JP2003081793A - 発毛抑制剤及び化粧料 - Google Patents

発毛抑制剤及び化粧料

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JP2003081793A
JP2003081793A JP2001273208A JP2001273208A JP2003081793A JP 2003081793 A JP2003081793 A JP 2003081793A JP 2001273208 A JP2001273208 A JP 2001273208A JP 2001273208 A JP2001273208 A JP 2001273208A JP 2003081793 A JP2003081793 A JP 2003081793A
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hair growth
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growth inhibitor
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Takashi Chikasawa
貴士 近澤
Kazuhiro Mio
和弘 三尾
Hiroshi Kurita
啓 栗田
Tomoko Kono
智子 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体毛の成長を効果的に抑制して、除毛処理回
数を減少させることのできる発毛抑制剤及び該発毛抑制
剤を含有する化粧料の提供。 【解決手段】 トウキンセンカ及び/又はパールカルク
から抽出される毛乳頭細胞の増殖抑制物質を有効成分と
して含む発毛抑制剤。ツノマタ(Chondrus)
属、フノリ(Gloiopeltis)属、イギス(C
eramium)属及びダービリア(Durville
a)属から選ばれる1種又は2種以上から抽出される外
毛根鞘細胞の分化抑制物質を有効成分として含む発毛抑
制剤。又はこれら発毛抑制剤と、毛のケラチンを特異的
に分解する酵素とを含む発毛抑制剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体毛の成長を効果
的に抑制することができる発毛抑制剤及び化粧料に関
し、特に、毛を細くしてから切断することにより、毛の
発育を抑制して除毛処理回数を減少させることのできる
発毛抑制剤及び該発毛抑制剤を含有する化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、頭皮上の毛髪は豊かであるこ
とが望まれているのに対し、手、足、腋、顔等における
体毛は、美的外観上好ましくないとする傾向が高まって
いる。
【0003】そのため、好ましくない毛髪を除去する方
法が開発され、利用されている。具体的には、シェーバ
ー、抜毛器等を用いる機械的除去方法、脱毛剤(例え
ば、特開平6−192056号公報など)を用いて体毛
を毛根から抜去する方法、除毛剤(例えば、特開平4−
173725号公報など)を用いて、その化学的作用に
より体毛を除去する方法などが提案されている。
【0004】しかしながら、これら従来の毛髪除去方法
は、皮膚に対して刺激を伴うものである。また、毛の成
長を止めるものではないため、再び伸長した体毛の除去
処理を頻繁に行わなければならず、体毛除去処理回数を
減少させることができないという問題がある。
【0005】また近年、生薬抽出物(例えば、特開平8
−81336号公報、特開平10−139639号公報
など)や特定の化合物(例えば、特開平10−1396
40号公報など)を用いた発毛抑制剤が報告されている
が、未だ充分なものではなく更に発毛抑制効果の高い発
毛抑制剤の提供が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明は、体毛の成長
を効果的に抑制して、除毛処理回数を減少させることの
できる発毛抑制剤及び該発毛抑制剤を含有する化粧料を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を行った結果、(1)トウキン
センカ及び/又はパールカルクから抽出される毛乳頭細
胞の増殖抑制物質を有効成分として含む発毛抑制剤、
(2)ツノマタ(Chondrus)属、フノリ(Gl
oiopeltis)属、イギス(Ceramium)
属及びダービリア(Durvillea)属から選ばれ
る1種又は2種以上から抽出される外毛根鞘細胞の分化
抑制物質を有効成分として含む発毛抑制剤、或いは
(3)前記(1)又は(2)の有効成分と、毛のケラチ
ンを特異的に分解する酵素とを含む発毛抑制剤が、いず
れも優れた発毛抑制効果を示すことを知見し、本発明を
なすに至った。
【0008】即ち、本発明は、上記課題を解決するた
め、下記の発毛抑制剤及び化粧料を提供する。
【0009】請求項1の発明は、トウキンセンカ及び/
