JP2008016408A - 面状光源 - Google Patents

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Abstract


【課題】 異方性拡散面を上面に形成した導光板と、該導光板の側面に配した発光源を有し、発光源の発光を導光板により光路変換して面状の照明光を出射する面状光源において、導光板の上面に生ずる湾曲した輝線による輝度ムラによる照明の品質の低下を改善する。
【解決手段】 上面に異方性拡散面1hを有する導光板11と、該導光板の側面に配した発光源2とを有し、その発光源から前記導光板に入射する光線を導光板により光路変換して前記異方性拡散面1hより異方性の拡散光を出射する面状光源を、前記導光板11の上面の一部に鏡面部11kを設けた構成とする。
【選択図】 図4

Description

この発明は例えば液晶パネルを背面より照射するバックライトに係る面状光源に関し、特に導光板と導光板の側方に配した発光ダイオード等の発光源(および好ましくは導光板の上方に配した拡散板等の方向制限手段)を有し、発光源からの光を導光板により光路変換してその上面より面状の光束を出射し、さらに好ましくは前記方向制限手段により、面状の光束を所望の方向に揃えて、照明光を出射する面状光源に関する。
携帯端末機器や、ラップトップコンピュータ等に用いられる液晶パネル等の表示装置の照明手段として、面状光源よりなるバックライト装置が知られている。かかる面状光源は、例えば図7に示すような構成をなしている(特許文献1参照)。図7において(a)は斜視図、(b)は断面図である。図7において、120はバックライトユニット(面状光源)であり、102はLED(発光ダイオード),101は導光板、103は拡散板、104はPyプリズムシート、105はPxプリズムシート、106は反射板、107は透過型又は半透過型の液晶表示板である。LED102はLED基板102bに保持されて導光板101の側面101cに対向する位置に配置され、導光板101の上方には拡散板103、Pyプリズムシート104、Pxプリズムシート105が順次重ねて配置される。反射板106は導光板101の下面101bに対向、近接して配置される。LEDの発光は、導光板101の入光側面101cから入射し、導光板101の上面101aと下面101bの間で反射を繰り返しながらその内部を伝播し、その間に平滑な上面101aから上方に出射する。下面101bは細かな凹凸を有する乱反射面となっており、光の反射及び屈折の法則により、この面に入射した内部光を上面101aに向けて反射したり、反射板106に向けて出射したりする。反射板106は下面101bから屈折により下方に出た光を反射させて内部に戻し、光の利用効率を上げる作用をなす。
特願2002−146589(特開2003−337333)図17
導光板101の上面101aからの出射光は拡散板103に達し、ここで光の方向が中程度の範囲に絞り込まれる。更に、Pyプリズムシート104によりy方向の角度が絞り込まれ、Pxプリズムシート105によりx方向の角度が絞りこまれ、最終的には出射光を略z方向に揃える。このz方向に揃った光線が液晶表示板107に入射することにより液晶を透過する光の状態を理想的なものとし、鮮明でSNの高い表示を可能とする。
しかし、このような面状光源においては以下に述べるような問題がある。すなわち、前記下面101bの反射面においては様々な方向に光を反射するので、上面101aに入射する光線の中には図7(c)に示すように臨界角に近い角度で入射する光線も少なくない。このような光線は法線に対し90°に近い角度すなわち水平に近い角度の屈折をする。このような場合、拡散板103に達しないか、達したとしても入射角が大きいので、この光線を効率よく方向変換して、拡散板103からPyプリズムシート104に向け出射することが困難となる。このようにして、全体的に見れば、LED102から導光板101内に入射した光を効率よく照明光に変換し、十分に明るい照明光を得ることが困難であるという問題があった。
そこで、この点を改善すべく図8(a)に示すように導光板101の上面101aに、異方性の拡散特性を有するホログラム又はヘアーライン面101hを設けてなる導光板101を用いた面状光源が考えられる。この例においては、導光板101の下面101bには複数のプリズムが設けられている。他の構成は図7に示した面状光源120と略同様とする。このような技術は例えば、特許文献2に示す公知の原理を利用したものである。すなわち、導光板の上面101aの表面に所定のホログラムに類する異方性の拡散面101hを形成し、図8(b)および図8(c)に示すように出射光が所望の角度範囲に入る異方性拡散による拡散光φ01を出射するようにすることができる旨が記載されている。このようして、上記の図7(c)に示した拡散板103に対する入射角が大となるという問題が改善され、拡散板(103)に入射する光の利用効率を高め、照明光の明るさを上げることができる。
