JP2003076565A - 機器制御装置およびプログラム更新方法および記憶媒体およびプログラム - Google Patents

機器制御装置およびプログラム更新方法および記憶媒体およびプログラム

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JP2003076565A JP2001262564A JP2001262564A JP2003076565A JP 2003076565 A JP2003076565 A JP 2003076565A JP 2001262564 A JP2001262564 A JP 2001262564A JP 2001262564 A JP2001262564 A JP 2001262564A JP 2003076565 A JP2003076565 A JP 2003076565A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器を制御する制御プログラムの更新処
理を行う場合に、誤って不適切な制御プログラムが書き
込まれてしまう事態を回避することである。 【解決手段】 プログラム記憶部7に記憶される所定の
機器制御プログラムを変更する際に、通信部3を介して
更新可能な機器制御プログラムのヘッダ情報を外部機器
から取得して、該取得されるヘッダ情報中の機能情報
と、構成情報記憶部6に記憶される構成情報とを比較し
て更新の可否を制御部4が判定し、該判定結果に基づい
て、プログラム記憶部7に記憶される所定の機器制御プ
ログラムの更新処理を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を制御す
る制御プログラムを書き換え可能な不揮発性の記憶装置
を備えて、制御プログラムの更新処理を制御する機器制
御装置およびプログラム更新方法および記憶媒体および
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタやデジタルカメラな
どの電子機器の多くは、マイクロコンピュータと命令コ
ードが記憶されている記憶装置とを備え、そこに記憶さ
れている命令コードに従ってマイクロコンピュータの動
作を制御することによりさまざまな機能を実現してい
る。
【0003】ここで、一連の命令コードの集合体をプロ
グラムと言い、電源供給を停止してもその内容が保持さ
れるような記憶装置に記憶されている。そのような記憶
装置には、プログラムによる書きこみが不可能な読み出
し専用メモリ(ROM)や、プログラムによる書き込み
が可能な不揮発性メモリ(EEPROM)などの種類が
ある。なお、ROMに記憶されたプログラムは機器の使
用者により任意に変更することはできないが、EEPR
OMに記憶されたプログラムは機器の使用者により任意
のプログラムに書き換えることが可能であり、その制御
手段を提供する機器も近年多くなってきている。
【0004】また、プログラムを書き換える方法として
は、書き換えるプログラムを保持する機器と書き換え対
象とする機器とを通信ケーブル等で接続し、置き換えた
いプログラムを前者の機器から送信し、それを受信した
後者の機器で記憶装置のプログラムを書き換えることに
より実現されている。
【0005】このようなプログラム更新作業は、失敗す
るとその機器が使用できなくなる危険性があるため、従
来はサービスマンなどの専門業者がその作業を行ってい
た。
【0006】ところが近年では技術革新のスピードが以
前より速くなってきたことや、パーソナルコンピュータ
の普及により、一般の使用者でもプログラム更新作業が
できるような電子機器が現れてきている。
【0007】このような一般の使用者によるプログラム
更新作業は専門業者による作業に比べて失敗する確率が
高く、その結果機器が使用できなくなってしまうことが
多い。
【0008】ここで、失敗する原因としては、書き込む
プログラムの不備、作業環境の不備、作業手順の誤りな
どさまざまなものが考えられる。このうちの書き込むプ
ログラムの不備とは、プログラムが対象とする機器と書
き込む機器との違いから生じる場合や、プログラムのバ
ージョンによる提供機能と書き込む機器の機能との違い
から生じる場合などが考えられる。
【0009】これらの問題の解決策としては、プログラ
ムが対象とする機器と書きこむ機器との違いの問題に対
しては、特開平10−214183号公報に記されてい
る方法などが知られており、プログラムのバージョンに
よる提供機能と書き込む機器の機能との違いから生じる
問題に対しては、特開平10−171634号公報に記
されている方法などが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、近年
では電子機器に対する要求は多種多様化してきており、
それに対応するために各機器には後から種々の機能を追
加することができるような拡張用のスロットを備えてい
ることが多くなった。
【0011】このような拡張部に装置を増設した場合、
その内容があらかじめ予測されていたものである場合は
機器のプログラムを書き換える必要はないが、そうでな
い新規な装置を増設した場合には機器のプログラムを書
きかえる必要が生じる。
【0012】このような場合、従来技術での対象機種で
の判別では不十分である。またもう1つのバージョンに
よる判別では、各バージョンで対応する拡張装置への対
応性を明確に定義していかなくてはならず、柔軟性に欠
けている。
【0013】また、プログラムの記憶領域の容量が小さ
い場合には、プログラムのバージョンにより一部の機能
