JP2003080098A - ディスポーザ - Google Patents

ディスポーザ

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JP2003080098A
JP2003080098A JP2001271235A JP2001271235A JP2003080098A JP 2003080098 A JP2003080098 A JP 2003080098A JP 2001271235 A JP2001271235 A JP 2001271235A JP 2001271235 A JP2001271235 A JP 2001271235A JP 2003080098 A JP2003080098 A JP 2003080098A
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JP2001271235A
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Junya Kaneko
順也 金子
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスポーザにおいて、粉砕用モータの起動中
に蓋が離脱しないようにすると共に、粉砕用モータの残
回転がなくなってからを蓋を離脱させるようにするこ
と。 【解決手段】粉砕用モータ10及びゴミ投入口5を設け
た本体2と、本体2に着脱してゴミ投入口5を開閉する
蓋3と、蓋3の装着でゴミ投入口5を閉じたときに粉砕
用モータ10を起動させると共に、蓋3の離脱でゴミ投
入口5を開いたときに粉砕用モータ10を停止させるス
イッチ12とを備え、蓋3は本体2に対して回動自在と
なっており、本体2と蓋3との間に、蓋3の着脱が可能
な係合開始位置Sから蓋3の装着状態を維持しつつ蓋3
の着脱が不可能な起動位置Tまで蓋3を回動させるため
の係合具13を設け、スイッチ12は、起動位置Tへ蓋
3が至ったときにのみ粉砕用モータ10を起動させるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所等で発生する
野菜屑や残飯等の生ゴミを粉砕するディスポーザに関す
るものであって、ディスポーザに備えられた粉砕用モー
タの起動停止の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスポーザは、粉砕用モータ及
びゴミ投入口を設けた本体と、本体に着脱してゴミ投入
口を開閉する蓋と、蓋の装着でゴミ投入口を閉じたとき
に粉砕用モータを起動させると共に、蓋の離脱でゴミ投
入口を開いたときに粉砕用モータを停止させるスイッチ
とを備え、ゴミ投入口へゴミを投入するときに、粉砕用
モータを停止させて安全を確保するようにしてある。蓋
の装着は、本体に蓋を単に載せてゴミ投入口を閉じるよ
うにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
ポーザは、本体に蓋を単に載せてゴミ投入口を閉じるよ
うにしているため、次のような問題があった。 (1) 粉砕ができないスプーン等を誤って投入した状態で
粉砕用モータを起動したとき、スプーン等が蓋を押し上
げて飛び出してくる危険がある。 (2) 粉砕用モータは、蓋を離脱してスイッチがOFF状
態になっても、被駆動体の惰性により直ちに停止しない
ため、短時間ではあるが、ゴミ投入口の開いた状態で残
回転していることがある。この残回転している状態で
は、充分に粉砕されていな骨等が飛び出してくる危険が
あり、また、ゴミ投入口へ手を知らずに入れて被駆動体
に巻き込む可能性もある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、粉
砕用モータの起動中に蓋が離脱しないようにすると共
に、粉砕用モータの残回転がなくなってからを蓋を離脱
