JP2003078630A - 作業車両の情報通信システム - Google Patents

作業車両の情報通信システム

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JP2003078630A
JP2003078630A JP2001267221A JP2001267221A JP2003078630A JP 2003078630 A JP2003078630 A JP 2003078630A JP 2001267221 A JP2001267221 A JP 2001267221A JP 2001267221 A JP2001267221 A JP 2001267221A JP 2003078630 A JP2003078630 A JP 2003078630A
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modem
communication system
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Takashi Morota
貴志 諸田
Takayuki Eshita
隆之 江下
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少数のサービスマンが複数の作業車両の修理
・調整を効率的に可能にする為に、よりコストを抑えた
保守・管理システム構築する為の作業車両の情報通信シ
ステムを提供することを目的とする。 【構成】 上記の目的を解決するために、本発明の作業
車両の情報通信システムは、前記作業装置の作動状況で
ある動作頻度情報と、作業装置の作動が異常となったこ
とを示すエラー情報の少なくとも1つである車両状態デ
ータを記憶し、この車両状態データを外部へ出力可能と
したコントローラと、前記コントローラから出力された
前記車両状態データの変調を行うモデムと、前記モデム
と接続した電話機接続ケーブルに着脱自在に接続され、
前記コントローラからの車両状態データを送信可能な携
帯電話と、前記コントローラから出力され、前記モデ
ム、前記電話機接続ケーブル及び前記携帯電話を介して
送信される変調された前記車両状態データを受信して復
調する管理装置とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業車、クレーン
車等の、作業装置を有する移動可能な作業車両を保守・
管理する為の作業車両の情報通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高所作業車、クレーン車等の、車
体上に起伏・伸縮自在なブーム等により構成される作業
装置を有する移動可能な作業車両は、ブーム等の作業装
置を起伏・伸縮作動させるアクチュエータと、各アクチ
ュエータの作動状態を検出する複数のセンサと、アクチ
ュエータを作動させる為に作業者が操作する操作装置の
操作状態に応じて各アクチュエータの作動を制御すると
ともに、前記センサにより検出した各アクチュエータの
作動状態及びあらかじめ記憶させた制御データ及び制御
プログラムに応じて、車両の転倒を防止するために、許
容される作業範囲を超える作動を規制するように制御す
るコントローラが備えられている。しかし、これらの複
数のセンサ及びコントローラの少なくとも一方が故障し
た場合に作業装置は正常な作動を行うことができず、作
業車両の転倒や作業装置の暴走など様々な危険な状態を
引き起こす。従って、これらの複数のセンサやコントロ
ーラが常に正常に作動されるように保守・管理すること
が望まれる。
【0003】そこで、近年の高所作業車、クレーン車等
の作業車両では、サービスマンが作業車両の設置場所に
出向き、作業車両の傍らでパソコン等を利用して、コン
トローラに記憶された作業装置のエラー情報や作動頻度
等の車両状態データを取得して、コントローラの制御デ
ータや制御プログラムの書換えあるいはコントローラ及
びセンサ等の修理を行っていた。
【0004】しかし、従来の保守・管理方法では、サー
ビスマンが作業車両の設置場所に行き、車両情報データ
を取得しなくては、故障部位がどこか、調整の必要な部
位はどこかわからず、作業車両の設置場所で故障の原因
や調整の必要な部位が判明したとしても、故障の修理、
調整の為に必要とする部品や調整機器を再度サービスセ
ンタへ取りに戻らなければならない場合もあり、作業車
両の設置場所とサービスセンタが遠隔地である場合に
は、サービスマンの移動に多大の時間が必要とされ、修
理や調整を完了するまでに時間がかかってしまうことが
あった。そこで、例えば、特開2001−173023
