JP2003079402A - 緩衝構造を備えたミッドソール - Google Patents

緩衝構造を備えたミッドソール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴底の新しい構造を提供することで、剪断変
形による緩衝性を向上させる。 【解決手段】 ミッドソールは厚板状ないし柱状の緩衝
部1R,1Lを有している。前記緩衝部1R,1Lの外
周面10には、複数本の溝11が形成されている。前記
各溝11は、概ね鉛直な軸線Vのまわりに螺旋状に形成
されている。前記各溝11は互いに概ね平行に配置され
ている。前記各溝11が形成されている範囲αは、各
々、前記軸線Vのまわりの15°の範囲よりも大きく、
かつ、前記軸線Vのまわりの180°の範囲よりも小さ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野:本発明は靴底のミッドソー
ルの特に緩衝構造に関するものである。 従来の技術の説明:靴底には緩衝性能が要求される。従
来の靴底は、一般に、歩行時の着地衝撃をミッドソール
などの圧縮変形によりエネルギーを損失させて吸収して
いる。しかし、圧縮変形だけによるエネルギーの吸収
(損失)では、その吸収量が一般に小さいので、十分な
緩衝性が得られていない。一方、エネルギーの損失を大
きくさせるために、ミッドソールを厚くすると、靴底の
軽量性が損なわれる。
【0002】図15(a)は特開平8−38211号に
開示された緩衝パーツの斜視図である。この緩衝パーツ
500は、ゲルからなり、圧縮変形する際に前記変形を
許容するための切欠部501を備えている。しかし、こ
の切欠部501は、剪断変形を助長する要因にはなりに
くい。
【0003】図15(b)は特開平3−170102号
に開示された緩衝構造を示す骨格的縦断側面図である。
図15(b)に示す緩衝構造は、ゲルからなる柱状のパ
ーツ510と、前記パーツ510のまわりに装着された
コイルバネ511とを備えている。しかしながら、この
コイルバネ511は、蹴り進む際の反発エネルギーを蓄
えるものであって、上方からの圧縮荷重では剪断変形し
にくい。
【0004】図15(c)はU.S.P. 4,217,907号に開示
された整形外科用の靴底のパーツを示す斜視図である。
このパーツ520はアウターソールの踵に固定されるも
のである。このパーツ520は円周方向に並んだ多数の
突出リブ521を有している。前記突出リブ521は地
面からの反力Wを受けると、パーツ520自体を矢印5
22方向に回転させる。前記パーツ520は、この回転
により、足の奇形を修正し治すためのものである。その
ため、前記パーツ520は、比較的硬い材料で形成され
ているので、衝撃の緩衝には差程役に立たない。
【0005】図16(a)および図16(b)は、それ
ぞれ、Peterson(U.S.P. 5,782,014号)に開示されたソ
ールのプロジェクション400を示す正面図および平面
図である。Petersonのミッドソールユニットには、螺旋
状またはネジ状の上記プロジェクション(a helical or
screw like projection)400が設けられている。しか
し、1つの溝401がプロジェクション400のまわり
を360°以上回転した範囲α1にわたって設けられて
いる。すなわち、プロジェクション400がスクリュー
のような形状であるから、プロジェクション400に上
下に圧縮荷重が加えられると、プロジェクション400
は、コイルバネのように上下に圧縮変形するが、剪断変
形を殆ど生じない。
【0006】特開2000−197503に開示された
緩衝構造は、ミッドソールの後足部に剪断変形要素を有
している。前記剪断変形要素は、着地時に、前方に倒れ
るようにして、剪断変形する。しかし、前記要素は、倒
れるように変形するから、厚さの薄い前足部の母趾球の
下などには適用しにくい。
【0007】
【発明の概要】本発明の目的は、靴底の新しい構造を提
供することで、剪断変形による緩衝性を向上させること
である。
【0008】前記目的を達成するために、本発明の第1
の態様は、アウターソールとアッパーとの間に設けら
れ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソールにお
いて、厚板状ないし柱状の緩衝部を有している。前記緩
衝部の外周面には、複数本の溝が形成されている。前記
各溝は、概ね鉛直な軸線のまわりに螺旋状に形成されて
いる。前記各溝は互いに概ね平行に配置されている。前
記各溝が形成されている範囲αは、各々、前記軸線のま
わりの15°の範囲よりも大きく、かつ、前記軸線のま
わりの180°の範囲よりも小さい。
【0009】緩衝部に対し鉛直方向に圧縮荷重が加わる
と、緩衝部を鉛直な軸線のまわりに捩る回転力が緩衝部
に働く。そのため、緩衝部の内部には、前記軸線に直交
