JPH06301558A - コンテナ方式によるコンピュータプロセス間の情報通信方法 - Google Patents

コンテナ方式によるコンピュータプロセス間の情報通信方法

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JPH06301558A
JPH06301558A JP6004257A JP425794A JPH06301558A JP H06301558 A JPH06301558 A JP H06301558A JP 6004257 A JP6004257 A JP 6004257A JP 425794 A JP425794 A JP 425794A JP H06301558 A JPH06301558 A JP H06301558A
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container
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named
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JP6004257A
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Mahajan Rakesh
マハジャン ラケシュ
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Canon Information Systems Inc
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/546Message passing systems or structures, e.g. queues

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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータプロセス間の情報通信において、
通信される情報を格納するメモリを動的な割当を可能と
するとともに、両コンピュータプロセスがメモリ領域の
構造を把握することを不要とし、柔軟性の高い情報通信
を可能とする。 【構成】2つのコンピュータプロセス間の情報通信方法
であって、これらの2つのコンピュータプロセスは、互
いに直接に情報のやりとりを行うのではなく、コンテナ
に対して情報の保管及び引き出しを実行する。このコン
テナの保管には、情報の保管を行うコンピュータプロセ
スにより割り当てられた情報の名前に基づいて情報の保
管が行われ、該コンテナに格納された情報の名前の辞書
を保持する。情報の引き出しを行うコンピュータプロセ
スは、情報の名前により問い合わせを行うことで必要な
情報を獲得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンテナ方式通信メデ
ィアを用いてコンピュータプロセス間の情報通信を行う
方法に関するものである。更に詳しくは、本発明は、コ
ンピュータプロセスが、情報を直接にやりとりするので
はなく、コンテナに対して情報の保管及び引き出しを行
うことで情報のやりとりを行う情報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のコンピュータ装置において実行さ
れるアプリケーションプログラムにおいて、そのアプリ
ケーションプログラムが完全に実行するのに要求される
すべての機能を所有することは希である。これらのアプ
リケーションプログラムは、要求された機能に対して、
全てのプログラムを実行するために、他のプログラムの
ライブラリに頼っている。例えば、アプリケーションプ
ログラムは、データ出力を行うためにプリンタドライバ
やモニタドライバのようなデバイスドライバを含む外部
のライブラリに依存しており、また、アプリケーション
プログラムはファイルより情報を格納したり引き出した
りするのにDOSのようなオペレーティングシステムに
依存する。同様に、アプリケーションプログラムは、そ
のアプリケーションプログラムが動作しているコンピュ
ータ上に存在していない機能をも活用することができ
る。例えば、ネットワーク環境において、アプリケーシ
ョンプログラムは、当該コンピュータと物理的に共通の
位置に配置されておらず、かつ全く異なるコンピュータ
により制御されているようなプリンタをもちいて情報の
印刷を行うことができる。
【0003】一般的に、アプリケーションプログラムと
他のプログラムとの間の情報伝送の機構は、共有メモリ
を通して行われる。この場合、アプリケーションプログ
ラムと他のプログラムの双方は、共有メモリに格納され
た情報の構造を認識している。例えば、プリンタに情報
を印刷するために、アプリケーションプログラムは共有
メモリの予め指定されたブロックに印刷情報を格納す
る。そして、その共有メモリに印刷情報が格納されたこ
とをプリンタドライバに通知する。プリンタドライバ
は、共有メモリに格納されている印刷データのデータ構
成を認識しており、共有メモリより印刷情報を引き出
し、印刷処理を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、共有メ
モリを用いた情報通信構造は満足のいくものではないこ
とが見いだされている。特に、コンパイラによるコンパ
イル時間において共有メモリが確保されなければなら
ず、かつ、オペレーティングシステムのローディングプ
ログラムによるロード時間において特定のメモリアドレ
スへ決定されなければならない。このように、潜在的に
しかも頻繁には用いられない領域によりメモリが浪費さ
れることになる。
【0005】また、アプリケーションプログラム及び他
のプログラムの双方が共有メモリの構造に関する認識を
有する必要がある。例えば、アプリケーションプログラ
ムがプリンタドライバに対して現在のプリンタ構成や能
力について問い合わせを行った場合、アプリケーション
プログラムは、プリンタドライバがどのように情報をメ
モリに格納するか(例えばフォントを最初に、次にペー
パートレイ、そして能力についての情報といった順序
等)を知っていなければならない。
【0006】更には、共有メモリを用いた直接的な情報
通信は柔軟性に欠ける。ひとたび共有メモリの構造が決
定されると(通常この決定はシステム構築の初期段階で
行われる)、新たな構造が古い構造と互換性がなくなら
ないように、その構造は変更できないようになってい
る。従って、新たなシステム機能が提供されたとき(例
えばあるプリンタを、綴じ込み機能(ステープラ)を含
むプリンタにグレードアップしたような場合)、アプリ
ケーションプログラムはこれらの新たな機能にアクセス
することができない。なぜならば、新たな機能のパラメ
ータを決めるためのエリアが共有メモリ内に準備されて
いないからである。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、コンピュータプロセス間の情報通信におい
て、通信される情報を格納するメモリについて動的な割
当を可能とするとともに、両コンピュータプロセスがメ
モリ領域の構造を把握することを不要とし、柔軟性の高
い情報通信を可能とする、コンテナ方式によるコンピュ
ータプロセス間の情報通信方法を提供することを目的と
する。
【0008】又、本発明の他の目的は、コンピュータプ
ロセス間の情報のやりとり(情報通信)をコンテナを介
して行い、このコンテナに対する情報の格納及び引き出
しを情報名に基づいて行う情報通信方法を提供すること
にある。
【0009】又、本発明の他の目的は、特にサービスの
要求を発行するクライアントプロセスと、これらの要求
に対するサービスを実行するサーバプロセスとの情報通
信をコンテナを介して行い、このコンテナに対する情報
の格納及び引き出しを情報名に基づいて行う情報通信方
法を提供することにある。
【0010】又、本発明の他の目的は、コンテナより周
辺装置のセットアップ/制御パラメータをパラメータ名
を用いて獲得する情報通信方法を提供することにある。
【0011】又、本発明の他の目的は、コンテナを介し
て周辺装置に対してセットアップ/制御パラメータをパ
ラメータ名を用いて格納する情報通信方法を提供するこ
とにある。
【0012】又、本発明の他の目的は、コンピュータプ
ロセス間でやりとりされる情報を情報名で管理するコン
