JP2003077321A - 面光源装置 - Google Patents

面光源装置

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JP2003077321A
JP2003077321A JP2001263224A JP2001263224A JP2003077321A JP 2003077321 A JP2003077321 A JP 2003077321A JP 2001263224 A JP2001263224 A JP 2001263224A JP 2001263224 A JP2001263224 A JP 2001263224A JP 2003077321 A JP2003077321 A JP 2003077321A
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Toshiyuki Yoneda
俊之 米田
Yasuto Nai
康人 名井
Teruo Miyamoto
照雄 宮本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示品位の高い面光源装置を得る。 【解決手段】 光源1、およびこの光源1からの光が入
射する入光面11と、この入光面11とほぼ直交し、入
光面11から入射する光を出射する出射面12と、この
出射面12に対向する面上に、入光面11から入光面1
1に対向する面14に向けて設けられた複数のプリズム
列15とを有する導光板10を備え、入光面11の長手
方向における光源1の有効発光領域の長さが入光面11
の長手方向の長さに比して短い面光源装置において、少
なくとも、上記有効発光領域に対向する入光面以外の入
光面近傍から入光面に対向する面に向かうプリズム列
が、入光面の長手方向の垂直二等分線に対し遠ざかるよ
うに設けられた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は導光板の側面に光
源を有する、いわゆるサイドエッジ方式の面光源装置に
関するものであり、例えば、液晶表示装置のバックライ
ト光源として有用なものである。また、誘導灯や広告表
示板の光源としても有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平10−26813
8号公報に示された従来の面光源装置を示す図である。
図12において、1は線状光源、10は線状光源1から
の光を入光面11から入射し、入射した光を入光面11
と直交する出射面12から出射する導光板、13は導光
板10の出射面12と対向する対向面、14は導光板1
0の入光面11と対向する反入光面、15はプリズム
列、16はプリズム列15の稜線、20は線状光源1か
ら出射された光を特定方向に反射するリフレクタ、30
は反射シート、40は導光板上に設けられるプリズムシ
ートである。線状光源1としては蛍光灯が用いられてい
る。導光板10はアクリル等の樹脂材が用いられ、形状
は平板状やくさび形のものが多い。また、導光板10は
出射面12をほぼ均一に粗面化している。さらに、導光
板10の対向面13には入光面11から反入光面14に
向けて、入光面11と直交する方向に伸びるプリズム列
15が形成されている。プリズムシート40は導光板側
に入光面11とほぼ平行に伸びるプリズム列を持つ。
【0003】次に従来の面光源装置における動作を示
す。線状光源1から発せられた光は直接、またはリフレ
クタ20を介して、導光板10に入光面11から入射す
る。入射した光は導光板10内を全反射を繰り返しなが
ら伝搬する。その際、導光板10の対向面13に形成さ
れたプリズム列15によって、伝搬光は広がりを制限さ
れる。さらに、導光板10の出射面12は粗面化されて
いるため、伝搬光の一部の光は拡散され、出射面12の
法線となす角が臨界角以下となった光が出射する。出射
した光はプリズムシート40に斜め方向から入射する
が、プリズムシート40は、斜め方向から入射した光を
プリズム面で全反射によって反射させることにより、光
の向きを変えて出射する。図13(a)(b)は上記の
ような構成の従来の面光源装置の動作を説明する平面構
成図、及び図13(a)のA−A’線での輝度分布を示
す図である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の面光源装置は以
上のように構成されているが、面光源装置の狭額縁化が
進む中で、線状光源1の長さは制限され、図13(a)
に示すように、50%以上の輝度を維持する光源の領域
(以後、有効発光領域と呼ぶ)は入光面11に比して短
くならざるを得ず、また対向面13に形成されたプリズ
ム列15により、導光板内を伝搬する光の左右方向への
