JP2003081325A - スティック包装用ポリエステルフィルム - Google Patents
スティック包装用ポリエステルフィルムInfo
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- JP2003081325A JP2003081325A JP2001279297A JP2001279297A JP2003081325A JP 2003081325 A JP2003081325 A JP 2003081325A JP 2001279297 A JP2001279297 A JP 2001279297A JP 2001279297 A JP2001279297 A JP 2001279297A JP 2003081325 A JP2003081325 A JP 2003081325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スティック包装に関し、開封性と耐久性を向
上し、意匠性も高めることもでき、かつ低コストで生産
できる包装材を提供する。 【解決手段】 フィルム厚みが3〜7μm、長さ方向の
引張り破断強度が200MPa以上であることを特徴と
するスティック包装用ポリエステルフィルム。
上し、意匠性も高めることもでき、かつ低コストで生産
できる包装材を提供する。 【解決手段】 フィルム厚みが3〜7μm、長さ方向の
引張り破断強度が200MPa以上であることを特徴と
するスティック包装用ポリエステルフィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンデーやガム
などスティック包装用の基材として使われるフィルムに
関する。
などスティック包装用の基材として使われるフィルムに
関する。
【0002】
【従来の技術】あらゆる方向から開封でき、易引裂性を
有し、キャンデーやガムの包装などに使用されるスティ
ック包装材料は、プラスチックフィルムを基材とし、ア
ルミニウム箔からなる層と、紙からなる層を積層した構
造を有した包装材料である。かかる包装材料において、
基材のプラスチックフィルムには、易引裂性、印刷加工
性、包装材料としての破耐性が要求されることから、セ
ロファンが用いられている。
有し、キャンデーやガムの包装などに使用されるスティ
ック包装材料は、プラスチックフィルムを基材とし、ア
ルミニウム箔からなる層と、紙からなる層を積層した構
造を有した包装材料である。かかる包装材料において、
基材のプラスチックフィルムには、易引裂性、印刷加工
性、包装材料としての破耐性が要求されることから、セ
ロファンが用いられている。
【0003】セロファンを用いた場合、セロファン特有
の着色があったり、厚さ振れが大きいため、印刷時の色
斑が大きい問題が生じている。また、セロファン自身が
非常に高価である点も非常に大きな問題であり、セロフ
ァンに替わる基材が求められている。しかしながら、一
般のプラスチックフィルムを当該用途に用いた場合、開
封する際の引裂き開封性が悪いことから、開封できなっ
かたり、内容物が飛散しトラブルとなるケースがある。
また、包装材料のフィルムとして易カット性を付与した
フィルムが提案されているが、易カットした部分以外で
は開封できないことがあり、スティック包装用フィルム
と満足するものとは言えない。
の着色があったり、厚さ振れが大きいため、印刷時の色
斑が大きい問題が生じている。また、セロファン自身が
非常に高価である点も非常に大きな問題であり、セロフ
ァンに替わる基材が求められている。しかしながら、一
般のプラスチックフィルムを当該用途に用いた場合、開
封する際の引裂き開封性が悪いことから、開封できなっ
かたり、内容物が飛散しトラブルとなるケースがある。
また、包装材料のフィルムとして易カット性を付与した
フィルムが提案されているが、易カットした部分以外で
は開封できないことがあり、スティック包装用フィルム
と満足するものとは言えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑みなされたものであって、その解決課題は、スティッ
ク包装に関し、開封性と耐久性を向上し、意匠性も高め
ることもでき、かつ低コストで生産できる包装材を提供
することにある。
鑑みなされたものであって、その解決課題は、スティッ
ク包装に関し、開封性と耐久性を向上し、意匠性も高め
ることもでき、かつ低コストで生産できる包装材を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するフィルムに
よれば、上記課題が容易に解決できることを見いだし、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の要旨
