JP2003084860A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003084860A
JP2003084860A JP2001275822A JP2001275822A JP2003084860A JP 2003084860 A JP2003084860 A JP 2003084860A JP 2001275822 A JP2001275822 A JP 2001275822A JP 2001275822 A JP2001275822 A JP 2001275822A JP 2003084860 A JP2003084860 A JP 2003084860A
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circuit
signal
clock
output
timing
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JP2001275822A
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Hiroshi Hirai
浩志 平井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力信号の出力タイミングに対して、周囲温
度やプロセス等のばらつきによる影響を小さく抑えて、
それらのバラツキに対する出力信号の出力タイミングの
精度を向上することができ、安定したACタイミングで
外部に信号を供給することができる半導体集積回路を提
供する。 【解決手段】 LSI外部より入力されたオリジナルク
ロック信号(CLK)をもとに、クロック遅延調整回路
4で遅延調整されたクロック信号(CLKAA)に同期
してLSI内部で生成されたLSI外部への出力信号
(OUTSIGA1)を、LSI外部から入力されたオ
リジナルクロック信号(CLK)もしくはその反転信号
(NCLKA)に同期したタイミングでラッチ動作する
フリップフロップ回路14で受けてから、その信号(O
UTSIGA2)を出力信号(OUTSIGA)として
LSI外部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模に構成さ
れ、かつクロック信号に基づいて高速動作が可能な半導
体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、大規模に構成され、かつクロ
ック信号に基づいて高速動作が可能な半導体集積回路が
多く開発設計されている。
【0003】その1つとして、内部に複数存在する動作
タイミングの基準とするため外部から入力されるオリジ
ナルクロック信号に対して、遅延調整して内部生成した
クロック信号を、複数のフリップフロップ回路に供給す
るクロック遅延調整回路を有し、オリジナルクロック信
号に基づきクロック遅延調整回路および複数のフリップ
フロップ回路を介して生成した出力信号を、外部に供給
する半導体集積回路がある。
【0004】以上のように、クロック遅延調整回路を有
する従来の半導体集積回路について、以下に説明する。
図3は従来の半導体集積回路の構成を示すブロック図で
ある。この半導体集積回路(以下、LSIと略記する)
においては、図3に示すように、外部より入力されたオ
リジナルクロック信号(CLK)がPLL1に入力さ
れ、PLL1からPLL出力クロック信号(PLLCL
K)が出力され、クロック分周回路2に接続される。
【0005】クロック分周回路2により内部クロック信
号A(CLKA)と内部クロック信号B(CLKB)が
出力され、内部クロック信号A(CLKA)は第一内部
回路3内の第一クロック遅延調整回路4に接続され、内
部クロック信号B(CLKB)は第二内部回路5内の第
二クロック遅延調整回路6に接続される。第一クロック
遅延調整回路4の出力クロック信号(CLKAA)およ
び第二クロック遅延調整回路6の出力クロック信号(C
LKBB)は、それぞれ第一内部回路3および第二内部
回路5内にある全てのフリップフロップ回路に接続され
ている。
【0006】そして、第一内部回路3内にある第一外部
出力信号生成回路7内のフリップフロップ回路8の出力
信号A(OUTSIGA1)が、第一出力端子セル9に
接続され、第二内部回路5内にある第二外部出力信号生
成回路10内のフリップフロップ回路11の出力信号B
(OUTSIGB1)が、第二出力端子セル12に接続
