JP2003081011A - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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JP2003081011A
JP2003081011A JP2001277225A JP2001277225A JP2003081011A JP 2003081011 A JP2003081011 A JP 2003081011A JP 2001277225 A JP2001277225 A JP 2001277225A JP 2001277225 A JP2001277225 A JP 2001277225A JP 2003081011 A JP2003081011 A JP 2003081011A
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light
partition wall
highly
lighting device
lens
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JP2001277225A
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Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズにおいてほぼ均一の面発光が得られる
ことを目的とする。 【解決手段】 照明室11内に隔壁17を設け、その照
明室11の内壁面および隔壁17面に高拡散高反射手段
5を施す。この結果、バルブ2からの光が隔壁17面の
高拡散高反射手段5により高拡散高反射するので、隔壁
17面に対応するレンズ6、60において、輝度が上が
る。したがって、装置が長尺のものまたは大型のものと
なっても、バルブ2からの光がレンズ6、60に行き届
き、レンズ6、60においてほぼ均一の面発光が得られ
ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、ルー
ムランプやアクセサリランプなど、また、リアガーニッ
シュやスカッフプレートなど、面状発光体を有する車両
用照明装置に係るものである。特に、この発明は、面状
発光体においてほぼ均一の面発光が得られる車両用照明
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用照明装置としては、たと
えば、実開平5−71883号(実用新案登録第256
0404号)公報に記載のものがある。この車両用照明
装置は、光源と、前記光源からの光を所定の方向に反射
させるリフレクタと、内部に照明室が形成され、かつ、
一面に前記照明室と通じる開口部が設けられているケー
シングと、前記照明室の内壁面に施され、前記リフレク
タからの反射光を高拡散高反射させる高拡散高反射手段
と、前記開口部に配置された面状発光体と、を備えてな
るものである。
【0003】前記車両用照明装置においては、光源を点
灯する。すると、光源からの光がリフレクタにより照明
室内側に反射される。その反射光は、照明室内の高拡散
高反射手段により高拡散高反射する。その高拡散高反射
した光は、面状発光体を経て外部に照射される。
【0004】かかる車両用照明装置においては、面状発
光体においてほぼ均一の面発光が得られることが重要事
項である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種の車両用照明装置においては、前記重要事項について
何ら考慮されていない。このために、面状発光体におい
てほぼ均一の面発光が得られない場合がある。たとえ
ば、装置が長尺のものとなり、または、装置が大型のも
のとなると、光源からの光が面状発光体全体に行き届か
ずに、輝度が低下する箇所が生じる場合がある。
【0006】この発明は、面状発光体においてほぼ均一
の面発光が得られる車両用照明装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、照明室内に隔壁を設
け、その照明室の内壁面および隔壁面に高拡散高反射手
段を施した、ことを特徴とする。
【0008】この結果、請求項1にかかる発明は、光源
からの光が隔壁面の高拡散高反射手段により高拡散高反
射するので、隔壁面に対応する面状発光体において、輝
度が上がる。したがって、装置が長尺のものまたは大型
のものとなっても、光源からの光が面状発光体全体に行
き届き、面状発光体においてほぼ均一の面発光が得られ
ることとなる。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、光源が複
数個対向するように配置されており、隔壁が対向する複
数個の光源の間に配置されている、ことを特徴とする。
【0010】この結果、請求項2にかかる発明は、対向
する複数個の光源からの光がその複数個の光源の間に配
