JP3565194B2 - 電子部品実装装置および電子部品実装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体チップなどのウェハ状態の電子部品を取り出してリードフレームなどの基板に実装する電子部品実装装置および電子部品実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器に用いられる電子部品のうち、半導体チップなどウェハ状態で切り出されるものは、従来より専用の取り出し装置を備えた実装装置によって取り出されリードフレームなどの基板に実装されていた。この専用装置では、半導体チップを取り出す移載ヘッドは固定の取り出し位置において上下動し、半導体ウェハはこの移載ヘッドに対して相対的に水平移動自在に保持される構成となっており、半導体ウェハを順次移動させることにより移載ヘッドによって1個づつ半導体チップを取り出すようにしていた。取り出し対象の半導体チップの移載ヘッドへの位置合わせは、ウェハ保持部上に固定配置されたカメラによってウェハ状態の電子部品を撮像して位置認識することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の実装装置では、移載ヘッドがウェハ保持部とリードフレームとの間を往復する1実装ターンにおいて1個の半導体チップしか実装されないことから、またウェハ保持部におけるカメラによる撮像動作と移載ヘッドによる実装動作とを同一サイクル内で行うことによるタクトタイムの遅延から、実装効率の向上には限界があった。
【0004】
そこで本発明は、ウェハ状態の電子部品を効率よく取り出して基板に実装することができる電子部品実装装置および電子部品実装方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品実装装置は、ウェハ状態の電子部品を移載ヘッドにより取り出して基板に移送搭載する電子部品実装装置であって、前記ウェハ状態の電子部品をそれぞれ保持する複数のウェハ保持部と、前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記電子部品を吸着して保持する吸着ノズルを複数備えた前記移載ヘッドを前記ウェハ保持部と基板位置決め部との間で移動させるとともに、ウェハ保持部における電子部品の取り出し時および基板位置決め部における電子部品の搭載時に前記移載ヘッドの位置合わせ動作を行うヘッド移動手段と、前記複数のウェハ保持部に対して進退可能に配設されウェハ保持部上に進出した時に前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像手段と、この撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部品の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出結果に基づいて前記ヘッド移動手段を制御する制御部とを備えた。
【0006】
請求項2記載の電子部品実装装置は、請求項1記載の電子部品実装方法であって、前記撮像手段を複数備え、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに1つの撮像手段が個別に対応している。
【0007】
請求項3記載の電子部品実装方法は、吸着ノズルを複数備えた移載ヘッドによってウェハ状態の電子部品を取り出して基板に移送搭載する電子部品実装方法であって、前記ウェハ状態の電子部品を保持する複数のウェハ保持部に対して進退可能に配設された撮像手段をウェハ保持部上に進出させて前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像工程と、この撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部品の位置を認識する位置認識工程と、この位置認識結果に基づいて前記移載ヘッドによって複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部から電子部品を取り出す部品取り出し工程と、この移載ヘッドを基板位置決め部に位置決めされた基板上に移動させて電子部品を基板に搭載する部品搭載工程とを含み、前記複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し工程と、前記複数のウェハ保持部のうちの他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした前記撮像手段による撮像工程とを同時並行的に行う。
【0008】
請求項4記載の電子部品実装方法は、請求項3記載の電子部品実装方法であって、前記撮像工程において、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに個別に対応した撮像手段によって撮像を行う。
【0009】
