JP2003081582A - 作業機用作業台とその使用方法 - Google Patents

作業機用作業台とその使用方法

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JP2003081582A
JP2003081582A JP2001277598A JP2001277598A JP2003081582A JP 2003081582 A JP2003081582 A JP 2003081582A JP 2001277598 A JP2001277598 A JP 2001277598A JP 2001277598 A JP2001277598 A JP 2001277598A JP 2003081582 A JP2003081582 A JP 2003081582A
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Shigeji Tomosawa
茂治 友澤
Keiji Nakabashi
啓二 中橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧源や水圧源のような専用の動力源を要する
ことなく、廉価に提供できる作業機用作業台とその使用
方法を提供する。 【解決手段】作業機用作業台3は、下枠16と、作業機
により吊り上げられるための吊具35を有する上枠17
と、下枠16と上枠17との間に設けられ、X形に交差
状に構成可能な一対のリンク19、20とを有する。上
枠17を作業機等により吊り上げて一対のリンク19、
20の各一端側の下枠16との連結部の間隔を変えるこ
とにより、上枠17の高さを調整する構成を有する。作
業台3に作業機のトラックフレームを載せる作業は、作
業用リンクを操作して、ジャッキアップと、作業台のト
ラックフレーム下への潜りこみと、ジャッキアップ解除
とにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
作業機のクローラの洗浄を行うためにクローラを浮かせ
た状態で作業機を載置する作業機用作業台とその使用方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の保守点検やクローラ交
換等の修理作業等を行う場合、その修理作業の前に、掘
削作業等によって泥の付いたクローラを洗浄する必要が
ある。このような洗浄装置として特開2000−425
02号公報、実開平6−60566号公報等に開示され
たものがある。これらの公報に開示された洗浄装置は、
網等のように洗浄水が流下できるベース上に作業機を置
き、側方から洗浄水を噴射して洗浄するものである。
【0003】このような構成ではクローラの下面の洗浄
が困難であるため、その代案として、クローラが浮くよ
うにトラックフレームのみを台上に載せ、走行モータに
よりクローラを回しながらクローラに洗浄水を噴射して
洗浄することが考えられる。このような構成とすれば、
狭い場所でクローラの全周についてまんべんなく洗浄す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば油圧ショベルに
おいては、大小の機種によってクローラの底面とトラッ
クフレームの底面との高低差が相違するので、単なる作
業台では、機種に応じたサイズの複数種類の台を準備し
ておく必要がある。このため、作業台の種類が多くな
り、不経済であり、管理も煩雑となる。そこで、作業台
を高さ調整可能に構成することが考えられる。
【0005】本発明は、クローラ式作業台として、油圧
源や水圧源のような専用の動力源を要することなく、廉
価に提供できる作業機用作業台とその使用方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】また、本発明は、高さ調整が容易となる構
成の作業機用作業台を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の作業機用作業
台は、下枠と、作業機により吊り上げられる吊具を有す
る上枠と、前記下枠と前記上枠との間に設けられ、X形
に交差状に構成可能な一対のリンクとを有し、前記上枠
を作業機により吊り上げて一対のリンクの各一端側の下
枠との連結部の間隔を変えることにより、前記上枠の高
さを調整する構成を有し、上枠上にクローラ式作業機の
トラックフレームを載せ、かつクローラを浮かせて使用
されることを特徴とする。
【0008】このように構成すれば、クローラ洗浄の対
象となる油圧ショベルのクレーン機能やクレーンを使用
して上枠を持ち上げ、上枠を目標とする高さに設定した
後、固定することにより、高さを調整することができ、
油圧源等の専用の動力源を要することなく、高さ調整を
行うことができる。