置された隔壁面の高拡散高反射手段により高拡散高反射
するので、隔壁面に対応する面状発光体において、輝度
が上がる。したがって、装置が長尺のものの場合、すな
わち、ケーシングが長尺のものであり、光源がケーシン
グの両端に設けられている長尺装置の場合において、光
源からの光が長尺の面状発光体全体に行き届き、長尺の
面状発光体においてほぼ均一の面発光が得られることと
なる。
【0011】また、請求項3にかかる発明は、光源が複
数個並列に配置されており、隔壁が並列する複数個の光
源の間に配置されている、ことを特徴とする。
【0012】この結果、請求項3にかかる発明は、並列
する複数個の光源からの光がその複数個の光源の間に配
置された隔壁面の高拡散高反射手段により高拡散高反射
するので、隔壁面に対応する面状発光体において、輝度
が上がる。したがって、装置が大型のものの場合、すな
わち、ケーシングが大型のものであり、光源がケーシン
グに並列に設けられている大型装置の場合において、光
源からの光が大型の面状発光体全体に行き届き、大型の
面状発光体においてほぼ均一の面発光が得られることと
なる。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、面状発光
体の裏面と隔壁の端面との間に隙間が設けられている、
ことを特徴とする。
【0014】この結果、請求項4にかかる発明は、光が
面状発光体の裏面と隔壁の端面との間の隙間を回り込む
ことができるので、隔壁の端面が発光する。したがっ
て、面状発光体を通して照明室内を見た場合に、隔壁が
視認されないために、面状発光体における発光面の不連
続感を与えるようなことはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる車両用照
明装置の実施の形態の2例を添付図面を参照して説明す
る。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるも
のではない。
【0016】(実施の形態1の構成の説明)図1および
図2は、この発明にかかる車両用照明装置の実施の形態
1を示す。この例は、長尺の室内灯に使用する例につい
て説明する。
【0017】図において、1は車両用照明装置である。
この車両用照明装置1は、2個の光源2と、リフレクタ
3と、ケーシング4と、高拡散高反射手段5と、面状発
光体6とを備えるものである。
【0018】前記光源2は、ウエッジベースタイプのバ
ルブ2を使用する。前記バルブ2は、ソケット7に着脱
可能に保持されている。前記ソケット7は、リード線8
を介してスイッチおよび電源および制御回路(図示せ
ず)に電気的に接続されている。また、前記バルブ2
は、特開2001−163117号公報に記載のよう
に、ドアーの開閉と連動させて、点灯消灯が制御されて
いる。
【0019】前記リフレクタ3は、一方が開口し、か
つ、他方が閉塞した形状をなす。前記リフレクタ3の内
面には、前記バルブ2からの光を所定の方向に反射させ
る反射面9が設けられている。前記反射面9は、高反射
(正反射率が高い)塗装、もしくは、アルミ蒸着などの
表面処理が施されている。また、前記反射面9は、たと
えば、回転楕円面の一部、回転放物面の一部、回転曲面
の一部、もしくは、自由曲面などからなる。さらに、前
記リフレクタ3の他方の閉塞部には、円形の透孔が設け
られている。前記透孔中に前記バルブ2が挿入する。
【0020】前記ケーシング4は、長尺かつ薄型の中空
の直方体のボックス形状をなす。前記ケーシング4の両
端には、前記ソケット7が着脱可能に取り付けられるた
めの円形状の透孔10が設けられている。また、前記ケ
ーシング4の内部には、直方体形状の照明室11が形成
されている。前記照明室11内の中間には、隔壁17が
一体に設けられている。さらに、前記ケーシング4の一
面には、前記照明室11と通じる長方形の開口部12が
設けられている。
【0021】少なくとも、前記照明室11の内壁面およ
び前記隔壁17面には、前記高拡散高反射手段5が施さ
れている。前記高拡散高反射手段5としては、下記の手
段がある。すなわち、前記ケーシング4の材料が白色系
の樹脂である。前記照明室11の内壁面および隔壁17
面が白色系の塗料により塗装されている。前記照明室1
1の内壁面および隔壁17面がホーニング加工された金
属系の光沢面により施されている。前記高拡散高反射手
段5は、上記の手段を1種類、もしくは、複種類組み合
わせられている。
【0022】前記ケーシング4の両端には、前記リフレ
クタ3がそれぞれ配置されている。前記ソケット7は、
前記ケーシング4の透孔10の縁に着脱可能に取り付け
られ、かつ、前記バルブ2は、前記リフレクタ3の透孔
中に挿入する。この結果、2個のバルブ2、2は、長尺
のケーシング4の両端にそれぞれ対向して配置する。ま
た、隔壁17は、対向する2個のバルブ2、2の間であ
って、長尺のケーシング4の中間に配置されることとな
る。
【0023】前記面状発光体6は、レンズを使用する。