本発明によれば、電子部品を取り出して基板に移載する移載ヘッドに複数の吸着ノズルを備えるとともに、ウェハ状態の電子部品を供給するウェハ保持部を複数備え、これらの複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し工程と、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした撮像手段による撮像工程とを同時並行的に行うことにより、1ターンごとの電子部品の数を増加させるとともに撮像によって位置が検出された状態の電子部品を位置ずれによるピックアップミスなく確実に取り出すことができ、ウェハ状態の電子部品を効率よく確実に基板に実装することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の平面図、図2は本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の断面図、図3は本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図、図4、図5は本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工程説明図である。
【0011】
まず図1、図2を参照して電子部品実装装置の全体構造について説明する。図1において、電子部品実装装置には、2条の搬送路1aを備えた基板搬送部1がX方向に配設されている。基板搬送部1は基板2を搬送し、電子部品実装位置に位置決めする。基板搬送部1と直交して、Y軸テーブル3A,Y軸テーブル3Bが配設されており、Y軸テーブル3A,Y軸テーブル3Bの間の基板搬送部1は、基板2に対して電子部品が実装される電子部品実装位置となっている。
【0012】
基板搬送部1の電子部品実装位置に隣接して、2つのウェハ保持部10A,10Bが配設されている。ウェハ保持部10A,10Bはそれぞれ保持テーブル10a上に、電子部品である半導体チップ12aが多数個片状態で貼着されたウェハシート13を保持している。すなわち、ウェハ保持部10A,10Bはウェハ状態の半導体チップ12aを保持している。またウェハ保持部10A,10Bに隣接して、待機中の新たな半導体ウェハ12を保持するウェハストック部11A,11Bが配置されている。
【0013】
図2(a)、(b)はそれぞれ電子部品実装装置のY方向、X方向の断面を示している。図2(a)に示すように、ウェハ保持部10A,10Bの下方には、エジェクタ機構14が配設されている。エジェクタ機構14は、可動テーブル15を備えており、可動テーブル15にはピン16aを昇降させるピン昇降機構16が装着されている。可動テーブル15を駆動することにより、ピン昇降機構16は半導体ウェハ12の下方でXY方向に移動する。
【0014】
ピン16aが任意の半導体チップ12aの下方に位置合わせされた状態でピン昇降機構16を駆動することにより、ピン16aはウェハシート13の下面側から半導体チップ12aを突き上げる。そしてこの状態で移載ヘッド5の吸着ノズル6が半導体チップ12aの上面を吸着し上昇することにより、ウェハ保持部10A,10Bから半導体チップ12aが取り出される。
【0015】
Y軸テーブル3A、Y軸テーブル3Bには、第1のX軸テーブル4、第2のX軸テーブル8が架設されている。第1のX軸テーブル4には、複数の吸着ノズル6を備えた移載ヘッド5が装着されており、これらの吸着ノズル6に隣接して、基板認識カメラ7が移載ヘッド5と一体的に移動可能に配設されている。Y軸テーブル3A及び第1のX軸テーブル4を駆動することにより、移載ヘッド5および基板認識カメラ7は一体的に移動する。Y軸テーブル3A及び第1のX軸テーブル4は、移載ヘッド5を移動させるヘッド移動機構となっている。
【0016】
また第2のX軸テーブル8には、部品認識カメラ9が装着されている。Y軸テーブル3B及び第2のX軸テーブル8を駆動することにより、部品認識カメラ9はウェハ保持部10A,10B上方の水平面内でウェハ保持部10A,10Bに対して進退する。部品認識カメラ9がウェハ保持部10A,10Bの上方に位置した状態で、部品認識カメラ9によって下方を撮像することにより、半導体ウェハ12が撮像される。そしてこの撮像により得られた画像データを認識処理することにより、個片の半導体チップ12aの位置を認識することができる。
【0017】
そしてこの位置認識結果に基づいて、移載ヘッド5を取り出し対象の半導体チップ12aに位置合わせするとともに、可動テーブル15を駆動してピン16aを同様に当該半導体チップ12aに位置合わせすることにより、ウェハ保持部10A,10Bから移載ヘッド5によって半導体チップ12aを取り出すことができるようになっている。
【0018】
次に図3を参照して、制御系の構成について説明する。図3において、CPU20は全体制御部であり、以下に説明する各部を統括して制御する。プログラム記憶部21は、移載ヘッド5による実装動作を実行するための動作プログラムや基板認識・部品認識などの認識処理のための処理プログラムなど各種のプログラムを記憶する。データ記憶部22は、実装データなどの各種データを記憶する。画像認識部23は、部品認識カメラ9や基板認識カメラ7の撮像によって得られた画像データを認識処理することにより、基板搬送部1における基板2の位置や、ウェハ保持部10A,10Bにおける半導体チップ12aの位置を認識する。
【0019】
機構駆動部24は、CPU20によって制御され以下の各機構を駆動する。基板搬送機構25は、基板搬送部1における基板2の搬送機構を駆動する機構である。ヘッド移動機構26は、Y軸テーブル3A及び第1のX軸テーブル4によって移載ヘッド5を移動させる。カメラ移動機構27は、Y軸テーブル3B及び第2のX軸テーブル8によって部品認識カメラ9を移動させる。エジェクタ駆動機構28は、可動テーブル15及びピン昇降機構16を駆動して、ピン16aにチップ突き上げ動作を行わせる。
【0020】
