JP2003076933A - 保険商品情報提供方法、及び、保険情報提供プログラム - Google Patents

保険商品情報提供方法、及び、保険情報提供プログラム

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JP2003076933A
JP2003076933A JP2001263924A JP2001263924A JP2003076933A JP 2003076933 A JP2003076933 A JP 2003076933A JP 2001263924 A JP2001263924 A JP 2001263924A JP 2001263924 A JP2001263924 A JP 2001263924A JP 2003076933 A JP2003076933 A JP 2003076933A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々の保険商品の情報を予め登録する際に保
険会社から受け取るべき情報が少なくても各保険商品の
情報を提供できる方法を、提供する。 【構成】契約情報データベース17の各レコードは、対
象保険商品毎に一意となるための契約コード,対象保険
商品の内容を表すアイテム,及び、対象保険商品が他の
保険商品を基にしている場合において当該他の保険商品
の契約コードを示す母体契約コードから、構成されてい
る。さらに、この契約情報データベース17には、各レ
コードにおける母体契約コードと他のレコードの契約コ
ードとが一致することを条件とする結合が設定されてい
る。従って、他の保険商品を基に新規の保険商品を登録
する場合には、新規の契約コードを含むレコードには、
当該他の保険商品に対する新規保険商品の内容の差分が
登録されるとともに、他の保険商品の契約コードが母体
契約コードとして登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保険会社からの依
頼に従って、その保険会社が販売する保険商品について
の情報をサーバに登録し、保険商品への加入を希望する
ユーザに対して、適宜その保険商品についての情報をオ
ンラインにて提供する保険商品情報提供方法に、関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、保険商品の購入を求めるユーザ
は、複数の保険会社からそれぞれパンフレットを取り寄
せ、それらパンフレットに記載された契約見本に基い
て、自己の希望に沿うと思われる幾つかの保険商品をピ
ックアップしていた。但し、保険商品の価格(保険料)
は、ユーザの属性(例えば、年齢、性別、病歴)や保証
内容(死亡保障額、入院保証額、満期受取額、特約)と
いった様々な条件を所定の複雑な計算式に代入すること
によって算出されるものであるので、あらゆる条件を反
映させた全内容がパンフレットに掲載されていることは
ありえない。従って、ユーザは、パンフレットからピッ
クアップした各保険商品毎に、その保険商品を取り扱っ
ている保険会社の外交員と契約交渉を繰り返し行って、
自己の属性及び希望する保証内容に応じた保険料を算出
してもらい、その上で、各条件下での保険料を加味し
て、加入すべき一の保険商品を決定していた。
【0003】ところで、近年におけるインターネットの
発達に伴い、自己の取り扱う保険商品を自己が運営する
ウェッブサイトを介して販売する保険会社も現れてい
る。このようなウェッブサイトには、通常、そのサイト
にアクセスしたユーザが特定保険商品を特定して、自己
の属性及び希望する保証内容を入力するための検索条件
入力ページが用意されており、そのユーザがその検索条
件入力ページに各条件を入力して送信すると保険料の計
算が自動実行されて、算出された保険料が応答されるよ
うになっている。そのようにして応答された保険料が意
に適えば、ユーザは、別途用意されている契約用ページ
に所定の情報を入力することにより、その保険会社と保
険契約を締結することができる。
【0004】更に、複数の保険会社が取り扱っている各
種保険商品の概要を紹介するページを公開したり、ユー
ザが入力した大まかな条件に沿った各保険会社の保険商
品を検索して提示するポータルサイトも、複数の業者に
よって運営されている。これらポータルサイトによって
各ユーザへ送信される画面には、各保険商品を取り扱っ
ている各保険会社のウェッブサイトへのハイパーリンク
が設定されている。従って、ユーザは、このポータルサ
イトの画面上において、大まかに検索をしてある程度自
己の希望に添った保険商品をピックアップした後に、ピ
ックアップした保険商品を取り扱っている保険会社のウ
ェッブサイトに移行して、上述したようにして保険契約
を締結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同一種類の
保険商品(即ち,本契約部分に適用される計算式が共通
するが故に同一商品名[保険商品コード]にて販売され
る保険商品)であっても、加入年齢の範囲如何に依り、
また、特約の有無及び付加される特約の内容に依り、異
なった契約コードが与えられる。即ち,厳密に言えば、
これらは、互いに別個の保険商品となる。従って、保険
会社は、ポータルサイトにて相違を加味して保険商品の
紹介をしてもらうには、個々の保険商品(個別の契約コ
ードが与えられている保険商品)について、夫々、その
保険商品の内容を表すための全ての情報を、予め当該ポ
ータルサイトに登録しておかねばならない。その結果、
保険会社における担当者の作業量は甚大なものとなって
いた。
【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その課題は、ネットワーク経由でア
クセスしてきたユーザに対して顧客毎にカスタマイズさ
れた特約情報を提供できると共に、個々の保険商品の情
報を予め登録する際に保険会社から受け取るべき情報が
少なくて済む保険情報提供方法,並びに、ネットワーク
に接続されたコンピュータに対してこのような保険情報
提供方法を実行させることができる保険情報提供プログ
ラムを、提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に案出された本発明による保険商品情報提供方法及び保
険商品提供プログラムによると、個々の保険商品毎のレ
コードが、夫々、対象保険商品毎に一意となるためのコ
ードを格納するためのカラム,対象保険商品の内容を表
す複数項目の情報を夫々格納するための複数のカラム及
び対象保険商品が他の保険商品を基にしている場合にの
み当該他の保険商品のコードを母体コードとして格納す
るためのカラムから構成されているテーブルが、準備さ
れる。そして、前記テーブル中の何れかのレコードに情
報が登録されている他の保険商品が指定された状態で、
当該他の保険商品の内容に対する差分を含む保険商品情
報登録要求を、何れかの登録要求元端末からネットワー
ク経由で受信した時には、新規に設定されたコード及び
前記要求に含まれる差分を格納した新規レコードを前記
テーブルに追加するとともに、この新規レコードに、前
記他の保険商品のコードを母体コードとして格納する。
これにより、登録要求元端末は、元となる他の保険商品
を指定した状態で、当該他の保険商品の内容に対する新
規保険商品の差分のみを送信すれば、その新規保険商品
についての情報をテーブルに登録してもらうことができ
る。その場合には、保険商品の内容を表すのに必要な項
目のうちの一部が欠落した状態で、その新規保険商品の
内容が新規レコードに格納されることになるが、以下の
理由により、必要な項目が全てレコードに格納されてい
る保険商品と同等に扱われる。即ち、前記テーブルの何
れかのレコードに情報が格納されている何れかの保険商
品についての情報要求を、何れかの提供要求元端末から
ネットワーク経由で受信した時には、そのレコードを前
記テーブルから抽出し、抽出したレコードに母体コード
が含まれていなければ、当該レコード中に格納されてい
る情報を提供要求元端末へネットワーク経由で応答し、
他方、抽出したレコードに母体コードが含まれていれ
ば、当該母体コードと一致するコードを格納したレコー
ドを更に抽出して前者のレコード中で欠落している情報
を後者のレコードに格納されている情報で補った上で、
提供要求元端末へネットワーク経由で応答するからであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。なお、下記実施形態によるビジ
ネスモデルは、ポータルサイトを運営する業者(以下、
「サービス提供者」と呼ぶ)が、複数の保険会社と提携
し、各保険会社から手数料を受け取る代わりに、その保
険会社が登録を求める個々の保険商品について、自らが
管理するコンピュータ(保険商品情報提供サーバ装置
1)に登録するとともに、インターネットNを経由して
アクセスしてくるユーザに対して(所定条件に従って)
その保険商品の情報を提供するというものである。 (ネットワークシステムの構成)図1は、本発明による
保険商品情報提供方法を実施するためのネットワークシ
ステムの実施の形態を示すブロック図である。この図1
に示されるように、このネットワークシステムは、互い
にインターネットNを介してデータ送受信が可能な保険
商品情報登録専用端末3,保険商品情報提供サーバ装置
1及びユーザ端末2から、構成されている。保険商品情
報提供サーバ装置1は、サービス提供者によって運営及
び管理されている1台のコンピュータであるが、ネット
ワークを介して連携する複数台のコンピュータによって
実現されても良い。ユーザ端末2及び保険商品情報登録
専用端末3は、図1においては1台のみしか図示されて
いないが、実際には、夫々複数台存在する。つまり、ユ
ーザ端末2は、インターネットNに接続可能であり且つ
ウェブブラウズ機能を有する全てのコンピュータを指し
ている。一方、保険商品情報登録専用端末3は、サービ
ス提供者との間で保険商品情報の提供について提携して
いる各保険会社に、夫々、備えられている。
【0009】各ユーザ端末2は、インターネット接続可
能なコンピュータ(PDA[Personal digital assista
nts],携帯電話を含む)であり、例えば、互いにバス
Bによって接続されたCPU20,通信アダプタ21.
