JP2003078797A - 電子撮像装置 - Google Patents

電子撮像装置

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JP2003078797A
JP2003078797A JP2001262350A JP2001262350A JP2003078797A JP 2003078797 A JP2003078797 A JP 2003078797A JP 2001262350 A JP2001262350 A JP 2001262350A JP 2001262350 A JP2001262350 A JP 2001262350A JP 2003078797 A JP2003078797 A JP 2003078797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性が良く、必要な強度を備えた薄型の電
子撮像装置を提供する。 【解決手段】 電子画像を撮影するための撮像素子21
と、この撮像素子21を含む電気部品を両面に実装可能
な基板3と、上記撮像素子21に被写体像を結像するた
めの撮影レンズを保持するものであって上記基板3の表
側面にビス締めにより取り付けられるレンズ鏡筒4と、
上記撮像素子21により撮影された画像を観察するため
のものであって上記基板3の裏側面に上記レンズ鏡筒4
と共通してビス締めすることにより取り付けられるモニ
タ装置19と、上記基板3と共通してビス締めすること
により組み立てられる前カバー1および後カバー2と、
を備えた電子カメラ等でなる電子撮像装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子撮像装置、よ
り詳しくは、電子画像を撮影するための撮像素子を備え
た電子撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子画像を撮影するための撮像素子を備
えた電子撮像装置としては、電子カメラが代表的な例と
して挙げられるが、該電子カメラは、近年、盛んに製品
開発がなされて販売されており、銀塩カメラを含むカメ
ラ市場においてマーケットシェアーを伸ばしつつある。
【0003】このような電子カメラは、被写体像を光電
変換して電子画像信号を出力する撮像素子と、この撮像
素子から出力される電子画像信号を記録する記録媒体
と、を一般的に備えており、さらに、製品によっては、
撮像された電子画像を確認することができるようにモニ
タ装置等を備えたものもある。
【0004】上記電子カメラを製造する際には、該電子
カメラの構成を、上記撮像素子を含む撮像素子ユニッ
ト、上記記録媒体を含む記録媒体ユニット、あるいはそ
の他のユニットなどに分けて、それぞれのユニットのフ
レームを支持部材として各別に組み付ける手段が知られ
ている。
【0005】しかし、各機能部位をユニット化する場合
には、互いの隙間同士を有効に使うことなどが困難であ
るために、電子カメラの小型化を図る上では不利であ
る。
【0006】そこで、例えば特開平6−86120号公
報には、被写体像を電子画像信号に変換する固体撮像素
子と、この固体撮像素子により撮像された電子画像信号
を記録する固体メモリやハードディスク等の記録媒体
と、を備えた電子スチルカメラにおいて、記録媒体を保
持するための保持部材に固体撮像素子を実装した基板を
組み付けるようにする技術が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−86120号公報に記載されたようなもので
は、記録媒体がある程度の大きさを有する場合、つまり
記録媒体の保持部材が固体撮像素子を実装した基板を組
み付け得る程度の大きさを有する場合には有効である
が、近年では、より小型化された記録媒体が用いられる
ようになってきているために、必要な大きさを確保する
ことが困難になっている。
【0008】また、保持部材を記録媒体の大きさに合わ
せる代わりに基板の大きさに合わせて形成することも可
能であるが、この場合には本末転倒であって、電子撮像
装置の小型化を妨げることになってしまう。
【0009】さらに、記録媒体を保持する保持部材の厚
みと基板の厚みとが重なることになるために、電子撮像
装置全体の厚みがこれらの影響を受けて、薄型化を図る
のに不利である。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、組立性が良く、必要な強度を備えた薄型の電子撮