する水平面に沿った剪断変形が生じる。この剪断変形
は、通常の圧縮変形よりも遙に大きな緩衝機能を、つま
り、エネルギーの吸収機能を発揮する。しかも、この剪
断変形は、前記軸線のまわりに生じるので、緩衝パーツ
を厚さの薄い場所に設ける場合には、倒れるように変形
する剪断変形よりも、大きな緩衝機能を発揮することが
できるから、より効果的である。
【0010】本発明において、「ミッドソール」とは、
アウターソールとアッパーとの間に設けられ、緩衝機能
を持つものをいい、ミッドソール全体を一体に形成して
もよいし、複数のパーツを組み立てて構成してもよい。
また、緩衝部は、ミッドソール本体に一体に形成しても
よいし、ミッドソール本体とは別のパーツで構成しても
よい。なお、緩衝部の平面断面の形状は「8」の字状や
長円形であってもよい。
【0011】本発明において、「螺旋(helix)」とは、
点を一つの軸線のまわりに回転させることと、前記軸線
に沿って並進させることとを同時かつ連続的に行ってで
きる線をいう。「螺旋状の(helical)」とは、前記回転
による回転角と前記並進による移動量とが一定の割合で
あるものばかりでなく、前記回転角と移動量との割合が
不定のものを含むことを意味する。更に、「螺旋状」と
は、前記回転に伴う並進が前記軸線に沿った平行移動
と、前記軸線に対し放射線方向に移動することとを同時
に行ってできる軌跡を含む。
【0012】本発明においては、緩衝部や緩衝パーツに
螺旋状の溝を複数本設けるので、溝と溝との間には、一
般に、螺旋状の凸部や凸条部が形成される。
【0013】前記溝や凸条部は、前記放射方向へ前記点
を移動させない場合には、ヘリカルギヤのような溝や凸
条部となる。前記軸線に沿った平行移動だけでなく前記
放射方向にも前記点を移動させる場合には、前記溝およ
び凸条部は、ヘリカルベベルギヤやスパイラルベベルギ
ヤのような溝や凸条部となる。
【0014】本発明において、溝が水平面となすリード
角θは、35°〜60°の範囲に設定されるのが好まし
い。前記リード角θをこのような範囲に設定した場合、
溝と溝との間の凸部が大きく倒れるように変形するの
で、緩衝能力が大きくなる。
【0015】本発明の第2の態様は、アウターソールと
アッパーとの間に設けられ、着地の衝撃を緩衝するのに
適したミッドソールにおいて、ミッドソール本体と緩衝
パーツ(部品)とを備えている。前記ミッドソール本体
はキャビティを有している。前記緩衝パーツは前記キャ
ビティに装着されている。前記緩衝パーツはエラストマ
ーで形成されている。前記緩衝パーツを構成する部材の
ヤング率が、前記ミッドソール本体を構成する部材のヤ
ング率よりも小さな値に設定されている。前記緩衝パー
ツは、前記緩衝パーツの上面から下面までを貫通する貫
通孔を有することで、外周面および内周面を有する環状
に形成されている。前記緩衝パーツの外周面には螺旋状
に複数本の溝が互いに概ね平行に設けられている。前記
パーツの内周面には螺旋状に複数本の溝が互いに概ね平
行に設けられている。
【0016】本第2の態様においては、緩衝パーツに貫
通孔が形成されているので、軸線まわりの捩じり剛性が
小さいから、緩衝パーツに回転力が発生した場合に、緩
衝パーツの回転量が大きくなる。また、緩衝パーツの外
周面だけでなく、緩衝パーツの内周面にも溝が形成され
ている。したがって、緩衝パーツに生じる回転力が大き
くなる。このように、緩衝パーツが回転し易く、かつ、
回転力が大きくなるので、緩衝パーツの緩衝機能が著し
く向上する。本発明において、「キャビティ」は、一般
に、概ね閉じた空間とするのが好ましい。前記「キャビ
ティ」の構造としては、ミッドソール自体に閉じた空間
が形成される場合の他に、ミッドソールに設けた凹所を
カップインソールなどのインソールで閉じて形成する場
合もある。また、軟質樹脂の密封容器内に緩衝パーツを
収容する場合は、前記キャビティは開口のある空間であ
ってもよい。なお、液状のゲルを密封容器に封入して緩
衝パーツを構成してもよい。
【0017】本発明において、「緩衝パーツ」の材料と
しては、エラストマーを用い、好ましくは、シリコーン
ゲルやポリエチレンゲルなどのゲルを用いる。また、緩
衝パーツの硬度としては、SRIS-C硬度が35°以下が好ま
しく、より好ましくはSRIS-C硬度10°〜30°の範囲に設
定する。ミッドソールの本体部分は、EVA(エチレン
−酢酸ビニル共重合体)、シンジオタクチック1,2−
ポリブタジエンなどの樹脂の発泡体や、ゴムの発泡体で
形成される。一般に、緩衝パーツの硬度はミッドソール
本体の硬度よりもSRIS-C硬度で2°以上低い値に設定す
るのが好ましい。なお、前記硬度値はSRIS-C硬度を基準
としているが、別の測定方法による硬度値でも、変換基
準値に基づき変換することができる。
【0018】前記第2の態様において、前記緩衝パーツ
をミッドソールの前足部や後足部に埋設する場合には、