広がりが制限されることとあいまって、左右端近傍へ到
達する光が減少する。このため、導光板10からの出射
光は左右端近傍で減少し、かつプリズムシート40を介
しても出射光分布はほとんど変化せず、図13(b)に
示すように、左右端近傍で輝度落ちが生じ、表示品位の
低下を招くという問題があった。
【0005】この輝度落ちを改善するために、出射面1
2の左右端近傍の面粗度を他の領域に比べ高くし、左右
端近傍へ到達した光の出射する割合を増やす等の対策が
とられている。
【0006】また、特開2001−108807号公報
には、図14示すように、左右端近傍での輝度落ちを改
善するため、導光板10の対向面13に構成されるプリ
ズム列15のうち、左右端近傍のプリズム列15を互い
に交わる方向に傾ける対策が示されている。これによ
り、光線101のように有効発光領域から出射された光
が、左右端近傍のプリズム面の法線201となす角は小
さくなり、プリズム面から反射シート30側へ出射する
光線や、プリズム面で反射し出射面12の臨界角以下と
なる光が増加する。そのため、左右端近傍へ到達した光
の出射する割合が増加する。
【0007】しかしながら、このような方式では導光板
10内を伝搬し、左右端近傍に達する光が増加している
わけではないため、図14に破線領域Aとして示す領域
では輝度落ちが改善するものの、破線領域Aより光源か
ら離れた左右端近傍(破線領域Bで示す)では、到達する
光がより少なくなり、十分な改善効果を得ることが出来
ない。また、図14に示す従来例においては、プリズム
列15の傾きが変化する領域(破線領域Cで示す)におい
て、出射光の状態が変化し表示品位の低下につながると
いった問題があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、表示品位の高い面光源装置を
得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の面光源装置
は、光源部、およびこの光源部からの光が入射する入光
面と、この入光面とほぼ直交し、上記入光面から入射す
る光を出射する出射面と、この出射面に対向する面上
に、上記入光面から上記入光面に対向する面に向けて設
けられた複数のプリズム列とを有する導光板を備え、上
記入光面の長手方向における上記光源部の有効発光領域
の長さが上記入光面の長手方向の長さに比して短い面光
源装置において、少なくとも、上記有効発光領域に対向
する入光面以外の入光面近傍から入光面に対向する面に
向かうプリズム列が、上記入光面の長手方向の垂直二等
分線に対し遠ざかるように設けられているものである。
【0010】この発明の面光源装置は、上記面光源装置
において、複数のプリズム列が、入光面から上記入光面
に対向する面に向けて放射状に広がるように設けられて
いるものである。
【0011】この発明の面光源装置は、上記面光源装置
において、有効発光領域に対向する入光面以外の入光面
が、上記入光面の長手方向の両端にあり、複数のプリズ
ム列は、入光面の長手方向の垂直二等分線に対し対称に
なるように設けられているものである。
【0012】この発明の面光源装置は、上記面光源装置
において、導光板の出射面上に、プリズム列が上記導光
板の出射面に対向する側の面に設けられたプリズムシー
トを設けると共に、上記プリズム列が入光面にほぼ平行
となるようにしたものである。
【0013】この発明の面光源装置は、上記面光源装置
において、導光板における各プリズム列の、入光面に垂
直な方向に対する傾きが10度以下であるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図1を用いて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1による面光源装置を示す斜視図である。図
1において、1は線状光源、10は線状光源1からの光
を入光面11から入射し、入射した光を上記入光面11
とほぼ直交する出射面12から出射する導光板、13は
導光板10の出射面12と対向する対向面、14は導光
板10の入光面11と対向する反入光面、15は入光面
11から反入光面14に向けて設けられた複数のプリズ
ム列、20は線状光源1から出射された光を特定方向に
反射するリフレクタ、30は反射シート、40はプリズ
ムシートである。
【0015】本実施の形態1による面光源装置は、線状
光源1とリフレクタ20を導光板10の側方に配し、導
光板10の出射面12側にプリズムシート40、対向面
13側に反射シート30を配置した構成であり、フレー
ム(図示せず)によって保持されている。線状光源1と
しては円柱状の蛍光灯等が用いられ、リフレクタ20に
は銀箔を表面層とする金属板、白色シート等が用いられ