又はパールカルクから抽出される毛乳頭細胞の増殖抑制
物質を有効成分として含むことを特徴とする発毛抑制剤
である。
【0010】請求項2の発明は、ツノマタ(Chond
rus)属、フノリ(Gloiopeltis)属、イ
ギス(Ceramium)属及びダービリア(Durv
illea)属から選ばれる1種又は2種以上から抽出
される外毛根鞘細胞の分化抑制物質を有効成分として含
むことを特徴とする発毛抑制剤である。
【0011】請求項3の発明は、ツノマタ属のトチャカ
(Chondrus crispus)、フノリ属のフ
クロフノリ(Gloiopeltis furcat
a)、イギス属のアミクサ(Ceramium boy
denii)、ダービリア属のダービリア(Durvi
llea atarctica)から選ばれる1種又は
2種以上から抽出される外毛根鞘細胞の分化抑制物質を
有効成分として含む請求項2記載の発毛抑制剤である。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れか1項記載の有効成分と、毛のケラチンを特異的に分
解する酵素とを含むこと特徴とする発毛抑制剤である。
【0013】請求項5の発明は、前記毛のケラチンを特
異的に分解する酵素が、ブロメライン、アルカリプロテ
アーゼY、又はエスペラーゼである請求項4記載の発毛
抑制剤である。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れか1項記載の発毛抑制剤を配合してなることを特徴と
する化粧料である。
【0015】ここで、トウキンセンカの抽出物が整肌作
用、抗炎症作用、育毛作用を有することは知られてい
る。また、パールカルク抽出液が細胞賦活作用を有する
ことは知られている。更に、ツノマタ(Chondru
s)属、フノリ(Gloiopeltis)属、イギス
(Ceramium)属又はダービリア(Durvil
lea)属の抽出物が、育毛効果、皮膚の老化防止効
果、皮膚細胞の再生促進効果を有することは知られてい
る。しかしながら、これらの抽出物及び毛のケラチンを
特異的に分解する酵素との組み合わせが、毛乳頭細胞の
増殖抑制物質又は外毛根鞘細胞の分化抑制物質を含み、
優れた発毛抑制作用を有していることは全く知られてお
らず、これらが体毛の発育を抑制し、発毛抑制剤の有効
成分として好適に用いられることは、本発明者らによる
新知見である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明の発毛抑制剤は、第1の態様として、
トウキンセンカ及び/又はパールカルクから抽出される
毛乳頭細胞の増殖抑制物質を有効成分として含むもので
ある。前記パールタルクは、アコヤ貝貝殻(真珠層)又
は真珠を加水分解して得られるものである。
【0017】また、本発明の発毛抑制剤は、第2の態様
として、ツノマタ(Chondrus)属、フノリ(G
loiopeltis)属、イギス(Ceramiu
m)属及びダービリア(Durvillea)属から選
ばれる1種又は2種以上から抽出される外毛根鞘細胞の
分化抑制物質を有効成分として含むものである。これら
の中でも、ツノマタ属のトチャカ(Chondrus
crispus)、フノリ属のフクロフノリ(Gloi
opeltis furcata)、イギス属のアミク
サ(Ceramium boydenii)、ダービリ
ア属のダービリア(Durvillea atarct
ica)を抽出原料とすることが好ましい。
【0018】更に、本発明の発毛抑制剤は、第3の態様
として、前記第1,2の態様のいずれかの有効成分と、
毛のケラチンを特異的に分解する酵素とを含むものであ
る。この場合、前記毛のケラチンを特異的に分解する酵
素としては、ブロメライン、アルカリプロテアーゼY、
エスペラーゼなどが好ましい。前記毛のケラチンを特異
的に分解する酵素の添加量は、固形分での質量比で前記
第1又は第2の態様の有効成分:酵素=1:0.005
〜100、好ましくは1:0.05〜10である。
【0019】前記トウキンセンカ、ツノマタ(Chon
drus)属、フノリ(Gloiopeltis)属、
イギス(Ceramium)属、又はダービリア(Du
rvillea)属の抽出物は、公知の方法によって得
られたものを使用することができる。この場合、抽出に
用いる溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレン
グリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類
などが挙げられ、これらは一種を単独で又は2種以上の
混合物として用いることができる。抽出方法は、特に制
限されず通常の植物エキスの抽出法などの方法に準じて
行えばよく、必要により公知の方法で脱臭、脱色等の処
理を施してから用いてもよい。なお、市販されている抽
出物を用いることもできる。
【0020】なお、本発明の発毛抑制剤は、上記有効成
分の1種を単独で又は2種以上を併用してもよいが、上