像装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による電子撮像装置は、電子画像を撮
影するための撮像素子と、この撮像素子を含む電気部品
を両面に実装可能な基板と、上記撮像素子に被写体像を
結像するための撮影レンズを保持するものであって上記
基板の表側の面に取り付けられるレンズ鏡筒と、上記撮
像素子により撮影された画像を観察するためのものであ
って上記基板の裏側の面に配置されるモニタ装置と、を
備えたものである。
【0012】また、第2の発明による電子撮像装置は、
上記第1の発明による電子撮像装置において、当該電子
撮像装置の前面側を覆う外装となる前カバーと、当該電
子撮像装置の後面側を覆う外装となる後カバーと、をさ
らに備え、上記モニタ装置は上記基板の裏側の面に該基
板に対して一体的に取り付けられており、上記前カバー
と上記基板と上記後カバーとはビス締めすることにより
この順序で一体に締結されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図3は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は電子カメラの構成を示す
分解斜視図、図2は電子カメラの主として電気的な構成
を示すブロック図、図3は電子カメラのメインシーケン
スを示すフローチャートである。
【0014】この実施形態は、本発明の電子撮像装置を
電子カメラに適用した例である。
【0015】この電子カメラは、図1に示すように、光
学式のファインダ5を取り付けたレンズ鏡筒4を基板3
に固定し、この基板3を挟み込むように前側から前カバ
ー1を、後ろ側から後カバー2を取り付けて、ビス締め
することにより一体的に組み立てられたものである。
【0016】上記前カバー1は、例えばポリカーボネイ
トやABSなどのプラスチックにより形成されていて、
ほぼ中央部に上記レンズ鏡筒4を挿通するための円形孔
6が穿設され、その上部にファインダ/AF(オートフ
ォーカス)窓7が、このファインダ/AF窓7の右隣り
にストロボ発光窓8が設けられている。
【0017】上記後カバー2は、前カバー1と同様に例
えばポリカーボネイトやABSなどのプラスチックによ
り形成されていて、内面側の中央部に後述するモニタ装
置19に表示される画像を観察可能とする保護ガラス9
が、この保護ガラス9の上部に上記ファインダ5を観察
するためのファインダ接眼窓10が、上記保護ガラス9
の右側に電源ボタン12とセルフ/リモコンモードボタ
ン13が、該保護ガラス9の左側にストロボモードボタ
ン15とDSPモードボタン16が、上記ストロボモー
ドボタン15の上部にズームボタン14が、上面にレリ
ーズボタン11がそれぞれ配設され、さらに内面側の4
隅にビス孔17が、左右辺縁の内面側に位置決め用のボ
ス18が、各設けられている。
【0018】上記レリーズボタン11は、2段式の押圧
ボタンであり、1段目の押圧操作によりAFやAEが行
われ、2段目の押圧操作により撮影が行われるようにな
っている。
【0019】上記電源ボタン12は、押圧すると電子カ
メラがオン状態となって沈胴状態にあったレンズ鏡筒4
がワイド端まで駆動され、もう一度押圧するとオフ状態
になってレンズ鏡筒4が再び沈胴状態に駆動されるもの
である。
【0020】上記セルフ/リモコンモードボタン13
は、セルフ撮影モードまたはリモコン撮影モードを設定
するためのものであり、押圧する毎に、モード解除→セ
ルフ撮影モード→リモコン撮影モード→モード解除の順
に、巡回的に切り替わるようになっている。
【0021】上記ズームボタン14は、上記レンズ鏡筒
4に内蔵される撮影レンズの焦点距離を手動により変更
するためのものであり、さらに過去に撮像された電子画
像を観察するために選択する画像スクロールボタンの機
能も兼ねるように構成されている。
【0022】上記ストロボモードボタン15は、ストロ
ボの発光モードを設定するためのものであり、押圧する
毎に、例えば低輝度自動発光モード→赤目発光モード→
発光オフモード→強制発光モード→夜景モード→低輝度
自動発光モードの順に、巡回的に切り替わるようになっ
ている。
【0023】上記DSPモードボタン16は、DSPモ
ードに設定するためのモードボタンであり、押圧する
と、過去に撮影された電子画像が後述するモニタ装置1
9に表示されて、観察することができるようになってい
る。また、このDSPモードボタン16を再度押圧する
と、DSPモードが解除されるようになっている。
【0024】上記基板3は、やや横長の矩形をなしある
