JP2003077941A - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装装置および電子部品実装方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハ状態の電子部品を効率よく取り出して
基板に実装することができる電子部品実装装置および電
子部品実装方法を提供すること。 【解決手段】 半導体ウェハを保持するウェハ保持部1
0A,10Bから複数の吸着ノズル6を備えた移載ヘッ
ド5によって半導体チップ12aを取り出して基板2に
移載する電子部品実装装置において、一のウェハ保持部
における移載ヘッド5による半導体チップ12aの取り
出しと、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の
半導体チップ12aを対象とした部品認識カメラ9によ
る撮像とを同時並行的に行う。これにより、1ターンご
との取り出し数を増加させるとともに撮像によって位置
が検出された状態の半導体チップ12aを位置ずれによ
るピックアップミスなく確実に取り出すことができ、ウ
ェハ状態の電子部品を効率よく確実に基板2に実装する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップなど
のウェハ状態の電子部品を取り出してリードフレームな
どの基板に実装する電子部品実装装置および電子部品実
装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に用いられる電子部品のうち、
半導体チップなどウェハ状態で切り出されるものは、従
来より専用の取り出し装置を備えた実装装置によって取
り出されリードフレームなどの基板に実装されていた。
この専用装置では、半導体チップを取り出す移載ヘッド
は固定の取り出し位置において上下動し、半導体ウェハ
はこの移載ヘッドに対して相対的に水平移動自在に保持
される構成となっており、半導体ウェハを順次移動させ
ることにより移載ヘッドによって1個づつ半導体チップ
を取り出すようにしていた。取り出し対象の半導体チッ
プの移載ヘッドへの位置合わせは、ウェハ保持部上に固
定配置されたカメラによってウェハ状態の電子部品を撮
像して位置認識することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の実装装置では、移載ヘッドがウェハ保持部とリード
フレームとの間を往復する1実装ターンにおいて1個の
半導体チップしか実装されないことから、またウェハ保
持部におけるカメラによる撮像動作と移載ヘッドによる
実装動作とを同一サイクル内で行うことによるタクトタ
イムの遅延から、実装効率の向上には限界があった。
【0004】そこで本発明は、ウェハ状態の電子部品を
効率よく取り出して基板に実装することができる電子部
品実装装置および電子部品実装方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
実装装置は、ウェハ状態の電子部品を移載ヘッドにより
取り出して基板に移送搭載する電子部品実装装置であっ
て、前記ウェハ状態の電子部品をそれぞれ保持する複数
のウェハ保持部と、前記基板を位置決めする基板位置決
め部と、前記電子部品を吸着して保持する吸着ノズルを
複数備えた前記移載ヘッドを前記ウェハ保持部と基板位
置決め部との間で移動させるとともに、ウェハ保持部に
おける電子部品の取り出し時および基板位置決め部にお
ける電子部品の搭載時に前記移載ヘッドの位置合わせ動
作を行うヘッド移動手段と、前記複数のウェハ保持部に
対して進退可能に配設されウェハ保持部上に進出した時
に前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像手段と、こ
の撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部
品の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出結果
に基づいて前記ヘッド移動手段を制御する制御部とを備
えた。
【0006】請求項2記載の電子部品実装装置は、請求
項1記載の電子部品実装方法であって、前記撮像手段を
複数備え、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに1つの
撮像手段が個別に対応している。
【0007】請求項3記載の電子部品実装方法は、吸着
ノズルを複数備えた移載ヘッドによってウェハ状態の電
子部品を取り出して基板に移送搭載する電子部品実装方
法であって、前記ウェハ状態の電子部品を保持する複数
のウェハ保持部に対して進退可能に配設された撮像手段
をウェハ保持部上に進出させて前記ウェハ状態の電子部
品を撮像する撮像工程と、この撮像により得られた画像
データに基づいて前記電子部品の位置を認識する位置認
識工程と、この位置認識結果に基づいて前記移載ヘッド