は、フィルム厚みが3〜7μm、長さ方向の引張り破断
強度が200MPa以上であることを特徴とするスティ
ック包装用ポリエステルフィルムに存する。
鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有するフィルムに
よれば、上記課題が容易に解決できることを見いだし、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の要旨
は、フィルム厚みが3〜7μm、長さ方向の引張り破断
強度が200MPa以上であることを特徴とするスティ
ック包装用ポリエステルフィルムに存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において包装材料に用いられるプラスチックフィ
ルムは、ポリエステルフィルムを採用する。これにより
包装材料の基材と貼り合わせた時の光沢性、耐久性に優
れたスティック包装材料を低コストで作成することがで
きる。本発明でいうポリエステルとは、ジカルボン酸
と、ジオールとからあるいはヒドロキシカルボンと酸か
ら重縮合によって得られるエステル基を含むポリマーを
指す。ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸等を、ジオールとしては、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレング
リコール等を、ヒドロキシカルボン酸としては、p−ヒ
ドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等
をそれぞれ例示することができる。
本発明において包装材料に用いられるプラスチックフィ
ルムは、ポリエステルフィルムを採用する。これにより
包装材料の基材と貼り合わせた時の光沢性、耐久性に優
れたスティック包装材料を低コストで作成することがで
きる。本発明でいうポリエステルとは、ジカルボン酸
と、ジオールとからあるいはヒドロキシカルボンと酸か
ら重縮合によって得られるエステル基を含むポリマーを
指す。ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸等を、ジオールとしては、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレング
リコール等を、ヒドロキシカルボン酸としては、p−ヒ
ドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等
をそれぞれ例示することができる。
【0007】かかるポリマーの代表的なものとして、ポ
リエチレンテレフタレートやポリエチレンー2、6ナフ
タレート等が例示される。これらのポリマーはホモポリ
マーであってもよく、また第3成分を共重合させたもの
でもよい。本発明のフィルムとしては、優れた強度や寸
法安定性の観点から二軸延伸フィルムが好ましく用いら
れるが、未延伸または少なくとも一方に延伸されたポリ
エステルフィルムを用いることもできる。本発明のポリ
エステルフィルムの厚みは、取り扱い性、強度の点から
3μm以上が必要であり、好ましくは4〜6μmの範囲
である。フィルムの厚みが7μmより厚いと、引裂いて
開封し内容物を取り出す際、引裂き抵抗が高いため、引
裂き初期の力が高まり、場合によっては一気に破袋し、
内容物が飛散するなどの問題が生じる。
リエチレンテレフタレートやポリエチレンー2、6ナフ
タレート等が例示される。これらのポリマーはホモポリ
マーであってもよく、また第3成分を共重合させたもの
でもよい。本発明のフィルムとしては、優れた強度や寸
法安定性の観点から二軸延伸フィルムが好ましく用いら
れるが、未延伸または少なくとも一方に延伸されたポリ
エステルフィルムを用いることもできる。本発明のポリ
エステルフィルムの厚みは、取り扱い性、強度の点から
3μm以上が必要であり、好ましくは4〜6μmの範囲
である。フィルムの厚みが7μmより厚いと、引裂いて
開封し内容物を取り出す際、引裂き抵抗が高いため、引
裂き初期の力が高まり、場合によっては一気に破袋し、
内容物が飛散するなどの問題が生じる。
【0008】本発明のポリエステルフィルムの長さ方向
の引張り破断強度は、印刷適正、ラミネート適正の点か
ら200MPa以上、好ましくは250MPa以上であ
る。フィルム長さ方向の引張り破断強度が200MPa
より低いと、ヒートシール層の形成工程や印刷工程さら
には他の素材との積層において、フィルムが切れたり、
フィルムにシワが入ったりして、包装材料を形成するこ
とが困難になる。本発明のポリエステルフィルムの収縮
率は、印刷適正の点から長さ方向の収縮率が0.0〜
5.0%、幅方向の収縮率が−2.0〜2.0%未満の