程度の剛性を有する基板である。この基板3の四隅に
は、ビス孔27が穿設されていて、これらのビス孔27
は、上記後カバー2のビス孔17に各対応するととも
に、上記前カバー1に設けられている図示しない4隅の
ビス孔に各対応するものとなっている。
【0025】さらに、該基板3の右側辺縁の中程には円
形の位置決め孔28aが、左側辺縁の中程には略長円形
の位置決め孔28bが、それぞれ穿設されていて、これ
らは、上記後カバー2のボス18に各対応しており、該
基板3を後カバー2に対して位置決めするためのもので
ある。
【0026】この基板3は、両面実装可能な基板であ
り、表側(レンズ鏡筒4側)の面には、次のような部品
等が実装されている。
【0027】まず、上記前カバー1のファインダ/AF
窓7に対応する基板3上には、AFモジュール24と、
矩形孔20と、が設けられている。
【0028】上記AFモジュール24は、被写体までの
距離を測定するためのものであり、セパレータ光学系2
4aを備えている。
【0029】そして、上記矩形孔20は、上記ファイン
ダ5による像を、上記ファインダ接眼窓10から観察可
能とするためのものである。
【0030】さらに、上記前カバー1のストロボ発光窓
8に対応する基板3上には、ストロボを構成する発光管
33と反射傘34とが取り付けられている。
【0031】そして、該基板3の表側の面のほぼ中央部
には、例えばCMOSタイプの単板式カラー撮像素子と
して構成された撮像素子21が実装されている。
【0032】その他にも、基板3の表側の面には、バッ
テリ、メインコンデンサ、DCコネクタ、外部メモリホ
ルダ等でなる各種の電気部品22,23,25,26,
31,32が、上記レンズ鏡筒4が取り付けられる中央
部分を除いて、左右に分かれて実装されている。
【0033】一方、上記基板3の裏側(後カバー2側)
の面には、電子画像を表示するためのモニタ装置19が
配設されていて、このモニタ装置19には上側中央部と
下側左右との合計3ヶ所に取付部が突設され、これらの
取付部には各ビス孔19aが穿設されている。
【0034】一方、基板3には、このモニタ装置19の
ビス孔19aに各対応する位置にビス孔29が穿設され
ている。
【0035】さらに、上記レンズ鏡筒4には、同様に基
端側の周方向の3ヶ所から取付部が突設されており、こ
の取付部にもそれぞれビス孔39が穿設されていて、こ
のビス孔39は、上記基板3のビス孔29や上記モニタ
装置19のビス孔19aに各対応する位置となってい
る。
【0036】これにより、ファインダ5が取り付けられ
たレンズ鏡筒4と、モニタ装置19とが、共通のビスを
用いて、上記基板3に対して固定されるようになってい
る。このとき、上記撮像素子21の取付位置と上記ビス
孔29の位置とは正確に決められているために、レンズ
鏡筒4を基板3に取り付けると、その光軸Oが、上記撮
像素子21の撮像面の所定位置に合致するようになって
いる。
【0037】さらに、基板3の裏側の面には、上記後カ
バー2の各ボタン12,13,14,15,16に各対
応するスイッチパターンが形成されているとともに、そ
の他の図示しない電気部品が、該基板3の表側の面また
は裏側の面に適宜実装されている。
【0038】次に、図2を参照して、この電子カメラの
主として電気的な構成について説明する。
【0039】上記レンズ鏡筒4内には、被写体像を上記
撮像素子21の撮像面に結像させるための撮影レンズが
配設されており、この撮影レンズは、例えば、負レンズ
4a、正レンズ4b、正レンズ4c、負レンズ4dを光
軸上前方側から後方側に向かって配置して構成されてい
る。また、上記正レンズ4bと正レンズ4cの間には、
絞り4eが配設されている。
【0040】該レンズ鏡筒4により撮像素子21に被写
体像が結像されると、該撮像素子21は、光電変換を行
ってアナログの撮像信号を生成し、さらにデジタルイメ
ージデータに変換した後に、画像処理LSI42に出力
するようになっている。なお、この撮像素子21は、後
述するメインCPU41により算出されたシャッタ速度
により、画像を取り込むようになっている。
【0041】この画像処理LSI42は、RISCプロ
セッサと種々のハードウエアマクロとを内蔵するもので
あり、該画像処理LSI42には、制御用のプログラム
を格納するフラッシュメモリ66が接続されている。こ
れにより、該画像処理LSI42は、フラッシュメモリ
66に書き込まれたプログラムに従って、上記RISC
プロセッサが上記ハードウエアマクロを制御するように
なっている。