緩衝パーツの形状は、3mmまたは5mm 以上の厚さを持つ
厚板状や、径に比べ高さの低い柱状に設定される。な
お、スペースを確保できれば、前記緩衝パーツの形状
は、径に比べ高さの高い柱状としてもよく、たとえば円
柱形やテーパ円柱形の他に角柱形等でもよい。
【0019】直径に比べ高さの低い緩衝パーツの外周面
の概ね全周に溝および/ または凸条部を数本(5,6
本)以上設けた場合は、緩衝パーツはヘリカルギヤのよ
うな形状となる。なお、周面に沿った剪断変形に連続性
を与えて大きな変形を得るためには、外周面や内周面を
円周面(円筒面)にするのが好ましい。また、溝や凸条
部は、概ね全周に、かつ、パーツの上端から下端まで連
なって形成するのが好ましい。また、緩衝パーツに十分
に大きな剪断変形を発生させるためには、一般に、溝に
比べ凸条部の幅を広くするのが好ましく、また、緩衝パ
ーツが凸条部と一体になって変形するためには、凸条部
が緩衝パーツと一体になっているのが好ましい。
【0020】本発明の第3の態様は、アウターソールと
アッパーとの間に設けられ、着地の衝撃を緩衝するのに
適したミッドソールにおいて、ミッドソール本体と緩衝
パーツとを備えている。前記ミッドソール本体はキャビ
ティを有している。前記緩衝パーツは前記キャビティに
装着されている。前記緩衝パーツはエラストマーで形成
されている。前記緩衝パーツを構成する部材のヤング率
が、前記ミッドソール本体を構成する部材のヤング率よ
りも小さな値に設定されている。前記緩衝パーツは上面
および下面を有する板状に形成されている。前記緩衝パ
ーツの上面または下面の少なくとも一方には、複数本の
螺旋状の溝および/または凸条部が形成されており、前
記溝および/または凸条部において前記緩衝パーツの厚
さが前記溝および/または凸条部に沿って徐々に変化し
ている。
【0021】本第3の態様においては、前記螺旋状の溝
や凸条部が前記緩衝パーツの上面または下面に設けられ
ているので、螺旋の点を前記放射方向へ移動させる割合
が前記軸線方向に移動させる割合よりも著しく大きくな
る。したがって、溝や凸条部は渦巻状(turbinate) であ
る。
【0022】本発明の第4の態様は、アウターソールと
アッパーとの間に設けられ、着地の衝撃を緩衝するのに
適したミッドソールにおいて、ミッドソール本体と緩衝
パーツとを備えている。前記ミッドソール本体はキャビ
ティを有している。前記緩衝パーツは前記キャビティに
装着されている。前記緩衝パーツはエラストマーで形成
されている。前記パーツを構成する部材のヤング率が、
前記ミッドソール本体を構成する部材のヤング率よりも
小さな値に設定されている。前記緩衝パーツは上面およ
び下面を有している。前記ミッドソール本体は前記キャ
ビティにおいて前記緩衝パーツの下面を支持する支持面
を有している。前記支持面には、前記緩衝パーツの下面
に食い込む螺旋状の複数本の凸条部、および/または、
前記緩衝パーツの下面の一部が変形して入り込む螺旋状
の複数本の溝が形成されている。前記緩衝パーツに対し
鉛直方向に圧縮荷重が加わった際に、前記凸条部および
/または溝は、前記緩衝パーツが概ね鉛直線に沿った軸
線のまわりに捩れる回転力を発生させる。
【0023】すなわち、この第4の態様においては、前
記溝または凸条部を前記緩衝パーツに形成する代わり
に、ミッドソール本体におけるキャビティの表面に形成
している。
【0024】前記緩衝パーツをシリコーンゲルなどの低
硬度エラストマーで成型する場合、前記溝や凸条部を前
記緩衝パーツに設けるよりも、前記溝や凸条部をEVA
のようなミッドソール本体に設ける方が成型が容易にな
る。特に、緩衝パーツを平板状とすれば、大きな平板か
らトムソン刃などの抜き型で打ち抜くだけで緩衝パーツ
を制作することができる。
【0025】なお、前記第3および第4態様を組み合わ
せて、ミッドソール本体におけるキャビティの表面、な
らびに、前記緩衝パーツ双方に前記溝や凸条部を設けて
もよい。
【0026】本発明は、添付の図面を参考にした以下の
好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろ
う。しかしながら、実施例および図面は単なる図示およ
び説明のためのものである。本発明の範囲は請求の範囲
に基づいて定めなければならない。添付図面において、
複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当
部分を示す。
【0027】
【実施例の説明】以下、本発明の実施例を図面にしたが
って説明する。第1実施例 図1ないし図5(e)は第1実施例を示す。
【0028】図1および図2に示すように、ミッドソー
ルMは、上の第1ミッドソール本体2Aと下の第2ミッ
ドソール本体2Bとが、上下に接合されて形成される。
第2ミッドソール本体2Bの下面には、アウターソール
Oやシャンクなどが接着される。一方、第1ミッドソー
