JP2003077368A - メンブレンスイッチ - Google Patents
メンブレンスイッチInfo
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- JP2003077368A JP2003077368A JP2001262135A JP2001262135A JP2003077368A JP 2003077368 A JP2003077368 A JP 2003077368A JP 2001262135 A JP2001262135 A JP 2001262135A JP 2001262135 A JP2001262135 A JP 2001262135A JP 2003077368 A JP2003077368 A JP 2003077368A
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- Japan
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- membrane switch
- spherical click
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2205/00—Movable contacts
- H01H2205/016—Separate bridge contact
- H01H2205/024—Means to facilitate positioning
- H01H2205/026—Adhesive sheet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2213/00—Venting
- H01H2213/016—Venting in adhesive layer
Abstract
(57)【要約】
【課題】 球面クリックバネを配置したメンブレンスイ
ッチに於いて、メンブレンスイッチの密着性を確保しつ
つ、球面クリックバネの空気流通路を設けるとともにコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 可撓性の回路基板２上に固定接点３，４
を設け、その上部に球形クリックバネ５を配置してスイ
ッチ６を形成し、更に、回路基板２上に絶縁性のカバー
フィルム７を貼着して構成されたメンブレンスイッチ１
１に於いて、前記カバー７の下面に接着剤の層１２を設
け、接着剤の不使用部分にて複数個の球形クリックバネ
５，５…の配置部分を連通する空気連通路１３を形成す
る。
ッチに於いて、メンブレンスイッチの密着性を確保しつ
つ、球面クリックバネの空気流通路を設けるとともにコ
ストダウンを図る。 【解決手段】 可撓性の回路基板２上に固定接点３，４
を設け、その上部に球形クリックバネ５を配置してスイ
ッチ６を形成し、更に、回路基板２上に絶縁性のカバー
フィルム７を貼着して構成されたメンブレンスイッチ１
１に於いて、前記カバー７の下面に接着剤の層１２を設
け、接着剤の不使用部分にて複数個の球形クリックバネ
５，５…の配置部分を連通する空気連通路１３を形成す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はメンブレンスイッチ
に関するものであり、特に、球面クリックバネを配置し
たメンブレンスイッチに関するものである。
に関するものであり、特に、球面クリックバネを配置し
たメンブレンスイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のメンブレンスイッチ１を示
し、可撓性のフィルムにて成形された回路基板２上に固
定接点３，４を設け、その上部に、固定接点３，４に接
触する可動接点部材である球面クリックバネ５を配置し
てスイッチ６が形成されている。該球面クリックバネ５
の外縁部は外側の固定接点３に接触し、該球面クリック
バネ５の中心部が中央の固定接点４の上方に位置するよ
うに配置されている。
し、可撓性のフィルムにて成形された回路基板２上に固
定接点３，４を設け、その上部に、固定接点３，４に接
触する可動接点部材である球面クリックバネ５を配置し
てスイッチ６が形成されている。該球面クリックバネ５
の外縁部は外側の固定接点３に接触し、該球面クリック
バネ５の中心部が中央の固定接点４の上方に位置するよ
うに配置されている。
【０００３】例えば、携帯電話やキーボード等の電子機
