JP2003083972A - 血液検査装置 - Google Patents

血液検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤判定が生じた結果、再検査が増えて検査担当
者の手間が増えることなく、検査試薬を多く消費するこ
とのない血液検査装置を提供することである。 【解決手段】照明用のランプ1の光路上にフォトディテ
クタ2が配置され、該ランプ1とフォトディテクタ2と
の間に、反応容器4がセットされる。ランプ1から反応
容器4に光が照射されると、該反応容器4を透過してフ
ォトディテクタ2にて透過光量が検出される。この検出
された透過光量が、判定装置3にて、予め定められた基
準レベル値と比較されて、反応容器4の内壁面に赤血球
5が存在しているかいないかが判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸血前血液を検査
する場合に適応される血液検査装置に関し、より詳細に
は、固相された血球の状態をチェックする自動血液検査
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸血前血液検査項目としては種々の項目
があるが、その中でも不規則性抗体(主にIgGクラス
の抗体)の検査方法としては、混合受身凝集法(MPH
A法:Mixed Passive Hemo−agg
litination)を応用した検査方法が知られて
いる。
【0003】この不規則性抗体の検査方法は、試験管や
マイクロプレート等の反応容器内に赤血球含有液を注入
して、反応容器の内面に固定化された物質(例えば、小
麦麦芽レクチン、コンカナバリンA、ポリエチレンイミ
ン等)に赤血球を結合させた後、該反応容器内に検体試
料である血清を注入し、更に該反応容器内に羊等の動物
赤血球から成る粒状試薬を投入して、血清中の不規則性
抗体の有無を検査するものである。この検査方法は、次
のような原理に基いて判定している。
【0004】すなわち、血清中に不規則性抗体が存在し
ない場合には、反応容器内に投入された粒状試薬は、液
中を自然沈降して反応容器の内壁面を滑り落ちて、反応
容器の底面中央に凝集する。これに対し、血清中に不規
則性抗体が存在する場合には、粒状試薬は赤血球と結合
した不規則性抗体に免疫学的反応によって結合し、反応
容器の底面全体に一様に分布する。したがって、反応容
器の底面に自然沈降した粒状試薬の分布状態をCCDカ
メラ等の撮像手段により撮像し、該撮像手段で得られた
画像を表示装置等に表示することによって、血清中に不
規則性抗体が含まれているか否かを判定することができ
る。
【0005】一方、かかる凝集反応による検査時間の短
縮を図るために、反応容器内に投入される粒子状試薬と
して磁性粒子を用い、この磁性粒子を反応容器の底部に
磁力により沈降させて、試料中に含まれる抗原や抗体
を、短時間で、且つ高感度に検出するようにした方法
が、例えば特開平2−124464号公報に開示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような検査方法
を、輸血前血液の不規則性抗体検査装置に適用すること
で、血液検査の自動化が可能になる。
【0007】ところが、万一、反応容器内に固相されて
いるべき赤血球が固相されなかった場合や、該赤血球の
一部分が反応容器内壁面からはがれてしまった場合、或
いは赤血球含有液の分注不良や濃度不良により固相され
る赤血球が不足した場合は、正しい測定結果を得ること
ができない。
【0008】つまり、血清中に不規則性抗体が存在しな
い場合には、反応容器内に投入された粒状試薬は、液中
を自然沈降して反応容器の内壁面を滑り落ちて、該反応
容器の底面中央に凝集するべきはずである。しかしなが
ら、赤血球が無い場合、粒状試薬は、本来赤血球を結合
させるべき反応容器の内壁面に固定化された物質(例え
ば、小麦麦芽レクチン、コンカナバリンA、ポリエチレ
ンイミン等)と結合して、反応容器の底面全体に一様に
分布してしまう。すなわち、この結果の場合、陰性であ
るはずの血清を陽性と判定してしまうことになる。
【0009】そして、通常、陽性と判定された血清につ
いては、更に詳細な再検査が行われる。したがって、こ
のような誤判定は再検査を増やし、結果として検査担当