ル本体2Aの上には、インソールが接着される。ミッド
ソール本体はたとえばEVAで形成される。なお、前記
インソールの上方には、足の甲を包むのに適したアッパ
ーUが配置される。前記アウターソールOは、路面や床
面に接地し、前記ミッドソールMよりも耐摩耗性の大き
い材料で形成されている。
【0029】図2に示すように、前記上下のミッドソー
ル本体2A,2Bの間には、第1および第2のキャビテ
ィ3A,3Bが形成されている。前記第1および第2の
キャビティ3A,3Bには、それぞれ、図3に示す緩衝
パーツ(緩衝部の一例)1Rおよび緩衝ユニット5が装
填される。図4に示すように、前記各キャビティ3A,
3Bは、上の第1ミッドソール本体2Aの下面に形成し
た凹所を、図2の下の第2ミッドソール本体2Bの上面
で閉塞することにより形成されている。なお、第2のキ
ャビティ3Bは後方に向って開口している。
【0030】前記第1キャビティ3Aおよび図3の緩衝
パーツ1Rは、踏付部28の母趾球(第1趾の中足骨の
骨頭)に対応する位置に設けられている。一方、前記緩
衝ユニット5は、踵の外側寄りの部分に対応する位置に
設けられている。
【0031】図5(a),図5(d)および図5(e)
は、前記右足のミッドソールに装着される緩衝パーツ1
Rを示す。一方、図5(b),図5(c)は左足のミッ
ドソール(図示せず)に装着される緩衝パーツ1Lを示
す。緩衝パーツ1L,1Rはミッドソール本体2A,2
Bよりも柔らかい、たとえばシリコーンゲルからなる。
前記緩衝パーツ1L,1Rは高さ(厚さ)Hに比べ外径
D1,D2が大きい柱状で、本実施例では円環状に形成
されている。なお、緩衝パーツ1L,1Rの中央の中空
部19に対応して、図4の第1ミッドソール本体2Aに
は突部27が形成されている。
【0032】図5(a)−図5(e)において、前記緩
衝パーツ1L,1Rの外周面10は、上方に行くに従い
径小となるテーパ状に形成されている。一方、緩衝パー
ツ1L,1Rの内周面15は下方に行くに従い径小とな
るテーパ状に形成されている。
【0033】図5(a),図5(d),図5(e)の右
足用の緩衝パーツ1Rには、その外周面10および内周
面15に、それぞれ、右ネジの回転方向に沿った数本
(たとえば4本〜8本)の螺旋状の第1および第2の溝
11,12が形成されている。一方、図5(b),
(c)の左足用の緩衝パーツ1Lには、その外周面10
および内周面15に、それぞれ、左ネジの回転方向に沿
った数本の螺旋状の第1および第2の溝11,12が形
成されている。すなわち、各溝11,12は、下方に行
くに従い、概ね鉛直な軸線Vのまわりに回転するように
斜めに形成されている。
【0034】前記内周面15に形成した第2の溝12は
ピッチが小さく、そのため、内周面15には、前記第2
の溝12,12の間に螺旋状の凸条部13が数本形成さ
れている。なお、溝11,12が水平面となすリード角
θは、好ましくは35°〜60°、更に好ましくは40
°〜50°に設定される。このような範囲の場合、溝1
1と溝11との間の凸部150が十分に変形するので、
緩衝能力が向上する。
【0035】前記各溝11,12および凸条部13は、
緩衝パーツ1L,1Rの外周面10および内周面15の
概ね全周に、かつ、概ね均等に設けられている。また、
前記各溝11,12および凸条部13は緩衝パーツ1
L,1Rの上端面16から下端面17まで連なって形成
されている。
【0036】前記各第1の溝11が形成されている範囲
αは、各々、前記軸線Vのまわりの15°の範囲よりも
大きく、かつ、前記軸線Vのまわりの90°の範囲より
も小さな値に設定されている。この場合、一般に、1つ
の溝11の中心線Lcの一端から他端までの回転角β
は、5°〜60°程度に設定される。
【0037】図3において、前記緩衝ユニット5は、シ
リコーンゲルを軟質の樹脂容器に封入し、更に、前記容
器を発泡ウレタンと一体に成形してなる。
【0038】つぎに、衝撃を緩衝するメカニズムについ
て説明する。歩行や走行の際に、足は踵から着地し、そ
の後、踏付部(前足部)28で着地する。前記踏付部2
8で着地した際に、上下のミッドソール本体2A,2B
および緩衝パーツ1L,1Rが、鉛直方向に沿った圧縮
荷重により圧縮変形する。
【0039】前記圧縮荷重が図5(a)の緩衝パーツ1
Rに作用すると、前記緩衝パーツ1Rの外周部分および
内周部分は、円周方向R1に沿って回転して倒れるよう
に、剪断変形する。すなわち、緩衝パーツ1Rに圧縮荷
重が加わると、緩衝パーツ1Rは、前記溝11,12お
よび凸条部13が倒れるように変形することで、鉛直な
軸線Vのまわりに捩れる回転力が発生する。こうして、
緩衝パーツ1Rは、圧縮変形に加え、水平面に沿って捩
れるように剪断変形するので、大きな緩衝機能が発揮さ
れる。
【0040】特に、前記溝11,12の上記範囲αが1
5°〜90°(回転角βは5°〜60°)に設定されて