テナ処理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の目的を達成するための本発明の情報通信
方法は、第1及び第2コンピュータプロセス間の情報通
信方法であって、前記第1コンピュータプロセスの実行
により名付けられた情報値をコンテナにセットする工程
と、前記第2コンピュータプロセスの実行により前記コ
ンテナより名付けられた情報を獲得し、該名付けられた
情報の値を指定されたバッファに格納する工程とを備え
ることを特徴とする。
【0014】上述の構成により、2つのコンピュータプ
ロセス間の情報通信はコンテナを介して行われ、該コン
テナに対する情報の格納及び引き出しが、各情報名に基
づいて行われる。
【0015】又、上述の目的を達成する本発明の他の構
成によれば、サービスの要求を発行するクライアントプ
ロセスと、それらの要求に対するサービスを行うサーバ
プロセスとの間の情報通信方法であって、前記サーバプ
ロセスの実行によりコンテナに名付けられた情報値をセ
ットする工程と、前記クライアントプロセスの実行によ
り前記コンテナより名付けられた情報を獲得して、該名
付けられた情報の値を指定されたバッファへ格納する工
程とを備えることを特徴とする情報通信方法が提供され
る。
【0016】上述の構成によれば、サービスの要求を発
行するクライアントプロセスと、このサービスの要求に
対してサービスを実行するサーバプロセスとの間の情報
通信がコンテナを介して行われ、該コンテナに対する情
報の格納及び引き出しは、各情報名に基づいて行われ
る。
【0017】更に、上述の目的を達成する本発明の他の
構成によれば、周辺装置のためのセットアップ及び制御
パラメータを獲得するための通信方法であって、周辺サ
ーバに対してセットアップ及び制御パラメータの要求を
発行する工程と、前記セットアップ及び制御パラメータ
が格納されたコンテナのコンテナ名を受信する工程と、
各パラメータの名前とそれに関連する値を獲得するべく
前記コンテナに問い合わせを行う工程とを備えることを
特徴とする情報通信方法が提供される。
【0018】上述の構成によれば、コンテナを介した情
報通信を行われ、周辺装置に設定されているセットアッ
プ/制御パラメータがパラメータ名を用いて獲得され
る。
【0019】更に、上述の目的を達成する本発明の他の
構成よれば、周辺装置にセットアップ及び制御パラメー
タを格納する方法であって、コンテナを生成する工程
と、前記コンテナにパラメータ値を名前を用いて登録す
る工程と、前記コンテナにセットアップ/制御パラメー
タが格納されたことを通知する工程とを備えることを特
徴とする情報通信方法が提供される。
【0020】上述の構成によれば、コンテナを介した情
報通信が行われ、周辺装置のセットアップ/制御パラメ
ータをパラメータ名と対応づけてコンテナに格納するこ
とで周辺装置へのパラメータ設定がなされる。
【0021】更に、上述の目的を達成するための本発明
の他の構成によれば、コンテナに名付けられた情報をセ
ットする指令に応答して情報名の辞書を更新するととも
に該名付けられた情報の値を格納する工程と、名付けら
れた情報を獲得するための指令に応答して前記辞書を調
べ、前記辞書に名前があれば該名付けられた値を返送
し、前記辞書に該名前が存在しない場合はエラーコード
を返送する工程とを備えることを特徴とするコンテナ処
理方法が提供される。
【0022】上述の構成により、コンピュータプロセス
間でやりとりされる情報がコンテナに格納されるととも
に、コンテナ内の各情報は情報名が登録された辞書で管
理される。
【0023】以下に上述の目的を達成する本発明の一態
様について説明する。
【0024】一つの態様として、本発明は、例えば、ワ
ードプロセッシングプログラムのようなアプリケーショ
ンプログラムとプリンタによる印刷を制御するプリンタ
サーバプログラムとの間の如き2つのコンピュータプロ
セス間における相互の情報伝達の方法(以後情報通信と
称する)である。本方法においては、2つコンピュータ
プロセスがコンテナに対して情報の保管及び引き出しを
行うコンテナ方式の情報通信方法が用いられ、これは互
いのプロセス間において直接的に情報のやりとりを行う
手法とは異なる。コンテナは、情報の保管を行うコンピ
ュータプロセスにより割り当てられた情報名に基づい
て、当該情報を格納する。そして、コンテナに含まれる
情報名の辞書を保持する。情報が保管される際に、メモ
リは動的に割り当てられる。コンテナに保管された情報
は、該コンテナに対して情報名を用いて情報の要求を行
うことにより、情報の取得を行うコンピュータプロセス
により引き出される。
【0025】本発明の上述の観点によれば、第1及び第
2コンピュータプロセス間の情報通信方法は、第1のコ
ンピュータプロセスを実行して、名付けられた情報の値
をコンテナに設定する処理を備える。コンテナへの名付
けられた情報の設定に応答して、コンテナ処理が実行さ
れる。この処理において、名付けられた情報の値が格納
され、名付けられた情報がまだ辞書に存在しない場合
は、情報名の辞書を更新する。情報の引き出しにおいて
は、第2コンピュータプロセスが、該コンテナより名付
けられた情報を獲得するとともに、コンテナがその情報
値を置くためのバッファを指定するべく実行される。コ
ンテナよりの名付けられた情報を獲得するためのコマン
ドに応答して、コンテナプロセスは、情報名の辞書を参
照することにより該当する名付けられた情報の値を指定
されたバッファに格納する。また、情報名辞書内に要求
された名前が含まれていない場合はエラーコードをその
指定されたバッファに格納する。
【0026】第2コンピュータプロセスがコンテナに格
納された情報名を知らない場合は、コンテナの辞書に格
納された第1番目の名付けられた情報の値を要求し、以
下これに続いて順次名付けられた情報値を要求する。こ
のようにして、第2プロセスは、コンテナに格納された
全ての値について対話的に処理することができる。
【0027】上述の構成によれば、メモリは編集(コン
パイル)時に割り当てられる必要がなくなり、実行時に
おいて動的に割り当てられるようになる。また、2つの
コンピュータプロセスが共有メモリ領域の構造を把握し
ておく必要がなくなる。なぜならば、情報の格納及び引
き出しが、情報の位置ではなく情報の名前に基づいて行
われるからである。更に、設計の初期において指定され
た値のみでなく、いかなる値もコンテナに格納し得るの
で、より完璧な柔軟性を得ることができる。
【0028】上述した発明の簡単な説明は、本発明の本
質が迅速に理解され得るように提供されているものであ
る。本発明のより完全な理解は、以下の好適な実施例の
詳細な説明及び図面を参照することにより得られるであ
ろう。
【0029】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
【0030】図1は、本実施例による代表的なローカル
エリアネットワーク(LAN)10の構成を表わす図で
ある。図1に示すように、LAN10はイーサネットの
ようなLAN通信バス11を有し、このLAN通信バス
11は接続されているネットワークデバイスの間におい
てLAN通信データを運ぶ。ファイルサーバ12はLA
Nバス11に接続され、ネットワーク接続されたデバイ
ス間におけるファイルの受信,格納,キューイング,キ
ャッシング,及び転送を管理するためのファイルマネー
ジャとして機能する。ファイルサーバ12は、そのファ
イルマネージャとしての機能を遂行するために、典型的
には大容量メモリ格納装置、例えば10ギガバイトのハ
ードディスクを備える。ファイルサーバ12は、Net
Ware(商標)のようなネットワークオペレーティン
グシステムの下で動作する。
【0031】更に、ワークステーション14,15,1
6,17,18及び19がLANバス11に接続されて
いる。本例ではこれらのワークステーションは、例えば
IBM−PCやPC互換コンピュータのようなパーソナ
ルコンピュータとして示されている。ワークステーショ
ン14はネットワーク管理用ワークステーションとして
指定されており、これにより種々のネットワーク機能が
制御される。ワークステーション15及び16は、ネッ
トワークユーザワークステーションである。これらは、
種々のアプリケーションプログラムを備えている。アプ
リケーションプログラムとしては例えば、ワードプロセ
ッシングアプリケーションプログラム、スプレッドシー
トアプリケーションプログラム、光学文字認識アプリケ