範囲にあることが好ましい。本発明において、紙、アル
ミ箔とポリエステルフィルムを貼り合わせる場合、紙、
アルミ箔との固着性を高めるため、ポリエステルフィル
ムにヒートシール層を構成してもよい。
の引張り破断強度は、印刷適正、ラミネート適正の点か
ら200MPa以上、好ましくは250MPa以上であ
る。フィルム長さ方向の引張り破断強度が200MPa
より低いと、ヒートシール層の形成工程や印刷工程さら
には他の素材との積層において、フィルムが切れたり、
フィルムにシワが入ったりして、包装材料を形成するこ
とが困難になる。本発明のポリエステルフィルムの収縮
率は、印刷適正の点から長さ方向の収縮率が0.0〜
5.0%、幅方向の収縮率が−2.0〜2.0%未満の
範囲にあることが好ましい。本発明において、紙、アル
ミ箔とポリエステルフィルムを貼り合わせる場合、紙、
アルミ箔との固着性を高めるため、ポリエステルフィル
ムにヒートシール層を構成してもよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、種々の諸物性、
特性は以下のように測定または定義されたものである。
実施例中、「%」は「重量%」を意味する。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、種々の諸物性、
特性は以下のように測定または定義されたものである。
実施例中、「%」は「重量%」を意味する。
【0010】(1)フィルム厚み
フィルムを10枚重ねてマイクロメータ法にて厚さを測
定し10で除して平均値を求めフィルム厚みとする。
定し10で除して平均値を求めフィルム厚みとする。
【0011】(2)フィルムの引張り破断強度
(株)インテスコ製引張り試験機モデル2001型を用
いて、温度23℃、湿度50%RHに調節された室内に
おいて長さ(チャック間)50mm、幅15mmの試料
フィルムを200mm/分の歪み速度で引張り、フィル
ム破断時の荷重を測定し、下記式より引張り破断強度を
算出した。 引張り破断強度(MPa)=切断時の荷重(N)/試料フ
ィルムの断面積(mm2)
いて、温度23℃、湿度50%RHに調節された室内に
おいて長さ(チャック間)50mm、幅15mmの試料
フィルムを200mm/分の歪み速度で引張り、フィル
ム破断時の荷重を測定し、下記式より引張り破断強度を
算出した。 引張り破断強度(MPa)=切断時の荷重(N)/試料フ
ィルムの断面積(mm2)
【0012】(3)収縮率
フィルムを長さ方向および幅方向に35mm幅×100
0mm長の短冊状にサンプルを切り出し無張力状態にて
150℃に設定されたオーブン(タバイエスペック
(株)製の熱風循環炉)中に15分間熱処理を行い、熱
処理前後の長さを直尺により測定し、下記式にて熱収縮
率を求めた。 熱収縮率(%)=[(a−b)/a] × 100 (上記式中、aは熱処理前のサンプルの長さ(mm)、
bは熱処理後のサンプルの長さ(mm)を表す)
0mm長の短冊状にサンプルを切り出し無張力状態にて
150℃に設定されたオーブン(タバイエスペック
(株)製の熱風循環炉)中に15分間熱処理を行い、熱
処理前後の長さを直尺により測定し、下記式にて熱収縮
率を求めた。 熱収縮率(%)=[(a−b)/a] × 100 (上記式中、aは熱処理前のサンプルの長さ(mm)、
bは熱処理後のサンプルの長さ(mm)を表す)
【0013】(4)フィルムの印刷適正
フィルムをコロナ処理した後、8色グラビア印刷機で8
色印刷し、印刷ズレを評価した。 評価A:印刷ピッチズレを生じることなく印刷適正良好 評価B:印刷時の張力の変動等により印刷ピッチズレを
起こすことはあるが、印刷は可能 評価C:印刷ピッチズレが大きく印刷適正不良
色印刷し、印刷ズレを評価した。 評価A:印刷ピッチズレを生じることなく印刷適正良好 評価B:印刷時の張力の変動等により印刷ピッチズレを
起こすことはあるが、印刷は可能 評価C:印刷ピッチズレが大きく印刷適正不良
【0014】(5)フィルムの印刷加工適正
フィルムをコロナ処理した後、8色グラビア印刷機で8
色印刷し、印刷加工を評価した。 評価A:印刷時にシワが発生するなどのトラブル等問題
なく印刷加工適正良好 評価B:印刷時の張力の変動等によりシワが発生する
が、印刷加工に供することはできる。 評価C:印刷時にシワが頻発し、印刷加工適正不良
色印刷し、印刷加工を評価した。 評価A:印刷時にシワが発生するなどのトラブル等問題
なく印刷加工適正良好 評価B:印刷時の張力の変動等によりシワが発生する
が、印刷加工に供することはできる。 評価C:印刷時にシワが頻発し、印刷加工適正不良
【0015】(6)引裂性
印刷したポリエステルフィルムを紙、アルミ箔と貼り合
わせたサンプルについて、下記基準で引裂性を評価し