ディスプレイ22,入力装置23,RAM24及びハー
ドディスク25から、構成されている。これらのうち、
CPU20は、このユーザ端末2全体を制御する中央処
理装置である。また、通信アダプタ21は、インターネ
ットNが構築されている回線とのインターフェースをな
す装置であり、具体的には、モデム,TA[Terminal A
dapter],ルータ等である。ディスプレイ22は、CP
U20によって生成された画像を表示する表示装置であ
る。入力装置23は、キーボード及びマウスからなる。
RAM24は、CPU20が各種プログラムを実行する
に際しての作業領域が展開される主記憶装置である。
【0010】ハードディスク25は、CPU20によっ
て読み出されて実行される各種プログラムを、格納して
いる。このハードディスク25が格納しているプログラ
ムには、通信アダプタ21を介して保険商品情報提供サ
ーバ装置1との間でTCP/IPに従った通信を行う機
能を含むオペレーティングシステム26,及び、このオ
ペレーティングシステム26の通信機能を用いて保険商
品情報提供サーバ装置1に対して各種メッセージ(UR
L等)を送信するとともにこれらメッセージに応じて保
険商品情報提供サーバ装置1が送信して来たWebコン
テンツ(ハイパーテキスト,JPEGやGIF等の画面
データ)を解釈して表示するブラウザ27を、含む。こ
のブラウザ27による処理内容については、図6を用い
て、後で詳しく説明する。
【0011】保険商品情報登録専用端末3は、互いにバ
スBによって接続されたCPU30,通信アダプタ3
1,RAM32,ディスプレイ34,ハードディスク3
5及び入力装置33から、構成されている。これらのう
ち、CPU30は、この保険商品情報登録専用端末3全
体を制御する中央処理装置である。また、RAM32
は、CPU30が各種プログラムを実行するに際しての
作業領域が展開される主記憶装置である。通信アダプタ
31は、インターネットNが構築されている回線(場合
に依ってはインターネットバックボーン)とのインター
フェースをなす装置である。ディスプレイ34は、CP
U30によって生成された画像を表示する表示装置であ
る。入力装置33は、キーボード及びマウスからなる。
【0012】ハードディスク35は、CPU30によっ
て読み出されて実行される各種プログラム及び各種デー
タを、格納している。このハードディスク35が格納し
ているプログラムには、オペレーティングシステム3
6,ブラウザ37及び保険契約サーバ38が、含まれて
いる。また、このハードディスク35が格納している各
種データには、保険契約データベース39が、含まれて
いる。
【0013】オペレーティングシステム36及びブラウ
ザ37の基本的な機能は、上述したユーザ端末2におけ
るオペレーティングシステム26及びブラウザ37のも
のと、夫々、同じである。一方、保険契約サーバ38
は、インターネットサーバプログラム,複数のアプリケ
ーションプログラム(CGIプログラム又はサーブレッ
ト)及び各種画面データ(ハイパーテキスト及び画像デ
ータ)からなり、ユーザ端末2からの要求に応じて見積
条件入力ページ(ユーザの属性及び当該ユーザが希望す
る保証内容を入力するための欄及び「見積」ボタンを含
むページ)の画面データを当該ユーザ端末2へ応答し、
この検索条件画面に入力された各情報を含む見積要求
(見積条件入力ページ上の「見積」ボタンが操作された
場合に通知されるHTTPリクエスト)をユーザ端末2
から受信すると、それらの各情報を所定の計算式に代入
することによって保険料を算出して見積結果ページ(検
出された保険料を及び「申込」ボタンを含むアクティブ
画面)の画面データ(クッキーを含む)を応答し、同じ
クッキーを含む契約申込要求(見積結果ページ上の「申
込」ボタンが操作された場合に通知されるHTTPリク
エスト)を受信すると、当該ユーザ端末2との間で契約
締結のためのデータ授受(住所,氏名,クレジットカー
ド番号等のデータ授受)を実行し、最終的に当該ユーザ
端末2を操作しているユーザとの間で保険契約が締結さ
れた場合にはその契約の内容を保険契約データベース3
9に登録するとともに、決済に必要な処理を実行する。
なお、この保険契約サーバ38がユーザ端末2に送信す
る見積条件入力ページには、同一種類の保険商品に付加
可能な全ての特約について、付加するか否かをユーザに
選択させるためのアイテム(チェックボックス,オプシ
ョンボタン等)が含まれているとともに、保険契約サー
バ38が実行する処理は、何れの特約が単独又は他の特
約と組み合わされて選択された場合でも、その選択結果
に応じた保険料を算出することができる。さらに、この
保険契約サーバ38がユーザ端末2に送信する見積条件
入力ページに、ユーザが希望する特約内容を任意に記入
できる欄が備えられているとともに、この保険契約サー
バ38が実行する処理に、ユーザが希望する特約を受け
入れることができるか否かを判定してそれに見合った保
険料を設定する処理(自動的に判定及び設定を実行する
処理,若しくは、保険会社の担当者に問い合わせて当該
担当者による手動入力に従って判定及び設定を実行する
処理)が含まれても良い。
【0014】保険契約データベース39は、当該保険商
品情報登録専用端末3を運営・管理する保険会社と各ユ
ーザとの間に締結された保険契約(保険商品)の内容を
記録するデータベースであり、保険契約締結後における
保険料の徴収及び保険金の支払いは、全て、この保険契
約データベース39に記録された保険契約(保険商品)
の内容に従ってなされる。
【0015】なお、保険商品情報登録専用端末3は、本
実施形態においては一台のコンピュータとして説明され
ているが、保険契約サーバ38を実行するコンピュー
タ,ブラウザ37を実行して保険商品情報提供サーバ装
置1に対してアクセスするコンピュータ,及び、保険契
約データベース39を管理するコンピュータのような複
数のコンピュータから構成されても良い。その場合、各
コンピュータは、ローカルエリアネットワークを構成す
るのが一般的である。
【0016】保険商品情報提供サーバ装置1は、サーバ
装置として用いられるコンピュータであり、互いにバス
Bによって接続されたCPU10,通信アダプタ11,
RAM12及びハードディスク13から、構成されてい
る。これらのうち、CPU10は、この保険商品情報提
供サーバ装置1全体の制御を行う中央処理装置である。
また、RAM12は、CPU10が各種処理を実行する
に際しての作業領域が展開される主記憶装置である。ま
た、通信アダプタ11は、インターネットNが構築され
ている回線(場合によってはインターネットバックボー
ン)とのインターフェースをなす通信装置である。
【0017】ハードディスク13は、CPU20によっ
て読み出されて実行される各種プログラム及び各種デー
タを格納している記憶装置である。このハードディスク
13が格納しているデータには、ブラウザ27に図21
に示す画面(検索画面)を表示させるハイパーテキスト
(図示略)の他、後述する保険商品情報データベース1
6,契約情報データベース17,顧客特約テーブル18
及び特約明細テーブル19が、含まれている。
【0018】保険商品情報データベース16は、図2に
示されるように、各保険会社から予め公開を依頼された
各保険商品毎のレコードを有し、各レコードが、その保
険商品を特徴付けるのに必要な情報のうち、保険会社コ
ード(個々の保険会社に対して一意に付与された識別コ
ード),保険商品コード(各保険会社が扱う同種の保険
商品に対して一意に付与された識別コード),加入年齢
範囲(個々の保険商品に加入可能な年齢範囲),月額保
険料(死亡補償金を1000万円に設定した場合におけるそ
の保険商品に対する月額保険料)及び契約コード(個々
の保険商品に対して一意に付与された識別番号:コー
