器
2の構成は上述の第1の実施の形態などと同様である
が、第25、第26の実施の形態と同様に、外部機器1
の記憶部11には、S/W管理テーブル102及びS/
W管理フラグ104が設けられている。これらのテーブ
ル及びフラグにより記憶領域の管理が行われている。
【0146】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は、認識部14から通知される
情報または認識部14に対して詳細情報を要求して得ら
れる情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。
判断部13は、特定した付属機器3の機器情報を記憶部
11に保持し、S/W管理フラグ104から該当するフ
ラグを見つけ出し、図28(B)に示すようにOFFと
する。
【0147】新たな付属機器が接続されてきた場合、判
断部13はまず、S/W管理フラグ104とS/W管理
テーブル102の空き領域を選び、ここを登録済みにす
る。例えば、図28(C)に示すようにS/W管理フラ
グ104の空き領域にフラグ4とし、また図28(D)
の用にS/W管理テーブル102の空き領域に、図28
(E)に示すようにS/W4として登録する。S/W管
理フラグ104とS/W管理テーブル102に空き領域
が無かった場合、判断部13はS/W管理フラグ104
内でOFFとなっている領域と、これに該当するS/W
管理テーブル102の領域を新たな登録領域として使用
する。なお、判断部13は必要であるなら転送部12に
対して、取り外された付属機器の機器情報、状態を転送
し、ホスト機器2に対して送らせる。
【0148】このような構成によって、新しい付属機器
が接続された場合でも、外部機器1内の記憶部11に新
しい付属機器用のプログラムを格納する領域が存在する
場合には、取り外された付属機器用のプログラムを削除
しないようにすることができる。そのため、取り外され
ている付属機器が再挿入されたとき、多くの場合にはプ
ログラムの更新を行うことなく、そのまま動作させるこ
とができるようになる。
【0149】図29は、本発明の第28の実施の形態を
示すブロック図である。図中、図2、図4、図23と同
様の部分には同じ符号を付してある。35は中止命令で
ある。外部機器1がホスト機器2と接続されている。外
部機器1からは付属機器3が接続されたときに通知情報
31が送られてくる。また、ホスト機器2は通知情報3
1に従い、データ、プログラムなどをデータ32として
外部機器1に送信する。外部機器1及びホスト機器2に
は、ソフトウェアなどの削除に対して警告を表示する警
告部15及び警告部24が設けられている。このほかの
外部機器1及びホスト機器2の構成は、上述の第1,第
22の実施の形態と同様である。
【0150】付属機器3が外部機器1から外された場
合、認識部14は取り外しが発生したことを判断部13
に通知する。判断部13は認識部14から通知される情
報または認識部14に対して詳細情報を要求して得られ
る情報を元に、取り外された付属機器3を特定する。判
断部13は、警告部15に対し、関連するソフトウェア
などの削除警告を表示させ、転送部12に対してホスト
機器2へ警告通知を行うように指示する。転送部12
は、通知情報31をホスト機器2に送る。
【0151】ホスト機器2は、転送部23にて通知情報
31を受け取る。制御部22は受け取った情報を解釈
し、警告部24に外部機器1でのソフトウェアなどの削
除警告を出させる。この警告に対し、不許可の指示がな
された場合、制御部22は、転送部23に対し、中止命
令35を送信させる。転送部23は中止命令35を外部
機器1に送る。
【0152】外部機器1は、中止命令35を受けた場合
には、ソフトウェアなどの削除処理を中止し、警告部1
5の表示を取り消す。中止命令35以外の命令が返され
た場合は、警告表示したソフトウェアなどを削除し、警
告部15の表示を取り消す。なお、判断部13は必要で
あるならば、転送部12に対して取り外された付属機器
の情報、状態と、新規接続された機器の情報を転送し、
ホスト機器2に対して送らせる。また、ここでの警告と
その取り消し、継続は、外部機器1、ホスト機器2の双
方の協調でも、各機器単体の扱いであっても構わない。
【0153】このように、プログラムを削除する際にユ
ーザに対して警告を発することによって、ユーザの意図
によるプログラムの存続あるいは削除を可能にすること
ができる。
【0154】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、外部機器に付属機器が接続された時に、外部
機器と接続されているホスト機器から、付属機器を動作
させるために必要なデバイスドライバやアプリケーショ
ンソフトウェアなどのプログラムを外部機器に対して送
り、外部機器内のプログラムを自動的に更新することが
できる。これによって、外部機器に接続して利用する付
属機器にはプログラムを搭載しておく必要がないので、
付属機器を安価に構成できる。また、付属機器を接続す
るたびにプログラムの更新を行う必要がなく、ユーザの
手間を軽減することができる。また外部機器では不必要
なプログラムによりメモリを占有されることもなくな
