JP2003083613A - 浴槽水廃熱回収システム - Google Patents

浴槽水廃熱回収システム

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JP2003083613A
JP2003083613A JP2001271659A JP2001271659A JP2003083613A JP 2003083613 A JP2003083613 A JP 2003083613A JP 2001271659 A JP2001271659 A JP 2001271659A JP 2001271659 A JP2001271659 A JP 2001271659A JP 2003083613 A JP2003083613 A JP 2003083613A
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waste heat
bath
electricity
circulation pump
heat recovery
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Shigefumi Yasunaga
繁文 安永
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な電力を使わず、効率の良い廃熱回収運
転を行なうことのできる浴槽水廃熱回収システムを提供
する。 【解決手段】 運転SWがONされると(ステップS
1)、循環ポンプ8は運転を開始し(ステップS2)、
回収した熱量を測定(ステップS3)して電気料金Aに
換算(ステップS4)すると同時に、消費した電力量を
測定(ステップS5)して電気料金Bに換算(ステップ
S6)する。次にAとBを比較し(ステップS7)、A
>Bのときは運転を継続するが、A<Bのときは運転を
停止(ステップS8)するようにしたので、無駄な電力
を使うことを防止して効率の良い廃熱回収を行なうこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽水の廃熱を回
収して、浴槽へ供給する水の加温を行なう浴槽水廃熱回
収システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開2000−88347号に示
されるように、浴槽水の廃熱を回収する浴槽水廃熱回収
システムは知られている。これは、浴槽の水を循環ポン
プで循環させ、廃熱を貯湯タンク内の水の加温に用いる
ものである。浴槽に残った湯は、下水に排水されるか、
もしくは、そのまま放置されて大気に放熱されるかして
いたが、このシステムによれば、廃熱を回収することが
可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置では、循環ポンプの運転にかかる費用が考
慮されていないため、回収利用する廃熱の熱量よりも、
運転に要する電力量の方が大きく、廃熱を回収する運転
を続けない方が良いケースでも運転してしまい、結果的
に無駄な電力を使ってしまう場合があるという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、本発明の目的は、無駄な電力を使わず、
効率の良い廃熱回収運転を行なうことのできる浴槽水廃
熱回収システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、請求項1では、貯湯タンク
と、前記貯湯タンク内部に設けた加熱手段と、浴槽と、
前記加熱手段により加熱された水を前記浴槽に供給する
給湯配管と、前記貯湯タンク内に設けられ前記貯湯タン
ク内の水と前記浴槽内の湯との間で熱交換を行なう熱交
換器と、前記浴槽と前記熱交換器とを接続する循環路
と、前記循環路に設けられ前記浴槽内の湯を循環させる
循環ポンプとを備えた浴槽水廃熱回収システムにおい
て、前記熱交換器により前記浴槽内の湯から前記貯湯タ
ンク内の水へ移動した熱量を測定する回収熱量測定手段
と、前記循環ポンプの稼動により消費される電力量を測
定する消費電力量測定手段とを備えた。よって、回収熱
量と消費電力量を把握することができるので、効率の良
い廃熱回収ができるように循環ポンプの運転を制御する
ことが可能となる。
【0006】請求項2では、請求項1に記載の浴槽水廃
熱回収システムにおいて、前記回収熱量測定手段により
