JP2003081523A - 巻付き検出装置及び画像形成装置 - Google Patents
巻付き検出装置及び画像形成装置Info
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- JP2003081523A JP2003081523A JP2001274473A JP2001274473A JP2003081523A JP 2003081523 A JP2003081523 A JP 2003081523A JP 2001274473 A JP2001274473 A JP 2001274473A JP 2001274473 A JP2001274473 A JP 2001274473A JP 2003081523 A JP2003081523 A JP 2003081523A
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧ローラの用紙分離手段を利用して巻付検
知を行うことにより、低コスト化を図る。 【解決手段】 導電性の用紙分離部材を加圧ローラに常
時当接させ、分離が行えなかった際に検出回路によりそ
れを検知してローラの駆動を停止させる。
知を行うことにより、低コスト化を図る。 【解決手段】 導電性の用紙分離部材を加圧ローラに常
時当接させ、分離が行えなかった際に検出回路によりそ
れを検知してローラの駆動を停止させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱定着装置を用い
た画像形成装置で、定着ローラや加圧ローラヘの記録紙
張り付いた検知に関するものである。
た画像形成装置で、定着ローラや加圧ローラヘの記録紙
張り付いた検知に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、熱定着装置を用いた画像形成装置
では定着ローラや加圧ローラに張り付いた記録紙を直接
検出する手段は設けられていなかった。
では定着ローラや加圧ローラに張り付いた記録紙を直接
検出する手段は設けられていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ローラに記録紙が張り付いた状態で画像形成装
置の電源をオフオンされると、この記録紙を検出するこ
とが出来ないためにローラを駆動してしまい、ローラに
さらに記録紙を巻付かせることになっていた。
例では、ローラに記録紙が張り付いた状態で画像形成装
置の電源をオフオンされると、この記録紙を検出するこ
とが出来ないためにローラを駆動してしまい、ローラに
さらに記録紙を巻付かせることになっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表面が
導電性のローラ部材と、該ローラ部材の表面に当接され
た給電部材と、該給電部材に電圧を印加する給電手段
と、前記ローラ部材の表面に当接し、かつローラ部材の
通紙域に配設された導電性部材からなる用紙分離手段
と、該用紙分離手段の電圧を検出する電圧検知手段とを
有することを特徴とした記録紙の巻付き検出装置であ
る。
導電性のローラ部材と、該ローラ部材の表面に当接され
た給電部材と、該給電部材に電圧を印加する給電手段
と、前記ローラ部材の表面に当接し、かつローラ部材の
通紙域に配設された導電性部材からなる用紙分離手段
と、該用紙分離手段の電圧を検出する電圧検知手段とを
有することを特徴とした記録紙の巻付き検出装置であ
る。
【０００５】また、前記用紙分離手段が前記電圧検知手
段の出力によりローラ部材と用紙分離手段との間に記録
紙が挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ
部材を駆勤しないことを特徴とした巻付き検出装置であ
る。
段の出力によりローラ部材と用紙分離手段との間に記録
紙が挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ
部材を駆勤しないことを特徴とした巻付き検出装置であ
る。
【０００６】また、前記用紙分離手段が前記電圧検知手
段の出力によりローラ部材と用紙分離手段との問に記録
紙が挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ
部材を反対方向に駆動することを特徴とした巻付き検出