り、メモリを有効に利用することができるようになる。
さらに、例えばネットワークなどを介して最新のプログ
ラムをダウンロードできる環境においては、常に最新の
プログラムをダウンロードして更新することができる。
さらにまた、付属機器が後で開発された場合や、インタ
フェースが後でバージョンアップするような場合につい
ても、容易に対応することが可能である。
【0155】また、本発明によれば、外部機器に対して
転送するプログラムを、ホスト機器側で再構成してから
転送することができる。これによって、外部機器におい
て動作速度やメモリ使用量など、最適な形態でのプログ
ラムによって更新することが可能になる。例えば、接続
されていない付属機器に対応する不必要なプログラムを
削除したプログラムオブジェクトを再構成して、外部機
器に転送することができる。また、ソースファイルから
外部機器のCPUなどに合わせて再構成(リメイク)す
ることによって、異なるCPUなどを搭載した外部機器
に対してもソースファイルを配布するだけで対応するこ
とができるようになる。さらに、外部機器のメモリ容量
が不足する場合には、圧縮して転送するなど、種々の加
工を施したプログラムを外部機器に転送することが可能
である。
【0156】さらに本発明によれば、外部機器から付属
機器が外された場合に、外された付属機器を動作させて
いたプログラムを削除して、メモリ領域を有効に活用す
ることができる。この場合、取り外された時点で削除せ
ず、新たに付属機器が接続された場合や、メモリ領域が
不足した時点で削除することもでき、その場合には、再
挿入時にプログラムが残っていればプログラムの更新を
行わずに、すぐに動作させることができる。
【0157】本発明によれば、これらの効果以外にも、
発明の実施の形態などで述べたように種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるシステムの基本構成例を
示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示すブロック図
である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図
である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態を示すブロック図
である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態を示すブロック図
である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態を示すブロック図
である。
【図8】 本発明の第7の実施の形態を示すブロック図
である。
【図9】 本発明の第8の実施の形態を示すブロック図
である。
【図10】 本発明の第9の実施の形態を示すブロック
図である。
【図11】 本発明の第10の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図12】 本発明の第11の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図13】 本発明の第12の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図14】 本発明の第13の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図15】 本発明の第14の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図16】 本発明の第15の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図17】 本発明の第16の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図18】 本発明の第17の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図19】 本発明の第18の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図20】 本発明の第19の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図21】 本発明の第20の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図22】 本発明の第21の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図23】 本発明の第22の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図24】 本発明の第23の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図25】 本発明の第24の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図26】 本発明の第25の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図27】 本発明の第26の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図28】 本発明の第27の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図29】 本発明の第28の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図30】 従来のプログラム更新方法の第1の例の説