た。 評価A:容易に手で引き裂くことができるもの 評価B:比較的容易には手で引き裂くことができるもの 評価C:容易には手で引き裂くことができないもの
わせたサンプルについて、下記基準で引裂性を評価し
た。 評価A:容易に手で引き裂くことができるもの 評価B:比較的容易には手で引き裂くことができるもの 評価C:容易には手で引き裂くことができないもの
【0016】実施例1
(ポリエステルチップの製造法)ジメチルテレフタレー
ト100部、エチレングリコール70部、および酢酸カ
ルシウム一水塩0.07部を反応器にとり、加熱昇温す
ると共にメタノール留去させエステル交換反応を行い、
反応開始後、約4時間半を要して230℃に昇温し、実
質的にエステル交換反応を終了した。次に、平均粒径
2.4μmの非晶質シリカ粒子0.8部をエチレングリ
コールスラリーとして添加し、次いで燐酸0.04部お
よび三酸化アンチモン0.035部を添加し、常法に従
って重合した。すなわち、反応温度を徐々に上げて、最
終的に280℃とし、一方、圧力は徐々に減じて、最終
的に0.05mmHgとした。4時間後、反応を終了
し、常法に従い、チップ化してポリエステル(A)を得
た。得られたポリエステルチップの溶液粘度IVは、
0.66であった。
ト100部、エチレングリコール70部、および酢酸カ
ルシウム一水塩0.07部を反応器にとり、加熱昇温す
ると共にメタノール留去させエステル交換反応を行い、
反応開始後、約4時間半を要して230℃に昇温し、実
質的にエステル交換反応を終了した。次に、平均粒径
2.4μmの非晶質シリカ粒子0.8部をエチレングリ
コールスラリーとして添加し、次いで燐酸0.04部お
よび三酸化アンチモン0.035部を添加し、常法に従
って重合した。すなわち、反応温度を徐々に上げて、最
終的に280℃とし、一方、圧力は徐々に減じて、最終
的に0.05mmHgとした。4時間後、反応を終了
し、常法に従い、チップ化してポリエステル(A)を得
た。得られたポリエステルチップの溶液粘度IVは、
0.66であった。
【0017】(ポリエステルフィルムの製造)上記ポリ
エステル(A)を295℃で溶融し、スリット状の口金
から、冷却したキャスティングドラム上に押出して冷却
固化させて無配向シートを得た。次いで、85℃にて縦
方向に4.0倍延伸した後、テンター内で予熱工程を経
て90℃で4.3倍、横延伸、230℃で10秒間の熱
処理を行い、厚さ6μmのポリエステルフィルムを得
た。得られたポリエステルフィルムにコロナ処理を施
し、グラビア印刷機で8色印刷を施した。印刷したフィ
ルムは印刷ズレが生じることなく、また印刷工程やラミ
ネート工程で、フィルムにシワが発生する等のトラブル
もなく、工程適正も良好であった。このポリエステルフ
ィルムに紙をラミネートして、ポリエステルフィルムを
基材とする包装材を得た。得られた包装材は良好な、手
切れ性を示し、包装材として好ましい性能を示した
エステル(A)を295℃で溶融し、スリット状の口金
から、冷却したキャスティングドラム上に押出して冷却
固化させて無配向シートを得た。次いで、85℃にて縦
方向に4.0倍延伸した後、テンター内で予熱工程を経
て90℃で4.3倍、横延伸、230℃で10秒間の熱
処理を行い、厚さ6μmのポリエステルフィルムを得
た。得られたポリエステルフィルムにコロナ処理を施
し、グラビア印刷機で8色印刷を施した。印刷したフィ
ルムは印刷ズレが生じることなく、また印刷工程やラミ
ネート工程で、フィルムにシワが発生する等のトラブル
もなく、工程適正も良好であった。このポリエステルフ
ィルムに紙をラミネートして、ポリエステルフィルムを
基材とする包装材を得た。得られた包装材は良好な、手
切れ性を示し、包装材として好ましい性能を示した
【0018】実施例2
実施例1において、ポリエステルフィルムの厚みを4μ
mとしたこと以外は実施例1と同様にして包装材を得、
その特性を評価した。
mとしたこと以外は実施例1と同様にして包装材を得、
その特性を評価した。
【0019】実施例3
実施例1において、ポリエステルフィルム化工程での延
伸倍率を長手方向3.0倍、幅方向3.5倍とした事以
外は実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを作成
した。得られたフィルムと紙を実施例1と同様にして、
貼り合わせて包装材を得、その特性を評価した。
伸倍率を長手方向3.0倍、幅方向3.5倍とした事以
外は実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを作成
した。得られたフィルムと紙を実施例1と同様にして、
貼り合わせて包装材を得、その特性を評価した。
【0020】実施例4
実施例1において、得られたフィルムとアルミ箔を実施
例1と同様にして、貼り合わせて包装材を得、その特性