この電子部品実装装置は上記のように構成されており、実装動作について図4,図5を参照して説明する。図4(a)において、基板搬送部1の部品実装位置には、上流側から基板2が搬送され位置決めされる。次いで基板認識カメラ7が基板2の上方へ移動し、ここで基板2を撮像することにより基板2の位置が認識される。この基板認識動作と同時並行して、部品認識カメラ9はウェハ保持部10A上にあり、次回取り出し予定の半導体チップ12aを撮像する。これにより、半導体チップ12aの位置が認識される。
【0021】
この後図4(b)に示すように、部品認識カメラ9がウェハ保持部10Bの上方へ移動したならば、移載ヘッド5はウェハ保持部10A上へ移動する。そして位置認識された取り出し予定の半導体チップ12aに吸着ノズル6およびピン16aを位置合わせし、吸着ノズル6が上下動することにより、ウェハシート13に貼着された状態の半導体チップ12aを吸着して取り出す。このとき、部品認識カメラ9はウェハ保持部10Bにて次回取り出し予定の半導体チップ12aの撮像を行っている。これにより、同様に半導体チップ12aの位置が認識される。
【0022】
この後図4(c)に示すように、移載ヘッド5と部品認識カメラ9は相互に位置を入れ換え、部品認識カメラ9がウェハ保持部10Aに、移載ヘッド5はウェハ保持部10Bへ移動する。そして移載ヘッド5は同様に吸着ノズル6によって前回の撮像によって位置認識された半導体チップ12aを吸着して取り出す。このとき、部品認識カメラ9はウェハ保持部10Aにて次回取り出し予定の半導体チップ12aを撮像する。
【0023】
この後、図5(a)、(b)に示すように、移載ヘッド5と部品認識カメラ9は2つのウェハ保持部10A,10Bの間で交互に位置を入れ換え、2つのウェハ保持部10A,10Bのうちの一のウェハ保持部における移載ヘッド5による半導体チップ12aの取り出しと、他のウェハ保持部における部品認識カメラ9による次回取り出し予定の半導体チップ12aを対象とした撮像を同時並行的に行う。これらの動作は、移載ヘッド5が備えた全ての吸着ノズル6によって半導体チップ12aを取り出すまで反復して行われる。
【0024】
そして移載ヘッド5の全ての吸着ノズル6が半導体チップ12aを保持したならば、図5(c)に示すように移載ヘッド5は基板搬送部1上の基板2の上方へ移動する。そしてここで基板2の各実装点にて吸着ノズル6を上下動させることにより、保持した複数の半導体チップ12aを順次基板2へ搭載する。
【0025】
上記説明したように、本実施の形態の電子部品実装装置は、移載ヘッド5に複数の吸着ノズル6を備えるとともに、半導体チップを供給するウェハ保持部を複数備え、複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出しと、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした撮像とを同時並行的に行うようにしたものである。
【0026】
これにより、1実装ターンによって取り出され搭載される半導体チップの数量を増大させて、実装効率を向上させることができる。また、ウェハ保持部における半導体チップの取り出しは、取り出し対象の半導体チップを個別に撮像して位置を検出した直後に、半導体チップの取り出し動作、すなわちピンによる突き上げおよび吸着ノズルによる吸着を行うようにしている。したがって複数の半導体チップを一括認識した後に複数の吸着ノズルによって順次個別に取り出す場合に生じるウェハシートの延び等に起因する位置ずれが生じることはなく、常に半導体チップを正しい姿勢で取り出して、実装位置精度を向上させることができる。
【0027】
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2の電子部品実装装置の平面図、図7は本発明の実施の形態2の電子部品実装方法の工程説明図である。本実施の形態2は、実施の形態1では1つのみであった部品認識カメラ9を複数備えるようにしたものである。
【0028】
図6において、基板搬送部1、Y軸テーブル3A、Y軸テーブル3B、第1のX軸テーブル4、移載ヘッド5、ウェハ保持部10A,10Bおよびウェハストック部11A,11Bは、実施の形態1の図1に示すものと同様である。Y軸テーブル3A、Y軸テーブル3Bには、X軸テーブル8A,8Bが片持ち支持状態で装着されており、X軸テーブル8A,8Bにはそれぞれ部品認識カメラ9A,9Bが装着されている。
【0029】
Y軸テーブル3A、X軸テーブル8Aを駆動することにより、部品認識カメラ9Aはウェハ保持部10Aに対して進退し、またY軸テーブル3B,X軸テーブル8Bを駆動することにより、部品認識カメラ9Bはウェハ保持部10Bに対して進退する。すなわち本実施の形態2においては、撮像手段としての部品認識カメラを2つ備え、2つのウェハ保持部10A,10Bのそれぞれに1つの部品認識カメラが個別に対応した形態となっている。
【0030】
この電子部品実装装置による実装動作について説明する。本実施の形態2においても、2つのウェハ保持部10A,10Bにおいては、部品認識カメラ9A,9Bによる半導体チップの撮像と移載ヘッド5による部品の取り出しが交互に行われる。すなわち、図7(a)に示すように、ウェハ保持部10Aにおいて移載ヘッド5が部品取り出しを行っているときには、ウェハ保持部10Bにおいては部品認識カメラ9Bによる撮像が同時並行的に行われている。
【0031】