器では、前記スイッチ６を回路基板２上面に連続して複
数個配置し、之等球面クリックバネ５，５…を含む前記
回路基板２上に絶縁性のカバーフィルム７を貼着して、
複数のスイッチ６，６…からなるメンブレンスイッチ１
を使用している。
器では、前記スイッチ６を回路基板２上面に連続して複
数個配置し、之等球面クリックバネ５，５…を含む前記
回路基板２上に絶縁性のカバーフィルム７を貼着して、
複数のスイッチ６，６…からなるメンブレンスイッチ１
を使用している。
【０００４】そして、何れかのスイッチ６を直接または
キートップ（図示せず）を介して押し下げると、球面ク
リックバネ５の湾曲凸面が押されて反転し、該球面クリ
ックバネ５の下面中心部が前記中央の固定接点４に接触
し、前記外側の固定接点３と中央の固定接点４が球面ク
リックバネ５を介して導通し、当該スイッチ６がオンと
なる。
キートップ（図示せず）を介して押し下げると、球面ク
リックバネ５の湾曲凸面が押されて反転し、該球面クリ
ックバネ５の下面中心部が前記中央の固定接点４に接触
し、前記外側の固定接点３と中央の固定接点４が球面ク
リックバネ５を介して導通し、当該スイッチ６がオンと
なる。
【０００５】ここで、前記回路基板２とカバーフィルム
７が直接密着された状態であると、球面クリックバネ５
の周囲の密閉性が極めて高くなり、スイッチ６のオン・
オフ時に球面クリックバネ５の反転または復帰が円滑に
行われ難い。従って、球面クリックバネ５の変形動作が
容易となるように、該球面クリックバネ５内の空気が他
所へ流出入できるようにする必要がある。このため、従
来は、前記回路基板２とカバーフィルム７との間にスペ
ーサ８を介装していた。
７が直接密着された状態であると、球面クリックバネ５
の周囲の密閉性が極めて高くなり、スイッチ６のオン・
オフ時に球面クリックバネ５の反転または復帰が円滑に
行われ難い。従って、球面クリックバネ５の変形動作が
容易となるように、該球面クリックバネ５内の空気が他
所へ流出入できるようにする必要がある。このため、従
来は、前記回路基板２とカバーフィルム７との間にスペ
ーサ８を介装していた。
【０００６】図４はこのスペーサ８を示し、該スペーサ
８には、前記複数の球面クリックバネ５，５…間で空気
が流通できるように空気連通路９を切り抜いてある。該
空気連通路９は、球面クリックバネ５用の丸孔部９ａ
と、隣接する丸孔部９ａ，９ａを接続する溝孔部９ｂと
からなり、例えば、図３及び図４に示したように、横方
向に並んで設けられているスイッチ６，６…の球面クリ
ックバネ５，５…を連通するように、空気連通路９，
９，９が形成されている。
８には、前記複数の球面クリックバネ５，５…間で空気
が流通できるように空気連通路９を切り抜いてある。該
空気連通路９は、球面クリックバネ５用の丸孔部９ａ
と、隣接する丸孔部９ａ，９ａを接続する溝孔部９ｂと
からなり、例えば、図３及び図４に示したように、横方
向に並んで設けられているスイッチ６，６…の球面クリ
ックバネ５，５…を連通するように、空気連通路９，
９，９が形成されている。
【０００７】メンブレンスイッチ１を製作する際は、予
め前記カバーフィルム７の下面とスペーサ８の下面に夫
々接着剤の層１０を設けておき、図３に示した状態を上
下反転して前記カバーフィルム７の下面を上向きにし、
このカバーフィルム７下面にスペーサ８の上面を接着す
る。そして、スペーサ８の前記丸孔部９ａに球面クリッ
クバネ５の湾曲凸面を下向きにしてその中心部をカバー
フィルム７に接着する。続いて、該スペーサ８の下面に
前記回路基板２の上面を重ね合わせて接着することによ
り、メンブレンスイッチ１が構成される。
め前記カバーフィルム７の下面とスペーサ８の下面に夫
々接着剤の層１０を設けておき、図３に示した状態を上
下反転して前記カバーフィルム７の下面を上向きにし、
このカバーフィルム７下面にスペーサ８の上面を接着す
る。そして、スペーサ８の前記丸孔部９ａに球面クリッ
クバネ５の湾曲凸面を下向きにしてその中心部をカバー
フィルム７に接着する。続いて、該スペーサ８の下面に
前記回路基板２の上面を重ね合わせて接着することによ
り、メンブレンスイッチ１が構成される。
【０００８】而して、図３に示したメンブレンスイッチ
１に於いて、カバーフィルム７の上面側から何れかの球
面クリックバネ５を押し下げると、球面クリックバネ５
内部の空気が押し出されて、前記空気連通路９を経て他
の球面クリックバネ５が配置されている空間に空気が流
