JP2003085118A - 周辺装置のパラメータ設定方法、及び、周辺装置 - Google Patents

周辺装置のパラメータ設定方法、及び、周辺装置

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log
hard disk
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信昭 吉武
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺装置の内部に予め記憶されたパラメータ
に基づいて動作が制御される周辺装置のパラメータ設定
方法、及び、周辺装置に関し、パラメータを装置の使用
状況に応じて最適に設定できる周辺装置のパラメータ設
定方法、及び、周辺装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ホストコンピュータからハードディスク
ドライブにSCSIバスを介して発行されたコマンドを
ハードディスクドライブで採取し、採取されたコマンド
に基づいてホストコンピュータからハードディスクドラ
イブに発行されたコマンド発行パターンを解析し、解析
されたコマンド発行パターンに基づいてハードディスク
ドライブの動作を制御するパラメータの最適値を決定
し、ハードディスクドライブに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周辺装置のパラメー
タ設定方法、及び、周辺装置に係り、特に、周辺装置の
内部に予め記憶されたパラメータに基づいて動作が制御
される周辺装置のパラメータ設定方法、及び、周辺装置
に関する。
【0002】ハードディスクドライブなどの周辺装置に
は、性能向上のために多数のパラメータ設定されてい
る。パラメータを変更することによりドライブの使用状
況に最適な動作を行わせることができる。しかし、多数
のパラメータが設けられているため、設定が容易でなか
った。そこで、パラメータを装置の使用状況に応じて最
適に設定できる手法が望まれている。
【0003】
【従来の技術】ハードディスクドライブなどの周辺装置
をホストコンピュータと接続ためのインタフェースの規
格としてSCSI(small computer system interfac
e)規格が存在する。
【0004】このSCSI規格には、ハードディスクド
ライブの性能を向上させるためのパラメータが設定され
ている。SCSI規格に設定されたパラメータのうち代
表的なパラメータとしてモードパラメータがある。この
モードパラメータには、主に、キャッシュセグメント
数、キャッシュセグメントサイズ、バッファフルレシ
オ、バッファエンプティレシオ、リードキャッシュ禁止
パラメータ、ライトキャッシュ許可パラメータ、最小プ
リフェッチパラメータ、最大プリフェッチパラメータ、
キューアルゴリズム修飾子がある。
【0005】キャッシュセグメント数は、ハードディス
クドライブが保有する全データキャッシュ領域を何分割
するかを指定するパラメータである。
【0006】キャッシュセグメントサイズは、ハードデ
ィスクドライブが保有する全データキャッシュ領域を何
バイト毎に分割するかを指定するパラメータである。
【0007】バッファフルレシオは、リード処理時、デ
ィスク記憶装置がリコネクション処理を開始するまでに
媒体上からデータバッファに読み込むデータ量を指定す
るパラメータである。
【0008】バッファエンプティレシオは、ライト処理
時、ディスク記憶装置がリコネクション処理を開始する
までに媒体上にデータの書き込み処理を行い、データバ
ッファ上にできる空き領域の大きさを指定するパラメー
タである。リードキャッシュ禁止パラメータは、リード
処理時のキャッシュ機構の作動を許可/禁止するパラメ
ータである。
【0009】ライトキャッシュ許可パラメータは、ライ
ト処理時のキャッシュ機構の作動を許可/禁止するパラ
メータである。
【0010】最小プリフェッチパラメータは、リード処
理時、データバッファに先読みする論理データブロック
の最小量を指定するパラメータである。
【0011】最大プリフェッチパラメータは、リード処
理時、データバッファに先読みする論理データブロック
の最大量を指定するパラメータである。
【0012】キューアルゴリズム修飾子は、シンプル・
キュータグを伴い発行されたコマンドの実行順のアルゴ
リズムを制御するパラメータである。
【0013】また、ハードディスクドライブは、データ
バッファの有効利用を図り、実効アクセス速度を向上さ
せるために、リード時とライト時とで動作の異なるキャ
ッシュ機能を備えている。
【0014】リード時のキャッシュ機能では、リードコ
マンド実行時、要求されたデータを媒体上から読み出し
てホストへ転送するとともに、そのコマンドで指定され
た最終論理データブロックの後続データブロックをデー
タバッファに読み込む、いわゆる、先読みを行う。そし
て、その後に発行されたリードコマンドが先読みされた
どれかのデータブロックを指定している時、ハードディ
スクドライブは媒体にアクセスすることなく、データバ
ッファから直接そのデータをホストに転送する。このよ
うな処理をすることにより、連続した論理データブロッ
ク群を複数コマンドでシーケンシャルに読み出す際に実
効的なアクセス時間を大幅に短縮させることが可能とな
る。
【0015】このリード時のキャッシュ機能は、シーケ