測定された回収熱量を電気料金に換算する第一換算手段
と、前記消費電力量測定手段により測定された消費電力
量を電気料金に換算する第二換算手段とを備えた。よっ
て、回収熱量と消費電力量を共に電気料金に換算するこ
とで、両者の多寡の比較が容易になる。
【0007】請求項3では、請求項2に記載の浴槽水廃
熱回収システムにおいて、前記第一換算手段により換算
された電気料金と前記第二換算手段により換算された電
気料金とを比較する電気料金比較手段を備えた。よっ
て、回収熱量と消費電力量の比較が可能となるので、そ
の結果に基づいて循環ポンプの運転を制御すれば、効率
の良い廃熱回収ができる。
【0008】請求項4では、請求項3に記載の浴槽水廃
熱回収システムにおいて、前記第一換算手段により換算
された電気料金が、前記第二換算手段により換算された
電気料金より少ないことを前記電気料金比較手段が検知
した場合に、前記循環ポンプの稼動を停止させる循環ポ
ンプ自動停止手段を備えた。よって、回収熱量が消費電
力量より少ない場合は循環ポンプが停止するので、無駄
な電力を使うことを防止できる。
【0009】請求項5では、請求項2ないし請求項4に
記載の浴槽水廃熱回収システムにおいて、時を刻む時計
機能部と、時間帯別の電気料金を記憶する時間帯別電気
料金記憶部とを備え、前記第二換算手段は、前記時計機
能部が刻む現在時刻に対応した電気料金を前記時間帯別
電気料金記憶部から読み出して換算することとした。よ
って、昼間電力や深夜電力など時間帯に応じた電気料金
に換算できるので、実態に即した、効率の良い廃熱回収
ができる。
【0010】請求項6では、請求項5に記載の浴槽水廃
熱回収システムにおいて、前記循環ポンプ自動停止手段
により前記循環ポンプの稼動が停止した後、前記時間帯
別電気料金記憶部が記憶する時間帯の区切りの時刻にな
ったことを前記時計機能部が検知した場合に、前記循環
ポンプを再び稼動する循環ポンプ再稼動手段を備えた。
よって、例えば昼間電力から深夜電力に切り替わり電気
料金が安くなると再び循環ポンプの運転を開始するよう
にすれば、安い深夜電力を用いて効率の良い廃熱回収を
行なうことができる。
【0011】請求項7では、請求項2ないし請求項6に
記載の浴槽水廃熱回収システムにおいて、前記第一換算
手段により換算された電気料金と前記第二換算手段によ
り換算された電気料金の比の時間的変化に伴なって、前
記循環ポンプの稼動出力を低下させる循環ポンプ自動出
力制御手段を備えた。よって、運転開始後、より効率的
な運転を行なうように循環ポンプを制御することが可能
になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る浴槽水
廃熱回収システムの概略構成図である。給水管2から給
水される水は、貯湯タンク1内の加熱装置4で加熱さ
れ、給湯管3を経由して浴槽5等へ送られる。一方、浴
槽5内の浴槽水を循環させる循環路は、浴槽から水を取
り出す吸込口6、送水配管7、貯湯タンク1内の水と熱
交換を行なう熱交換器9、循環ポンプ8、浴槽へ水を戻
す吐出口10から構成される。ここで、吸込口6は、よ
り高い温度の湯を取り出すため、吐出口10より上方に
配置している。また、11は、循環ポンプ8の制御を行
なう制御部であり、16は、廃熱回収の運転開始の指示
などを行なうための遠隔操作部である。さらに本システ
ムでは、貯湯タンク1内の水温を測定するタンク温度セ
ンサー12、熱交換器に入る前の浴槽水の温度を測定す
る熱交換器入口温度センサー13、熱交換器から出てき
た浴槽水の温度を測定する熱交換器出口温度センサー1
4、循環路内の浴槽水の循環流量を測定する水量センサ
ー15を、それぞれ備える。
【0014】図2は、図1の実施形態での廃熱回収運転
を示すフローチャートである。遠隔操作部16の運転S
WがONされると(ステップS1)、循環ポンプ8は運
転を開始し(ステップS2)、ONされない場合は(ス
テップS12)、そのまま終了する。
【0015】ステップS2の後、一定時間が経過(図示
せず)すると、回収した熱量を測定(ステップS3)し
て電気料金Aに換算(ステップS4)すると同時に、消
費した電力量を測定(ステップS5)して電気料金Bに
換算(ステップS6)する。なお、熱量及び電力量の測
定方法とそれらの電気料金への換算方法については後述
する。そして、ステップS7で電気料金Aと電気料金B
を比較する。A>Bのときは運転を継続した方が良いと