出する。また、カバーフィルム７の上面側からの押圧を
解除すれば、球形クリックバネ５の復元力により元の形
状に復帰すると同時に、他の球面クリックバネ５が配置
されている空間から前記空気連通路９を経て空気が流入
する。
１に於いて、カバーフィルム７の上面側から何れかの球
面クリックバネ５を押し下げると、球面クリックバネ５
内部の空気が押し出されて、前記空気連通路９を経て他
の球面クリックバネ５が配置されている空間に空気が流
出する。また、カバーフィルム７の上面側からの押圧を
解除すれば、球形クリックバネ５の復元力により元の形
状に復帰すると同時に、他の球面クリックバネ５が配置
されている空間から前記空気連通路９を経て空気が流入
する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のメンブレンスイッチ１は球面クリックバネ５を動作さ
せたときに、空気の流出入を行うために、空気連通路９
を備えたスペーサ８を介装する必要がある。従って、部
品点数が増加してコストアップとなっていた。
のメンブレンスイッチ１は球面クリックバネ５を動作さ
せたときに、空気の流出入を行うために、空気連通路９
を備えたスペーサ８を介装する必要がある。従って、部
品点数が増加してコストアップとなっていた。
【００１０】そこで、球面クリックバネを配置したメン
ブレンスイッチに於いて、メンブレンスイッチの密着性
を確保しつつ、球面クリックバネの空気流通路を設ける
とともにコストダウンを図るために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決する
ことを目的とする。
ブレンスイッチに於いて、メンブレンスイッチの密着性
を確保しつつ、球面クリックバネの空気流通路を設ける
とともにコストダウンを図るために解決すべき技術的課
題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決する
ことを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、回路基板上に固定接
点を設け、該固定接点に接触する可動接点部材である球
面クリックバネを配置してスイッチを形成し、このスイ
ッチを前記回路基板上に連続して複数個配置するととも
に、之等球面クリックバネを含む前記回路基板上面に絶
縁性のカバーフィルムを貼着して構成されたメンブレン
スイッチに於いて、前記スイッチを被蔽するカバーフィ
ルムの下面に接着剤の層を設けるとともに、該接着剤の
不使用部位により、前記複数個の球面クリックバネの配
置部分を連通する空気連通路を形成したメンブレンスイ
ッチ、及び、上記カバーフィルムの下面に設けられる接
着剤の層は、スクリーン印刷にて形成するメンブレンス
イッチを提供するものである。
するために提案されたものであり、回路基板上に固定接
点を設け、該固定接点に接触する可動接点部材である球
面クリックバネを配置してスイッチを形成し、このスイ
ッチを前記回路基板上に連続して複数個配置するととも
に、之等球面クリックバネを含む前記回路基板上面に絶
縁性のカバーフィルムを貼着して構成されたメンブレン
スイッチに於いて、前記スイッチを被蔽するカバーフィ
ルムの下面に接着剤の層を設けるとともに、該接着剤の
不使用部位により、前記複数個の球面クリックバネの配
置部分を連通する空気連通路を形成したメンブレンスイ
ッチ、及び、上記カバーフィルムの下面に設けられる接
着剤の層は、スクリーン印刷にて形成するメンブレンス
イッチを提供するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１及び図２に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
の技術と同一構成部分には同一符号を付してその説明を
省略するものとする。
１及び図２に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
の技術と同一構成部分には同一符号を付してその説明を
省略するものとする。
【００１３】図１は本発明のメンブレンスイッチ１１を
示し、可撓性の回路基板２に設けられている固定接点
３，４の上部に、可動接点部材である球面クリックバネ
５が湾曲凸面を上向きにして載置されている。該球面ク
リックバネ５の外縁部は外側の固定接点３に接触し、該
球面クリックバネ５の中心部が中央の固定接点４の上方