ーションプログラム、及びその他の情報及びデータ処理
プログラムが挙げられる。これらのプログラムは物理的
にワークステーション14〜16に格納されてもよい
し、ファイルサーバ12より実行のためにこれらのワー
クステーション上へ取り出されてもよい。
【0032】ワークステーション17、18、及び19
は周辺サーバワークステーションであり、主として、そ
れぞれが接続されている周辺装置のためのネットワーク
サービスを提供するのに用いられる。ワークステーショ
ン17はプリンタサーバ用のワークステーションであ
り、プリンタ21にネットワークサービスを提供する。
同様に、ワークステーション18はスキャナ22にネッ
トワークサービスを提供するスキャナサーバワークステ
ーションであり、19はファクシミリ23にネットワー
クサービスを提供するファクシミリサーバワークステー
ションである。他の周辺装置も本ネットワークに接続可
能であり、また1つのワークステーションが1つ以上の
周辺装置にサービスを行うことも可能である。特に、ワ
ークステーション17が、1台以上のプリンタにサービ
スを行うことが可能であり、また、適切な装置により、
1台のワークステーションが種々の異なるタイプの装置
にサービスすることも可能である。
【0033】一般には、1台もしくはそれ以上の周辺装
置にサービスを行うのに1台のワークステーションが占
有されるが、これが不要である場合もある。例えば、プ
リンタ25はネットワーク拡張ボード26を介してLA
Nバス11に直接に接続されている。このネットワーク
拡張ボード26は必要なプリンタサーバ機能を提供し、
これらのプリンタサービスのために1台のワークステー
ションを占有させることを不要とする。
【0034】その他の装置がLAN10に接続可能であ
り、実際LAN10は広域エリアネットワーク(WA
N)の一部として、種々のバックボーンやトランスポン
ダ接続へ接続されうる。これらの構成は当業者には公知
であり、詳細な説明は省略する。
【0035】図2は、本発明の一実施例による情報通信
を示す機能ブロック図である。図2において、図1に示
されたワークステーションの1つ(ここではワークステ
ーション16)により実行されるアプリケーションプロ
グラムのような第1コンピュータプロセスと、ワークス
テーション17上で実行されるプリンタサーバのような
第2コンピュータプロセスとの間の情報通信が示されて
いる。図2に示されているコンピュータプロセスは代表
的な一例を表わすものであり、図1に示されるいかなる
デバイス間においても情報通信を行うことが可能である
ことはいうまでもない。例えば、ワークステーション1
5と16との間や、スキャナワークステーション18や
ファクシミリワークステーション19のいずれかとの間
での情報通信も可能である。更に、図2に示された情報
通信は、ローカルエリアネットワーク上の異なるワーク
ステーション間で示されており、ここで、柔軟なタスク
操作の必要性が最も重大となる。しかしながら、本発明
によるタスク操作は同じワークステーション内の異なる
コンピュータプロセス間でも発生し得る。例えば、数値
データをインポートするワードプロセッシングアプリケ
ーションプログラムと、数値データを提供するスプレッ
ドシートアプリケーションプログラム間である。
【0036】図2に示されるように、情報通信は第1コ
ンピュータプロセスと第2コンピュータプロセスの間で
実行される。ここで、第1コンピュータプロセスは、ワ
ークステーション16内で実行されるアプリケーション
プログラムにより順次制御されるデバイスドライバ31
を有する。又、第2コンピュータプロセスは、プリンタ
サーバワークステーション17において実行されるプリ
ンタサーバ39を有する。ワークステーション16にお
いて動作するアプリケーションプログラム30の精密で
詳細な説明は本発明にとって重要なことではない。この
アプリケーションプログラムとしては、例えば、ワード
プロセッシングアプリケーションプログラム、スプレッ
ドシートアプリケーションプログラムやその他のいかな
るアプリケーションプログラムであってもよい。アプリ
ケーションプログラムの実行の過程において、周辺装置
のサービスが要求される。アプリケーションプログラム
30は、プリンタドライバ、スキャナドライバ、ファク
シミリドライバ等のデバイスドライバ31の1つを介し
てそれらのサービスを獲得する。次にデバイスドライバ
はコンテナマネージャ32を通してデバイスにアクセス
するために、ネットワークインターフェース34を介し
てLANバス11上での通信を行う。コンテナマネージ
ャ32はコンテナへのアクセスを管理する。このコンテ
ナは、例えば、ファイルサーバ12にファイルとして格
納されている。
【0037】同様にして、ワークステーション17は、
LANバス11とのインターフェースを行うためのネッ
トワークインターフェース36と、プリンタサーバのコ
ンテナへのアクセスを管理するコンテナマネージャ37
と、プリンタ21を直接に制御するプリンタサーバ39
を備えている。
【0038】総括すると、デバイスドライバ31とプリ
ンタサーバ39との間の情報通信はコンテナを介して達
成される。そして、このコンテナに対して、一方のコン
ピュータプロセスが名付けられた情報を保管し、他方の
コンピュータプロセスが名付けられた情報の値を要求す
ることにより該コンテナより情報を引き出すものであ
る。例えば、デバイスドライバ31が、プリンタ21の
構成及び制御パラメータを提供するためにプリンタサー
バ39に対して信号を発する。これに応答して、もしプ
リンタサーバ39によりまだコンテナが生成されていな
いならばプリンタサーバ39はコンテナマネージャ37
にコンテナを生成させ、名付けられた情報値をコンテナ
に保管する。コンテナに名付けられた情報値が保管され
ているので、これらの値を引き出し可能とするためにコ
ンテナは名前の辞書を更新する。コンテナがプリンタサ
ーバ39により満たされると、ネットワークを渡ってデ
バイスドライバ31へ信号が配送される。今度は、この
デバイスドライバが、コンテナに対して名前によってセ
ットアップ及び制御パラメータの要求を行うことによ
り、それらの値を引き出す。これらの各要求に応答し
て、コンテナは、辞書を参照することにより要求された
名前がコンテナに格納されている否かを判断し、もし名
付けられた情報がコンテナに格納されていれば、コンテ
ナはデバイスドライバ31にたいして要求された情報を
提供する。もし要求された名前がコンテナに格納されて
いない場合は、エラー値が返送される。プリンタドライ
バはプリンタサーバより獲得されたセットアップ及び制
御パラメータを表示し、コンピュータオペレータに対し
てパラメータの修正もしくは変更を許可する。この後、
プリンタドライバはコンテナに変更後のパラメータをセ
ットし、値が変更されたことをプリンタサーバに知らせ
る。そして、プリンタサーバは変更されたパラメータを
コンテナから引き出すことが可能となる。
【0039】パラメータがプリンタドライバ31により
受信された後、プリンタドライバ31は、やはりコンテ
ナを介してプリントジョブをプリンタサーバ39に返送
する。この場合、 プリンタドライバ31は、例えばフ
ァイルサーバ12にコンテナを生成し、プリントジョブ
情報をその名前とともにセットする。プリンタドライバ
31はプリンタサーバ39にプリントジョブがコンテナ
に存在していることを通知する。そして、プリンタサー
バ39はプリント情報をその名前により引き出し、プリ
ントジョブを実行するために、プリンタ21を制御す
る。
【0040】この情報通信において生成されたコンテナ
は、インデックス機構を含むものである。インデックス
機構は、コンテナ内に存在する種々の名前変数を格納
し、それらの変数に対応する値を格納及び獲得する。一
度生成されると、コンテナはただ2つのコマンドに対し
て関与すればよい。この2つのコマンドとは、以下のよ
うなSETコマンド及びGETコマンドである。
【0041】SET(コンテナ名,名前,値,タイプ) GET(コンテナ名,名前,バッファ,タイプ) ここで、「コンテナ名」は情報の獲得及びセットが行わ
れるコンテナの名前である。また、「名前」とは、格納
もしくは引き出しがなされる情報値の名前である。
「値」は、格納されるべき名付けられた情報の値であ
る。「タイプ」は、SETコマンドにおいては格納され
る情報のタイプであり、GETコマンドではコンテナよ
り引き出される情報のタイプである。そして、「バッフ