【0042】上記ハードウエアマクロには、上記フラッ
シュメモリ66や後述するSDRAM67等の外部メモ
リを制御する外部メモリコントローラと、内部キャッシ
ュメモリと、JPEG圧縮/伸張コントローラと、各種
画像処理機能(ゲイン調節、γ補正、画素補間、RGB
/YC変換、輪郭強調、彩度補正、色調調整等を含む)
と、後述するUSB64やJTAG65への入出力を制
御する外部インターフェース回路と、後述するLCDド
ライバ57に出力される表示用信号を形成するための形
成回路と、が含まれている。
【0043】上記画像処理LSI42には、無線63
と、USB64と、JTAG65と、上記フラッシュメ
モリ66と、SDRAM67と、外部メモリ68と、が
接続されている。
【0044】上記無線63は、無線を介して外部の機器
と通信を行うための回路、上記USB64は、ユニバー
サルシリアルバス(Universal Serial Bus)として知ら
れる有線で外部の機器と通信を行うための回路、上記J
TAG65は、「The JointTest Action Group」により
IEEE1149.1として標準化されたバウンダリ・
スキャン用のアーキテクチャとそのシリアルポートのこ
とであり、主に調整に用いられる回路である。
【0045】また、上記フラッシュメモリ66は、上述
したように、上記RISCプロセッサが実行するための
プログラムを格納するとともに、さらに、最終的に確定
された電子画像を記憶するための不揮発性メモリも兼ね
ており、この電子カメラの電源がオフされてもその記憶
内容が保持されるものである。
【0046】上記SDRAM67は、上記画像処理LS
I42により、画像処理を行う前の画像や、あるいは画
像処理を行っている最中の画像データを一時的に記憶す
るための作業用メモリである。
【0047】上記外部メモリ68は、この電子カメラに
着脱自在に装着されるものであり、上記画像処理LSI
42により画像処理された画像データを記録しておくた
めのものである。この外部メモリ68は、上記外部メモ
リホルダに設けられた外部メモリ用端子を介して、電気
的に接続されるように装着される。
【0048】上記画像処理LSI42は、バスを介して
メインCPU41と接続され、必要なデータの授受を行
って、制御されるようになっている。
【0049】メインCPU41は、この電子カメラ全体
を統括的に制御するものである。
【0050】このメインCPU41には、EEPROM
43が接続されており、このEEPROM43は、電子
カメラの個体毎のばらつきを抑制するための調整値を格
納する不揮発性メモリであって、該調整値は、工場にお
いて出荷時にカメラ毎に書き込まれるようになってい
る。
【0051】上記メインCPU41には、デート回路4
7が接続されており、画像が撮影された日時等の情報
が、該画像とともに記録されるようになっている。
【0052】さらに、上記メインCPU41には、上記
AFモジュール24が接続されている。このAFモジュ
ール24は、被写体像を2像に分離するためのセパレー
タ光学系24aと、このセパレータ光学系24aの結像
位置に配置されたラインセンサ24bと、を有して構成
されており、公知の位相差法によって焦点検出が行われ
るようになっている。
【0053】該AFモジュール24から出力された信号
は、上記メインCPU41に入力されて、2像の間隔を
求めることにより、上記レンズ鏡筒4の撮影レンズを合
焦位置に駆動するための駆動量データが演算されるよう
になっている。
【0054】また、上記メインCPU41には、IFI
C44が接続されている。このIFIC44は、各回路
とのインターフェース機能を司どるものであり、該IF
IC44には、測光センサ48と、リモコン受光センサ
49と、ドライバ回路50とが接続されるとともに、後
述するズーム駆動機構52、ピント駆動機構54、絞り
駆動機構55に各設けられたエンコーダからの検出信号
が入力されるようになっている。
【0055】上記測光センサ48は、被写体の輝度を測
定するためのものであり、該測光センサ48の出力をI
FIC44を介してメインCPU41が受け取ると、そ
れに基づいて該メインCPU41が、適正露光となるよ
うな絞り値とシャッタ速度との組み合わせでなる露出値
を演算するようになっている。
【0056】上記リモコン受光センサ49は、この電子
カメラを遠隔からレリーズ動作させるリモコンからの、
例えば赤外線による信号を受光するためのセンサであ
り、上記セルフ/リモコンモードボタン13によりリモ
コン撮影モードに設定されているときに機能するように