される。
【0007】このようにして、フリップフロップ回路8
からの出力信号A(OUTSIGA1)が第一出力端子
セル9から外部出力信号A(OUTSIGA)として出
力され、フリップフロップ回路11からの出力信号B
(OUTSIGB1)が第二出力端子セル12から外部
出力信号B(OUTSIGB)として出力される。
【0008】以上のように構成された半導体集積回路に
ついて、その動作を以下に説明する。外部より入力され
たオリジナルクロック信号(CLK)は、PLL1にて
LSI内部に必要なクロック周波数の最小公倍数周波数
のPLL出力クロック信号(PLLCLK)として出力
され、クロック分周回路2にて内部回路に必要なクロッ
ク周波数に分周される。
【0009】そして、クロック分周回路2にて生成され
た第一内部クロック信号A(CLKA)は、第一内部回
路3に入力され、第一クロック遅延調整回路4にて、第
一内部回路3内にある全てのフリップフロップ回路に供
給されるクロック信号の遅延値が一致するように、遅延
ゲートを用いて各遅延量が調整される。
【0010】また、クロック分周回路2にて生成された
第二内部クロック信号B(CLKB)も同様に、第二内
部回路5に入力され、第二クロック遅延調整回路6に
て、第二内部回路5内にある全てのフリップフロップ回
路に供給されるクロック信号の遅延値が一致するよう
に、遅延ゲートを用いて各遅延量が調整される。
【0011】そして、LSI外部へ出力される出力信号
A(OUTSIGA1)や出力信号B(OUTSIGB
1)においても、同様に、出力信号A(OUTSIGA
1)は、第一外部出力信号生成回路7内のフリップフロ
ップ回路8から、第一クロック遅延調整回路4にて遅延
調整した内部クロック信号AA(CLKAA)に同期し
て、第一出力端子セル9に入力され、出力信号B(OU
TSIGB1)は、第二外部出力信号生成回路10内の
フリップフロップ回路11から、第二クロック遅延調整
回路6にて遅延調整した内部クロック信号BB(CLK
BB)に同期して、第二出力端子セル12に入力され
る。
【0012】そして、出力信号A(OUTSIGA1)
は第一出力端子セル9から外部出力信号A(OUTSI
GA)として、出力信号B(OUTSIGB1)は第二
出力端子セル12から外部出力信号B(OUTSIG
B)として、それぞれLSI外部に出力される。
【0013】次に、従来の半導体集積回路の動作を、図
4を参照しながら、さらに説明する。図4は従来の半導
体集積回路の動作を示すタイミングチャートである。図
4において、CLKは外部から入力されるオリジナルク
ロック信号、PLLCLKはPLL1から出力されるP
LL出力クロック信号、CLKAはクロック分周回路2
より出力される第一内部回路3用の内部クロック信号A
(ここではPLLCLKに対して1/2分周としてい
る)、CLKBはクロック分周回路2より出力される第
二内部回路5用の内部クロック信号B(ここではPLL
CLKに対して1/6分周としている)である。
【0014】CLKAA(ベスト条件)は遅延条件が最
短ケースの第一外部出力信号生成回路7内のフリップフ
ロップ回路8に入力されるクロック信号、CLKAA
(ワースト条件)は遅延条件が最長ケースの第一外部出
力信号生成回路7内のフリップフロップ回路8に入力さ
れるクロック信号である。
【0015】CLKBB(ベスト条件)は遅延条件が最
短ケースの第二外部出力信号生成回路10内のフリップ
フロップ回路11に入力されるクロック信号、CLKB
B(ワースト条件)は遅延条件が最長ケースの第二外部
出力信号生成回路10内のフリップフロップ回路11に
入力されるクロック信号である。
【0016】OUTSIGA(ベスト条件)は遅延条件
が最短ケースのLSI外部に出力される外部出力信号
A、OUTSIGA(ワースト条件)は遅延条件が最長
ケースのLSI外部に出力される外部出力信号A、OU
TSIGB(ベスト条件)は遅延条件が最短ケースのL
SI外部に出力される外部出力信号B、OUTSIGB
(ワースト条件)は遅延条件が最長ケースのLSI外部
に出力される外部出力信号Bである。
【0017】DELAYAはオリジナルクロック信号に
対する外部出力信号A(OUTSIGA)の遅延量、D
ELAYBはオリジナルクロック信号に対する外部出力
信号B(OUTSIGB)の遅延量であり、外部出力信
号A(OUTSIGA)及び外部出力信号B(OUTS
IGB)は遅延条件の最大時と最小時とでの差が大き
