JP2003081131A - 防音表面部材 - Google Patents
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract
がら機械的強度を保持し且つ十分な耐久性を有すると共
に、所要スペース・コストの削減が可能である。 【解決手段】 外表面に凸部が形設されている外面板と
内面板とを対向させて平行配置し、間にそれらを接続す
るリブを配置する。複数の貫通孔を有する表面板を1以
上用い、それを凸部に接合して外面板と連結させる。
Description
等の車両において適用される防音表面部材に関する。
しては一般に、軽量なアルミからなり、2枚の面板の間
にジグザグ状のリブ又は複数の仕切りを有するアルミ押
し出し形材が用いられている。このような鉄等に比較し
て比重の小さいアルミ形材で構成された車両は音を伝え
やすいため、乗客の乗り心地を考慮して騒音を低減する
必要がある。
ードノイズ、転動音等に関する車両の内外に対する騒音
対策としては、従来から車両の内面、内部のエンジン周
り、床裏面、スカート内側表面等に吸音材を設置した
り、車両の構成部材の動的剛性を上げたりすることが実
施されている。
車両については、高速気流による風切り音に対する騒音
対策も必要となる。この場合は、遮音板を設けたり、そ
の表面部材に防音性能を付加したりすることがある。そ
のため吸音材を車両の表面に張り付けたり、表面部材と
して吸音材を使用したりすることが考えられるが、一般
に用いられる吸音材は柔軟なものが多く、表面を形成す
る部材としては機械的強度が不十分であり、また吸音材
の表面に孔や凹凸があると風切り音が発生しやすい等の
問題がある。更に吸音材は多孔質のものが多いので、外
観性を損なうと共に、ゴミや雨水が構造部材へ浸入する
と性能が劣化するという欠点があり、これらが問題とな
る個所では実施されていない。
合の騒音対策としては、機械的強度の保持、吸音材の飛
散防止等の観点から、例えば風速60〜90m/sの場
合には、表面部材を、下から順に吸音材、ガラス布、金
網、金属屑、そして外表面に開口率20%以上の多孔金
属と重ねた多層構造とする方法等が採られている。
うな表面部材を多層構造とする防音方法を採ると、比重
の重い材料を複数用いるため重量が増大し、外観性も悪
化してしまう。また更には多層構造のために要するスペ
ースが大きく、コストも高くつくという問題がある。
もので、外観性を損なうことなく、重量を抑えながら十
分な機械的強度及び耐久性を備えると共に、所要スペー
ス・コストの削減が可能な防音表面部材を提供すること
を目的とする。
面部材は、車両の表面部材であって、対向して平行配置
された外面板と内面板とからなる一対の面板と、前記外
面板と前記内面板とを接続するリブとを備え、前記外面
板の外表面に凸部が形設され、1以上の表面板が前記凸
部を介して前記外面板に連結され、前記表面板は複数の
貫通孔を有することを特徴とする。上記記載の防音表面
部材によると、複数の貫通孔を有する表面板を外面板と
間隔をなして結合させることで、ヘルムホルツ共鳴原理
により共鳴周波数周辺の周波数帯域の騒音を良好に吸収
して防音効果を発揮させることができる。更にヘルムホ
ルツ共鳴原理では、共鳴周波数以外の周波数の吸音率が
低くなったり、気流の剥離を原因とする共鳴音が発生し
たりする場合があるので、貫通孔を流通する空気に粘性
作用を発生させて良好な防音効果を得るために、貫通孔
の孔径を3mm以下とすることが好ましく、また2mm
以下とすることがより好ましく、1mm以下とすること
が更に好ましい。また、表面板の開口率は3%以下が好
ましい。これによって、通常防音性を持たない表面部材
に防音性を付加することができる。また材料としてアル
ミ等の軽量金属を用いることで、機械的強度及び耐久性
を保持しつつ重量を抑えることが可能であると共に、従
来から表面部材の騒音対策として提案されている方法よ
りもコストを抑えることができ、更にリサイクルも容易
であるという利点がある。また貫通孔の孔径を例えば略
1〜3mmと極小とすることで、外観性を損なうことも
ない。