によって複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部
から電子部品を取り出す部品取り出し工程と、この移載
ヘッドを基板位置決め部に位置決めされた基板上に移動
させて電子部品を基板に搭載する部品搭載工程とを含
み、前記複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部
における移載ヘッドによる部品取り出し工程と、前記複
数のウェハ保持部のうちの他のウェハ保持部における次
回取り出し予定の電子部品を対象とした前記撮像手段に
よる撮像工程とを同時並行的に行う。
【0008】請求項4記載の電子部品実装方法は、請求
項3記載の電子部品実装方法であって、前記撮像工程に
おいて、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに個別に対
応した撮像手段によって撮像を行う。
【0009】本発明によれば、電子部品を取り出して基
板に移載する移載ヘッドに複数の吸着ノズルを備えると
ともに、ウェハ状態の電子部品を供給するウェハ保持部
を複数備え、これらの複数のウェハ保持部のうちの一の
ウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し工
程と、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電
子部品を対象とした撮像手段による撮像工程とを同時並
行的に行うことにより、1ターンごとの電子部品の数を
増加させるとともに撮像によって位置が検出された状態
の電子部品を位置ずれによるピックアップミスなく確実
に取り出すことができ、ウェハ状態の電子部品を効率よ
く確実に基板に実装することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の電子部品実装装置の平面図、図2は本発
明の実施の形態1の電子部品実装装置の断面図、図3は
本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の制御系の構
成を示すブロック図、図4、図5は本発明の実施の形態
1の電子部品実装方法の工程説明図である。
【0011】まず図1、図2を参照して電子部品実装装
置の全体構造について説明する。図1において、電子部
品実装装置には、2条の搬送路1aを備えた基板搬送部
1がX方向に配設されている。基板搬送部1は基板2を
搬送し、電子部品実装位置に位置決めする。基板搬送部
1と直交して、Y軸テーブル3A,Y軸テーブル3Bが
配設されており、Y軸テーブル3A,Y軸テーブル3B
の間の基板搬送部1は、基板2に対して電子部品が実装
される電子部品実装位置となっている。
【0012】基板搬送部1の電子部品実装位置に隣接し
て、2つのウェハ保持部10A,10Bが配設されてい
る。ウェハ保持部10A,10Bはそれぞれ保持テーブ
ル10a上に、電子部品である半導体チップ12aが多
数個片状態で貼着されたウェハシート13を保持してい
る。すなわち、ウェハ保持部10A,10Bはウェハ状
態の半導体チップ12aを保持している。またウェハ保
持部10A,10Bに隣接して、待機中の新たな半導体
ウェハ12を保持するウェハストック部11A,11B
が配置されている。
【0013】図2(a)、(b)はそれぞれ電子部品実
装装置のY方向、X方向の断面を示している。図2
(a)に示すように、ウェハ保持部10A,10Bの下
方には、エジェクタ機構14が配設されている。エジェ
クタ機構14は、可動テーブル15を備えており、可動
テーブル15にはピン16aを昇降させるピン昇降機構
16が装着されている。可動テーブル15を駆動するこ
とにより、ピン昇降機構16は半導体ウェハ12の下方
でXY方向に移動する。
【0014】ピン16aが任意の半導体チップ12aの
下方に位置合わせされた状態でピン昇降機構16を駆動
することにより、ピン16aはウェハシート13の下面
側から半導体チップ12aを突き上げる。そしてこの状
態で移載ヘッド5の吸着ノズル6が半導体チップ12a
の上面を吸着し上昇することにより、ウェハ保持部10
A,10Bから半導体チップ12aが取り出される。
【0015】Y軸テーブル3A、Y軸テーブル3Bに
は、第1のX軸テーブル4、第2のX軸テーブル8が架
設されている。第1のX軸テーブル4には、複数の吸着
ノズル6を備えた移載ヘッド5が装着されており、これ
らの吸着ノズル6に隣接して、基板認識カメラ7が移載
ヘッド5と一体的に移動可能に配設されている。Y軸テ
ーブル3A及び第1のX軸テーブル4を駆動することに
より、移載ヘッド5および基板認識カメラ7は一体的に
移動する。Y軸テーブル3A及び第1のX軸テーブル4
は、移載ヘッド5を移動させるヘッド移動機構となって
いる。
【0016】また第2のX軸テーブル8には、部品認識
カメラ9が装着されている。Y軸テーブル3B及び第2
