JP2003082846A - 仮設足場の建枠ユニット - Google Patents
仮設足場の建枠ユニットInfo
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Abstract
作業が容易で、設置場所も選ばない仮設足場構築用のユ
ニット型の建枠を提供する。 【解決手段】 建枠2と連結材3にて自立可能な建枠ユ
ニット1を形成し、この建枠ユニット1内部に水平方向
に伸縮自在とした伸縮足場5を備える。そして、建枠ユ
ニット1を伸縮足場の伸張時の長さ分だけ隔てて地上面
に並設し、一方の建枠ユニット1から伸縮足場5を引き
出して他方の建枠ユニット1に係止して仮設足場を構築
する。
Description
用する仮設足場構築用の建枠に関する。
は改修工事などにおいて、ビルや家屋の周囲に多数の建
枠や足場板などをジョイント部品にて連結して仮設足場
を組み上げ、各種工事作業に応じた作業用の足場を確保
するようにしている。
ように、仮設足場を組み上げるのには多数の建枠や足場
板を必要とする上、組み上げ、或いは解体作業には多く
の時間や手間を要し、非常に煩わしく非能率的なもので
あった。
木や室外機などが設置されていたり、或いは仮設足場の
設置時の作業スペースや設置スペースそのものが非常に
狭かったりするなど仮設足場を組み上げるのに不適な場
合も珍しくなく、設置場所に苦慮することもあった。
する際の組み上げ、及び撤去作業が容易で、設置場所も
選ばない仮設足場構築用のユニット型の建枠を提供する
ことを課題とする。
決するために、請求項1記載の仮設足場の建枠ユニット
にあっては、平行に立設した一対の建枠を連結材にて連
結して自立可能とした建枠ユニットを形成し、該建枠ユ
ニットの上下端部には建枠ユニット同士を上下方向に連
結可能とする連結手段を備えると共に、建枠ユニット内
部には短縮時に建枠ユニット内へ収納可能でかつ伸長時
に建枠ユニットの側方へ足場を形成する伸縮足場を備え
たことを特徴としている。
ットにあっては、建枠ユニット内部に階段を備えたこと
を特徴としている。
ットにあっては、伸縮足場は平行に立設した一対の支柱
を横架材にて連結して枠体を形成し、該枠体を所定間隔
にて複数個並設し、各枠体をパンタグラフ状の筋交いに
て連結すると共に、各枠体間には伸縮自在な足場板を架
設して成ることを特徴としている。
足場の建枠ユニットによれば、例えば、建築物の壁面に
仮設足場を組み上げるような場合には、先ず、伸縮足場
を短縮してユニット内に収納した状態の建枠ユニットを
建築物の壁面に沿って伸縮足場の伸張時の長さ分だけ隔
てて地上面に設置する。そして、地上面に設置したそれ
ぞれの建枠ユニット上に次々と建枠ユニットを載せて連
結用ジョイントで連結していき、所望高さのタワー状に
組み上げていく。そして、タワー状に並設して組み上げ
た建枠ユニットの一方側の下段より伸縮足場を次々と伸
張して他方側の建枠ユニットに係止金具によって係止し
ていき、建築物の壁面に沿った適宜段数の作業用足場を
構築していく。
仮設足場設置時にも特に広い作業場所を必要とせず、ご
く簡単な作業で迅速に足場が設置できると共に、逆の操
作を行えば簡単に撤去することができて便利である。ま
た、伸縮足場を建枠ユニット内に収納できる構成とした
ので、コンパクト化が図れて運搬などに好適である。
ットによれば、建枠ユニット内に階段を備えたので、仮
設足場構築後、作業者などが上下に位置する建枠ユニッ
ト間を自由に行き来できて作業性が良い。
ットによれば、伸縮足場伸張時でも枠体や筋交いによっ
て十分な強度が確保できる構成としたので、高所作業に
も十分に対応可能な伸縮足場を提供できる。
する。
一対の足場用の建枠2と、それらを連結する連結材3か
ら成り、中空で略方形の自立可能な形状としている。ま
た、前記建枠2の上端部には連結用ジョイント4を備え
ている一方、下端部は前記連結用ジョイント4上部が嵌
入可能な構造としており、連結用ジョイント4を介して
建枠ユニット1同士を上下方向に連結可能としている。
あって、複数の枠体6と、それらを連結するパンタグラ
フ状の筋交い7、及び各枠体6間に架設した伸縮自在な
足場板8とによって構成している。
を保って平行に立設させ、両支柱9の下端部同士を横架
材10にて連結して略U字形状に形成したものであっ
て、支柱9の上端部側面に丸孔11を、下端部側面に支
柱9の長さ方向に沿った長孔12をそれぞれ穿設してい
る。
に示すように交差させ、連結ピン14にて回動自在に軸
着して連結することによって伸縮自在としたパンタグラ
フ状のものである。
7の上位側の棒材13端部のピン孔を枠体6の支柱9上
端部の丸孔11位置に合わせ、連結ピン14を挿入して
軸着する一方、筋交い7の下位側の棒材13端部のピン
孔を支柱9下端部の長孔12位置に合わせ、連結ピン1