米国特許第6347873B1明細書 5頁
この異方性拡散の作用はホログラム又はこれに類する凹凸を有する表面の拡散作用によりなされる。ここでホログラムの作用原理を簡単に説明する。ホログラムは物体光(物体から反射されて光線)と参照光を干渉させて生ずる明暗の縞を記録したものであり、物体が実在しない場合でもこの縞模様よりなるホログラムに所定の光を入射することにより、物体光を再生させる作用がある。図9はホログラムの原理を示すXZ断面図である。図9(a)に示すように点pから放射される物体光sbと垂直方向のレーザー光等の同位相の平行光線よりなる参照光ssを干渉させたとき、場所により明暗を生ずる。この明暗を水平配置した平面h上で見れば、明るくなる部分は左右対称に複数個存在するが、その間隔は対称軸から離れるほど小となって行く。これは、点pからの光路差が波長λに等しくなるような関係を維持するために、必然的にこのような傾向となるのである。このようにして平面h上に生じた明暗の縞模様を記録して再生したものが、図9(b)に示すホログラムHであり、明暗の縞模様の明るい部分がスリットとなっている。スリット間隔dは外側にいくほど小となっている。
ここで、図9(b)に示すように、物体光sbを加えることなく、垂直方向の同位相の光線ssのみをホログラムHに入射すると、ホログラムHの各スリットは同位相の波源として機能し、隣り合うスリット間隔をdとしたとき
sinθ=λ/d・・・(1)
で示される角度θの出射角で各スリット点から回折による拡散光sφが出射する。
図9(b)において1番目のスリットと2番目のスリットの間隔をd1、2番目のスリットと3番目のスリットの間隔をd2とし、1番目及び2番目のスリットの出射角をそれぞれθ1、θ2とすれば sinθ1=λ/d1 、sinθ2=λ/d2 となり、
d1>d2 であるから、θ2>θ1 となり、出射光は拡散する。そして拡散の方向は
図9(a)のpと同位置にある仮想的な点p1から発光しているような方向をとる。
図10は、YZ断面におけるホログラムの作成および作用を示す図であり、図10(a)はホログラムの作成方法、図10(b)はホログラムの作用を示し、基本的な原理はそれぞれ図9(a)、図9(b)についてすでに説明したのと同様である。但し、ホログラムHのスリット間隔d1、d2等は図9場合よりも小さくなっており、その分だけ拡散光sφの出射角θ1、θ2等は図9に示すXZ断面の場合よりも大となっており、この結果、拡散角の巾はXZ断面よりもYZ断面の方が大となる。すなわちHは異方性拡散面となる。
図12はこのような異方性拡散面Hにレーザー光源Lから、垂直にレーザー光sLを入射した場合の拡散光φを示す図である。拡散光XZ面においては左右対称となる拡散光を生ずるが、拡散光φを水平面で切断したA−A断面はY方向に長い楕円となり、拡散光φは異方性拡散光となる。この場合拡散光φの光束はX軸に関しても、Y軸に関しても対称となっている。このような異方性拡散は例えば図8の101に示すような導光板の上面の異方性拡散面(101h)から出射するときは、Y方向における出射光の隙間部を補完しあうことができるので、結果的に出射光のY方向の隙間をなくす上で有効である。しかしながら、図12に示したような拡散光φの対称性は、図13に示すように異方性拡散面Hにレーザー光源Lから斜めにレーザー光sLを入射した場合には拡散光φの断面は図13のB―B断面図に示すように、楕円ではなく、対称性を失ったくびれた湾曲形状となり、後に述べるような問題を生ずる。
拡散光の断面が湾曲形状となることについて、少し説明する。ホログラムHに垂直なレーザー光線(又は同位相の光線)が入射した場合、ホログラムの各スリットはそれぞれが、互いに同位相の波源点となり、左右対称に分布した各スリットから出射する拡散光からは(1)式で示される出射角(θ)の光線を出射しこれがX方向についても、XZ断面においてもYZ断面についても対称に分布する(図9、図10参照)。しかし、図11に示すようにXZ面においてレーザー光線sLが傾斜角αで入射した場合にはホログラムの各スリットにおける波源は同位相とはならず、距離dで隣り合う波源の間で、最初から
dsinα の光路差を生じている。これを考慮すると、拡散光sφの出射角θについては
sinθ=(λ+dsinα)/d=λ/d+sinα・・・・・(2)