号公報に記載されているように、作業車両に通信機器を
設け、この通信機器により作業車両から車両状態データ
を送信し、サービスセンタにこの送信された車両状態デ
ータを受信する受信装置を設けることにより、作業装置
のエラー情報や作動頻度等の車両状態データを作業車両
の設置場所に出向かずにサービスセンタで取得し、故障
の状態や原因及びメンテナンスが必要な個所等を判断可
能とした作業車両の保守・管理システムが公知となって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この保
守・管理システムでは各作業車両にそれぞれ通信機器を
設置しなければならず、各作業車両毎に通信機器を設置
する為の初期コストや各通信機器の維持コストが発生
し、作業車両を修理・調整する為に作業車両のコストア
ップの要因となってしまうという問題があった。本発明
は、少ないサービスマンが複数の作業車両の修理・調整
を効率的に可能にする為に、よりコストを抑えた保守・
管理システムを構築する為の作業車両の情報通信システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の作業車両の情報通信システムは、作業装
置の作動状況である動作頻度情報と、作業装置の作動が
異常となったことを示すエラー情報の少なくとも1つで
ある車両状態データを記憶し、この車両状態データを外
部へ出力可能としたコントローラと、コントローラから
出力された車両状態データの変調を行うモデムと、モデ
ムと接続した電話機接続ケーブルに着脱自在に接続し、
コントローラからの車両状態データを送信可能な携帯電
話と、コントローラから出力され、モデム、電話機接続
ケーブル及び携帯電話を介して送信される変調された車
両状態データを受信して復調する管理装置とから構成さ
れる。この構成によれば、携帯電話を流用することによ
り、各作業車両毎に通信機器を設置することなく、低コ
ストでサービスマンが遠隔地から作業車両の車両状態デ
ータを取得することができ、作業装置の作動状態を把握
することが可能となる。
【0007】また、さらに本発明の作業車両の情報通信
システムを、作業装置の作動を制御する為の制御データ
及び制御プログラムを記憶し、この記憶された制御デー
タ及び制御プログラムの少なくともいずれかを書き換え
可能としたコントローラと、コントローラに接続し、コ
ントローラへ入力する新たな制御データ及び制御プログ
ラムの少なくともいずれかの復調を行うモデムと、モデ
ムと接続した電話機接続ケーブルに着脱自在に接続さ
れ、コントローラへ入力する新たな制御データ及び制御
プログラムの少なくともいずれかを受信可能な携帯電話
と、携帯電話、電話機接続ケーブル及びモデムを介して
コントローラへ入力する新たな制御データ及び制御プロ
グラムを変調して送信する管理装置とから構成してもよ
い。この構成によれば、携帯電話を流用することによ
り、各作業車両毎に通信機器を設置することなく、低コ
ストでサービスマンが遠隔地から作業車両の制御データ
及び制御プログラムを書換可能となり、制御データ及び
制御プログラムの異常による作業車両の故障を修理する
ことが可能となる。
【0008】また、コントローラは、コントローラに記
憶した作業装置の作動を制御する為の制御データ及び制
御プログラムの少なくともいずれかを書き換え可能なコ
ンピュータとモデムとを択一的に接続可能とした構成と
することが望ましい。この構成によれば、携帯電話を利
用して作業車両に搭載した作業装置の作動状態を把握す
るだけではなく、サービスマンがコンピュータを使用し
て直接コントローラから車両状態データを取得し、制御
データ及び制御プログラムを書き換え可能となる。
【0009】また、コントローラに、車両状態データを
モデム及び携帯電話を介し、管理装置に送信する送信ス
イッチを設けた構成としても良い。この構成によれば、
この送信スイッチを操作することにより、サービスセン
タに常駐するサービスマンへ別途連絡する必要もなく、
コントローラから管理装置へすぐに車両状態データを送
信することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2、図3を用いて、
本発明に係る作業車両の情報通信システムを備えた高所
作業車について説明する。この高所作業車1は、車体2
の前部に運転室3を設け、高所作業車1の走行操作を行
う。また、車体2の前後左右の4ヶ所には、車体2の側
方に張出して下方に伸長し、車体2を安定に支持するア
ウトリガジャッキ8が取り付けられている。一方、車体
2の後部には、この車体2に対して旋回油圧モータ(図
示せず)等の作動により旋回自在な旋回台4を設け、こ