装置である。
段の出力によりローラ部材と用紙分離手段との問に記録
紙が挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ
部材を反対方向に駆動することを特徴とした巻付き検出
装置である。
【０００７】また、前記ローラ部材は熱定着装置の定着
ローラと加圧ローラ対の少なくとも一方であることを特
徴とした巻付き検出装置である。
ローラと加圧ローラ対の少なくとも一方であることを特
徴とした巻付き検出装置である。
【０００８】前記用紙分離手段は前記ローラの回転中心
に対して直交する方向に可撓する弾性部材であることを
特徴とする巻付き検出装置である。
に対して直交する方向に可撓する弾性部材であることを
特徴とする巻付き検出装置である。
【０００９】また、前記用紙分離手段は、用紙を分離す
るガイド部材とそれに軸支された導電性コロとからなる
ことを特徴とする巻付き検出装置である。
るガイド部材とそれに軸支された導電性コロとからなる
ことを特徴とする巻付き検出装置である。
【００１０】また、画像情報に応じて供給されたシート
像を形成するための画像形成手段を有し、巻付き検出装
置を有することを特徴とする画像形成装置である。
像を形成するための画像形成手段を有し、巻付き検出装
置を有することを特徴とする画像形成装置である。
【００１１】また、前記巻付き検出装置は、前記ローラ
表面に接離可能であり、ジャム等の不具合により、前記
画像形成装置の稼働が一時停止した後の復帰後、もしく
は前記画像形成装置本体電源投入時に前記巻付き検出装
置が前記ローラに当接することを特徴とする画像形成装
置である。
表面に接離可能であり、ジャム等の不具合により、前記
画像形成装置の稼働が一時停止した後の復帰後、もしく
は前記画像形成装置本体電源投入時に前記巻付き検出装
置が前記ローラに当接することを特徴とする画像形成装
置である。
【００１２】（作用）前記電圧検知手段の出力によりロ
ーラ部材と用紙分離手段との間に記録紙が挟まっている
ことを検出した場合には、前記ローラ部材を駆動しない
ことにより、ローラに記録紙が張り付いた状態で画像形
成装置の電源をオフオンされてもローラヘの記録紙の巻
付きを防止することが可能である。また、記録紙検出時
にローラを逆回転させることにより、巻付いた記録紙を
自動的に除去することが可能である。
ーラ部材と用紙分離手段との間に記録紙が挟まっている
ことを検出した場合には、前記ローラ部材を駆動しない
ことにより、ローラに記録紙が張り付いた状態で画像形
成装置の電源をオフオンされてもローラヘの記録紙の巻
付きを防止することが可能である。また、記録紙検出時
にローラを逆回転させることにより、巻付いた記録紙を
自動的に除去することが可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】（実施例１）以下、本発明の一実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
【００１４】図１は本実施形態のレーザビームプリンタ
１００の構成図である。レーザプリンタ１００は記録紙
Ｐを収納するデッキ１０１を有し、デッキ１０１内の記
録紙Ｐの有無を検知するデッキ紙有無センサ１０２、デ
ッキ１０１内の記録紙Ｐのサイズを検知する紙サイズ検
知センサ１０３、デッキ１０１から記録紙Ｐを繰り出す
ピックアップローラ１０４、前記ピックアップローラ１
０４によって繰り出された記録紙Ｐを搬送するデッキ給
紙ローラ１０５、前記デッキ給紙ローラ１０５と対をな
し、記録紙Ｐの重送を防止するためのリタードローラ１
０６が設けられている。
１００の構成図である。レーザプリンタ１００は記録紙
Ｐを収納するデッキ１０１を有し、デッキ１０１内の記
録紙Ｐの有無を検知するデッキ紙有無センサ１０２、デ
ッキ１０１内の記録紙Ｐのサイズを検知する紙サイズ検
知センサ１０３、デッキ１０１から記録紙Ｐを繰り出す
ピックアップローラ１０４、前記ピックアップローラ１
０４によって繰り出された記録紙Ｐを搬送するデッキ給
紙ローラ１０５、前記デッキ給紙ローラ１０５と対をな
し、記録紙Ｐの重送を防止するためのリタードローラ１
０６が設けられている。
【００１５】そして、デッキ給紙ローラ１０５の下流に
はデッキ１０１と、後述する両面反転部からの給紙搬送
状態を検知する給紙センサ１０７、さらに下流へと記録