となる。(2)式より、dについて対称性があっても、拡散光sφの出射角θについては対称性のないことがわかる。
図11はα=30° の場合に図9のホログラムについて拡散光sφの出射角θについて(2)式を用いて計算した方向を示す図である。XZ面については拡散の対称性は完全に失われ、全体として大きく右側に傾斜していることがわかる。対称性が失われるとともに、全体の拡散巾も小さくなる。
一方、YZ断面で見れば、ホログラムのスリット同士の波源の位相は同位相となるので、図10(b)に示すような、拡散光の対称性は保存される。
図13のB−B断面図はB−Bの方向においては楕円における対称性が失われて、一方に片寄って巾も狭くなり、これと直交する方向(Y方向)においては対称性が保存され全体として弓状に湾曲した形状となっている。
図14に、図8に示したような異方性拡散面101hを上面に有する導光板101の上面における出射光の輝度の分布状態を示す。ここで薄くハッチングした部分L1は一応発光をしているが光の弱い部分、濃く塗った部分L2が異方性拡散により上記のように湾曲した輝度の高い発光部分を示す。ここで、LEDに近い部分は異方性拡散による湾曲が特に顕著である。これは、この部分においてはLEDからの光線が、ZX面から離れて斜め方向に向かう部分が多く、そのため、斜め方向に湾曲が伸びて、湾曲が激しくなっている。なお、LEDから離れるに従って内部光の斜め方向の成分(XY面で見た場合)は減少し、拡散光の極端な湾曲は次第に少なくなっていく(しかし一定の湾曲は存続する。)。
ここで、湾曲した拡散光の部分L2は明るく光り、拡散光の湾曲と湾曲の隙間は明るさが低下している。よって、このままでは湾曲が目立ち、照明の品質が低下する。そこで導光板101の上面に対向して図1に示すような拡散板103その他プリズムシート(104、105)等の光路補正部材を配置することにより、拡散光の湾曲、輝度のムラはある程度改善される。しかし、LEDの近傍の拡散光の湾曲の目立ち、および、それによる輝度のムラは、かかる方法によっても改善することは困難である。このように従来の異方性拡散面を上面に形成してなる導光板を有する面状光源は拡散作用により、全体の照明光の光量を上げる利点を有するものの、拡散光の湾曲の目立ち、輝度ムラを十分防止できないという問題があった。
本発明は上記したように、異方性拡散面を上面に形成した導光板を有する面状光源において、上記したように、拡散光の湾曲による輝度の不均一および湾曲の目立ちに起因して、かかる導光板を有する面状光源の照明の品質が低下するという問題を改善することを課題とするものである。
上記の課題を解決するための第1の手段として本発明は、上面に異方性拡散面を有する導光板と、該導光板の側面に配した発光源とを少なくとも有し、その発光源から前記導光板に入射する光線を導光板により光路変換して前記異方性拡散面より異方性の拡散光を導光板の上方に出射する面状光源において、前記導光板の上面の一部に平滑な鏡面部を設けたことを特徴とする。これにより、前記導光板の上面から出射する異方性拡散の湾曲の隙間の暗部を前記平滑な鏡面部による通常の屈折光の出射により補完し、面状光源の照明品位の向上を図ることが出来る。
上記の課題を解決するための第2の手段として本発明は、前記第1の手段において、前記平滑な鏡面部を前記発光源と対向する導光板の側面の近傍に設けたことを特徴とする。これにより、前記発光源と対向する導光板の側面の近傍における異方性拡散の湾曲をなくし、面状光源の照明品位の向上を図ることが出来る。
上記の課題を解決するための第3の手段として本発明は、前記第1の手段又は第2の手段において、前記導光板の上面の上方に拡散板その他の集光手段を設けたことを特徴とする。これにより、前記導光板における前記異方性拡散面より生ずる拡散光の湾曲による目立ちを軽減するとともに、照明の輝度の均一化を向上することができる。
上記の課題を解決するための第4の手段として本発明は、前記第1乃至第3の手段のいずれかにおいて、前記該導光板の側面に配した発光源は互いに間隔をおいて配置した複数のLEDよりなることを特徴とする。これにより、線状光源を用いることなく、LEDを発光源として、照明の輝度の均一化に優れた前記第1乃至第3の手段のいずれかに記載した面状光源を構成することができる。
前記第1の手段乃至第4の手段のいずれかによれば、上面に異方性拡散面を有する導光板と、該導光板の側面に配した発光源とを有し、その発光源から前記導光板に入射する光線を導光板により光路変換して前記異方性拡散面より異方性の拡散光を出射する面状光源において、前記導光板の上面から出射する異方性拡散の湾曲の隙間の暗部を前記平滑な平面部による通常の屈折光の出射により補完し、面状光源の照明品位の向上を図ることが出来る。