が削除されてしまうこともあり、今後拡張装置の多様化
がますます進んでいく場合に対応しきれなくなる可能性
がある等の問題点があった。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、第1の不揮発性記憶
手段に記憶される所定の機器制御プログラムを変更する
際に、通信手段を介して更新可能な機器制御プログラム
のヘッダ情報を外部機器から取得して、該取得されるヘ
ッダ情報中の機能情報と、第2の不揮発性記憶手段に記
憶される構成情報とを比較して更新の可否を判定し、該
判定結果に基づいて、第1の不揮発性記憶手段に記憶さ
れる所定の機器制御プログラムの更新処理を制御するこ
とにより、電子機器を制御する制御プログラムの更新処
理を行う場合に、誤って不適切な制御プログラムが書き
込まれてしまう事態を回避するとともに、制御プログラ
ムの更新に伴いサポートしない機能要求に基づく電子機
器の誤動作や不具合を解消して、ユーザが使用する電子
機器に最適な制御プログラムを簡単な操作で確実かつ、
容易に更新することができるプログラム更新環境を自在
に構築することができる機器制御装置およびプログラム
更新方法および記憶媒体およびプログラムを提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、書換可能な第1の不揮発性記憶手段(図1に示すプ
ログラム記憶部7に相当)に記憶される所定の機器制御
プログラムに基づいて所定のデータ処理を行う電子機器
を制御する機器制御装置であって、前記電子機器の各種
の状態を構成情報として記憶する第2の不揮発性記憶手
段(図1に示す構成情報記憶部6に相当)と、前記電子
機器に新しい機能を追加するための拡張機能手段(図1
に示す拡張機能部8に相当)と、前記第1の不揮発性記
憶手段に記憶される前記所定の機器制御プログラムを変
更する際に、前記通信手段を介して更新可能な機器制御
プログラムのヘッダ情報を前記外部機器から取得して、
該取得されるヘッダ情報中の機能情報と、前記第2の不
揮発性記憶手段に記憶される構成情報とを比較して更新
の可否を判定する判定手段(図1に示す書き込み制御部
41に相当)と、前記判定手段による判定結果に基づい
て、前記第1の不揮発性記憶手段に記憶される前記所定
の機器制御プログラムの更新処理を制御する制御手段
(図1に示す書き込み制御部41に相当)とを有するこ
とを特徴とする。
【0016】本発明に係る第2の発明は、前記第2の不
揮発性記憶手段内の構成情報には、前記第1の不揮発性
記憶手段内の機器制御プログラムの機能情報が含まれて
いることを特徴とする。
【0017】本発明に係る第3の発明は、前記新しく記
憶しようとする機器制御プログラムデータの機能情報お
よび前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される構成情報
には対応可能な機能の情報が含まれていることを特徴と
する。
【0018】本発明に係る第4の発明は、前記判定手段
は、ヘッダ情報中の機能情報と、前記第2の不揮発性記
憶手段に記憶される構成情報中の機能情報とを比較して
更新の可否を判定することを特徴とする。
【0019】本発明に係る第5の発明は、前記第2の不
揮発性記憶手段に記憶される構成情報には、前記拡張機
能手段の構成情報が含まれていることを特徴とする。
【0020】本発明に係る第6の発明は、前記判定手段
は、ヘッダ情報中の機能情報と、前記第2の不揮発性記
憶手段に記憶される前記拡張機能手段の構成情報とを比
較して更新の可否を判定することを特徴とする。
【0021】本発明に係る第7の発明は、前記電子機器
は、データ処理装置,プリンタ装置,スキャナ装置,複
合画像処理装置,ファクシミリ装置,デジタルカメラ装
置,ビデオ装置,携帯電子端末装置,携帯電話装置を含
むことを特徴とする。
【0022】本発明に係る第8の発明は、前記通信手段
は、所定のインタフェースを介して外部機器と各種デー
タを送受信することを特徴とする。
【0023】本発明に係る第9の発明は、前記所定のイ
ンタフェースは、所定の無線または所定の有線の通信イ
ンタフェースを含むことを特徴とする。
【0024】本発明に係る第10の発明は、外部機器と
各種データを送受信する通信手段(図1に示す通信部3
に相当)と、前記電子機器の各種の状態を構成情報とし
て記憶する第2の不揮発性記憶手段(図1に示す構成情
報記憶部6に相当)と、前記電子機器に新しい機能を追
加するための拡張機能手段(図1に示す拡張機能部8に
相当)とを備え、書換可能な第1の不揮発性記憶手段に
記憶される所定の機器制御プログラムに基づいて所定の
データ処理を行う電子機器を制御する機器制御装置にお
けるプログラム更新方法であって、前記第1の不揮発性
記憶手段に記憶される前記所定の機器制御プログラムを
変更する際に、前記通信手段を介して更新可能な機器制
御プログラムのヘッダ情報を前記外部機器から取得し
て、該取得されるヘッダ情報中の機能情報と、前記第2
の不揮発性記憶手段に記憶される構成情報とを比較して
更新の可否を判定する判定ステップ(図6に示すステッ
プS104〜S111)と、前記判定ステップによる判
定結果に基づいて、前記第1の不揮発性記憶手段に記憶
される前記所定の機器制御プログラムの更新処理を制御
する制御ステップ(図6に示すステップS112〜S1
21)とを有することを特徴とする。
【0025】本発明に係る第11の発明は、前記第2の
不揮発性記憶手段内の構成情報には、前記第1の不揮発
性記憶手段内の機器制御プログラムの機能情報が含まれ