ド)と、その保険商品に加入した契約者数とを、記録し
ている。なお、ここでいう保険商品の種類とは、例え
ば、養老保険,定額保険,等、基本契約部分についての
保険料及び返戻金を算出するための式の相違に拠って分
類される保険の区分である。また契約コードの前半は、
その保険商品の保険商品コードを示し、後半の4桁数字
のうち上二桁は、その保険商品の加入年齢範囲の下限を
示し、同下二桁は、加入年齢範囲を同じくする同種保険
商品のうちで個々の保険商品を識別するための通し番号
である。
【0019】契約情報データベース17は、図3に示さ
れるように、個々の保険商品毎のレコードを有し、各レ
コードは、その保険商品を特徴付けるために必要な情報
のうち、上記契約コード及び月額保険料の他、死亡保障
金(月額保険料計算の基準となる保険料である故に1000
万円に固定),満期時受取額(その保険商品の満期時に
おける返戻金),入院保障(その保険商品が入院保障を
含む場合における最大補償日数),入院手当(入院保障
に拠って支払われる入院一日当たりの金額)及び解約時
返戻金(その保険商品を満期前に解約した場合における
返戻金)と、母体契約コード(その保険商品の設定の基
となった他の保険商品[その保険商品とは付加されてい
る特約のみが異なる保険商品]の契約コード:母体コー
ド)とを夫々格納する複数のカラムから、構成されてい
る。なお、本実施形態においては、保険商品情報データ
ベース17と契約情報データベース18とは、リレーシ
ョナルデータベースにおける個々のテーブルであり、契
約コードによって相互に結合されている。但し、両デー
タベース17,18が一つのテーブルとして構成されて
いても、何ら問題はない。さらに、契約情報データベー
ス17には、アウタ結合による自己結合が設定されてい
る(即ち、全てのレコードが夫々読み出されるが、母体
契約コードに値が設定されているレコードについては、
その母体契約コードを契約コードとするレコードの内容
によって補われた状態で読み出されるように、設定され
ている)。
【0020】特約明細テーブル19は、図4に示される
ように、各保険会社が各保険商品に付加する特約の内容
の説明文(特約明細)とその特約を一意に識別するため
の識別コード(特約コード)との組み合わせを、一括定
義している。
【0021】顧客特約テーブル18は、図5に示される
ように、個々の保険商品毎に、その契約コードと、その
保険商品に付加されている特約を示す全特約コードを定
義している。なお、この顧客特約テーブルにおいて、各
保険商品を特徴付ける特約は、その先頭(図において左
側)に登録されている。
【0022】これら顧客特約テーブル18及び特約明細
テーブル19を参照すると、SB1−4100なる契約
コードが付与された保険商品には、“事故により5日以
上入院した場合、入院手当を支払”うことを内容とする
特約(特約コード0001の特約)及び“保険解約時、総払
込額の50%を支払”うことを内容とする特約(特約コ
ード0002の特約)が付加されていることが、理解され
る。
【0023】また、ハードディスク13に格納されてい
るプログラムには、オペレーティングシステム14の
他、保険商品情報提供サーバプログラム15が、含まれ
ている。この保険商品情報提供サーバプログラム15
は、CPU10に対して、上記各データベース16,1
7や各テーブル18,19を管理させ、登録要求元端末
としての保険商品情報登録専用端末3からの保険商品登
録要求に従って、新たな保険商品についての情報を各デ
ータベース16,17及び各テーブル18,19に登録
させ、提供要求元端末としてのユーザ端末2からの情報
要求に従って、選択された保険商品についての情報を当
該ユーザ端末2に提供させる。この保険商品情報提供サ
ーバプログラム15がCPU10に実行させる処理の内
容については、後で詳しく説明する。 (プログラムによる処理内容)以下、上述した各プログ
ラムのうち、ユーザ端末2及び保険商品情報登録専用端
末3において夫々実行されるブラウザ27,37,及
び、保険商品情報提供サーバ装置1において実行される
保険商品情報提供サーバプログラム16による処理内容
を、夫々、フローチャートを参照しながら説明する。 <ブラウザ>図6は、ブラウザ27(37)を読み込ん
だ端末2(3)のCPU20(30)が実行する処理の
内容を示すフローチャートである。但し、このブラウザ
27は、一般に市販されているウェッブブラウザそのも
のであり、何ら新たな機能が追加されるものではない。
【0024】ブラウザ27(37)を読み込んだCPU
20(30)は、処理開始後、メニュー及びURL入力
欄を含む枠(ウィンドウ)をディスプレイ22(34)
に表示した後に、S000〜S010のループ処理を実
行する。
【0025】このループ処理に入って最初のS000で
は、CPU20(30)は、各種イベントの発生を待
つ。ここで、各種イベントとは、入力装置23(33)
を介してのユーザによる入力(マウスを用いてカーソル
を各種コントロールに移動させた状態でクリックボタン
を押下する事[以下、単に、「コントロールを押下す
る」と表現する],及び、キーボードを操作して文字を
打ち込む事)や、サーバからのウェッブコンテンツの受
信,等である。そして、何れかのイベントが発生する
と、CPU20(30)は、S001において、発生し
たイベントの種類を判定する。
【0026】S001にてURLが入力されたと判定し
た場合,即ち、枠(ツールバー)上のURL入力欄にU
RL相当の文字列が表示されている状態で「実行」を意
味する入力(キーボードの実行キーの押下)が行われた
場合,若しくは、枠(メニューバー)上のメニューから
事前に登録されていたURLが選択された場合、CPU
20(30)は、S003において、入力されたURL
を含むHTTPリクエストメッセージを、そのURLに
対応したサーバ宛てに送信する。例えば、図21に示す
検索画面のURLを含むHTTPリクエストメッセージ
を、保険商品情報提供サーバ装置1宛てに送信する。S
003の完了後、CPU20(30)は、処理をS00
0へ戻して、次のイベント発生を待つ。
【0027】一方、S001にてサーバからデータ(H
TTPレスポンスメッセージ)を受信したと判定した場
合、CPU20(30)は、S008において、受信し
たデータに応じた画面処理又は処理を実行する。具体的
には、CPU20(30)は、サーバからハイパーテキ
ストを受信した場合には、そのハイパーテキストの内容
を解釈し、それに含まれる各タグに従って、そのテキス
ト部分を、枠内に表示する。それと同時に、CPU20
(30)は、そのハイパーテキストに画像データへのリ
ンクがある場合には、その画像データのURLを含むH
TTPリクエストをカレントのサーバ宛てに送信する。
また、CPU20(30)は、サーバから画像データを
受信した場合には、枠内に表示中のテキスト部分におけ
る当該画像データにリンクした箇所に、その画像データ
に基づいた画像を表示する。例えば、検索画面のハイパ
ーテキストを受信すると、図21に示す画面を、枠内に
表示する。なお、この検索画面には、保険商品への加入
を求めるユーザの加入年齢を書き込むための「加入年
齢」テキストボックス50,及び、「送信」ボタン51
が、含まれている。S008の完了後、CPU20(3
0)は、処理をS000へ戻して、次のイベント発生を
待つ。
【0028】一方、S001にてフォーカス移動がなさ
れたと判定した場合,即ち、枠上又は枠内に表示された
画面中の所定のオブジェクト(例えば、テキストボック
ス,ドロップダウンリストボックス,枠上のメニュー,
等)がクリックされた場合、CPU20(30)は、ク
リックされたオブジェクトが新たにフォーカスを持った
ものとして記憶するとともに、その表示形態を、フォー