者の手間が増え、且つ、検査試薬を多く消費することに
つながるものであった。
【0010】したがって本発明は上記実状に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、誤判定が生じた結果、再
検査が増えて検査担当者の手間が増えることなく、検査
試薬を多く消費することのない血液検査装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、特
定の抗体物質と特異的に反応する抗原物質を有する赤血
球を反応容器内壁面に固相化せしめ、この反応容器に被
測定物質とマーカ粒子を入れて凝集反応を行わせ、該凝
集粒子の分布パターンより定性判定を行う血液検査装置
に於いて、上記反応容器内壁面に固相された赤血球の固
相状態を、予め定められた基準レベルと比較することに
より判定する判定部を具備することを特徴とする。
【0012】つまり、本発明は、赤血球を内面に固相さ
せた反応容器に被測定血清を入れる前段階に於いて、こ
の反応容器の固相赤血球の状態をチェックすることで誤
判定を防ぎ再検査を減らすものである。赤血球の検知方
法としては、この反応容器を透過する光量または反射光
量を測定し、その光量の差異いにより赤血球の有無を判
定するようにしている。或いは、反応容器をCCDカメ
ラ等の撮影手段で撮影し、画像処理手段によりこの撮影
画像から赤血球の固相状態を判定するようにする。
【0013】これにより、赤血球が正しく均一に固相さ
れていることが検知され、血球が無い場合や一部分がは
がれている場合、或いは固相された血球が不足している
場合には、その旨が警告され、この不良反応容器は以降
の分析動作が行われないようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1(a)は、本発明の第1の実施の形態
に係る自動血液検査装置の基本構成を示した図である。
【0016】同図に於いて、照明用のランプ1の光路上
に光量検出手段としてのフォトディテクタ2が配置され
ている。このフォトディテクタ2は、特定の波長の光量
を測定するもので、その測定出力は判定装置3に供給さ
れて判定処理される。
【0017】そして、上述した配置の照明用ランプ1と
フォトディテクタ2との間に、透明の反応容器4がセッ
トされる。この反応容器4の内壁面には、赤血球5が固
相されている。
【0018】このように構成された自動血液検査装置に
於ける検査方法について、図2のフローチャートを参照
して説明する。
【0019】測定開始に当たって、先ずステップS1に
て、赤血球5が固相された反応容器4が、測定光路中に
セットされる。次いで、ステップS2にて、照明用のラ
ンプ1から照明光が照射される。
【0020】ここで、図1(a)に於いて、反応容器4
の下側より照射されたランプ1からの光は、該反応容器
4を透過してフォトディテクタ2に入射される。そし
て、このフォトディテクタ2に入射された透過光量に基
いて、判定装置3にて、当該反応容器4の測定光量につ
いて判定がなされる。すなわち、ステップS3及びS4
に於いて、予め定められた基準レベル値L1 、L2 とフ
ォトディテクタ2で検出された透過光量値Lとが比較さ
れる。
【0021】図示されるように、反応容器4の内壁面に
赤血球5が存在していると、ランプ1からの光の一部は
反射、或いは吸収されて、フォトディテクタ2に入射さ
れる光量は少なくなる。一方、セットされた反応容器4
の内壁面の赤血球が存在しない場合は、上述した反射や
吸収がほとんど生じない。このため、フォトディテクタ
2で測定される光量は、赤血球が存在する場合よりも多
くなる。したがって、このフォトディテクタ2で検出さ
れる透過光量が、予め定められた基準値と比較されるこ
とにより、反応容器4の内壁面に固相される赤血球の有
無を検出することができる。
【0022】この場合、ステップS3に於いて、フォト
ディテクタ2で検出された透過光量値Lと、予め定めら
れた基準レベル値L1 とが比較される。その結果、透過
光量値Lの方が基準レベル値L1 よりも小さい場合は、
反応容器4内の赤血球5に吸収されたものである。した
がって、赤血球が存在するとして本ルーチンが終了す
る。
【0023】一方、ステップS3に於ける比較の結果、