明図である。
【図31】 従来のプログラム更新方法の第2の例の説
明図である。
【図32】 従来のプログラム更新方法の第3の例の説
明図である。
【図33】 従来のプログラム更新方法の第4の例の説
明図である。
【図34】 従来のプログラム更新方法の第5の例の説
明図である。
【図35】 従来のプログラム更新方法の第6の例の説
明図である。
【符号の説明】
1…外部機器、2…ホスト機器、3,3−1,3−2…
付属機器、4…外部記憶装置、11…記憶部、12…転
送部、13…判断部、14…認識部、15…警告部、1
6…検索部、17…設定部、18…計測部、19…検知
部、21…記憶部、22…制御部、23…転送部、24
…警告部、25…再構成部、26…他CPU用再構成
部、27…圧縮部、28…外部検索部、29…計測部、
31…通知情報、32…データ、33…問い合わせ情
報、34…調査手順情報、35…中止命令、41…ファ
イル、42…ホスト用ドライバ部、43…外部機器用ソ
フトウェア部、51…機器情報、52…格納場所情報、
53…機器使用情報、54…機器故障情報、61…管理
情報、62,63…機器情報、64…新規接続機器情
報、71…管理情報、72,73…機器情報、81…優
先情報、91…格納場所情報、101…S/W管理領
域、102…S/W管理テーブル、103…空き管理テ
ーブル、104…S/W管理フラグ。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト機器と外部機器が接続されたシス
    テムにおけるプログラム更新方法において、前記外部機
    器に付属機器が接続された時に前記外部機器は前記ホス
    ト機器に対して付属機器が増設されたことを通知し、通
    知を受けた前記ホスト機器は前記付属機器を動作させる
    ために必要なプログラムを前記外部機器に対して送り、
    前記外部機器は前記ホスト機器から送られてきたプログ
    ラムをメモリに格納することを特徴とするプログラム更
    新方法。
  2. 【請求項2】 前記ホスト機器から前記外部機器に対し
    て転送するプログラムは、前記ホスト機器上で動作する
    外部機器ドライバーソフトウェアと同一ファイルに含ま
    れていることを特徴とする請求項1に記載のプログラム
    更新方法。
  3. 【請求項3】 前記ホスト機器に前記付属機器を動作さ
    せるために必要なプログラムが存在していない場合に
    は、最新の外部機器ドライバーソフトウェアをダウンロ
    ードするようにユーザに対して警告することを特徴とす
    る請求項2に記載のプログラム更新方法。
  4. 【請求項4】 前記外部機器が前記ホスト装置に対して
    行う前記付属機器の増設の通知は、前記ホスト機器が前
    記外部機器のステータスを問い合わせた際に行うことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記
    載のプログラム更新方法。
  5. 【請求項5】 前記外部機器に前記付属機器を動作させ
    るために必要なプログラムがすでに格納されていた場合
    には、格納してあるプログラムのバージョンの情報を前
    記ホスト機器に伝え、前記ホスト機器は、前記外部機器
    から伝えられたプログラムのバージョンが格納されてい
    るプログラムのバージョンよりも古い場合に前記格納さ
    れているプログラムを前記外部機器へ転送することを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
    のプログラム更新方法。
  6. 【請求項6】 前記付属機器が増設されたことを前記外
    部機器が前記ホスト機器に通知すると、前記ホスト機器
    は、前記付属機器の種別を調べる手順を前記外部機器へ
    通知することを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  7. 【請求項7】 前記外部機器は、同じ種類の付属機器が
    すでに装着されていた場合には、前記ホスト機器へ前記
    付属機器が追加されたことを通知しないことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のプロ
    グラム更新方法。
  8. 【請求項8】 前記外部機器は、あらかじめ行われたユ
    ーザによる設定に従って、付属機器が増設されたことを
    ホスト機器に通知するか否かを決定することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のプロ