ンシャルなアクセスのみならず、スキップリードやマル
チスレッド機能などの処理にも使用することにより性能
の向上が期待できる。
【0016】ライト時のキャッシュ機能は、ライトコマ
ンド実行時、ホストから転送されたデータをデータバッ
ファ上に読み込むとともに、そのコマンドに対してコマ
ンド処理終了のステータスをホストに対して報告する機
能である。データバッファ上に読み込まれたデータが他
のコマンド処理の合間に媒体上に書き込まれることによ
り、書き込み処理時の実効的なアクセス時間が大幅に短
縮される。
【0017】このライト時のキャッシュ機構では、媒体
上に書き込み処理が終了していない論理ブロックに対す
るリード処理がその後に発行された場合には、データバ
ッファ上から直接ホストにデータ転送を行うことが可能
となる。
【0018】また、ハードディスクドライブでは、タグ
付きコマンドのキューイング機能により、ホストから発
行される複数コマンドを受領する、いわゆる、リオーダ
リング処理が可能である。
【0019】キューング機能では、キューイングしたコ
マンドを実行する際、ホストから発行された順にコマン
ドを実行するだけでなく、媒体にアクセスするためのシ
ーク時間や回転待ち時間を考慮した実行順序の並べ替え
を行い、アクセス時間を短縮させる処理を行っている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにハードデ
ィスクドライブには、性能に関係する上記のような多数
のモードパラメータが存在している。しかし、上記のモ
ードパラメータの個々の設定値をどのような指定値にす
れば、性能向上に繋がるかはホストコンピュータ及びハ
ードディスクドライブ、双方の仕組みを理解していない
と決定することはできない。
【0021】そして、この双方の仕組みを理解していな
いままに、これらのモードパラメータの設定値を使用状
況に最適値に設定しようとすると、多種多様な組み合わ
せで同じような測定を実施し、最適値を探さなければな
らず、困難である。
【0022】また、データバッファ上に読み込まれてい
るキャッシュデータに対してヒットするようなリード処
理コマンドが発行される場合は、媒体へのアクセスが減
るため、性能が向上する可能性があるが、逆にヒットす
るようなコマンドがほとんど発行されない場合、データ
キャッシュ上への先読み処理やキャッシュヒットチェッ
ク処理などにより、コマンド処理に対するオーバーヘッ
ドが増えてくるため、性能が低下する等の問題点があっ
た。
【0023】しかし、現在のキャッシュ機能はホストか
ら発行されるコマンドがキャッシュデータにヒットして
いるかを考慮せずに動作していることが多いため、必ず
しも有効活用されているとは限らなかった。
【0024】また、リオーダリング処理を行う際に、媒
体アクセスのためのシーク時間や回転待ち時間を考慮す
るだけでなく、データバッファ内のキャッシュデータに
対してヒットするかという点も考慮するとさらに効果的
になる。しかし、単純にこのような処理を追加するとキ
ャッシュヒット率が低いようなコマンド発行パターンの
場合、チェック処理によるオーバーヘッドが生じ、逆に
性能を低下させることになってしまう等の問題点があっ
た。
【0025】さらに、ハードディスクドライブにおける
性能は、当然全てにおいて同じ状態を保てることは不可
能である。すなわち装置の個体差、使用環境、例えば、
温度、湿度等や使用年数、すなわち、時間によって常に
変化しうるものである。そのため、全く同一の使用環境
と考えられる環境で使用していても、同一の性能結果が
得られることにはならない等の問題点があった。
【0026】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、パラメータを装置の使用状況に応じて最適に設定で
きる周辺装置のパラメータ設定方法、及び、周辺装置を
提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、周辺装置に対
して発行されたコマンドを採取し、採取されたコマンド
に基づいて周辺装置に対するコマンド発行パターンを解
析し、解析されたコマンド発行パターンに基づいてパラ
メータの最適値を決定し、周辺装置の動作を制御するパ
ラメータとして設定する。
【0028】本発明によれば、周辺装置の動作を制御す
るパラメータを周辺装置に対して発行されたコマンドに
基づいて最適化することにより、周辺装置の使用状況に
応じたパラメータに設定できるため、装置の使用状況に
最適な状態で動作させることができる。
【0029】上記のようにコマンドを採取すると、コマ
ンド採取のために装置の性能を一時的に低下させること
になる。そこで、本発明は、指示された期間、コマンド
を採取したり、指示された種類のコマンドを採取したり
する。
【0030】本発明によれば、指示された期間、コマン
ドを採取したり、指示された種類のコマンドを採取した
りすることにより、コマンドの記憶のために発生する性
能低下を軽減させることができる。
【0031】また、採取したコマンドの解析において
も、情報を採取できる領域に確保できる範囲には限界が
ある。そこで、本発明は、指示されたタイミングで、最
適値を周辺装置の動作を制御するパラメータとして適用
させる。
【0032】本発明によれば、必要に応じて最適値を周
辺装置の動作を制御するパラメータとして適用すること
ができる。
【0033】以上のような手段により、上記の課題を解
決することができる.