紙Ｐを搬送するための給紙搬送ローラ１０８、記録紙Ｐ
を同期搬送するレジストローラ対１０９、前記レジスト
ローラ対１０９への記録紙Ｐの搬送状態を検知するレジ
前センサ１１０が配設されている。
はデッキ１０１と、後述する両面反転部からの給紙搬送
状態を検知する給紙センサ１０７、さらに下流へと記録
紙Ｐを搬送するための給紙搬送ローラ１０８、記録紙Ｐ
を同期搬送するレジストローラ対１０９、前記レジスト
ローラ対１０９への記録紙Ｐの搬送状態を検知するレジ
前センサ１１０が配設されている。
【００１６】また、レジストローラ対の下流には、後述
するレーザスキャナ部１１１からのレーザ光に基づいて
感光ドラム１上にトナー像を形成するプロセスカートリ
ッジ１１２と、感光ドラム１上に形成されたトナー像を
記録紙Ｐ上に転写するためのローラ部材１１３（以後転
写ローラと記す）が配設されている。
するレーザスキャナ部１１１からのレーザ光に基づいて
感光ドラム１上にトナー像を形成するプロセスカートリ
ッジ１１２と、感光ドラム１上に形成されたトナー像を
記録紙Ｐ上に転写するためのローラ部材１１３（以後転
写ローラと記す）が配設されている。
【００１７】さらに、転写ローラ１１３の下流には搬送
ガイド１１５、記録紙Ｐ上に転写されたトナー像を熱定
着するために内部に加熱用のハロゲンヒータ１１６を備
えた定着ローラ１１７と表面が導電性の加圧ローラ対１
１８、加圧ローラ１１８表面へ高圧を給電するための導
電ブラシ１１、加圧ローラ１１８に巻き付いた記録紙Ｐ
の先端を分離するとともに加圧ローラ１１８への記録紙
Ｐの張り付きを検出する導電性部材である用紙分離手段
１０、定着部からの搬送状態を検知する定着排紙センサ
１１９、定着部から搬送されてきた記録紙Ｐを排紙部か
両面反転部に行き先を切り替えるための両面フラッパ１
２０が配設されており、排紙部側の下流には排紙部の紙
搬送状態を検知する排紙センサ１２１、記録紙を排紙す
る排紙ローラ対１２２が配設されている。
ガイド１１５、記録紙Ｐ上に転写されたトナー像を熱定
着するために内部に加熱用のハロゲンヒータ１１６を備
えた定着ローラ１１７と表面が導電性の加圧ローラ対１
１８、加圧ローラ１１８表面へ高圧を給電するための導
電ブラシ１１、加圧ローラ１１８に巻き付いた記録紙Ｐ
の先端を分離するとともに加圧ローラ１１８への記録紙
Ｐの張り付きを検出する導電性部材である用紙分離手段
１０、定着部からの搬送状態を検知する定着排紙センサ
１１９、定着部から搬送されてきた記録紙Ｐを排紙部か
両面反転部に行き先を切り替えるための両面フラッパ１
２０が配設されており、排紙部側の下流には排紙部の紙
搬送状態を検知する排紙センサ１２１、記録紙を排紙す
る排紙ローラ対１２２が配設されている。
【００１８】一方記録紙Ｐの両面に印字するために片面
印字終了後の記録紙Ｐを表裏反転させ、再度画像形成部
へと給紙するための両面反転部側には、正逆転によって
記録紙Ｐをスイッチバックさせる反転ローラ対１２３、
反転ローラヘの紙搬送状態を検知する反転センサ１２
４、記録紙Ｐの横方向位置を合わせるための横方向レジ
スト部（不図示）から記録紙Ｐを搬送するためのＤカッ
トローラ１２５、両面反転部の記録紙Ｐ搬送状態を検知
する両面センサ１２６、両面反転部から給紙部へと記録
紙Ｐを搬送するための両面搬送ローラ対１２７が配設さ
れている。
印字終了後の記録紙Ｐを表裏反転させ、再度画像形成部
へと給紙するための両面反転部側には、正逆転によって
記録紙Ｐをスイッチバックさせる反転ローラ対１２３、
反転ローラヘの紙搬送状態を検知する反転センサ１２
４、記録紙Ｐの横方向位置を合わせるための横方向レジ
スト部（不図示）から記録紙Ｐを搬送するためのＤカッ
トローラ１２５、両面反転部の記録紙Ｐ搬送状態を検知
する両面センサ１２６、両面反転部から給紙部へと記録
紙Ｐを搬送するための両面搬送ローラ対１２７が配設さ
れている。
【００１９】また、前記スキャナ部１１１には、後述外
部装置１２８から送出される画像信号に基づいて変調さ
れたレーザ光を発光するレーザユニット１２９、レーザ
ユニット１２９からのレーザ光を感光ドラム１上に走査
するためのポリゴンミラー１３０とスキャナモータ１３
１、結像レンズ群１３２、及び折り返しミラー１３３に
より構成されている。
部装置１２８から送出される画像信号に基づいて変調さ
れたレーザ光を発光するレーザユニット１２９、レーザ