判断され、ステップS3、ステップS5に戻り廃熱回収
運転を継続する。A<Bのときは、廃熱回収運転を停止
した方が良いと判断され、循環ポンプ8の運転を停止す
る(ステップS8)。
【0016】ステップS8の後、現在時刻が深夜電力時
間帯に入っているかどうかを確認し(ステップS9)、
すでに深夜電力時間帯に入っていれば、そこで廃熱回収
運転を終了する(ステップ10)。深夜電力時間帯に入
っていなければ、そのまま待機し、深夜電力時間帯の開
始時刻になったかどうかを確認し(ステップ11)、開
始時刻になったらステップS1に戻り、再び運転を開始
する。ステップ11では、深夜電力時間帯の開始時刻と
同時に運転を再開させるとしたが、開始時刻の一定時間
前から再開させるようにしてもよい。
【0017】図3は、循環ポンプ8を運転して回収した
熱量を電気料金Aに換算(ステップS4)した値の時間
的変化を示す図である。運転開始直後は浴槽水の温度が
高く、貯湯タンク1内の水温が低いため、温度差が大き
く、単位時間当たりの回収熱量A1は大きい。運転を続
けると、浴槽水と貯湯タンク1内の水との間で熱交換が
行なわれて、次第に温度差は小さくなるため、単位時間
当たりの回収熱量A2は小さくなる。
【0018】図4は、循環ポンプ8を運転して消費した
電力量を電気料金Bに換算(ステップS6)した値の時
間的変化を示す図である。図中T1は、深夜電力時間帯
の開始時刻を示す。T1の左側は昼間電力の時間帯で、
電気料金は高く、T1の右側は深夜電力の時間帯で、電
気料金は安くなる。このため、昼間に運転したときと深
夜に運転したときとでは、循環ポンプ8の運転に必要な
電力量にかかる電気料金は異なる。例えば、循環ポンプ
8の消費電力を0.2kW、運転時間を1時間、昼間電
気料金を23円/kWh、深夜電気料金を8円/kWh
とする。このとき、昼間における電気料金B1は、B1
=0.2×1×23=4.6円であるが、夜間における
電気料金B2は、B2=0.2×1×8=1.6円で済
む。
【0019】ここで図3、図4を参照し、上述した図2
のステップS7〜ステップS11の部分を、より詳しく
説明する。昼間電力の時間帯に廃熱回収運転を開始した
場合、開始当初にA1>B1であるとすると、廃熱回収
をした方が得であるので運転を継続する。運転を続け廃
熱回収が進むと、浴槽水と貯湯タンク1内の水との間の
温度差は小さくなり、回収熱量が小さく(A2)なって
A2<B1となる。この場合は、廃熱回収をしない方が
得なので、廃熱回収を終了する。ところが、深夜電力の
時間帯に入り、電気料金がB1からB2になると、A2
>B2の状態になることもありうる。そこで、深夜電力
の時間帯に入った時点で循環ポンプ8の運転を再開して
A2とB2を比較し、A2>B2であれば運転を継続す
るようにする。
【0020】以上のように、回収熱量と消費電力量を共
に電気料金に換算して比較し、回収熱量が消費電力量よ
り少ない場合は循環ポンプ8が停止するので、無駄な電
力を使うことを防止して効率の良い廃熱回収ができる。
また、昼間電力から深夜電力に切り替わり電気料金が安
くなると再び循環ポンプ8の運転を開始するので、安い
深夜電力により更なる廃熱回収を行なうことも可能とな
る。
【0021】図5は、回収熱量を測定し電気料金Aへ換
算する方法を示す図である。熱交換器入口温度センサー
13が検出した熱交換器入口温度Tinと、熱交換器出
口温度センサー14が検出した熱交換器出口温度Tou
tと、水量センサー15が検出した循環路内の浴槽水の
循環流量Qとにより、(Tin−Tout)×Qの計算
を行ない、回収熱量Wを得る(ステップS13)。次
に、熱量(電力量)を電気料金に換算するための定数k
を回収熱量Wに乗じ(W×k)、単位時間あたりの電気
料金Aを得る(ステップS14)。
【0022】ここで、図5による計算例を示す。Tin
=16℃、Tout=15℃、Q=5リットル/分のと
き、W=(16−15)×5×60=300kcal/
hとなる。1kcal=1/860kWhなので、W=
0.35kWとなる。次に、k=23円/kWh(昼間
電気料金に相当)とすると、A=0.35×23=8円
/hとなる。なお上記実施例では、水量センサー15の
測定値により循環流量Qを求めたが、予め循環ポンプ8
の駆動時の電流値と流量の関係を決めておき、循環ポン
プ8の駆動電流値を測定することにより循環流量Qを推
定してもよい。