く、クロックレートを超えてしまっている。
【0018】以上の半導体集積回路において、システム
LSI化が進み、システムLSIの設計において多クロ
ック設計が多くなり、LSIの規模も大変大きくなって
きているが、このような複雑なクロックで大規模なLS
Iを動作させるには、クロック信号を正しくコントロー
ルし、同時に動作する回路内におけるクロックの動作タ
イミングを合わせることが重要であり、従来は、クロッ
ク信号の遅延を合わせるために遅延ゲートを用いて相対
的にクロックの遅延量を調整していた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなクロック遅延調整回路を有する従来の半導体集積回
路においては、上述のような方法でクロック信号の遅延
量を調整すると、外部より入力されたクロック信号に対
してLSI内部で動作するタイミングが非常に遅れてし
まう。この遅れに対してクロック遅延調整するためには
遅延ゲートを多く挿入する必要があり、そのように遅延
ゲートが多く挿入されると、周囲温度やプロセス等のバ
ラツキを考慮した場合、動作条件によって、出力信号の
出力タイミングに大きくばらつきが発生してしまうとい
う問題点を有していた。
【0020】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、高速動作する場合にも、その動作による出力信号
の出力タイミングに対して、周囲温度やプロセス等のば
らつきによる影響を小さく抑えて、それらのバラツキに
対する出力信号の出力タイミングの精度を向上すること
ができ、安定したACタイミングで外部に信号を供給す
ることができる半導体集積回路を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の半導体集積回路は、内部に複数存在する動
作タイミングの基準となる第1のクロック信号を遅延調
整して生成した第2のクロック信号を、複数のフリップ
フロップ回路に供給するクロック遅延調整回路を有し、
前記第1のクロック信号に基づき前記クロック遅延調整
回路および前記複数のフリップフロップ回路を介して生
成した出力信号を、外部に供給する半導体集積回路にお
いて、前記第1のクロック信号に対して前記クロック遅
延調整回路により遅延させた前記第2のクロック信号に
同期したタイミングで内部生成した信号を、前記第1の
クロック信号に同期したタイミングで動作するフリップ
フロップ回路によりラッチし、そのフリップフロップ回
路からの信号を前記出力信号とするACタイミング調整
回路を設けた構成としたことを特徴とする。
【0022】以上により、外部へ供給するために内部で
生成した出力信号として、ACタイミング調整回路内の
フリップフロップ回路により、回路内の動作タイミング
の基準となる第1のクロック信号に同期したタイミング
で生成した信号を出力することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の半導体
集積回路は、内部に複数存在する動作タイミングの基準
となる第1のクロック信号を遅延調整して生成した第2
のクロック信号を、複数のフリップフロップ回路に供給
するクロック遅延調整回路を有し、前記第1のクロック
信号に基づき前記クロック遅延調整回路および前記複数
のフリップフロップ回路を介して生成した出力信号を、
外部に供給する半導体集積回路において、前記第1のク
ロック信号に対して前記クロック遅延調整回路により遅
延させた前記第2のクロック信号に同期したタイミング
で内部生成した信号を、前記第1のクロック信号に同期
したタイミングで動作するフリップフロップ回路により
ラッチし、そのフリップフロップ回路からの信号を前記
出力信号とするACタイミング調整回路を設けた構成と
する。
【0024】請求項2に記載の半導体集積回路は、請求
項1に記載のACタイミング調整回路を、ラッチ用のフ
リップフロップ回路がラッチ動作するタイミングとし
て、外部設定により、第1のクロック信号のタイミング
か前記第1のクロック信号の反転信号のタイミングかを
選択可能なように構成する。
【0025】請求項3に記載の半導体集積回路は、請求
項1または請求項2に記載のACタイミング調整回路
を、第1のクロック信号で動作するフリップフロップ回
路として、出力信号のグループ毎の分割に対応して、複
数のフリップフロップ回路を、それぞれ出力端子セルの
近傍に配置して構成する。
【0026】これらの構成によると、外部へ供給するた