のX軸テーブル8を駆動することにより、部品認識カメ
ラ9はウェハ保持部10A,10B上方の水平面内でウ
ェハ保持部10A,10Bに対して進退する。部品認識
カメラ9がウェハ保持部10A,10Bの上方に位置し
た状態で、部品認識カメラ9によって下方を撮像するこ
とにより、半導体ウェハ12が撮像される。そしてこの
撮像により得られた画像データを認識処理することによ
り、個片の半導体チップ12aの位置を認識することが
できる。
【0017】そしてこの位置認識結果に基づいて、移載
ヘッド5を取り出し対象の半導体チップ12aに位置合
わせするとともに、可動テーブル15を駆動してピン1
6aを同様に当該半導体チップ12aに位置合わせする
ことにより、ウェハ保持部10A,10Bから移載ヘッ
ド5によって半導体チップ12aを取り出すことができ
るようになっている。
【0018】次に図3を参照して、制御系の構成につい
て説明する。図3において、CPU20は全体制御部で
あり、以下に説明する各部を統括して制御する。プログ
ラム記憶部21は、移載ヘッド5による実装動作を実行
するための動作プログラムや基板認識・部品認識などの
認識処理のための処理プログラムなど各種のプログラム
を記憶する。データ記憶部22は、実装データなどの各
種データを記憶する。画像認識部23は、部品認識カメ
ラ9や基板認識カメラ7の撮像によって得られた画像デ
ータを認識処理することにより、基板搬送部1における
基板2の位置や、ウェハ保持部10A,10Bにおける
半導体チップ12aの位置を認識する。
【0019】機構駆動部24は、CPU20によって制
御され以下の各機構を駆動する。基板搬送機構25は、
基板搬送部1における基板2の搬送機構を駆動する機構
である。ヘッド移動機構26は、Y軸テーブル3A及び
第1のX軸テーブル4によって移載ヘッド5を移動させ
る。カメラ移動機構27は、Y軸テーブル3B及び第2
のX軸テーブル8によって部品認識カメラ9を移動させ
る。エジェクタ駆動機構28は、可動テーブル15及び
ピン昇降機構16を駆動して、ピン16aにチップ突き
上げ動作を行わせる。
【0020】この電子部品実装装置は上記のように構成
されており、実装動作について図4,図5を参照して説
明する。図4(a)において、基板搬送部1の部品実装
位置には、上流側から基板2が搬送され位置決めされ
る。次いで基板認識カメラ7が基板2の上方へ移動し、
ここで基板2を撮像することにより基板2の位置が認識
される。この基板認識動作と同時並行して、部品認識カ
メラ9はウェハ保持部10A上にあり、次回取り出し予
定の半導体チップ12aを撮像する。これにより、半導
体チップ12aの位置が認識される。
【0021】この後図4(b)に示すように、部品認識
カメラ9がウェハ保持部10Bの上方へ移動したなら
ば、移載ヘッド5はウェハ保持部10A上へ移動する。
そして位置認識された取り出し予定の半導体チップ12
aに吸着ノズル6およびピン16aを位置合わせし、吸
着ノズル6が上下動することにより、ウェハシート13
に貼着された状態の半導体チップ12aを吸着して取り
出す。このとき、部品認識カメラ9はウェハ保持部10
Bにて次回取り出し予定の半導体チップ12aの撮像を
行っている。これにより、同様に半導体チップ12aの
位置が認識される。
【0022】この後図4(c)に示すように、移載ヘッ
ド5と部品認識カメラ9は相互に位置を入れ換え、部品
認識カメラ9がウェハ保持部10Aに、移載ヘッド5は
ウェハ保持部10Bへ移動する。そして移載ヘッド5は
同様に吸着ノズル6によって前回の撮像によって位置認
識された半導体チップ12aを吸着して取り出す。この
とき、部品認識カメラ9はウェハ保持部10Aにて次回
取り出し予定の半導体チップ12aを撮像する。
【0023】この後、図5(a)、(b)に示すよう
に、移載ヘッド5と部品認識カメラ9は2つのウェハ保
持部10A,10Bの間で交互に位置を入れ換え、2つ
のウェハ保持部10A,10Bのうちの一のウェハ保持
部における移載ヘッド5による半導体チップ12aの取
り出しと、他のウェハ保持部における部品認識カメラ9
による次回取り出し予定の半導体チップ12aを対象と
した撮像を同時並行的に行う。これらの動作は、移載ヘ
ッド5が備えた全ての吸着ノズル6によって半導体チッ
プ12aを取り出すまで反復して行われる。
【0024】そして移載ヘッド5の全ての吸着ノズル6
が半導体チップ12aを保持したならば、図5(c)に
示すように移載ヘッド5は基板搬送部1上の基板2の上
方へ移動する。そしてここで基板2の各実装点にて吸着
ノズル6を上下動させることにより、保持した複数の半
導体チップ12aを順次基板2へ搭載する。
【0025】上記説明したように、本実施の形態の電子
部品実装装置は、移載ヘッド5に複数の吸着ノズル6を
備えるとともに、半導体チップを供給するウェハ保持部
を複数備え、複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保
