JP2003083460A - 緊急遮断弁 - Google Patents

緊急遮断弁

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JP2003083460A
JP2003083460A JP2001274365A JP2001274365A JP2003083460A JP 2003083460 A JP2003083460 A JP 2003083460A JP 2001274365 A JP2001274365 A JP 2001274365A JP 2001274365 A JP2001274365 A JP 2001274365A JP 2003083460 A JP2003083460 A JP 2003083460A
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JP
Japan
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valve
flow velocity
drive device
probe
strain gauge
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JP2001274365A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ogawa
嘉之 小川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路の破断等が生じて過流速が起きた場合に
単純な構造で閉動作させることができる緊急遮断弁を提
供する。 【解決手段】 弁箱101の内部に弁棒103の軸心廻
りに回動する弁体104を配置し、弁棒103に弁体1
04を開閉する電動式駆動装置105を連結し、電動式
駆動装置105を制御する制御装置106を設けた緊急
遮断弁100において、弁箱101内の流体の流速を計
測するセンサー手段107を制御装置106に接続して
設けたものであって、センサー手段107は弁箱101
内を流れる流体の流速に応じてひずみを生じる探触子1
08と探触子108に設けたひずみゲージ109とから
なり、制御装置106はひずみゲージ109の出力値が
設定値となった時点で電動式駆動装置105を閉弁操作
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は緊急遮断弁に関し、
地震時等の緊急時に管路を自動的に緊急遮断する緊急遮
断弁の起動を制御する技術に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、水道用の緊急遮断弁には、バタフ
ライ弁式、ゲート式、スプール式等の種々の弁形式があ
る。図3は、従来のバタフライ弁式の緊急遮断弁を示す
ものであり、その構造は大別して、弁本体1と、自重閉
止機構2と、ダンパ機構3と、リンク機構4と、ストッ
パー機構5と、回転クラッチ6と、駆動装置7とからな
る。 【0003】弁本体1は、弁箱11および水平方向に配
置する弁棒12の軸心廻りに回転するバタフライ弁体1
3とを有し、弁棒12の一方の端部に回転クラッチ6を
介して駆動装置7を接続している。自動閉止機構2は、
弁棒12の他方の端部に接続したウェイトレバー21
と、ウェイトレバー21の先端に固定したウェイト22
とからなり、ウェイト22に作用する重力によってバタ
フライ弁体13を閉動する。ダンパ機構3は、弁棒12
の他方端部に接続したアーム31と、アーム31の先端
に接続した油圧シリンダ装置32とからなり、油圧シリ
ンダ装置32における絞り弁の開度操作によって緩衝力
を調整し、バタフライ弁体13の閉動速度を緩速に維持
し、弁体の急閉による衝撃や水撃作用を防止する。 【0004】リンク機構4は、弁体の全開状態において
ウェイトレバー21を所定位置に固定保持するもので、
弁箱11に固定した支持部材41とウェイトレバー21
の間に配設しており、第1リンク42と第2リンク43
と第3リンク44とを有している。第1リンク42はウ
ェイトレバー21に設けた固定ピン(図示省略)に係合
離脱可能に係合し、第3リンク44は支持部材41に回
動自在に連結している。 【0005】第2リンク43は、一端を第1リンク42
に回動自在に連結し、他端を第3リンク44に回動自在
に連結しており、第1リンク42と第3リンク44の動
きと力を伝達する役割を担っている。第1リンク42と
支持部材41の間には、第1リンク42をロック解除方
向に付勢するスプリングばね45を設けている。 【0006】ストッパー機構5は、第1リンク42をロ
ック解除方向において係止するストッパーピン51と、
ストッパーピン51を出退駆動するピン駆動装置52と
からなり、ピン駆動装置52は、内部にストッパーピン
51をロック位置に向けて付勢するスプリングおよびス
トッパーピン51をロック解除位置と駆動するソレノイ
ドとを備えている。駆動装置7は、弁体を全開状態に復
帰するための入力手段をなし、そのトルクが回転クラッ
チ6を介して弁棒12に伝わり、弁体の閉作動を阻害し
ないものである。 【0007】平常時には、ストッパー機構5のストッパ
ーピン51がロック位置に突出して第3リンク44を係
止し、ウェイトレバー21の固定ピン(図示省略)から
第1リンク42に加わる力は、第2リンク43を第3リ
ンク44の係止部材であるストッパーピン51に押圧す
る方向に作用し、リンク機構4が動かず、リンク機構4
の拘束によりウェイトレバー21を所定位置に保持す
る。 【0008】緊急時に、ストッパー機構5のソレノイド
によりストッパーピン51をロック解除位置に後退させ
ると、スプリングばね45の付勢力を受ける第1リンク
42が固定ピン(図示省略)のロック解除方向に回転
し、ストッパーピン51の離脱により第3リンク44が
回転してリンク機構4が作動し、リンク機構4がウェイ
トレバー21に対するロックを解除し、ウェイトレバー
21がウェイト22に作用する重力によってバタフライ
弁体13を閉動する。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、地震等の緊
急時には予期せぬ様々な事態が起こることがあり、電柱