ていることを特徴とする。
【0026】本発明に係る第12の発明は、前記新しく
記憶しようとする機器制御プログラムデータの機能情報
および前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される構成情
報には対応可能な機能の情報が含まれていることを特徴
とする。
【0027】本発明に係る第13の発明は、前記判定ス
テップは、ヘッダ情報中の機能情報と、前記第2の不揮
発性記憶手段に記憶される構成情報中の機能情報とを比
較して更新の可否を判定することを特徴とする。
【0028】本発明に係る第14の発明は、前記第2の
不揮発性記憶手段に記憶される構成情報には、前記拡張
機能手段の構成情報が含まれていることを特徴とする。
【0029】本発明に係る第15の発明は、前記判定ス
テップは、ヘッダ情報中の機能情報と、前記第2の不揮
発性記憶手段に記憶される前記拡張機能手段の構成情報
とを比較して更新の可否を判定することを特徴とする。
【0030】本発明に係る第16の発明は、前記電子機
器は、データ処理装置,プリンタ装置,スキャナ装置,
複合画像処理装置,ファクシミリ装置,デジタルカメラ
装置,ビデオ装置,携帯電子端末装置,携帯電話装置を
含むことを特徴とする。
【0031】本発明に係る第17の発明は、前記通信手
段は、所定のインタフェースを介して外部機器と各種デ
ータを送受信することを特徴とする。
【0032】本発明に係る第18の発明は、前記所定の
インタフェースは、所定の無線または所定の有線の通信
インタフェースを含むことを特徴とする。
【0033】本発明に係る第19の発明は、第10〜第
18の発明のいずれかのプログラム更新方法を実現する
プログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記
憶媒体であることを特徴とする。
【0034】本発明に係る第20の発明は、第10〜第
18の発明のいずれかのプログラム更新方法を実現する
プログラムであることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を具体的に説明する。
【0036】図1は、本発明の第1実施形態を示す情報
処理装置の基本的構成を示すブロック図である。
【0037】図1において、1はプログラム更新作業を
含む機器の各種の機能の実行指示を行うための操作部で
あり、該操作部1は複数個のキー、ボタン、スイッチな
どから構成される。2は機器の状態や各種の操作結果を
使用者に通知するための表示部であり、該表示部2は液
晶パネル、LEDなどで構成される。3は外部の機器と
の通信を行う通信部であり、該通信部3はシリアルポー
ト、LAN、USBなど各種のインタフェースの一つま
たは複数から構成される。プログラム更新作業の実行時
にはここを介して新しいプログラムデータを入力する。
【0038】4は機器の各機能の実行を行う制御部であ
り、該制御部4は操作部1や通信部3からの各種の入力
動作に対応して各種の出力動作の制御を行う。各種の制
御の手順はプログラム記憶部7に記憶されており、この
制御手順の一部が書き込み制御部41であり、該書き込
み制御部41はプログラム記憶部7への書き込み処理を
制御する。
【0039】5は記憶装置の一種であるRAMであり、
RAM5は揮発性の記憶装置であるため、電源供給を停
止すると記憶内容が失われてしまう。また、RAM5は
制御部4が各種制御を行う際に必要となる変数などを一
時的に蓄えたり、プログラム記憶部7のデータを複写し
て実行したりして使用する。
【0040】6は本発明の特徴であるところの構成情報
記憶部であり、該構成情報記憶部6にはEEPROMな
どの不揮発性の記憶装置が使用され、プログラム記憶部
7の現在の状態や、使用者により指定された機器の設定
などが記憶される。7は前記制御部4を制御するプログ
ラムが記憶されているプログラム記憶部であり、該プロ
グラム記憶部7はフラッシュメモリなどの不揮発性の記
憶装置が使用される。
【0041】8は装置の機能を拡張するために設けられ
ている拡張機能部であり、拡張機能部8はスロット形状
のところに拡張機能カードを指し込んで機器に新しい機
能を追加するために用いられる。なお、追加する機能の
制御手順もプログラム記憶部7に含まれていなければな
らない。
【0042】図2は、図1に示した構成情報記憶部6の
内部構成の一部を示す図である。なお、構成情報記憶部
6には各種の情報が記憶されているが、図2ではそのう
ちのプログラム記憶部7の現在の状態と、拡張機能部8
の現在の状態とを示す情報の一部分を表形式で構成して
いる。
【0043】図2において、表の横一行分のデータをレ
コードといい、図2の例ではプログラム記憶部7に記憶
されているプログラムが対応する機種の情報がレコード
21であり、プログラム記憶部7に記憶されているプロ
グラムが対応する拡張機能カードの情報がレコード2
2、23であり、現在拡張機能部8に装着されている拡
張機能カードの情報がレコード22、24に登録されて
いる。
【0044】また、表では各レコードに対し「装置種
別」,「装置情報」,「バージョン」「対応状態」,
「スロット」の5つの項目を設けている。「装置種別」
の項目には各装置の機能の種別を示す情報が記憶されて
いる。
【0045】なお、図2の例では具体的な装置の種別名
が示されているが、記憶上にはそれぞれの意味を定義付
けた数値が記憶される。
【0046】また、「装置情報」の項目には各装置の情
報が記憶されている。装置の情報の内容は特に定義され
ないが、図2の例でのレコード21ではプログラムが対