ユニット１２９からのレーザ光を感光ドラム１上に走査
するためのポリゴンミラー１３０とスキャナモータ１３
１、結像レンズ群１３２、及び折り返しミラー１３３に
より構成されている。
【００２０】そして、前記プロセスカートリッジ１１２
は公知の電子写真プロセスに必要な感光ドラム１、帯電
ローラ２と現像ブレード１３４、トナー格納容器１３５
等を具備しており、レーザプリンタ１００に対して着脱
可能に構成されている。
は公知の電子写真プロセスに必要な感光ドラム１、帯電
ローラ２と現像ブレード１３４、トナー格納容器１３５
等を具備しており、レーザプリンタ１００に対して着脱
可能に構成されている。
【００２１】また、３は高圧電源部であり、後述する加
圧ローラ高圧回路の他に、帯電ローラ２、現像ブレード
１３４、転写ローラ１１３、に所望の電圧を給電する高
圧回路を有している。１３６はメインモータで、各部に
動力を供給している。
圧ローラ高圧回路の他に、帯電ローラ２、現像ブレード
１３４、転写ローラ１１３、に所望の電圧を給電する高
圧回路を有している。１３６はメインモータで、各部に
動力を供給している。
【００２２】さらに、４はレーザプリンタ１００を制御
するプリンタ制御部であり、ＲＡＭ５ａ、ＲＯＭ５ｂ、
タイマ５ｃ、デジタル入出力ポート（以下Ｉ／Ｏポート
と記す）５ｄ等を具備したＭＰＵ（マイクロコンピュー
タ）５、及び各種入出力制御回路（不図示）等で構成さ
れている。前記プリンタ制御部４はインターフェイス１
３８を介してパーソナルコンピュータ等の外部装置１２
８に接続されている。
するプリンタ制御部であり、ＲＡＭ５ａ、ＲＯＭ５ｂ、
タイマ５ｃ、デジタル入出力ポート（以下Ｉ／Ｏポート
と記す）５ｄ等を具備したＭＰＵ（マイクロコンピュー
タ）５、及び各種入出力制御回路（不図示）等で構成さ
れている。前記プリンタ制御部４はインターフェイス１
３８を介してパーソナルコンピュータ等の外部装置１２
８に接続されている。
【００２３】図２は用紙分離手段１０等の加圧ローラ１
１８に対する配置を示した図である。用紙分離手段１０
は加圧ローラ１１８の通紙域に配置させている。用紙分
離手段１０は導電性かつ可撓性の弾性部材からなり、そ
の自由端側の先端部１０ａが加圧ローラ１１８に当接し
ている。
１８に対する配置を示した図である。用紙分離手段１０
は加圧ローラ１１８の通紙域に配置させている。用紙分
離手段１０は導電性かつ可撓性の弾性部材からなり、そ
の自由端側の先端部１０ａが加圧ローラ１１８に当接し
ている。
【００２４】図３、４において動作の説明をする。未定
着トナー像が転写された記録紙Ｐは定着ローラ１１７と
加圧ロ一ラ１１８に加熱されながら挟持されて搬送され
るが、記録紙Ｐの印字面積が定着ローラ１１７側に比べ
て加圧ローラ１１８側の方が広いとトナーと加圧ローラ
１１８表面とが密着し、加圧ローラ１１８に巻付きやす
い状態になる。
着トナー像が転写された記録紙Ｐは定着ローラ１１７と
加圧ロ一ラ１１８に加熱されながら挟持されて搬送され
るが、記録紙Ｐの印字面積が定着ローラ１１７側に比べ
て加圧ローラ１１８側の方が広いとトナーと加圧ローラ
１１８表面とが密着し、加圧ローラ１１８に巻付きやす
い状態になる。
【００２５】通常、記録紙Ｐの先端部には余白領域があ
るため、図３に示すように用紙分離手段１０によって記
録紙Ｐの先端部が加圧ローラ１１８から引き剥がされ
る。しかし、何らかの不具合により、記録紙Ｐの先端余
白が無い場合、図４に示すように用紙分離手段１０によ
って分離されないで加圧ローラ１１８に巻付いてしまう
ことがある。このような場合、張り付き検出回路の作用
によって、加圧ローラ１１８に巻き付いた記録紙Ｐを検
出して瞬時に定着ローラ１１７及び加圧ローラ１１８の
回転駆動を停止させる。また、この用紙分離手段を複数
個用いた構成でも良い。
るため、図３に示すように用紙分離手段１０によって記
録紙Ｐの先端部が加圧ローラ１１８から引き剥がされ
る。しかし、何らかの不具合により、記録紙Ｐの先端余
白が無い場合、図４に示すように用紙分離手段１０によ
って分離されないで加圧ローラ１１８に巻付いてしまう
ことがある。このような場合、張り付き検出回路の作用
によって、加圧ローラ１１８に巻き付いた記録紙Ｐを検
出して瞬時に定着ローラ１１７及び加圧ローラ１１８の
回転駆動を停止させる。また、この用紙分離手段を複数