持部における移載ヘッドによる部品取り出しと、他のウ
ェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象
とした撮像とを同時並行的に行うようにしたものであ
る。
【0026】これにより、1実装ターンによって取り出
され搭載される半導体チップの数量を増大させて、実装
効率を向上させることができる。また、ウェハ保持部に
おける半導体チップの取り出しは、取り出し対象の半導
体チップを個別に撮像して位置を検出した直後に、半導
体チップの取り出し動作、すなわちピンによる突き上げ
および吸着ノズルによる吸着を行うようにしている。し
たがって複数の半導体チップを一括認識した後に複数の
吸着ノズルによって順次個別に取り出す場合に生じるウ
ェハシートの延び等に起因する位置ずれが生じることは
なく、常に半導体チップを正しい姿勢で取り出して、実
装位置精度を向上させることができる。
【0027】(実施の形態2)図6は本発明の実施の形
態2の電子部品実装装置の平面図、図7は本発明の実施
の形態2の電子部品実装方法の工程説明図である。本実
施の形態2は、実施の形態1では1つのみであった部品
認識カメラ9を複数備えるようにしたものである。
【0028】図6において、基板搬送部1、Y軸テーブ
ル3A、Y軸テーブル3B、第1のX軸テーブル4、移
載ヘッド5、ウェハ保持部10A,10Bおよびウェハ
ストック部11A,11Bは、実施の形態1の図1に示
すものと同様である。Y軸テーブル3A、Y軸テーブル
3Bには、X軸テーブル8A,8Bが片持ち支持状態で
装着されており、X軸テーブル8A,8Bにはそれぞれ
部品認識カメラ9A,9Bが装着されている。
【0029】Y軸テーブル3A、X軸テーブル8Aを駆
動することにより、部品認識カメラ9Aはウェハ保持部
10Aに対して進退し、またY軸テーブル3B,X軸テ
ーブル8Bを駆動することにより、部品認識カメラ9B
はウェハ保持部10Bに対して進退する。すなわち本実
施の形態2においては、撮像手段としての部品認識カメ
ラを2つ備え、2つのウェハ保持部10A,10Bのそ
れぞれに1つの部品認識カメラが個別に対応した形態と
なっている。
【0030】この電子部品実装装置による実装動作につ
いて説明する。本実施の形態2においても、2つのウェ
ハ保持部10A,10Bにおいては、部品認識カメラ9
A,9Bによる半導体チップの撮像と移載ヘッド5によ
る部品の取り出しが交互に行われる。すなわち、図7
(a)に示すように、ウェハ保持部10Aにおいて移載
ヘッド5が部品取り出しを行っているときには、ウェハ
保持部10Bにおいては部品認識カメラ9Bによる撮像
が同時並行的に行われている。
【0031】そして図7(b)に示すように、ウェハ保
持部10Bにおいて移載ヘッド5が部品取り出しを行っ
ているときには、ウェハ保持部10Aにおいては部品認
識カメラ9Aによる撮像が同時並行的に行われている。
すなわち、本実施の形態2では、撮像工程において2つ
のウェハ保持部10A,10Bのそれぞれに個別に対応
した部品認識カメラ9A,9Bによって撮像を行う。
【0032】このような構成を採用することにより、部
品認識カメラ9A,9BはY方向に移動することによっ
てウェハ保持部10A,10Bの上方から退避すること
ができ、部品取り出し工程と撮像工程を反復するための
2つのウェハ保持部10A,10Bの間の移動動作にお
いて、移載ヘッド5は主にX方向の移動だけでよく、第
1のX軸テーブル4のY方向の移動をほとんど必要とし
ない。これにより多数回反復される前記移動動作の動作
時間を大幅に短縮することが可能となっている。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品を取り出して
基板に移載する移載ヘッドに複数の吸着ノズルを備える
とともに、ウェハ状態の電子部品を供給するウェハ保持
部を複数備え、これらの複数のウェハ保持部のうちの一
のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し
工程と、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の
電子部品を対象とした撮像手段による撮像工程とを同時
並行的に行うようにしたので、1ターンごとの電子部品
の数を増加させるとともに撮像によって位置が検出され
た状態の電子部品をピックアップミスなく確実に取り出
すことができ、ウェハ状態の電子部品を効率よく確実に
基板に実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の平
面図
【図2】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の断
面図
【図3】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の制