透過光量値Lの方が基準レベル値L 1 よりも大きい場合
は、ステップS4に移行する。そして、このステップS
4にて、上記基準レベル値L1 よりも光量値の大きい基
準レベル値L2 と、上記透過光量値Lとが比較される。
その結果、透過光量値Lが基準レベル値L2 より大きい
場合は、反応容器4内の赤血球5に吸収されずに透過し
たものであるとして、赤血球が存在しないと判定され
る。
【0024】したがって、ステップS5に移行して、現
在セットされている反応容器4に対して警告がなされ
る。次いで、ステップS6にて検査が中止される。
【0025】これに対し、上記ステップS4に於いて、
透過光量値Lが基準レベル値L2 より小さい場合(すな
わち、L1 <L<L2 )は、上記ステップS7に移行し
て、上記ステップS3及びS4で得られた透過光量値L
の反応容器が、検査に使用されるか否かをオペレータが
判断する。
【0026】ここで、この値(L1 <L<L2 )が検査
に使用される場合は、ステップS8に移行して、この検
査結果は注意が必要であるとされる。したがって、続く
ステップS9にて、その検査結果に対してマークが付け
られて、当該反応容器は注意が必要であることが一目で
確認することができる。
【0027】また、上記ステップS7にて検査に使用さ
れないとされた場合は、ステップS10に移行して検査
が中止される。
【0028】このように、異なる値の基準レベル値
1 、L2 を設け、L1 <L<L2 の場合のみ再検査
し、何れの基準レベル値よりも大きいものについては警
告を発して検査を中止するようにしている。したがっ
て、再検査にかかる手間を減少させることができる。
【0029】また、図1(b)は、第1の実施の形態の
変形例を示すもので、自動血液検査装置の他の基本構成
の例を示した図である。
【0030】同図に於いて、フォトディテクタ2と反応
容器4の間にハーフミラー6等の反射部材が設置されて
いる。そして、照明用ランプ1からの光は、ハーフミラ
ー6で反射されて反応容器4に至る。この反応容器4か
らの光は、反射光としてハーフミラー6を透過してフォ
トディテクタ2に入射される。この場合、フォトディテ
クタ2で測定される測定用光量は、反応容器4内の赤血
球の反射光量である。この反射光量が測定値として判定
装置3により判定処理される。
【0031】このように、測定対象となる反応容器4か
らの出力は透過光量ではなく反射光量であるが、上述し
た図1(a)に示される第1の実施の形態と同様にし
て、容易に判定をすることができる。
【0032】尚、図1(b)に示される構成の自動血液
検査装置に於ける検査方法については、上述した第1の
実施の形態と同様であるので説明は省略する。
【0033】また、上述した第1の実施の形態及びその
変形例に於いて、照明用ランプは、赤血球が吸収しやす
い波長の光を出力するタイプのものが用いられること
で、よりその受光量の差が顕著になり、検出感度が良く
なる。
【0034】或いは、照明用ランプとフォトディテクタ
との間に、赤血球が吸収しやすい波長の光のみを透過さ
せるフィルタが設けられれば、上述した特定波長のラン
プの代用が可能である。
【0035】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
【0036】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
自動血液検査装置の基本構成を示した図である。
【0037】同図に於いて、環状に形成された照明用の
ランプ11上方で、該ランプ11の内側には、暗視野用
の部材、例えば黒板12が設置されている。そして、該
ランプ11及び黒板12の上方に、撮影用のCCDカメ
ラ13が配置されている。この状態では、CCDカメラ
13には黒板12が撮影される。CCDカメラ13から
の出力は、判定装置14に供給され、ここで判定処理さ
れる。
【0038】そして、上述した配置の照明用ランプ11
及び黒板12とCCDカメラ13との間に、透明の反応
容器15がセットされる。この反応容器15の内壁面に
は、赤血球16が固相されている。
【0039】尚、上述した照明用のランプは環状のもの
としているが、これに限られずに反応容器15の底面側
に光が照射される形状のものであればよい。また、暗視
野用の部材に黒板を使用しているが、後述するように、