個用いた構成でも良い。
【００２６】次に、本実施例の張り付き検知回路の構成
を図５に基づいて説明する。
を図５に基づいて説明する。
【００２７】図中１３はインバータトランスで、インバ
ータトランス１３の二次側巻線に発生する出力電圧は高
圧コンデンサ１４、１５と高圧ダイオード１６，１７で
構成する倍電圧整流回路によって整流された後、給電ブ
ラシ１１に印加されている。
ータトランス１３の二次側巻線に発生する出力電圧は高
圧コンデンサ１４、１５と高圧ダイオード１６，１７で
構成する倍電圧整流回路によって整流された後、給電ブ
ラシ１１に印加されている。
【００２８】また、インバータトランス１３の一次側は
ＣＰＵ５のＩ／Ｏポート５ｄから出力されるクロック信
号をベース抵抗２１、小信号トランジスタ１９、この小
信号トランジスタ１９のコレクタ側に接続された、プル
アップ抵抗２０とトランジスタ１８を介してオンオフさ
せているのと、出力電圧を制御するために、出力電圧を
抵抗２２、２３で分圧した電圧をオペアンプ２４の−端
子に、抵抗２５、２６で電源電圧＋２４Ｖを分圧した基
準電圧を＋端子に入力し、オペアンプの出力を抵抗２
７、２８とトランジスタ２９とアルミ電解コンデンサ３
０とからなるトランス駆動回路を介してインバータトラ
ンスの入力電圧を調整している。
ＣＰＵ５のＩ／Ｏポート５ｄから出力されるクロック信
号をベース抵抗２１、小信号トランジスタ１９、この小
信号トランジスタ１９のコレクタ側に接続された、プル
アップ抵抗２０とトランジスタ１８を介してオンオフさ
せているのと、出力電圧を制御するために、出力電圧を
抵抗２２、２３で分圧した電圧をオペアンプ２４の−端
子に、抵抗２５、２６で電源電圧＋２４Ｖを分圧した基
準電圧を＋端子に入力し、オペアンプの出力を抵抗２
７、２８とトランジスタ２９とアルミ電解コンデンサ３
０とからなるトランス駆動回路を介してインバータトラ
ンスの入力電圧を調整している。
【００２９】ここで、ダイオード３１はトランジスタ２
９の保護ダイオードで、ダイオード３２はフライバック
電流をインバータトランスに流すためのものである。さ
らにＣＰＵ５のＩ／Ｏポート５ｄからの信号によってオ
ペアンプ２４の＋端子をトランジスタ３３と抵抗３４を
介して接地することにより、基準電圧を０Ｖにし、高圧
出力をオフすることを可能としている。
９の保護ダイオードで、ダイオード３２はフライバック
電流をインバータトランスに流すためのものである。さ
らにＣＰＵ５のＩ／Ｏポート５ｄからの信号によってオ
ペアンプ２４の＋端子をトランジスタ３３と抵抗３４を
介して接地することにより、基準電圧を０Ｖにし、高圧
出力をオフすることを可能としている。
【００３０】一方、張り付き検知センサ１０の電圧は抵
抗３５、３６で分圧されコンパレータ３９の−端子に入
力し、高圧出力電圧を抵抗３７、３８で分圧しコンパレ
ータ３９の＋端子に入力する。これらの各抵抗値は、張
り付き検知センサ１０の電圧が、高圧出力電圧の８５％
以下となった場合にコンパレータ３９の＋端子電圧が−
端子電圧より大きくなりコンパレータ３９の出力がプル
アップ抵抗４０を介してＨｉｇｈになるように設定す
る。
抗３５、３６で分圧されコンパレータ３９の−端子に入
力し、高圧出力電圧を抵抗３７、３８で分圧しコンパレ
ータ３９の＋端子に入力する。これらの各抵抗値は、張
り付き検知センサ１０の電圧が、高圧出力電圧の８５％
以下となった場合にコンパレータ３９の＋端子電圧が−
端子電圧より大きくなりコンパレータ３９の出力がプル
アップ抵抗４０を介してＨｉｇｈになるように設定す
る。
【００３１】コンパレータ３９の出力はＣＰＵのＩ／Ｏ
ポート５ｄの入力端子に接続されている。このことによ
り記録紙Ｐが加圧ローラ１１８と、張り付き検知センサ
１０に挟まっていることをＣＰＵ５で検知可能としてい
る。
ポート５ｄの入力端子に接続されている。このことによ
り記録紙Ｐが加圧ローラ１１８と、張り付き検知センサ
１０に挟まっていることをＣＰＵ５で検知可能としてい
る。
【００３２】図６は本実施例のフローチャートである。
電源が投入されると、加圧ローラ１１８に高圧を印加し
（Ｓ１０２）、検出回路による検出結果を判断（Ｓ１０
３）、検出結果がＬｏｗであればメインモータ１３６を
駆動し（Ｓ１０４）、検出結果がＨｉｇｈであればメイ
ンモータを停止する（Ｓ１０５）。
電源が投入されると、加圧ローラ１１８に高圧を印加し
