JP2003079829A - 電飾装置 - Google Patents

電飾装置

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JP2003079829A
JP2003079829A JP2001276678A JP2001276678A JP2003079829A JP 2003079829 A JP2003079829 A JP 2003079829A JP 2001276678 A JP2001276678 A JP 2001276678A JP 2001276678 A JP2001276678 A JP 2001276678A JP 2003079829 A JP2003079829 A JP 2003079829A
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lens
light
led
half mirror
hole
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Application number
JP2001276678A
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Inventor
Minoru Miwa
稔 三輪
Koji Nakano
幸二 中野
Yoshihiro Hayashi
嘉弘 林
Tatsuji Oyama
竜児 大山
Hideki Ogawa
秀樹 小川
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Aiwa Lite Corp
Original Assignee
Aiwa Lite Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の電飾装置において、新鮮な電飾効果
を得る。 【解決手段】 反射板25とハーフミラー22aとが合
わせ鏡となっていて、LED72aの光が反射板25の
穴25aからハーフミラー22aにスポット状に当たる
ので、ハーフミラー22aと反射板25とによる繰り返
し反射によって、装飾ミラー部22にスポット状の明点
が数珠状に形成されて見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機の技術分野に
属し、詳しくは遊技機に装着される電飾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの遊技機には電飾装置が
備わっている。遊技のための機能部品例えば入賞装置や
風車などが電飾装置を兼ねることも多い。電飾装置は、
LEDや電球を光源としており、その光源からの光をレ
ンズと呼ばれる透光性(たいていは着色されている)の
プラスチック部品で散乱させる等で電飾効果を高めてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
の例えばローレットやシボなどで光を散乱させるだけで
は新鮮さに欠ける面があった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の電飾装置は、反射板と、該反射板の反射面と対面
配置されたハーフミラーと、前記反射板と前記ハーフミ
ラーとの間に光を放射する光源とを備えている。
【0005】この電飾装置においては、光源から反射板
とハーフミラーとの間に放射された光がハーフミラーに
入射すると、一部はそこを通過して前方すなわち遊技者
側に放出される。残余はハーフミラーで反射されて反射
板に向かう。そして、反射板で反射されて再びハーフミ
ラーに入射する。ここでも一部は透過して外部に出て、
残りは反射されて反射板に入射する。つまり、光源から
の光は、ハーフミラーに入射する毎に一部が外部に出
て、残りは反射板で反射されて再びハーフミラーに入射
することを繰り返す。これにより、従来のレンズの例え
ばローレットやシボなどで光を散乱させる場合とは異な
った、新鮮な電飾効果が得られる。
【0006】請求項2記載の電飾装置は、請求項1記載
の電飾装置において、前記反射板に通光穴を設けて、前
記光源からの光を前記通光穴から前記反射板と前記ハー
フミラーとの間に放射させる構造にしたので、光源から
の光は通光穴を通過して例えばスポット状にハーフミラ
ーに当たる。
【0007】ハーフミラーと反射板とがいわば合わせ鏡