1において、前記表面板は前記凸部に嵌合する中空箱型
部材に成形され、前記中空箱型部材の少なくとも外側面
は前記貫通孔を有することを特徴とする。表面板を中空
箱型とすることで剛性を高くすることができ、部材の機
械的強度を向上させることが可能となる。
2において、前記中空箱型部材は波板を内設することを
特徴とする。中空箱型部材の内部に波板を内設させるこ
とで、更に剛性を高くすることができ、表面部材の機械
的強度を向上させることが可能となる。
3において、前記波板が複数の貫通孔を有することを特
徴とする。中空箱型部材に内設される波板を多孔性材料
とすることで、防音効果を更に向上させることができ
る。
1〜4において、前記外面板と最外層にある前記表面板
との間に形成される空間の全部又は一部に吸音材が配設
されていることを特徴とする。例えば各表面板の間、又
は外面板と表面板との間に形成される空間に吸音材を配
設することによって防音性能を更に向上させることがで
きる。
表面部材であって、対向して平行配置された外面板と内
面板とからなる一対の面板と、前記外面板と前記内面板
とを接続するリブとを備え、前記外面板は複数の貫通孔
を有することを特徴とする。上記記載の防音表面部材に
よると、外面板が複数の貫通孔を有し、その外面板にリ
ブを介して内面板が結合されており、ヘルムホルツ共鳴
原理により共鳴周波数周辺の周波数帯域の騒音を良好に
吸収して防音効果を発揮させることができる。更にヘル
ムホルツ共鳴原理では、共鳴周波数以外の周波数の吸音
率が低くなったり、気流の剥離を原因とする共鳴音が発
生したりする場合があるので、貫通孔を流通する空気に
粘性作用を発生させて良好な防音効果を得るためには、
貫通孔の孔径を3mm以下とすることが好ましく、また
2mm以下とすることがより好ましく、1mm以下とす
ることが更に好ましい。また、表面板の開口率は3%以
下とするのが好ましい。これによって、通常防音性を持
たない表面部材に防音性を付加することができる。また
材料としてアルミ等の軽量金属を用いることで、機械的
強度及び耐久性を保持しつつ重量を抑えることが可能で
あると共に、従来から表面部材の騒音対策として提案さ
れている方法よりもコストを抑えることができ、更にリ
サイクルも容易であるという利点がある。また貫通孔の
孔径を例えば略1〜3mmと極小とすることで、外観性
を損なうこともない。またこれは付加的な材料を用いな
い、即ち従来から用いられてきた2層構造の形材で外面
板を多孔性材料としたものであるので、余分なスペース
を必要としない。
6において、1以上の板材が前記外面板と前記内面板と
の間に配設され、前記板材は複数の貫通孔を有すること
を特徴とする。外面板と内面板との間の空気層、即ちリ
ブが配設されている空間に、1以上の多孔性板材を更に
設けることで、部材の剛性及び防音性能を向上させるこ
とが可能である。
6又は7において、前記外面板と前記内面板との間に形
成される空間の全部又は一部に吸音材が配設されている
ことを特徴とする。上記構成では、吸音材によって更に
防音性能を向上させることができる。
表面部材であって、外表面に凸部を有し、内表面に補強
部を有する面板と、前記面板の前記凸部を介して前記面
板に連結されている1以上の表面板とを備え、前記表面
板は複数の貫通孔を有することを特徴とする。上記構成
によると、面板を2枚からなるダブルスキン構造とする
のに比べ、厚みを抑えることができる。この構成は、剛
性が低くてもよく、厚みを抑えたい場合に適用できる。
また、曲面で容易に使用することが可能である。
項9において、前記表面板は前記面板の外表面にある前
記凸部に嵌合する中空箱型部材に成形され、前記中空箱
型部材の少なくとも外側面は前記貫通孔を有することを
特徴とする。表面板を中空箱型とすることで剛性を高く
することができ、部材の機械的強度を向上させることが
可能となる。
項9又は10において、前記面板と最外層にある前記表
面板との間に形成される空間の全部又は一部に吸音材が
配設されていることを特徴とする。上記構成では、吸音
材によって更に防音性能を向上させることができる。