（Ｓ１０２）、検出回路による検出結果を判断（Ｓ１０
３）、検出結果がＬｏｗであればメインモータ１３６を
駆動し（Ｓ１０４）、検出結果がＨｉｇｈであればメイ
ンモータを停止する（Ｓ１０５）。
【００３３】また、本実施例では用紙分離部材１０は加
圧ローラ１１８の表面に常時当接しているが、例えばソ
レノイド等のアクチュエイタを用いて用紙分離部材１０
を接離可能な構成であっても良い。この場合、記録紙Ｐ
の先端が分離部に接近したときに当接し、分離後に離間
するような制御にすることにより、加圧ローラ１１８の
損傷を防ぐことができる。
圧ローラ１１８の表面に常時当接しているが、例えばソ
レノイド等のアクチュエイタを用いて用紙分離部材１０
を接離可能な構成であっても良い。この場合、記録紙Ｐ
の先端が分離部に接近したときに当接し、分離後に離間
するような制御にすることにより、加圧ローラ１１８の
損傷を防ぐことができる。
【００３４】また、加圧ローラ１１８表面に巻付いた記
録紙の検出後にローラの回転駆動を停止しているが、逆
回転駆動を行うことにより、巻き付いた記録紙を容易に
除去することが可能となる。
録紙の検出後にローラの回転駆動を停止しているが、逆
回転駆動を行うことにより、巻き付いた記録紙を容易に
除去することが可能となる。
【００３５】（実施例２）以下、本発明を適用した巻付
き検出装置の第二実施形態について図７を参照して説明
する。
き検出装置の第二実施形態について図７を参照して説明
する。
【００３６】６０は用紙分離手段であり、ガイド部材６
１の支点６１ａを中心に弾性部材６２によって時計方向
に付勢されている。分離部材６１の支持部６１ｂには導
電性コロ６３が回動自在に軸支されている。６４は接点
ブラシであり、導電性コロ６３の表面に当接している。
導電性コロ６３は加圧ローラ１１８表面に当接してお
り、分離部材６１のガイド部６１ｃと加圧ローラ１１８
との最小距離Ｘが保たれている。
１の支点６１ａを中心に弾性部材６２によって時計方向
に付勢されている。分離部材６１の支持部６１ｂには導
電性コロ６３が回動自在に軸支されている。６４は接点
ブラシであり、導電性コロ６３の表面に当接している。
導電性コロ６３は加圧ローラ１１８表面に当接してお
り、分離部材６１のガイド部６１ｃと加圧ローラ１１８
との最小距離Ｘが保たれている。
【００３７】加圧ローラ１１８表面には導電性コロ６３
のみが当接しているため、加圧ローラ１１８表面に損傷
を与えることを防ぐことができる。
のみが当接しているため、加圧ローラ１１８表面に損傷
を与えることを防ぐことができる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、用
紙分離手段が巻付き検知手段を兼ねるため、コストの軽
減を図ることが可能である。
紙分離手段が巻付き検知手段を兼ねるため、コストの軽
減を図ることが可能である。
【図１】 ＬＢＰ図
【図２】 実施例１の構成図
【図３】 実施例１の作用図
【図４】 実施例１の作用図
【図５】 実施例１の回路図
【図６】 実施例１のフローチャート
【図７】 実施例２の作用図
１０ 用紙分離手段
１１８ 加圧ローラ
１１ 給電ブラシ
１００ ＬＢＰ
３ 高圧電源部
５ ＣＰＵ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０３Ｇ 21/00 ５１０ Ｇ０３Ｇ 21/00 ５１０
21/14 Ｈ０５Ｂ 3/00 ３３５
// Ｈ０５Ｂ 3/00 ３３５ Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７２
Ｆターム(参考） 2H027 DC05 DC14 DE01 DE07 DE10
ED25 EE01 EF01 EF09 EK03
EK10 HA01
2H033 AA42 BA15 BA25 BA30 BA35
BA36 BA37 BB01 BB18 BB28
CA07 CA22 CA27 CA38 CA40
CA45
3F048 AA01 AB01 BA15 BA28 BB02
BB05 BD01 DA08 DC17 EA03
EA07 EA13 EB38 EB39
3F053 AA21 AA35 LA01 LB03
3K058 AA00 BA18 CA12 CA23 DA01
Claims (8)
- 【請求項１】 表面が導電性のローラ部材と、該ローラ