る。導光板10はアクリル等の透明樹脂、あるいは透明
樹脂中に光を散乱させる微粒子を混ぜた樹脂等が用いら
れる。導光板10はくさび形状であり、出射面12は出
射光の分布を調整するために面内において平均粗さの異
なる粗面としている。また、対向面13にはxy平面内
での光の配光特性を調整するため、プリズム列15を設
けている。反射シート30には銀箔やアルミ箔を貼られ
たシート、または白色シート等が用いられる。リフレク
タ20および反射シート30としては、反射率が70%
以上、より望ましくは90%以上のものが適している。
プリズムシート40には導光板側の面に、入光面11と
ほぼ平行な方向(x方向)に伸びるプリズム列が設けら
れており、また導光板側と反対側の面は粗面化されてい
る。
【0016】図2(a)(b)は上記実施の形態1によ
る面光源装置におけるプリズム列の方向を説明する平面
構成図、及び図2(a)のA−A’線での輝度分布を示
す図である。図において、16はプリズム列15の稜線
である。線状光源1は面光源装置の小型化のため十分に
長くすることはできず、図2(a)に示すように、入光
面11の長手方向における線状光源1の有効発光領域B
の長さは上記入光面11の長手方向の長さに比して短く
なっている。本実施の形態の場合、線状光源1の長さ
(=入光面11の長手方向の長さ)は250mmであ
り、有効発光領域Bの長さが234mmとなる。また、
本実施の形態1の面光源装置においては、図2(a)に
示すように、プリズム列15は入光面11から反入光面
14へ向けて放射状に広がっており、入光面11の法線
とプリズム列15がなす角θは5度以下としている。
プリズム列15が放射状に広がっているため、入光面1
1から遠ざかるにつれプリズム列15の稜線16のピッ
チが広くなっているが、本実施の形態においてはプリズ
ム列15が連続となるように入光面11から反入光面1
4に向けてプリズム列15の深さを深くしている。ま
た、プリズム列15は入光面の長手方向の垂直二等分線
(図2(a)のBB’線)に対し対称としている。
【0017】次に本実施の形態1の面光源装置における
動作を図3、図4に基づいて説明する。線状光源1より
発せられた光は、直接またはリフレクタ20を介し、導
光板10側へ放射される。入光面11から導光板10に
入射した光111は図3に示すように、主として出射面
12と対向面13との間で全反射を繰り返しながら、反
入光面14方向へ伝搬する。導光板10内を伝搬する光
は、対向面13に設けられたプリズム列15で反射され
ることにより、その広がりを制限される。図4はθ2
3度のプリズム列15による伝搬光の広がりと光の伝搬
方向を示した図である。線状光源1と入光面11の間に
遮光板50を設けることにより、線状光源1の一点Pか
らの光を導光板10に入射した時の光の伝搬を示してい
る。なお、対向面13にプリズム列15を設けていない
場合の伝搬光の広がりを破線であわせて示している。プ
リズム列15を設けることにより、一点Pから出射した
光は、その広がりを制限されつつ、プリズム列15の伸
びる方向へと伝搬している。本実施の形態においては、
前述のとおり、プリズム列15が入光面11から反入光
面14側へ向けて放射状に広がるように伸びているた
め、導光板10内に入射した伝搬光はプリズム列15の
伸びる方向に沿う形で導光板10の端部方向へ伝搬され
る。その結果、導光板全体の輝度は、図2(b)に示す
ように左右端近傍での輝度落ちが改善される。さらに、
プリズム列15により伝搬光の広がりが制限されるた
め、面光源装置からの出射光は、入光面11に平行な面
内(すなわち図1におけるxy平面内)において、配光
特性が調整される。
【0018】光は伝搬過程において、出射面12の法線
となす角が臨界角以下となることにより、出射面12よ
り出射される。また、導光板10内に入射した伝搬光の
一部の光は対向面13から出射されるが、この光は反射
シート30により反射され、再び導光板10内に戻り、
その後、出射面12から出射される。出射面12から出
射した光は、入光面11に垂直な面内(図1におけるy
z平面内)において図3に示すように傾いた光となる。
プリズムシート40は、斜め方向から入射した光を隣り
合ったプリズム面で全反射により反射させることによ
り、入光面11に垂直な面内の配光特性を調整する。な
お、導光板10から出射する出射光の光度の角度依存性
(y軸方向を0度としたときの、yz平面内における角
度依存性)は、図5に示すようになる。図5において、
縦軸は出射光の光度、横軸は出射光の角度であり、60
から70度に鋭いピークを持っている。プリズムシート
40はこの鋭いピークをほぼ維持したまま光の方向のみ
を変化させるため、極めて明るい面光源装置を容易に得