なっている。
【0057】上記ドライバ回路50は、該IFIC44
を介して上記メインCPU41の命令を受けることによ
り、ズーム用のモータ51と、フォーカス用のモータ5
3とを制御して駆動するものである。
【0058】上記ズーム用のモータ51は、メカニカル
切換機構を含むズーム駆動機構52を介して、上記レン
ズ4a,4b,4c,4dを駆動しズーム動作を行うよ
うになっている。このズーム駆動機構52には、上述し
たようにエンコーダが設けられており、ズーム位置を検
出して、検出信号を上記IFIC44に出力するように
なっている。
【0059】上記フォーカス用のモータ53は、ピント
駆動機構54を介して、上記駆動量データに基づき上記
レンズ4a,4bを駆動し、焦点調節動作を行うように
なっている。このピント駆動機構54にも、同様にエン
コーダが設けられており、フォーカス位置を検出して、
検出信号を上記IFIC44に出力するようになってい
る。
【0060】さらに、絞り駆動機構55は、上記メイン
CPU41により算出された絞り値に基づいて上記絞り
4eを駆動するものであり、同様にエンコーダが設けら
れていて、絞り4の状態を検出して、検出信号を上記I
FIC44に出力するようになっている。
【0061】上記メインCPU41には、スイッチ回路
56が接続されており、このスイッチ回路56は、上記
レリーズボタン11の半押し操作に連動してオンする第
1レリーズスイッチと、該レリーズボタン11の深押し
操作に連動してオンする第2レリーズスイッチと、上記
電源ボタン12の押圧に連動してオン/オフするパワー
スイッチと、上記セルフ/リモコンモードボタン13に
連動するセルフ/リモコンモードスイッチと、上記ズー
ムボタン14に連動するズームスイッチと、上記ストロ
ボモードボタン15に連動するストロボモードスイッチ
と、上記DSPモードボタン16に連動するDSPモー
ドスイッチと、を含むとともに、その他のメカニカル機
構により動作する図示しない検出スイッチなども含んで
構成されている。
【0062】上記メインCPU41には、ストロボ用の
メインコンデンサや昇圧回路等を含んでなるストロボ回
路46が接続されている。このストロボ回路46は、上
記メインコンデンサの充電処理を行うとともに、発光指
示信号をトリガ回路45に出力するものである。トリガ
回路45は、発光指示信号を受けると、トリガ信号を発
生させる。これにより、上記発光管33に高電圧が印加
され、内部に封止されているキセノンガスが励起されて
発光する。こうして発光された光は、反射傘34により
反射された後に、ストロボ発光窓8を介して照射され、
被写体を照明するようになっている。
【0063】さらに、上記画像処理LSI42には、モ
ニタ装置19のLCDドライバ57とLEDドライバ5
9が接続されている。
【0064】LCDドライバ57は、該画像処理LSI
42から表示用信号を受けて、例えば反射型として構成
されたLCDモニタ58を駆動することにより、該LC
Dモニタ58上に形成されている表示セグメントが駆動
されて、画像として視覚化されるようになっている。
【0065】また、LEDドライバ59は、上記画像処
理LSI42からフロントライト点灯信号を受けて、白
色LED60を点灯させるものであり、該白色LED6
0の明るさを一定に制御するための定電流回路を含んで
構成されている。この白色LED60により発光された
光は、導光板61を介して上記LCDモニタ58に照射
され、補助照明として機能するようになっている。
【0066】次に、図3を参照して、この電子カメラの
メインシーケンスについて説明する。
【0067】このメインシーケンスは、サブルーチンと
して構成されていて、電子カメラに電池等の電源が装填
されると、上記メインCPU41が動作を開始し、この
サブルーチン「メインシーケンス」がコールされて実行
されるようになっている。
【0068】動作が開始されると、上記電源ボタン12
に連動するパワースイッチがオンしているか否かを判断
する(ステップS1)。
【0069】ここでオフしていると判断された場合に
は、上記画像処理LSI42に上記モニタ装置19をオ
フするように指示して上記LCDモニタ58や白色LE
D60を消灯し(ステップS2)、その後に第1スタン
バイ処理を行う(ステップS3)。
【0070】スタンバイ処理は、メインCPU41の動
作を停止する前に、停止後に該メインCPU41が再び
動作を開始するための条件設定を行うものであり、この
第1スタンバイ処理では、パワースイッチがオンするこ