の旋回台4の上部には、内蔵した伸縮油圧シリンダ(図
示せず)等の伸縮装置の作動により伸縮自在に構成され
たブーム5が、ブーム5と旋回台4間に備えられた起伏
油圧シリンダ7の作動により起伏自在に枢着される。こ
のブーム5の先端には、首振り油圧モータ(図示せず)
等の作動により首振り自在に、かつレベリング油圧シリ
ンダ(図示せず)等の平衡取り装置の作動によりブーム
5の起伏動に関係なく常に水平状態に保持されるように
作業台6を備えている。作業台6には、作業者が搭乗す
ることができ、その作業者は、作業台6に備えられた操
作装置20を操作することにより旋回台4の旋回動やブ
ーム5の起伏動・伸縮動を行わせ、作業台6を任意の高
所に移動して作業を行うことができる。
【0011】ところで、これらの高所作業車1には、車
体2上にコントローラ9が設けられていて、操作装置2
0の操作に応じてブーム5等の作動を行うための例えば
起伏油圧シリンダ7の作動を制御する制御信号を制御バ
ルブ21に送信し、制御バルブ21の作動を制御して油
圧ポンプ22から吐出した作動油の供給・排出及びその
流量を制御することにより、この起伏油圧シリンダ7の
作動・停止及び作動時の作動速度を制御する。また、同
様に、操作装置20の操作に応じて旋回油圧モータ、伸
縮油圧シリンダ及び首振り油圧モータ等の作動を制御す
る制御信号を制御バルブ21に送信し、制御バルブ21
の作動を制御して油圧ポンプ22から吐出した作動油の
供給・排出及びその流量を制御することにより、この旋
回油圧モータ、伸縮油圧シリンダ及び首振り油圧モータ
等の作動・停止及び作動時の作動速度の制御も行ってい
る。そして、このコントローラ9はブーム5の旋回角、
起伏角、伸縮量、荷重をそれぞれ、旋回角センサ10
A、起伏角センサ10B、伸縮量センサ10C、荷重セ
ンサ10Dにより検出し、ブーム5に作用するモーメン
トを算出してあらかじめ定められたモーメント以下とな
るようにブーム5、旋回台4及び作業台6の作動を規制
し、車体2の転倒を防止したり、ブーム5や作業台6が
運転室3等に接触し破損するのを防止するようにブーム
5、旋回台4及び作業台6の作動を規制している。
【0012】これらの制御は、コントローラ9に設けた
記憶装置23にあらかじめ制御データを記憶しておくこ
とによって、作業可能な許容モーメントの設定や作動特
性(操作装置20の操作量に対するアクチュエータ7の
作動速度の割合)の設定を行っており、記憶装置23に
あらかじめ記憶した制御プログラムに沿ってブーム5の
作動制御を行っている。
【0013】さらに、コントローラ9は、ブーム5が操
作装置20から入力した操作信号と各センサ10A、1
0B、10C、10Dからの検出信号を比較し、ブーム
5が操作装置20からの操作信号に反する動作をした
り、センサ10が記憶装置23にあらかじめ記憶した所
定範囲外の検出値となった場合はセンサ10あるいは操
作装置20が異常であると判断し、コントローラから操
作装置20の近辺に設置した表示装置24に異常信号を
出力し、表示装置24はセンサ10あるいは操作装置2
0が異常であることを表示するとともに、コントローラ
9はその異常である部位やその状態をエラー情報として
記憶装置23に記憶しておく。
【0014】また、作業装置5の累計の作動時間もしく
は作動量である稼働状況及び操作装置20の操作頻度を
記憶装置23に記憶しておくこともでき、必要に応じて
サービスマンがコンピュータCをコントローラ9に接続
して、コンピュータCを操作することにより読み込み可
能となっている。
【0015】次に、本発明の車両の情報通信システムに
ついて図1を用いて説明する。本発明の車両の情報通信
システムは、コントローラ9、モデム11、携帯電話1
3と、管理装置14とから構成されている。
【0016】コントローラ9は、コントローラ9内の記
憶装置23に記憶してある作業装置の作動状況である動
作頻度情報と、作業装置の作動が異常となったことを示
すエラー情報である車両状態データを、所定の操作によ
りモデム11に送信する。モデム11は、車体上のコン
トローラ9の近傍に設置され、調整ケーブル15により
コントローラ9と接続されており、コントローラ9から
調整ケーブル15を介して送信された車両状態データを
携帯電話13に送信可能とする為に変調を行う。さらに
モデム11には電話機接続ケーブル12が設けられてお
り、携帯電話13を接続可能としている。携帯電話13
は音声を送受信する一般に使用されている携帯電話であ
り、この電話機接続ケーブル12に着脱可能に接続す
る。
【0017】一方、サービスマンが常駐するサービスセ
ンタに管理装置14が設けられ、この管理装置14は、