【発明の実施の形態】まず、ハードディスクドライブを
図面とともに説明する。
【0034】図1はSCSIシステムのブロック構成
図、図2はハードディスクドライブの構成図、図3はハ
ードディスクドライブのブロック構成図を示す。
【0035】ハードディスクドライブ1は、図1に示す
ようにSCSI(small computer system interface)
バス2及びホストアダプタ3を介してホストコンピュー
タ4に接続されている。
【0036】ハードディスクドライブ1は、図2に示す
ようにディスクエンクロージャ11及び回路基板12を
含む構成とされている。ディスクエンクロージャ11に
は、磁気ディスク21、スピンドルモータ22、磁気ヘ
ッド23、ヘッドアーム24、ボイスコイルモータ2
5、ヘッドIC(Integrated circuit)26が収納され
る。磁気ディスク21は、スピンドルモータ22の回転
軸に固定されており、スピンドルモータ22の回転に応
じて矢印θ方向に回転する。
【0037】磁気ヘッド23は、磁気ディスク21に対
向して配置され、磁気ディスク21に磁気的に作用し、
情報の記録又は再生を行う。磁気ヘッド23は、ヘッド
アーム24の先端に固着されている。ヘッドアーム24
は、他端がボイスコイルモータ25に結合しており、ボ
イスコイルモータ25により矢印φ方向に回動可能とさ
れている。ヘッドアーム24が矢印φ方向に回動するこ
とにより、磁気ヘッド23が磁気ディスク21の半径方
向、すなわち、矢印φ方向に移動する。
【0038】磁気ヘッド23は、ヘッドIC26に接続
されている。ヘッドIC26は、磁気ヘッド23により
ディスク21に記録すべき信号を増幅し、磁気ヘッド2
3に供給するとともに、磁気ヘッド23によりディスク
21から再生された再生信号を増幅して、回路基板12
に供給する。
【0039】回路基板12には、リードチャネル31、
MPU(micro processing unit)32、ROM(read
only memory)33、サーボコントローラ(SVC:ser
vocontroller)34、ハードディスクコントローラ(H
DC:hard disk controller)35、RAM(random a
ccess memory)36、SCSIコネクタ37が搭載され
ている。
【0040】リードチャネル31は、ヘッドIC26と
接続されており、ヘッドIC26に記録信号を供給する
とともに、ヘッドIC26で増幅された再生信号を再生
データに復調する。リードチャネル31で復調された再
生データは、HDC35に供給される。HDC35は、
再生データをRAM36に一時記憶した後、SCSIコ
ネクタ37を介して図示しないホストコンピュータ4に
供給する。
【0041】また、HDC35は、ホストコンピュータ
4からSCSIコネクタ37に供給されたコマンドを解
析するとともに、記録データをRAM36に一時記憶
し、記録時にRAM36から読み出して、リードチャネ
ル31に供給する。リードチャネル31は、HDC35
からの記録データを変調して記録信号を生成する。リー
ドチャネル31で変調された記録信号は、ヘッドIC2
6に供給される。ヘッドIC26は、リードチャネル3
1からの記録信号を増幅して、磁気ヘッド23に供給す
る。磁気ヘッド23は、ヘッドIC26からの記録信号
に応じた磁界を発生し、磁気ディスク21を磁化させ、
記録信号を磁気ディスク21に記録する。
【0042】このとき、MPU32には、リードチャネ
ル31で復調された再生データが供給される。MPU3
2は、再生データに基づいてサーボ制御を行うための制
御信号を生成する。サーボコントローラ34は、MPU
32からの制御信号に基づいてサーボ制御を行う。
【0043】また、MPU32は、ホストコンピュータ
4からホストアダプタ3及びSCSIバス2を介して供
給されるコマンドに基づいて全体の動作を制御してお
り、ROM33に記憶されたファームウェアにより本発
明の特徴である発行されたコマンドを採取し、採取され
たコマンドに基づいてハードディスクドライブ1にホス
トコンピュータ4から発行されたコマンド発行パターン
を解析し、解析されたコマンド発行パターンに基づいて
パラメータの最適値を決定し、ハードディスクドライブ
1の動作を制御するパラメータとして設定する処理が実
行する。
【0044】このとき、採取したコマンドやパラメータ
は、磁気ディスク21の所定の領域に記憶される。
【0045】図4は磁気ディスク21の記憶領域を説明
するための図を示す。
【0046】図4に示すように磁気ディスク21には、
システム情報領域S及びユーザデータ領域Uが設定され
ている。採取したコマンドや設定パラメータは、磁気デ
ィスク21のシステム情報領域Sに記憶される。