させるようにしたディスポーザの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】粉砕用モータの起動中に
蓋が離脱しないようにすると共に、粉砕用モータの残回
転がなくなってからを蓋を離脱させるようにするために
請求項1記載の本発明が採用した手段は、粉砕用モータ
及びゴミ投入口を設けた本体と、本体に着脱してゴミ投
入口を開閉する蓋と、蓋の装着でゴミ投入口を閉じたと
きに粉砕用モータを起動させると共に、蓋の離脱でゴミ
投入口を開いたときに粉砕用モータを停止させるスイッ
チとを備えたディスポーザにおいて、前記蓋は前記本体
に対して回動自在となっており、前記本体と前記蓋との
間に、蓋の着脱が可能な係合開始位置から蓋の装着状態
を維持しつつ蓋の着脱が不可能な起動位置まで蓋を回動
させるための係合具を設け、前記スイッチは、該起動位
置へ蓋が至ったときにのみ前記粉砕用モータを起動させ
るようにしたことを特徴とするディスポーザである。
【0006】請求項1記載の本発明にあっては、粉砕用
モータが起動中の蓋は、係合具により着脱が不可能な起
動位置となるため、離脱することがない。また、ゴミ投
入口を開けるために蓋を起動位置から係合開始位置まで
回動させるときに、スイッチのOFF状態を確保するの
で、蓋を離脱させるまでに粉砕用モータの危険な残回転
を無くすことができる。
【0007】簡単な構造で確実に蓋を着脱させることが
できるようにするために請求項2記載の本発明が採用し
た手段は、前記係合具は、前記本体及び前記蓋の一方に
設けた環状凹溝と、これらの他方に設けた舌片状係止片
とを備え、該環状凹溝は、前記係合開始位置に前記蓋が
位置するときに舌片状係止片を凹溝内へ出し入れさせる
切欠部を設け、該舌片状係止片は、前記蓋の回動に伴う
該環状凹溝との相対的移動により凹溝内を回動通過して
前記係合開始位置から前記起動位置までの間を移動する
ようにした請求項1記載のディスポーザである。
【0008】請求項2記載の本発明にあっては、舌片状
係止片を係合開始位置から起動位置までの間を移動する
間、蓋の回動に伴う環状凹溝と舌片状係止片との相対的
移動により舌片状係止片が凹溝内を回動通過する。
【0009】粉砕用モータの起動中に振動等で蓋が回動
しないようにするために請求項3記載の本発明が採用し
た手段は、前記本体と前記蓋との間に、前記本体及び前
記蓋の一方に凹部と、これらの他方に設けた凸部とから
なる回動防止具を設け、前記起動位置へ至った前記蓋
が、その自重で沈み込んでこれら凹部と凸部とを係合状
態にする請求項1又は2記載のディスポーザである。な
お、前記係合具に前記回動防止具を設けるときには、前
記環状凹溝と前記舌片状係止片との間に、凹部と凸部と
を設ける。
【0010】請求項3記載の本発明にあっては、蓋は、
起動位置へ至ったとき、その自重で回動防止具が係合状
態となるため、強制的に持ち上げて回動させない限り、
起動位置における停止状態を維持する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスポーザ
を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1乃至図5は本発
明の第1の実施の形態を示すものであり、図1は係合開
始位置に位置する蓋と本体との関係を示すものであっ
て、同図(A)は平面図、同図(B)は断面した正面
図、図2は起動位置に位置する蓋と本体との関係を示す
ものであって、同図(A)は平面図、同図(B)は断面
した正面図、図3は本体の要部を示すものであって、同
図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)のb−b線
で本体のゴミ投入口の近辺を断面して示すと共に本体の
一部を破断して示す正面図、図4は本体のゴミ投入口の
近辺を図3(A)のc−c線で断面して示す断面図、図
5は蓋を示すものであって、同図(A)は平面図、同図
(B)は一部破断して示す底面図、同図(C)は同図