いる。すなわち、前記溝11,12を有する緩衝パーツ
1Rは、スクリューのような形状ではなく、ヘリカルギ
ヤ(ヘリカルベベルギヤ)のような形状であるから、前
記パーツ1Rに上下に圧縮変形が加えられると、前記パ
ーツ1Rが鉛直な軸線Vのまわりに捩じれ、その結果、
前記パーツ1Rの内部に剪断変形が生じる。
【0041】なお、図5(d)の右足の緩衝パーツ1R
は反時計回りの方向R1に捩れ、一方、図5(b)の左
足の緩衝パーツ1Lは時計回りの方向R2に捩れる。
【0042】本実施例においては、外周面10および内
周面15の側面がテーパ状に形成されている。そのた
め、剪断変形する表面部分の体積が、側面がテーパ状で
ないものに比べ大きくなる。したがって、緩衝機能も大
きくなる。
【0043】また、外周面10に溝11を設けるだけで
なく、内周面15にも、溝11,12および凸条部13
を設けている。更に、これらの溝11,12や凸条部1
3は緩衝パーツ1Rを同一方向に回転させるように形成
されている。したがって、一方の周面だけに溝等を設け
たものに比べ剪断変形する体積が大きくなる。
【0044】また、前記緩衝パーツ1L,1Rは、最小
直径D1と最大直径D2との平均直径D=(D1+D
2)/2の値が高さHの値以上に設定されている。前記
平均直径Dの値は、D≧Hに設定されるのが好ましく、
D>2.5Hに設定されるのが更に好ましい。前記平均
直径Dの値がこのように設定されていると、緩衝パーツ
1L,1Rは、剪断変形が生じ易くなり、緩衝効果を高
めることができる。また、緩衝パーツ1L,1Rは、薄
さが要求される踏付部28に設けることができる。な
お、図11(d)および図11(e)に示す円錐台を重
ね合わせたような形状の緩衝パーツを形成する場合に
は、上端面16から下端面17にわたる直径の平均値を
高さHの値以上に設定する。
【0045】変形例 図6(a)−(d)は緩衝パーツ1Rまたは1Lの変形
例を示す。図6(a)に示すように、緩衝パーツ1Rに
は中空部を設けずに、厚い円盤状としてもよい。図6
(b)に示すように、緩衝パーツ1Rの上面から下面ま
でを貫通する貫通孔18を設けてもよい。図6(c),
(d)に示すように、外周面10および内周面15をテ
ーパとせずに円筒状としてもよい。
【0046】第2実施例 図7(a)において、緩衝パーツ1Rは、中央部が盛り
上がった台地状(厚板状の一例)に形成されており、方
形の頂部16と下面17とを備えている。前記緩衝パー
ツ1Rは頂部16に連なる上面100を持っている。前
記上面100には、4本の凸状部14が形成されてい
る。これらの凸状部14は直線状で、点を1つの軸線の
周りに回転させる回転角に対し、軸線に沿った前記点の
移動量が不定の螺旋状に形成されている。したがって、
上下方向の圧縮荷重が緩衝パーツ1Rに作用すると、凸
状部14が二点鎖線で示すように回転して、前記実施例
と同様な剪断変形を呈する。
【0047】図7(b)において、厚板状の緩衝パーツ
1Lは、その上面100に、頂部16、溝11および凸
状部14が形成されている。前記溝11および凸状部1
4は多数本設けられており、放射状に、かつ、渦巻き状
に形成されている。前記溝11は緩衝パーツ1Lの周縁
に近づくに従い深くなっており、したがって、螺旋状に
形成されているということができる。そのため、圧縮荷
重が緩衝パーツ1Lに作用すると、緩衝パーツ1Lが矢
印方向へ捩れる。なお、凸条部14は図7(b)のよう
に、曲線状に設けるのが好ましい。
【0048】ところで、足の着地から蹴り出しまでの重
心移動の軌跡において、緩衝パーツに対し力の加わる方
向は、足の部位によって微妙に異なる。そのため、設置
場所ごとに力が加わる方向に合わせて、溝や凸条部の方
向を設定するのが好ましい。例えば、走歩行動作中の踏
付部においては、本実施例のように、左足については溝
を時計回りに、右足については溝を反時計回りに設定す
るのが望ましい。
【0049】また、踵部において着地方向または力が加
わる方向には、いくつかの異なったタイプ(オーバープ
ロネーターやオーバーサピネーター)が存在する。緩衝
パーツの捩れる方向は、それに合わせて設定するのが望
ましい。すなわち、緩衝パーツの捩れる方向は、設置場
所、靴の使用用途、運動者の状況等を考慮し、適宜設定
するのが好ましい。
【0050】第3実施例 図8(a)ないし図10は第3実施例を示す。図8
(a)に示すように、ミッドソール本体2の踏付部28
には、凹所20が形成されている。この凹所20はキャ
ップ21で閉塞されて図8(b)のキャビティ3を構成
する。前記キャビティ3内には、平板状の緩衝パーツ1
が図9のように装填される。
【0051】図10に示すように、前記ミッドソール本
体2における凹所20の上面(キャビティの支持面)2
2には、第1の溝11および第1の凸条部14が形成さ
れている。一方、前記キャップ21における下面(キャ
