JP2003082256A - ベンツイミダゾロン系混晶顔料 - Google Patents

ベンツイミダゾロン系混晶顔料

Info

Publication number
JP2003082256A
JP2003082256A JP2001281042A JP2001281042A JP2003082256A JP 2003082256 A JP2003082256 A JP 2003082256A JP 2001281042 A JP2001281042 A JP 2001281042A JP 2001281042 A JP2001281042 A JP 2001281042A JP 2003082256 A JP2003082256 A JP 2003082256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
benzimidazolone
mixed crystal
based mixed
pigments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001281042A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hosaka
正喜 保坂
Toshio Takei
俊夫 武井
Yuji Ohashi
裕二 大橋
Hiroshi Maki
博志 牧
Yoshitomo Yonehara
祥友 米原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP2001281042A priority Critical patent/JP2003082256A/ja
Publication of JP2003082256A publication Critical patent/JP2003082256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種顔料を混合して調色するすることなく、
高彩度で、かつ透明性に優れた色相を呈する新規ベンツ
イミダゾロン系混晶顔料、および該ベンツイミダゾロン
系混晶顔料を含有する顔料組成物を提供すること。 【解決手段】 特定の二種類のベンツイミダゾロン系顔
料からなり、Cu−Kα線によるX線回折において、回
折角(2θ±0.2°)27.0°に強い回折強度を有
し、18.1°、および22.0°に弱い回折強度を有
するベンツイミダゾロン系混晶顔料を提供し、さらに
は、該ベンツイミダゾロン系混晶顔料を含有する顔料組
成物を提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なベンツイミ
ダゾロン系混晶顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】着色顔料を含有する塗料やインキにおい
ては、所望の色相を得るために、通常は色相の異なる二
種以上の顔料を混合して調色する。しかしながら、二種
以上の顔料を物理的に混合した場合は減法混色となるた
め、このようにして調色した塗料やインキの塗膜におい
ては、一般的には彩度や透明性が低下する。
【0003】従来、二種類以上の顔料を混合して溶媒に
均一に溶解させた後、その溶液を該顔料を溶解しない溶
媒中へ投入することにより再析出させる方法や、二種類
以上の顔料を少量の溶媒や添加剤と共にビーズミルやボ
ールミルなどの分散機中で摩砕混合する方法によって調
色した固溶体顔料や混晶顔料を使用した塗料やインキに
おいては、上記二種類以上の顔料を、単に物理的に混合
した場合のような、彩度や透明性の低下を起こさないこ
とが広く知られている。
【0004】特開昭62−62867号公報には、キナ
クリドンキノン顔料とキナクリドン顔料を混合して濃硫
酸に溶解した後、該溶液を水中に投入して固溶体顔料を
析出させる方法が記載されている。また、特開昭60−
35055号公報には、無置換キナクリドンと置換キナ
クリドン顔料を苛性アルカリの存在下、非プロトン性極
性溶媒中に溶解した後、酸中和することにより固溶体を
生成させる方法が記載されている。また、特開平2−1
13074号公報には、イソインドリノン顔料とイソイ
ンドリン顔料を少量の助剤を添加した水スラリーを、ビ
ーズミルを使用して摩砕処理する固溶体顔料の調製方法
が記載されている。
【0005】これら以外にも、上記手法単独、もしくは
二種類以上の手法を組み合わせた製造方法により、様々
な顔料の組み合わせの固溶体顔料が知られている。たと
えば、米国特許第3160510号明細書、米国特許第
3298847号明細書、米国特許第3647494号
明細書には、複数のキナクリドン顔料固溶体の製造方法
が、また、米国特許第3554776号明細書、米国特
許第4769460号明細書には、複数のペリレンテト
ラカルボジイミド顔料固溶体の製造方法が記載されてい
る。
【0006】一方、特開平8−199085号公報に