(A)のc−c線で断面した正面図、同図(D)は同図
(A)のd−d線で断面した断面図、同図(E)は同図
(A)のe−e線で断面した断面図である。
【0013】ディスポーザ1は、図1及び図2に示す如
く、本体2と、本体2に着脱する蓋3とを備えている。
該本体2は、図3に示す如く、流し台等の水回設備4に
取り付けられてゴミ投入口5を形成する口部材6と、口
部材6に通じる下方の粉砕空間7を囲むように固定配置
した多孔板からなる筒状の粉砕板8と、粉砕空間7の底
面を形成する回転自在な回転羽根9と、回転羽根9を回
転駆動する粉砕用モータ10と、粉砕空間7から粉砕板
8を介して延設した排水管11とを備えている。上記蓋
3は、本体2に着脱してゴミ投入口5を開閉する。
【0014】前記ディスポーザ1は、図3に示す如く、
蓋3を装着せずに開口した本体2のゴミ投入口5へ投入
された被粉砕物(図示略)を下方の粉砕空間7に貯え、
その後に本体2に装着した蓋3でゴミ投入口5を閉じ
(図2参照)、粉砕用モータ10を起動すると共に水回
設備4から蓋3の開口部3aを介して下方の粉砕空間7
へ適量用の水を供給することにより、回転する回転羽根
9で被粉砕物を粉砕板8に押し付けて多数の粉砕孔8a
を通過させることで被粉砕物を粉砕しつつ、供給する水
と共に粉砕物を排水管11へ排出するようにしてある。
【0015】前記ディスポーザ1は、本体2と蓋3との
間に係合具13を設け、蓋3の着脱が可能な係合開始位
置S(図1に示す状態)から蓋3の装着状態を維持しつ
つ蓋3の着脱が不可能な起動位置T(図2に示す状態)
まで蓋3を回動できるようにしてある。該係合具13
は、図3に示すようにゴミ投入口5を形成する口部材6
の内周面6aから片持状に突設した舌片状係止片14
と、図5に示すように蓋3に設けた環状凹溝15とから
なり、蓋4の回動に伴う蓋3と本体2との相対的移動に
より、舌片状係止片14が環状凹溝15の凹溝内15b
を通過するようにしてある。該環状凹溝15は、上下の
鍔部15c,15dの間に凹溝内15bが形成され、下
方鍔部15dに切欠部15aを形成して、係合開始位置
Sに蓋3が位置するときに切欠部15aを介して凹溝内
15bへ舌片状係止片14を出し入れできるよにしてあ
り、切欠部15aを介して凹溝内15bへ入った舌片状
係止片14を、蓋3の係合開始位置S(図1に示す状
態)から起動位置T(図2に示す状態)へ向かう回動に
伴い、凹溝内15bを通過させるようにしてある。
【0016】前記本体2の舌片状係止片14及び蓋3の
切欠部15aの各々は、ゴミ投入口5又は蓋3の周囲を
等分(図示の場合は四等分)するように複数個が設けら
れて両者を合致させ易くしてあるが、複数個に限定する
ものではなく、一個づつ設けることもある。係合開始位
置S(図1に示す状態)から起動位置T(図2に示す状
態)まで蓋3を回動せるの角度は、舌片状係止片14及
び切欠部15aの各々を四個づつ設ける場合には45度
となり、舌片状係止片14及び切欠部15aの各々を一
個づつ設ける場合には180度となる。
【0017】前記ディスポーザ1は、図2(B)に示す
如く、本体2と蓋3との間にスイッチ12を設けある。
該スイッチ12は、本体2の口部材6に埋設したリード
式のスイッチ本体12aと、蓋3に埋設した磁石12b
とを備え、スイッチ本体12aへ磁石12bを接近させ
たときにのみ磁力でリードを撓ませてスイッチ本体12
aをON状態にし、スイッチ本体12aと磁石12bと
を離反させたときに弾性復帰するリードでスイッチ本体
12aをOFF状態となるようにしてある。すなわち、
スイッチ12は、ゴミ投入口5を閉じる蓋3が起動位置
Tへ至ったときにのみ、スイッチ本体12aに磁石12
bを接近させてスイッチ本体12aをON状態にして粉
砕用モータ10を起動させ、係合開始位置Sから起動位
置Tへ至らない間を蓋3が回動するときに、スイッチ本
体12aと磁石12bとの離反により、スイッチ本体1
2aをOFF状態にして粉砕用モータ10への通電を停