記の有効成分の中では、発毛抑制効果の点から、特に、
アミクサとブロメライン、トチャカとブロメライン、フ
クロフノリとブロメライン、パールカルクとブロメライ
ン、アミクサとアルカリプロテアーゼY、アミクサとエ
スペラーゼなどの組み合わせが好ましい。
【0021】本発明の発毛抑制剤は、化粧料に配合して
使用することができる。前記化粧料としては、特に限定
されるものではないが、除毛、脱毛又は髭剃り関連化粧
料であることが好ましい。具体的には、ペースト状、ク
リーム状、エアゾール状等の除毛剤、ワックス状、ジェ
ル状、シート状等の脱毛剤、除毛又は脱毛の後処理に用
いるローション、クリーム等の後処理料、デオドラント
ローション、デオドラントパウダー、デオドラントスプ
レー、デオドラントスティック等の制汗・防臭化粧料、
プレシェーブローション等の髭剃り前処理料、シェービ
ングクリーム等の髭剃り料、アフターシェーブローショ
ン等の髭剃り後処理料などが挙げられる。
【0022】本発明の発毛抑制剤は、化粧料に任意の量
で配合でき、その配合量は、製品形態、使用頻度により
異なり一概には規定することはできないが、通常は、海
藻及び植物抽出物の場合は乾燥固形分として0.01〜
30質量%、好ましくは0.1〜5質量%である。発毛
抑制剤の配合量が少なすぎると、十分な発毛抑制効果が
期待できない場合があり、一方、多すぎても発毛抑制効
果が頭打ちになったり、製剤の安定性の面で不具合が発
生する可能生がある。
【0023】本発明の化粧料には、本発明の効果を損な
わない範囲において、既知の薬効成分を必要に応じて適
宜配合することができる。例えば、抗菌剤、抗炎症剤、
保湿剤等を配合することができる。
【0024】なお、上記薬効成分以外の任意の成分、例
えば精製水、エタノール、多価アルコール、セルロース
類、界面活性剤、エステル油、高分子樹脂、色材、香
料、紫外線吸収剤等を目的に応じて適宜配合することが
できる。
【0025】本発明の化粧料は、常法に従って均一溶
液、ローション、ジェルなどの形態で使用することがで
きる。また、本発明の化粧料は、エアゾールの形態をと
ることができる。その場合には、上記成分以外に、n−
プロピルアルコール又はイソプロピルアルコール等の低
級アルコール;ブタン、プロパン、イソブタン、液化石
油ガス、ジメチルエーテル等の可燃性ガス;窒素ガス、
酸素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス等の圧縮ガスを含
有することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の発毛抑制剤は、(1)トウキン
センカ及び/又はパールカルクから抽出される毛乳頭細
胞の増殖抑制物質を有効成分として含むこと、(2)ツ
ノマタ(Chondrus)属、フノリ(Gloiop
eltis)属、イギス(Ceramium)属及びダ
ービリア(Durvillea)属から選ばれる1種又
は2種以上から抽出される外毛根鞘細胞の分化抑制物質
を有効成分として含むこと、或いは(3)前記(1)又
は(2)の有効成分と、毛のケラチンを特異的に分解す
る酵素とを含むことにより、体毛の成長を効果的に抑制
して、除毛処理回数を減少させることのできる、優れた
発毛抑制効果を有し、除毛、脱毛又は髭剃り関連化粧料
などに好適に用いられるものである。
【0027】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。なお、抽出物の配合量は、乾燥固形分とし
ての値で示した。
【0028】〔実施例1〕 ヒト頭髪由来毛乳頭細胞に
対する増殖抑制試験 トウキンセンカ抽出物及びパールカルク抽出液を、固形
分として1質量%の濃度となるように溶媒(エタノー
ル)に溶解し、このサンプルを用いて正常ヒト毛乳頭細
胞の増殖活性に及ぼす作用について試験を行った。
【0029】正常ヒト毛乳頭細胞(TOYOBO社製)
を48穴プレート(住友ベークライト社製)に播種し、
5%炭酸ガス雰囲気下、37℃で1日間培養した。培養
上清を吸引除去し、無添加(コントロール)及び1質量
%のサンプルを添加した培地を各ウェルに加え、更に5
日間培養した。培養終了後、alamar Blueを
用いて増殖活性を測定した。コントロールを100とし
たときの増殖活性を算出した。結果を図1に示す。
【0030】図1に示した結果から明らかなように、ト
ウキンセンカ抽出物、パールカルク抽出液はヒト毛乳頭
細胞の増殖活性を抑制することが判明した。特に、トウ
キンセンカ抽出物はコントロールに対して約90%抑制
という高い効果が認められた。
【0031】〔実施例2〕 ヒト由来外毛根鞘細胞に対
するインボルクリン発現抑制試験 常法により調製したツノマタ属、フノリ属、イギス属、
ダービリア属の各抽出物を、固形分として1質量%の濃
度となるように溶媒(エタノール)に溶解し、このサン
プルを用いてヒト由来外毛根鞘細胞の分化を抑制し、発
毛抑制効果を有することを証明するため、分化マーカー