めに内部で生成した出力信号として、ACタイミング調
整回路内のフリップフロップ回路により、回路内の動作
タイミングの基準となる第1のクロック信号に同期した
タイミングで生成した信号を出力する。
【0027】以下、本発明の実施の形態を示す半導体集
積回路について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。図1は本実施の形態の半導体集積回路の構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、外部より入力さ
れたオリジナルクロック信号(CLK)はPLL1に入
力され、PLL1からPLL出力クロック信号(PLL
CLK)が出力され、クロック分周回路2に接続され
る。クロック分周回路2から内部クロック信号A(CL
KA)と内部クロック信号B(CLKB)が出力され
る。内部クロック信号A(CLKA)は第一内部回路3
内の第一クロック遅延調整回路4に接続され、内部クロ
ック信号B(CLKB)は第二内部回路5内の第二クロ
ック遅延調整回路6に接続される。
【0028】第一クロック遅延調整回路4の出力クロッ
ク信号(CLKAA)および第二クロック遅延調整回路
6の出力クロック信号(CLKBB)は、それぞれ第一
内部回路3および第二内部回路5内にある全てのフリッ
プフロップ回路に接続されている。そして、第一内部回
路3内にある第一外部出力信号生成回路7内のフリップ
フロップ回路8の出力信号A(OUTSIGA1)が、
第一ACタイミング調整回路13内のフリップフロップ
回路14に接続され、第二内部回路5内にある第二外部
出力信号生成回路10内のフリップフロップ回路11の
出力信号B(OUTSIGB1)が第二ACタイミング
調整回路15内のフリップフロップ回路16に接続され
る。
【0029】第一ACタイミング調整回路13内のフリ
ップフロップ回路14の出力信号(OUTSIGA2)
は第一出力端子セル9に接続され、第二ACタイミング
調整回路15内のフリップフロップ回路16の出力信号
(OUTSIGB2)が第二出力端子セル12に接続さ
れる。このようにして、フリップフロップ回路14から
の出力信号(OUTSIGA2)は第一出力端子セル9
から外部出力信号A(OUTSIGA)として出力さ
れ、フリップフロップ回路16からの出力信号(OUT
SIGB2)は第二出力端子セル12から外部出力信号
B(OUTSIGB)として出力される。
【0030】また、外部より入力されるオリジナルクロ
ック信号(CLK)は第一ACタイミング調整回路13
内の第一反転回路17と第一選択回路18に接続され、
更にオリジナルクロック信号(CLK)は第二ACタイ
ミング調整回路15内の第二反転回路19と第二選択回
路20にも接続される。そして、第一反転回路17の出
力で反転クロック信号A(NCLKA)とレジスタ設定
回路21の出力で出力選択信号A(SELA)は第一選
択回路18に接続され、第二反転回路19の出力で反転
クロック信号B(NCLKB)とレジスタ設定回路21
の出力で出力選択信号B(SELB)は第二選択回路2
0に接続される。
【0031】第一選択回路18の出力である第一出力ク
ロック信号(OCLKA)は第一ACタイミング調整回
路13内のフリップフロップ回路14のクロック入力に
接続され、第二選択回路20の出力である第二出力クロ
ック信号(OCLKB)は第二ACタイミング調整回路
15内のフリップフロップ回路16のクロック入力に接
続される。
【0032】さらに、外部出力信号(OUTSIGA、
OUTSIGB)は、BUS信号群や出力信号が接続さ
れるLSIなどのグループ毎に、ACタイミング調整回
路をレイアウト設計上分割して配置できるように回路分
割、および出力端子のPIN配置を行い、分割されたグ
ループ毎に、ACタイミング調整回路を出力端子近傍に
配置する。
【0033】以上のように構成された半導体集積回路に
ついて、その動作を以下に説明する。外部より入力され
たオリジナルクロック信号(CLK)は、PLL1にて
LSI内部に必要なクロック周波数の最小公倍数周波数
のPLL出力クロック信号(PLLCLK)として出力
され、クロック分周回路2にて内部回路に必要なクロッ
ク周波数に分周される。
【0034】そして、クロック分周回路2にて生成され
た第一内部クロック信号A(CLKA)は、第一内部回
路3に入力され、第一クロック遅延調整回路4から第一
内部回路3内にある全てのフリップフロップ回路に供給