止させるようにしてある。蓋3に埋設する磁石12b
は、舌片状係止片14の個数と同数個を設けてある。ス
イッチ本体12aは、リード式に限定するものではな
く、磁石12bの磁力が到達するか否かでON/OFF
する形式のものに置換することは勿論可能である。
【0018】前記ディスポーザ1は、粉砕用モータ10
が起動している粉砕動作中に生じる振動等で蓋3を回動
させないようにするために、図2に示す如く、本体2と
蓋3との間に回動防止具17が設けられている。該回動
防止具17は、全体又は一部が凸部17aとなる舌片状
係止片14と、蓋3の環状凹溝15を形成する上方鍔部
15cの下方側(凹溝内15bに臨む側)に設けた凹部
17b(図5(A),(B),(D)参照)とを備え、
蓋3が起動位置T(図2に示す状態)へ到達して凹部1
7bと凸部17aとを合致させて自重で沈み込むこと
で、凹部17bと凸部17aとの係合状態を維持するよ
うにしてある。回動防止具17は、蓋3を持ち上げるこ
とにより、その係合状態を解除できる。なお、回動防止
具17は、図示は省略したが、凸部17a及び凹部17
bを設ける部材が逆となるように、凸部17aを蓋3に
設けると共に凹部17bを舌片状係止片14に設け、蓋
3が起動位置T(図2に示す状態)へ至ったときに、係
合状態を維持するようにさせることも可能である。
【0019】前記ディスポーザ1は、図1及び図2に示
す如く、係合開始位置S及び起動位置Tを分かり易くす
るために、口部材6及び蓋3の各上面の所定位置にマー
ク18,19を設けてある。前記蓋3は、上面側に摘部
3bを設けて回動操作等をし易くすると共に、仕切片3
cを設けて粉砕中の粉砕空間7へスプーン等の異物が入
り込まないようにして安全を確保している。前記蓋3
は、摘部3bと仕切板3cとの間に開口部3aを設け、
粉砕中の粉砕空間7へ、粉砕物の排出を促進するための
水を供給できるようにしてある。なお、蓋3は、摘部3
bを残して上面内側の全体を覆うように仕切板を設け、
仕切板にスリット状や丸孔等の通水口を開設することも
ある。
【0020】前記ディスポーザ1の動作を使用手順に従
って説明すると次の通りである。先ず、図3に示す如
く、本体2から蓋3を離脱して開口させたゴミ投入口5
へ被粉砕物(図示略)を投入して、下方の粉砕空間7に
被粉砕物を貯える。次に、図1に示す係合開始位置Sで
蓋3を本体2のゴミ投入口5へ落とし込むよに装着す
る。この装着のときに、本体2の舌片状係止片14は、
蓋3の切欠部15aを通過して環状凹溝15の凹溝内1
5bへ侵入する。
【0021】続けて、蓋3を図2に示す起動位置Tまで
回動し、回動防止具17の凸部17aと凹部17bとを
係合させて、蓋3の停止状態を維持させる。スイッチ1
2は、起動位置Tまで蓋3が回動することにより、蓋3
の磁石12bが本体2のスイッチ本体12aへ接近し、
スイッチ本体12aをON状態にして粉砕用モータ10
を起動させる。起動中の粉砕用モータ10で駆動されて
回転する回転羽根9は、粉砕空間7の被粉砕物を粉砕板
8に押し付けて多数の粉砕孔8aを通過させて被粉砕物
を粉砕する。粉砕物は、この粉砕中に蓋3の開口部3a
を介して供給させる水と共に排水管11へ排出される。
粉砕用モータ10が起動している粉砕動作中の蓋3は、
係合具13によりに着脱が不可能な起動位置Tに位置す
るため、本体2から離脱することなく安全を確保する。
また、ディスポーザ1は、蓋3が起動位置Tへ至ったと
き、蓋3の自重で回動防止具17が係合状態となるた
め、蓋3を強制的に持ち上げて回動させない限り、起動
位置Tにおける蓋3の停止状態を確実に維持する。
【0022】粉砕が終了して被粉砕物を再度投入すると
きには、蓋3を強制的に持ち上げて回動防止具17の凸
部17aと凹部17bとを非係合状態とし、この状態で
起動位置Tから起動位置Tまで蓋3を回動させた後に、
起動位置Tで蓋3を上方へ引き上げて本体2から蓋3を
離脱してゴミ投入口5を開ける。蓋3が起動位置Tから