とにより、動作を開始をするように設定される。
【0071】この第1スタンバイ処理が行われた後は、
メインCPU41の動作を停止して、スタンバイ状態に
移行する。なお、スタンバイ状態が解除された場合は、
サブルーチン「メインシーケンス」の先頭から実行され
ることになる。
【0072】また、上記ステップS1において、パワー
スイッチがオンしていると判断された場合には、上記レ
ンズ鏡筒4を沈胴位置からワイド位置に繰り出すととも
に上記画像処理LSI42をオンするパワーオン処理を
行う(ステップS4)。
【0073】そして、該画像処理LSI42に指示して
上記モニタ装置19をオンさせ(ステップS5)、スト
ロボ回路46に指示してメインコンデンサへの充電を行
なわせる(ステップS6)。
【0074】そして、該メインCPU41に内蔵されて
いるタイマのカウントを開始する(ステップS7)。こ
のタイマは、所定時間毎にカウントアップされるカウン
タであって、カウンタ値を所定の初期値にセットした後
に、カウントが開始されるようになっている。
【0075】その後、上記レリーズボタン11の半押し
により上記第1レリーズスイッチがオンしたか否かを判
断する(ステップS8)。
【0076】ここで、該第1レリーズスイッチがオフで
ある場合には、上記ズームボタン14の操作によりズー
ムスイッチがオンしているか否かを判断し(ステップS
14)、オンしている場合には、レンズ鏡筒4の焦点距
離を変更する処理を行う(ステップS15)。
【0077】このステップS15の処理が終了するか、
あるいは上記ステップS14において、ズームスイッチ
がオフであると判断された場合には、上記スイッチ回路
56に含まれるその他のボタン類に連動したスイッチの
状態を検出し(ステップS16)、何れかのスイッチが
オンであると判断された場合には、そのスイッチの種類
に応じた処理を行う(ステップS17)。
【0078】このステップS17の処理が終了するか、
あるいは上記ステップS16においてその他のスイッチ
もオフであると判断された場合には、パワースイッチが
オンのままであるか否かを判断し(ステップS18)、
オフになっている場合には、上記ステップS2へ行っ
て、上述したような処理を行う。
【0079】また、ステップS18において、パワース
イッチがオンのままであると判断された場合には、上記
ステップS7でカウントを開始したタイマがオーバーフ
ローしているか否か、すなわち所定時間が経過したか否
かを判断する(ステップS19)。
【0080】ここでオーバーフローしていない場合には
上記ステップS8に戻って上述したような動作を繰り返
し、一方オーバーフローしている場合には、上記画像処
理LSI42にモニタ装置19をオフするように指示す
る(ステップS20)。
【0081】そして、第2スタンバイ処理を行う(ステ
ップS21)。この第2スタンバイ処理は、上記ステッ
プS3における第1スタンバイ処理と同様に、停止後に
メインCPU41が再び動作を開始するための条件設定
を行うものであり、ここでは、各種の操作ボタンに連動
するスイッチの状態変化によって、動作を開始するよう
に設定される。
【0082】この第2スタンバイ処理が行われた後は、
メインCPU41の動作を停止して、スタンバイ状態に
移行する。なお、スタンバイ状態が解除された場合は、
上記ステップS5から実行されることになる。
【0083】一方、上記ステップS8において、第1レ
リーズスイッチがオンしていると判断された場合には、
上記測光センサ48の出力に基づき被写体の輝度を測定
する(ステップS9)。
【0084】そして、上記AFモジュール24から入力
された信号に基づいて、2像の間隔を求め、合焦位置に
駆動するための撮影レンズの駆動量データを演算する。
演算された駆動量データに応じて、上記IFIC44お
よびドライバ回路50を介してモータ53を駆動させ、
上記レンズ鏡筒4内の各レンズ4a,4bを移動して焦
点位置を変更させる(ステップS10)。
【0085】上記ステップS9で得られた被写体輝度値
に基づき、撮影モードに応じたプログラム線図によっ
て、適正露光を得ることができる絞り値とシャッタ速度
を演算する(ステップS11)。
【0086】その後、上記レリーズボタン11の深押し
により、第2レリーズスイッチがオンしたか否かを判断
し(ステップS12)、オフのままである場合には上記
ステップS8に戻って上述した動作を繰り返し、一方、
オンになった場合には、サブルーチン「撮影シーケン
ス」をコールして、撮像素子21による撮像動作を行わ
せる(ステップS13)。