前記レンズ6は、前記ケーシング4の開口部12に対向
して配置されている。前記レンズ6の裏面と、前記隔壁
17の端面18との間には、隙間19が設けられてい
る。なお、前記隔壁17の他面18にも、前記高拡散高
反射手段5が設けられている。
【0024】前記レンズ6の表面およびまたは裏面に
は、拡散素子群(プリズム素子群)が設けられている。
前記レンズ6は、前記照明室11の内壁面の高拡散高反
射手段5により拡散反射された光をさらに拡散させて外
部に照射するものである。
【0025】前記レンズ6は、ランプハウジング13お
よびカバー14と共に灯室15を区画する。前記灯室1
5内には、前記バルブ2、前記リフレクタ3、前記ケー
シング4などが収納されている。前記レンズ3は、前記
ケーシング4の開口部12と対抗して配置されることと
なる。なお、前記ランプハウジング13およびカバー1
4を使用せずに、前記レンズ6を前記ケーシング4の開
口部12の縁に取り付けても良い。
【0026】(実施の形態1の作用の説明)この実施の
形態1における車両用照明装置1は、以上のごとき構成
からなり、以下、その作用について説明する。
【0027】まず、2個のバルブ2を点灯する。する
と、2個のバルブ2からの光は、リフレクタ3の反射面
9において、所定の方向、照明室11内側に反射され
る。その反射光は、リフレクタ3の一方の開口部から照
明室11内側に入射する。なお、バルブ2からの光の一
部は、直接照明室11内側に入射する。
【0028】つぎに、照明室11内側に入射した光は、
図2(B)中の破線矢印に示すように、照明室11の内
壁面の高拡散高反射手段5により、高拡散高反射する。
照明室11内において、高拡散高反射された光は、レン
ズ6に入射する。レンズ6に入射した光は、同じく、図
2(B)中の破線矢印に示すように、レンズ6の拡散素
子群によりさらに拡散されて外部に照射される。
【0029】また、照明室11内側に入射した光のう
ち、直進光は、隔壁17の両面に当たる。すると、その
光は、同じく、図2(B)中の破線矢印に示すように、
隔壁17面の高拡散高反射手段5により、高拡散高反射
する。隔壁17面において、高拡散高反射された光は、
レンズ6を経てさらに拡散されて外部に照射される。
【0030】このように、この実施の形態1の車両用照
明装置1は、図2(C)のレンズ6の相対輝度分布の説
明図に示すように、長尺のレンズ6において、隔壁17
が存在する箇所に、あたかも、光源が存在するかのよう
に、周囲の輝度が上がる。
【0031】図2(C)は、たとえば、図2(A)にお
けるB−B線上のレンズ6の相対輝度分布の説明図であ
る。この図2(C)から明らかなように、バルブ2側の
両端部と、隔壁17が設けられた中間部との輝度は、高
い。また、レンズ6全体の輝度は、ほぼ均一である。
【0032】なお、図2(C)は、レンズ6の相対輝度
分布の説明図である。このために、図2(A)における
B−B線上以外の部分におけるレンズ6の相対輝度分布
は、図2(C)とほぼ同様の相対輝度分布を示す。すな
わち、レンズ6において、両端部と中間部との輝度が高
く、かつ、全体の輝度がほぼ均一の発光面が得られるこ
ととなる。
【0033】したがって、この実施の形態1の車両用照
明装置1は、ケーシング4が長尺のものであり、2個の
バルブ2がケーシング4の両端に設けられている長尺装
置の場合において、2個のバルブ2からの光が長尺のレ
ンズ6に行き届き、長尺のレンズ6においてほぼ均一の
面発光が得られることとなる。
【0034】また、この実施の形態1の車両用照明装置
1は、レンズ6から照射される光が照明室11内におい
て一旦高拡散高反射された光であって、間接光である。
このために、不快な幻惑を与えるようなことはない。ま
た、レンズ6における発熱が少ないので安全である。さ
らに、この実施の形態1の車両用照明装置1は、ほぼ均
一の発光面が得られることとなる。このために、レンズ
6において、発光面の品質と意匠性とがそれぞれ向上す
る。しかも、この実施の形態1の車両用照明装置1は、
薄型のケーシング4を使用することにより、薄型構造が
可能である。その上、この実施の形態1の車両用照明装
置1は、導光体を使用しないので、軽量でかつ安価に提
供することができる。
【0035】特に、この実施の形態1の車両用照明装置
1においては、レンズ6の裏面と隔壁17の端面18と
の間に隙間19が設けられている。この結果、この実施
の形態1の車両用照明装置1においては、光がレンズ6
の裏面と隔壁17の端面18との間の隙間19を回り込
むことができるので、隔壁17の端面18が発光する。
したがって、レンズ6を通して照明室11内を見た場合
に、隔壁17が視認されないために、レンズ6における
発光面の不連続感を与えるようなことはない。
【0036】また、この実施の形態1の車両用照明装置
1においては、2個のバルブ2と長尺のケーシング4と
長尺のレンズ6を使用するので、車両用照明装置1のコ