本発明を実施するための形態は、例えば、導光板と、該導光板の側面に配したLEDと、前記導光板の下面に対向して配した反射板(又は反射シート)を有し、導光板の上方に拡散板、および1対のプリズムシートが順次重ねて配置された面状光源において、前記導光板の上面に異方性拡散を起こすホログラムの作用効果を有する、ホログラム拡散面、ホログラムに類する凹凸を有するヘアーライン拡散面等の異方性拡散面を形成したものであり、更に導光板の上面の一部に前記異方散面ではない平滑な平面部を設けたことを特徴とするものである。
以下に図面を参照して本発明に係る面状光源の実施例1を説明する。図1は本実施例1に係る面状光源20の全体の構成を示す図である。図1において、20は面状光源であり、2はLED(発光ダイオード)、1は導光板、3は拡散板、4はPxプリズムシート、5はPyプリズムシート、6は反射板である。LED2はLED基板2bに保持されて導光板1の入光側面1cに対向する位置に配置され、導光板1の上方には拡散板3、Pxプリズムシート4、Pyプリズムシート5が順次重ねて配置される。反射板6は導光板1の下面1bに対向、近接して配置される。ここで、互いに直交するx、y、z軸よりなる座標のx軸は前記入光側面1cに垂直な導光板1の長手方向の軸、y軸はx軸に垂直な導光板1の幅方向の軸、z軸は導光板1の厚み方向の軸である。
図2は図1に示す面状光源20の中の導光板1とLED2を示す斜視図である。図2に示すように導光板1の上面1aには異方性拡散面1hおよび平滑な平面よりなる鏡面部分1kが形成されている。鏡面部分1kは導光板1の上面において入光側面1cから一定の距離にある部分すなわち、LED2に近い部分にのみ形成されている。導光板1の上面1aのその他の部分にホログラム拡散面又はこれを凹凸形状に置き換えたヘアーライ拡散面よりなる異方性拡散面1hが形成されている。導光板1の下面1bには複数のプリズムよりなるGroove面が形成されている。
導光板入光側面1cより入射した光線は直接にまたはGroove面1bでの1回または複数回の反射を経た後に、前記鏡面部分1k又は異方性拡散面1hから上方に出射する。この際、異方性拡散面1hからは湾曲のある異方性拡散光として出射する。鏡面部分1kからは、拡散光ではなく、通常の屈折光が出射するので、異方性拡散に起因する光束の湾曲は生じない。
図3は導光板1を上方から見た場合の出射光の輝度の分布を示す図(導光板1の上面の近傍で見た場合を示す。)である。ここで、斜線のハッチングで示す部分L1は光線が多少なりとも出射する部分であり、濃く塗った部分L2は拡散光の出射光のうち明るさの目立つ湾曲した部分である。
なお、異方性拡散面1hにおいては、厳密な臨界角というものはないが、入射角が大となるほど、反射の割合が増え、出斜光が弱くなる傾向がある。そして、上記の拡散光の湾曲部分L2同士の隙間の部分にも反射板6の作用により、入射角の小さい光線が入射することがあるので、弱いけれどもある程度の光線は出射している。
本実施例1においては、図3に示すように図2の鏡面部分1kに対応する部分においては、通常の屈折による光線の出射がなされるので、異方性拡散による輝線の湾曲は全く存在しない、そしてその他の部分(図2の異方性拡散面1hに対応する部分)には、異方性拡による輝線の湾曲部L2が存在するが、その湾曲の程度は比較的少なく、湾曲部同士の間に存在する輝度の弱い隙間部分の面積も比較的に小である。このような状態で導光板1からの出射光は拡散板3、Pxプリズムシート4、Pyプリズムシート5を経て照明光として上方に出射する際には、導光板1からの出射光の方向が補正修正されて輝度の不均一性が改善され、上記の異方性拡散による輝線の湾曲が目立つこともかなり改善され、全体として、輝度が略均一な明光を出射することができる。
なお、反射板6は導光板1の下面1bから屈折により下方に出射した光線を反射して導光板1内に再入射させ、導光板1における光線の利用効率を高める作用をなす。
以下に図面を参照して本発明に係る面状光源の実施例2を説明する。図4は実施例2に係る面状光源に使用される導光板11を示す図である。導光板11の入光側面11cの近傍には鏡面部分11kが図2に示した実施例1における鏡面部分1kの設けられた部分に相応する部分にも設けられている。11hは異方性拡散面である。図4に示すように鏡面部分11kは入光側面11cの近傍部分以外にも異方性拡散面11hと混在する形で設けられている。図4には帯状の異方性拡散面11hと帯状の鏡面部分11kが交互に設けられ、この図においては、鏡面部分11kの巾と異方性拡散面11hは略等しくなっている。
