JP2003078262A - 電子機器のfpc接続構造 - Google Patents

電子機器のfpc接続構造

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JP2003078262A
JP2003078262A JP2001263442A JP2001263442A JP2003078262A JP 2003078262 A JP2003078262 A JP 2003078262A JP 2001263442 A JP2001263442 A JP 2001263442A JP 2001263442 A JP2001263442 A JP 2001263442A JP 2003078262 A JP2003078262 A JP 2003078262A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、フレームにFPCを取付るのに、
部品点数が少なくて、組立効率を向上させることができ
る電子機器のFPC接続構造を提供すること。 【解決手段】 本発明の電子機器のFPC接続構造は、
フィルム状のフレキシブル配線基板(FPC)4と、こ
のFPC4を取付可能なフレーム1の側板1aとを備
え、前記FPC4に取付穴4aを形成し、FPC4を取
付た時に取付穴4aが位置する部分の側板1aに、この
側板1aの表面から所定の高さ寸法で突出する突起部3
を形成し、FPC4の取付穴4aを突起部3に嵌合させ
た状態で、取付穴4aから突出する突起部3をつぶして
変形させて、FPC4をフレーム1に固定して取り付け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器のFPC接
続構造に係わり、ネジ等を使わなくてもFPCをフレー
ム等に取り付け可能な電子機器のFPC接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器のFPC接続構造を、プ
リンタを例にとり、図5に基づいて説明すると、金属製
のフレーム11の内部には、印刷手段(図示せず)を有
し、前記フレーム11の一部である側板11aには、複
数のネジ穴11bが貫通形成されている。前記側板11
a上には、複数の回路パターン(図示せず)を有し、フ
レーム11内部の印刷ヘッド等に接続されたフレキシブ
ル配線基板(FPC)12が配設されている。前記FP
C12には、フレーム11の側板11aに形成された複
数のネジ穴11bと対向する位置に、後述する小ネジ1
5が挿通可能な複数の取付孔12aが貫通形成されてい
る。また、FPC12の回路パターンには、半導体等の
電気部品13が、面実装されて取り付けされている。ま
た、FPC12の上面には平板状のプレート14が配設
されている。
【0003】このプレート14には、側板11aの複数
のネジ穴11bと対向する位置であり、且つFPC12
の取付孔12aと対向する位置に、後述する小ネジ15
が挿通可能な複数の取付孔14aが貫通形成されてい
る。このような構成の従来の電子機器のFPC接続構造
の組立は、まず、フレーム11の側板11aのネジ穴1
1bとFPC12の取付孔12aとを位置合わせして、
側板11a上にFPC12を載置する。
【0004】次に、FPC12の取付穴12aにプレー
ト14の取付孔14aを位置合わせしてFPC12の上
にプレート14を重ねる。そして、複数の小ネジ15
を、それぞれの取付孔14a、12aに挿通して、ネジ
穴11bにネジ止めすることにより、FPC12がプレ
ート14とフレーム11の側板11a間に狭持されて取
り付け可能になっている。このような従来のFPCの取
り付け構造は、プレート14を小ネジ15でネジ止めす
ることにより、FPC12をフレーム11の側板11a
に確実に密着させて固定することができる
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子機
器のFPC接続構造は、プレート14と複数の小ネジ1
5を用いて、FPC12をフレーム11の側板11aに
固定していたので、部品点数が多くなる問題があった。
また、複数の小ネジ15を用いてプレート14をフレー
ム11の側板11aにネジ止めしていたために、組み立
て作業に時間がかかり、組立効率が低下する問題があっ
た。
【0006】また、フレーム11のネジ穴11bにFP
C12の取付孔12a、及びプレート14の取付孔14
aを位置合わせするのに時間がかかり、更に組立効率が
悪かった。本発明は、前述した点に鑑みてなされたもの