ついて添付図面を参照しつつ説明する。なお本発明に係
る防音表面部材は、例えば自動車や鉄道車両のような車
両の表面の構造部材として好適に使用される防音効果に
優れたものである。
音表面部材を示す幅方向の横断面図である。図2は、図
1に示す防音表面部材に含まれる表面板と凸部との接合
方法を示す幅方向の部分横断面図である。図3は、本発
明の第一の実施形態に係る防音表面部材に含まれる表面
板の変形例と凸部との接合方法を示す幅方向の部分横断
面図である。図4は、本発明の第一の実施形態に係る防
音表面部材に含まれる表面板の変形例を示す幅方向の横
断面図である。図5は、本発明の第二の実施形態に係る
防音表面部材を示す幅方向の横断面図である。
表面部材1について、図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示されているように、本実施形態に係る防音表面
部材1においては、外面板2aと内面板2bとからなる
一対の面板2が空気層を介し、対向して平行配置され、
それら面板2の間には、外面板2aと内面板2bとを接
続するような波形板のリブ3が内設されている。また外
面板2aの外表面には凸部4が定間隔をなして形設され
ており、円形状の複数の貫通孔6を有する表面板5が3
枚凸部4に接合されている。
よる開口率と、各表面板5間の空気層の層厚と、表面板
5の板厚とは、防音対象となる周波数の騒音に対して吸
音性能を満足するように設定されている。具体的には、
各表面板5間の空気層の層厚が10mm〜50mmの場
合、表面板5の開口率を3%以下、表面板5の板厚を
0.3mm以上及び孔径を0.8mm以下と設定されて
いることが好ましい。なお吸音率が0.3以上となる周
波数帯域幅は、表面板5の開口率が小さく、表面板5の
板厚が厚く、孔径が小さくなるに従って拡大する傾向に
ある。
のではないが、3mm以下であればよく、好ましくは2
mm以下、更に好ましくは1mm以下とする。貫通孔6
の孔径を1mm以下に設定した場合には、貫通孔6を流
動する空気に粘性作用を確実に発生させることができ
る。なお貫通孔6の孔径の下限値は0.2mmであるこ
とが好ましい。この理由は、貫通孔6の直径が0に近づ
き、孔径が0.2mm以下のように極めて小さくなる
と、貫通孔6の空気の粘性が大きくなりすぎるため、貫
通孔6近傍の空気の流れに対する抵抗が大きくなり、か
えって吸音率が低下すると考えられるからである。また
孔径が0.2mm以下のように極めて小さくなると、製
造が大幅に困難となり、使用環境によってはゴミや埃等
によって貫通孔6が閉塞し易くなるからである。
3%以下が好ましい。
角形状、スリット状等であってもよく、これら各種の形
状が混在していてもよい。更に複数の貫通孔6の孔径は
統一されていてもよく、様々なサイズが混在していても
良い。様々なサイズの孔径が混在している場合には、十
分な吸音性能を発揮する周波数帯域幅を拡大することが
できる。
極端な開口の粗密が生じない限りは均等配置でなくても
よいが、均等配置のほうが好ましい。
開口率、表面板5の板厚、及び貫通孔6の孔径からなる
パラメータは、貫通孔6を通過する空気に対して粘性作
用を生じさせるように設定されていることが好ましい。
この理由は、空気に粘性作用を生じさせることによって
振動に対する減衰性を発生させ、吸音率が0.3以上と
なる周波数帯域幅が共鳴周波数に対して10%以上とな
る吸音特性を発揮させることができるからである。
5を、空間層を介して外面板2aに結合することで、ヘ
ルムホルツ共鳴原理と粘性作用とによって共鳴周波数周
辺の周波数帯域及びこれを中心とする広い周波数帯域の
騒音を良好に吸収できる。また貫通孔6の孔径は極小で
あるので、外観性を損なうこともない。
発明はこれに限定されることなく、任意数の表面板5を
設けることができ、これによって、吸音率の大きさと、
有効な周波数帯域との拡大・向上が可能になる。また更
に、表面板5をその幅方向に凹凸を設けるようプレス成
形することで、剛性を高くして十分な機械的強度を持た
せることができる。
から他端にかけて長手方向に条設されたものであっても