カスを持った事を示す形態へ変更する。例えば、何れか
のテキストボックスがフォーカスを持った場合には、そ
のテキストボックス内に文字入力カーソルを表示する。
また、ドロップダウンリストボックスがフォーカスを持
った場合には、そのドロップダウンリストの内容を一覧
表示する。また、メニューがフォーカスを持った場合に
は、そのサブメニューを表示する。同時に、CPU20
(30)は、それまでフォーカスを持っていたオブジェ
クトの表示形態を、フォーカスを持っていないことを示
す形態へ変更する。S007の完了後、CPU20(3
0)は、処理をS000へ戻して、次のイベント発生を
待つ。
【0029】一方、S001にて文字入力がなされたと
判定した場合,CPU20(30)は、その時点におい
て枠上又は枠内の画面に表示されている何れかのテキス
トボックスにフォーカスがあれば(換言すると、何れか
のテキストボックスがアクティブであれば)、そのフォ
ーカスを有するテキストボックス(アクティブであるテ
キストボックス)における文字入力カーソル位置に、入
力された文字を(図示せぬかな漢字変換プログラムによ
って変換された状態で)表示する。S002を完了する
と、CPU20(30)は、処理をS000へ戻して、
次のイベント発生を待つ。
【0030】一方、S001にてハイパーリンク操作が
行われたと判定した場合,即ち、枠内に表示されている
画面において、その画面を表示させるためのハイパーテ
キスト内で何れかのURLにハイパーリンクされている
オブジェクト(ボタン,URL,文字列,等)が押下さ
れた場合,若しくは、何れかのURLにハイパーリンク
されているオブジェクトがフォーカスを持っている状態
において実行キーが押下された場合、CPU20(3
0)は、S004において、そのオブジェクトにハイパ
ーリンクされているURLを含むHTTPリクエストメ
ッセージを、そのURLに対応したサーバへ送信する。
S004の完了後、CPU20(30)は、処理をS0
00へ戻して、次のイベント発生を待つ。
【0031】一方、S001にてチェックボックス又は
ラジオボタンの操作が行われたと判定した場合,即ち、
枠内に表示されている画面にチェックボックス又はラジ
オボタンが含まれているケースにおいて、何れかのチェ
ックボックス又はラジオボタンが押下された場合、CP
U20(30)は、そのチェックボックス又はラジオボ
タンの表示形態(設定値)をオンからオフへ、若しく
は、オフからオンへ、切り替える。S006の完了後、
CPU20(30)は、処理をS000へ戻して、次の
イベント発生を待つ。
【0032】一方、S001にて戻るボタンが押下され
たと判定した場合、CPU20(30)は、現在の画面
の直前に表示されていた画面を、ディスプレイ22(3
4)上に再表示する。
【0033】一方、S001にてその他のイベント(送
信ボタン[若しくは、後述する登録確定ボタン,特約内
容追加ボタン,特約内容削除ボタン]の押下を除く)が
発生したと判定した場合、CPU20(30)は、S0
10において、発生したイベントに対応する処理を実行
する。例えば、何れかのボタンが押下された場合には、
そのボタンを特定する情報を含むHTTPリクエストメ
ッセージを、カレントのサーバへ送信する。S010の
完了後、CPU20(30)は、処理をS010に戻
し、次のイベント発生を待つ。
【0034】一方、S001にて送信ボタン[若しく
は、後述する登録確定ボタン,特約内容追加ボタン,特
約内容削除ボタン]が押下されたと判定した場合,即
ち、枠内に表示されている画面に送信ボタン[若しく
は、後述する登録確定ボタン,特約内容追加ボタン,特
約内容削除ボタン]が含まれているケースにおいて、そ
の送信ボタン[若しくは、後述する登録確定ボタン,特
約内容追加ボタン,特約内容削除ボタン]が押下された
場合、CPU20(30)は、S005において、その
画面中の各テキストボックスに表示されている文字列,
並びに、各コントロールの設定値(チェックボックスや
ラジオボタンのオン又はオフ)を含むHTTPリクエス
トメッセージを、カレントのサーバへ送信する。例え
ば、図21に示す検索画面中の「送信」ボタン51が押
下された場合には、「加入年齢」テキストボックス50
に書き込まれているユーザの年齢を、保険商品情報提供
サーバ装置1宛てに送信する。S005の完了後、CP
U20(30)は、処理をS000へ戻して、次のイベ
ント発生を待つ。 <購買情報評価処理>次に、図7乃至図9は、保険商品
情報サーバプログラム15を読み込んだ保険商品情報提
供サーバ装置1のCPU10が実行する処理の一部を示
すフローチャートである。
【0035】この処理では、CPU10は、S101に
おいて何れかの端末からHTTPリクエストメッセージ
を受信するのを待つ。そして、何れかのHTTPリクエ
ストメッセージを受信すると、次のS102において、
受信したHTTPリクエストメッセージの内容を判別す
る。そして、受信したHTTPリクエストメッセージが
「保険商品情報登録要求」及び「検索画面要求」を含ん
でいない場合には、S130において、受信したHTT
Pリクエストメッセージに従った処理を実行する。例え
ば、図示せぬ保険情報提供サイトホームページのURL
を含むメッセージであった場合には、図示せぬ保険情報
提供サイトホームページの画面データを要求元端末へ応
答する。なお、この保険情報提供サイトホームページに
は、選択肢として、「保険商品情報登録要求」及び「検
索画面要求」に対応したアイテムが含まれている。
【0036】これに対して、受信したHTTPリクエス
トメッセージに「保険商品情報登録要求」が含まれてい
た場合(即ち、登録要求元端末としての保険商品情報登
録専用端末3において、図示せぬ保険情報提供サイトホ
ームページ上の「保険商品情報登録要求」に対応したア
イテムが操作された場合)、CPU10は、処理をS1
11へ進める。なお、保険会社の担当者がこの「保険商
品情報登録要求」を行うのは、保険商品情報提供サーバ
装置1内の保険商品情報データベース16及び契約情報
データベース17に既に登録されている保険商品に関し
て新たにユーザと契約締結をした場合や、これらデータ
ベース16,17に登録されていない新規保険商品(既
に登録されている保険商品とは付加される特約が異なっ
ている保険商品)についてユーザと契約し且つその登録
を求める場合である。
【0037】S111では、CPU10は、認証処理を
実行する。この認証処理とは、「ID」テキストボック
ス,「パスワード」テキストボックス及び「送信」ボタ
ンを含む認証画面の画像データをアクセス元端末へ送信
し、アクセス元端末においてこれら各欄に夫々書き込ま
れた情報がこのアクセス元端末から送信されてくると
(S005)、予め登録されている何れかの保険会社の
ID及びパスワードの組合せと各テキストボックスに夫
々書き込まれた情報とが合致しているか否かをチェック
し、一致していた場合には、当該アクセス元端末が何れ
かの提携先保険会社のオペレータによって操作されてい
る保険商品情報登録専用端末3であると認め、以後、当
該保険商品情報登録専用端末3によるアクセスを認める
という処理である。そして、提携先保険会社のオペレー
タによって操作されている保険商品情報登録専用端末3
であると認めると、CPU10は、処理をS112へ進
める。
【0038】S112では、CPU10は、S111に
て認証された提携先保険会社に対応した保険会社コード
を有する全レコードを保険商品情報データベース16か
ら抽出し、抽出した全レコードを表形式で表示した画面
(保険商品一覧画面)の画面データを、アクセス元保険
商品情報登録専用端末3へ応答する。この保険商品一覧
画面に表示される各レコードには、その契約コードを保