は、1,4−ジケトピロロピロールの混晶および固溶体
が記載されている。しかしながら、本発明のベンツイミ
ダゾロン系顔料の固溶体顔料もしくは混晶顔料に関して
記載された文献は見当たらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、印刷インキ、塗料、プラスチックの着色、
トナー、インクジェット用インキなどに使用する着色剤
として、従来、二種類以上の異種顔料を物理的に混合し
て調色することによって発現させていた色相を、異種顔
料を混合することなく高彩度で発色し、かつ透明性に優
れた新規ベンツイミダゾロン系混晶顔料、および該ベン
ツイミダゾロン系混晶顔料を含有する顔料組成物を提供
することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明者らは、下記式
(I)で示される顔料(I)と、下記式(II)で示さ
れる顔料(II)とからなるベンツイミダゾロン系混晶
顔料が、これら二種の顔料の物理的混合物とは異なっ
た、高彩度で透明性に優れた橙色を呈することを見出し
た。さらに本発明者らは、該ベンツイミダゾロン系混晶
顔料は、Cu−Kα線によるX線回折において、回折角
(2θ±0.2°)27.0°に強い回折強度を有し、
18.1°、および22.0°に弱い回折強度を有して
おり、顔料(I)もしくは顔料(II)それぞれ単独の
回折パターン、あるいは該二種の顔料を物理的に混合し
たものの回折パターンのいずれとも異なった回折パター
ンを示す、新規ベンツイミダゾロン系混晶顔料であるこ
とを見出した。
【0009】
【化3】 式(I)
【0010】
【化4】 式(II)
【0011】すなわち、本発明は、上記式(I)で示さ
れる顔料(I)と、上記式(II)で示される顔料(I
I)とからなり、Cu−Kα線によるX線回折におい
て、回折角(2θ±0.2°)27.0°に強い回折強
度を有し、18.1°、および22.0°に弱い回折強
度を有するベンツイミダゾロン系混晶顔料を提供し、さ
らには、該ベンツイミダゾロン系混晶顔料を含有する顔
料組成物を提供することにより、上記課題を解決した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてさらに詳細
に説明する。本発明における混晶顔料とは、特開平9−
124649号公報により定義されている混晶顔料をい
う。すなわち、ホスト顔料の結晶格子中にゲスト顔料分
子が取り込まれてホスト顔料と同一のX線回折パターン
を示し、ゲスト顔料の回折パターンが消滅する固溶体顔
料とは異なり、各成分のそれぞれの回折パターンとも、
それらの物理的混合物の回折パターンとも異なるX線回
折パターンを示す、新たな結晶格子を有する混晶顔料で
ある。
【0013】本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料
は、苛性アルカリの存在下で顔料(I)と顔料(II)
を有機溶媒に均一に溶解した後、該溶液を酸で中和する
ことにより析出させたものであり、橙色を呈する。
【0014】上記苛性アルカリとしては、水酸化ナトリ
ウム、または水酸化カリウムを使用するのが好ましい。
有機溶媒としては、公知慣用のものを用いることができ
るが、中でも顔料の溶解性が高い、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルイミダゾリジノン
などの非プロトン性極性溶媒を使用するのが好ましい。
【0015】苛性アルカリを、上記溶剤に完全に溶解さ
せるのは困難であるが、系に少量の水を混在させること
により均一に溶解させることができる。水の添加率は、
有機溶媒に対して2〜30質量%が好ましく、さらに好
ましくは5〜20質量%である。水の添加率が30%を
超えると、顔料(I)および顔料(II)の溶解性が低
下する。
【0016】顔料(I)と顔料(II)の混合割合は、
顔料(I)の含有率を、50〜90モル%の範囲とする
のが好ましく、60〜80モル%がさらに好ましい。本
発明においては、顔料(I)の含有率が75モル%のと
きに、最も彩度が高く、透明性に優れた混晶顔料が得ら
れる。実験的に裏付けられたわけではないが、この結果
は、顔料(I)6分子と顔料(II)2分子が結晶格子
を形成していることを示唆している。この仮説にたて
ば、顔料(I)と顔料(II)の3:1の比率を変えた
場合には、どちらか過剰となった成分が、混晶顔料と物
理的に混合した形態をとり、本発明のベンツイミダゾロ
ン系混晶顔料を含有する顔料組成物となると考えられ
る。
【0017】顔料溶液を中和して混晶顔料を析出させる
ために使用する酸類としては、硫酸、塩酸、または酢酸
などを使用することができるが、臭気の問題や揮発した
ガスによる設備の腐食といった問題がないことなどから
硫酸を使用するのが好ましい。中和時の温度は特に限定
されないが、一般的には0℃から70℃程度が好まし
い。
【0018】得られた混晶顔料は、通常のろ過、洗浄、