4を挿入して軸着している。このように構成することに
よって、各枠体6間を広めたり狭めたりすればそれに応
じて筋交い7下位側の連結ピン14が長孔12内を摺動
して筋交い7を伸縮させることができる。また、前記構
成であれば、筋交い7の伸長に伴って足場に十分な強度
を提供できるとともに、落下防止用の手摺も確保するこ
とができる。
の端部同士をヒンジ結合したものであって、該足場板8
の両端をそれぞれ枠体6の横架材10に回動自在に架設
しており、筋交い7と同様に、各枠体6間を広めたり狭
めたりすればそれに応じて足場板8をヒンジ部を中心に
折り畳んで伸縮させることができるようになっている。
端側の枠体6を建枠ユニット1の内部へ臨ませ、枠体6
の横架材10を建枠ユニット1の連結材3に固着し、伸
縮足場5を短縮した時には伸縮足場5全体が建枠ユニッ
ト1内に収まるようにしていると共に、伸縮足場5を伸
長した時には建枠ユニット1の側方へ水平に足場を形成
するようにしている。
止金具16を備えており、伸縮足場5を伸長して足場を
形成する時に前記係止金具16を隣接する建枠ユニット
1の建枠2などへ係止して足場の安定を図ると共に、伸
縮足場5の短縮時には係止金具16を自らの建枠ユニッ
ト1の建枠2へ係止し、運搬時などに建枠ユニット1か
ら伸縮足場5が飛び出したりするのを防止するように図
っている。なお、係止金具16を伸縮足場5に備えずに
建枠ユニット1側に備えるようにしても良い。
り畳み式のものを採用しているが、何らこれに限定する
ものではなく、要は伸縮足場5の伸縮を妨げないように
伸縮調整可能な足場板であれば良く、例えば、中空状の
足場板の内部にこれより若干断面サイズの小さい足場板
を出没自在に嵌合したものを採用しても本実施例と同様
に伸縮自在とすることができる。
と並んで昇降用の階段17を備えており、作業者などが
建枠ユニット1の上下階を自由に行き来できるように図
っている。なお、前記階段17は建枠ユニット1に固定
するとメンテナンス上好適であるが、着脱自在な仮設タ
イプのものを採用しても良い。18は階段17と足場と
の乗り継ぎ用の足場板であって、伸縮足場5の足場板8
と同様に折り畳み自在としている。
て建築現場に仮設足場を構築する場合には、先ず、伸縮
足場5を短縮して建枠ユニット1内に収納した状態の建
枠ユニット1を作業現場に運び込む。そして、建枠ユニ
ット1を仮設足場を構築しようとする建築物の壁面に沿
って伸縮足場5の伸張時の長さ分だけ隔てて地上面に設
置する。
の上建て枠ユニット1を次々と載せて連結用ジョイント
4で連結し、所望高さとなるまでタワー状に組み上げて
いく。そして、タワーA、A´間に必要に応じて繋ぎ材
Bを架設した後、一方のタワーAの各建枠ユニット1の
うち、下段側の建枠ユニット1から順に伸縮足場5を伸
長していって他方のタワーA´の建枠ユニット1へ臨ま
せて係止金具16によって係止していき、下段側より順
次作業用足場を構築していく。これによって、、図6に
示すような所望高さの仮設足場を構築できる。
長を二階、或いはそれより上階から行うようにすれば、
地表部分に障害物があっても跨いで設置することができ
る。また、タワーAとタワーA´の各建枠ユニット1の
向きを約90度ずらして組み上げているが、こうするこ
とによって建築物の周囲に沿って効率よく仮設足場を構
築することができる。また、階段17に仮設タイプのも
のを採用した場合には適宜架設すればよいが、建枠ユニ
ット1を組み上げる前に予め架設しておくと作業を楽に
進めることができる。また、この仮設足場を撤去する場
合には、前記と逆の操作をすれば良い。
ば、仮設足場構築時に広い作業場所を必要とせず、伸縮
足場5の伸縮作業のみで簡単かつ迅速に足場の設置、及
び撤去を行うことができて非常に便利である。また、伸
縮足場5を建枠ユニット1と一体化したので、運搬や保
管上好適である。
1のタワーを一対組み上げて足場を構築したものをあげ
ているが、図6中の一方のタワーA´を建て枠ユニット
1を使用しないで、従来からある普通の建枠によって組
み上げた仮設足場であっても良い。
際に、伸縮足場5自体の重量によって伸縮作業が困難と
なってしまうような場合には、図7に示すように、下端
部にキャスター19を備えた建枠20などを伸縮足場5
先端の下位に取り付けると、スムーズかつ楽に伸縮作業
を行うことができる。
の仮設足場の建枠ユニットによれば、平行に立設した一
対の建枠を連結材にて連結して自立可能とした建枠ユニ
ットを形成し、該建枠ユニットの上下端部には建枠ユニ
ット同士を上下方向に連結可能とする連結手段を備える
と共に、建枠ユニット内部には短縮時に建枠ユニット内
へ収納可能でかつ伸長時に建枠ユニットの側方へ足場を
形成する伸縮足場を備えたので、組み上げた各建枠ユニ