であるインボルクリン発現に及ぼす作用について以下の
試験を行った。
【0032】ヒト由来外毛根鞘細胞を48穴コラーゲン
コートプレート(住友ベークラフト)に播種し、5%炭
酸ガス雰囲気下、37℃で3日間培養した。培養上清を
吸引除去し、無添加(コントロール)及び1質量%の各
サンプルを添加した培地を各ウェルに加え、更に2日間
培養した。培養終了後、抗インボルクリン抗体を用いた
ELISA法を用いてインボルクリン発現量を定量し
た。コントロールを100としたときのインボルクリン
発現量を算出した。結果を図2に示す。
【0033】図2に示した結果のように、ツノマタ属、
フノリ属、イギス属、ダービリア属の各抽出物は、イン
ボルクリン発現を抑制することが判明した。特にツノマ
タ属のトチャカ(Chondrus crispu
s)、フノリ属のフクロフノリ(Gloiopelti
s furcata)、イギス属のアミクサ(Cera
mium boydenii)、ダービリア属のダービ
リア(Durvilleaatarctica)には高
いインボルクリン発現抑制効果が認められた。
【0034】〔実施例3〕 マウス発毛試験 表1,2の抽出物及び酵素を固形分として2質量%の濃
度となるように溶媒(エタノール)に溶解し、サンプル
とした。毛周期が休止期にある生後49日齢のC3H/
HeNCrjマウスの背部を、電気バリカン及び電気シ
ェーバーを用い、皮膚を傷つけないように除毛し、1群
10匹として実験に供した。翌日より除毛部位に各サン
プルを0.1mLずつ、1日1回塗布した。対照群は溶
媒のみを塗布した群とした。各サンプルの発毛効果は、
発毛面積を測定し、除毛した面積に対する比率を下記の
計算式により算出して比較した。各サンプルの塗布開始
後10日目と15日目の発毛面積の平均値を表1,2に
示す。
【0035】<式> 発毛面積率(%)=(発毛面積/除毛部位面積)×10
【0036】
【表1】 植物抽出物の発毛抑制効果
【0037】
【表2】 植物抽出物と酵素の併用による発毛抑制効果 なお、配合比は乾燥固形分での質量比である。
【0038】表1の結果から、本発明品はいずれも対照
群の発毛面積率に対して明らかに低く、優れた発毛抑制
効果が認められた。また、表2の結果から、各種抽出物
と酵素を混合することにより、発毛抑制効果がより高ま
ることが認められた。
【0039】 〔実施例4〕 発毛抑制ローション トチャカのエタノール抽出物 1.0質量% ブロメライン 0.1質量% スタノロン 0.2質量% ソルビタンモノオレイン酸 2.0質量% グリセリン 7.0質量% 1,3−ブチレングリコール 7.0質量% エタノール 40.0質量% 精製水 残 部 計 100.0質量%
【0040】 〔実施例5〕 発毛抑制クリーム フクロフノリ 0.5質量% ブロメライン 0.1質量% ステアリルアルコール 6.0質量% ステアリン酸 2.0質量% 水添ラノリン 4.0質量% スクワラン 9.0質量% オクチルドデカノール 10.0質量% 1,3−ブチレングリコール 4.0質量% グリセリン 3.0質量% POE(25)セチルエーテル 3.0質量% モノステアリン酸グリセリン 2.0質量% エチルパラベン 0.1質量% ブチルパラベン 0.1質量% 精製水 残 部 計 100.0質量%
【0041】 〔実施例6〕 発毛抑制クリーム アミクサの50%エタノール抽出液 2.0質量% ブロメライン 0.1質量% セチルアルコール 5.0質量% ステアリン酸 3.0質量% ワセリン 5.0質量% スクワラン 9.0質量% オクチルドデカノール 10.0質量% 1,3−ブチレングリコール 5.0質量% PEG1500 4.0質量% POE(25)セチルエーテル 3.0質量% モノステアリン酸グリセリン 2.0質量% エチルパラベン 0.1質量% ブチルパラベン 0.1質量% 精製水 残 部 計 100.0質量%
【0042】 〔実施例7〕 発毛抑制ジェル ダービリア 0.5質量% ブロメライン 0.1質量% カルボキシビニルポリマー 0.7質量% ポリビニルピロリドン 2.0質量% POE(20)セチルエーテル 3.0質量% グリセリン 5.0質量% PEG1500 4.0質量% エタノール 20.0質量% 精製水 残 部 計 100.0質量%
【0043】 〔実施例8〕 発毛抑制フォーム (原液) トウキンセンカの50%1,3−ブチレングリコール抽出物 1.5質量% ブロメライン 0.1質量% POE(20)ソルビタンモノステアリン酸 2.0質量% グリセロールモノステアリン酸エステル 2.0質量% ホホバ油 3.0質量% ジプロピレングリコール 5.0質量% グリセリン 7.0質量% メチルパラベン 0.1質量% エタノール 30.0質量% 精製水 残 部 計 100.0質量% (充填用希釈液) 上記原液 90.0質量% LPG(噴射剤) 10.0質量% 計 100.0質量%