ンパクト化が図られる。なお、この車両用照明装置1を
複数個並べて使用しても良い。
【0037】(実施の形態2の説明)図3〜図5は、こ
の発明にかかる車両用照明装置の実施の形態2を示す。
図中、図1および図2と同符号は、同一のものを示す。
【0038】この実施の形態2における車両用照明装置
16は、ケーシング40として、大型かつ薄型の中空の
直方体のボックス形状をなすものを使用する。また、こ
の実施の形態2における車両用照明装置16は、レンズ
60として大型のものを使用する。さらに、この実施の
形態2における車両用照明装置16は、図3に示すよう
に、前記大型のケーシング40およびレンズ60に対し
て、4個のバルブ2と+形状の隔壁17とが配置されて
なるものである。
【0039】すなわち、前記4個のバルブ2は、それぞ
れ2個ずつ対向し、かつ、2個ずつ並列にそれぞれ配置
されている。また、前記+形状の隔壁17は、対向する
4個のバルブ4の間と、並列する4個のバルブ2の間と
にそれぞれ配置されている。
【0040】この実施の形態2における車両用照明装置
16は、上記の構成からなるので、前記実施の形態1に
おける車両用照明装置1とほぼ同様の作用をなす。
【0041】すなわち、この実施の形態2における車両
用照明装置16は、図4(A)および(B)のレンズ6
0の相対輝度分布の説明図に示すように、大型のレンズ
60において、隔壁17が存在する箇所に、あたかも、
光源が存在するかのように、周囲の輝度が上がる。
【0042】図4(A)は、たとえば、図3におけるI
VA−IVA線(長手方向)上のレンズ60の相対輝度
分布の説明図である。この図4(A)から明らかなよう
に、バルブ2側の両端部と、隔壁17が設けられた中間
部との輝度は、高い。また、レンズ60全体の輝度は、
ほぼ均一である。
【0043】図4(B)は、たとえば、図3におけるI
VB−IVB線(短手方向)上のレンズ60の相対輝度
分布の説明図である。この図4(B)から明らかなよう
に、並列する(隣り合う)2個のバルブ2の位置する箇
所と、隔壁17が設けられた中間部との輝度は、高い。
また、レンズ60全体の輝度は、ほぼ均一である。
【0044】なお、図4(A)および(B)は、レンズ
60の相対輝度分布の説明図である。このために、図3
におけるIVA−IVA線およびIVB−IVB線上以
外の部分におけるレンズ60の相対輝度分布は、図4
(A)および(B)とほぼ同様の相対輝度分布を示す。
すなわち、レンズ60において、両端部と中間部との輝
度が高く、かつ、全体の輝度がほぼ均一の発光面が得ら
れることとなる。
【0045】特に、この実施の形態2の車両用照明装置
16においては、4個のバルブ2と大型のケーシング4
0と大型のレンズ60を使用するので、大型のレンズ6
0において、広い面積の面発光が得られる。
【0046】(実施の形態1、2以外の例の説明)前記
実施の形態1、2においては、光源として、バルブ2を
使用しているが、この発明においては、光源として、前
記バルブ2以外の光源、たとえば、LEDを使用しても
良い。
【0047】光源として、LEDを使用すると、下記の
効果が得られる。すなわち、エレクトロルミネセンスパ
ネルと比較した場合、経年変化による輝度の低下が小さ
く、かつ、トランスなどが不要であって部品点数が少な
くて済む。また、白熱バルブと比較した場合、発熱量が
小さいので、熱対策により装置全体の容積を大きくする
必要がなく、薄型化することができ、しかも、消費電力
が小さくて済む。
【0048】また、前記実施の形態1、2においては、
室内灯に使用する例について説明する。ところが、この
発明においては、その他の車両用照明装置にも適用でき
る。たとえば、アクセサリランプ、または、スカッフプ
レートやリアガーニッシュなどの文字や記号やマークや
図形などを光表示により浮かび上がらせる車両用照明装
置にも適用できる。
【0049】前記スカッフプレートやリアガーニッシュ
などの車両用照明装置の場合は、面状発光体としてのレ
ンズ6の代わりに光表示体を使用する。前記光表示体
は、光透過性の材料からなる。前記光表示体の表面また
はおよび裏面には、文字や記号やマークや図形などの光
透過部が設けられている。前記光透過部は、前記光表示
体の表面またはおよび裏面のうち、前記光透過部以外の
部分に光不透過性のインクなどの光不透過部を印刷など
により施すことにより形成される。照明室11内からの
光が光表示体の光透過部を透過することにより、文字や
記号やマークや図形などが光表示により浮かび上がる。
【0050】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる車両用照明装置(請求項1)は、照明室内に隔壁を
設け、その照明室の内壁面および隔壁面に高拡散高反射
手段を施したものである。この結果、この発明にかかる
車両用照明装置(請求項1)は、光源からの光が隔壁面
の高拡散高反射手段により高拡散高反射するので、隔壁
面に対応する面状発光体において、輝度が上がる。した