になっており、また遊技者のハーフミラーへの視線が真
正面になることは少なくて普通はわずかでも斜めになる
から、光源から出てスポット状にハーフミラーに当たっ
た光が上記の反射の繰り返すと、遊技者にはハーフミラ
ー上にスポット状の明点が数珠状に形成されて見える。
その際に上記の反射の繰り返しに伴って光量が低下する
ので、数珠状の明点が徐々に弱まって見える。
【0008】なお、遊技者の視点がハーフミラーに対し
て垂直となる(真正面から向き合う)場合には、反射の
繰り返しでスポットが拡大されるので、光源から直接ハ
ーフミラーに当たる部分を中心とするハロー状に観察さ
れる。このように、ハーフミラーと反射板とを平行状に
配置して、反射板の通光穴からハーフミラーに光を照射
することによって、単なるスポット状ではない、変化の
ある電飾効果が得られる。
【0009】請求項3記載の電飾装置は、請求項2記載
の電飾装置において、前記光源をLEDとして、その光
軸を前記通光穴の軸に沿わせて配置したので、上記のス
ポットが鮮明になる。請求項4記載の電飾装置は、請求
項3記載の電飾装置において、前記LEDの頭頂部が前
記通光穴内に進入しているので、LEDからの光が外に
漏れることがなく、照明効率が良くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0011】
【実施例】図1〜8を参照して、図柄表示装置の保護・
装飾枠部分であるセンターケース10を説明する。な
お、図1はセンターケース10の正面側斜視図、図2は
図1に対応する分解斜視図、図3はセンターケース10
の背面側斜視図、図4は図3に対応する分解斜視図、図
5はセンターケース10の正面図、図6はセンターケー
ス10の背面図、図7はセンターケースの層構造の説明
図であり、(a)は図5のD−D断面図、(b)は同A
−A断面図、(c)は側面図、図8はセンターケース1
0の層構造の説明図であり、(a)は平面図、(b)は
図5のC−C断面図である。
【0012】この図柄表示装置では、図柄表示体として
周知のドラムを遊技者側から見て左と右に、同じく図柄
表示体として周知のLEDドットマトリクス表示器を中
央にして、合計3体の図柄表示体を遊技者から見て左右
方向に並べて配置しているが、これらドラム及びLED
ドットマトリクス表示器は周知であるので、その図示と
説明は省略する。また、この図柄表示装置(センターケ
ース10)は遊技機の一種であるパチンコ機に装着され
るが、その装着した状態や装着手順などは公知のものと
同様であるので、これについても図示と説明を省略す
る。
【0013】図1に示すように、センターケース10
は、表側(遊技者側)から順に、装飾板20、反射板2
5、ベースブロック30、表示枠40、カバー体に該当
するレンズ部60、装飾用の光源であるLED71a、
72aが装着された配線基板71、72及び背面板80
にて構成されている。
【0014】装飾板20は透明樹脂による射出成形品
で、前から見て右側が尖頭の略卵形をしている。装飾板
20の中央部は透明窓21であり、その下部が波状にな
っているので完全ではないがほぼ楕円形である。透明窓
21を上半部から右下にわたって取り囲んでいる部分は
装飾ミラー部22で、この表面にはハーフミラー22a
が積層されている。本実施例では、透明フィルムにアル
ミニウムを蒸着したものをハーフミラー22aとして使
用している。装飾ミラー部22には、ランプ風車37用
の楕円形の穴22bが設けられ、また遊技盤に取り付け
られた風車(図示は省略)のための半円状の切欠22c
が設けられている。また、装飾ミラー部22の背面に
は、ベースブロック30とのスペーサであり遊技球が透
明窓21の中心部側に侵入するのを防止する部材ともな
るリブ22dや連結のためのボス22e等も設けられて
いる。
【0015】透明窓21の左側には略円形の入口壁23
が設けられており、この前面に入口飾24が取り付けら
れている。入口壁23はベースブロック30のU字樋3
2と共同してワープ入口を形成している。反射板25は
プラスチック製の薄板で、その装飾板20側の表面はア
ルミニウム蒸着により鏡面とされている。反射板25
は、装飾ミラー部22の入口壁23から切欠22cまで
の部分とほぼ整合する形状で、穴22bに対応する穴2
5a、配線基板72の各LED72aに対応する複数の
穴25b、ボス22e等のための切欠25cなどが設け