で、フレームにFPCを取付るのに、部品点数が少なく
て、組立効率を向上させることができる電子機器のFP
C接続構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段として本発明の電子機器のFPC接続構造
は、駆動部材に接続されたフレキシブル配線基板(FP
C)と、このFPCを取付可能なフレームとを備え、こ
のフレームに形成した成形穴に樹脂材料をアウトサート
成形して、前記フレームの表面から突出する突起部を形
成し、前記FPCには、前記突起部に嵌合可能な取付穴
を形成し、前記突起部に前記FPCの取付穴を嵌合させ
た状態で、前記取付穴から突出する前記突起部を変形さ
せて、前記フレームに前記FPCを固定するような構成
とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、前記フレームは金属板からなり、前記成形穴
は、所定深さの座グリ穴と、この座グリ穴より穴径が小
さい貫通穴とを有し、前記座グリ穴及び前記貫通穴に前
記樹脂材料を充填して、前記突起部を形成した構成とし
た。
【0009】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、前記突起部は、前記成形穴から突出する部分
の外径寸法を、前記貫通穴の穴径寸法より大きくした構
成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子機器のFPC
接続構造を、図1〜図4に基づいて説明する。図1は本
発明の電子機器のFPC接続構造を説明する要部断面図
であり、図2は本発明に係わるフレームの要部断面図で
あり、図3はフレームに突起部を形成した要部断面図で
あり、図4は本発明に係わるFPCの斜視図である。
【0011】まず、本発明の電子機器のFPC接続構造
を有するところの位置実施形態であるプリンタは、図1
に示すように、内部にサーマルヘッド等の印刷手段(図
示せず)を有するフレーム1を備えている。このフレー
ム1は金属板からなり、図2に示すように、その一部を
構成する側板1aに複数の成形穴2が形成されている。
前記成形穴2は、図示下面側に穴径が寸法Aで所定深さ
の座グリ穴2aと、この座グリ穴2aの寸法Aの穴径よ
り小さい、穴径が寸法Bの貫通穴2bとが形成されてい
る。
【0012】そして、成形穴2にアウトサート成形で樹
脂材料を充填することにより、図3に示すように、側板
1aの表面から所定高さ寸法で突出する、外径が寸法C
の突起部3が成されている。前記突起部3の寸法Cの外
径は、成型穴2の貫通穴2bの寸法Bの穴径より大きく
形成されている。そのために、成型穴2にインサート成
型された突起部3に、矢印Dの下方への押圧力が加わっ
たとしても、突起部3は、寸法Bの貫通穴2bで抜け止
めされるようになっている。
【0013】また、突起部3に矢印Eの上方への引っ張
り力が加わったとしても、突起部3は、寸法Bより大き
な寸法Aの座グリ穴2aに充填している成型材料により
抜け止めされるようになっている。また、側板1aの表
面には、複数の回路パターン(図示せず)が形成され
た、フィルム状のフレキシブル配線基板(FPC)4が
取付可能になっている。前記FPC4は、図4に示すよ
うに、表面に寸法Cの突起部3が嵌合可能な複数の取付
穴4aが貫通形成され、一端部には回路パターンに接続
された端子部4bが形成され、他端部は図示しない印刷
手段等の駆動部材に接続されている。また、図示しない
回路パターンには、複数の半導体等の電気部品5が、面
実装されて取り付けされている。
【0014】このようなFPC4をフレーム1に取り付
けて接続するする、本発明の電子機器のFPC接続構造
の組立は、まず、図3に示すフレーム1の側板1a上に
FPC4を載置して、突起部3に取付孔4aを嵌合させ
ると、FPC4は、側板1a上の所定位置に位置決めさ
れる。次に、FPC4の取付孔4aから突出する突起部
3を、超音波溶着、あるいは熱溶着等により先端部をつ
ぶして変形させる。すると、突起部3の先端部が、図1
に示すような、リベットの頭部のような形状に変形し
て、他端部が印刷手段等の駆動部材に接続されたFPC
4を、フレーム1の側板1aに取り付けることができ
る。
【0015】このような本発明の電子機器のFPC接続
構造は、突起部3にFPC4の取付孔4aを嵌合させ
て、突起部3を超音波溶着、あるいは熱溶着するだけ
で、FPC4をフレーム1に固定するして取り付けるこ
とができ、組立効率が良い。また、従来のようなプレー
ト14、及び複数の小ネジ15が不要となって部品点数