【0087】この撮影動作が終了したら、上記ステップ
S5に行って上述したような動作を繰り返すようになっ
ている。
【0088】続いて、上述したような電子カメラの組み
立て方について、上記図1を参照して説明する。
【0089】まず、上記ファインダ5をレンズ鏡筒4に
取り付けておく。
【0090】次に、電気部品が実装された基板3に設け
られたビス孔29に、レンズ鏡筒4に設けられたビス孔
39を重ねるように、該基板3に対してレンズ鏡筒4を
位置合わせする。
【0091】そして、上記モニタ装置19に設けられた
ビス孔19aを、上記ビス孔29,39に重ねるよう
に、基板3およびレンズ鏡筒4に対して、モニタ装置1
9を位置合わせする。
【0092】さらに、上記ビス孔29,39,19aに
共通してビスを締結することにより、レンズ鏡筒4と基
板3とモニタ装置19とを組み付ける。このように、基
板3とレンズ鏡筒4とモニタ装置19とを、ビス締めす
ることにより一体的に組み立てているために、強度を補
強する機能も果たしている。
【0093】その後に、後カバー2に設けられた位置決
め用のボス18に、レンズ鏡筒4とモニタ装置19を組
み付けた基板3の位置決め孔28a,28bがそれぞれ
係入されるように、後カバー2に基板3を載置する。こ
れにより、後カバー2に対する基板3の位置決めがなさ
れる。
【0094】このときには、上記ファインダ5は、基板
3に設けられた矩形孔20と、ファインダ接眼窓10に
対応して位置決めされ、該ファインダ接眼窓10を介し
てファインダ5を観察することができるようになる。
【0095】また、上記後カバー2に配設された各ボタ
ン12,13,14,15,16の先端部には導伝塗料
が塗布されており、該ボタンを押圧したときに、基板3
に各対応して設けられている上記スイッチパターンに接
触して通電することにより、スイッチのオンが行われる
ようになっている。
【0096】基板3が位置決めされた後カバー2の前側
から、さらに前カバー1を取り付けて、該後カバー2の
ビス孔17からビスを螺合することにより、該ビス孔1
7と基板3のビス孔27と、前カバー1の図示しないビ
ス孔とが共通して締結され、この電子カメラが組み立て
られる。
【0097】このような実施形態によれば、組立性が良
く、必要な強度を備えた薄型の携帯性の良い電子カメラ
となる。
【0098】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、組
立性が良く、必要な強度を備えた薄型の電子撮像装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電子カメラの構成
を示す分解斜視図。
【図2】上記実施形態における電子カメラの主として電
気的な構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態における電子カメラのメインシー
ケンスを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…前カバー 2…後カバー 3…基板 4…レンズ鏡筒 5…ファインダ 17…ビス孔 18…ボス 19…モニタ装置 19a…ビス孔 21…撮像素子 27…ビス孔 28a,28b…位置決め孔 29…ビス孔 39…ビス孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子画像を撮影するための撮像素子と、 この撮像素子を含む電気部品を両面に実装可能な基板
    と、 上記撮像素子に被写体像を結像するための撮影レンズを
    保持するものであって、上記基板の表側の面に取り付け
    られるレンズ鏡筒と、 上記撮像素子により撮影された画像を観察するためのも
    のであって、上記基板の裏側の面に配置されるモニタ装
    置と、 を具備したことを特徴とする電子撮像装置。
  2. 【請求項2】 当該電子撮像装置の前面側を覆う外装と
    なる前カバーと、 当該電子撮像装置の後面側を覆う外装となる後カバー
    と、 をさらに具備し、 上記モニタ装置は、上記基板の裏側の面に、該基板に対
    して一体的に取り付けられており、 上記前カバーと上記基板と上記後カバーとは、ビス締め
    することにより、この順序で一体に締結されるものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子撮像装置。
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