られている。穴25bは通光穴に該当する。
【0016】ベースブロック30は射出成形品で、セン
ターケース10を遊技盤に取り付けるための部材であ
り、またセンターケース10の他の部分を保持する部材
でもある。ベースブロック30の基板部31は装飾板2
0とほぼ対応する略卵形をしている。この基板部31に
は楕円形の窓穴31aが設けられ、外周部分には遊技盤
に取り付ける際のビス穴31bが設けられている。ま
た、装飾ミラー部22の穴22b及び反射板25の穴2
5aに対応する楕円の内側で円形に凹陥した風車取付部
31c、装飾ミラー部22の切欠22cに対応する切欠
31d、配線基板72の各LED72aに対応する複数
の穴31e等も設けられている。
【0017】風車取付部31cの中央には風車軸受36
が立設されており、これに軸37aを貫通させてランプ
風車37が装着されている。ランプ風車37の回転部分
(風車本体)37bは顔料で着色された透光性のプラス
チック成形品である。また、風車軸受36の左右には、
風車用のLED72bを挿通させるための一対の穴36
aが設けられている。
【0018】基板部31の前面側には上述のU字樋32
が突出形成されている。なお、U字樋32の奥側の端は
開放されており、遊技球が通過できる。U字樋32の上
側には、基板部31の外周に沿った庇リブ33が設けら
れており、この庇リブ33は、その下方への遊技球の侵
入を防止する部材であり装飾板20とのスペーサともな
る。また、基板部31の前面側にはボス受34が立設さ
れており、それぞれ装飾板20のボス22e等が嵌合さ
れる。
【0019】一方、基板部31の裏面側には外周リブ3
5が立設されている。この外周リブ35は、ほぼ基板部
31の外周に沿った環状をなしている。表示枠40は、
いずれも射出成形品である表示枠本体41、頂部レンズ
42、サブステージ43及びステージ飾44によって構
成されている。
【0020】表示枠本体41の下部は、遊技球を遊動さ
せるメインステージ45となっている。メインステージ
45の上面には遊技球の落下通路となる凹み45aが設
けられており、メインステージ45上の遊技球は凹み4
5aから落下する。なお、メインステージ45の下面
(外面)はベースブロック30の外周リブ35の内面と
整合する形状で、外周リブ35に嵌合した状態となって
いる。
【0021】サブステージ43は、中央部が上に凸(山
状)でその左右に遊技球の落下通路となる凹み43aを
備える、板状の部材である。サブステージ43は、表示
枠本体41に設けられた嵌合口41aに突起を嵌合させ
ることで、表示枠本体41に固定される。
【0022】ステージ飾44は、サブステージ43の下
側にできる空隙の目隠しとなる部材であり、ボス44a
にて表示枠本体41にビス止めされて固定される。メイ
ンステージ45の左には曲面部分が連続しており、その
終端部にはワープ樋部46が設けられている。ワープ樋
部46には、U字樋32に接続される樋入口46a及び
サブステージ43の上方に開口する樋出口46bが設け
られており、樋入口46aから流入させた遊技球を樋出
口46bから流出させる。なお、ワープ樋部46の背面
側は開放状態であるが、組立状態では補助部材64にて
閉鎖されるので、ここから遊技球が漏出することはな
い。
【0023】表示枠本体41には、ほぼ長方形の表示窓
47が設けられており、その上縁部48には配線基板7
1に保持されたLED71aを挿通させる穴48aが設
けられている。そして、これらのLED71aを覆う態
勢で、頂部レンズ42が上縁部48に固定されている。
また、上縁部48の上方には、円弧状のスペーサリブ5
5が設けられている。
【0024】表示窓47は2本の仕切バー49によって
3つの小窓50a、50b、50cに区画されている。
また、仕切バー49及び表示窓47の左右の縁部51
は、遊技者側が凸となる円弧状である。表示枠本体41
の上部から右側部にかけては板状の張出部53が設けら
れており、その背面には配線基板72等をビス止めする
ためのボス53aが立設され、また自身をベースブロッ
ク30にビス止めするためのビス穴53bが設けられて
いる。さらに、LED72a用の穴53cや切欠53
d、風車取付部31cとの干渉を回避するための切欠5
3e等も設けられている。張出部53のアウトラインは
ほぼベースブロック30の外周リブ35に沿っている
が、外周リブ35よりは小さくて外周リブ35の内側に