を削減できる共に、複数の小ネジ15のネジ締め作業を
無くすることができ、組立効率を向上させることができ
る。
【0016】また、本発明の電子機器のFPC接続構造
は、成形穴2から突出する突起部3の寸法Cの外径が、
フレーム1の貫通穴2bの寸法Bの穴径より大きくなっ
ているので、超音波溶着時に、突起部3に矢印D方向の
荷重が加わったとしても、突起部3は、寸法Bの貫通穴
2bで抜け止めされて、成形穴2から図示下方に抜け出
すことがない。また、図1に示すように、FPC4を2
点鎖線で示すように、図示上方に折り曲げて、矢印F方
向の引っ張り力が加わったとしても、突起部3は、寸法
Aの座グリ穴2aに充填している成型材料により抜け止
めされて、成型穴2から図示上方に抜け出すことがな
い。
【0017】なお、本発明の実施の形態の説明では、突
起部3を樹脂材料をアウトサート成型で形成し、フレー
ム1と別体のもので説明したが、金属からなるフレーム
1の側板1aの一部に、突起部(図示せず)を突き出し
加工で直接形成し、この突起部をプレス等でつぶして変
形させるようにしたものでも良い。また、本発明は、例
えばモータ等の駆動部材に接続されたFPC4を、フレ
ーム1に取り付けるようにした電子機器でも良く、プリ
ンタに限定され物ではないことはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電子機器の
FPC接続構造は、フレームの突起部にFPCの取付孔
を嵌合させた状態で、取付穴から突出する突起部を超音
波溶着等により変形させて、フレームにFPCを取り付
けるようにしたので、従来のようなプレート、及び複数
の小ネジが不要となり、部品点数を削減するととに、複
数の小ネジをネジ止めすることがなく組立効率を向上す
ることができる。
【0019】また、側板に形成した成形穴の座グリ穴及
び貫通穴に樹脂材料を充填して、突起部を形成したの
で、座グリ穴により突起部の上方への抜け止めをするこ
とができ、FPCを強固にフレームに取り付けることが
できる。
【0020】また、突起部は、成形穴から突出する部分
の外径寸法を、貫通穴の穴径寸法より大きくしたので、
突起部を超音波溶着等にて変形させるときに、上方から
荷重が加わっても、貫通穴から突起部が下方に抜け出す
ことが無い、高品質な電子機器のFPC接続構造を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器のFPC接続構造を説明する
要部断面図である
【図2】本発明に係わるフレームの要部断面図である。
【図3】フレームに突起部を形成した要部断面図であ
る。
【図4】本発明に係わるFPCの斜視図である。
【図5】従来の電子機器のFPC接続構造を説明する要
部断面図である。
【符号の鋭明】 1 フレーム 1a 側板 2 成形穴 2a 座グリ穴 2b 貫通穴 3 突起部 4 フレキシブル配線基板(FPC) 4a 取付孔 4b 端子部 5 電気部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部材に接続されたフレキシブル配線
    基板(FPC)と、このFPCを取付可能なフレームと
    を備え、このフレームに形成した成形穴に樹脂材料をア
    ウトサート成形して、前記フレームの表面から突出する
    突起部を形成し、前記FPCには、前記突起部に嵌合可
    能な取付穴を形成し、前記突起部に前記FPCの取付穴
    を嵌合させた状態で、前記取付穴から突出する前記突起
    部を変形させて、前記フレームに前記FPCを固定する
    ようにしたことを特徴とする電子機器のFPC接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記フレームは金属板からなり、前記成
    形穴は、所定深さの座グリ穴と、この座グリ穴より穴径
    が小さい貫通穴とを有し、前記座グリ穴及び前記貫通穴
    に前記樹脂材料を充填して、前記突起部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器のFPC接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記突起部は、前記成形穴から突出する
    部分の外径寸法を、前記貫通穴の穴径寸法より大きくし
    たことを特徴とする請求項は2記載の電子機器のFPC
    接続構造。
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