電話回線19に接続した管理装置側モデム16とホスト
コンピュータ17から構成され、この管理装置側モデム
16は携帯電話13から送信されてきた車両状態データ
を交換局25、電話回線19を介して受信し、受信した
車両状態データの復調を行いホストコンピュータ17に
送信する。ホストコンピュータ17は管理装置側モデム
16から送信された作業装置の動作頻度情報やエラー情
報等の車両状態データを受信するとともに、車両の作動
状態を解析し、サービスマンはそのサービスセンタ内で
ホストコンピュータから車両状態データ及びその解析結
果を取得し、作業装置の作動状態を把握することが可能
となる。
【0018】この高所作業車1のコントローラ9から車
両状態データを管理装置14に送信するには、例えば高
所作業車1のセンサ10が記憶装置23にあらかじめ記
憶した所定範囲外の検出値となった場合のようにセンサ
10等の異常時に高所作業車1のユーザは自分が所有し
ている携帯電話13を電話機接続ケーブル12に接続
し、別途サービスセンタのサービスマンに調査の依頼と
自分が接続した携帯電話13の電話番号を連絡する。こ
れにより、サービスセンタのサービスマンはホストコン
ピュータ17を操作して、管理装置14から高所作業車
1のコントローラ9へ携帯電話13を介して信号を送信
することにより、コントローラ9はコントローラ9内に
記憶した車両状態データを管理装置14へ送信させる。
これによりサービスマンは高所作業車1の車両状態デー
タの取得が可能となる。
【0019】また、コントローラ9に送信用スイッチ1
8を設けるとともに、コントローラ9にあらかじめ管理
装置14の管理装置側モデム16の電話番号を記憶させ
ておいても良い。こうすることによりサービスセンタ内
の管理装置14では常に受信待ち受け状態にしておくこ
とによって、高所作業車1の異常時にユーザが携帯電話
13を電話機接続ケーブル12に接続し、この送信用ス
イッチ18を操作することにより、サービスセンタにあ
らかじめ連絡することなく、サービスセンタに車両状態
データを送信することが可能となる。
【0020】これらにより、サービスマンがサービスセ
ンタにおいて、高所作業車1の車両状態データを取得で
きるので、修理や調整の必要な部位が高所作業車の設置
場所へ行く前にあらかじめ判明可能となる。従って、サ
ービスマンは修理や調整に必要な部品や機具を持ってく
る為に設置場所からサービスセンタを往復することな
く、一度高所作業車の設置場所へ行くだけで、修理や調
整を完了することが可能となる。
【0021】上記の実施例の場合はいずれも、ユーザが
所有している携帯電話13をユーザが電話機接続ケーブ
ル12に接続して通信を行っているが、サービスマンが
高所作業車等の作業車両の設置している現場に行き、サ
ービスマンの所有している携帯電話13を接続して通信
を行っても良い。この場合、サービスマンが作業車両の
設置している現場に行く前に作業車両の状態が把握でき
るという効果はなくなるが、サービスマンは作業車両の
状態を把握する為にコントローラ9に接続するコンピュ
ータCを所持することなく、携帯電話13を所持するだ
けで、作業車両の設置場所へ赴いて作業車両の状態を把
握することが可能となる。さらに、サービスマンは携帯
電話13の他に電話機接続ケーブル12及びモデム11
を所持することにより、各作業車両毎にモデム11及び
電話機接続ケーブル12を設ける必要もなく、作業車両
のコストを低減することが可能となる。
【0022】また、コントローラ9とモデム11を接続
する調整ケーブル15の端末コネクタをモデム11の代
わりにコンピュータCとも接続可能な形状にすることに
より、サービスマンがコンピュータCを所持している場
合は、サービスマンは携帯電話13により管理装置14
を介して作業車両1の状態を把握することが可能となる
だけでなく、直接作業車両1の作業装置5の作動状態を
把握することも可能となる。
【0023】なお、本実施例では、作業車両のコントロ
ーラ9から管理装置14へ車両状態データを送信する情
報通信システムについて記載したが、逆に、管理装置1
4から作業車両のコントローラ9へ制御データや制御プ
ログラムを送信できるようにしてもよい。これにより、
コントローラ9の制御データや制御プログラムの書換を
作業車両の設置場所に携帯電話を容易するだけで可能と
なり、コントローラの制御プログラムの修理や調整作業
を容易に行うことが可能となる。
【0024】また、本実施例では、作業装置を有する作
業車両を高所作業車として説明したが、作業装置の作動
を制御するコントローラを有するものであれば、クレー
ン車、ショベル車などの作業車両でも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の作業車両の情報