ることができる。さらに、プリズムシート40の、導光
板側と反対側の面は粗面化されているため、プリズムシ
ートを出射する際、光は適度に散乱され、ギラツキを押
さえ、高品質な面光源装置を得ることができる。
【0019】なお、出射面12に垂直な方向の輝度を高
くするには、対向面13に設けたプリズムの頂角θ1(図
1に示す)を70度から130度の範囲とすることが望
ましく、本実施の形態においては100度としている。
【0020】また、プリズム列15の傾きθ2(図2に示
す)が大きくなり過ぎると、図6に示すように、xy平
面内の配光特性が左右非対称となり、表示品位の低下に
つながる。図6において、横軸はxy平面における出射
光の角度であり、y軸方向を0度とする。縦軸は輝度で
ある。また、θを大きくすると、導光板10から出射
する出射光の光度の角度依存性(y軸方向を0度とした
ときの、yz平面内における角度依存性)は、図7に示
すようになだらかになり、ピーク光度が低下する。図7
において、縦軸は出射光の光度、横軸は出射光の角度で
ある。前述のようにプリズムシート40の働きは導光板
10から出射する光のピークをほぼ維持したまま、光の
方向を変化させることであるから、θを大きくとるこ
とは高輝度化を犠牲にすることにつながる。図8は図1
の構成の面光源装置における正面輝度のθ2に対する変
化であるが、θ2>10度では急激な輝度低下をもたら
すため、θ2は10度以下とすることが望ましく、5度
以下とすることがより望ましい。
【0021】さらに、出射面12に垂直な方向の輝度を
高くするには、プリズムシート40の頂角θ3(図1に示
す)を50から90度の範囲とすることが望ましく、本
実施の形態においては、θ3を65度とした。なお、θ3
を変化させることにより面光源装置からの出射光の方向
を制御することができる。
【0022】本実施の形態では入光面11側に比べ反入
光面14側の稜線16のピッチが広くなっているため、
入光面11から反入光面14に向けてプリズム列15の
深さを深くしているが深さは同じにして、図9に示すよ
うにプリズム列15間に入光面11から反入光面14側
に向けて幅の広がる平坦部17を設けてもよい。
【0023】実施の形態2.以下、本発明の実施の形態
2を図10、図11を用いて説明する。図10はこの発
明の実施の形態2による面光源装置を示す斜視図であ
る。図11(a)(b)はこの発明の実施の形態2によ
る面光源装置におけるプリズム列の方向を説明する平面
構成図、及び図11(a)のA−A’線での輝度分布を
示す図である。図1と同一の部材は対応する符号を付
し、重複した説明は省略する。図10、11において、
5は光源部であり、6は光源部5を構成する点状光源、
7は光源部5を構成し、点状光源6からの光を点状光源
6に対向する面から入射し、入射した光を導光板10の
入光面11に対向する面から出射する線状導光体であ
る。点状光源6としては発光ダイオード等が用いられ
る。線状導光体7はアクリル等の透明樹脂が用いられ、
点状光源6からの光を入射する面、および入光面11に
光を出射する面以外の面には、銀等の反射材が蒸着等に
より設けられている。さらに、線状導光体7には内部を
伝搬する光を導光板10の入光面11側へ出射するた
め、一部の面を粗面化したり、一部の面にプリズムを設
けている。通常、点状光源6より直接、点状光源6に対
向する入光面11へ入光する光は少なく、また点状光源
6及び線状導光体7よりなる光源部5は面光源装置の小
型化のため十分に長くすることはできないため、図11
(a)に示すように、光源部5の有効発光領域の長さは
線状導光体7の長手方向の長さとほぼ同じとなり、その
結果、有効発光領域の長さは導光板10の入光面11の
長手方向の長さに比して短くなっている。本実施の形態
の場合、入光面11の長手方向の長さは250mmであ
り、有効発光領域の長さが243mmとなる。
【0024】本実施の形態2の導光板10のプリズム列
15は、図11に示すように、入光面11の長手方向の
左端部近傍(本実施の形態では入光面11の左端部30
〜50mm部分)から反入光面14に向かって伸びるプ
リズム列、即ち、有効発光領域に対向する入光面以外の
入光面近傍から伸びるプリズム列のみが、入光面11か
ら反入光面14に向けて、入光面11の長手方向の垂直
二等分線に対し遠ざかる方向に、約3度(θ)傾いて
伸びている。このため、有効発光領域に対向する入光面
11より導光板10内に入射した伝搬光は、左端部近傍
においてプリズム列15の伸びる方向に沿う形で左端方
向に伝搬されるため、図11(b)に示すように輝度落
ちが改善される。
【0025】なお、上記実施の形態2においては、入光
面11の長手方向の左端部近傍から反入光面14に向か
って伸びるプリズム列のみが、一様に、約3度(θ