に位置するように配置されてスイッチ６が形成されてい
る。そして、前記スイッチ６を回路基板２上面に連続し
て複数個配置し、之等球面クリックバネ５，５…を含む
前記回路基板２上に絶縁性のカバーフィルム７を貼着し
て、複数のスイッチ６，６…からなるメンブレンスイッ
チ１１が構成される。
示し、可撓性の回路基板２に設けられている固定接点
３，４の上部に、可動接点部材である球面クリックバネ
５が湾曲凸面を上向きにして載置されている。該球面ク
リックバネ５の外縁部は外側の固定接点３に接触し、該
球面クリックバネ５の中心部が中央の固定接点４の上方
に位置するように配置されてスイッチ６が形成されてい
る。そして、前記スイッチ６を回路基板２上面に連続し
て複数個配置し、之等球面クリックバネ５，５…を含む
前記回路基板２上に絶縁性のカバーフィルム７を貼着し
て、複数のスイッチ６，６…からなるメンブレンスイッ
チ１１が構成される。
【００１４】図２は前記カバーフィルム７を示し、この
カバーフィルム７の下面にスクリーン印刷にて接着剤の
層１２を設ける。該接着剤の層１２には、接着剤の不使
用部位により、空気連通路１３が形成されている。該空
気連通路１３は、球面クリックバネ５用のクリックバネ
５の大きさよりも大きな丸孔部１３ａと、隣接する丸孔
部１３ａ，１３ａを接続する溝孔部１３ｂと、前記丸孔
部１３ａの中心に設けた中心部１３ｃとからなり、例え
ば、図１及び図２に示したように、横方向に並んで設け
られているスイッチ６，６…の球面クリックバネ５，５
…を連通するように、空気連通路１３，１３，１３が形
成されている。
カバーフィルム７の下面にスクリーン印刷にて接着剤の
層１２を設ける。該接着剤の層１２には、接着剤の不使
用部位により、空気連通路１３が形成されている。該空
気連通路１３は、球面クリックバネ５用のクリックバネ
５の大きさよりも大きな丸孔部１３ａと、隣接する丸孔
部１３ａ，１３ａを接続する溝孔部１３ｂと、前記丸孔
部１３ａの中心に設けた中心部１３ｃとからなり、例え
ば、図１及び図２に示したように、横方向に並んで設け
られているスイッチ６，６…の球面クリックバネ５，５
…を連通するように、空気連通路１３，１３，１３が形
成されている。
【００１５】而して、メンブレンスイッチ１１を製作す
る際は、図１に示した状態を上下反転して前記カバーフ
ィルム７の下面を上向きにし、接着剤の不使用により形
成された前記空気連通路１３のクリックバネ５の大きさ
よりも大きな前記丸孔部１３ａに球面クリックバネ５の
湾曲凸面を下向きにして設置し、球面クリックバネ５の
中心部を前記中央部１３ｃに接着する。そして、前記回
路基板２の上面に設けられている固定接点３に球面クリ
ックバネ５の外縁部が接触し、且つ、該球面クリックバ
ネ５の中心部が中央の固定接点４の上方に正しく位置す
るように、前記回路基板２の上面をカバーフィルム７に
重ね合わせて接着することにより、前記回路基板２とカ
バーフィルム７とが、前記空気連通路１３以外の部位に
て強固に密着してメンブレンスイッチ１１が構成され
る。
る際は、図１に示した状態を上下反転して前記カバーフ
ィルム７の下面を上向きにし、接着剤の不使用により形
成された前記空気連通路１３のクリックバネ５の大きさ
よりも大きな前記丸孔部１３ａに球面クリックバネ５の
湾曲凸面を下向きにして設置し、球面クリックバネ５の
中心部を前記中央部１３ｃに接着する。そして、前記回
路基板２の上面に設けられている固定接点３に球面クリ
ックバネ５の外縁部が接触し、且つ、該球面クリックバ
ネ５の中心部が中央の固定接点４の上方に正しく位置す
るように、前記回路基板２の上面をカバーフィルム７に
重ね合わせて接着することにより、前記回路基板２とカ
バーフィルム７とが、前記空気連通路１３以外の部位に
て強固に密着してメンブレンスイッチ１１が構成され
る。
【００１６】斯くして、カバーフィルム７の上面側から
何れかの球面クリックバネ５を押し下げると、球面クリ
ックバネ５内部の空気が押し出されて、前記空気連通路
１３を経て他の球面クリックバネ５が配置されている空
間に空気が流出する。また、カバーフィルム７の上面側
からの押圧を解除すれば、球形クリックバネ５の復元力
により元の形状に復帰すると同時に、他の球面クリック
バネ５が配置されている空間から前記空気連通路１３を
経て空気が流入する。
何れかの球面クリックバネ５を押し下げると、球面クリ
ックバネ５内部の空気が押し出されて、前記空気連通路
１３を経て他の球面クリックバネ５が配置されている空