【0047】図5は本発明の一実施例のコマンド採取処
理のフローチャートを示す。
【0048】ハードディスクドライブ1でホストコンピ
ュータ4からのコマンド採取を行うためには、まず、ス
テップS1−1でハードディスクドライブ1が磁気ディ
スク21にアクセス可能な状態、すなわち、レディ状態
にする。ハードディスクドライブがレディ状態になった
後、ステップS1−2で、ログ採取を実施するかどうか
が判定される。
【0049】コマンド採取のための処理は、ホストコン
ピュータ4から予め供給されたコマンドのうちのログセ
レクトコマンドのログページにベンダーユニークなペー
ジとしてコマンド採取ページに基づいて実施される。
【0050】図6はコマンド採取ページのデータ構成図
を示す。図6において、各ビットおよびフィールドはそ
れぞれ以下のような意味を持つ。
【0051】「ページコード」は、ログセンスコマンド
もしくはログセレクトコマンドがホストから発行された
際に、このページを特定するために用いる固有のコード
である。
【0052】「ページ長」は、このページの第4バイト
から第xxバイトまでの全バイト数を示している。ここ
までの4バイトの情報は一般にヘッダー部と呼ばれてい
る。
【0053】「ST」ビットは、ログ採取の開始もしく
は停止を指定するビットである。このビットに‘1’が
指定されたログセレクトコマンドが発行された場合、ハ
ードディスクドライブ1はホストコンピュータ4からコ
マンドが発行された際に、第5バイト目に指定された種
類のログ情報の採取を開始する。逆に、このビットに
‘0’が指定されたログセレクトコマンドが発行された
場合は、ハードディスクドライブ1は実施していたログ
の採取を直ちに終了する。
【0054】第5バイト目のそれぞれのビットは、ログ
採取を行う種類を指定するビットである。それぞれのビ
ットにて‘1’が指定された場合、ハードディスクドラ
イブ1は指示された種類のログを採取する。
【0055】「CMD」ビットは、ホストコンピュータ
4から発行されるコマンド列情報の採取を指示するビッ
トである。
【0056】「RepType」フィールドは、ハード
ディスクドライブ1が採取したログ情報を解析した結果
をどのような方法で反映させるかを指定するものであ
る。このフィールドに“00b”が指定された場合、デ
ィスク記憶装置は解析結果を直ちに反映させるためにモ
ードパラメータのカレント値の変更を実施する。このと
き、モードパラメータのセーブ値の変更は実施しない。
【0057】しかし、“01b”が指定された場合は、
モードパラメータのカレント値、セーブ値ともに変更を
実施し、パワーサイクルに関係なく継続的に結果が反映
されるようにする。さらに、“10b”が指定された場
合は、ディスク装置は解析結果を直ちに反映することを
行わず、モードパラメータの推奨値として、このログペ
ージの第10バイト以降の「ログ解析結果」フィールド
にて報告する。
【0058】ホストコンピュータ4は、このページを指
定したログセンスコマンドを発行することにより、性能
向上させるための推奨値を知ることが可能となる。
【0059】ステップS1−2でのログ採取の実行の判
定は図6に示すログページにて「ST」ビットに“1”
を指定したログセレクトコマンドをホストコンピュータ
4から発行されたか否か、もしくはハードディスクドラ
イブ1の磁気ディスク21のシステム領域Sに保存され
ている「ST」ビットの指定値が“1”であるか否かに
よって判定する。
【0060】ログ採取開始指示を受けたハードディスク
ドライブ1は、ステップS1−3でホストコンピュータ
4からのコマンドを受領すると、ステップS1−4でロ
グ対象コマンドかをチェックする。
【0061】ステップS1−4で受領したコマンドがロ
グ対象コマンドであると、ステップS1−5で必要とな
るログ情報をログ格納領域に格納する。このとき、ステ
ップS1−5では、図6に示すページの第5バイトで指
定値に従って、必要となるログ情報をログ格納領域に格
納する。
【0062】ログ格納処理後、ステップS1−6で図6
に示す第7、第8バイトで指定された採取回数を経過し
たかをチェックし、経過していない場合は次のコマンド
受領処理へ移行し、経過している場合は、ステップS1
−8でそれまでの採取したログ情報から解析処理を実施
する。ログ解析処理後は、ステップS1−9で図6に示
す第6バイトで指定された「RepType」に従って
結果を反映させる。
【0063】一方、ステップS1−4でホストコンピュ
ータ4から発行されたコマンドがログ対象コマンドでな
かった場合、その発行されたコマンドが「ST」ビット
に“0”を指定したログセレクトコマンドかどうかをチ
ェックする。発行されたコマンドが「ST」ビット=