乾燥、粉砕を経ることで、そのまま顔料として使用でき
るが、着色力や耐候性などを高める目的で、公知慣用の
後処理を行って、用途に適した所望の粒子系に調整する
こともできる。具体的には、たとえば、得られた混晶顔
料粒子が微細であり、顔料の結晶をより大きな結晶へと
成長させたい場合には、中和後のスラリーの状態そのま
まか、溶媒を水や種々の有機溶剤、もしくはそれらの混
合溶液に置換するか、または乾燥後の混晶顔料を溶媒中
に再スラリー化した後、常圧または加圧下で熱処理する
方法が一般的である。
【0019】ここで用いる溶媒としては、ベンゼン、キ
シレン、トルエンなどの芳香族系溶媒、ピリジン、ピコ
リン、キノリンなどのピリジン系溶媒、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶
媒、メタノール、ブタノール、イソブタノール、イソプ
ロパノールなどのアルコール系溶媒、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、モノエチルエーテルなどのエー
テル系溶媒、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドン、N,N−ジメチルホルムアミドなどの非プロトン
性極性溶媒、あるいは水などを挙げることができる。水
を用いる場合は、適宜界面活性剤などの添加剤の存在下
で加熱処理を行ってもよい。
【0020】このようにして得られた混晶顔料スラリー
は通常のろ過、洗浄、乾燥、粉砕を行うことにより本発
明のベンツイミダゾロン系混晶顔料が得られる。本発明
のベンツイミダゾロン系混晶顔料のX線回折パターン
は、顔料(I)もしくは顔料(II)単独のいずれのX
線回折パターンとも異なる新しい回折パターンを示す、
新規の結晶型を有する混晶顔料である。
【0021】本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料を
印刷インキ、塗料、プラスチックの着色、トナー、イン
クジェット用インキなどに使用した場合、顔料(I)お
よび顔料(II)の物理的混合によって調色した顔料を
用いた場合と比べて、色相が異なり、高彩度で透明性に
優れるものとなる。
【0022】
【実施例】以下、実施例および比較例により、本発明を
さらに詳しく説明する。特に断らない限り、「部」およ
び「%」は、いずれも質量を基準とする。
【0023】(実施例)窒素気流下で、反応容器中に、
ジメチルスルホキシド450部と水27.6部の混合溶
媒に50%水酸化カリウム水溶液44.8部を溶解させ
た。撹拌しながら、橙色の顔料(I)(大日本インキ化
学工業製「Symular FastOrange 4
183H」;C.I.ピグメントオレンジ36)15.
6部と黄色の顔料(II)(大日本インキ化学工業製
「Symular Fast Yellow 419
2」;C.I.ピグメントイエロー154)5.1部を
少量ずつ加え溶解させた。得られた顔料溶液を室温で1
時間撹拌した後、氷冷下で30%硫酸水溶液46.8部
を滴下した後、さらに6%硫酸水溶液を加えてpH4.
5とし、本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料のスラ
リーを得た。
【0024】次いで、後処理として、スラリーが均質な
状態を保つように撹拌した状態で、100℃、2時間時
間熟成させた後、60℃に降温し、1000部の水で希
釈後、混晶顔料をろ別した。60℃の水で、ろ液が中性
となるまで洗浄し、得られたケーキを70℃の温風乾燥
器中で10時間乾燥した後粉砕して、黄味の橙色を呈す
る本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料20.4部を
得た。
【0025】得られた混晶顔料について、理学電機
(株)社製X線回折装置「RINT Ultima+」
を用いてCu−Kα線照射による粉末X線回折分析を行
った。図1にそのX線回折パターンを示す。該混晶顔料
は、X線回折角度(2θ±0.2°)27.0°に強い
回折強度を有し、18.1°、および22.0°に弱い
回折強度を有している。
【0026】なお、X線回折装置の設定は以下の通りと
した。 使用電力:40kV、30mA サンプリング角度:0.020° 発散・散乱スリット:(1/2)° 受光スリット:0.3mm スキャンスピード:2°/分
【0027】(比較例1)実施例における、顔料(I)
(「Symular Fast Orange4183
H」)15.6部、顔料(II)(「Symular
Fast Yellow 4192」)5.1部の代わ
りに、顔料(I)のみを20部とした以外は、実施例と
同様にして、橙色のベンツイミダゾロン系顔料19.5
部を得た。得られた顔料について、実施例と同様にして
粉末X線回折分析を行った。図2にそのX線回折パター
ンを示す。該顔料は、X線回折角度(2θ±0.2°)
27.4°に強い回折強度を有し、10.4°、12.