よく、また条設ではなく散在したものであってもよい。
図1において各凸部4はリブ5の三角形頂部に位置して
いるが、これに限定されず、他の位置に配されてもよ
い。また凸部4の配設ピッチを一定にせずに変化させた
り、仕切り板を各凸部4の間に不定間隔で設けたりする
ことで、吸音特性を変えて吸音可能な周波数幅を拡張す
ることができる。
部材1を構成する部材は、例えば鉄、アルミニウム等の
金属、不織布、合成樹脂、金属又は樹脂材料の発泡体等
から形成されている。使用されるアルミニウム合金とし
て、例えばAA又はJIS規格の2000系、5000
系、6000系、7000系の成分規格のものを用いて
よい。またリサイクル時の分別処理が不要となるよう、
これらを同一材料から形成することが望ましい。構成材
料としてアルミニウム等の軽量金属を用いることで、機
械的強度及び耐久性を保持しながらも重量を抑えること
ができ、更に金属はリサイクル性が高いという利点もあ
る。
を有する外面板2aと内面板2bとリブ3とは、例えば
押出し加工によって一体成形されている。具体的には、
溶解調整したアルミニウム又はアルミニウム合金を鋳造
し、その鋳塊を均質化処理し、押出し加工、そして調整
処理することによって所定断面形状の押出し材とするこ
とができる。またこれらを一体成形せず、各々の部材を
溶接、接着等によって結合させて所定の形状にしてもよ
い。
は、図2(a)に示されているように、予め凸部4に表
面板5が嵌合する溝を設け、その溝に各表面板5を嵌め
込むことができる。また図2(b)に示されているよう
に、凸部4を階段状に形成し、各表面板5を上方から階
段状の底面に設置してリベット9a等で固定させてもよ
い。また接合方法としては他に、例えば接着剤による接
着、スポット溶接等の溶接、及び摩擦圧接等を適用して
よい。
5のみを用いるのではなく、図3(a),(b)に示さ
れているように、凸部4を覆うような形状の表面板5を
使用してもよい。例えば図3(a)に示されているよう
に、1枚の平らな表面板5と前述のように凸部4に沿っ
た凸状を有する表面板5との2枚あり、それらを共にリ
ベット9aで凸部に固定してよい。また図3(b)に示
されているように、前述のような凸部4に沿った凸状を
有する表面板5をボルト・ナット9bによって凸部4に
固定してよい。また上述のように、例えば接着剤による
接着、及びスポット溶接等の溶接を適用してよい。
板5の更なる変形例が示されている。この防音表面部材
11において、表面板5は凸部4に嵌合する中空箱型部
材7に成形されており、その中空箱型部材7は波板8を
内設している。これら中空箱型部材7と波板8とは、図
4においていずれも複数の貫通孔6を有しているが、中
空箱型部材7の少なくとも外側面が貫通孔6を有してお
ればよい。
孔6を有していなくてもよく、更に中空箱型部材7は波
板8を内設していなくてもよい。また中空箱型部材7は
凸部4に嵌め込まれ、例えばその側面を溶接されて固定
されてもよい。しかし中空箱型部材7と凸部4との形状
は図4に限定されず、様々な形状で中空箱型部材7を凸
部4に嵌合させることができ、前述のようにリベット等
様々な方法で固定できる。また、この波板8をエンボス
板としたり、円錐型の凸部及び/又は凹部を持つマルタ
イコーン型としたりしてもよい。
口率略25%以上のアルミ製パンチング板でカバーして
も、吸音性能を損なうことなく、中空箱型部材7の外部
への飛び出しを防止することができる。
形することで、剛性を高くすることができ、防音表面部
材1の機械的強度を向上させることが可能となる。また
中空箱型部材7に波板8を内接することで、剛性をさら
に高くすることもできる。また更に、この中空箱型部材
7の板材を長手方向に折板状として更に剛性を高くする
ことも可能である。
音表面部材21について、図5に基づいて説明する。本
実施形態に係る防音表面部材21では、対向して平行配
置された外面板2aと内面板2bとからなる一対の面板
2があり、その外面板2aと内面板2bとの間に各々を
接続するリブ3が配設されている。ここで外面板2aは
複数の貫通孔6を有しており、更に外面板2aとリブ3