【0023】図6は、回収熱量を測定し電気料金Aへ換
算する別の方法を示す図である。貯湯タンク1のタンク
容量Qtと、タンク温度センサー12が時刻t0の時に
検出したタンク温度Tt0と、時刻t1の時に検出した
タンク温度Tt1とにより、(Tt1−Tt0)×Qt
/(t1−t0)の計算を行ない、回収熱量Wを得る
(ステップS15)。次に、図5の例と同様に、熱量
(電力量)を電気料金に換算するための定数kを回収熱
量Wに乗じ(W×k)、単位時間あたりの電気料金Aを
得る(ステップS14)。
【0024】なお、図5、図6における定数kの値は、
地域ごとの電気料金の違いや料金改定などに対応可能と
するため、遠隔操作部16により数値入力できるように
してもよい。また、循環ポンプ8の効率などを加味して
定数kの値を決めるようにしてもよい。また、回収熱量
を測定し電気料金Aへ換算する方法について図5と図6
の2例を示したが、この2例をそれぞれ計算し、両者の
平均を用いるようにしてもよい。
【0025】図7は、消費電力量を測定し電気料金Bへ
換算する方法を示す図である。まず、現在時刻を入力
し、時間帯別電気料金記憶部から現在時刻に対応する電
気料金Pを出力する(ステップS16)。次に、循環ポ
ンプ8の駆動により消費されている消費電力量Yに電気
料金Pを乗じ(P×Y)、電気料金Bを得る(ステップ
S17)。時間帯別電気料金記憶部は、昼間、深夜の時
間帯別の電気料金を記憶しており、地域ごとの電気料金
の違いや料金改定などに対応可能とするため、遠隔操作
部16により数値入力できるようにしている。
【0026】また、回収熱量の電気料金換算値Aと消費
電力量の電気料金換算値Bの、廃熱回収運転の開始から
終了までのそれぞれの積算値を求めるようにしてもよ
い。さらに、それぞれの積算値や、積算値の差を遠隔操
作部16に表示させるようにすれば、廃熱回収運転によ
り節約できた電気料金を容易に知ることができる。
【0027】図8は、図2の変形例を示すフローチャー
トである。ステップS1からステップS6までは、図2
と同じであるので説明を省略する。さて、ステップS4
で求められる回収熱量の電気料金換算値Aは、フローチ
ャートに基づいて何度か計算が行なわれるが、そのうち
第1回目をA1、第n回目をAnとする。同様に、ステ
ップS6で求められる消費電力量の電気料金換算値Bの
第1回目をB1、第n回目をBnとする。ステップS
4、ステップS6の後、ステップS18に進んで、A1
/B1の値とAn/Bnの値を比較する。第1回目はn
=1であるので、(A1/B1)=(An/Bn)とな
り、ステップS7へ進む。ステップS7ではAとBを比
較し、A>Bのときは運転を継続した方が良いと判断さ
れ、ステップ19へ進む。
【0028】循環ポンプ8には作動のため最低限必要な
電力量が定められており、これを電気料金に換算した値
(限界値とよぶ)と、Bとを比較する(ステップS1
9)。運転開始当初は、循環ポンプ8は全力作動してお
り、当然ながらBは限界値を超えているため、ステップ
S20へ進んで循環ポンプ8の出力を少し下げる。この
動作の目的は、循環ポンプ8の出力を下げて消費電力量
を節約しつつ回収熱量を確保するため、(回収熱量/消
費電力量)の割合を少しでも大きくすることにある。ス
テップS20では、循環ポンプ8の出力を下げた後、一
定時間保持し、ステップS3〜S6を経てステップS1
8へ再度進む。
【0029】ステップS18では、A1/B1の値(第
1回目)とAn/Bnの値(今回)を比較する。その結
果、今回の値の方が大きくなり、(回収熱量/消費電力
量)の効率が第1回目より良くなった場合は、ステップ
S7、ステップS19を経て再度ステップS20に進
み、循環ポンプ8の出力をさらに少し下げて、より効率
の良い運転を行なうように制御する。ステップS18
で、今回の値の方が小さくなった場合は、ステップS
3、ステップS5に戻って運転を継続する。また、ステ
ップS19で、Bが限界値もしくは限界値以下になった
と判断されると、循環ポンプ8の出力はそのままにし
て、ステップS3、ステップS5に戻って運転を継続す
る。
【0030】以上説明した図8の例では、(回収熱量/
消費電力量)の時間的変化を監視しながら循環ポンプ8
の稼動出力を低下させるようにしたので、より効率の良
い廃熱回収運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る浴槽水廃熱回収シ