ットから伸縮足場を伸長するだけで迅速かつ簡単に仮設
足場を構築でき、また撤去も伸縮足場を短縮すれば簡単
に完了することができる。
ットによれば、建枠ユニット内部に階段を備えたので、
構築した仮設足場の上下階への移動が楽となって作業効
率を高めることができる。
ットによれば、伸縮足場は平行に立設した一対の支柱を
横架材にて連結して枠体を形成し、該枠体を所定間隔に
て複数個並設し、各枠体をパンタグラフ状の筋交いにて
連結すると共に、各枠体間には伸縮自在な足場板を架設
して成るので、高所作業にも十分に対応可能な強度の伸
縮足場を提供できる。
縮足場を伸長した状態の正面図である。
る。
構築する手順を説明する図である。
トの伸縮足場を伸縮している状態を示す図である。
ジョイント) 5…伸縮足場 6…枠体 7…筋交い 8…足場板 9…支柱 10…横架材 17…階段
Claims (3)
- 【請求項1】平行に立設した一対の建枠を連結材にて連
結して自立可能とした建枠ユニットを形成し、該建枠ユ
ニットの上下端部には建枠ユニット同士を上下方向に連
結可能とする連結手段を備えると共に、建枠ユニット内
部には短縮時に建枠ユニット内へ収納可能でかつ伸長時
に建枠ユニットの側方へ足場を形成する伸縮足場を備え
たことを特徴とする仮設足場の建枠ユニット。 - 【請求項2】前記建枠ユニット内部に階段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の仮設足場の建枠ユニット。 - 【請求項3】前記伸縮足場は平行に立設した一対の支柱
を横架材にて連結して枠体を形成し、該枠体を所定間隔
にて複数個並設し、各枠体をパンタグラフ状の筋交いに
て連結すると共に、各枠体間には伸縮自在な足場板を架
設して成ることを特徴とする請求項1または2記載の仮
設足場の建枠ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272816A JP4789374B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 仮設足場の建枠ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272816A JP4789374B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 仮設足場の建枠ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003082846A true JP2003082846A (ja) | 2003-03-19 |
JP4789374B2 JP4789374B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=19098122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001272816A Expired - Fee Related JP4789374B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 仮設足場の建枠ユニット |
Country Status (1)
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---|---|
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPS5219895B2 (ja) * | 1973-07-23 | 1977-05-31 | ||
JPS5291625U (ja) * | 1975-12-29 | 1977-07-08 | ||
JPH0218052U (ja) * | 1988-07-15 | 1990-02-06 | ||
JPH0484650U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 |
-
2001
- 2001-09-10 JP JP2001272816A patent/JP4789374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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JPH0484650U (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 |
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---|---|
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