ビティの表面)23には、第2の溝12および第2の凸
条部13が形成されている。前記緩衝パーツ1の下面1
7は前記凹所20の上面22で支持され、一方、緩衝パ
ーツ1の上面16はキャップ21の下面23に接触して
いる。
【0052】前記各溝11,12および凸条部13,1
4は、多数本設けられており、放射状に、かつ、渦巻き
状に形成されている。前記各溝11,12は凹所20や
キャップ21の周縁に近づくに従い徐々に深くなってお
り、したがって、螺旋状に形成されていると云える。
【0053】図8(a)に明示するように、前記第1の
溝11および凸条部14と、前記第2の溝12および凸
条部13は、互いに同じ回転方向に沿って捩れている。
また、図8(b)に示すように、前記第1の溝11には
前記緩衝パーツ1を介して前記第2の凸条部13が向か
い合うように配置されている。一方、前記第2の溝12
には前記緩衝パーツ1を介して第1の凸条部14が向か
い合うように配置されている。
【0054】本実施例の靴底において、踏付部28に圧
縮荷重が加わると、図8(a)の凸条部13,14が緩
衝パーツ1に食い込むと共に、緩衝パーツ1が変形して
溝11,12内に入り込む。そのため、図10の緩衝パ
ーツ1は図7(b)のような形状となり、この状態で圧
縮荷重が加わることで、緩衝パーツ1は鉛直な軸線Vの
まわりに捩れる。その結果、緩衝パーツ1には水平面
(表面)に沿った剪断応力が発生する。
【0055】第4実施例 図11(a)および図11(b)は、緩衝パーツ1Aの
他の例を示す。図11(a)に示すように、緩衝パーツ
1Aの溝11は、ライン111,112に沿って概ねV
字状に形成されている。すなわち、この溝11は、回転
方向が互いに異なる2本の螺旋111,112を上下の
中央で滑らかに連ねたV字状のラインに沿って形成され
ている。この実施例の場合、緩衝パーツ1Aに圧縮荷重
が加わると、緩衝パーツ1Aにおける仮想面113の上
と下とでは、互いに異なる方向に回転力が発生する。
【0056】なお、図11(c)のように、緩衝パーツ
1Aは仮想面113よりも上と、下とで、溝11が形成
されている範囲αを互いに相違する値に設定してもよ
い。
【0057】変形例 図12および図13は変形例を示す。図12に示すよう
に、ミッドソールのキャビティ3には凸条部14のみを
設けてもよい。
【0058】また、図13(a)および図13(b)に
示すように、キャビティ3および緩衝パーツ1Rの双方
に溝11や凸条部14を設けてもよい。また、キャップ
自体で緩衝パーツ1Rを構成してもよい。
【0059】第5実施例 図14(a)は第5実施例を示す。ミッドソール2は、
多数の緩衝パーツ(緩衝部)1C,1D,1Eからな
る。これらのパーツのうち、緩衝パーツ1Eの外周面1
0には螺旋状の溝11が形成されている。前記緩衝パー
ツ1EはEVAの発泡体からなり円柱状に形成されてい
る。
【0060】前記多数の緩衝パーツ1C,1D,1E
は、図示しないアウターソールやカップインソールなど
に固着されて一体の靴底となる。なお、前記各緩衝パー
ツ1C,1Dおよび1Eの上または下を成型時に一体に
連結してもよい。また、全体が板状のミッドソールの一
部のみに前記緩衝パーツ1Eを設けてもよい。前記溝1
1を備えた緩衝パーツ1Eのその他の構成は、前記第1
実施例と同様の構造を採用することができる。
【0061】ところで、緩衝パーツ1Eの硬度が大きい
場合には、前述の図5(b)の範囲αや回転角βを大き
くすることができる。たとえば、ゲルに比べ硬度の大き
いEVAなどを採用した場合には、前記範囲αは15°
〜180°の範囲に設定することができ、この場合、前
記回転角βは、一般に、5°〜150°程度に設定され
る。
【0062】但し、緩衝パーツや緩衝部の硬度にかかわ
らず、前記剪断変形を生じ易くするためには、前記範囲
αは15°〜120°の範囲に設定するのが好ましく、
この場合、前記回転角βは、一般に、5°〜90°程度
に設定される。また、前記範囲αは15°〜90°の範
囲に設定するのが更に好ましく、この場合、前記回転角
βは、一般に、5°〜60°程度に設定される。
【0063】変形例 図14(b)に示すように、緩衝パーツ1Eとしては、
前記緩衝パーツ1Eの素材よりもヤング率が小さいゲル
のような軟質材6や、緩衝パーツ1Eの素材よりもヤン
グ率の大きい樹脂のような材料を溝11に埋設してもよ
い。
【0064】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、柱を円柱や円環ではなく角柱や
角筒形にしてもよい。また、図14(a)の緩衝パーツ
1Eをミッドソール本体に一体に形成してもよい。した
がって、そのような変更および修正は、請求の範囲から
定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例にかかる右足用のミ
ッドソールを示す斜視図である。