ァ」は、コンテナより引き出された名付けられた情報の
値を格納するためのエリアである。タイプには2通りの
タイプがある。即ち、データタイプとコンテナタイプで
ある。データタイプは、単にその情報がコンテナに格納
されることを表す。コンテナタイプは、コンテナ名が示
すコンテナにより生成されたサブコンテナであることを
表す。
【0042】対象がプログラミング言語(”OOP
L”)に志向されている場合、コンテナ名は省略されて
もよい。というのは、SETコマンド(GETコマンド
については後述)は用いられている対象を参照するので
コンテナ名は暗黙に決定されるからである。
【0043】SETコマンドの応答におけるコンテナプ
ロセスは以下のように進行する。まず、コンテナ名変数
により特定されるコンテナが、指定された名前の情報を
既に有しているか否かを、辞書を参照して判定する。も
し、その名前が辞書に存在していない場合は、辞書はそ
の名前を含むべく更新されるとともに付随する”タイ
プ”が格納される。もし”タイプ”がデータタイプであ
れば、名付けられた情報の値がそのコンテナに格納され
る。もし、”タイプ”がコンテナタイプであれば、コン
テナは指定された名前の新たなコンテナを生成する。
【0044】GETコマンドに関する処理過程は以下の
通りである。まず、コンテナ名により特定されたコンテ
ナは名付けられた値がその辞書にあるか否かを判断す
る。もしその名前が辞書にあれば、コンテナはその名前
を有する情報をバッファに格納し、”タイプ”に情報の
タイプを格納する。一方、そのコンテナ名で指定される
コンテナの辞書がその名前を含んでいない場合は、コン
テナはエラーコードを返送する。
【0045】好適には、コンテナは更に2つのコマンド
に応答する。これらは、以下のようなGET−FIRS
Tコマンド及びGET−NEXTコマンドであり、 GET−FIRST(コンテナ名,ネームバッファ,バ
ッファ,タイプ) GET−NEXT(コンテナ名,ネームバッファ,バッ
ファ,タイプ) で表される。
【0046】ここで、ネームバッファは、コンテナ名で
特定されるコンテナがその辞書内の第1のネームもしく
は次のネームの名前を返送するためバッファである。他
のパラメータについては上述の通りである。
【0047】GET−FIRSTコマンド及びGET−
NEXTコマンドはコンピュータプロセスが、これらの
コンテナに格納されている情報の名前を知ることなしに
コンテナ内の情報にアクセスすることを可能とする。G
ET−FIRSTコマンドの応答において、コンテナ
は、その辞書に格納されている情報の第1のアイテムに
ついて、その値やタイプとともにその名前を返送する。
GET−NEXTコマンドに応答して、その辞書に格納
されている情報の次のアイテムについて、その値やタイ
プとともにその名前を返送する。
【0048】コンテナには、コンテナ内の情報にアクセ
スするために他の機能が提供されてもよい。例えば、所
望であれば、コンテナはいわゆるワイルドカードによる
名前の問い合わせに応答可能としてもよい。この場合、
コンテナに対してフルネームが提供されるかわりに、ワ
イルドカードキャラクタを含む名前のテンプレートが提
供される。このように、GET(コンテナ名,STAP
L?,X1,X2)のような連続的なコマンドの発行に
応答して、反復的に辞書を通してシーケンスを実行
し、”STAPL”というキャラクタで始まる名前(例
えば、”STAPLER−PRESENT,”STAP
LE_COUNT”,”STAPLING”等)を有す
る名付けられた情報の値を返送する。エンベッドされた
(組み込まれた)ワイルドカードキャラクタもサポート
されてよい。
【0049】図3から図5は、本実施例の情報通信を表
す詳細なフローチャートである。本例における情報通信
は3つの異なる処理過程を有しているので、図3から図
5に示されるように3つの異なるフローカラムで示され
ている。即ち、第1のカラムはドライバ処理過程を、第
2カラムはサーバ処理過程を、そして第3カラムはコン
テナ処理過程を示す。
【0050】ステップS01において、ドライバ31は
LANバス11を介してサーバ39に、セットアップ及
び制御パラメータのための要求を発行する。プリンタサ
ーバ39がその要求を受信すると、サーバはステータス
コンテナを生成する(ステップS02)。そして、ステ
ップS03へ進み、各データタイプのセットアップ及び
パラメータのために、プリンタサーバ39はパラメータ
名とその値とをステータスコンテナへセットする。例え
ば、プリンタサーバがプリント志向の情報(例えば肖像
もしくは風景)を肖像/風景と命名して格納すると、プ
リンタサーバ39は以下のコマンドを発行することでス
テータスコンテナへそのパラメータをセットする。即
ち、 SET(ステータス,肖像/風景,”肖像”,”デー
タ”) である。
【0051】同様に、プリンタサーバ39がエラー状態
を変数名”エラー状態”に格納すると、その変数の値
は”なし”であり、プリンタサーバ39はステータスコ
ンテナに以下のコマンドを用いてその値をセットする。
即ち、 SET(ステータス,エラー状態,”なし”,”デー
タ”) である。
【0052】上述のような各セットコマンドに応答し
て、ステータスコンテナはパラメータの値を格納し、そ
のパラメータ名で辞書の更新を行う(ステップS0
4)。
【0053】SETコマンドは存在する名付けられた情
報に自動的に上書きするので、ある条件下では、SET
コマンドを発行する前に、プリンタサーバによって同じ
名前の情報が既にそのコンテナ内に存在するか否かを判
定するためにコンテナをチェックするのが賢明である。
この状態で、プリンタサーバ(もしくはコンテナをテス
トするあらゆるコンピュータプロセス)は、まずGET
コマンドをSETで用いる名前でもって発行する。もし
もその名前が既にコンテナに存在していれば、対応する
値が返送されるので、プリンタサーバはSETコマンド
で処理を進めるか否かを決定することができる。他の場
合、コンテナはエラーコードを返送し、プリンタサーバ
はSETコマンドを実行しても安全であることを知る。
このようなSETの前にGETを発行するという手順を
用いて、あらゆるコンピュータプロセスは不意に必要な
情報に上書きしてしまうことを防止できる。
【0054】このような機能は、例えば、”ISVAR
IABLE”機能を用いて、直接に提供されてもよい。
この機能は、変数の存在についてコンテナをチェック
し、その変数名が存在すれば「真」を、存在しなければ
「偽」を返送する。このような機能や、他のタイプの機
能は、コンテナが応答可能なコマンドセットを拡張する
ことにより提供し得るものである。
【0055】ステップS05において、プリンタサーバ
39は更に複雑なセットアップ及び制御情報を格納する
ために付加的なコンテナを生成する。例えば、ステップ
S05において、プリンタサーバ39は、プリンタ21
による印刷に使用可能なフォントを含むフォント情報、
電源投入時にプリンタ21により自動的に選択されるデ
フォルトフォント、及び現在選択されているフォントを
格納してもよい。ステップS03においてこれらのパラ
メータの夫々が個別に格納されている間に、そのような
関連する情報の全てを格納する新たなコンテナを生成す
ることも可能である。このようにステップS05におい
て、各コンテナタイプパラメータに対して、プリンタサ
ーバ39は新たなコンテナの名前をステータスコンテナ
にセットする。例えば、フォントコンテナを生成するた
めに、サーバ39は次のようなコマンド、 SET(ステータス,”フォント”, ,コンテナ) を発行する。
【0056】上述のようなSETコマンドに応答して、
ステータスコンテナは”フォント”と名付けられた新た
なコンテナを生成する。このフォントコンテナは、他の
コンテナの有する機能の全てを有している。ステータス
コンテナはその辞書を更新し、コンテナタイプ指定がそ
の辞書に含まれる(ステップS06)。
【0057】ステップS07において、プリンタサーバ
39は、適切なサブコンテナにサブパラメータとそれら
の値とをセットする。例えば、フォント情報を格納する
ために、プリンタサーバ39は以下のコマンドを発行す
る。即ち、 SET(フォント,有効フォント,”クーリエ10PT クーリエ12PT ユニバース10PT ユニバース12PT ローマン10PT ローマン12PT”,データ) SET(フォント,デフォルトフォント,”クーリエ1
2PT”,データ) SET(フォント,現在フォント,”クーリエ12P