傾いたものを示したが、上記プリズム列が、入光面から
上記入光面に対向する面に向けて放射状に広がるように
してもよい。
【0026】また、上記実施の形態1においては、入光
面11から反入光面14に向かって伸びる全てのプリズ
ム列が放射状に広がったものを示したが、実施の形態2
と同様、有効発光領域に対向する入光面以外の入光面近
傍(例えば入光面11の両端部分30〜50mm部分)
から反入光面14に向かうプリズム列のみが、放射状に
広がる構成、あるいは一様に所定角度(θ)傾くよう
な構成としてもよい。
【0027】また、上記各実施の形態においては、導光
板10の形状をくさび形状としているが、平板形状等で
も良く、くさび形状に限定されるものではない。
【0028】また、上記各実施の形態において、導光板
10に設けられたプリズム列15の断面形状は三角形と
しているが、台形状や正弦波状等でも良く、三角形に限
定されるものではない。
【0029】また、上記各実施の形態において、線状光
源1または光源部5が導光板10の一側面に一灯設けら
れたものを示したが、これに限定されるものではなく、
反入光面14側や、他の側面にも光源を配置しても良
い。
【0030】また、上記各実施の形態において、プリズ
ムシート40は導光板10側にプリズム列を設け、導光
板側と反対側の面を粗面としているが、導光板側と反対
側の面を鏡面としても良い。また、導光板側の面を鏡面
または粗面とし、導光板側と反対側の面にプリズム列を
設けても良い。
【0031】また、導光板10の出射面12側にプリズ
ムシート40のみを配置しているが、導光板10とプリ
ズムシート40の間、または、プリズムシート40上に
プリズムシートや拡散シート等を配置してもよいし、プ
リズムシート40の変わりに拡散シートを配置してもよ
いし、または何も配置しなくてもよく、導光板10上に
配置されるシートを限定するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の面光源装置によ
れば、光源部、およびこの光源部からの光が入射する入
光面と、この入光面とほぼ直交し、上記入光面から入射
する光を出射する出射面と、この出射面に対向する面上
に、上記入光面から上記入光面に対向する面に向けて設
けられた複数のプリズム列とを有する導光板を備え、上
記入光面の長手方向における上記光源部の有効発光領域
の長さが上記入光面の長手方向の長さに比して短い面光
源装置において、少なくとも、上記有効発光領域に対向
する入光面以外の入光面近傍から入光面に対向する面に
向かうプリズム列が、上記入光面の長手方向の垂直二等
分線に対し遠ざかるように設けられているので、導光板
の端部近傍での輝度落ちを防ぐことができるため、輝度
むらが少なく、かつ高輝度な面光源装置を得ることがで
きる。
【0033】また、本発明の面光源装置によれば、上記
面光源装置において、複数のプリズム列は、入光面から
上記入光面に対向する面に向けて放射状に広がるように
設けられているので、プリズム列の方向の変化による局
所的な輝度むらの発生を押さえることができ、高品位な
面光源装置を得ることができる。
【0034】また、本発明の面光源装置によれば、上記
面光源装置において、有効発光領域に対向する入光面以
外の入光面が、上記入光面の長手方向の両端にあり、複
数のプリズム列は、入光面の長手方向の垂直二等分線に
対し対称になるように設けられているので、出射光の配
光分布の偏りが無く、高品位な面光源装置を得ることが
できる。
【0035】また、本発明の面光源装置によれば、上記
面光源装置において、導光板の出射面上に、プリズム列
が上記導光板の出射面に対向する側の面に設けられたプ
リズムシートを設けると共に、上記プリズム列が入光面
にほぼ平行となるようにしたので、導光板からの出射光
分布をほとんど変化させることなく、入光面に垂直な面
内において、出射光の方向を意図する方向へと変化させ
ることができ、用途に応じた高品位、かつ高輝度の面光
源装置を得ることができる。
【0036】また、本発明の面光源装置によれば、上記
面光源装置において、導光板における各プリズム列の、
入光面に垂直な方向に対する傾きが10度以下であるの
で、出射光の配光をほとんど変化させることなく、輝度
むらを改善できるため、高品位、かつ高輝度の面光源装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による面光源装置を示
す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による面光源装置にお
けるプリズム列の方向および輝度分布を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による面光源装置の動