険商品情報提供サーバ装置1へ送信するための設定がな
されている。従って、保険商品情報登録専用端末3にお
いて、この保険商品一覧画面中の何れかの保険商品のレ
コードが選択されると、選択されたレコード中の契約コ
ードを含むHTTPリクエストメッセージが保険商品情
報登録専用端末3へ送信される(S004)。
【0039】保険商品情報提供サーバ装置1のCPU1
0は、S112の次のS113において、この契約コー
ドを含むHTTPリクエストメッセージを待ち、これを
受信すると、処理をS114へ進める。S114では、
CPU10は、HTTPリクエストメッセージに含まれ
る契約コードに基づいて、図10に示す契約内容(登録
用詳細)画面の画面データを生成する。具体的には、C
PU10は、当該契約コードを含むレコードを、保険商
品情報データベース16及び契約情報データベース17
から、夫々抽出する。そして、抽出したレコードに含ま
れる各項目の情報(契約コード,加入年齢範囲,月額保
証料,契約者数,死亡保障金,満期時受取額,入院保
障,入院手当,解約時半礼金)を、所定の画面フォーマ
ットに書き込む。さらに、顧客特約テーブル18から、
その契約コードに対応した全特約コードを読み出し、読
み出した各特約コードに対して夫々定義された特約明細
を特約明細テーブル19から読み出す。そして、読み出
した特約コードと特約明細との全ての組み合わせを、表
形式にて、画面フォーマットに書き込む。なお、この契
約内容(登録用詳細)画面の画面フォーマットには、
「新規登録」ボタン52,「契約者数カウントアップ」
ボタン53及び「処理終了」ボタン54が、含まれてい
る。このようにして生成した契約内容(登録用詳細)画
面の画面データを、CPU10は、アクセス元保険商品
情報登録専用端末3へ応答する。
【0040】次のS115において、CPU10は、S
114にて応答した画面データを受信したアクセス元保
険商品情報登録専用端末3が何れかのHTTPリクエス
トメッセージを送信してくるのを(S010)、待つ。
そして、何れかのHTTPリクエストメッセージを受信
すると、CPU10は、受信したHTTPリクエストメ
ッセージの内容を調べ、「処理終了」ボタン54の特定
情報(処理終了要求)が含まれていた場合には処理をそ
のまま終了し、「契約者数カウントアップ」ボタン53
の特定情報(契約者数カウントアップ要求)が含まれて
いた場合は処理をS116へ進め、「新規登録」ボタン
52の特定情報(新規登録要求)が含まれていた場合に
は処理をS117へ進める。
【0041】S116では、CPU10は、保険商品情
報データベース16における当該契約コード(S113
にて指定された契約コード)に対応した契約者数を一つ
インクリメントした後に、全処理を終了する。
【0042】一方、S117では、CPU10は、図1
1に示すような新規登録画面の画面データを生成する。
具体的には、CPU10は、S114にて生成した契約
内容(登録用詳細)画面中の契約コードを母体契約コー
ドとして、また、契約内容(登録用詳細)画面中の加入
年齢範囲を、そのまま、所定の画面フォーマットに書き
込む。なお、この新規登録画面の画面フォーマットに
は、契約者数として初期値“一人”が、予め設定されて
いる。また、この画面フォーマットには、「登録確定」
ボタン55及び「処理終了」ボタン56と、「月額保険
料」,「死亡保障」,「満期受取金」,「入院保障」,
「入院手当」,「解約時返戻金」が夫々任意に書き込ま
れ得る複数のテキストボックス57〜62と、新規特約
の特約明細が任意に書き込まれ得る特約明細テキストボ
ックス63と、「登録確定」ボタン55及び「処理終
了」ボタン56とが、含まれている。なお、図11にお
いては便宜上「月額保険料」テキストボックス57及び
特約明細テキストボックス63に内容が書き込まれてい
るが、実際には、この時点においては、何れのテキスト
ボックス57〜63も空欄のままである。そして、CP
U10は、上記母体契約コードの下二桁を変更すること
によって、未だ保険商品情報データベース16に登録さ
れていない新規な契約コードを生成し、その新規契約コ
ードを画面フォーマットに設定する。さらに、CPU1
0は、特約明細テーブル19に未だ登録されていない特
約コードを自動採番して、新規特約の特約明細テキスト
ボックス63に対応付けて、設定する。このようにして
生成した新規登録画面の画面データを、CPU10は、
アクセス元保険商品情報登録専用端末3へ応答する。な
お、この画面データを受信したユーザ端末2のCPU2
0は、ブラウザ27によるS005の処理に従い、何れ
か1以上のテキストボックス57〜63に情報が書き込
まれた状態で「登録確定」ボタン55が押下されると、
その時点において各テキストボックス57〜63に書き
込まれた情報,及び「登録確定」ボタン55の特定情報
を含むHTTPリクエストメッセージを、保険商品情報
提供サーバ装置1へ送信する。
【0043】次のS118において、CPU10は、S
117にて応答した画面データを受信したアクセス元保
険商品情報登録専用端末3が何れかのHTTPリクエス
トメッセージを送信してくるのを、待つ。そして、「処
理終了」ボタン56の特定情報(処理終了要求)が含ま
れたHTTPリクエストメッセージを受信すると、処理
をそのまま終了し、「登録確定」ボタン55の押下(登
録確定要求)を示すHTTPリクエストメッセージを受
信すると、処理をS119へ進める。
【0044】S119では、CPU10は、S118に
て受信したHTTPリクエストメッセージに含まれる新
規特約の特約明細とS117にて生成した画面データ中
の特約コードとの組み合わせを、顧客特約テーブル18
に登録する。例えば、図11に示すような内容の特約明
細がHTTPリクエストメッセージに含まれていた場合
には、登録後の顧客特約テーブル18は、図12に示す
通りとなる。
【0045】次のS120では、CPU10は、S11
7にて生成した画面データ中の「母体契約コード」,
「契約者数」及び「加入年齢範囲」と、S118にて受
信したHTTPリクエストメッセージに各テキストボッ
クス57〜62に書き込まれた情報が含まれている場合
にはそれらの情報とに基づいて、新規保険商品について
のレコードを、保険商品情報データベース16及び契約
情報データベース17に、追加する。この時、CPU1
0は、HTTPリクエストメッセージに含まれていない
項目については、新規に追加するレコード内においてN
ull値を設定する。例えば、図11に示すように「月
額保険料」のみがHTTPリクエストメッセージに含ま
れていた場合には、登録後の契約情報データベース17
は、図13に示す通りとなる。即ち、契約情報データベ
ース17内において、新規に追加されるレコード(母体
契約コード:SB1-4100を含む契約コード:SB1-4101のレ
コード)は、HTTPリクエストメッセージに含まれて
いた「月額保険料」のみに値を有するとともにメッセー
ジに含まれていなかったなかった他の全項目にNull
値が設定された状態となっており、その母体契約コード
を契約コードとするレコード(作成の基となった契約コ
ード:SB1-4100のレコード)に対して、上述したように
アウタ結合されている。これとともに、CPU10は、
S117にて生成した画面データ中の「契約コード」に
基づいて、新規保険商品についてのレコードを、顧客特
約テーブル18に、追加する。この時、CPU10は、
S113にて指定された契約コードを有するレコードを
コピーし、その契約コードに新規契約コードを上書きす
るとともに、新規特約コードを先頭位置に挿入する。例
えば、図11に示すように、新規特約コード:0507が採
番された場合には、新規レコードの内容は、図14に示
す通りとなる。S120を完了すると、CPU10は、