T”,データ) である。
【0058】上記ような各SETコマンドに応答して、
サブコンテナはコンテナ処理を実行し、名付けられた情
報の値の格納と対応する名前によるサブコンテナ内の辞
書の更新を行う。プリンタドライバが全てのセットアッ
プ及び制御パラメータをコンテナに格納した後、フロー
はステップS08へ進む。ステップS08において、プ
リンタサーバ39は、ドライバ31に対して、セットア
ップ/制御パラメータがステータスコンテナに格納され
た旨の信号を出力する。信号の送出はLANバス11を
介して行われ、この信号に応答して、プリンタドライバ
31は、コンテナ内の各パラメータの名前の獲得、及び
指定されたバッファへの値の格納を行うべく、ステータ
スコンテナに対して問い合わせを行う(ステップS0
9)。全ての情報の名前をドライバ31が知っているの
であれば、ドライバ31は単に一連のGETコマンドを
ステータスコンテナおよび全てのサブコンテナへ発行す
る。一方、もし名前が知られていないのであれば、ドラ
イバ31はGET−FIRSTコマンドとそれに続くG
ET−NEXTコマンドを順次発行し、これによりステ
ータスコンテナに格納された辞書の全情報についてシー
ケンスが実行される。GETコマンドに応答して、ステ
ータスコンテナはその辞書をチェックし、ドライバ31
に名付けられた情報の値を返す。もし、ステータスコン
テナより返送された名付けられた情報がデータタイプの
情報であって、必要なものであればドライバ31はその
名付けられた情報を格納する。一方、もしもステータス
コンテナより返送された名付けられた情報がコンテナタ
イプの情報であれば、ドライバ31は更にGETコマン
ドをサブコンテナへ発行する。このようにして、ステー
タスコンテナに格納された全ての情報が引き出される。
【0059】フローはステップS11へ進み、ドライバ
31はセットアップ及び制御パラメータのダイアログボ
ックスをユーザへ表示する。代表的なダイアログボック
スが図6に示されている。ここで示されるように、ダイ
アログボックスは情報名と関連する情報値を単に並べた
ものである。ダイアログボックスは更に、コンテナ/サ
ブコンテナ構造の階層を保存する。更に詳しくは、フォ
ントサブコンテナに関して、ダイアログボックスは、そ
のサブコンテナに格納された情報名をインデントして表
示する。これにより、階層構造におけるセットアップ及
び制御パラメータを表示し、この階層構造は、それらの
パラメータをプリンタサーバ39が格納したときに、プ
リンタサーバ39によって特定されたものと同じであ
る。重要なことは、ドライバ31が階層を認識しておく
必要はないし、パラメータの名前さえ知っておく必要が
ないということである。階層及び名前はともにコンテナ
の一部であり、設定をおこなうコンピュータプロセスに
よりセットされるものである。
【0060】ステップS12において、ワークステーシ
ョン16のコンピュータオペレータは、ワークステーシ
ョン上に表示されたパラメータを更新する。例えば、オ
ペレータは現在のフォントの変更を決定したり、デフォ
ルトフォント設定の変更を決定することができる。オペ
レータは所望の変更を行うことができ、その後フローは
ステップS13へ進む。ステップS13において、ドラ
イバ31は、変更された各パラメータの名前や値をステ
ータスコンテナもしくは適切なサブコンテナへセットす
る。ステップS14において、ステータスコンテナはそ
の辞書を参照して、更新された値が既にコンテナの一部
であることを決定する。それゆえ、ここでは付加的な格
納領域はいっさい発生せず、むしろ単に現在そこに格納
されている値を新たな値で置き換えるという処理を行
う。
【0061】フローはステップS15へ進み、ドライバ
31はサーバ39へLANバス11を介して信号を送出
し、セットアップ及び制御パラメータが変更された旨を
通知する。これに応答して、ステップS16において、
サーバ39はステータスコンテナ及びあらゆるサブコン
テナに対して問い合わせを行い、全ての名付けられたパ
ラメータの値を獲得(GET)する。尚、本実施例にお
いては、ドライバ31はどのパラメータが変更されたか
を指示されていないので、サーバ39が全ての名付けら
れたパラメータを獲得(GET)する必要がある。ここ
で、他の構成が可能である。例えば、ドライバ3が新た
な”変更”というコンテナを生成し、変更された全ての
パラメータの名前を設定(SET)するように構成して
もよい。そして、この”変更”コンテナを参照すること
により、サーバ39が、どのパラメータが変更されたか
を獲得(GET)し、その変更されたパラメータを獲得
(GET)するようにしてもよい。
【0062】いずれかのイベントにおいて、サーバ39
よりのGETコマンドに応答して、ステータスコンテナ
(もしくは適当なサブコンテナ)は、コンテナの辞書を
参照して該コンテナより名付けられた情報を引き出す。
そして、サーバ39へ要求された値を提供する(ステッ
プS17)。フローは次にステップS18へ進み、サー
バ39はステータスコンテナを破壊する。これを受け
て、ステータスコンテナはまず、全ての関連するサブコ
ンテナを破壊し(ステップS19)、そして当該メモリ
の解放を行う。
【0063】ステップS20において、ドライバ31は
プリントジョブコンテナを生成する。プリントジョブコ
ンテナは所望であれば別のコンテナに含まれてもよい。
例えば、ステータスコンテナを破壊するのではなく、ス
テータスコンテナを保存しておき、このステータスコン
テナのサブコンテナとして生成するようにしてもよい。
ステップS21において、ドライバ31はそのコンテナ
にプリントジョブパラメータをセットする。プリントジ
ョブパラメータは、プリント情報のみならず、当該プリ
ントジョブのために特別に選択されたフォントや、現在
の印刷態様(肖像か風景か)等の付加的な設定をも含
む。ステップS22において、プリントジョブコンテナ
はSET情報の名前で当該辞書を更新し、その情報の値
を格納する。フローは次にステップS23へ進み、サー
バ39へLANバス11を介して信号をサーバ39へ送
出し、プリントジョブがプリントジョブコンテナに存在
すること、もしくはプリントジョブコンテナがジョブキ
ューに配置されたことを通知する。これに応答して、ス
テップS24では、サーバ39がプリントジョブのパラ
メータ値を獲得(GET)するために、プリントジョブ
コンテナに問い合わせを行う。プリントジョブコンテナ
はプリントジョブパラメータを提供し(ステップS2
5)、ステップS26において、プリンタサーバ39は
要求された印刷サービスをプリンタ21上で実行する。
フローはステップS27へ進み、プリンタサーバ39は
プリントジョブコンテナを破壊する。これに応答して、
プリントジョブコンテナは関連するサブコンテナを破壊
し、その後当該メモリ領域を解放する(ステップS2
8)。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータプロセス間の情報通信において、通信され
る情報を格納するメモリについて動的な割当が可能とな
るとともに、両コンピュータプロセスがメモリ領域の構
造を把握することが不要となるので、柔軟性の高い情報
通信が可能となる。
【0065】更に、本発明の他の構成によれば、コンピ
ュータプロセスがコンテナに格納された情報名を知らな
い場合でも、コンテナの辞書に格納された第1番目の名
付けられた情報の値を要求し、以下これに続いて順次名
付けられた情報値を要求するように処理することで、該
コンピュータプロセスは、コンテナに格納された全ての
値について対話的に処理することが可能となる。
【0066】更に、本発明によれば、例えばメモリが編
集(コンパイル)時において割り当てられるという必要
性がなくなり、実行時においてメモリを動的に割り当て
流ことが可能となる。また、2つのコンピュータプロセ
スが共有メモリ領域の構造を把握しておく必要がなくな
る。なぜならば、情報の格納及び引き出しが、情報の位
置ではなく情報の名前に基づいて行われるからである。
更に、設計の初期において指定された値のみでなく、い
かなる値もコンテナに格納し得るので、コンピュータプ
ロセス間の情報通信においてより完璧な柔軟性を得るこ
とができる。
【0067】又、本発明によれば、コンピュータプロセ
ス間の情報のやりとり(情報通信)をコンテナを介して
行い、このコンテナに対する情報の格納及び引き出しを
情報名に基づいて行う情報通信方法が得られ、コンピュ