間に空気が流出する。また、カバーフィルム７の上面側
からの押圧を解除すれば、球形クリックバネ５の復元力
により元の形状に復帰すると同時に、他の球面クリック
バネ５が配置されている空間から前記空気連通路１３を
経て空気が流入する。
【００１７】ここで、前記接着剤の層１２は、アクリル
系の接着剤を使用するので耐熱性に優れており、高温で
の使用に於いてもメンブレンスイッチ１１が変形する虞
はない。また、該接着剤の層１２はスクリーン印刷にて
形成されるため、その厚さはその印刷時に用いる版の厚
みにより任意に変更することができ、接着剤を変更する
ことなく、同一材料での接着強度を調整することが可能
となり、メンブレンスイッチ１１の薄体化を容易に実施
することができる。図示は省略するが、前記カバーフィ
ルム７の上面に接着剤の層を設けることもできる。然る
ときには、メンブレンスイッチにＬＣＤやＥＬ等のディ
スプレイを接着することも可能である。
系の接着剤を使用するので耐熱性に優れており、高温で
の使用に於いてもメンブレンスイッチ１１が変形する虞
はない。また、該接着剤の層１２はスクリーン印刷にて
形成されるため、その厚さはその印刷時に用いる版の厚
みにより任意に変更することができ、接着剤を変更する
ことなく、同一材料での接着強度を調整することが可能
となり、メンブレンスイッチ１１の薄体化を容易に実施
することができる。図示は省略するが、前記カバーフィ
ルム７の上面に接着剤の層を設けることもできる。然る
ときには、メンブレンスイッチにＬＣＤやＥＬ等のディ
スプレイを接着することも可能である。
【００１８】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項１記載の発明は、球面クリックバネにて形
成したスイッチを回路基板上に連続して複数個配置した
メンブレンスイッチに於いて、カバーフィルムの下面に
接着剤の層を設けるとともに、接着剤の不使用部位にて
空気連通路を形成したので、従来型のようにスペーサを
介装することなく球面クリックバネの空気流通路を設け
ることができ、メンブレンスイッチの密着性を確保しつ
つ、部品点数の減少によってコストダウンを図ることが
できる。また、メンブレンスイッチをより薄型に形成で
きる。
うに、請求項１記載の発明は、球面クリックバネにて形
成したスイッチを回路基板上に連続して複数個配置した
メンブレンスイッチに於いて、カバーフィルムの下面に
接着剤の層を設けるとともに、接着剤の不使用部位にて
空気連通路を形成したので、従来型のようにスペーサを
介装することなく球面クリックバネの空気流通路を設け
ることができ、メンブレンスイッチの密着性を確保しつ
つ、部品点数の減少によってコストダウンを図ることが
できる。また、メンブレンスイッチをより薄型に形成で
きる。
【００２０】請求項２記載の発明は、上記接着剤の層は
スクリーン印刷にて形成するので、空気連通路を極めて
正確に、且つ、その厚みを任意に変更することができ、
接着強度を調整しながら、メンブレンスイッチの薄体化
を容易に可能とする。
スクリーン印刷にて形成するので、空気連通路を極めて
正確に、且つ、その厚みを任意に変更することができ、
接着強度を調整しながら、メンブレンスイッチの薄体化
を容易に可能とする。
【図１】本発明の一実施の形態であるメンブレンスイッ
チを示し、（ａ）平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は図
１（ａ）のＡ−Ａ線断面図。
チを示し、（ａ）平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は図
１（ａ）のＡ−Ａ線断面図。
【図２】本発明の一実施の形態であるメンブレンスイッ
チのカバーフィルムを示し、（ａ）は底面図、（ｂ）は
正面図。
チのカバーフィルムを示し、（ａ）は底面図、（ｂ）は
正面図。
【図３】従来型のメンブレンスイッチを示し、（ａ）は
平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は図３（ａ）のＢ−Ｂ
線断面図。
平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は図３（ａ）のＢ−Ｂ
線断面図。
【図４】従来型のメンブレンスイッチのスペーサを示
し、（ａ）は底面図、（ｂ）は正面図。
し、（ａ）は底面図、（ｂ）は正面図。
２ 回路基板
３，４固定接点