ランプ11から照射された光は赤血球16によって乱反
射されて白く光るため、これと識別が可能であれば黒以
外の濃色であってもよい。
【0040】このように構成された自動血液検査装置に
於ける検査方法について、図4のフローチャートを参照
して説明する。
【0041】測定開始に当たって、先ずステップS11
にて、赤血球5が固相された反応容器15が、測定光路
中にセットされる。次いで、ステップS12にて、環状
の照明用ランプ11から照明光が照射される。
【0042】ここで、図3に於いて、反応容器15の斜
め下方より照射されたランプ11からの光は、該反応容
器15の底面部に照射される。そして、該反応容器15
内の赤血球の状態が、CCDカメラ13にて撮影され
る。このCCDカメラ13に取り込まれた撮影画像に基
いて、判定装置14にて、当該反応容器15の赤血球の
固相状態について判定がなされる。
【0043】反応容器15の内壁面に赤血球16が存在
している場合は、ランプ11から照射された光は赤血球
16によって乱反射される。したがって、赤血球16
は、CCDカメラ13には白く光って撮影される。
【0044】一方、上記反応容器15の内壁面に赤血球
が存在しない場合は、上述した乱反射が起きない。した
がって、CCDカメラ13には、反応容器15の直下に
設置されている黒板12が写され、反応容器15は黒く
撮影される。
【0045】このように、白く撮影された赤血球16の
分布状態が、周知の画像処理により処理されて測定され
ることにより、反応容器15の内壁面の赤血球16の有
無、及びはがれ状態が検出され、判定装置14にてその
判定がなされる。
【0046】すなわち、ステップS13及びS14に於
いて、予め定められた付着した血球の面積率の値L11
12とCCDカメラ13で撮影された画像の付着した血
球の面積率の値Lとが比較される。
【0047】この場合、ステップS13に於いて、CC
Dカメラ13で撮影された画像の値Lと、予め定められ
た基準レベル値L11とが比較される。その結果、撮影画
像の値Lの方が基準レベル値L11よりも大きい場合は、
反応容器15内に赤血球16が存在するとして本ルーチ
ンが終了する。
【0048】一方、ステップS13に於ける比較の結
果、撮影画像の値Lの方が基準レベル値L11よりも小さ
い場合は、ステップS14に移行する。そして、このス
テップS14にて、上記基準レベル値L11よりも付着し
た血球の面積率の小さい基準レベル値L12と、上記撮影
画像の値Lとが比較される。
【0049】その結果、撮影画像の値Lが基準レベル値
12より小さい場合は、反応容器15内の赤血球16に
よる乱反射が起きないで黒板12が撮影されたものであ
るとして、赤血球が存在しないと判定される。
【0050】したがって、ステップS15に移行して、
現在セットされている反応容器15に対して警告がなさ
れる。次いで、ステップS16にて検査が中止される。
【0051】これに対し、上記ステップS14にて、撮
影画像の値Lが基準レベル値L12より大きい場合(すな
わち、L11>L>L12)は、上記ステップS17に移行
して、上記ステップS13及びS14で得られた画像の
付着した血球の面積率の値Lの反応容器が、検査に使用
されるか否かをオペレータが判断する。
【0052】ここで、この値(L11>L>L12)が検査
に使用される場合は、ステップS18に移行して、この
検査結果は注意が必要であるとされる。したがって、続
くステップS19にて、その検査結果に対してマークが
付けられて、当該反応容器は注意が必要であることが一
目で確認することができる。
【0053】また、上記ステップS17にて検査に使用
されないとされた場合は、ステップS20に移行して検
査が中止される。
【0054】このように、何れの基準レベル値よりも小
さいものについては警告を発して検査を中止するように
している。したがって、再検査にかかる手間を減少させ
ることができる。
【0055】上述した検査方法は、赤血球含有液が注入
されて反応容器15の内壁面に固定化された物質(例え
ば小麦麦芽レクチン、コンカナバリンA、ポリエチレン
イミン等)に赤血球が結合される場合ばかりでなく、予
め赤血球が反応容器15の内壁面に固相されて乾燥され
た容器が用いられる場合でも、同様の効果が得られる。