2°、14.6°、18.0°、および22.7°に弱
い回折強度を有している。
【0028】(比較例2)実施例における、顔料(I)
(「Symular Fast Orange4183
H」)15.6部、顔料(II)(「Symular
Fast Yellow 4192」)5.1部の代わ
りに、顔料(II)のみを20部とした以外は、実施例
と同様にして、黄色のベンツイミダゾロン系顔料19.
6部を得た。得られた顔料について、実施例と同様にし
て粉末X線回折分析を行った。図3にそのX線回折パタ
ーンを示す。該顔料は、X線回折角度(2θ±0.2
°)26.1°に強い回折強度を有し、6.1°、1
2.2°、13.4°、18.3°、19.9°および
22.2°に弱い回折強度を有している。
【0029】(比較例3)比較例1で得た顔料15.6
部と、比較例2で得た顔料5.1部を十分に混合して、
2種類のベンツイミダゾロン系顔料の物理的混合物であ
る、赤味の黄色を呈する混合顔料20.7部を得た。得
られた顔料について、実施例と同様にして粉末X線回折
分析を行った。図4にそのX線回折パターンを示す。該
顔料は、X線回角度(2θ±0.2°)27.4°に強
い回折強度を有し、12.2°、14.6°、18.0
°、22.7°、および26.1°に弱い回折強度を有
している。
【0030】(試験例1)大日本インキ化学工業製焼き
付け塗料用アクリル樹脂「ベッコゾールJ−524−I
M―60」70%と、大日本インキ化学工業製メラミン
樹脂「スーパーベッカミンG−821−60」)30%
の混合樹脂66部を、キシレン:n−ブタノール=7:
3の混合溶剤12部に溶解して樹脂組成物を得た。上記
樹脂組成物78部に、実施例で得た混晶顔料2部を加
え、ペイントコンディショナーにより2時間攪拌して分
散させ、顔料分散組成物を調製した。比較例1〜3で得
た顔料についても、上記と同様にして顔料分散組成物を
調製した。
【0031】これらの顔料分散組成物それぞれ12部
に、前記混合樹脂:前記混合溶媒4:3の樹脂溶液18
部を加えて希釈し、焼き付け用アクリル塗料を調製し
た。該塗料を、アプリケーターを用いてポリエステルフ
ィルム上に塗布した後、130℃で30分間焼き付けし
て塗膜を硬化させた。得られた硬化塗膜の色度(L
、b)を、日本電色工業(株)製分光光度計「S
Z−Σ90」を使用して測定した。結果を表1に示す。
【0032】表1の結果から明らかなように、実施例で
得た本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料を含有する
硬化塗膜は、比較例1〜3の顔料を含有するものとは色
相が異なり、透明性に優れ、かつ彩度(C)も非常に
高いものであった。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】顔料(I)および顔料(II)からなる
本発明のベンツイミダゾロン系混晶顔料は、それぞれの
顔料を物理的に混合した場合とは色相が異なり、高彩度
で透明性に優れた、実用性の高い新規なベンツイミダゾ
ロン系混晶顔料であり、印刷インキや塗料、プラスチッ
クの着色、トナー、インクジェット用インキなどの着色
剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で得た本発明のベンツイミダゾロン系混
晶顔料のX線回折図である。
【図2】比較例1で得たベンツイミダゾロン顔料のX線
回折図である。
【図3】比較例2で得たベンツイミダゾロン顔料のX線
回折図である。
【図4】比較例3で得たベンツイミダゾロン系顔料の物
理的混合物のX線回折図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 博志 千葉県習志野市藤崎2−7−15−402 (72)発明者 米原 祥友 千葉県佐倉市千成1−1−1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I)で示される顔料(I)と、
    下記式(II)で示される顔料(II)とからなり、C
    u−Kα線によるX線回折において、回折角(2θ±
    0.2°)27.0°に強い回折強度を有し、18.1
    °、および22.0°に弱い回折強度を有することを特
    徴とするベンツイミダゾロン系混晶顔料。 【化1】 式(I) 【化2】 式(II)
  2. 【請求項2】 前記顔料(I)の含有率が50〜90モ
    ル%である請求項1に記載のベンツイミダゾロン系混晶
    顔料。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のベンツイミダゾロン系
    混晶顔料を含有することを特徴とする顔料組成物。
JP2001281042A 2001-09-17 2001-09-17 ベンツイミダゾロン系混晶顔料 Pending JP2003082256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281042A JP2003082256A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 ベンツイミダゾロン系混晶顔料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281042A JP2003082256A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 ベンツイミダゾロン系混晶顔料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003082256A true JP2003082256A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19104938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001281042A Pending JP2003082256A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 ベンツイミダゾロン系混晶顔料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003082256A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7503973B1 (en) * 2008-03-07 2009-03-17 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7857901B2 (en) 2008-03-07 2010-12-28 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7883574B2 (en) 2008-03-07 2011-02-08 Xerox Corporation Methods of making nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7905954B2 (en) 2008-03-07 2011-03-15 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7938903B2 (en) 2008-03-07 2011-05-10 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7985290B2 (en) 2008-03-07 2011-07-26 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8012254B2 (en) 2008-03-07 2011-09-06 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8025723B2 (en) 2008-03-07 2011-09-27 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8362270B2 (en) 2010-05-11 2013-01-29 Xerox Corporation Self-assembled nanostructures
US8703988B2 (en) 2010-06-22 2014-04-22 Xerox Corporation Self-assembled nanostructures

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8012254B2 (en) 2008-03-07 2011-09-06 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7857901B2 (en) 2008-03-07 2010-12-28 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7883574B2 (en) 2008-03-07 2011-02-08 Xerox Corporation Methods of making nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7905954B2 (en) 2008-03-07 2011-03-15 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7938903B2 (en) 2008-03-07 2011-05-10 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7985290B2 (en) 2008-03-07 2011-07-26 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US7503973B1 (en) * 2008-03-07 2009-03-17 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8025723B2 (en) 2008-03-07 2011-09-27 Xerox Corporation Nonpolar liquid and solid phase change ink compositions comprising nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8426636B2 (en) 2008-03-07 2013-04-23 Xerox Corporation Sterically bulky stabilizers
US8455654B2 (en) 2008-03-07 2013-06-04 Xerox Corporation Nanosized particles of benzimidazolone pigments
US8461351B2 (en) 2008-03-07 2013-06-11 Xerox Corporation Sterically bulky stabilizers
US8362270B2 (en) 2010-05-11 2013-01-29 Xerox Corporation Self-assembled nanostructures
US8703988B2 (en) 2010-06-22 2014-04-22 Xerox Corporation Self-assembled nanostructures

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4236931B2 (ja) 有機顔料のコンディショニング
KR100255974B1 (ko) 프탈로시아닌 안료를 기본으로 한 안료 제제의 제조방법
KR100435007B1 (ko) 1,4-디케토피롤로피롤및퀴나크리돈의3성분고용체
US20060189726A1 (en) Preparation of yellow pigment
US5236498A (en) Quinacridone solid solutions having unique styling applications
JP2003082256A (ja) ベンツイミダゾロン系混晶顔料
JP2002020647A (ja) 黒色顔料組成物
EP0540953B1 (en) New solid solutions of copper phthalocyanine compounds
EP2206751B1 (en) Coloring composition, method for production thereof, and coloring method
JP2010533745A (ja) 微粒子状イプシロン−銅フタロシアニン−顔料調合物
KR100484685B1 (ko) 프탈로시아닌을함유하는수성코팅조성물의제조방법
US4222788A (en) Mixed pigment and process of preparing the same
JPH11130974A (ja) 有機顔料の製造方法
WO2005000973A1 (ja) ペンツイミダゾロン化合物
JP2018529785A (ja) ナフトールas顔料混合物
JP4126725B2 (ja) δ型インダンスロンブルー顔料及びその製造方法
JP6424695B2 (ja) アゾメチン金属錯体の固溶体
JP2006328262A (ja) 微細キナクリドン顔料の製造方法
JP2004196982A (ja) ベンツイミダゾロン系固溶体顔料
JP3173103B2 (ja) ジスアゾ顔料
JPS63207858A (ja) 銅フタロシアニン顔料の製造方法
JPH064776B2 (ja) 顔料組成物の製造法
JP3787287B2 (ja) 着色組成物およびその製造方法、ならびに印刷インキ
JP4696937B2 (ja) ジクロロキナクリドン顔料の製造方法
JP2004256624A (ja) ベンツイミダゾロン系混晶顔料を含有する着色組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050822