通信システムを用いれば、各作業車両ごとに通信機器を
設けることなく、複数の作業車両を1台の通信機器で作
業車両とサービスセンタとの通信を可能として、サービ
スセンタにて作業装置の動作頻度情報、エラー情報等の
車両状態データを取得することが可能となる。また、作
業装置の制御プログラムや制御データの書換えを作業車
両に携帯電話を用意するだけで可能となるので、少数の
サービスマンが複数の作業車両の修理・調整を効率的に
行うことができ、よりコストを抑えた保守・管理システ
ムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業車両の情報通信システムのブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る作業車両の情報通信システムを塔
載可能な高所作業車の側面図である。
【図3】上記高所作業車のアクチュエータの作動回路
(油圧、電気)である。
【符号の説明】
1 高所作業車(作業車両) 13 携帯電話 2 車体 14 管理装置 5 ブーム(作業装置) 15 調整ケーブル 9 コントローラ 16 管理装置側モデム 11 モデム 17 ホストコンピュータ 12 電話機接続ケーブル 20 操作装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA08 AB04 DB05 FA02 FA17 FE08 5H223 AA20 BB04 DD03 DD07 EE02 EE05 EE29 FF01 FF08 FF09 5K101 KK11 KK12 LL12 NN21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動可能な車体上に、操作装置の操作に応
    じて作動を行う作業装置を設けた作業車両の情報通信シ
    ステムであって、前記作業装置の作動状況である動作頻
    度情報と、作業装置の作動が異常となったことを示すエ
    ラー情報の少なくとも1つである車両状態データを記憶
    し、この車両状態データを外部へ出力可能としたコント
    ローラと、前記コントローラから出力された前記車両状
    態データの変調を行うモデムと、前記モデムと接続した
    電話機接続ケーブルに着脱自在に接続され、前記コント
    ローラからの車両状態データを送信可能な携帯電話と、
    前記コントローラから出力され、前記モデム、前記電話
    機接続ケーブル及び前記携帯電話を介して送信される変
    調された前記車両状態データを受信して復調する管理装
    置とから構成されたことを特徴とする作業車両の情報通
    信システム。
  2. 【請求項2】移動可能な車体上に、操作装置の操作に応
    じて作動を行う作業装置を設けた作業車両の情報通信シ
    ステムであって、前記作業装置の作動を制御する為の制
    御データ及び制御プログラムを記憶し、この記憶された
    制御データ及び制御プログラムの少なくともいずれかを
    書き換え可能としたコントローラと、前記コントローラ
    に接続し、前記コントローラへ入力する新たな制御デー
    タ及び制御プログラムの少なくともいずれかの復調を行
    うモデムと、前記モデムと接続した電話機接続ケーブル
    に着脱自在に接続され、前記コントローラへ入力する前
    記新たな制御データ及び制御プログラムの少なくともい
    ずれかを受信可能な携帯電話と、前記携帯電話、前記電
    話機接続ケーブル及び前記モデムを介して前記コントロ
    ーラへ入力する前記新たな制御データ及び制御プログラ
    ムを変調して送信する管理装置とから構成されたことを
    特徴とする作業車両の情報通信システム。
  3. 【請求項3】前記コントローラは、前記制御データ及び
    前記制御プログラムの少なくともいずれかを書き換え可
    能なコンピュータと前記モデムとを択一的に接続可能と
    したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の作業
    車両の情報通信システム。
  4. 【請求項4】前記コントローラは、前記車両状態データ
    を前記モデム及び前記携帯電話を介し、前記管理装置に
    送信する送信スイッチを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の作業車両の情報通信システム。
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