がって、装置が長尺のものまたは大型のものとなって
も、光源からの光が面状発光体全体に行き届き、面状発
光体においてほぼ均一の面発光が得られることとなる。
【0051】また、この発明にかかる車両用照明装置
(請求項2)は、光源が複数個対向するように配置され
ており、隔壁が対向する複数個の光源の間に配置されて
いるものである。この結果、この発明にかかる車両用照
明装置(請求項2)は、対向する複数個の光源からの光
がその複数個の光源の間に配置された隔壁面の高拡散高
反射手段により高拡散高反射するので、隔壁面に対応す
る面状発光体において、輝度が上がる。したがって、装
置が長尺のものの場合、すなわち、ケーシングが長尺の
ものであり、光源がケーシングの両端に設けられている
長尺装置の場合において、光源からの光が長尺の面状発
光体全体に行き届き、長尺の面状発光体においてほぼ均
一の面発光が得られることとなる。
【0052】また、この発明にかかる車両用照明装置
(請求項3)は、光源が複数個並列に配置されており、
隔壁が並列する複数個の光源の間に配置されているもの
である。この結果、この発明にかかる車両用照明装置
(請求項3)は、並列する複数個の光源からの光がその
複数個の光源の間に配置された隔壁面の高拡散高反射手
段により高拡散高反射するので、隔壁面に対応する面状
発光体において、輝度が上がる。したがって、装置が大
型のものの場合、すなわち、ケーシングが大型のもので
あり、光源がケーシングに並列に設けられている大型装
置の場合において、光源からの光が大型の面状発光体全
体に行き届き、大型の面状発光体においてほぼ均一の面
発光が得られることとなる。
【0053】また、この発明にかかる車両用照明装置
(請求項4)は、面状発光体の裏面と隔壁の端面との間
に隙間が設けられているものである。この結果、この発
明にかかる車両用照明装置(請求項4)は、光が面状発
光体の裏面と隔壁の端面との間の隙間を回り込むことが
できるので、隔壁の端面が発光する。したがって、面状
発光体を通して照明室内を見た場合に、隔壁が視認され
ないために、面状発光体における発光面の不連続感を与
えるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両用照明装置の実施の形態1を示
すケーシングとの斜視図である。
【図2】(A)は車両用照明装置を示す正面図、(B)
は(A)におけるB−B線断面図、(C)は(A)にお
けるB−B線上のレンズの相対輝度分布の説明図であ
る。
【図3】この発明の車両用照明装置の実施の形態2を示
す正面図である。
【図4】(A)は図3におけるIVA−IVA線上のレ
ンズの相対輝度分布の説明図、(B)は図3におけるI
VB−IVB線上のレンズの相対輝度分布の説明図であ
る。
【図5】ケーシングとの斜視図である。
【符号の説明】
1、16 車両用照明装置 2 バルブ(光源) 3 リフレクタ 4、40 ケーシング 5 高拡散高反射手段 6、60 レンズ(面状発光体) 7 ソケット 8 リード線 9 反射面 10 ブラケット部 11 照明室 12 開口部 13 ランプハウジング 14 カバー 15 灯室 17 隔壁 18 端面 19 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Q 1/00 H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 内部に照明室が形成され、かつ、一面に前記照明室と通
    じる開口部が設けられているケーシングと、 前記照明室内に設けられた隔壁と、 前記照明室の内壁面および前記隔壁面に施され、前記光
    源からの光を高拡散高反射させる高拡散高反射手段と、 前記開口部に対向して配置された面状発光体と、 を備えたことを特徴とする車両用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は、複数個対向するように配置
    されており、前記隔壁は、対向する前記複数個の光源の
    間に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載
    の車両用照明装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は、複数個並列に配置されてお
    り、前記隔壁は、並列する前記複数個の光源の間に配置
    されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用
    照明装置。
  4. 【請求項4】 前記面状発光体の裏面と、前記隔壁の端
    面との間には、隙間が設けられている、ことを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の車両用照明装置。
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