“0”のログセレクトコマンドであった場合、それまで
に採取したログ情報から解析処理を実施し、「RepT
ype」の指定に従って結果を反映させ、それ以外のコ
マンドであった場合は、次のホストコンピュータ4から
発行されるコマンドの受領処理を行う。
【0064】ハードディスクドライブ1は、ログ解析結
果反映後、ログ採取処理が終了しているかいないかでそ
の後に続く処理が異なる。ログ採取処理が全て終了して
いる場合は、再度ログ開始指示が行われるかどうかを監
視しながら、通常のハードディスクドライブ1の動作、
例えば、ホストコンピュータ4から発行されたコマンド
に対する応答などの動作を行う。逆に、ログ採取処理を
継続する必要がある場合は、ホストコンピュータ4が発
行したコマンドがログ対象コマンドかどうかをチェック
する処理に戻り、随時繰り返し実施される。
【0065】図7、8はコマンド採取時のコマンド格納
形式を示す図である。
【0066】図7には、図6にあげたログページで第5
バイトの第6ビットから第0ビットのいずれかのビット
に“1”が指定されている場合に、それぞれに対応した
領域にその機能が有効となったコマンドを受領した回数
が記憶される。
【0067】図8は、図6にあげたログページにおける
第5バイト、第7ビットに“1”が指定されている場合
のコマンド採取領域の形式を示している。この領域で
は、図8に示すようにログ対象となるコマンドを受領し
た際に、その発行されたコマンド情報のうち、オペコー
ド、アクセスする先頭LBA、転送ブロック数、キュー
タグの種類及びコマンド発行時のタイムスタンプを格納
する。また、この形式にて採取したログが格納可能なコ
マンド数は2000とし、全ての領域を使い切った場合
は、もっとも古いログの箇所に上書きしていくようにす
る。
【0068】ステップS1−9では、ハードディスクド
ライブ1は、前述するような手順及び形式にてログ対象
コマンドから採取した情報を元に解析処理を行い、その
結果を反映することを行う。
【0069】図9はログ解析処理のフローチャートを示
す。
【0070】まず、ステップS2−1で、図6に示す第
5バイトの第0ビットが「1」か否か、すなわち、デー
タキューコマンドDATAQがログ対象か否かを判定す
る。ステップS2−1で図6に示す第5バイトの第0ビ
ットが「1」、すなわち、データキューコマンドDAT
AQがログ対象の場合には、ステップS2−2でデータ
キューコマンドの動作率を解析する処理を行う。
【0071】図10は動作率を解析する処理のフローチ
ャートを示す。
【0072】動作率解析処理は、まず、ステップS3−
1で図7に示すログ対象コマンド受領回数を母数とし、
データキューイング動作回数を子数として動作率を算出
する。
【0073】次に、ステップS3−2で、ステップS3
−1で算出した動作率が10%未満か否かを判定する。
ステップS3−2で動作率が10%以上の場合には、ス
テップS3−3で現状維持のまま処理を終了する。ま
た、ステップS3−2で、動作率が10%未満の場合に
は、ステップS3−4でファームウェア内部処理を「未
実施」に設定する。
【0074】以上により、動作解析処理は終了する。
【0075】次に、ステップS2−3で、図6に示す第
5バイトの第1ビットが「1」か否か、すなわち、マル
チスレッドコマンドMTHRDがログ対象か否かを判定
する。ステップS2−3で図6に示す第5バイトの第1
ビットが「1」、すなわち、マルチスレッドコマンドM
THRDがログ対象の場合には、ステップS2−4でス
テップS2−2と同様な処理によりマルチスレッドコマ
ンドMTHTDの動作率を解析する処理を行う。
【0076】次に、ステップS2−5で、図6に示す第
5バイトの第2ビットが「1」か否か、すなわち、パー
シャルヒットコマンドPHITがログ対象か否かを判定
する。ステップS2−5で図6に示す第5バイトの第2
ビットが「1」、すなわち、パーシャルヒットコマンド
PHITがログ対象の場合には、ステップS2−6でス
テップS2−2と同様な処理によりパーシャルヒットコ
マンドPHITの動作率を解析する処理を行う。
【0077】次に、ステップS2−7で、図6に示す第
5バイトの第3ビットが「1」か否か、すなわち、フル
ヒットコマンドFHITがログ対象か否かを判定する。
ステップS2−7で図6に示す第5バイトの第3ビット
が「1」、すなわち、フルヒットコマンドFHITがロ
グ対象の場合には、ステップS2−8でステップS2−
2と同様な処理によりフルヒットコマンドFHITの動
作率を解析する処理を行う。
【0078】次に、ステップS2−9で、図6に示す第
5バイトの第4ビットが「1」か否か、すなわち、スキ
ップコマンドSKIPがログ対象か否かを判定する。ス