処理をS121へ進める。
【0046】S121では、CPU10は、S117に
て生成した新規登録画面とほぼ同内容の登録確定画面の
画面データを生成し、アクセス元保険商品情報登録専用
端末3へ応答する。なお、図15に示す通り、この登録
確定画面では、「月額保険料」テキストボックス57
に、S120にて保険商品情報データベース16及び契
約情報データベース17に新規登録したレコード中の月
額保険料の値が書き込まれている。また、「登録確定」
ボタン55の代わりに、「契約内容確認」ボタン64が
含まれている。
【0047】次のS122において、CPU10は、S
121にて応答した画面データを受信したアクセス元保
険商品情報登録専用端末3が何れかのHTTPリクエス
トメッセージを送信してくるのを、待つ。そして、何れ
かのHTTPリクエストメッセージを受信すると、CP
U10は、受信したHTTPリクエストメッセージの内
容を調べ、「処理終了」ボタン54の特定情報(処理終
了要求)が含まれていた場合には処理をそのまま終了
し、「契約内容確認」ボタン64の特定情報(契約内容
確認要求)が含まれていた場合は処理をS123へ進め
る。
【0048】S123では、CPU10は、S120に
て保険商品情報データベース16,契約情報データベー
ス17及び顧客特約テーブル18に新規登録したデータ
に基づいて、図16に示す契約内容確認画面の画面デー
タを生成する。具体的には、CPU10は、保険商品情
報データベース16からS120にて新規登録したレコ
ード抽出して、抽出したレコードに含まれる各項目の情
報(契約コード,加入年齢範囲,月額保証料,契約者
数)を、所定の画面フォーマットに書き込む。次に、C
PU10は、上記保険商品情報データベース16から抽
出したレコードと同じ契約コードを有するレコードを契
約情報データベース17から抽出する。さらに、CPU
10は、上記契約情報データベース17に設定されたア
ウタ結合に従って、抽出済みのレコード中の母体契約コ
ードと同値の契約コードを有するレコードを同じ契約情
報データベース17から抽出する。そして、前者のレコ
ード中にてNull値が設定されている項目について
は、後者のレコード中の値を補う。そして、抽出した各
項目の情報(死亡補償額,満期時受取額,入院保障,入
院手当,解約時返戻金)を、上記画面フォーマットに追
記する。次いで、CPU10は、上記契約コードに対応
した全特約コードを顧客特約テーブル18から読み出
し、読み出した各特約コードに対して夫々定義された特
約明細を特約明細テーブル19から読み出す。そして、
読み出した特約コードと特約明細との全ての組み合わせ
を、表形式にて、画面フォーマットに書き込む。なお、
この契約内容確認画面の画面フォーマットには、「特約
内容削除」ボタン65及び「特約内容追加」ボタン66
が、含まれている。このようにして生成した契約内容確
認画面の画面データを、CPU10は、アクセス元保険
商品情報登録専用端末3へ応答する。
【0049】次のS124において、CPU10は、S
123にて応答した画面データを受信したアクセス元保
険商品情報登録専用端末3が何れかのHTTPリクエス
トメッセージを送信してくるのを、待つ。そして、何れ
かのHTTPリクエストメッセージを受信すると、CP
U10は、受信したHTTPリクエストメッセージの内
容を調べ、「特約内容削除」ボタン65の特定情報(特
約内容削除要求)が含まれていた場合には処理をS12
5へ進め、「特約内容追加」ボタン66の特定情報(契
約内容確認要求)が含まれていた場合は処理をS128
へ進める。
【0050】S125では、CPU10は、S123に
て生成した契約内容確認画面の画面データに基づいて、
図17に示す特約削除用画面の画面データを生成する。
この特約削除用画面は、図16に示す契約内容確認画面
と比較して、「特約内容追加」ボタン66が無く、削除
対象の特約コードを書込得る削除対象特約コードテキス
トボックス67が含まれている点のみが、異なる。な
お、図17においては便宜上削除対象コードテキストボ
ックス67に内容が書き込まれているが、実際には、こ
の時点においては空欄のままである。このようにして生
成した特約削除用画面の画面データを、CPU10は、
アクセス元保険商品情報登録専用端末3へ応答する。こ
の画面データを受信した保険商品情報登録専用端末3に
おいて、オペレータが、削除対象特約コードテキストボ
ックス67に、画面上に表示されている何れかの特約コ
ードを書き込んだ状態で「特約内容削除」ボタン65を
押下すると、この削除対象コードテキストボックス67
に書き込まれた内容を含むHTTPリクエストメッセー
ジが、保険商品情報提供サーバ装置1宛てに送信され
る。
【0051】次のS126では、CPU10は、このよ
うにしてアクセス元保険商品情報登録専用端末3から送
信されるHTTPリクエストメッセージを待つ。そし
て、削除対象コードテキストボックス67に書き込まれ
た内容を含むHTTPリクエストメッセージを受信する
と、CPU10は、次のS127において、特約削除用
画面上の契約コードを含む顧客特約テーブル18中のレ
コードから、受信したHTTPリクエストメッセージに
含まれる特約コードを削除する。例えば、削除対象特約
コードテキストボックス67に“0001”が書き込まれて
いた場合には、顧客特約テーブル18における契約コー
ド:SB1-4101を含むレコードの内容は、図18に示す通
りとなる。S127の完了後、CPU10は、処理をS
121へ戻し、S127での削除後における顧客特約テ
ーブル18に従って、登録確定画面の画面データをアク
セス元保険商品情報登録専用端末3へ応答する。
【0052】一方、S128では、CPU10は、S1
23にて生成した契約内容確認画面の画面データに基づ
いて、図19に示す特約追加用画面の画面データを生成
する。この特約追加用画面は、図16に示す契約内容確
認画面と比較して、「特約内容削除」ボタン65が無
く、追加特約の特約明細が任意に書き込まれ得る追加特
約明細テキストボックス68が含まれている点のみが、
異なる。そして、CPU10は、特約明細テーブル19
に未だ登録されていない特約コードを自動採番して、追
加特約明細テキストボックス68に対応付けて、設定す
る。このようにして生成した特約削除用画面の画面デー
タを、CPU10は、アクセス元保険商品情報登録専用
端末3へ応答する。この画面データを受信した保険商品
情報登録専用端末3において、オペレータが、追加特約
明細テキストボックス68に特約明細を書き込んだ状態
で「特約内容追加」ボタン66を押下すると、この追加
特約明細テキストボックス68に書き込まれた内容を含
むHTTPリクエストメッセージが、保険商品情報提供
サーバ装置1宛てに送信される。
【0053】次のS129では、CPU10は、このよ
うにしてアクセス元保険商品情報登録専用端末3から送
信されるHTTPリクエストメッセージを待つ。そし
て、追加特約明細テキストボックス68に書き込まれた
特約明細を含むHTTPリクエストメッセージを受信す
ると、CPU10は、次のS130において、特約追加
用画面に追加された特約コードとHTTPリクエストメ
ッセージ中の特約明細との組み合わせを特約明細テーブ
ル19に追加登録する。
【0054】次のS131では、CPU10は、特約追
加用画面上の契約コードを含む顧客特約テーブル18中
のレコードに、特約追加用画面に追加された特約コード
を追加する。例えば、顧客特約テーブル18の状態が図
18に示す通りであって、特約追加画面に追加された特
約コードが“0501”である場合には、顧客特約テーブル
18における契約コード:SB1-4101を含むレコードの内
容は、図20に示す通りとなる。S131の完了後、C
PU10は、処理をS121へ戻し、S131での追加