との間に形成される空間には、複数の貫通孔6を有する
多孔性の板材10が2枚配置されている。
あってよい。またこの板材10を省略することもできる
が、多孔性の中板10を外面板2aとリブ3との間に設
けることで、吸音率の大きさと、有効な周波数帯域との
拡大・向上が可能になる。
ためには、多孔板からなる円筒材、角筒材等を外面板2
aと内面板2bとの間に形成される空間に配置してもよ
い。この場合、板材10を省略し、円筒材、角筒材等を
リブ3と外面板2a・内面板2bとの間に形成される三
角形状断面の各空間に1つずつ設けてもよいし、各空間
に複数個設けてもよい。また板材10を設けて更に多孔
板からなる円筒材、角筒材等を配設してもよい。
の開口率、形状、配置等は、上述の本発明に係る第一の
実施形態の表面板5における貫通孔6と同様に設定され
る。
3とを例えば押出し加工等で一体成形し、多孔性の外面
板2aをリブ3の三角形頂部に様々な接合方法により接
合することができる。また各部材を一体とせずに、夫々
を所定の形状となるよう接合してもよい。更に外面板2
a、内面板2b、及びリブ3は、板材を成形して所定の
形状となるように接合してもよい。
形態について図2(a),(b)を用いて説明したよう
に、嵌合させたり、リベット、接着剤による接着、スポ
ット溶接等の溶接を施したりしてリブ3と結合させるこ
とができる。また構成材料としては、前述の本発明に係
る第一の実施形態と同様に、例えば鉄、アルミニウム等
の金属、不織布、合成樹脂、金属又は樹脂材料の発泡体
等から形成されてよい。また、この板材10を長手方向
に折板状として剛性を高めてもよい。なお、板材10の
代わりに、金属又は樹脂材料の発泡体を外面板2aとリ
ブ3との間に配置してもよい。
って、ヘルムホルツ共鳴原理と粘性作用とによって共鳴
周波数周辺の周波数帯域及びこれを中心とする広い周波
数帯域の騒音を良好に吸収できる。これによって、通常
防音性を持たない表面部材に防音性を付加することがで
きる。また材料としてアルミ等の軽量金属を用いること
で、機械的強度及び耐久性を保持しつつ重量を抑えるこ
とが可能であると共に、従来から表面部材の騒音対策と
して提案されている方法よりもコストを抑えることがで
き、更にリサイクルも容易であるという利点がある。ま
た貫通孔6の孔径は極小であるので、外観性を損なうこ
ともない。また、表面板5等の付加的な材料を用いず、
従来から用いられてきた2層構造の形材で外面板2aを
多孔性材料としたものであるので、余分なスペースを必
要としない。また更に外面板2aと内面板2bとの間に
複数の貫通孔6を有する板材10を設けることで、さら
なる吸音率の向上を図ることができる。
音表面部材31について、図6に基づいて説明する。本
実施形態では、1枚の面板12が、その外表面に凸部4
を有し、またその内表面に補強部11であるリブを有し
ており、面板12の外表面にある凸部4を介して、間隔
をとって平行配置された3枚の表面板5が面板12に連
結されている。
同様で、3枚に限定されず任意数の表面板5を設けるこ
とができ、図3(a),(b)に示されているように、
凸部4を覆うような形状の表面板5を使用してもよく、
中空箱型部材7に成形してもよく、また更に図4のよう
に中空箱型部材7に波板8を内設したものであってもよ
い。
れた補強部11は外表面の凸部4と同じ箇所に同じ数設
けられているが、別の箇所に設けてもよく、同じ数でな
くてもよい。また更に、この補強部11は図6のような
形状に限らず面板12の剛性を高めるものであればよ
く、面板12に内接する波板とその内側に更に別の板を
設けたものであってもよい。
は、例えば幅400mm、厚さ30mmという寸法が考
えられ、またリブ3によって形成される三角形底辺長さ
を略100mmとすることができる。
形態に限定されず、例えば次のような形態をとることが
できる。 (1)本発明の第一の実施形態において、外面板2aと
最外層にある表面板5との間に形成される空間の全部又
は一部、例えば図1において各表面板5の間、表面板5
と外面板2aとの間、図4において中空箱型部材7の内