【図2】図2は同縦断面図である。
【図3】図3は同分解斜視図である。
【図4】図4は図3の第1ミッドソール本体、緩衝パー
ツおよび緩衝ユニットを底面から見た分解斜視図であ
る。
【図5】図5(a)は右足用の緩衝パーツの斜視図、図
5(b)は左足用の緩衝パーツの平面図、図5(c)は
左足用の緩衝パーツの正面図、図5(d)は右足用の緩
衝パーツの平面図、図5(e)は右足用の緩衝パーツの
正面図である。
【図6】図6(a)−図6(d)は、それぞれ、緩衝パ
ーツの変形例を示す斜視図である。
【図7】図7(a)は第2実施例にかかる緩衝パーツを
示す斜視図、図7(b)は同緩衝パーツの他の例を示す
斜視図である。
【図8】図8(a)は第3実施例にかかるミッドソール
を示す分解斜視図、図8(b)は組み立てたミッドソー
ルの横断面図である。
【図9】図9は緩衝パーツを装着した状態のミッドソー
ルを示す分解斜視図である。
【図10】図10はミッドソール本体の踏付部、緩衝パ
ーツおよびキャップを示す斜視図である。
【図11】図11(a)は第4実施例にかかる緩衝パー
ツを示す正面図、図11(b)は同平面図、図11
(c)は緩衝パーツの他の例を示す正面図、図11
(d)および図11(e)は、それぞれ、緩衝パーツの
更に他の例を示す正面図である。
【図12】図12は他のミッドソールの緩衝構造を示す
斜視図である。
【図13】図13(a)および図13(b)は、それぞ
れ、更に他の例を示すミッドソールの一部および緩衝パ
ーツの平面図である。
【図14】図14(a)は第5実施例にかかるミッドソ
ールを示す斜視図、図14(b)は緩衝パーツの変形例
を示す斜視図である。
【図15】図15(a)−(c)は従来の緩衝構造を示
す斜視図または断面図である。
【図16】図16(a)は他の従来の緩衝構造を示す正
面図、図16(b)は同平面図である。
【符号の説明】
1,1L,1R:緩衝パーツ 2,2A,2B:ミッドソール本体 3,3A:キャビティ 10:外周面 11:溝 12:溝 13:凸条部 14:凸条部 15:内周面 16:上面 17:下面
フロントページの続き (72)発明者 三ツ井 滋之 神戸市中央区港島中町7丁目1番1 株式 会社アシックス内 Fターム(参考) 4F050 BA02 BA35 BA36 BA39 BA40 BA49 BA55 HA58 HA75 HA82

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターソールとアッパーとの間に設け
    られ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソールで
    あって、 前記ミッドソールは厚板状ないし柱状の緩衝部を有し、 前記緩衝部の外周面には、複数本の溝が形成されてお
    り、 前記各溝は、概ね鉛直な軸線のまわりに螺旋状に形成さ
    れており、 前記各溝は互いに概ね平行に配置されており、 前記各溝が形成されている範囲は、各々、前記軸線のま
    わりの15°の範囲よりも大きく、かつ、前記軸線のま
    わりの180°の範囲よりも小さい、緩衝構造を備えた
    ミッドソール。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記溝が水平面となすリード角は、35°〜60°の範
    囲に設定されている、緩衝構造を備えたミッドソール。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記各溝は、前記緩衝部の上端から下端まで連なって設
    けられ、 前記リード角が前記上端から下端まで概ね一定の大きさ
    に設定されている、緩衝構造を備えたミッドソール。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記緩衝部の外周面は、テーパ状に形成されている、緩
    衝構造を備えたミッドソール。
  5. 【請求項5】 アウターソールとアッパーとの間に設け
    られ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソールで
    あって、 キャビティを有するミッドソール本体と、 前記キャビティに装着された緩衝パーツとを備え、 前記緩衝パーツはエラストマーで形成され、 前記緩衝パーツを構成する部材のヤング率が、前記ミッ
    ドソール本体を構成する部材のヤング率よりも小さな値
    に設定されており、 前記緩衝パーツは、前記緩衝パーツの上面から下面まで
    を貫通する貫通孔を有することで、外周面および内周面
    を有する環状に形成され、 前記緩衝パーツの外周面には複数本の第1の溝が形成さ
    れ、 前記パーツの内周面には螺旋状に複数本の第2の溝が形
    成されており、 前記各第1の溝は、概ね鉛直な軸線のまわりに螺旋状に