後における顧客特約テーブル18に従って、登録確定画
面の画面データをアクセス元保険商品情報登録専用端末
3へ応答する。
【0055】以上に対して、受信したHTTPリクエス
トメッセージに「検索画面要求」が含まれていたとS1
02にて判定した場合(即ち、ユーザ端末2において、
図示せぬ保険情報提供サイトホームページ上の「検索画
面要求」に対応したアイテムが操作された場合)、CP
U10は、処理をS103へ進め、図21に示す検索画
面の画面データを、アクセス元のユーザ端末2へ応答す
る。
【0056】次のS104では、CPU10は、S10
3にて応答した検索画面中の「加入年齢」テキストボッ
クス50に書き込まれた値を含むHTTPリクエストメ
ッセージがアクセス元ユーザ端末2から送信されてくる
のを待つ。そして、そのようなHTTPリクエストメッ
セージを受信すると、CPU10は、処理をS105へ
進め、受信したHTTPリクエストメッセージに含まれ
ていた値を加入年齢範囲に含む全てのレコードを、保険
商品情報データベース16から、検索する。
【0057】次のS106では、CPU10は、S10
5にて検索された全てのレコードを列挙した表及び「送
信」ボタン69を含む検索結果画面の画面データを生成
して、アクセス元ユーザ端末2へ応答する。この検索結
果画面に表示される各レコードには、その契約コードを
保険商品情報提供サーバ装置1へ送信するための設定が
なされている。従って、ユーザ端末2において、この検
索結果画面中の何れかの保険商品のレコードが選択され
ると、選択されたレコード中の契約コードを含むHTT
Pリクエストメッセージ(即ち、ユーザが選択した保険
商品についての情報要求)が、提供要求元端末としての
ユーザ端末2から保険商品情報提供サーバ装置1へ送信
される(S004)。
【0058】保険商品情報提供サーバ装置1のCPU1
0は、S106の次のS107において、この契約コー
ドを含むHTTPリクエストメッセージを待ち、これを
受信すると、処理をS108へ進める。S108では、
CPU10は、受信したHTTPリクエストメッセージ
に含まれる契約コードに基づいて、図23に示す契約内
容(照会用概略)画面の画面データを生成する。具体的
には、CPU10は、当該契約コードを含むレコード
を、保険商品情報データベース16から抽出する。そし
て、抽出したレコードに含まれる月額保証料を、所定の
画面フォーマットに書き込む。さらに、顧客特約テーブ
ル18から、その契約コードに対応した保険商品を特徴
付ける特約コード(先頭の特約コード)を読み出し、読
み出した特約コードに対して定義された特約明細を特約
明細テーブル19から読み出す。そして、読み出した特
約コードと特約明細との組み合わせを、画面フォーマッ
トに書き込む。さらに、CPU10は、S104にて受
信したHTTPリクエストメッセージに含まれる加入年
齢の値を、画面フォーマットに書き込む。なお、この契
約内容(照会用概略)画面の画面フォーマットには、
「契約詳細表示」ボタン70及び「契約交渉」ボタン7
1が、含まれている。このようにして生成した契約内容
(照会用概略)画面の画面データを、CPU10は、ア
クセス元ユーザ端末2へ応答する。なお、契約内容(照
会用概略)画面上の「契約交渉」ボタン71には、保険
商品情報データベース16内において当該契約コードに
対応した保険会社コードに対応した保険会社の保険商品
情報登録専用端末3における保険契約サーバ38のUR
Lが、ハイパーリンクとして設定されている。従って、
この画面データを受信したユーザ端末2において当該
「契約交渉」ボタン71が操作されると、その契約内容
(照会用概略)画面に表示されている保険商品を取り扱
っている保険会社の保険契約サーバ38がアクセスされ
るので、ユーザは、直ちに、その保険商品についてその
保険会社と契約交渉をすることができる。その契約交渉
の結果として、保険商品への加入契約が締結されると、
当該保険会社のオペレータは、上述したようにして保険
商品情報提供サーバ装置1へアクセスし、保険商品登録
要求を実行する。一方、画面データを受信したユーザ端
末2において「契約詳細表示」ボタン70が操作される
と、そのボタンを特定する情報(契約詳細表示要求)を
含むHTTPリクエストメッセージが、保険商品情報提
供サーバ装置1へ送信される。
【0059】保険商品情報提供サーバ装置1のCPU1
0は、S109にてこのHTTPリクエストメッセージ
を待ち、これを受信すると、処理をS110へ進める。
S110では、CPU10は、S108にて保険商品情
報データベース16から抽出したレコードに基づいて図
24に示す契約内容(照会用詳細)画面の画面データを
生成する。具体的には、CPU10は、S108にて保
険商品情報データベース16から抽出したレコード中の
契約コードを含むレコードを、契約情報データベース1
7から抽出する。なお、当該レコードが母体契約コード
に値を有する場合には、CPU10は、その母体契約コ
ードと同値の契約コードを含むレコードを契約情報デー
タベース17から更に抽出し、前者のレコード中にてN
ull値が設定されている項目について後者のレコード
中の値を補う。そして、CPU10は、これらレコード
に含まれる月額保証料,死亡保障,満期時受取額,入院
保障,入院手当及び解約時返戻金を、所定の画面フォー
マットに書き込む。さらに、顧客特約テーブル18か
ら、その契約コードに対応した全特約コードを読み出
し、読み出した各特約コードに対して定義された特約明
細を特約明細テーブル19から夫々読み出す。そして、
読み出した特約コードと特約明細との全ての組み合わせ
を、画面フォーマットに書き込む。さらに、CPU10
は、S104にて受信したHTTPリクエストメッセー
ジに含まれる加入年齢の値を、画面フォーマットに書き
込む。なお、この契約内容(照会用詳細)画面の画面フ
ォーマットにも、上述した「契約詳細表示」ボタン70
及び「契約交渉」ボタン71が、含まれている。このよ
うにして生成した契約内容(照会用詳細)画面の画面デ
ータを、CPU10は、アクセス元ユーザ端末2へ応答
する。 (実施形態による利点)上述したように構成される保険
商品情報提供システムによると、保険商品情報登録専用
端末3を管理運営する保険会社は、保険商品情報提供サ
ーバ装置1に自己が扱う保険商品を登録しておけば、こ
の保険商品情報提供サーバ装置1によって実現される保
険商品情報提供サイトを経由してアクセスしてきたユー
ザに対して、その保険商品を勧誘することができる。そ
して、そのユーザとの契約交渉の交渉過程で既存の保険
商品をカスタマイズし、新たな保険商品として当該ユー
ザと契約締結したた場合には、保険会社は、任意に(つ
まり、その新たな保険商品が商品価値のあるものである
と判断した場合には)、その新たな保険商品を保険商品
情報提供サーバ装置1に登録することができる。
【0060】その場合、保険商品情報提供サーバ装置1
内において、新たな保険商品の内容は、既存の保険商品
を基に登録される。特に、保険商品の内容を特定するた
めの情報のうち、月額保険料、死亡保障、満期時受取額
及び入院保障を登録するための契約情報データベース1
7には、そのレコードに母体契約コードが含まれている
場合にはその母体契約コードと同値の契約番号を有する
レコード(即ち、基となる既存の保険商品の内容を特定
するためのレコード)の内容が補われるようにアウタ結
合の設定がなされているので、新規の保険商品のレコー
ドのうち基となった保険商品と同値の項目についてはN
ull値が設定されるだけで足りる。従って、保険会社
の保険商品情報登録専用端末3からは、基本の保険商品
との差分のみが保険商品情報提供サーバ装置1されれば
良い。
【0061】その結果、保険商品情報登録専用端末3上