部等に、吸音材を配設してよい。また本発明の第二の実
施形態においては、例えば外面板2aとリブ3とによっ
て形成される空間等、外面板2aと内面板2bとの間に
形成される空間の全部又は一部に吸音材を配設してよ
い。吸音材としては、金属細線、金属繊維、発泡アルミ
等の発泡金属、発泡樹脂、グラスウール等の多孔質吸音
材を用いることが好ましい。こうして防音表面部材1,
11,21の防音性能を更に向上させることができる。 (2)本発明の第一の実施形態において、表面板5と外
面板2aとの間に形成される空間に存在する液体を、例
えば貫通孔6をその空間と連通可能に設けることによっ
て、貫通孔6を通して除去できることが好ましい。 (3)本発明の第二の実施形態において、外面板2aと
内面板2bとの間に形成される空間に存在する液体を、
例えば貫通孔6をその空間と連通可能に設けることによ
って、貫通孔6を通して除去できることが好ましい。 (4)本発明に係る第一の実施形態の構成と第二の実施
形態の構成とを混合させたものでもよい。 (5)本発明に係る防音表面部材の構成部材がアルミで
ある場合や鉄及びアルミである場合、鉄分の浸入、構成
部材同士の接触部分での電触等を防止するため、外面板
2a、多孔性の表面板5等外表面にある部材を塗装する
ことが好ましい。
源、複数の貫通孔6を有する多孔板、そして空気層を介
して貫通孔6の無い遮音板と順に配置し、以下の実施例
1〜5を行った。
いるように、対象となる音の周波数と垂直入射吸音率と
の関係を実験によって調べた。ここでは空気層厚25m
m、多孔板の開口率1%、多孔板の板厚0.3mm、貫
通孔6の孔径0.5mmと設定した。このようにパラメ
ータを設定すると、1100Hzの共鳴周波数を中心と
して吸音率が0.3以上となる1067Hzの周波数帯
域幅での吸音特性を有する多孔性防音板となる。
いるように、板厚0.3mmの多孔板の開口率を1,
3,5%と変化させ、その各々の場合について板材の貫
通孔6の孔径が0.5,1,2,3mmのときの垂直入
射吸音率を実験によって調べた。図7には、開口率が
1,3,5%と大きくなるにつれて吸音率が低下し、ま
た孔径1mmを境として1mm以下では吸音率が急激に
上昇するのが示されており、孔径を1mm以下に設定し
た場合、貫通孔6を流動する空気に粘性作用を確実に発
生させることができることが判った。この実施例に基づ
いて、貫通孔6の孔径を3mm以下、より好ましくは2
mm以下、さらに好ましくは1mm以下に設定する。ま
た図7では、貫通孔6の孔径が0に近づき、孔径が0.
2mm以下のように極めて小さくなると、貫通孔6の空
気の粘性が大きくなりすぎるため、貫通孔6近傍の空気
の流れに対する抵抗が大きくなり、吸音率が逆に低下す
ると考えられる。この理由から、貫通孔6は0.2mm
以下にならないよう設定することが好ましい。
と2枚の多孔板による吸音率について材料を変えて周波
数毎に比較した。図8(a)は遮音板と空気層20mm
を介してアルミ製の多孔板1枚を配置した場合と、アル
ミ製の多孔板1枚と穴あきマルタイコーンとを20mm
隔てて設置し、その背後に25mmの空気層を介して遮
音板を配置した場合とについて、吸音率を実験によって
比較したグラフである。また図8(b)は、上述の場合
と金属板の代わりにグラスウールを吸音材として用いた
場合とについて、夫々を残響室法による測定結果に基づ
いて比較したグラフである。
を用いた場合よりも、更に穴あきマルタイコーンを用い
た場合の方が、吸音効果を発揮する周波数の幅が広くな
ることが判った。即ち多孔板1枚の場合は1000Hz
近傍の共鳴周波数域で吸音率が極めて高くなるが、共鳴
周波数以外の周波数では吸音率が低下する。しかし多孔
板2枚の場合は2つの共鳴周波数が生じ、有効な周波数
帯域が広がって、全体的に吸音率が向上する。
アルミ多孔板を用いた場合よりも更に穴あきマルタイコ
ーンを用いた場合の方が吸音率は高く、また、グラスウ
ールを用いた場合と多孔板2枚を用いた場合とは、周波
数2000Hz以下において略同等の吸音率であること
が判った。
空気層厚dを10,25,40mmとし、周波数と吸音