応する拡張機能の数である「2」が記憶されており、レ
コード22、23、24では各装置のハードウェアに定
義されているベンダ名とデバイス名とが文字列で記憶さ
れている。
【0047】さらに、「バージョン」の項目には各装置
に対応するプログラムのバージョン番号、または各装置
のハードウェアのリビジョン番号が記憶されている。
【0048】レコード21、23のようにプログラムが
対応しているだけで実際にハードウェアが装着されてい
ない場合にはプログラムのバージョン番号が登録され、
レコード22、24のように実際にハードウェアが装着
されている場合にはそこから得られるリビジョン番号が
登録される。この2種類の情報は1対1で対応してお
り、比較対照することができる。
【0049】また、「対応状態」の項目には、プログラ
ム記憶部7に記憶されているプログラムの制御範囲を定
義する値を格納する。プログラムが対応する機種自体の
レコードにはレコード21のように値「2」が登録さ
れ、プログラムが対応する拡張機能カードを定義するレ
コードにはレコード22、23のように値「1」が登録
され、それ以外のレコードにはレコード24のように値
「0」が登録される。
【0050】さらに、「スロット」の項目には拡張機能
部8において実際にハードウェアが装着されているスロ
ットの番号が登録されており、例えばレコード21、2
3のように実際にハードウェアが装着されていない場合
には無効を意味する値「0」が登録されており、レコー
ド22、24のように実際にハードウェアが装着されて
いる場合にはそのスロット番号を登録する。
【0051】なお、「スロット」の項目は装置の起動毎
に初めに検出されてその内容が設定される。
【0052】また、現在の装置において制御可能な機能
は「対応状態」の値が「2」であるか、「1」であり、
かつ「スロット」の値が「0」でないレコードを検出す
ることにより決定される。本実施形態においては、図2
の例に示すように、レコード22がそれに該当する。
【0053】図3は、本発明に係る情報処理装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、本装置での起動時の構成情報記憶部6の構築制御
手順に対応する。なお、S1〜S14は各ステップを示
す。
【0054】また、図1に示す情報処理装置の図示しな
い電源スイッチを投入すると、本処理が開始されるが、
ステップS1〜S2の処理は一般的にプログラム記憶部
7に用いられる不揮発性の記憶装置よりもRAM5に用
いられる揮発性の記憶装置のほうが処理速度が速いため
に実施される。
【0055】先ず、ステップS1ではプログラム記憶部
7に記憶されているプログラムを読み込みRAM5へコ
ピーする。ステップS2では、ステップS1でRAM5
に読み込んだプログラムの初期化部を開始する。そし
て、ステップS3では、プログラムの先頭部分に配置さ
れる各種の初期化ルーチンを実行する。
【0056】ステップS4〜S13では、構成情報記憶
部6の構成方法について具体的に述べる。
【0057】構成情報記憶部6は不揮発性の記憶装置な
ので、図2の例にあるような前回の起動時に設定した値
が全て残っている。
【0058】そこで、ステップS4では、構成情報記憶
部6の「スロット」項目を全てリセットする。具体的に
は値を「0」に変更する。そして、ステップS5では、
構成情報記憶部6の「対応状態」項目の値が「0」であ
るレコードを全て削除する。図2の例ではレコード24
がそれに該当する。次に、ステップS6では、拡張機能
部8に拡張機能カードが装着されているかどうかを検出
する。そして、ステップS7では、ステップS6で検出
した結果、拡張機能カードが装着されていると判定され
たらステップS8へ、そうでなければステップS13へ
進む。
【0059】次に、ステップS8では、ステップS6で
検出した拡張機能カードを詳細に調べ、装置の機能の種
別、ベンダ名、デバイス名、バージョン番号などの各種
の情報を読み出してRAM5の一時保存領域に保存す
る。また、ステップS9では、ステップS8で読み出し
た装置の情報と、構成情報記憶部6に登録されている
「対応状態」項目の値が「1」であるレコードとを照会
し、有効なレコードがあるかを検索する。具体的には装
置の種別、ベンダ名、デバイス名が同一であって、互換
性のあるバージョン番号を有するレコードを検索する。
【0060】次に、ステップS10では、ステップS9
での検索の結果、有効なレコードがあったかどうかを判
断して、有効なレコードがあったと判定した場合は、ス
テップS12へ、有効なレコードがなかったと判定した
場合は、ステップS11へ進み、ステップS6で検出さ
れた拡張機能カードが構成情報記憶部6に登録されてい
ないことから、新規のレコードとして追加登録する。
【0061】なお、「装置種別」,「装置情報」,「バ
ージョン」の項目はステップS8でRAM5に保存した
装置情報を元に登録され、「対応状態」の項目には値
「0」を登録する。
【0062】次に、ステップS12ではステップS6で
検出された拡張機能カードの物理的なスロットの位置
を、「0」以外の数値で構成情報記憶部6の「スロッ
ト」の項目に登録する。そして、ステップS13では拡
張機能部8に検索の済んでいないスロットがあるか調
べ、検索の済んでいないスロットがまだあると判断した
場合には、ステップS6へ戻り処理を繰り返し、検索の
済んでいないスロットがないと判断した場合には、ステ
ップS14へ進む。そして、ステップS14以降ではプ
ログラムの初期化部分に続く、主要処理部分を実行す
る。