【0009】請求項2の作業機用作業台は、請求項1に
おいて、前記一対のリンクのうち、一方のリンクと下枠
との連結位置を固定し、他方のリンクの下枠との連結位
置を可動とし、可動側の連結部は、下枠上に配設した複
数の係止受部の1つに、リンクに設けた係止部を着脱自
在に係止させることにより、該当する係止受部に対応す
る前記上枠の高さが設定される構造を有することを特徴
とする。
【0010】このように構成すれば、上枠を持ち上げる
ことによりリンクの開き角を大きくし、これにより一方
のリンクの下端係止部を係止受部に沿って移動させ、そ
の後に上枠を若干下ろすことにより、係止部を係止受部
に係止させて上枠の下降を防止し、リンクを固定するこ
とができる。このため、作業台の高さ調整がピン着脱作
業を要することなく、容易に行える。
【0011】請求項3の作業機用作業台は、請求項1ま
たは2において、前記作業台は、最も低い姿勢におい
て、前記対をなすリンクがほぼ水平な姿勢となることを
特徴とする。
【0012】このように、作業台が最も低い格納時の姿
勢では、リンクがほぼ水平となる姿勢となるように構成
することにより、作業台をきわめて低い姿勢に設定する
ことができる。このため、この作業台が使用できないよ
うな小型の作業機であっても、作業台の上を乗り越えら
れる。小型の機種では、作業台の上を走行してクローラ
面を変えることにより、クローラ上面からの洗浄水の噴
射で洗浄が可能である。
【0013】請求項4の作業機用作業台は、請求項1か
ら3までのいずれかにおいて、前記作業台は、基枠上に
設置されたレール上に移動可能にかつ固定手段により固
定可能に設置されることを特徴とする。
【0014】このように、作業台をレール上に移動可能
に、かつ固定手段により固定可能にすれば、作業機をレ
ール上に跨がせ、作業機の作業用リンクを操作してクロ
ーラの後端部を支点として作業機の前方を持ち上げ(ジ
ャッキアップする)、作業台をレールに沿って移動して
トラックフレームの下に潜らせ、その後ジャッキアップ
を解くことにより、作業台上にトラックフレームを載せ
ることができる。
【0015】請求項5の作業機用作業台は、請求項4に
おいて、前記下枠に、作業員により牽引されて作業台を
移動させるワイヤを、レールの両端に設けたシーブにエ
ンドレス状に、かつ一端側は操作用の引き出し部として
延出させて掛け回したことを特徴とする。
【0016】このように、ワイヤを作業台に接続してお
けば、ワイヤを引くことにより、作業台をレールに沿っ
て移動することができる。また、作業員はワイヤの上
側、下側のいずれかを引くことにより、レールの一方側
から作業台を双方向に移動させることができる。
【0017】請求項6の作業機用作業台の使用方法は、
請求項4または5の作業機用作業台の使用方法であっ
て、前記作業台を前記レールの一端側に寄せ、作業用リ
ンクを有する作業機を、前記基枠上に自走により前記レ
ールを跨ぐように載せて作業機のトラックフレームを作
業台に近接させ、前記作業用リンクを操作して先端の作
業具を地面に押し付けることにより作業機のクローラの
後端部を支点にしてトラックフレームを斜めに浮かせ、
前記作業台を前記レールに沿って移動させることによ
り、作業台を前記トラックフレームの下に潜らせ、その
後前記作業用リンクを操作して作業機を下げることによ
り、前記作業台上に前記トラックフレームを載せてクロ
ーラを基枠から浮かせた状態で作業機をセットすること
を特徴とする。
【0018】このように、作業機の持つジャッキアップ
機能と作業台を可動にした構成により、作業台に油圧源
等の動力源を要することなく、大小種々の機種につい
て、クローラを最適な高さに浮かせて作業台上に載せる
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による作業台
の一実施の形態を示す側面図であり、作業台を用いてク
ローラの洗浄を行っている状態を示す。図1(B)はそ
の正面図である。図1(A)、(B)において、1は多
数のビームを、ビーム間に隙間を持たせて組立てること
により、洗浄水や泥が落下できるように所定の高さに構
成した基枠である。2は該基枠1の下に傾斜させて設け
た泥を含む洗浄水を流下させる流下板である。
【0020】3は基枠1上に設置した作業台である。4
は作業機であり、該作業機4はトラックフレーム5の左
右に洗浄すべきクローラ6を有し、クローラ6は走行モ
ータ7によりクローラ6が回転されるものである。トラ
ックフレーム5上には旋回装置8を介して旋回体9が設
置され、旋回体9には運転室10や作業用リンク11
(図7(B)参照)が取付けられる。12は洗浄水13
を噴射してクローラ6を洗浄するノズルである。
【0021】図2は前記基枠1および作業台3を示す平
面図、図3(A)はその側面図、図3(B)は作業台3