率との関係について予測及び実測を行った。図9(a)
は予測結果、図9(b)は実測結果を示すグラフであ
る。図9(a),(b)はほぼ一致しており、実測値を
良好に予測できたといえる。また空気層厚dが小さくな
るほど共鳴周波数が高くなる。
(a),(b)に示されているように、自動車の底表面
に、本発明に係る防音表面部材1,11,21を適用し
た場合と適用しない場合、即ち反射面部材を適用した場
合、とにおける周囲音圧分布に関する解析を行った。図
10(a),(b)の半円軌道の中心に示されているの
は自動車であり、半円軌道に沿って描かれている円の大
きさは各位置における音圧の大きさ、またその円の中に
ある矢印は相対的な位相差を示している。この解析結果
から、図10(a)のように本発明に係る防音表面部材
1,11,21を自動車の底表面に用いると、図10
(b)のように用いない場合と比較して、音圧の大きさ
は小さくなることが判った。即ち、本発明に係る防音表
面部材1,11,21の吸音効果を証明することができ
た。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
し、リブを外面板と内面板との間に配し、外面板の外表
面に凸部を形設し、複数の貫通孔を有する表面板を外面
板と空気層を挟んで凸部に結合させることで、ヘルムホ
ルツ共鳴原理により共鳴周波数周辺の周波数帯域の騒音
を良好に吸収して防音効果を発揮させることができる。
更にヘルムホルツ共鳴原理では、共鳴周波数以外の周波
数の吸音率が低くなったり、気流の剥離を原因とする共
鳴音が発生したりする場合があるので、貫通孔を流通す
る空気に粘性作用を発生させて良好な防音効果を得るた
めに、貫通孔の孔径を3mm以下とすることが好まし
く、また2mm以下とすることがより好ましく、1mm
以下とすることが更に好ましい。また、表面板の開口率
は3%以下とするのが好ましい。これによって、通常防
音性を持たない表面部材に防音性を付加することができ
る。また材料としてアルミ等の軽量金属を用いること
で、機械的強度及び耐久性を保持しつつ重量を抑えるこ
とが可能であると共に、従来から表面部材の騒音対策と
して提案されている方法よりもコストを抑えることがで
き、更にリサイクルも容易であるという利点がある。ま
た貫通孔の孔径を例えば略1〜3mmと極小とすること
で、外観性を損なうこともない。
を高くすることができ、部材の機械的強度を向上させる
ことが可能となる。
せることで、更に剛性を高くすることができ、表面部材
の機械的強度を向上させることが可能となる。
性材料とすることで、防音効果を更に向上させることが
できる。
に形成される空間の全部又は一部に吸音材を配設するこ
とによって防音性能を更に向上させることができる。
配置し、リブを外面板と内面板との間に配する構成の防
音表面部材において、外面板に複数の貫通孔を設けるこ
とで、ヘルムホルツ共鳴原理により共鳴周波数周辺の周
波数帯域の騒音を良好に吸収して防音効果を発揮させる
ことができる。更にヘルムホルツ共鳴原理では、共鳴周
波数以外の周波数の吸音率が低くなったり、気流の剥離
を原因とする共鳴音が発生したりする場合があるので、
貫通孔を流通する空気に粘性作用を発生させて良好な防
音効果を得るために、貫通孔の孔径を3mm以下とする
ことが好ましく、また2mm以下とすることがより好ま
しく、1mm以下とすることが更に好ましい。また、表
面板の開口率は3%以下とするのが好ましい。これによ
って、通常防音性を持たない表面部材に防音性を付加す
ることができる。また材料としてアルミ等の軽量金属を
用いることで、機械的強度及び耐久性を保持しつつ重量
を抑えることが可能であると共に、従来から表面部材の
騒音対策として提案されている方法よりもコストを抑え
ることができ、更にリサイクルも容易であるという利点
がある。また貫通孔の孔径を例えば略1〜3mmと極小
とすることで、外観性を損なうこともない。またこれは
付加的な材料を用いない、即ち従来から用いられてきた
2層構造の形材で外面板を多孔性材料としたものである
ので、余分なスペースを必要としない。