ステムの概略構成図
【図2】 図1の実施形態での廃熱回収運転を示すフロ
ーチャート
【図3】 回収した熱量を電気料金Aに換算した値の時
間的変化を示す図
【図4】 消費した電力量を電気料金Bに換算した値の
時間的変化を示す図
【図5】 回収熱量を測定し電気料金Aへ換算する方法
を示す図
【図6】 回収熱量を測定し電気料金Aへ換算する別の
方法を示す図
【図7】 消費電力量を測定し電気料金Bへ換算する方
法を示す図
【図8】 図2の変形例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…貯湯タンク 2…給水管 3…給湯管 4…加熱装置 5…浴槽 6…吸込口 7…送水配管 8…循環ポンプ 9…熱交換器 10…吐出口 11…制御部 12…タンク温度センサー 13…熱交換器入口温度センサー 14…熱交換器出口温度センサー 15…水量センサー 16…遠隔操作部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内部に設け
    た加熱手段と、浴槽と、前記加熱手段により加熱された
    水を前記浴槽に供給する給湯配管と、前記貯湯タンク内
    に設けられ前記貯湯タンク内の水と前記浴槽内の湯との
    間で熱交換を行なう熱交換器と、前記浴槽と前記熱交換
    器とを接続する循環路と、前記循環路に設けられ前記浴
    槽内の湯を循環させる循環ポンプとを備えた浴槽水廃熱
    回収システムにおいて、前記熱交換器により前記浴槽内
    の湯から前記貯湯タンク内の水へ移動した熱量を測定す
    る回収熱量測定手段と、前記循環ポンプの稼動により消
    費される電力量を測定する消費電力量測定手段とを備え
    たことを特徴とする浴槽水廃熱回収システム。
  2. 【請求項2】前記回収熱量測定手段により測定された回
    収熱量を電気料金に換算する第一換算手段と、前記消費
    電力量測定手段により測定された消費電力量を電気料金
    に換算する第二換算手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の浴槽水廃熱回収システム。
  3. 【請求項3】前記第一換算手段により換算された電気料
    金と前記第二換算手段により換算された電気料金とを比
    較する電気料金比較手段を備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の浴槽水廃熱回収システム。
  4. 【請求項4】前記第一換算手段により換算された電気料
    金が、前記第二換算手段により換算された電気料金より
    少ないことを前記電気料金比較手段が検知した場合に、
    前記循環ポンプの稼動を停止させる循環ポンプ自動停止
    手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の浴槽水
    廃熱回収システム。
  5. 【請求項5】時を刻む時計機能部と、時間帯別の電気料
    金を記憶する時間帯別電気料金記憶部とを備え、前記第
    二換算手段は、前記時計機能部が刻む現在時刻に対応し
    た電気料金を前記時間帯別電気料金記憶部から読み出し
    て換算することを特徴とする請求項2ないし請求項4に
    記載の浴槽水廃熱回収システム。
  6. 【請求項6】前記循環ポンプ自動停止手段により前記循
    環ポンプの稼動が停止した後、前記時間帯別電気料金記
    憶部が記憶する時間帯の区切りの時刻になったことを前
    記時計機能部が検知した場合に、前記循環ポンプを再び
    稼動する循環ポンプ再稼動手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5に記載の浴槽水廃熱回収システム。
  7. 【請求項7】前記第一換算手段により換算された電気料
    金と前記第二換算手段により換算された電気料金の比の
    時間的変化に伴なって、前記循環ポンプの稼動出力を低
    下させる循環ポンプ自動出力制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項2ないし請求項6に記載の浴槽水廃熱回
    収システム。
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