の倒壊によって電力ケーブルや信号ケーブルが断線する
と、遠隔操作による電気信号式では緊急遮断を行なうこ
とができない。 【0010】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、管路の破断等が生じて過流速が起きた場合に単純な
構造で閉動作させることができる緊急遮断弁を提供する
ことを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の緊急遮断弁は、弁箱内に弁棒の軸心廻
りに回動する弁体を配置し、弁棒に弁体を開閉する電動
式駆動装置を連結し、電動式駆動装置を制御する制御装
置を設けた緊急遮断弁において、弁箱内の流体の流速を
計測するセンサー手段を制御装置に接続して設けたもの
であって、センサー手段は弁箱内を流れる流体の流速に
応じてひずみを生じる探触子と探触子に設けたひずみゲ
ージとからなり、制御装置はひずみゲージの出力値が設
定値となった時点で電動式駆動装置を閉弁操作するもの
である。 【0012】上記した構成により、ひずみゲージの出力
値は弁箱内の流体の流速に応じて変化するので、弁箱内
の流体の流速が予め設定する所定流速を超えて過流速と
なる時のひずみゲージの出力値を設定値とすることで、
制御装置は弁箱内の流体の流速が過流速となったときに
電動式駆動装置を制御して弁体を閉弁操作する。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、緊急遮断弁100
は弁箱101の上流側ポートおよび下流側ポートにそれ
ぞれ水道配管102を接続して配置しており、弁箱10
1の内部には弁棒103の軸心廻りに回動する弁体10
4を配置している。弁棒103には弁体104を開閉操
作する電動式駆動装置105を連結しており、電動式駆
動装置105はその動作を制御装置106が制御する。
制御装置106は通信回線等を通して遠方の指令所に接
続しており、指令所から遠隔操作可能である。 【0014】弁箱101には制御装置106に接続した
センサー手段107を設けており、センサー手段107
は弁箱101の内部の水道水の流速を計測するもので、
弁箱101を貫通して配置し、水道水の流れに押圧され
てその流速に応じてひずみを生じる探触子108と、探
触子108のシール材107aを隔てた弁箱101の外
側部位に設けたひずみゲージ109とからなり、ひずみ
ゲージ109は探触子108のひずみに応じた出力値を
制御装置106に発信する。制御装置106はひずみゲ
ージの出力値が設定値となった時点で電動式駆動装置1
05を閉弁操作する緊急起動回路を有している。制御装
置106は遠隔操作によっても制御可能であり、現場に
おいて操作者が手動操作によって制御可能であるが、通
常はひずみゲージ109の出力値に基づく自動制御運転
状態とする。 【0015】以下、上記した構成における作用を説明す
る。通常状態において弁体104は全開状態にあり、セ
ンサー手段107は弁箱101の内部を流れる水道水の
流速を継続して計測する。 【0016】センサー手段107において探触子108
のひずみ量は弁箱101の内部を流れる水道水の流速に
比例するので、探触子108のひずみ量を計測するひず
みゲージ109の出力値は弁箱101の内部の水道水の
流速に応じて変化する。このため、弁箱101の内部の
水道水の流速が予め設定する所定流速を超えて過流速と
なる時のひずみゲージ109の出力値を設定値とする。 【0017】地震等の緊急時において下流側の水道配管
102が破断等を起こすことで弁箱101を流れる水道
水の流速が過流速となり、ゲージ109の出力値が設定
値に達すると、制御装置106は電動式駆動装置105
を制御して弁体104を閉弁操作する。 【0018】図2に示すように、センサー手段107は
探触子108およびひずみゲージ109を弁箱101の
内部に配置する構成とすることも可能である。 【0019】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弁
箱内の流体の流速が予め設定する所定流速を超えて過流
速となる時のひずみゲージの出力値を設定値として制御
装置が作動し、弁箱内の流体の流速が過流速となったと
きに電動式駆動装置で弁体を閉弁操作するので、地震等
の緊急時に遠隔操作による緊急遮断を行なうことができ
ない場合にあっても、管路の破断等が生じて過流速が起
きた場合に緊急遮断弁自体において自動的に閉動作させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における緊急遮断弁を示す
概略図である。 【図2】本発明の他の実施の形態における緊急遮断弁を
示す概略図である。 【図3】従来の緊急遮断弁の全体構成を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 100 緊急遮断弁 101 弁箱 107a シール材 102 水道配管 103 弁棒 104 弁体 105 電動式駆動装置 106 制御装置 107 センサー手段 108 探触子 109 ひずみゲージ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 弁箱内に弁棒の軸心廻りに回動する弁体
    を配置し、弁棒に弁体を開閉する電動式駆動装置を連結
    し、電動式駆動装置を制御する制御装置を設けた緊急遮
    断弁において、弁箱内の流体の流速を計測するセンサー
    手段を制御装置に接続して設けたものであって、センサ
    ー手段は弁箱内を流れる流体の流速に応じてひずみを生
    じる探触子と探触子に設けたひずみゲージとからなり、
    制御装置はひずみゲージの出力値が設定値となった時点
    で電動式駆動装置を閉弁操作することを特徴とする緊急
    遮断弁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401215C (zh) * 2006-03-14 2008-07-09 浙江大学 具有能量计量功能的动态平衡电动调节阀控制方法及阀门
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