を所定の高さに調整して立てた状態を示す側面図であ
る。15は基枠上に固定した左右一対のレールである。
該レール15上に作業台3が移動自在に設置される。作
業台3は、下枠16と、上枠17と、その間に設けられ
た一対のリンク19、20とからなる。
【0022】前記下枠16には、図4(A)の平面図と
図4(B)の側面図に示すように、前後端に作業台3移
動用のワイヤ21を接続するブラケット22、23を有
する。
【0023】一方、レール15の前端と後端にはそれぞ
れシーブ25、26が取付けられ、ワイヤ21は、一端
を下枠16の前端のブラケット21に接続し、前方のシ
ーブ25の上面に掛けて前方に引き出し、その引き出し
部21aを作業員27による把持部とし延出させ、続い
てシーブ25の下面に掛け、基枠1上に配設したガイド
28に沿って装着し、基枠1の後端に設けたシーブ26
に掛け回し、終端を下枠16の後端のブラケット23に
接続している。このため、ワイヤ21の繰り出し部21
aのうちの上側を引けば作業台3はレール15に沿って
作業員27側に前進し、繰り出し部21aの下側を引け
ば作業台3は後進する。
【0024】レール15には作業台3を固定するための
孔29を有し、図4(A)の平面図に示すように、下枠
16の左右の枠にも固定用の孔30を有する。そして作
業台3の孔にレール15の孔29に合わせてピンあるい
はボルト、ナット(いずれも図示せず)によって固定す
るか、孔29をねじ孔としてボルトをねじ込んで作業台
3を固定することができる。
【0025】また、図4(A)、(B)に示すように、
下枠16は左右の側枠16a、16aと前枠16bと後
枠16cとからなり、下枠16の後端部の左右には、リ
ンク19をピン付けするためのピン孔30を設ける。ま
た、下枠16の前部には、左右2カ所に、リンク20と
の連結部を構成するための凹状の係止受部32が前後方
向に複数個(本例では3個)配設される。
【0026】前記上枠17は、図5(A)の平面図と、
図5(B)の側面図に示すように、左右の側枠17a
と、前枠17bと、後枠17cと、これらの間の開口部
を塞ぐように固着された天板部17dとを有する。該上
枠17の前端部の左右には、前記リンク19の前端をピ
ン付けするためのピン孔33を有し、後端部には前記リ
ンク20の後端をピン付けするためのピン孔34を有す
る。また、天板部17dのほぼ中央部には、作業機4や
クレーンのフック(図示せず)を掛けるための吊具35
を有する。
【0027】前記リンク19は、図6(A)の平面図
と、図6(B)の側面図に示すように、左右の側枠19
a、19aの前部間に補強用天板19bを固着して構成
される。また、各側枠19aの前端、後端には、それぞ
れピン孔36、37を有する。
【0028】前記リンク20は、図6(C)の平面図
と、図6(D)の側面図に示すように、左右の側枠20
a、20aの後部間に補強用天板20bを固着して構成
される。また、側枠20aの後端には、ピン孔39を有
し、前端には前記係止受部32に係止させる係止部40
を有する。
【0029】これらの枠体16〜20において、図3
(B)に示すように、一方のリンク19の後端左右のピ
ン孔37を下枠16の後端左右のピン孔31に合わせ、
ピン41により回動自在に連結し、リンク19の前端の
左右のピン孔36を上枠17の前端の左右のピン孔33
に合わせてピン42によって回動自在に連結する。ま
た、他方のリンク20の後端左右のピン孔39を上枠1
7の後端左右のピン孔34に合わせ、ピン43により回
動自在に連結し、リンク20の前端の係止部40は、下
枠16の係止受部32の1つに係止させるか、あるいは
これらの係止受部32より前方に位置させて、図3
(A)に示すように、リンク19、20がほぼ水平姿勢
をとるようにフラットの状態とする。
【0030】この作業台の高さを調整する場合には、前
記上枠17の吊具35にクレーン(図示せず)のフック
を掛けるか、または作業機4にクレーン機能を持たせる
ためにバケット44あるいはリンク45(図7(B)参
照)から垂下したワイヤの下端のフック(いずれも図示
せず)を掛けて引き上げることにより上枠17を持ち上
げ、これによりリンク20の前端の係止部40を持ち上
げて複数の係止受部32のうちの該当する箇所の上に位
置させ、その後上枠17を降ろすことにより、係止部4
0を該当箇所の係止受部32に嵌めて係止させる。
【0031】このように、上枠17に吊具35を設け、
クローラ洗浄の対象となる油圧ショベル等の作業機4の
クレーン機能やクレーンを使用して上枠17を持ち上
げ、上枠を目標とする高さに設定した後、リンク20を
固定することにより、高さを調整することができ、専用
の油圧源等の動力源を要することなく、高さ調整を行う
ことができる。
【0032】また、本発明において、リンク19、20
は中央部をピンにより連結し、リンク20の前端を着脱