【0044】 〔実施例9〕 発毛抑制スプレー (原液) パールカルク 0.2質量% ブロメライン 0.1質量% POE(20)セチルエーテル 3.0質量% プロピレングリコール 3.0質量% エタノール 60.0質量% 精製水 残 部 計 100.0質量% (充填用希釈液) 上記原液 60.0質量% LPG(噴射剤) 40.0質量% 計 100.0質量%
【0045】上記実施例4〜9の各製剤において、明確
な発毛抑制効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の結果を示すグラフである。
【図2】実施例2の結果を示すグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 35/78 A61K 35/78 Z 38/46 45/00 45/00 A61P 17/00 A61P 17/00 43/00 105 43/00 105 121 121 A61K 37/54 (72)発明者 栗田 啓 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 河野 智子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA071 AA072 AA111 AA112 AA122 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC242 AC422 AC442 AC482 AD042 AD072 AD092 AD471 AD472 AD512 BB01 BB21 BB41 BB46 BB49 CC04 CC05 CC06 CC17 CC18 CC21 DD08 DD11 DD12 DD21 DD22 DD23 DD28 DD31 DD41 EE06 EE07 EE21 4C084 AA01 AA02 AA03 AA19 BA44 CA62 DC02 MA02 MA13 MA17 MA22 MA28 MA32 MA63 NA14 ZA892 ZC752 4C087 AA01 AA02 BB16 CA06 CA47 MA02 MA13 MA17 MA22 MA28 MA32 MA63 NA14 ZA89 ZC41 4C088 AA13 AA14 AB26 AC01 AD08 BA09 BA10 BA11 BA37 MA02 MA22 MA28 MA32 MA63 NA14 ZA89 ZC41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トウキンセンカ及び/又はパールカルク
    から抽出される毛乳頭細胞の増殖抑制物質を有効成分と
    して含むことを特徴とする発毛抑制剤。
  2. 【請求項2】 ツノマタ(Chondrus)属、フノ
    リ(Gloiopeltis)属、イギス(Ceram
    ium)属及びダービリア(Durvillea)属か
    ら選ばれる1種又は2種以上から抽出される外毛根鞘細
    胞の分化抑制物質を有効成分として含むことを特徴とす
    る発毛抑制剤。
  3. 【請求項3】 ツノマタ属のトチャカ(Chondru
    s crispus)、フノリ属のフクロフノリ(Gl
    oiopeltis furcata)、イギス属のア
    ミクサ(Ceramium boydenii)、ダー
    ビリア属のダービリア(Durvillea atar
    ctica)から選ばれる1種又は2種以上から抽出さ
    れる外毛根鞘細胞の分化抑制物質を有効成分として含む
    請求項2記載の発毛抑制剤。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の有
    効成分と、毛のケラチンを特異的に分解する酵素とを含
    むこと特徴とする発毛抑制剤。
  5. 【請求項5】 前記毛のケラチンを特異的に分解する酵
    素が、ブロメライン、アルカリプロテアーゼY、又はエ
    スペラーゼである請求項4記載の発毛抑制剤。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の発
    毛抑制剤を配合してなることを特徴とする化粧料。
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WO2005034892A1 (en) * 2003-10-10 2005-04-21 Cosmedical Aps Hair growth inhibition
EP2074985A2 (en) 2006-08-11 2009-07-01 Toyo Boseki Kabushiki Kasisha Activator including biosurfactant as active ingredient, mannosyl erythritol lipid, and production method thereof

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