されるクロック信号の遅延値が一致するように、遅延ゲ
ートを用いて各遅延量が調整される。
【0035】また、クロック分周回路2にて生成された
第二内部クロック信号B(CLKB)も同様に、第二内
部回路5に入力され、第二クロック遅延調整回路6から
第二内部回路5内にある全てのフリップフロップ回路に
供給されるクロック信号の遅延値が一致するように、遅
延ゲートを用いて各遅延量が調整される。
【0036】そして、LSI外部へ出力される出力信号
A(OUTSIGA1)や出力信号B(OUTSIGB
1)においても同様に、出力信号A(OUTSIGA
1)は、第一外部出力信号生成回路7内のフリップフロ
ップ回路8により、第一クロック遅延調整回路4にて遅
延調整した内部クロック信号AA(CLKAA)に同期
して出力され、出力信号B(OUTSIGB1)は、第
二外部出力信号生成回路10内のフリップフロップ回路
11により、第二クロック遅延調整回路6にて遅延調整
した内部クロック信号BB(CLKBB)に同期して出
力される。
【0037】また、外部より入力されるオリジナルクロ
ック信号(CLK)から、第一反転回路17及び第二反
転回路19にて、オリジナルクロック信号(CLK)を
反転させた反転クロック信号A(NCLKA)と反転ク
ロック信号B(NCLKB)が生成され、第一選択回路
18及び第二選択回路20にて、それぞれオリジナルク
ロック信号(CLK)かその反転信号かが選択されて、
オリジナルクロック信号の正転か反転のクロックで第一
ACタイミング調整回路13内のフリップフロップ14
と第二ACタイミング調整回路15内のフリップフロッ
プ16をそれぞれ動作させる。
【0038】そして、第一選択回路18と第二選択回路
20において、それぞれレジスタ設定回路21で設定さ
れた選択信号である出力選択信号A(SELA)と出力
選択信号B(SELB)により、オリジナルクロック信
号で同期させるか、オリジナルクロック信号の反転信号
で同期させるか設定できる。
【0039】第一ACタイミング調整回路13内のフリ
ップフロップ14と第二ACタイミング調整回路15内
のフリップフロップ16は、オリジナルクロック信号か
オリジナルクロック信号の反転信号で同期して動作し、
それらから出力信号(OUTSIGA2)と出力信号
(OUTSIGB2)が出力される。
【0040】出力信号(OUTSIGA2)は第一出力
端子セル9に入力され、出力信号(OUTSIGB2)
は第二出力端子セル12に入力される。そして、出力信
号(OUTSIGA2)は第一出力端子セル9から外部
出力信号A(OUTSIGA)として出力され、出力信
号(OUTSIGB2)は第二出力端子セル12から外
部出力信号B(OUTSIGB)として出力される。
【0041】次に、本実施の形態の半導体集積回路の動
作を、図2を参照しながら、さらに説明する。ここで
は、外部出力信号Aはオリジナルクロック信号に同期し
て出力し、外部出力信号Bはオリジナルクロック信号の
反転信号に同期して出力する場合を例に挙げて説明す
る。
【0042】図2は本実施の形態の半導体集積回路の動
作を示すタイミングチャートである。図2において、C
LKは外部から入力されるオリジナルクロック信号、P
LLCLKはPLL1から出力されるPLL出力クロッ
ク信号、CLKAはクロック分周回路2より出力される
第一内部回路3用の内部クロック信号A(ここではPL
LCLKに対して1/2分周としている)、CLKBは
クロック分周回路2より出力される第二内部回路5用の
内部クロック信号B(ここではPLLCLKに対して1
/6分周としている)である。
【0043】CLKAA(ベスト条件)は遅延条件が最
短ケースの第一外部出力信号生成回路7内のフリップフ
ロップ回路8に入力されるクロック信号、CLKAA
(ワースト条件)は遅延条件が最長ケースの第一外部出
力信号生成回路7内のフリップフロップ回路8に入力さ
れるクロック信号であり、CLKBB(ベスト条件)は
遅延条件が最短ケースの第二外部出力信号生成回路10
内のフリップフロップ回路11に入力されるクロック信
号、CLKBB(ワースト条件)は遅延条件が最長ケー
スの第二外部出力信号生成回路10内のフリップフロッ
プ回路11に入力されるクロック信号である。
【0044】OUTSIGA(ベスト条件)は遅延条件
が最短ケースのLSI外部に出力される外部出力信号
A、OUTSIGA(ワースト条件)は遅延条件が最長
ケースのLSI外部に出力される外部出力信号A、OU