での入力操作が容易になるので、数多くの保険商品を保
険商品情報提供サーバ装置1に登録することができる。
つまり、保険会社のオペレータは、基となる保険商品の
契約内容(登録様詳細)画面(図10)上の「新規登
録」ボタン52を押下し、新規登録画面(図11)にお
いて基となる保険商品との差分(新たな特約を含む)の
みを書き込んだうえで「徳録確定」ボタン55を押下
し、必要に応じて、登録確定画面(図15)上の「契約
内容確認」ボタン64を押下することによって表示され
る契約内容確認画面(図16)上で「特約内容削除」ボ
タン65又は「特約内容追加」ボタン66を押下するこ
とによって特約同士の整合をとった上で、登録確定画面
上の「処理終了」ボタン56を押下するだけで良い。そ
の結果として、基本の保険商品との差分のみが保険商品
情報登録専用端末3から保険商品情報提供サーバ装置1
へ送信されるので、通信回線の容量如何に依らず高速に
処理が完了する。
【0062】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の保険商
品情報提供方法及び保険商品情報提供プログラムによれ
ば、本契約を共通する複数の保険商品について、夫々、
ネットワーク経由でアクセスしてきた提供要求元端末に
対してその情報を提供することができるにもかかわら
ず、個々の保険商品の情報を予め登録する際に登録要求
元端末から受け取るべき情報が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態としての保険商品情報提
供システムのブロック図
【図2】 保険商品情報データベースの構造を示す図
【図3】 契約情報データベースの構造を示す図
【図4】 特約明細テーブルの構造を示す図
【図5】 顧客特約テーブルの構造を示す図
【図6】 ブラウザによる処理内容を示すフローチャー
【図7】 保険商品情報提供サーバプログラムによる処
理内容を示すフローチャート
【図8】 保険商品情報提供サーバプログラムによる処
理内容を示すフローチャート
【図9】 保険商品情報提供サーバプログラムによる処
理内容を示すフローチャート
【図10】 契約内容(登録用詳細)画面を示す図
【図11】 新規登録画面を示す図
【図12】 新規登録後の特約明細テーブルを示す図
【図13】 新規登録後の契約情報データベースを示す
【図14】 新規登録後の顧客特約テーブルを示す図
【図15】 登録確定画面を示す図
【図16】 契約内容確認画面を示す図
【図17】 特約削除用画面を示す図
【図18】 特約削除後の顧客特約テーブルを示す図
【図19】 特約追加用画面を示す図
【図20】 特約追加後の顧客特約テーブルを示す図
【図21】 検索画面を示す図
【図22】 検索結果画面を示す図
【図23】 契約内容(紹介用概略)画面を示す図
【図24】 契約内容(紹介用詳細)画面を示す図
【符号の説明】
1 保険商品情報提供サーバ 2 ユーザ端末 3 保険商品情報登録専用端末 10 CPU 11 通信アダプタ 12 RAM 13 ハードディスク 15 保険商品情報提供サーバプログラム 16 保険商品情報データベース 17 契約情報データベース 18 顧客特約テーブル 19 特約明細テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め登録要求元端末からの要求に基づいて
    登録しておいた複数の保険商品の中から提供要求元端末
    によって選択されたものについての情報をサーバから当
    該提供要求元端末へ応答する保険商品情報提供方法であ
    って、 個々の保険商品毎のレコードが、夫々、対象保険商品毎
    に一意となるためのコードを格納するためのカラム,対
    象保険商品の内容を表す複数項目の情報を夫々格納する
    ための複数のカラム及び対象保険商品が他の保険商品を
    基にしている場合にのみ当該他の保険商品のコードを母
    体コードとして格納するためのカラムから構成されてい
    るテーブルを、前記サーバに備えておき、 前記テーブル中の何れかのレコードに情報が登録されて
    いる他の保険商品が指定された状態で、当該他の保険商
    品の内容に対する差分を含む保険商品情報登録要求を、
    何れかの登録要求元端末からネットワーク経由で受信し
    た時には、新規に設定されたコード及び前記要求に含ま
    れる差分を格納した新規レコードを前記テーブルに追加
    するとともに、この新規レコードに、前記他の保険商品
    のコードを母体コードとして格納し、 前記テーブルの何れかのレコードに情報が格納されてい
    る何れかの保険商品についての情報要求を、何れかの提
    供要求元端末からネットワーク経由で受信した時には、
    そのレコードを前記テーブルから抽出し、抽出したレコ
    ードに母体コードが含まれていなければ、当該レコード
    中に格納されている情報を提供要求元端末へネットワー
    ク経由で応答し、他方、抽出したレコードに母体コード
    が含まれていれば、当該母体コードと一致するコードを
    格納したレコードを更に抽出して前者のレコード中で欠
    落している情報を後者のレコードに格納されている情報
    で補った上で、提供要求元端末へネットワーク経由で応
    答することを特徴とする保険商品情報提供方法。
  2. 【請求項2】前記テーブルは、リレーショナルデータベ
    ースを構成しており、各レコードに含まれる母体コード
    と他のレコードに含まれるコートとが一致することを条
    件とする結合が設定されていることを特徴とする請求項
    1による保険商品情報提供方法。
  3. 【請求項3】ネットワークを介して複数の端末と通信す
    るための通信装置と記憶装置とを有するコンピュータに
    対して、 個々の保険商品毎のレコードが、夫々、対象保険商品毎
    に一意となるためのコードを格納するためのカラム,対
    象保険商品の内容を表す複数項目の情報を夫々格納する
    ための複数のカラム及び対象保険商品が他の保険商品を
    基にしている場合にのみ当該他の保険商品のコードを母
    体コードとして格納するためのカラムから構成されてい
    るテーブルを、前記記憶装置内において管理させ、 前記テーブル中の何れかのレコードに情報が登録されて
    いる他の保険商品が指定された状態で、当該他の保険商
    品の内容に対する差分を含む何れかの端末から送信され
    た保険商品の登録要求を前記通信装置によって受信した
    時には、新規に設定されたコード及び前記要求に含まれ
    る差分を格納した新規レコードを前記データベースに追
    加するとともに、この新規レコードに、前記要求に含ま
    れる他の保険商品のコードを母体コードとして格納さ
    せ、 前記データベースの何れかのレコードに情報が格納され
    ている何れかの保険商品について何れかの端末から送信
    された情報要求を前記通信装置によって受信した時に
    は、そのレコードを前記データベースから抽出し、抽出
    したレコードに母体コードが含まれていなければ、当該
    レコード中に格納されている情報を前記通信装置によっ
    てその端末へ応答し、他方、抽出したレコードに母体コ
    ードが含まれていれば、当該母体コードと一致するコー
    ドを格納したレコードを更に抽出して前者のレコード中
    で欠落している情報を後者のレコードに格納されている
    情報で補った上で、前記通信装置によってその端末へ応
    答させる保険商品情報提供プログラム。
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