ータプロセス間において情報名に基づいて情報のやりと
りを行うことが可能となり、処理の柔軟性が向上する。
【0068】又、本発明によれば、特にサービスの要求
を発行するクライアントプロセスと、これらの要求に対
するサービスを実行するサーバプロセスとの情報通信を
コンテナを介して行い、このコンテナに対する情報の格
納及び引き出しを情報名に基づいて行う情報通信方法が
得られ、各プロセス間において、情報名を用いて情報の
やりとりを行うことが可能とな利、処理の柔軟性が向上
する。
【0069】又、本発明によれば、コンテナより周辺装
置のセットアップ/制御パラメータをパラメータ名を用
いて獲得する情報通信方法が提供され、例えば周辺装置
サーバとアプリケーションプログラムとの間のパラメー
タ情報のやりとりをパラメータ名を用いて行うことが可
能となり、アプリケーションプログラムの処理の簡素化
と通信の柔軟性が向上する。
【0070】又、本発明によれば、コンテナを介して周
辺装置に対してセットアップ/制御パラメータをパラメ
ータ名を用いて格納する情報通信方法を提供され、例え
ば周辺装置サーバとアプリケーションプログラムとの間
のパラメータ情報のやりとりをパラメータ名を用いて行
うことが可能となり、アプリケーションプログラムの処
理の簡素化と通信の柔軟性が向上する。
【0071】又、本発明によれば、コンピュータプロセ
ス間でやりとりされる情報を情報名で管理するコンテナ
処理方法が提供されるので、両コンピュータプロセスが
このコンテナ処理を介して相互に情報通信を行うことで
情報名に基づく情報通信が実現する。これにより、両コ
ンピュータプロセス間相互の情報通信処理の簡素化と柔
軟性が向上する。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるローカルエリアネット
ワークの代表的な構成例を表わす図である。
【図2】本実施例における、第1のネットワーク上のワ
ークステーションにおいて動作するアプリケーションプ
ログラムを備えた第1コンピュータプロセスと、第2の
ネットワーク上のワークステーションにおいて動作する
プリンタサーバを備えた第2コンピュータプロセスとの
間のネットワーク通信の機能ブロック図である。
【図3】本実施例における情報通信を説明するフロー図
である。
【図4】本実施例における情報通信を説明するフロー図
である。
【図5】本実施例における情報通信を説明するフロー図
である。
【図6】本実施例の第1のネットワーク上のワークステ
ーションにおいてディスプレイされた対話ボックス(ダ
イアログボックス)表わす図である。
【符号の説明】
11 LAN通信バス 12 ファイルサーバ 16,17 ワークステーション 30 アプリケーションプログラム 31 デバイスドライバ 32,37 コンテナマネージャ 34,36 ネットワークインターフェース 39 プリンタサーバ 21 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラケシュ マハジャン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92656, ラグナ ヒルズ, ペッパーウ ッド 14

Claims (84)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2コンピュータプロセス間の
    情報通信方法であって、 前記第1コンピュータプロセスの実行により名付けられ
    た情報値をコンテナにセットする工程と、 前記第2コンピュータプロセスの実行により前記コンテ
    ナより名付けられた情報を獲得し、該名付けられた情報
    の値を指定されたバッファに格納する工程とを備えるこ
    とを特徴とする情報通信方法。
  2. 【請求項2】 前記第1コンピュータプロセスは前記コ
    ンテナに情報のタイプをセットし、前記第2コンピュー
    タプロセスは該コンテナより前記情報のタイプを獲得す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報通信方法。
  3. 【請求項3】 前記タイプはコンテナタイプ情報とデー
    タタイプ情報とを含んでいることを特徴とする請求項2
    に記載の情報通信方法。
  4. 【請求項4】 前記コンテナが前記第2コンピュータプ
    ロセスにコンテナタイプの情報を提供した場合、前記指
    定されたバッファへ格納される値が第2コンテナの名前
    であることを特徴とする請求項3に記載の情報通信方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1コンピュータプロセスの実行に
    より前記第2コンテナに名付けられた情報のセットを行
    う工程を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の
    情報通信方法。
  6. 【請求項6】 前記第2コンピュータプロセスの実行に
    より前記第2コンテナより前記名付けられた情報を獲得
    する工程を更に備え、 該名付けられた情報の値は指定された第2バッファに格
    納されることを特徴とする請求項4に記載の情報通信方
    法。
  7. 【請求項7】 前記各コンテナに格納されている名前の
    階層関係が視覚的に明らかであるように、それらの名前
    を階層順序に基づいて表示する工程を更に備えることを
    特徴とする請求項6に記載の情報通信方法。
  8. 【請求項8】 前記表示する工程により表示された情報
    の値を変更する工程を更に備えることを特徴とする請求
    項7に記載の情報通信方法。
  9. 【請求項9】 前記コンテナに前記変更された値をセッ
    トする工程を更に備えることを特徴とする請求項8に記
    載の情報通信方法。
  10. 【請求項10】 前記コンテナより前記変更後の値を獲
    得する工程を更に備えることを特徴とする請求項9に記
    載の情報通信方法。
  11. 【請求項11】 コンテナ処理の実行により、(a)名
    付けられた情報をセットする指令に応答して該名付けら
    れた情報の値を格納し、(b)該名付けられた情報がま
    だ情報名の辞書に無い場合、該辞書を更新する工程を更
    に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報通信方
    法。
  12. 【請求項12】 コンテナ処理の実行により、(a)名
    付けられた情報を獲得する旨の指令に応答して前記指定
    されたバッファに該名付けられた情報を格納し、(b)
    該名付けられた情報を獲得する指令への応答において、
    前記情報名の辞書が該名付けられた情報を含んでいない
    場合、エラーコードを格納する工程を更に備えることを
    特徴とする請求項11に記載の情報通信方法。
  13. 【請求項13】 前記第1コンピュータプロセスは、前
    記コンテナに名付けられた情報をセットする前に、該名
    付けられた情報の獲得を行い、エラーコードが発送され
    ない場合は該名付けられた情報のセットを禁止すること
    を特徴とする請求項12に記載の情報通信方法。
  14. 【請求項14】 コンテナ処理の実行により、第1の名
    付けられた情報を獲得する指令に応答し、前記情報名の
    辞書における第1のエントリに対応した名付けられた情
    報の値を指定されたバッファに格納する工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項12に記載の情報通信方法。
  15. 【請求項15】 後続の名付けられた情報を獲得する指
    令に応答して、前記情報名の辞書における後続のエント
    リに対応する名付けられた情報の値を格納するためのコ
    ンテナ処理を更に備えることを特徴とする請求項14に
    記載の情報通信方法。
  16. 【請求項16】 前記第1コンピュータプロセスの実行
    により、前記コンテナに情報がセットされた旨を前記第
    2コンピュータプロセスに通知する工程を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報通信方法。
  17. 【請求項17】 前記第2コンピュータプロセスの実行