【0056】尚、上述した第2の実施の形態に於いて
は、暗視野用の部材として黒板が用いられているが、こ
れに限られるものではなく、CCDカメラによる撮影画
像で判定が可能なものであればよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、血球試薬
の分注異常や反応容器の内壁面に固定化された物質の処
理不均一等の原因により、反応容器内面の赤血球の固相
が一部分がはがれた場合、全く固相されなかった場合、
或いは固相される血球が不足していた場合でも、これら
を自動的に判別し、この反応容器を以降の測定には使用
しないようにする制御が可能になる。これにより、誤判
定を減少させ、信頼性のある結果を迅速に報告すること
ができる。
【0058】また、再検査数を減少させることで検査担
当者の手間が減り、且つ、検査試薬の無駄な消費を抑え
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態に係る自動
血液検査装置の基本構成を示した図、(b)は第1の実
施の形態の変形例を示すもので、自動血液検査装置の他
の基本構成の例を示した図である。
【図2】第1の実施の形態に於ける自動血液検査装置に
よる検査方法の動作について説明するフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る自動血液検査
装置の基本構成を示した図である。
【図4】第2の実施の形態に於ける自動血液検査装置に
よる検査方法の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ランプ、 2 フォトディテクタ、 3、14 判定装置、 4、15 反応容器、 5、16 赤血球、 6 ハーフミラー、 11 ランプ、 12 黒板、 13 CCDカメラ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の抗体物質と特異的に反応する抗原
    物質を有する赤血球を反応容器内壁面に固相化せしめ、
    この反応容器に被測定物質とマーカ粒子を入れて凝集反
    応を行わせ、該凝集粒子の分布パターンより定性判定を
    行う血液検査装置に於いて、 上記反応容器内壁面に固相された赤血球の固相状態を、
    予め定められた基準レベルと比較することにより判定す
    る判定部を具備することを特徴とする血液検査装置。
  2. 【請求項2】 上記反応容器は透明な部材により構成さ
    れ、 上記判定部は、上記反応容器への透過光量若しくは反射
    光量を検出する検出手段と、該反応容器内壁面に固相さ
    れた赤血球の固相状態を判定する判定手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の血液検査装置。
  3. 【請求項3】 上記反応容器に照明を照射する照明手段
    を更に具備し、 上記反応容器は透明な部材により構成され、 上記判定部は、上記反応容器と共に上記照明手段の光路
    上に配置され、且つ上記照明手段から照明が照射された
    上記反応容器の内壁面に固相された赤血球を撮影する撮
    影手段と、この撮影手段で撮影された画像を解析して上
    記赤血球の固相状態を判定する判定手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の血液検査装置。
  4. 【請求項4】 上記照明手段は、上記反応容器の一方の
    側より照明を照射する照明部と、この照明部の近傍で且
    つ光路のほぼ中心に設置された遮光部材とを有し、上記
    撮像手段により暗視野照明を形成した状態で固相赤血球
    を撮影することを特徴とする請求項3に記載の血液検査
    装置。
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JP2016533486A (ja) * 2013-10-09 2016-10-27 ヤンタイ・アウスビオ・ラボラトリーズ・カンパニー・リミテッド 凝集反応の結果を決定するための方法、および凝集反応の生成物を決定するためのマイクロプレート

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