テップS2−9で図6に示す第5バイトの第4ビットが
「1」、すなわち、スキップコマンドSKIPがログ対
象の場合には、ステップS2−10でステップS2−2
と同様な処理によりスキップコマンドSKIPの動作率
を解析する処理を行う。
【0079】次に、ステップS2−11で、図6に示す
第5バイトの第5ビットが「1」か否か、すなわち、ラ
ンダムアクセスコマンドRNDがログ対象か否かを判定
する。ステップS2−11で図6に示す第5バイトの第
5ビットが「1」、すなわち、ランダムアクセスコマン
ドRNDがログ対象の場合には、ステップS2−12で
ステップS2−2と同様な処理によりランダムアクセス
コマンドRNDの動作率を解析する処理を行う。
【0080】次に、ステップS2−13で、図6に示す
第5バイトの第6ビットが「1」か否か、すなわち、シ
ーケンシャルアクセスSEQがログ対象か否かを判定す
る。ステップS2−13で図6に示す第5バイトの第6
ビットが「1」、すなわち、シーケンシャルコマンドS
EQがログ対象の場合には、ステップS2−14でステ
ップS2−2と同様な処理によりシーケンシャルコマン
ドSEQの動作率を解析する処理を行う。
【0081】次に、ステップS2−15で、図6に示す
第5バイトの第7ビットが「1」か否か、すなわち、ロ
グ対象コマンドCMDがログ対象か否かを判定する。ス
テップS2−15で図6に示す第5バイトの第7ビット
が「1」、すなわち、ログ対象コマンドCMDがログ対
象の場合には、ステップS2−17でログ対象コマンド
から情報を抽出し、情報を分析する。
【0082】ステップS2−17では、例えば、転送ブ
ロック数に特異性があるか否か、ライトコマンドとリー
ドコマンドのアクセス箇所に特異性があるか否か、キュ
ータグの種類に特異性があるか否かなどの分析を行う。
【0083】なお、採取したコマンドのログ解析では、
図6に示すログページの第7、第8バイトの「採取回
数」フィールドに指定された回数分のコマンドを受領し
た場合にログセレクトコマンドによる終了指示がなくて
も、それまでに採取した情報から解析を実施し、結果を
反映させる。この「採取回数」フィールドに“0000
h”もしくは図8に示す形式で採取できるログ最大数を
超える値(“07D0h”)が指定された場合、ハード
ディスクドライブ1はログ採取終了指示がなされるまで
の間、常に2000コマンドのログ対象コマンド受領毎
に採取したログの解析を行い、ステップS1−9でその
結果を反映させる。
【0084】また、上記ログ解析では、図7に示す形式
で採取した情報からハードディスクドライブ1が現在接
続されている環境下にて、どの機能がそれくらいの割合
で動作しているかを知ることが可能となるため、そのそ
れぞれの機能の動作が10%未満の場合はハードディス
クドライブ1の対応する機能を動作しないようにするよ
うにし、その機能が適応可能かどうかをチェックするフ
ァームウェア内部での処理をさせないことにより、オー
バーヘッドが削減されるために間接的な性能改善を行う
ことが可能となる。図8に示す形式で採取した情報から
は、ハードディスクドライブ1に対してホストコンピュ
ータ4がどのようなアクセス方法をしているのかを判断
することが可能となる。
【0085】例えば、コマンド発行時のキュータグの種
類でシンプルキューの割合が10%未満の場合はホスト
から発行されたコマンドの並び替えを行うリオーダリン
グ処理を行わないようにしたり、それぞれのコマンドの
転送ブロック数が100hブロック未満のコマンドばか
りである場合はキャッシュセグメントサイズを100h
ブロック数分に合わせた大きさに変更したり、同一ブロ
ックに対してライトしてリードするようなパターンが多
い場合などはライトキャッシュ機能を許可に変更したり
するなどモードパラメータの各設定値の最適値等を変更
することにより接続環境下での性能改善が可能となる。
【0086】図11〜図13はモードパラメータの設定
ページを示す図である。
【0087】図11はディスコネクト/リコネクトパラ
メータ設定ページ、図12はキャッシングパラメータ設
定ページ、図13はコントロールモードパラメータ設定
ページを示す。
【0088】例えば、上記のように、コマンドの転送ブ
ロック数が100hブロック未満のコマンドばかりであ
る場合は、図12に示すキャッシングパラメータ設定ペ
ージの第14、第15バイトの設定を100hブロック
数分に合わせた大きさに変更する。また、同一ブロック
に対してライトしてリードするようなパターンが多い場
合には、図12に示すキャッシングパラメータ設定ペー
ジの第2バイトの第2ビットを「1」に変更してライト
キャッシュ機能を許可する。
【0089】前述したバッファレシオ、バッファエンプ