図5は図4に示す導光板11の作用を示す図である。導光板11の内部光sが異方性拡散面11に入射するとその1部は拡散光φとなるが、残りの部分(ホログラムのスリットを通過しない部分)はここで乱反射され、反射板6を経る等して鏡面部分11kに入射する。この点線で示す入射光は屈折により上方に点線で示すsrとして出射するが、鏡面部分11kへの入射角に応じて比較的広い角度範囲に分布する。よって、異方性拡散面11hからの拡散光φの隙間を補完することが出来る。なお鏡面部分11kにはこれ以外に下面11bで反射された内部光sが入射し屈折により出射光S1を上方に出射する。かかる出射光も拡散光φ同士の隙間を補完することができる。
このような鏡面部分11kからの出射光は異方性拡散面11hからの拡散光φの達しない部分すなわち、異方性拡散による輝線の湾曲した輝線のへこみ部分にも達し、輝度を均一化す作用を有する。
このような作用は鏡面部分11kの巾を異方性拡散面11hの巾に比して大とすれば、補完作用も大となるが、あまりその比率を大とすると、面状光源の全体としての明るさを向上させるという異方性拡散面の特有の作用効果をなくしてしまうこととなる。そこで、この明るさの向上という目的が達成される範囲で、鏡面部分11kの巾と異方性拡散面11hの巾の比率を適切に設定し、照明光の輝度の均一化と照明光全体の明るさの向上の両立を図ることが望ましい。
図4には鏡面部分11kを異方性拡散面11hの間に複数、帯状に配した場合を示しているが、本発明はこれに限らず、異方性拡散面11hの間に三角形、四角形、円形其の他の形状の鏡面部分11kを千鳥状其の他の配列により、分散して配置した場合にも同様の効果を得ることが出来る。
図6は図4に示す導光板11を上方から見た場合の出射光の輝度の分布を示す図(導光板1の上面の近傍で見た場合を示す。)である。ここで、粗いハッチングで示すL1は図4の入光側面11c近傍の鏡面部分11kに対応して比較的輝度の低い光線を出射する部分である。細かいハッチングで示すL3は図4において、鏡面部分11kと異方性拡散面11hの混在する部分に対応し、輝度が比較的高く、輝度の分布がほぼ均一の領域を示す。図6に示すような、湾曲する輝線L2はほとんど目立たなくなり、実質的に消えているとみなされる。このように、図4に示す本実施例2に係る導光板11によれば異方性拡散面の有する欠点を十分に除去し且つ照明の強度も確保することができる。
本発明の実施例1に係る面状光源の構成を示す図である。 図1に示す面状光源に使用する導光板の構成を示す図である。 図2に示す導光板の輝度の分布状態を示す図である。 本発明の実施例2に係る面状光源に使用する導光板の構成を示す図である。 図4に示す導光板の作用を示す図である。 図4に示す導光板の輝度の分布状態示す図である。 従来の面状光源の構成を示す図である。 従来の異方性拡散面を有する導光板の構成を示す図である。 ホログラムによる拡散の原理を示す図である。 ホログラムによる拡散の原理を示す図である。 ホログラムによる拡散の原理を示す図である。 レーザー光の垂直入射に対する異方性拡散面の作用を示す図である。 レーザー光の斜め入射に対する異方性拡散面の作用を示す図である。 図8に示す導光板の輝度の分布状態を示す図である。
符号の説明
1、11 導光板
1a、11a 上面
1b、11b 下面
1c、11c 入光側面
1h、11h 異方性拡散面
1k、11k 鏡面部分
2 LED
2b LED基板
3 拡散板
4 Pxプリズムシート
5 Pyプリズムシート
6 反射板
20 面状光源
s 内部光
φ 拡散光
L1、L3 発光部
L2 湾曲部

Claims (4)

  1. 上面に異方性拡散面を有する導光板と、該導光板の側面に配した発光源とを少なくとも有し、その発光源から前記導光板に入射する光線を導光板により光路変換して前記異方性拡散面より異方性の拡散光を導光板の上方に出射する面状光源において、前記導光板の上面の一部に平滑な鏡面部を設けたことを特徴とする面状光源。
  2. 前記平滑な鏡面部を前記発光源と対向する導光板の側面の近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載の面状光源。
  3. 前記導光板の上面の上方に拡散板その他の集光手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の面状光源。
  4. 前記該導光板の側面に配した発光源は互いに間隔をおいて配置した複数のLEDよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の面状光源。
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