収容される。
【0025】表示窓47の上縁部48及び下縁部54は
張出部53よりも後方に引込んだ位置にあり、レンズ部
60をビス止めするためのボス48b、54aが立設さ
れている。また上縁部48には配線基板71用のボス4
8cも立設されている。レンズ部60は、透明レンズ部
62と半透明レンズ部63とで構成され、またレンズ部
60の傍らには補助部材64が付随している。これら透
明レンズ部62、半透明レンズ部63及び補助部材64
は、いずれも射出成形品である。
【0026】透明レンズ部62の左右部分は、いずれも
ほぼ透明な左レンズ61a及び右レンズ61cとなって
おり、左レンズ61aと右レンズ61cの間には嵌合窓
62aが設けられている。一方、半透明レンズ部63の
中央部には、暗色の顔料により半透明とされている中レ
ンズ61bが設けられている。
【0027】左レンズ61a及び右レンズ61cは、そ
の背後に配されたドラム式の図柄表示体のドラムに倣っ
た遊技者側が凸となる曲面体で、中レンズ61bも同様
の曲面体である。また、左レンズ61a、中レンズ61
b及び右レンズ61cの曲面形状は仕切バー49及び表
示窓47の左右の縁部51の背面形状に整合する。そし
て、中レンズ61bは嵌合窓62aにはめ込まれ、左レ
ンズ61a、中レンズ61b及び右レンズ61cの表面
がほぼ一連となっている。組立状態では、これら左レン
ズ61aと中レンズ61bの境界及び中レンズ61bと
右レンズ61cの境界が仕切バー49の背後に重なり、
左レンズ61a、右レンズ61cの端縁が縁部51に重
なる。
【0028】左レンズ61aと右レンズ61cとを透明
にして中レンズ61bを半透明としているのは、左レン
ズ61aと右レンズ61cの背後にはドラム式の図柄表
示体が各々1個あてで配され、中レンズ61bの背後に
はLEDドットマトリクス表示器の図柄表示体が1個配
されることによる。
【0029】ドラム式の場合、通常はドラムの内側に照
明(電球やLED)を配置して、その照明から出てドラ
ムを透過する光にて図柄を明瞭にしている。つまり、ド
ラムを透過することで照明の光量が低下して、遊技者の
目に強すぎない適度の光量になっている。
【0030】ところが、LEDドットマトリクス表示器
の場合、その前方に図柄など(吸光材)が配されないの
で、そのままでは遊技者の目に強すぎる光量となってし
まう。その不具合を解消する(遊技者の目に強すぎない
適度の光量にする)ために中レンズ61bを半透明とし
たものである。
【0031】なお、中レンズ61bの透明度(光の透過
率)は、その背後に配される電気的表示体(ここではL
EDドットマトリクス表示器)の発光特性に応じて設定
される。また、中レンズ61bを半透明にする手法は、
成形樹脂への顔料の分散(本実施例)以外にも、例えば
コーティングや半透明フィルムの貼着などを採用でき
る。
【0032】また、本実施例では3つ並んだレンズの中
央のレンズを半透明にしているが、例えば左右のレンズ
の背後にLEDドットマトリクス表示器のような電気的
表示体を配するならこれらを半透明にすればよいわけ
で、どの位置のレンズを半透明にし、また透明にするか
は背後に配置される図柄表示体に対応するので、一律に
は決まらない。
【0033】透明レンズ部62の上縁65及び下縁66
には貫通穴65b、66bが設けられ、それぞれの背面
には係止爪65a、66aが設けられている。半透明レ
ンズ部63は、上縁67及び下縁68をそれぞれ係止爪
65a、66aにて係止されて、透明レンズ部62と重
ね合わせられている。
【0034】また、半透明レンズ部63の上縁67及び
下縁68には、それぞれビス穴67a、68aが設けら
れており、ビス穴67a、68aに挿通されて貫通穴6
5b、66bを貫くビスにより、透明レンズ部62と共
に表示枠本体41に取り付けられている。
【0035】補助部材64は、ビス穴64aに挿通され
たビスにより表示枠本体41に取り付けられてワープ樋
部46の背面側を閉鎖している。前方に突出したリブ6
4bはワープ樋部46側に進入していて、樋入口46a
から流入した遊技球を樋出口46bに誘導する。
【0036】LED71aを保持した配線基板71は頂
部レンズ42の背後に配され、そのビス穴71bを貫通
してボス48cに螺合するビスにより表示枠本体41に
取り付けられている。配線基板72は、保持しているL
ED72aを穴53c、切欠53d、穴31e、穴25