５ 球面クリックバネ
６ スイッチ
１１ メンブレンスイッチ
１２ 接着剤の層
１３ 空気連通路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 照山 秀二
福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九
州ミツミ株式会社内
Ｆターム(参考） 5G006 AA01 AB25 AZ01 BA01 BB03
CD04 CD06 DB03 FB14 FB25
Claims (2)
- 【請求項１】 回路基板上に固定接点を設け、該固定接
点に接触する可動接点部材である球面クリックバネを配
置してスイッチを形成し、このスイッチを前記回路基板
上に連続して複数個配置するとともに、之等球面クリッ
クバネを含む前記回路基板上面に絶縁性のカバーフィル
ムを貼着して構成されたメンブレンスイッチに於いて、
前記スイッチを被蔽するカバーフィルムの下面に接着剤
の層を設けるとともに、該接着剤の不使用部位により、
前記複数個の球面クリックバネの配置部分を連通する空
気連通路を形成したことを特徴とするメンブレンスイッ
チ。 - 【請求項２】 上記カバーフィルムの下面に設けられる
接着剤の層は、スクリーン印刷にて形成する請求項１記
載のメンブレンスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001262135A JP2003077368A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | メンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001262135A JP2003077368A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | メンブレンスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003077368A true JP2003077368A (ja) | 2003-03-14 |
Family
ID=19089074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001262135A Pending JP2003077368A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | メンブレンスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003077368A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7178223B2 (en) | 2004-10-20 | 2007-02-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a movable contact unit to be disposed close to a magnetic sensor |
| KR100838543B1 (ko) * | 2005-09-02 | 2008-06-17 | 알프스 덴키 가부시키가이샤 | 스위치 장치 |
| KR100846325B1 (ko) | 2005-10-04 | 2008-07-15 | 알프스 덴키 가부시키가이샤 | 접점 부착 시트 및 입력 장치 |
| JP2009238662A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Citizen Electronics Co Ltd | シートスイッチ |
| EP2820516A4 (en) * | 2012-03-02 | 2015-12-23 | Microsoft Technology Licensing Llc | FUSE TECHNIQUES FOR AN INPUT DEVICE |
| US9268373B2 (en) | 2012-03-02 | 2016-02-23 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Flexible hinge spine |
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