を評価した。
例1と同様にして、貼り合わせて包装材を得、その特性
を評価した。
【0021】比較例1
実施例1において、ポリエステルフィルムの厚みを2μ
mとした事以外は実施例1と同様にして包装材を得よう
としたが、印刷工程、ラミネート工程でシワが入りやす
く、印刷加工適正は低いものであった。
mとした事以外は実施例1と同様にして包装材を得よう
としたが、印刷工程、ラミネート工程でシワが入りやす
く、印刷加工適正は低いものであった。
【0022】比較例2
実施例1において、ポリエステルフィルムの厚みを9μ
mとした事以外は実施例1と同様にして包装材を得た。
得られた包装材は引裂性が悪く、包装材として満足でき
るものではなかった。
mとした事以外は実施例1と同様にして包装材を得た。
得られた包装材は引裂性が悪く、包装材として満足でき
るものではなかった。
【0023】比較例3
実施例1において、ポリエステルフィルム化での延伸倍
率を長手方向に2.7倍、幅方向に4.0倍としたこと
以外は実施例1と同様にして、ポリエステルフィルムを
作成した。得られたフィルムをコロナ処理した後、グラ
ビア印刷機で8色印刷を施したが、印刷ピッチズレが大
きく、印刷適正は低いものであった。以上、得られた結
果をまとめて下記表1に示す。
率を長手方向に2.7倍、幅方向に4.0倍としたこと
以外は実施例1と同様にして、ポリエステルフィルムを
作成した。得られたフィルムをコロナ処理した後、グラ
ビア印刷機で8色印刷を施したが、印刷ピッチズレが大
きく、印刷適正は低いものであった。以上、得られた結
果をまとめて下記表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、易引裂性に優れた安価
なスティック包装材料ポリエステルフィルム提供するこ
とができ、本発明の工業的価値は高い。
なスティック包装材料ポリエステルフィルム提供するこ
とができ、本発明の工業的価値は高い。
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルム厚みが3〜7μm、長さ方向の
引張り破断強度が200MPa以上であることを特徴と
するスティック包装用ポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 ポリエステルフィルムの長さ方向の収縮
率が0.0〜5.0%、幅方向の収縮率が−2.0〜
2.0%の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の
スティック包装用ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 ポリエステルフィルムが基材ポリエステ
ル層と当該層を構成するポリエステルよりも低融点のヒ
ートシール層と含むことを特徴とする請求項1または2
記載のスティック包装形態用ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279297A JP2003081325A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | スティック包装用ポリエステルフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279297A JP2003081325A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | スティック包装用ポリエステルフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003081325A true JP2003081325A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19103520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001279297A Pending JP2003081325A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | スティック包装用ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003081325A (ja) |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001279297A patent/JP2003081325A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
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