    により、前記コンテナにおける第1の名付けられた情報
    を獲得する工程を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の情報通信方法。
  18. 【請求項18】 前記コンテナより後続の名付けられた
    情報を獲得する工程を更に備えることを特徴とする請求
    項17に記載の情報通信方法。
  19. 【請求項19】 前記第2コンピュータプロセスの実行
    により、前記コンテナよりワイルドカードを用いて名付
    けられた情報を獲得する工程を更に備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報通信方法。
  20. 【請求項20】 前記名付けられた情報をその値ととも
    に表示する工程を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の情報通信方法。
  21. 【請求項21】 前記表示された情報の値を変更する工
    程と、 前記コンテナに該変更された情報をセットする工程とを
    更に備えることを特徴とする請求項20に記載の情報通
    信方法。
  22. 【請求項22】 前記コンテナ内の値が変更された旨を
    前記第1コンピュータプロセスに通知する工程を更に備
    えることを特徴とする請求項21に記載の情報通信方
    法。
  23. 【請求項23】 前記第1コンピュータプロセスの実行
    により前記コンテナ内の変更された情報を獲得する工程
    を更に備えることを特徴とする請求項22に記載の情報
    通信方法。
  24. 【請求項24】 サービスの要求を発行するクライアン
    トプロセスと、それらの要求に対するサービスを行うサ
    ーバプロセスとの間の情報通信方法であって、 前記サーバプロセスの実行によりコンテナに名付けられ
    た情報値をセットする工程と、 前記クライアントプロセスの実行により前記コンテナよ
    り名付けられた情報を獲得して、該名付けられた情報の
    値を指定されたバッファへ格納する工程とを備えること
    を特徴とする情報通信方法。
  25. 【請求項25】 前記サーバプロセスは前記コンテナに
    情報のタイプをセットし、前記クライアントプロセスは
    該コンテナより前記情報のタイプを獲得することを特徴
    とする請求項24に記載の情報通信方法。
  26. 【請求項26】 前記タイプはコンテナタイプ情報とデ
    ータタイプ情報とを含んでいることを特徴とする請求項
    25に記載の情報通信方法。
  27. 【請求項27】 前記コンテナが前記クライアントプロ
    セスにコンテナタイプの情報を提供した場合、前記指定
    されたバッファへ格納される値が第2コンテナの名前で
    あることを特徴とする請求項26に記載の情報通信方
    法。
  28. 【請求項28】 前記サーバプロセスの実行により前記
    第2コンテナに名付けられた情報のセットを行う工程を
    更に備えることを特徴とする請求項27に記載の情報通
    信方法。
  29. 【請求項29】 前記クライアントプロセスの実行によ
    り前記第2コンテナより前記名付けられた情報を獲得す
    る工程を更に備え、 該名付けられた情報の値は指定された第2バッファに格
    納されることを特徴とする請求項27に記載の情報通信
    方法。
  30. 【請求項30】 前記各コンテナに格納されている名前
    の階層関係が視覚的に明らかであるように、それらの名
    前を階層順序に基づいて表示する工程を更に備えること
    を特徴とする請求項29に記載の情報通信方法。
  31. 【請求項31】 前記表示する工程により表示された情
    報の値を変更する工程を更に備えることを特徴とする請
    求項30に記載の情報通信方法。
  32. 【請求項32】 前記コンテナに前記変更された値をセ
    ットする工程を更に備えることを特徴とする請求項31
    に記載の情報通信方法。
  33. 【請求項33】 前記コンテナより前記変更後の値を獲
    得する工程を更に備えることを特徴とする請求項32に
    記載の情報通信方法。
  34. 【請求項34】 コンテナ処理の実行により、(a)名
    付けられた情報をセットする指令に応答して該名付けら
    れた情報の値を格納し、(b)該名付けられた情報がま
    だ情報名の辞書に無い場合、該辞書を更新する工程を更
    に備えることを特徴とする請求項24に記載の情報通信
    方法。
  35. 【請求項35】 コンテナ処理の実行により、(a)名
    付けられた情報を獲得する旨の指令に応答して前記指定
    されたバッファに該名付けられた情報を格納し、(b)
    該名付けられた情報を獲得する指令への応答において、
    前記情報名の辞書が該名付けられた情報を含んでいない
    場合、エラーコードを格納する工程を更に備えることを
    特徴とする請求項34に記載の情報通信方法。
  36. 【請求項36】 前記サーバプロセスは、前記コンテナ
    に名付けられた情報をセットする前に、該名付けられた
    情報の獲得を行い、エラーコードが発送されない場合は
    該名付けられた情報のセットを禁止することを特徴とす
    る請求項35に記載の情報通信方法。
  37. 【請求項37】 コンテナ処理の実行により、第1の名
    付けられた情報を獲得する指令に応答し、前記情報名の
    辞書における第1のエントリに対応した名付けられた情
    報の値を指定されたバッファに格納する工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項35に記載の情報通信方法。
  38. 【請求項38】 後続の名付けられた情報を獲得する指
    令に応答して、前記情報名の辞書における後続のエント
    リに対応する名付けられた情報の値を格納するためのコ
    ンテナ処理を更に備えることを特徴とする請求項37に
    記載の情報通信方法。
  39. 【請求項39】 前記サーバプロセスの実行により、前
    記コンテナに情報がセットされた旨を前記クライアント
    プロセスに通知する工程を更に備えることを特徴とする
    請求項24に記載の情報通信方法。
  40. 【請求項40】 前記クライアントプロセスの実行によ
    り、前記コンテナにおける第1の名付けられた情報を獲
    得する工程を更に備えることを特徴とする請求項24に
    記載の情報通信方法。
  41. 【請求項41】 前記コンテナより後続の名付けられた
    情報を獲得する工程を更に備えることを特徴とする請求
    項40に記載の情報通信方法。
  42. 【請求項42】 前記ドライバプロセスの実行により、
    前記コンテナよりワイルドカードを用いて名付けられた
    情報を獲得する工程を更に備えることを特徴とする請求
    項24に記載の情報通信方法。
  43. 【請求項43】 前記名付けられた情報をその値ととも
    に表示する工程を更に備えることを特徴とする請求項2
    4に記載の情報通信方法。
  44. 【請求項44】 前記表示された情報の値を変更する工
    程と、 前記コンテナに該変更された情報をセットする工程とを
    更に備えることを特徴とする請求項43に記載の情報通
    信方法。
  45. 【請求項45】 前記コンテナ内の値が変更された旨を
    前記サーバプロセスに通知する工程を更に備えることを
    特徴とする請求項44に記載の情報通信方法。
  46. 【請求項46】 前記サーバプロセスの実行により前記
    コンテナ内の変更された情報を獲得する工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項45に記載の情報通信方法。
  47. 【請求項47】 前記サーバプロセスは周辺サーバプロ
    セスであることを特徴とする請求項24に記載の情報通
    信方法。
  48. 【請求項48】 前記クライアントプロセスの実行によ
    り、周辺ジョブ情報をコンテナにセットすることを特徴
    とする請求項47に記載の情報通信方法。
  49. 【請求項49】 前記周辺サーバ処理の実行により、前
    記ジョブ情報を前記コンテナより獲得し、該ジョブ情報