    形成されており、 前記各第1の溝は互いに概ね平行に配置されており、 前記各第1の溝が形成されている範囲は、各々、前記軸
    線のまわりの15°の範囲よりも大きく、かつ、前記軸
    線のまわりの180°の範囲よりも小さい、緩衝構造を
    備えたミッドソール。
  6. 【請求項6】 アウターソールとアッパーとの間に設け
    られ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソールで
    あって、 キャビティを有するミッドソール本体と、 前記キャビティに装着された緩衝パーツとを備え、 前記緩衝パーツはエラストマーで形成され、 前記緩衝パーツを構成する部材のヤング率が、前記ミッ
    ドソール本体を構成する部材のヤング率よりも小さな値
    に設定されており、 前記緩衝パーツは、前記緩衝パーツの上面から下面まで
    を貫通する貫通孔を有することで、外周面および内周面
    を有する環状に形成され、 前記緩衝パーツの外周面には螺旋状に複数本の溝が互い
    に概ね平行に設けられ、 前記パーツの内周面には螺旋状に複数本の溝が互いに概
    ね平行に設けられている、緩衝構造を備えたミッドソー
    ル。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記外周面に設けた溝と、前記内周面に設けた溝は、前
    記緩衝パーツに対し鉛直方向に圧縮荷重が加わった際
    に、前記緩衝パーツが概ね鉛直線に沿った軸線のまわり
    の同一方向に捩れる回転力を発生させるように形成され
    ている、緩衝構造を備えたミッドソール。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記緩衝パーツの外周面または内周面の少なくともいず
    れかの一方は、テーパ状に形成されている、緩衝構造を
    備えたミッドソール。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記溝が前記緩衝パーツの上端から下端まで連なって形
    成されている、緩衝構造を備えたミッドソール。
  10. 【請求項10】 アウターソールとアッパーとの間に設
    けられ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソール
    であって、 キャビティを有するミッドソール本体と、 前記キャビティに装着される緩衝パーツとを備え、 前記緩衝パーツはエラストマーで形成され、 前記緩衝パーツを構成する部材のヤング率が、前記ミッ
    ドソール本体を構成する部材のヤング率よりも小さな値
    に設定されており、 前記緩衝パーツは上面および下面を有する板状に形成さ
    れ、 前記緩衝パーツの上面または下面の少なくとも一方に
    は、複数本の螺旋状の溝および/または凸条部が形成さ
    れており、 前記緩衝パーツの厚さが前記溝および/または凸条部に
    沿って徐々に変化している、緩衝構造を備えたミッドソ
    ール。
  11. 【請求項11】 アウターソールとアッパーとの間に設
    けられ、着地の衝撃を緩衝するのに適したミッドソール
    であって、 キャビティを有するミッドソール本体と、 前記キャビティに装着された緩衝パーツとを備え、 前記緩衝パーツはエラストマーで形成され、 前記パーツを構成する部材のヤング率が、前記ミッドソ
    ール本体を構成する部材のヤング率よりも小さな値に設
    定されており、 前記緩衝パーツは上面および下面を有し、 前記ミッドソール本体は、前記キャビティにおいて前記
    緩衝パーツの下面を支持する支持面を有し、 前記支持面には、前記緩衝パーツの下面に食い込む螺旋
    状の複数本の凸条部、および/または、前記緩衝パーツ
    の下面の一部が変形して入り込む螺旋状の複数本の溝が
    形成され、 前記緩衝パーツに対し鉛直方向に圧縮荷重が加わった際
    に、前記凸条部および/または溝は、前記緩衝パーツが
    概ね鉛直線に沿った軸線のまわりに捩れる回転力を発生
    させる、緩衝構造を備えたミッドソール。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記緩衝パーツの上に配置され、かつ、前記キャビティ
    を閉塞するキャップを更に備え、 前記キャップの下面は前記パーツの上面に接触してお
    り、 前記キャップの下面には、前記緩衝パーツの上面に食い
    込む螺旋状の複数本の凸条部、あるいは、前記緩衝パー
    ツの上面の一部が変形して入り込む螺旋状の複数本の溝
    のうち少なくとも一方が形成されている、緩衝構造を備
    えたミッドソール。
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