自在なピンにより下枠16により連結する構造としても
よいが、本実施の形態のように、一方のリンク20の下
端係止部40を係止受部33に沿って移動させ、係止さ
せて固定する構造としたため、作業台3の高さ調整がピ
ン着脱を要することなく、容易に行える。
【0033】この作業台3を使用してクローラ6の洗浄
を行う場合は、図7(A)に示すように、前記作業台3
を前記レール15の前端側に寄せ、作業用リンク11を
有する作業機4を、前記基枠1上に自走により前記レー
ル15を跨ぐように載せて作業機4のトラックフレーム
5を作業台3に近接させる。
【0034】続いて図7(B)に示すように、前記作業
用リンク11を操作して先端の作業具であるバケット4
4を地面に押し付けることにより、作業機4のクローラ
6の後端部を支点にしてトラックフレーム5を斜めに浮
かせる。そして、作業員27がワイヤ21の引き出し部
21aの下側を引いて前記作業台3を前記レール15に
沿って後進させることにより、作業台3を前記トラック
フレームの下に潜らせる。
【0035】その後前記作業用リンク11を操作して作
業機を下げることにより、図1(A)、(B)に示した
ように、前記作業台3上に前記トラックフレーム5を載
せてクローラ6を基枠1から浮かせた状態で作業機をセ
ットする。そして、走行モータ7を作動させてクローラ
6が回転させて洗浄面を変えながら、ノズル12より洗
浄水13をクローラ6に噴射してクローラ6を洗浄す
る。
【0036】このように、作業台3をレール15上に移
動可能に、かつピン等による固定手段により固定可能に
すれば、作業リンクの持つジャッキアップ機能を持たせ
て、作業台3上にトラックフレーム5を載せることがで
きる。また、ワイヤ21を作業台3に接続しておけば、
ワイヤ21を引くことにより、作業台をレールに沿って
移動することができ、廉価に構成することができる。ま
た、ワイヤ21をレール15の両端のシーブ25、26
に掛け、ワイヤ21の引き出し部21aを設けて、その
引き出し部21aの上下いずれかを引っ張ることによ
り、作業員27は一箇所にいたままで作業台3を前進、
後進いずれの方向についても移動させることができる。
【0037】また、図2(A)に示したように、作業台
3が最も低い姿勢では、リンク19、20がほぼ水平と
なる姿勢となるように構成することにより、格納時に作
業台3をきわめて低い姿勢に設定することができる。こ
のため、左右のクローラ6、6の間隔が狭く、作業台3
が使用できない小型の作業機において、作業台3の上を
乗り越えられる。小型の機種では、作業台3の上を走行
してクローラ6面を変えることにより、クローラ上面か
らの洗浄水の噴射で洗浄が可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1によれば、クローラ洗浄の対象
となる油圧ショベル等の作業機のクレーン機能やクレー
ンを使用して上枠を持ち上げ、上枠を目標とする高さに
設定した後、固定することにより、高さを調整すること
ができ、油圧源等の専用の動力源を要することなく、高
さ調整を行うことができ、複数の機種について共用可能
な作業台を廉価に提供できる。
【0039】請求項2によれば、係止部と係止受部とに
より一方のリンクと下枠との連結部を構成したので、作
業台の高さ調整がピン着脱作業を要することなく容易に
行える。
【0040】請求項3によれば、作業台が最も低い姿勢
では、リンクがほぼ水平となる姿勢となるように構成し
たので、格納時に作業台をきわめて低い姿勢に設定する
ことができる。このため、この作業台が使用できない小
型の作業機は、作業台の上を乗り越えることができ、作
業に支障をきたすことがない。
【0041】請求項4によれば、作業台をレール上に移
動可能としたので、作業台をレールに沿って移動してト
ラックフレームの下に潜らせ、その後ジャッキアップを
解くことにより、作業台上にトラックフレームを載せる
ことができる。
【0042】請求項5によれば、ワイヤを作業台に接続
したので、ワイヤを引くことにより、作業台をレールに
沿って移動することができる。また、作業員はレールの
片側から作業台を前進、後進のいずれも行わせることが
できる。
【0043】請求項6によれば、作業機の持つジャッキ
アップ機能と作業台を可動にした構成により、作業台に
油圧源等の動力源を要することなく、大小種々の機種に
ついて、クローラを最適な高さに浮かせて作業台上に載
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による作業台の一実施の形態を
使用状態で示す側面図、(B)はその正面図である。
【図2】本発明の作業台の一実施の形態を示す平面図で
ある。
【図3】(A)は本実施の形態における作業台を示す側
面図、(B)は本実施の形態の作業台を立てた状態を示