御系の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工
程説明図
【図5】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工
程説明図
【図6】本発明の実施の形態2の電子部品実装装置の平
面図
【図7】本発明の実施の形態2の電子部品実装方法の工
程説明図
【符号の説明】
1 基板搬送部 2 基板 3A,3B Y軸テーブル 4 第1のX軸テーブル 5 移載ヘッド 6 吸着ノズル 7 基板認識カメラ 8 第2のX軸テーブル 9 部品認識カメラ 10A,10B ウェハ保持部 12 半導体ウェハ 12a 半導体チップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハ状態の電子部品を移載ヘッドにより
    取り出して基板に移送搭載する電子部品実装装置であっ
    て、前記ウェハ状態の電子部品をそれぞれ保持する複数
    のウェハ保持部と、前記基板を位置決めする基板位置決
    め部と、前記電子部品を吸着して保持する吸着ノズルを
    複数備えた前記移載ヘッドを前記ウェハ保持部と基板位
    置決め部との間で移動させるとともに、ウェハ保持部に
    おける電子部品の取り出し時および基板位置決め部にお
    ける電子部品の搭載時に前記移載ヘッドの位置合わせ動
    作を行うヘッド移動手段と、前記複数のウェハ保持部に
    対して進退可能に配設されウェハ保持部上に進出した時
    に前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像手段と、こ
    の撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部
    品の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出結果
    に基づいて前記ヘッド移動手段を制御する制御部とを備
    えたことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】前記撮像手段を複数備え、前記複数のウェ
    ハ保持部のそれぞれに1つの撮像手段が個別に対応して
    いることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装
    置。
  3. 【請求項3】吸着ノズルを複数備えた移載ヘッドによっ
    てウェハ状態の電子部品を取り出して基板に移送搭載す
    る電子部品実装方法であって、前記ウェハ状態の電子部
    品を保持する複数のウェハ保持部に対して進退可能に配
    設された撮像手段をウェハ保持部上に進出させて前記ウ
    ェハ状態の電子部品を撮像する撮像工程と、この撮像に
    より得られた画像データに基づいて前記電子部品の位置
    を認識する位置認識工程と、この位置認識結果に基づい
    て前記移載ヘッドによって複数のウェハ保持部のうちの
    一のウェハ保持部から電子部品を取り出す部品取り出し
    工程と、この移載ヘッドを基板位置決め部に位置決めさ
    れた基板上に移動させて電子部品を基板に搭載する部品
    搭載工程とを含み、前記複数のウェハ保持部のうちの一
    のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し
    工程と、前記複数のウェハ保持部のうちの他のウェハ保
    持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした
    前記撮像手段による撮像工程とを同時並行的に行うこと
    を特徴とする電子部品実装方法。
  4. 【請求項4】前記撮像工程において、前記複数のウェハ
    保持部のそれぞれに個別に対応した撮像手段によって撮
    像を行うことを特徴とする請求項3記載の電子部品実装
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006041315A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Towa Corp ダイボンド装置
JP2010118468A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toshiba Corp 半導体装置の製造装置および半導体装置の製造方法

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JP2006041315A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Towa Corp ダイボンド装置
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