【0063】図4,図5は、図1に示したプログラム記
憶部7に対する更新対象となる制御プログラムのファイ
ル(制御プログラムを更新するときに使用する制御プロ
グラムファイル)で管理されるヘッダ構成の一例を示す
図である。
【0064】なお、図4の例は、図2の例に対して有用
である制御プログラムファイルでのヘッダ構成を示し、
図5の例は、図2の例に対して有用でない制御プログラ
ムファイルでのヘッダ構成を示している。
【0065】これらの図において、ファイルの先頭には
3項目単位のレコード(「ファイルID」,「対応機
種」,「バージョン」)が配置されている。このうち、
レコード25やレコード30に示すような先頭のレコー
ドは特別なレコードであり、ファイルに含まれる制御プ
ログラムが対応する機種の情報を示している。このレコ
ードでの3つの項目には「ファイルID」,「対応機
種」,「バージョン」が配置されている。
【0066】なお、「ファイルID」には、このファイ
ルが制御プログラムファイルであることを示す特有の数
値が記述されている。「対応機種」と「バージョン」に
はこのファイルに含まれる制御プログラムが対応する機
種の情報が記述されている。この情報はそのまま構成情
報記憶部6の先頭レコードの「装置種別」「バージョ
ン」の項目に対応している。
【0067】2番目以降のレコード26〜28,レコー
ド31〜32はこのファイルに含まれる制御プログラム
が対応する拡張機能カードの情報であり、これらのレコ
ードでの3つの項目には「装置種別」,「装置情報」,
「バージョン」が配置されている。この情報はそのまま
構成情報記憶部6の2番目以降のレコードの「装置種
別」,「装置情報」,「バージョン」の項目に対応して
いる。この対応情報は存在するだけ羅列され、レコード
29やレコード33のような「装置種別」の項目が無意
味(NULL)であるレコードが現れるまでを有効レコ
ードとする。
【0068】図6は、本発明に係る情報処理装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、制御プログラムの更新時の制御手順に対応する。
なお、S101〜S121は各ステップを示し、制御手
順(各ステップ)は図1に示した書き込み制御部41に
おいて実行される。
【0069】また、本実施形態では、図2に示すような
装置の状態において、図4および図5のヘッダを有する
制御プログラムファイルを書き込むような状況を一例と
して制御手順を説明する。
【0070】さらに、図2の例に挙げる装置の拡張機能
部8に現在装着されている拡張機能カードはレコード2
2のLAN I/Fカードと、レコード24のメモリカ
ードであるものとする。
【0071】また、本処理は、使用者が装置の操作部1
を操作することにより制御プログラムの更新機能が開始
され、ホスト機器との接続方法や、ダウンロードしよう
とする制御プログラムファイルを指定した後に開始され
る。
【0072】先ず、ステップS101では使用者により
設定された接続条件に従ってホスト機器と通信回線を接
続し、データ通信を開始する。そして、ステップS10
2では通信部3を介して使用者により設定された制御プ
ログラムファイルのヘッダ部分をホスト機器から受信し
てRAM5内の一時記憶領域へ保存する。図4または図
5に示すデータがこれに該当する。
【0073】次に、ステップS103では、ステップS
102で受信したファイルヘッダの内容を解析する。ス
テップS104では、ステップS103で解析した結果
から、ファイルIDが制御プログラムファイルであるこ
とを示す特有の数値であるかを調べ、そうであればステ
ップS105へ、そうでなければステップS120へ進
む。図4または図5に示す例ではファイルIDが正当で
あるため、ステップS105へ進む。
【0074】そして、ステップS105では、ステップ
S103で解析した結果から、対応する機種とバージョ
ンを調べ、正しいファイルであればステップS106
へ、そうでなければステップS120へ進む。
【0075】なお、本実施形態において、正しいファイ
ルであるかの判定基準としては、まず第1に受信したフ
ァイルヘッダに含まれる先頭レコードの「対応機種」項
目の内容と、構成情報記憶部6の先頭レコードの「装置
種別」の項目の内容とが同一である必要がある。
【0076】そして、受信したファイルヘッダに含まれ
る先頭レコードの「バージョン」項目の内容を構成情報
記憶部6の先頭レコードの「バージョン」の項目の内容
と比較し、バージョンが同一であるか、互換性があると
判定される場合に正しいファイルであると判定される。
【0077】特に、図4に示す例ではレコード25の
「対応機種」,「バージョン」項目の内容が、いずれも
図2のレコード21の「装置種別」項目の内容と一致す
るため、正当であると判断される。
【0078】一方、図5に示す例ではレコード30の
「対応機種」項目の内容が、図2のレコード21の「装
置種別」項目が異なるために、正当ではないと判断され
る。
【0079】そして、ステップS106では作業変数n
とmの値を「0」に初期設定する。
【0080】ここで、作業変数nは装着されている拡張
機能カードの数を記録するために用いられ、作業変数m
は装着されている拡張機能カードのうち、ダウンロード
しようとする制御プログラムファイルが制御可能な装置
の数を記録するために用いられる。これらの作業変数
n,mは図1に示したRAM5内の作業領域に存在して
いる。
【0081】また、ステップS107では、構成情報記
憶部6の表の2番目以降のレコードから「スロット」の