離れると、蓋3の磁石12bが本体2のスイッチ本体1
2aから離反することになるため、スイッチ本体12a
がOFF状態となり、粉砕用モータ10の通電を遮断す
る。ゴミ投入口5を開けるために蓋3を起動位置Tから
係合開始位置Sまで回動させるのにある程度の時間を必
要とするため、蓋3を離脱させるまでに粉砕用モータ1
0の通電遮断後の危険な残回転を無くすことができるよ
うになる。
【0023】(第2の実施形態)図6乃至図11は本発
明の第2の実施の形態を示すものであり、図6は係合開
始位置に位置する蓋と本体との関係を示すものであっ
て、同図(A)は平面図、同図(B)は断面した正面
図、図7は起動位置に位置する蓋と本体との関係を示す
ものであって、同図(A)は平面図、同図(B)は断面
した正面図、図8は本体の要部を示すものであって、同
図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)のb−b線
で本体のゴミ投入口の近辺を断面して示すと共に本体の
一部を破断して示す正面図、図9は本体のゴミ投入口の
近辺を図8(A)のc−c線で断面して示す端面図、図
10は本体のゴミ投入口の近辺を図8(A)のd−d線
で断面して示す端面図、図11は蓋を示すものであっ
て、同図(A)は平面図、同図(B)は底面図、同図
(C)は同図(A)のc−c線で断面した正面図、同図
(D)は同図(A)のd−d線で断面した断面図、同図
(E)は同図(A)のe−e線で断面した断面図であ
る。
【0024】本実施の形態のデスポーザ21が前記第1
の実施の形態(図1〜図5参照)に係るデスポーザ1と
大きく相違する点は、係合具13の舌片状係止片14及
び環状凹溝15を設ける部材、並びに回動防止具17の
凸部17a及び凹部17bを設ける部位である。この相
違点以外の構成は、前記第1の実施の形態と実質的に同
一であり、同一符号は同一部材等を示すものである。
【0025】前記係合具13は、二個の舌片状係止片1
4を蓋3に設け、環状凹溝15を本体2の口部材6に設
けてある。環状凹溝15は、図8に示す如く、上方鍔部
15cに二個の切欠部15aを設け、蓋3に設けた舌片
状係止片14が切欠部15aを介して凹溝内15bへ出
し入れできるようにしてある。
【0026】前記蓋3は、舌片状係止片14より上方に
環状の鍔部3dを設け、鍔部3dの所定位置にスイッチ
12の磁石12bを埋設してある。
【0027】前記回動防止具17は、蓋3の舌片状係止
片14の下面に凸部17a(図11(B),(E)参
照)を設けると共に、本体2の環状凹溝15を形成する
下方鍔部15dの上面に凹部17b(図8(B)参照)
を設け、蓋3が起動位置Tへ到達したときに(図7参
照)、凹部17bへ凸部17aが落ち込んで係合するよ
うにしてある。本実施の形態は、第二の回動防止具27
が設けられ、蓋3の鍔部3dの下面に二個の凸部27a
(図11(B),(C)参照)を設けると共に、本体2
の上方鍔部15cの上面に凹部27b(図8参照)を設
け、蓋3が起動位置Tへ到達したときに(図7参照)、
凹部27bへ凸部27aが落ち込んで係合するようにし
てある。
【0028】なお、本実施の形態に係るディスポーザ2
1の動作は、前記第1の実施の形態に係るディスポーザ
1の動作と実質的に同一であるため、ここでの説明を省
略する。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係るディスポー
ザは、粉砕用モータの起動中に蓋が離脱しないので、誤
って投入したスプーン等が蓋を押し上げて飛び出してく
る危険性もなく、また、粉砕用モータの危険な残回転が
なくなってからを蓋が離脱するため、充分に粉砕されて
いな骨等が飛び出してくる危険性もなく、更に、ゴミ投
入口へ手を知らずに入れても回転羽根等の被駆動体に巻
き込まれることもなく安全である。
【0030】請求項2記載の本発明に係るディスポーザ
は、簡単な構造の係合具で、粉砕動作中の蓋の離脱を確
実に防止することができる。