bに挿通させ、またLED72bを穴36aに挿通させ
て、ベースブロック30の外周リブ35と表示枠40ス
ペーサリブ55の間に配されて表示枠本体41のボス5
3aにビス止めされている。LED72aの頭頂部は穴
25bに進入しているが、穴25bから突き出されては
いない。またLED72aの光軸は穴25bの軸とほぼ
一致している。
【0037】配線基板72に保持されたLED72aか
ら放射された光は、反射板25の穴25aから装飾板2
0に向かう。反射板25に対面する部分が装飾ミラー部
22(ハーフミラー22a)であるので、LED72a
からの光の一部は装飾ミラー部22を透過して外部すな
わち遊技者側に放射される。しかし、残りの光は装飾ミ
ラー部22で反射されて反射板25に入射する。ここで
反射された光は再び装飾ミラー部22に向かい、一部は
透過して外部に出て、残りは反射されて反射板25に入
射する。つまり、LED72aからの光は、装飾ミラー
部22に入射する毎に一部が外部に出て、残りは反射板
25で反射されて再び装飾ミラー部22に入射すること
を繰り返す。
【0038】LED72aから放射される光は角度は小
さいながら円錐状に広がってハーフミラー22aにスポ
ット状に当たる。しかも、ハーフミラー22aと反射板
25とが合わせ鏡になっている。そして、遊技者の装飾
ミラー部22(ハーフミラー22a)への視線は真正面
からではなくてわずかながら斜めになる。こうした関係
から、LED72aから放射された光が上記の反射の繰
り返すと、遊技者には装飾ミラー部22にスポット状の
明点が数珠状に形成されて見える。これらの明点は、上
記の反射の繰り返しに伴ってLED72aの光軸から逐
次遠ざかり、遠くなるほど反射回数が多くなって光量が
低下するので、数珠状の明点が徐々に弱まって見える。
【0039】なお、遊技者の視点がLED72aの光軸
上にある場合には、LED72aから放射された光の円
錐状の広がりが拡大されるので、LED72aから出て
装飾ミラー部22を透過して放出される光は、装飾ミラ
ー部22のLED72aの軸芯に対応する部分を中心と
するハロー状に観察される。
【0040】このように、ハーフミラー22aと反射板
25とを平行状に配置して、その間にLED72aから
の光を放射することによって、単なるスポット状の照明
効果ではない、変化のある照明効果が得られる。また、
LED72aの光軸を穴25bの軸に沿わせて配置した
ので、最初に形成される光のスポットが鮮明になり、数
珠状の各スポットも鮮明になる。
【0041】LED72aの頭頂部が穴25b内に進入
しているので、LED72aからの光が外に漏れること
が少なく、照明効率が良くなる。配線基板72の背後に
は、ベースブロック30の外周リブ35と表示枠40ス
ペーサリブ55との隙間を閉鎖する姿勢で背面板80が
配されている。背面板80にはビス用の穴80aが設け
られており、これを貫通するビスにより表示枠本体41
に取り付けられている。また、LED71a、72a、
72bに電力を供給する配線のコネクタ用に長方形のコ
ネクタ穴80bが設けられている。
【0042】以上のように、本実施例のセンターケース
10は、反射板25とハーフミラー22aとを平行に配
置して、反射板25の背後側に配されたLED72aか
ら放射された光を反射板25の穴25aからハーフミラ
ー22aに照射する構成としているので、上述のような
独特の電飾効果が発揮される。
【0043】また、本実施例のセンターケース10は、
左右方向に並んで配置された3つの図柄表示体の前側を
カバーするレンズ部60を透明レンズ部62と半透明レ
ンズ部63とで構成し、中レンズ61bを嵌合窓62a
にはめ込んで左レンズ61a、中レンズ61b及び右レ
ンズ61cを一連としている。そして、左レンズ61a
と中レンズ61bの境界及び中レンズ61bと右レンズ
61cの境界が仕切バー49の背後に重なる構造として
いる。
【0044】つまり、隣り合う図柄表示体の境界部分に
できる隙間部分などを遊技者の視線から隠して見ばえを
良くするための仕切バー49を備える表示枠40(表示
枠本体41)をレンズ部60とは別体で製造して、これ
をレンズ部60に重ねて配置する構成を採用したので、
例えばレンズ部60をインモールド成形する際の印刷フ
ィルムの位置決めのような問題は発生せず、歩留まりが
向上する。また、レンズ部60と仕切バー49(表示枠
40)とが一体化されていないので、一方のみの設計変