項目の値が「0」でないものを検索し、そのレコード内
容を得る。「スロット」の項目の値が「0」でないレコ
ードとは、実際に拡張機能部8に装着されている拡張機
能カードの情報を意味している。図2に示す例ではレコ
ード22の「スロット」項目の内容が「0」でないた
め、これが最初の処理対象となる。
【0082】そして、ステップS108では、ステップ
S107で検索した結果、該当するレコードが見つかっ
たかを調べ、見つかったならばステップS109へ、そ
うでなければステップS112へ進む。
【0083】そして、ステップS109では、作業変数
nの値を「1」増やす。次に、ステップS110では、
ステップS107で検索されたレコードに対応する装置
がダウンロードしようとする制御プログラムファイルが
制御可能な状態であるかを調べる。
【0084】具体的にはステップS107で検索された
レコードの「装置種別」「装置情報」の項目と同じ内容
を持つレコードを、ステップS102で受信したファイ
ルヘッダの2番目以降のレコード群から検索する。それ
と同時に「バージョン」による互換性の確認も行われ
る。
【0085】その結果、有効なレコードが検索されたな
らステップS111へ進み、そうでなければステップS
107へ戻り、処理を繰り返す。
【0086】1回目の処理では、図2に示すレコード2
2の「装置種別」,「装置情報」の項目と同じ内容を持
つレコードが図4におけるレコード26に存在するた
め、ステップS111へ進み、作業変数mの値を「1」
増やす。
【0087】一方、ステップS108で、拡張機器がな
いと判定された場合には、ステップS112へ進み、作
業変数nと作業変数mの値を比較し、同じかどうかを判
断し、同じでないと判断した場合は、ステップS113
へ、同じであると判断した場合は、ステップS115へ
進む。
【0088】なお、作業変数nと作業変数mの値が同じ
であるということはこれからダウンロードしようとする
制御プログラムは現在装着されている拡張機能カードを
全ての制御可能であることを意味している。
【0089】例えば図2と図4の例では作業変数nは
「2」、作業変数mは「2」となり、これに該当する。
【0090】一方、ステップS112で同じでない場合
は、全部または一部の拡張機能カードがこれからダウン
ロードしようとする制御プログラムでは使用できないこ
とを意味している。
【0091】次に、ステップS113では、そのような
状態でもダウンロードを継続して実行するかを使用者に
問い合わせる。
【0092】具体的には、表示部2にダウンロードを継
続する場合に問題があるというメッセージを詳しい状況
とともに表示し、使用者はその内容を目でみて判断し、
操作部1を介して続行または中止の指示を行うことにな
る。
【0093】次に、ステップS114では、ステップS
113での問い合わせの結果、続行の指示が出ているか
どうか(継続するか否か)を判断して、続行指示がでて
いると判断した場合は、ステップS115へ進み、続行
指示がでていないと判断した場合は、ステップS120
へ進む。
【0094】次に、ステップS115では、通信部3を
介して制御プログラムファイルのヘッダ以降の本体部分
をホスト機器から受信してRAM5内の一時記憶領域へ
保存する。そして、ステップS116では、ホスト機器
との通信回線を切断し、データ通信を終了する。
【0095】そして、ステップS117では、ステップ
S115でRAM5に保存したプログラムデータを解
析、変換してプログラム記憶部7に保存する。これによ
り、それまで記憶されていたプログラムは新しいプログ
ラムに上書きされてしまい、失われてしまう。
【0096】次に、ステップS118では、ステップS
102でRAM5に保存したヘッダデータを解析、変換
して構成情報記憶部6の表を再構成する。
【0097】具体的には、構成情報記憶部6の表のレコ
ードを全て削除し、新しいプログラムのヘッダデータに
含まれるレコードを全て登録する。この結果、装置の制
御手順に矛盾が生じてしまうが、ダウンロード完了時に
は装置をリセットすることを前提としているためにその
問題点は解消される。
【0098】そして、ステップS119では、表示部2
での表示などにより制御プログラムの更新が無事完了し
たことを使用者に通知して、処理を終了する。
【0099】一方、処理の実行中に問題があった場合
(ステップS105,S114でともにNOと判定され
た場合)は、ステップS120へ進み、ホスト機器との
通信回線を切断し、データ通信を中止する。そして、ス
テップS121では表示部2での表示などにより制御プ
ログラムの更新が失敗したことを使用者に通知して、処
理を終了する。
【0100】以下、図7に示すメモリマップを参照して
本発明に係る情報処理装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0101】図7は、本発明に係る情報処理装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0102】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0103】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0104】本実施形態における図3,図6に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0105】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0106】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0107】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードデ
ィスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,
CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0108】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】なお、本実施形態を適応可能な電子機器に
は、電子機器は、データ処理装置,プリンタ装置,スキ
ャナ装置,複合画像処理装置,ファクシミリ装置,デジ
タルカメラ装置,ビデオ装置,携帯電子端末装置,携帯
電話装置が含まれるが、当該電子機器の制御プログラム
を書き換え可能であって、書き換えるための制御プログ
ラムをダウンロード可能であれば、その他の電子機器で
あっても本発明を適用可能であることは言うまでもな
い。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第20の発明によれば、第1の不揮発性記憶手段に記
憶される所定の機器制御プログラムを変更する際に、通
信手段を介して更新可能な機器制御プログラムのヘッダ
情報を外部機器から取得して、該取得されるヘッダ情報
中の機能情報と、第2の不揮発性記憶手段に記憶される
構成情報とを比較して更新の可否を判定し、該判定結果
に基づいて、第1の不揮発性記憶手段に記憶される所定
の機器制御プログラムの更新処理を制御するので、電子
機器を制御する制御プログラムの更新処理を行う場合
に、誤って不適切な制御プログラムが書き込まれてしま
う事態を回避するとともに、制御プログラムの更新に伴
いサポートしない機能要求に基づく電子機器の誤動作や
不具合を解消して、ユーザが使用する電子機器に最適な
制御プログラムを簡単な操作で確実かつ、容易に更新す
ることができるプログラム更新環境を自在に構築するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す情報処理装置の基
本的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した構成情報記憶部の内部構成の一部
を示す図である。
【図3】本発明に係る情報処理装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示したプログラム記憶部に対する更新対
象となる制御プログラムのファイルで管理されるヘッダ
構成の一例を示す図である。
【図5】図1に示したプログラム記憶部に対する更新対
象となる制御プログラムのファイルで管理されるヘッダ
構成の一例を示す図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 表示部 3 通信部 4 制御部 41 書き込み制御部 5 RAM 6 構成情報記憶部 7 プログラム記憶部 8 拡張機能部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書換可能な第1の不揮発性記憶手段に記
    憶される所定の機器制御プログラムに基づいて所定のデ
    ータ処理を行う電子機器を制御する機器制御装置であっ
    て、 外部機器と各種データを送受信する通信手段と、 前記電子機器の各種の状態を構成情報として記憶する第
    2の不揮発性記憶手段と、 前記電子機器に新しい機能を追加するための拡張機能手
    段と、 前記第1の不揮発性記憶手段に記憶される前記所定の機
    器制御プログラムを変更する際に、前記通信手段を介し
    て更新可能な機器制御プログラムのヘッダ情報を前記外
    部機器から取得して、該取得されるヘッダ情報中の機能
    情報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される構成
    情報とを比較して更新の可否を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第1の不
    揮発性記憶手段に記憶される前記所定の機器制御プログ
    ラムの更新処理を制御する制御手段と、を有することを
    特徴とする機器制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の不揮発性記憶手段内の構成情
    報には、前記第1の不揮発性記憶手段内の機器制御プロ
    グラムの機能情報が含まれていることを特徴とする請求
    項1記載の機器制御装置。
  3. 【請求項3】 前記新しく記憶しようとする機器制御プ
    ログラムデータの機能情報および前記第2の不揮発性記
    憶手段に記憶される構成情報には対応可能な機能の情報
    が含まれていることを特徴とする請求項1記載の機器制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、ヘッダ情報中の機能情
    報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される構成情
    報中の機能情報とを比較して更新の可否を判定すること
    を特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  5. 【請求項5】前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される