【0031】請求項3記載の本発明は、粉砕動作中の蓋
の回動を回動阻止具で阻止するため、安全性を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、
係合開始位置に位置する蓋と本体との関係を示すもので
あって、同図(A)は平面図、同図(B)は断面した正
面図である。
【図2】第1の実施の形態における起動位置に位置する
蓋と本体との関係を示すものであって、同図(A)は平
面図、同図(B)は断面した正面図である。
【図3】第1の実施の形態における本体の要部を示すも
のであって、同図(A)は平面図、同図(B)は同図
(A)のb−b線で本体のゴミ投入口の近辺を断面して
示すと共に本体の一部を破断して示す正面図である。
【図4】第1の実施の形態における本体のゴミ投入口の
近辺を図3(A)のc−c線で断面して示す断面図であ
る。
【図5】第1の実施の形態における蓋を示すものであっ
て、同図(A)は平面図、同図(B)は一部破断して示
す底面図、同図(C)は同図(A)のc−c線で断面し
た正面図、同図(D)は同図(A)のd−d線で断面し
た断面図、同図(E)は同図(A)のe−e線で断面し
た断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、
係合開始位置に位置する蓋と本体との関係を示すもので
あって、同図(A)は平面図、同図(B)は断面した正
面図である。
【図7】第2の実施の形態における起動位置に位置する
蓋と本体との関係を示すものであって、同図(A)は平
面図、同図(B)は断面した正面図である。
【図8】第2の実施の形態における本体の要部を示すも
のであって、同図(A)は平面図、同図(B)は同図
(A)のb−b線で本体のゴミ投入口の近辺を断面して
示すと共に本体の一部を破断して示す正面図である。
【図9】第2の実施の形態における本体のゴミ投入口の
近辺を図8(A)のc−c線で断面して示す端面図であ
る。
【図10】第2の実施の形態における本体のゴミ投入口
の近辺を図8(A)のd−d線で断面して示す端面図で
ある。
【図11】第2の実施の形態における蓋を示すものであ
って、同図(A)は平面図、同図(B)は底面図、同図
(C)は同図(A)のc−c線で断面した正面図、同図
(D)は同図(A)のd−d線で断面した断面図、同図
(E)は同図(A)のe−e線で断面した断面図であ
る。
【符号の説明】
2…本体、3…蓋、5…コミ投入口、10…粉砕用モー
タ、12…スイッチ、13…係合具、14…舌片状係止
片、15…環状凹溝、17(27)…回動防止具、S…
係合開始位置、T…起動位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月7日(2002.3.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】前記ディスポーザ1は、図3に示す如く、
蓋3を装着せずに開口した本体2のゴミ投入口5へ投入
された被粉砕物(図示略)を下方の粉砕空間7に貯え、
その後に本体2に装着した蓋3でゴミ投入口5を閉じ
(図2参照)、粉砕用モータ10を起動すると共に水回
設備4から蓋3の開口部3aを介して下方の粉砕空間7
へ適量の水を供給することにより、回転する回転羽根9
で被粉砕物を粉砕板8に押し付けて多数の粉砕孔8aを
通過させることで被粉砕物を粉砕しつつ、供給する水と
共に粉砕物を排水管11へ排出するようにしてある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】前記ディスポーザ1は、図2(B)に示す
如く、本体2と蓋3との間にスイッチ12を設け
る。該スイッチ12は、本体2の口部材6に埋設したリ
ード式のスイッチ本体12aと、蓋3に埋設した磁石1
2bとを備え、スイッチ本体12aへ磁石12bを接近
させたときにのみ磁力でリードを撓ませてスイッチ本体
12aをON状態にし、スイッチ本体12aと磁石12