    グラム更新方法。
  9. 【請求項9】 前記外部機器は、付属機器が増設された
    ことをホスト機器に通知する際に前記付属機器を動作さ
    せるために必要なプログラム格納されている場所に関す
    る情報を転送することを特徴とする請求項1ないし請求
    項8のいずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  10. 【請求項10】 ホスト機器と外部機器が接続されたシ
    ステムにおけるプログラム更新方法において、前記外部
    機器に付属機器が接続された時に前記外部機器はホスト
    機器に対して付属機器が増設されたことを通知し、通知
    を受けた前記ホスト機器は前記外部機器と前記付属機器
    とを動作させるためのオブジェクトファイルを再構成し
    てから前記外部機器に対して送り、前記外部機器は前記
    ホスト機器から送られてきたオブジェクトファイルをメ
    モリに格納することを特徴とするプログラム更新方法。
  11. 【請求項11】 前記ホスト機器は、前記外部機器で使
    用しているCPU用の再構成環境を当該ホスト機器上で
    動作させて前記オブジェクトファイルを再構築すること
    を特徴とする請求項10に記載のプログラム更新方法。
  12. 【請求項12】 前記ホスト機器は、前記オブジェクト
    ファイルをソースファイルから再構成することを特徴と
    する請求項10または請求項11に記載のプログラム更
    新方法。
  13. 【請求項13】 前記外部機器は、増設された付属機器
    の種別とともに、すでに組み込まれている付属機器やす
    でに格納されているプログラムのバージョン情報も合わ
    せて前記ホスト機器に通知し、前記ホスト機器は、通知
    された各種の情報に従って前記オブジェクトファイルを
    再構成することを特徴とする請求項10ないし請求項1
    2のいずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  14. 【請求項14】 前記外部機器は、増設された付属機器
    のみを前記ホスト機器に通知し、前記ホスト機器は、前
    記外部機器に接続されている付属機器を管理しており、
    前記外部機器から通知された増設された付属機器の情報
    とともに、すでに接続されている付属機器の情報をもと
    に前記オブジェクトファイルを再構成することを特徴と
    する請求湖10ないし請求項12のいずれか1項に記載
    のプログラム更新方法。
  15. 【請求項15】 前記ホスト機器は、前記オブジェクト
    ファイルの再構成を行った結果、前記外部機器に搭載さ
    れているメモリ容量を越えた場合には、再構成した前記
    オブジェクトファイルの一部を圧縮することを特徴とす
    る請求項10ないし請求項14のいずれか1項に記載の
    プログラム更新方法。
  16. 【請求項16】 前記ホスト機器は、前記オブジェクト
    ファイルの再構成にあたり、それぞれの付属機器の優先
    順位を示す情報に応じて、付属機器を動作させるために
    必要なプログラムの割り込み優先順位を割り付けること
    を特徴とする請求項10ないし請求項15のいずれか1
    項に記載のプログラム更新方法。
  17. 【請求項17】 前記ホスト機器は、前記オブジェクト
    ファイルの再構成時に外部に最新のプログラムがあるか
    否かを自動検索し、最新のプログラムがあれば当該プロ
    グラムをダウンロードして前記オブジェクトファイルを
    再構成することを特徴とする請求項10ないし請求項1
    6のいずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  18. 【請求項18】 前記外部機器は、ある一定期間接続さ
    れている付属機器の使用状況を計測し、あらかじめ決め
    られた時間に使用していない付属機器があった場合に
    は、当該付属機器の情報を前記ホスト機器に伝え、前記
    ホスト機器では、前記外部機器から伝えられた付属機器
    を動作させるために必要なプログラムを組み込まずに前
    記オブジェクトファイルを再構成することを特徴とする
    請求項10ないし請求項17のいずれか1項に記載のプ
    ログラム更新方法。
  19. 【請求項19】 前記外部機器は、障害の発生した付属
    機器あるいは付属機器を利用する機能の情報を前記ホス
    ト機器に伝え、前記ホスト機器は、前記外部機器から伝
    えられた付属機器を動作させるために必要なプログラム
    を組み込まずに前記オブジェクトファイルを再構成する
    ことを特徴とする請求項10ないし請求項18のいずれ
    か1項に記載のプログラム更新方法。
  20. 【請求項20】 前記ホスト機器は、あらかじめ決めら
    れた時間毎に前記オブジェクトファイルの再構成を行う
    ことを特徴とする請求項10ないし請求項19のいずれ
    か1項に記載のプログラム更新方法。