更やデザイン変更にも迅速かつ容易に対応できる。しか
も、レンズ部60及び表示枠40のための金型も低コス
トであり、それらの射出成形コストもインモールド成形
に比べれば格段に安くなる。
【0045】左レンズ61a及び右レンズ61cの背後
に配される図柄表示体はドラム式であり、左レンズ61
a及び右レンズ61cは、その背後に配されたドラム式
の図柄表示体のドラムに倣った遊技者側が凸となる曲面
体で、中レンズ61bも同様の曲面体である。そして、
仕切バー49は左レンズ61a、中レンズ61b及び右
レンズ61cの曲面に整合して曲がっている。この構造
は図柄表示体をドラムにするのに適しており、ドラムの
横に他の部材との干渉を避けるための隙間を設けても仕
切バー49が良好に隠す。
【0046】また、本実施例の図柄表示装置(センター
ケース10)は、2つのドラムと1つのLEDドットマ
トリクス表示器とで図柄を表示するので、ドラムによる
スクロール表示とLEDドットマトリクス表示器による
変動表示との組合せで興趣ある表示内容を実現できる。
【0047】さらに、このセンターケース10は、その
一部品としてランプ風車37を含んでいるので、ランプ
風車37を独立で遊技盤に取り付ける必要がなくなる。
また、ランプ風車37のための配線穴を遊技盤に設ける
必要もない。実施例及び変形例にしたがって本発明の実
施の形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のセンターケースの正面側斜視図。
【図2】 図1に対応する分解斜視図。
【図3】 実施例のセンターケースの背面側斜視図。
【図4】 図3に対応する分解斜視図。
【図5】 実施例のセンターケースの正面図。
【図6】 実施例のセンターケースの背面図。
【図7】 実施例のセンターケースの層構造の説明図で
あり、(a)は図5のD−D断面図、(b)は同A−A
断面図、(c)は側面図。
【図8】 実施例のセンターケースの層構造の説明図で
あり、(a)は平面図、(b)は図5のC−C断面図。
【符号の説明】
10 センターケース(電飾装置) 20 装飾板 21 透明窓 22a ハーフミラー 22 装飾ミラー部 25 反射板 25b 穴(通光穴) 30 ベースブロック 31 基板部 37 ランプ風車 40 表示枠 41 表示枠本体 47 表示窓 49 仕切バー 60 レンズ部 62 透明レンズ部 63 半透明レンズ部 64 補助部材 71 配線基板 71a LED 72 配線基板 72a LED(光源) 80 背面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 嘉弘 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 大山 竜児 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 小川 秀樹 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 Fターム(参考) 2C088 BC18 BC22 BC25 EA29 EB78

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射板と、該反射板の反射面と対面配置
    されたハーフミラーと、前記反射板と前記ハーフミラー
    との間に光を放射する光源とを備える電飾装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電飾装置において、前記
    反射板に通光穴を設けて、前記光源からの光を前記通光
    穴から前記反射板と前記ハーフミラーとの間に放射させ
    る構造にしたことを特徴とする電飾装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電飾装置において、前記
    光源をLEDとして、その光軸を前記通光穴の軸に沿わ
    せて配置したことを特徴とする電飾装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電飾装置において、前記
    LEDの頭頂部が前記通光穴内に進入していることを特
    徴とする電飾装置。
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