作を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による面光源装置の効
果を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係わる導光板から出
射する出射光の角度と光度との関係を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による面光源装置にお
ける配光特性とθ2との関係を説明する図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係わる導光板からの
出射光の方向とθ2との関係を説明する図である。
【図8】 本発明の実施の形態1による面光源装置にお
ける正面輝度とθ2との関係を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1による面光源装置にお
ける他のプリズム列形状を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2による面光源装置を
示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態2による面光源装置に
おけるプリズム列の方向および輝度分布を示す図であ
る。
【図12】 従来の面光源装置を示す図である。
【図13】 従来の面光源装置における動作を説明する
図である。
【図14】 従来の他の面光源装置におけるプリズム列
の方向を示す図である。
【符号の説明】
1 線状光源、5 光源部、6 点状光源、7 線状導
光体、10 導光板、11 入光面、12 出射面、1
3 対向面、14 反入光面、15 プリズム列、16
プリズム列の稜線、17 平坦部、20 リフレク
タ、30 反射シート、40 プリズムシート、50
遮光板、101,111 光線、201法線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 照雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA21Z FA23X FA23Z FA42Z LA16 LA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部、およびこの光源部からの光が入
    射する入光面と、この入光面とほぼ直交し、上記入光面
    から入射する光を出射する出射面と、この出射面に対向
    する面上に、上記入光面から上記入光面に対向する面に
    向けて設けられた複数のプリズム列とを有する導光板を
    備え、上記入光面の長手方向における上記光源部の有効
    発光領域の長さが上記入光面の長手方向の長さに比して
    短い面光源装置において、少なくとも、上記有効発光領
    域に対向する入光面以外の入光面近傍から入光面に対向
    する面に向かうプリズム列が、上記入光面の長手方向の
    垂直二等分線に対し遠ざかるように設けられていること
    を特徴とする面光源装置。
  2. 【請求項2】 複数のプリズム列は、入光面から上記入
    光面に対向する面に向けて放射状に広がるように設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
  3. 【請求項3】 有効発光領域に対向する入光面以外の入
    光面が、上記入光面の長手方向の両端にあり、複数のプ
    リズム列は、入光面の長手方向の垂直二等分線に対し対
    称になるように設けられていることを特徴とする請求項
    1または2記載の面光源装置。
  4. 【請求項4】 導光板の出射面上に、プリズム列が上記
    導光板の出射面に対向する側の面に設けられたプリズム
    シートを設けると共に、上記プリズム列が入光面にほぼ
    平行となるようにしたことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の面光源装置。
  5. 【請求項5】 導光板における各プリズム列の、入光面
    に垂直な方向に対する傾きが10度以下であることを特
    徴とする請求項4記載の面光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100405172C (zh) * 2003-11-13 2008-07-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 背光模组

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