ティレシオの設定は、図11に示すディスコネクト/リ
コネクトパラメータの第2、第3バイトを変更すること
により変更可能である。また、前述のリードキャッシュ
禁止パラメータは、図12に示すキャッシングパラメー
タ設定ページの第2バイト、第0ビットを変更すること
により設定可能である。
【0090】さらに、前述のキャッシュセグメント数は
図12に示すキャッシングパラメータ設定ページの第1
3バイト、最小プリフェッチパラメータは図12に示す
キャッシングパラメータ設定ページの第6、第7バイ
ト、最大プリフェッチパラメータは図12に示すキャッ
シングパラメータ設定ページの第8、第9バイト、キュ
ーアルゴリズム修飾子は図13に示すコントロールモー
ドパラメータ設定ページの第3バイト、第4〜第7ビッ
トを変更することにより設定の変更が可能である。
【0091】本実施例によれば、コマンド採取のために
一時的な性能低下となるオーバーヘッドを伴うが、ディ
スク記憶装置が搭載されるシステムにおいて必要のない
機能や適切でないパラメータ設定のまま利用されるとい
う問題を解決し、システム内での性能を容易に最大限引
き出すことが可能となる。
【0092】また、本実施例によれば、これまでのよう
に最大限に性能を引き出すためのパラメータの設定値を
決定するのに模索するような作業の工数も省くことが出
来る。
【0093】なお、本実施例では、周辺装置として、ハ
ードディスクドライブを例にとって説明したが、これに
限定されるものではなく、光ディスク装置などの情報記
憶装置やプリンタ、スキャナなどの他の周辺装置に適用
することも可能である。
【0094】また、本実施例では、ホストコンピュータ
と周辺装置とのインタフェースとしてSCSIインタフ
ェースを例に説明したが、ホストコンピュータと周辺装
置とのインタフェースもこれに限定されるものではな
く、USB(universal serialbus)、IDE(integra
ted device electronics)などの他のインタフェースで
あってもよい。
【0095】上記実施例は下記の付記を含む。
【0096】(付記1) 周辺装置の動作を制御するパ
ラメータを設定する周辺装置のパラメータ設定方法にお
いて、前記周辺装置に対して発行されたコマンドを記憶
させるコマンド採取手順と、前記コマンド採取手順で記
憶されたコマンドに基づいて前記周辺装置に対するコマ
ンド発行パターンを解析するコマンド発行パターン解析
手順と、前記コマンド発行パターンに基づいて前記パラ
メータの最適値を決定する最適値決定手順と、前記最適
値決定手順で決定された前記パラメータの最適値を前記
周辺装置の動作を制御するパラメータとして設定するパ
ラメータ設定手順とを有することを特徴とする周辺装置
のパラメータ設定方法。
【0097】(付記2) 前記コマンド採取手順は、指
示された期間、前記コマンドを採取することを特徴とす
る付記1記載の周辺装置のパラメータ設定方法。
【0098】(付記3) 前記コマンド採取手順は、指
示された種類のコマンドを採取することを特徴とする付
記1又は2記載の周辺装置のパラメータ設定方法。
【0099】(付記4) 前記パラメータ設定手順は、
指示されたタイミングで、前記最適値決定手順で決定さ
れた最適値を前記周辺装置の動作を制御するパラメータ
として適用することを特徴とする付記1乃至3のいずれ
か一項記載の周辺装置のパラメータ設定方法。
【0100】(付記5) 周辺装置の動作を制御するパ
ラメータを設定する周辺装置において、外部から発行さ
れたコマンドを記憶させるコマンド採取手段と、前記コ
マンド採取手段に記憶されたコマンドに基づいてコマン
ド発行パターンを解析するコマンド発行パターン解析手
段と、コマンド発行パターン解析手段で解析された前記
コマンド発行パターンに基づいて前記パラメータの最適
値を決定する最適値決定手段と、前記最適値決定手段で
決定された前記パラメータの最適値を前記周辺装置の動
作を制御するパラメータとして設定するパラメータ設定
手段とを有することを特徴とする周辺装置。
【0101】(付記6) 前記コマンド採取手段は、指
示された期間、前記コマンドを採取させることを特徴と
する付記5記載の周辺装置。
【0102】(付記7) 前記コマンド採取手段は、指
示された種類のコマンドを採取することを特徴とする付
記5又は6記載の周辺装置。
【0103】(付記8) 前記最適値決定手段で決定さ
れた最適値を外部装置に通知する最適値通知手段と、前
記外部装置からの指示に応じて前記パラメータの最適値
を前記周辺装置の動作を制御するパラメータとして設定
するように前記パラメータ設定手順を制御する設定制御
手段とを有することを特徴とする付記5乃至7のいずれ
か一項記載の周辺装置。