そして図7(b)に示すように、ウェハ保持部10Bにおいて移載ヘッド5が部品取り出しを行っているときには、ウェハ保持部10Aにおいては部品認識カメラ9Aによる撮像が同時並行的に行われている。すなわち、本実施の形態2では、撮像工程において2つのウェハ保持部10A,10Bのそれぞれに個別に対応した部品認識カメラ9A,9Bによって撮像を行う。
【0032】
このような構成を採用することにより、部品認識カメラ9A,9BはY方向に移動することによってウェハ保持部10A,10Bの上方から退避することができ、部品取り出し工程と撮像工程を反復するための2つのウェハ保持部10A,10Bの間の移動動作において、移載ヘッド5は主にX方向の移動だけでよく、第1のX軸テーブル4のY方向の移動をほとんど必要としない。これにより多数回反復される前記移動動作の動作時間を大幅に短縮することが可能となっている。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、電子部品を取り出して基板に移載する移載ヘッドに複数の吸着ノズルを備えるとともに、ウェハ状態の電子部品を供給するウェハ保持部を複数備え、これらの複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し工程と、他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした撮像手段による撮像工程とを同時並行的に行うようにしたので、1ターンごとの電子部品の数を増加させるとともに撮像によって位置が検出された状態の電子部品をピックアップミスなく確実に取り出すことができ、ウェハ状態の電子部品を効率よく確実に基板に実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の平面図
【図2】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の断面図
【図3】本発明の実施の形態1の電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工程説明図
【図5】本発明の実施の形態1の電子部品実装方法の工程説明図
【図6】本発明の実施の形態2の電子部品実装装置の平面図
【図7】本発明の実施の形態2の電子部品実装方法の工程説明図
【符号の説明】
1 基板搬送部
2 基板
3A,3B Y軸テーブル
4 第1のX軸テーブル
5 移載ヘッド
6 吸着ノズル
7 基板認識カメラ
8 第2のX軸テーブル
9 部品認識カメラ
10A,10B ウェハ保持部
12 半導体ウェハ
12a 半導体チップ
Claims (4)
- ウェハ状態の電子部品を移載ヘッドにより取り出して基板に移送搭載する電子部品実装装置であって、前記ウェハ状態の電子部品をそれぞれ保持する複数のウェハ保持部と、前記基板を位置決めする基板位置決め部と、前記電子部品を吸着して保持する吸着ノズルを複数備えた前記移載ヘッドを前記ウェハ保持部と基板位置決め部との間で移動させるとともに、ウェハ保持部における電子部品の取り出し時および基板位置決め部における電子部品の搭載時に前記移載ヘッドの位置合わせ動作を行うヘッド移動手段と、前記複数のウェハ保持部に対して進退可能に配設されウェハ保持部上に進出した時に前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像手段と、この撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部品の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出結果に基づいて前記ヘッド移動手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
- 前記撮像手段を複数備え、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに1つの撮像手段が個別に対応していることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装装置。
- 吸着ノズルを複数備えた移載ヘッドによってウェハ状態の電子部品を取り出して基板に移送搭載する電子部品実装方法であって、前記ウェハ状態の電子部品を保持する複数のウェハ保持部に対して進退可能に配設された撮像手段をウェハ保持部上に進出させて前記ウェハ状態の電子部品を撮像する撮像工程と、この撮像により得られた画像データに基づいて前記電子部品の位置を認識する位置認識工程と、この位置認識結果に基づいて前記移載ヘッドによって複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部から電子部品を取り出す部品取り出し工程と、この移載ヘッドを基板位置決め部に位置決めされた基板上に移動させて電子部品を基板に搭載する部品搭載工程とを含み、前記複数のウェハ保持部のうちの一のウェハ保持部における移載ヘッドによる部品取り出し工程と、前記複数のウェハ保持部のうちの他のウェハ保持部における次回取り出し予定の電子部品を対象とした前記撮像手段による撮像工程とを同時並行的に行うことを特徴とする電子部品実装方法。
- 前記撮像工程において、前記複数のウェハ保持部のそれぞれに個別に対応した撮像手段によって撮像を行うことを特徴とする請求項3記載の電子部品実装方法。
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