bとを離反させたときに弾性復帰するリードでスイッチ
本体12aをOFF状態となるようにしてある。すなわ
ち、スイッチ12は、ゴミ投入口5を閉じる蓋3が起動
位置Tへ至ったときにのみ、スイッチ本体12aに磁石
12bを接近させてスイッチ本体12aをON状態にし
て粉砕用モータ10を起動させ、係合開始位置Sから起
動位置Tへ至らない間を蓋3が回動するときに、スイッ
チ本体12aと磁石12bとの離反により、スイッチ本
体12aをOFF状態にして粉砕用モータ10への通電
を停止させるようにしてある。蓋3に埋設する磁石12
bは、舌片状係止片14の個数と同数個を設けてある。
スイッチ本体12aは、リード式に限定するものではな
く、磁石12bの磁力が到達するか否かでON/OFF
する形式のものに置換することは勿論可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】粉砕が終了して被粉砕物を再度投入すると
きには、蓋3を強制的に持ち上げて回動防止具17の凸
部17aと凹部17bとを非係合状態とし、この状態で
起動位置Tから係合開始位置Sまで蓋3を回動させた後
に、係合開始位置Sで蓋3を上方へ引き上げて本体2か
ら蓋3を離脱してゴミ投入口5を開ける。蓋3が起動位
置Tから離れると、蓋3の磁石12bが本体2のスイッ
チ本体12aから離反することになるため、スイッチ本
体12aがOFF状態となり、粉砕用モータ10の通電
を遮断する。ゴミ投入口5を開けるために蓋3を起動位
置Tから係合開始位置Sまで回動させるのにある程度の
時間を必要とするため、蓋3を離脱させるまでに粉砕用
モータ10の通電遮断後の危険な残回転を無くすことが
できるようになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D061 BA04 BC16 DA03 DE10 DE13 DE23 3E023 CA03 DA07 MA01 MB10 4D065 CA05 CB10 CC04 DD04 DD24 EB17 ED06 ED27 ED43 EE01 EE16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉砕用モータ及びゴミ投入口を設けた本体
    と、本体に着脱してゴミ投入口を開閉する蓋と、蓋の装
    着でゴミ投入口を閉じたときに粉砕用モータを起動させ
    ると共に、蓋の離脱でゴミ投入口を開いたときに粉砕用
    モータを停止させるスイッチとを備えたディスポーザに
    おいて、前記蓋は前記本体に対して回動自在となってお
    り、前記本体と前記蓋との間に、蓋の着脱が可能な係合
    開始位置から蓋の装着状態を維持しつつ蓋の着脱が不可
    能な起動位置まで蓋を回動させるための係合具を設け、
    前記スイッチは、該起動位置へ蓋が至ったときにのみ前
    記粉砕用モータを起動させるようにしたことを特徴とす
    るディスポーザ。
  2. 【請求項2】前記係合具は、前記本体及び前記蓋の一方
    に設けた環状凹溝と、これらの他方に設けた舌片状係止
    片とを備え、該環状凹溝は、前記係合開始位置に前記蓋
    が位置するときに舌片状係止片を凹溝内へ出し入れさせ
    る切欠部を設け、該舌片状係止片は、前記蓋の回動に伴
    う該環状凹溝との相対的移動により凹溝内を回動通過し
    て前記係合開始位置から前記起動位置までの間を移動す
    るようにした請求項1記載のディスポーザ。
  3. 【請求項3】前記本体と前記蓋との間に、前記本体及び
    前記蓋の一方に凹部と、これらの他方に設けた凸部とか
    らなる回動防止具を設け、前記起動位置へ至った前記蓋
    が、その自重で沈み込んでこれら凹部と凸部とを係合状
    態にする請求項1又は2記載のディスポーザ。
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