【0104】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、周辺装置
の動作を制御するパラメータを周辺装置に対して発行さ
れたコマンドに基づいて最適化することにより、周辺装
置の使用状況に応じたパラメータに設定できるため、装
置の使用状況に最適な状態で動作させることができる等
の特長を有する。
【0105】また、本発明によれば、指示された期間、
コマンドを採取したり、指示された種類のコマンドを採
取したりすることにより、コマンドの記憶のために発生
する性能低下を軽減させることができる等の特長を有す
る。
【0106】さらに、本発明によれば、必要に応じて最
適値を周辺装置の動作を制御するパラメータとして適用
することができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】SCSIシステムのブロック構成図である。
【図2】ハードディスクドライブのブロック構成図であ
る。
【図3】ハードディスクドライブのブロック構成図であ
る。
【図4】磁気ディスク21の記憶領域を説明するための
図である。
【図5】本発明の一実施例のコマンド採取処理のフロー
チャートである。
【図6】コマンド採取ページのデータ構成図である。
【図7】コマンド採取時のコマンド格納形式を示す図で
ある。
【図8】コマンド採取時のコマンド格納形式を示す図で
ある。
【図9】ログ解析処理のフローチャートである。
【図10】動作率を解析する処理のフローチャートであ
る。
【図11】モードパラメータの設定ページを示す図であ
る。
【図12】モードパラメータの設定ページを示す図であ
る。
【図13】モードパラメータの設定ページを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ハードディスクドライブ 11 ディスクエンクロージャ 12 回路基板 21 磁気ディスク 22 スピンドルモータ 23 磁気ヘッド 24 アーム 25 ボイスコイルモータ 26 ヘッドIC 31 リードチャネル 32 MPU 33 ROM 34 サーボコントローラ 35 ハードディスクコントローラ 36 RAM 37 SCSIコネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置の動作を制御するパラメータを
    設定する周辺装置のパラメータ設定方法において、 前記周辺装置に対して発行されたコマンドを採取するコ
    マンド採取手順と、 前記コマンド採取手順で採取されたコマンドに基づいて
    前記周辺装置に対するコマンド発行パターンを解析する
    コマンド発行パターン解析手順と、 前記コマンド発行パターンに基づいて前記パラメータの
    最適値を決定する最適値決定手順と、 前記最適値決定手順で決定された前記パラメータの最適
    値を前記周辺装置の動作を制御するパラメータとして設
    定するパラメータ設定手順とを有することを特徴とする
    周辺装置のパラメータ設定方法。
  2. 【請求項2】 前記コマンド採取手順は、指示された期
    間、前記コマンドを採取することを特徴とする請求項1
    記載の周辺装置のパラメータ設定方法。
  3. 【請求項3】 前記コマンド採取手順は、指示された種
    類のコマンドを採取することを特徴とする請求項1又は
    2記載の周辺装置のパラメータ設定方法。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ設定手順は、指示された
    タイミングで、前記最適値決定手順で決定された最適値
    を前記周辺装置の動作を制御するパラメータとして適用
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記
    載の周辺装置のパラメータ設定方法。
  5. 【請求項5】 周辺装置の動作を制御するパラメータを
    設定する周辺装置において、 外部から発行されたコマンドを採取するコマンド採取手
    段と、 前記コマンド採取手段で採取されたコマンドに基づいて
    コマンド発行パターンを解析するコマンド発行パターン
    解析手段と、 コマンド発行パターン解析手段で解析された前記コマン
    ド発行パターンに基づいて前記パラメータの最適値を決
    定する最適値決定手段と、 前記最適値決定手段で決定された前記パラメータの最適
    値を前記周辺装置の動作を制御するパラメータとして設
    定するパラメータ設定手段とを有することを特徴とする
    周辺装置。
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