す側面図である。
【図4】(A)は本実施の形態の作業台の下枠の平面
図、(B)はその側面図である。
【図5】(A)は本実施の形態の作業台の上枠の平面
図、(B)はその側面図である。
【図6】(A)は本実施の形態の作業台の一方のリンク
の平面図、(B)はその側面図、(C)は本実施の形態
の作業台の他方のリンクの平面図、(D)はその側面図
である。
【図7】(A)、(B)は本実施の形態の作業台への作
業機の搭載作業を説明する側面図である。
【符号の説明】
1:基枠、2:流下板、3:作業台、4:作業機、5:
トラックフレーム、6:クローラ、7:走行モータ、
8:旋回装置、9:旋回体、10:運転室、11:作業
用リンク、12:ノズル、13:洗浄水、15:レー
ル、16:下枠、17:上枠、19、20:リンク、2
1:ワイヤ、21a:引き出し部、22、23:ブラケ
ット、25、26:シーブ、28:ガイド、29、3
0:孔、31、33、34、36、37、39:ピン
孔、32:係止受部、35:吊具、40:係止部、41
〜43:ピン、44:バケット、45:リンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下枠と、 作業機により吊り上げられる吊具を有する上枠と、 前記下枠と前記上枠との間に設けられ、X形に交差状に
    構成可能な一対のリンクとを有し、 前記上枠を作業機により吊り上げて一対のリンクの各一
    端側の下枠との連結部の間隔を変えることにより、前記
    上枠の高さを調整する構成を有し、 上枠上にクローラ式作業機のトラックフレームを載せ、
    かつクローラを浮かせて使用されることを特徴とする作
    業機用作業台。
  2. 【請求項2】請求項1の作業機用作業台において、 前記一対のリンクのうち、一方のリンクと下枠との連結
    位置を固定し、他方のリンクの下枠との連結位置を可動
    とし、 可動側の連結部は、下枠上に配設した複数の係止受部の
    1つに、リンクに設けた係止部を着脱自在に係止させる
    ことにより、該当する係止受部に対応する前記上枠の高
    さが設定される構造を有することを特徴とする作業機用
    作業台。
  3. 【請求項3】請求項1または2の作業機用作業台におい
    て、 前記作業台は、最も低い姿勢において、前記対をなすリ
    ンクがほぼ水平な姿勢となることを特徴とする作業機用
    作業台。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかの作業機用
    作業台において、 前記作業台は、基枠上に設置されたレール上に移動可能
    にかつ固定手段により固定可能に設置されることを特徴
    とする作業機用作業台。
  5. 【請求項5】請求項4の作業機用作業台において、 前記下枠に、作業員により牽引されて作業台を移動させ
    るワイヤを、レールの両端に設けたシーブにエンドレス
    状に、かつ一端側は操作用の引き出し部として延出させ
    て掛け回したことを特徴とする作業機用作業台。
  6. 【請求項6】請求項4または5の作業機用作業台の使用
    方法であって、 前記作業台を前記レールの一端側に寄せ、 作業用リンクを有する作業機を、前記基枠上に自走によ
    り前記レールを跨ぐように載せて作業機のトラックフレ
    ームを作業台に近接させ、 前記作業用リンクを操作して先端の作業具を地面に押し
    付けることにより作業機のクローラの後端部を支点にし
    てトラックフレームを斜めに浮かせ、 前記作業台を前記レールに沿って移動させることによ
    り、作業台を前記トラックフレームの下に潜らせ、 その後前記作業用リンクを操作して作業機を下げること
    により、前記作業台上に前記トラックフレームを載せて
    クローラを基枠から浮かせた状態で作業機をセットする
    ことを特徴とする作業機用作業台の使用方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1914193A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-23 Rotobloc-PSP SARL Table élévatrica à ciseau

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1914193A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-23 Rotobloc-PSP SARL Table élévatrica à ciseau

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