を外面板と内面板との間に配設することで、部材の剛性
及び防音性能を向上させることが可能である。
空間の全部又は一部に吸音材を配設することで、更に防
音性能を向上させることができる。
を有する面板と、その面板の凸部を介して面板に連結さ
れている1以上の多孔性の表面板とを備えたものとする
ことで、面板を2枚からなるダブルスキン構造とするの
に比べ、厚みを抑えることができる。この構成は、剛性
が低くてもよく、厚みを抑えたい場合に適用できる。ま
た、曲面で容易に使用することが可能である。
剛性を高くすることができ、部材の機械的強度を向上さ
せることが可能となる。
形成される空間の全部又は一部に吸音材を配設すること
で、更に防音性能を向上させることができる。
示す幅方向の横断面図である。
部との接合方法を示す幅方向の部分横断面図である。
含まれる表面板の変形例と凸部との接合方法を示す幅方
向の部分横断面図である。
含まれる表面板の変形例を示す幅方向の横断面図であ
る。
示す幅方向の横断面図である。
示す幅方向の横断面図である。
ある。
る吸音率について材料を変えて周波数毎に比較したグラ
フである。
との関係を示すグラフである。
を適用した場合と反射面部材を適用した場合とにおける
周囲音圧分布に関する解析結果を示す音圧分布図であ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 車両の表面部材であって、 対向して平行配置された外面板と内面板とからなる一対
の面板と、前記外面板と前記内面板とを接続するリブと
を備え、 前記外面板の外表面に凸部が形設され、 1以上の表面板が前記凸部を介して前記外面板に連結さ
れ、 前記表面板は複数の貫通孔を有することを特徴とする防
音表面部材。 - 【請求項2】 前記表面板は前記凸部に嵌合する中空箱
型部材に成形され、 前記中空箱型部材の少なくとも外側面は前記貫通孔を有
することを特徴とする請求項1に記載の防音表面部材。 - 【請求項3】 前記中空箱型部材は波板を内設すること
を特徴とする請求項2に記載の防音表面部材。 - 【請求項4】 前記波板が複数の貫通孔を有することを
特徴とする請求項3に記載の防音表面部材。 - 【請求項5】 前記外面板と最外層にある前記表面板と
の間に形成される空間の全部又は一部に吸音材が配設さ
れていることを特徴とする請求項1〜4に記載の防音表
面部材。 - 【請求項6】 車両の表面部材であって、 対向して平行配置された外面板と内面板とからなる一対
の面板と、前記外面板と前記内面板とを接続するリブと
を備え、 前記外面板は複数の貫通孔を有することを特徴とする防
音表面部材。 - 【請求項7】 1以上の板材が前記外面板と前記内面板
との間に配設され、 前記板材は複数の貫通孔を有することを特徴とする請求
項6に記載の防音表面部材。 - 【請求項8】 前記外面板と前記内面板との間に形成さ
れる空間の全部又は一部に吸音材が配設されていること
を特徴とする請求項6又は7に記載の防音表面部材。 - 【請求項9】 車両の表面部材であって、 外表面に凸部を有し、内表面に補強部を有する面板と、
前記面板の前記凸部を介して前記面板に連結されている
1以上の表面板とを備え、 前記表面板は複数の貫通孔を有することを特徴とする防
音表面部材。 - 【請求項10】 前記表面板は前記面板の外表面にある
前記凸部に嵌合する中空箱型部材に成形され、 前記中空箱型部材の少なくとも外側面は前記貫通孔を有
することを特徴とする請求項9に記載の防音表面部材。 - 【請求項11】 前記面板と最外層にある前記表面板と
の間に形成される空間の全部又は一部に吸音材が配設さ
れていることを特徴とする請求項9又は10に記載の防
音表面部材。
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- 2001-09-14 JP JP2001280336A patent/JP4926350B2/ja not_active Expired - Fee Related
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