    を前記周辺装置に出力することを特徴とする請求項48
    に記載の情報通信方法。
  50. 【請求項50】 周辺装置のためのセットアップ及び制
    御パラメータを獲得するための通信方法であって、 周辺サーバに対してセットアップ及び制御パラメータの
    要求を発行する工程と、 前記セットアップ及び制御パラメータが格納されたコン
    テナのコンテナ名を受信する工程と、 各パラメータの名前とそれに関連する値を獲得するべく
    前記コンテナに問い合わせを行う工程とを備えることを
    特徴とする情報通信方法。
  51. 【請求項51】 前記問い合わせの工程が、名付けられ
    たセットアップ/制御パラメータを得るために前記コン
    テナに対して発行する工程を備えることを特徴とする請
    求項50に記載の情報通信方法。
  52. 【請求項52】 前記問い合わせの工程は、前記コンテ
    ナに格納された第1の名付けられたパラメータを獲得す
    るべく該コンテナに対して指令を発行することを特徴と
    する請求項50に記載の情報通信方法。
  53. 【請求項53】 前記コンテナに格納された後続の名前
    を獲得するべく該コンテナに問い合わせを行う工程を更
    に備えることを特徴とする請求項52に記載の情報通信
    方法。
  54. 【請求項54】 前記セットアップ及び制御パラメータ
    を表示する工程を更に備えることを特徴とする請求項5
    0に記載の情報通信方法。
  55. 【請求項55】 前記表示されたパラメータを変更する
    工程を更に備えることを特徴とする請求項54に記載の
    情報通信方法。
  56. 【請求項56】 前記コンテナに変更されたパラメータ
    をセットする工程を更に備えることを特徴とする請求項
    55に記載の情報通信方法。
  57. 【請求項57】 前記周辺サーバに、前記パラメータ値
    が変更された旨を通知する工程を更に備えることを特徴
    とする請求項56に記載の情報通信方法。
  58. 【請求項58】 前記問い合わせの工程が、前記コンテ
    ナに格納された情報のタイプを該コンテナに対して問い
    合わせることを特徴とする請求項50に記載の情報通信
    方法。
  59. 【請求項59】 前記情報のタイプが、データタイプ情
    報とコンテナタイプ情報とを含むことを特徴とする請求
    項58に記載の情報通信方法。
  60. 【請求項60】 前記問い合わせの工程が、 サブコンテナ名を得るべく前記コンテナへの問い合わせ
    を行う工程と、 前記セットアップ及び制御パラメータの名前を得るべく
    該サブコンテナに問い合わせを行う工程とを備えること
    を特徴とする請求項58に記載の情報通信方法。
  61. 【請求項61】 コンテナ及びサブコンテナの階層に基
    づいて階層的にセットアップ/制御パラメータを表示す
    る工程を更に備えることを特徴とする請求項60に記載
    の情報通信方法。
  62. 【請求項62】 周辺ジョブコンテナを生成する工程を
    更に備えることを特徴とする請求項50に記載の情報通
    信方法。
  63. 【請求項63】 前記周辺ジョブコンテナにジョブパラ
    メータをセットする工程を更に備えることを特徴とする
    請求項62に記載の情報通信方法。
  64. 【請求項64】 前記周辺ジョブコンテナにジョブパラ
    メータが存在する旨を前記周辺サーバに通知する工程を
    更に備えることを特徴とする請求項63に記載の情報通
    信方法。
  65. 【請求項65】 前記周辺装置はプリンタであることを
    特徴とする請求項50に記載の情報通信方法。
  66. 【請求項66】 周辺装置にセットアップ及び制御パラ
    メータを格納する方法であって、 コンテナを生成する工程と、 前記コンテナにパラメータ値を名前を用いて登録する工
    程と、 前記コンテナにセットアップ/制御パラメータが格納さ
    れたことを通知する工程とを備えることを特徴とする情
    報通信方法。
  67. 【請求項67】 前記生成工程は、セットアップ/制御
    パラメータに対する要求の受信に応答して実行されるこ
    とを特徴とする請求項66に記載の情報通信方法。
  68. 【請求項68】 前記コンテナに対して前記名付けられ
    た情報のタイプをセットする工程を更に備えることを特
    徴とする請求項66に記載の情報通信方法。
  69. 【請求項69】 前記タイプ情報が、データタイプ情報
    とコンテナタイプ情報とを含むことを特徴とする請求項
    68に記載の情報通信方法。
  70. 【請求項70】 サブコンテナの名前を含むコンテナタ
    イプの情報を前記コンテナに対してセットする工程を更
    に備えることを特徴とする請求項69に記載の情報通信
    方法。
  71. 【請求項71】 前記サブコンテナに名付けられたパラ
    メータの値をセットする工程を更に備えることを特徴と
    する請求項70に記載の情報通信方法。
  72. 【請求項72】 パラメータの値が変更されたことを通
    知する信号に応答して、名付けられたパラメータの値を
    獲得するべく前記コンテナに問い合わせを行う工程を更
    に備えることを特徴とする請求項66に記載の情報通信
    方法。
  73. 【請求項73】 前記コンテナを破棄する工程を更に備
    えることを特徴とする請求項66に記載の情報通信方
    法。
  74. 【請求項74】 周辺ジョブコンテナに周辺ジョブが存
    在することを通知する信号に応答して、周辺装置のため
    の名付けられたジョブパラメータ値を得るべく前記周辺
    ジョブコンテナに問い合わせを行う工程を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項66に記載の情報通信方法。
  75. 【請求項75】 周辺サービスを実行する工程を更に備
    えることを特徴とする請求項74に記載の情報通信方
    法。
  76. 【請求項76】 プリントジョブコンテナを破棄する工
    程を更に備えることを特徴とする請求項75に記載の情
    報通信方法。
  77. 【請求項77】 前記周辺装置がプリンタであることを
    特徴とすることを特徴とする請求項66に記載の情報通
    信方法。
  78. 【請求項78】 コンテナに名付けられた情報をセット
    する指令に応答して情報名の辞書を更新するとともに該
    名付けられた情報の値を格納する工程と、 名付けられた情報を獲得するための指令に応答して前記
    辞書を調べ、前記辞書に名前があれば該名付けられた値
    を返送し、前記辞書に該名前が存在しない場合はエラー
    コードを返送する工程とを備えることを特徴とするコン
    テナ処理方法。
  79. 【請求項79】 前記セットの指令に応答する工程が、
    名付けられた情報を格納する工程を備えることを特徴と
    する請求項78に記載のコンテナ処理方法。
  80. 【請求項80】 前記情報のタイプがデータタイプ情報
    とコンテナタイプ情報とを含んでいることを特徴とする
    請求項79に記載のコンテナ処理方法。
  81. 【請求項81】 コンテナタイプ情報を格納する指令に
    応答して、前記名付けられた値でサブコンテナを生成す
    る工程を更に備えることを特徴とする請求項80に記載
    のコンテナ処理方法。
  82. 【請求項82】 第1の名付けられた情報を得る指令に
    応答して、前記辞書内の第1の名前を返送し、該第1の
    名前の情報を返す工程を更に備えることを特徴とする請
    求項78に記載のコンテナ処理方法。
  83. 【請求項83】 後続の名付けられた情報を獲得する指
    令に応答して、前記辞書における後続の名前を返し、後
    続の名前の情報値を返す工程を更に備えることを特徴と
    する請求項82に記載のコンテナ処理方法。
  84. 【請求項84】 破壊指令に応答して、サブコンテナを
    破棄しメモリを解放する工程を更に備えることを特徴と
    する請求項78に記載のコンテナ処理方法。
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