部材の表面に当接された給電部材と、該給電部材に電圧
を印加する給電手段と、前記ローラ部材の表面に当接
し、かつローラ部材の通紙域に配設された導電性部材か
らなる用紙分離手段と、該用紙分離手段の電圧を検出す
る電圧検知手段とを有することを特徴とした記録紙の巻
付き検出装置。 - 【請求項２】 前記用紙分離手段が前記電圧検知手段の
出力によりローラ部材と用紙分離手段との間に記録紙が
挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ部材
を駆勤しないことを特徴とした請求項１記載の巻付き検
出装置。 - 【請求項３】 前記用紙分離手段が前記電圧検知手段の
出力によりローラ部材と用紙分離手段との間に記録紙が
挟まっていることを検出した場合には、前記ローラ部材
を反対方向に駆動することを特徴とした請求項１記載の
巻付き検出装置。 - 【請求項４】 前記ローラ部材は熱定着装置の定着ロー
ラと加圧ローラ対の少なくとも一方であることを特徴と
した請求項１記載の巻付き検出装置。 - 【請求項５】 前記用紙分離手段は前記ローラの回転中
心に対して直交する方向に可撓する弾性部材であること
を特徴とする請求項１記載の巻付き検出装置。 - 【請求項６】 前記用紙分離手段は、用紙を分離するガ
イド部材とそれに軸支された導電性コロとからなること
を特徴とする請求項１記載の巻付き検出装置。 - 【請求項７】 画像情報に応じて供給されたシート像を
形成するための画像形成手段を有し、請求項１乃至６の
いずれか１項に記載の巻付き検出装置を有することを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項８】 前記巻き付き検出装置は、前記ローラ表
面に接離可能であり、ジャム等の不具合により、前記画
像形成装置の稼働が一時停止した後の復帰後、もしくは
前記画像形成装置本体電源投入時に前記巻付き検出装置
が前記ローラに当接することを特徴とする請求項７記載
の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001274473A JP2003081523A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 巻付き検出装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001274473A JP2003081523A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 巻付き検出装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003081523A true JP2003081523A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19099495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001274473A Pending JP2003081523A (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | 巻付き検出装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003081523A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107986076A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-04 | 贵州云侠科技有限公司 | 纸张传送装置及激光打印机 |
-
2001
- 2001-09-11 JP JP2001274473A patent/JP2003081523A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107986076A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-04 | 贵州云侠科技有限公司 | 纸张传送装置及激光打印机 |
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