    構成情報には、前記拡張機能手段の構成情報が含まれて
    いることを特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、ヘッダ情報中の機能情
    報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される前記拡
    張機能手段の構成情報とを比較して更新の可否を判定す
    ることを特徴とする請求項1記載の機器制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電子機器は、データ処理装置,プリ
    ンタ装置,スキャナ装置,複合画像処理装置,ファクシ
    ミリ装置,デジタルカメラ装置,ビデオ装置,携帯電子
    端末装置,携帯電話装置を含むことを特徴とする請求項
    1記載の機器制御装置。
  8. 【請求項8】 前記通信手段は、所定のインタフェース
    を介して外部機器と各種データを送受信することを特徴
    とする請求項1記載の機器制御装置。
  9. 【請求項9】 前記所定のインタフェースは、所定の無
    線または所定の有線の通信インタフェースを含むことを
    特徴とする請求項8記載の機器制御装置。
  10. 【請求項10】 外部機器と各種データを送受信する通
    信手段と、前記電子機器の各種の状態を構成情報として
    記憶する第2の不揮発性記憶手段と、前記電子機器に新
    しい機能を追加するための拡張機能手段とを備え、書換
    可能な第1の不揮発性記憶手段に記憶される所定の機器
    制御プログラムに基づいて所定のデータ処理を行う電子
    機器を制御する機器制御装置におけるプログラム更新方
    法であって、 前記第1の不揮発性記憶手段に記憶される前記所定の機
    器制御プログラムを変更する際に、前記通信手段を介し
    て更新可能な機器制御プログラムのヘッダ情報を前記外
    部機器から取得して、該取得されるヘッダ情報中の機能
    情報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される構成
    情報とを比較して更新の可否を判定する判定ステップ
    と、 前記判定ステップによる判定結果に基づいて、前記第1
    の不揮発性記憶手段に記憶される前記所定の機器制御プ
    ログラムの更新処理を制御する制御ステップと、を有す
    ることを特徴とするプログラム更新方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の不揮発性記憶手段内の構成
    情報には、前記第1の不揮発性記憶手段内の機器制御プ
    ログラムの機能情報が含まれていることを特徴とする請
    求項10記載のプログラム更新方法。
  12. 【請求項12】 前記新しく記憶しようとする機器制御
    プログラムデータの機能情報および前記第2の不揮発性
    記憶手段に記憶される構成情報には対応可能な機能の情
    報が含まれていることを特徴とする請求項10記載のプ
    ログラム更新方法。
  13. 【請求項13】 前記判定ステップは、ヘッダ情報中の
    機能情報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される
    構成情報中の機能情報とを比較して更新の可否を判定す
    ることを特徴とする請求項10記載のプログラム更新方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第2の不揮発性記憶手段に記憶さ
    れる構成情報には、前記拡張機能手段の構成情報が含ま
    れていることを特徴とする請求項10記載のプログラム
    更新方法。
  15. 【請求項15】 前記判定ステップは、ヘッダ情報中の
    機能情報と、前記第2の不揮発性記憶手段に記憶される
    前記拡張機能手段の構成情報とを比較して更新の可否を
    判定することを特徴とする請求項10記載のプログラム
    更新方法。
  16. 【請求項16】 前記電子機器は、データ処理装置,プ
    リンタ装置,スキャナ装置,複合画像処理装置,ファク
    シミリ装置,デジタルカメラ装置,ビデオ装置,携帯電
    子端末装置,携帯電話装置を含むことを特徴とする請求
    項10記載のプログラム更新方法。
  17. 【請求項17】 前記通信手段は、所定のインタフェー
    スを介して外部機器と各種データを送受信することを特
    徴とする請求項10記載のプログラム更新方法。
  18. 【請求項18】 前記所定のインタフェースは、所定の
    無線または所定の有線の通信インタフェースを含むこと
    を特徴とする請求項10記載のプログラム更新方法。
  19. 【請求項19】 請求項10〜18のいずれかに記載さ
    れたプログラム更新方法を実現するプログラムを記憶し
    たコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項10〜18のいずれかに記載さ
    れたプログラム更新方法を実現するプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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