JP2003082412A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、ソレノイド型誘導加熱装置により、鋼材の表層のみを熱処理することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項2】
鋼材の寸法に応じてソレノイド型誘導加熱装置の投入パワーを調節することを特徴とする請求項1記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項3】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、間隔を離して設置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、鋼材を通過させて、間欠加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項4】
間隔を離して設置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、鋼材を往復移動させて3回以上通過させ、間欠加熱することを特徴とする請求項3記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項5】
各誘導加熱装置で加熱後、鋼材の表面温度が前の誘導加熱装置で加熱した最高到達温度未満になってから 次の誘導加熱装置で加熱することを特徴とする請求項3又は4記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項6】
各誘導加熱装置で加熱後、鋼材の表面温度が厚み方向の平均温度以下になってから次の誘導加熱装置で加熱することを特徴とする請求項3ないし5記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項7】
個々のソレノイド型誘導加熱装置の周波数を、2つ以上の異なる周波数に設定することを特徴とする請求項3ないし請求項6記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項8】
個々のソレノイド型誘導加熱装置の周波数を、少なくとも後半の加熱において減少させることを特徴とする請求項3ないし請求項7記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項9】
個々のソレノイド誘導加熱装置の投入電力パワーを、少なくとも後半の加熱において減少させることを特徴とする請求項3ないし請求項8記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項10】
個々の誘導加熱装置の長さを順次長くすることを特徴とする請求項3記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項11】
誘導加熱装置で加熱する前に、鋼板を平坦化する工程を有することを特徴とする請求項1ないし請求項10記載の鋼材の熱処理方法
【請求項12】
製造工程の上流側から下流側に沿って、順次、熱間圧延機、焼入れ装置または加速冷却装置と、2台以上のソレノイド型誘導加熱装置とを有することを特徴とする鋼材の熱処理装置。
【請求項13】
焼入れ装置または加速冷却装置と2台以上のソレノイド型誘導加熱装置との間に、レベラーを有することを特徴とする請求項12記載の鋼材の熱処理装置。
【請求項14】
2台以上のソレノイド型誘導加熱装置の下流側に、レベラーを有することを特徴とする請求項12記載の鋼材の熱処理装置。
【請求項15】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、直列的に配置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、往復移動となるように鋼材を複数回通過させ、3回以上に分けて加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項16】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置の間に設置された正逆両方向に回転可能な駆動系を有するローラテーブルにより、鋼材を、同一のソレノイド型誘導加熱装置に複数回通過させて加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項17】
請求項1乃至16のいずれか一つに記載の熱処理方法を熱処理工程に含むことを特徴とする鋼材の製造方法。
【請求項1】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、ソレノイド型誘導加熱装置により、鋼材の表層のみを熱処理することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項2】
鋼材の寸法に応じてソレノイド型誘導加熱装置の投入パワーを調節することを特徴とする請求項1記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項3】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、間隔を離して設置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、鋼材を通過させて、間欠加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項4】
間隔を離して設置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、鋼材を往復移動させて3回以上通過させ、間欠加熱することを特徴とする請求項3記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項5】
各誘導加熱装置で加熱後、鋼材の表面温度が前の誘導加熱装置で加熱した最高到達温度未満になってから 次の誘導加熱装置で加熱することを特徴とする請求項3又は4記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項6】
各誘導加熱装置で加熱後、鋼材の表面温度が厚み方向の平均温度以下になってから次の誘導加熱装置で加熱することを特徴とする請求項3ないし5記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項7】
個々のソレノイド型誘導加熱装置の周波数を、2つ以上の異なる周波数に設定することを特徴とする請求項3ないし請求項6記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項8】
個々のソレノイド型誘導加熱装置の周波数を、少なくとも後半の加熱において減少させることを特徴とする請求項3ないし請求項7記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項9】
個々のソレノイド誘導加熱装置の投入電力パワーを、少なくとも後半の加熱において減少させることを特徴とする請求項3ないし請求項8記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項10】
個々の誘導加熱装置の長さを順次長くすることを特徴とする請求項3記載の鋼材の熱処理方法。
【請求項11】
誘導加熱装置で加熱する前に、鋼板を平坦化する工程を有することを特徴とする請求項1ないし請求項10記載の鋼材の熱処理方法
【請求項12】
製造工程の上流側から下流側に沿って、順次、熱間圧延機、焼入れ装置または加速冷却装置と、2台以上のソレノイド型誘導加熱装置とを有することを特徴とする鋼材の熱処理装置。
【請求項13】
焼入れ装置または加速冷却装置と2台以上のソレノイド型誘導加熱装置との間に、レベラーを有することを特徴とする請求項12記載の鋼材の熱処理装置。
【請求項14】
2台以上のソレノイド型誘導加熱装置の下流側に、レベラーを有することを特徴とする請求項12記載の鋼材の熱処理装置。
【請求項15】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、直列的に配置した2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置に、往復移動となるように鋼材を複数回通過させ、3回以上に分けて加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項16】
熱間圧延完了後、焼入れまたは加速冷却された鋼材の熱処理方法において、2つ以上のソレノイド型誘導加熱装置の間に設置された正逆両方向に回転可能な駆動系を有するローラテーブルにより、鋼材を、同一のソレノイド型誘導加熱装置に複数回通過させて加熱することを特徴とする鋼材の熱処理方法。
【請求項17】
請求項1乃至16のいずれか一つに記載の熱処理方法を熱処理工程に含むことを特徴とする鋼材の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000383031 | 2000-12-18 | ||
JP2001200936 | 2001-07-02 | ||
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JP2001384673A JP4066652B2 (ja) | 2000-12-18 | 2001-12-18 | 鋼材の熱処理方法およびその装置 |
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---|---|
JP2003082412A JP2003082412A (ja) | 2003-03-19 |
JP2003082412A5 true JP2003082412A5 (ja) | 2006-03-16 |
JP4066652B2 JP4066652B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=27345460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5298576B2 (ja) * | 2007-03-08 | 2013-09-25 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材の熱処理方法 |
JP2008266729A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Honda Motor Co Ltd | 鋼製ワークの加熱方法 |
JP5552885B2 (ja) * | 2010-04-27 | 2014-07-16 | Jfeスチール株式会社 | 厚鋼板の誘導加熱方法 |
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2001
- 2001-12-18 JP JP2001384673A patent/JP4066652B2/ja not_active Expired - Lifetime
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