TSIGB(ベスト条件)は遅延条件が最短ケースのL
SI外部に出力される外部出力信号B、OUTSIGB
(ワースト条件)は遅延条件が最長ケースのLSI外部
に出力される外部出力信号Bであり、DELAYAはオ
リジナルクロック信号(CLK)に対する外部出力信号
A(OUTSIGA)の遅延量、DELAYBはオリジ
ナルクロック信号(CLK)に対する外部出力信号B
(OUTSIGB)の遅延量を、それぞれ示している。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外部へ供
給するために内部で生成した出力信号として、ACタイ
ミング調整回路内のフリップフロップ回路により、回路
内の動作タイミングの基準となる第1のクロック信号に
同期したタイミングで生成した信号を出力することがで
きる。
【0046】そのため、高速動作する場合にも、その動
作による出力信号の出力タイミングに対して、周囲温度
やプロセス等のばらつきによる影響を小さく抑えて、そ
れらのバラツキに対する出力信号の出力タイミングの精
度を向上することができ、安定したACタイミングで外
部に信号を供給することができる。
【0047】さらに、出力信号毎に分割し、それぞれの
信号群毎に個別にACタイミングを調整することがで
き、ACタイミングの精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体集積回路の構成を
示すブロック図
【図2】同実施の形態の半導体集積回路の動作を示すタ
イミングチャート
【図3】従来の半導体集積回路の構成を示すブロック図
【図4】同従来例の半導体集積回路の動作を示すタイミ
ングチャート
【符号の説明】
1 PLL 2 クロック分周回路 3 第一内部回路 4 第一クロック遅延調整回路 5 第二内部回路 6 第二クロック遅延調整回路 7 第一外部出力信号生成回路 8 (第一外部出力信号生成回路内の)フリップフロ
ップ回路 9 第一出力端子セル 10 第二外部出力信号生成回路 11 (第二外部出力信号生成回路内の)フリップフ
ロップ回路 12 第二出力端子セル 13 第一ACタイミング調整回路 14 (第一ACタイミング調整回路内の)フリップ
フロップ回路 15 第二ACタイミング調整回路 16 (第二ACタイミング調整回路内の)フリップ
フロップ回路 17 第一反転回路 18 第一選択回路 19 第二反転回路 20 第二選択回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数存在する動作タイミングの基
    準となる第1のクロック信号を遅延調整して生成した第
    2のクロック信号を、複数のフリップフロップ回路に供
    給するクロック遅延調整回路を有し、前記第1のクロッ
    ク信号に基づき前記クロック遅延調整回路および前記複
    数のフリップフロップ回路を介して生成した出力信号
    を、外部に供給する半導体集積回路において、前記第1
    のクロック信号に対して前記クロック遅延調整回路によ
    り遅延させた前記第2のクロック信号に同期したタイミ
    ングで内部生成した信号を、前記第1のクロック信号に
    同期したタイミングで動作するフリップフロップ回路に
    よりラッチし、そのフリップフロップ回路からの信号を
    前記出力信号とするACタイミング調整回路を設けたこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 ACタイミング調整回路を、ラッチ用の
    フリップフロップ回路がラッチ動作するタイミングとし
    て、外部設定により、第1のクロック信号のタイミング
    か前記第1のクロック信号の反転信号のタイミングかを
    選択可能なように構成したことを特徴とする請求項1に
    記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 ACタイミング調整回路を、第1のクロ
    ック信号で動作するフリップフロップ回路として、出力
    信号のグループ毎の分割に対応して、複数のフリップフ
    ロップ回路を、それぞれ出力端子セルの近傍に配置して
    構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の半導体集積回路。
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