  21. 【請求項21】 前記外部機器は、付属機器が増設され
    たことをホスト機器に通知する際に前記付属機器を動作
    させるために必要なプログラムが格納されている場所に
    関する情報を転送することを特徴とする請求項10ない
    し請求項20のいずれか1項に記載のプログラム更新方
    法。
  22. 【請求項22】 ホスト機器と外部機器が接続されたシ
    ステムにおけるプログラム更新方法において、前記外部
    機器は、当該外部機器から付属機器が外されたことを認
    識すると、外された前記付属機器に対応するプログラム
    を削除することを特徴とするプログラム更新方法。
  23. 【請求項23】 前記外部機器は、プログラム管理テー
    ブル及び空き領域管理テーブルを有しており、前記プロ
    グラム管理テーブル中の外された前記付属機器に該当す
    るプログラムの管理情報を書き換えるとともに、削除す
    るプログラムの領域を空き領域管理テーブルに追加する
    ことによって当該プログラムの削除を行うことを特徴と
    する請求項22に記載のプログラム更新方法。
  24. 【請求項24】 前記外部機器は、プログラム管理テー
    ブル及び空き領域管理テーブルを有しており、前記プロ
    グラム管理テーブル中の外された前記付属機器に該当す
    るプログラムの管理情報を書き換えるとともに、削除す
    るプログラムの領域を空き領域管理テーブルに追加し、
    さらに削除するプログラムの領域を所定値で書き換える
    ことによって当該プログラムの削除を行うことを特徴と
    する請求項22に記載のプログラム更新方法。
  25. 【請求項25】 前記外部機器は、外部機器から付属機
    器が外されたことを認識してからあらかじめ定められた
    時間が経過しても前記付属機器が再挿入されなかった場
    合に、当該付属機器に対応するプログラムを削除するこ
    とを特徴とする請求項22ないし請求項24のいずれか
    1項に記載のプログラム更新方法。
  26. 【請求項26】 前記外部機器は、付属機器が挿入され
    た時点で外されている付属機器に対応するプログラムの
    削除を行うことを特徴とする請求項22ないし請求項2
    5のいずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  27. 【請求項27】 前記外部機器は、付属機器が挿入され
    た時点で挿入された付属機器に対応するプログラムを格
    納する領域が不足する場合に、外されている付属機器に
    対応するプログラムの削除を行うことを特徴とする請求
    項22ないし請求項25のいずれか1項に記載のプログ
    ラム更新方法。
  28. 【請求項28】 前記外部機器は、外された付属機器に
    対応するプログラムを削除する際に、ユーザに対して当
    該外部機器あるいは前記ホスト機器から警告を発するよ
    うに制御することを特徴とする請求項22ないし請求項
    27のいずれか1項に記載のプログラム更新方法。
  29. 【請求項29】 ホスト装置に接続して用いられる外部
    装置において、プログラムを格納する記憶手段と、付属
    機器が装着されたことを認識する認識手段と、前記認識
    手段で装着が認識された前記付属機器の種類を判別する
    判断手段と、前記判断手段で判別された前記付属機器の
    種類を前記ホスト機器に通知するとともに前記ホスト機
    器から送られてくる前記付属機器を動作させるために必
    要なプログラムを受け取って前記記憶手段に格納する転
    送手段を有することを特徴とする外部装置。
  30. 【請求項30】 外部装置が接続されて利用されるホス
    ト装置において、前記外部装置に装着される付属機器に
    対応したプログラムを格納する記憶手段と、前記外部装
    置との通信を行う転送手段と、前記転送手段を介して前
    記外部装置に付属機器が増設された通知を受け取ると該
    付属機器に対応するプログラムを前記記憶手段から取り
    出して前記転送手段に前記外部装置へ転送させる制御手
    段を有することを特徴とするホスト装置。
  31. 【請求項31】 さらに、前記外部機器と前記付属機器
    とを動作させるためのオブジェクトファイルを再構成す
    る再構成手段を有し、制御手段は、前記再構成手段で再
    構成された前記オブジェクトファイルを前記転送手段に
    転送させることを特徴とする請求項30に記載のホスト
    装置。
  32. 【請求項32】 ホスト装置に接続して用いられる外部
    装置において、プログラムを格納する記憶手段と、付属
    機器が外されたことを認識する認識手段と、前記認識手
    段で外されたことが認識された前記付属機器の種類を判
    別するとともに外された前記付属機器に対応する前記記
    憶手段中のプログラムの領域を解放する判断手段を有す
    ることを特徴とする外部装置。
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