JP2003075831A - 異方性反射板、液晶表示装置及び異方性反射板並びに液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
異方性反射板、液晶表示装置及び異方性反射板並びに液晶表示装置の製造方法Info
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- JP2003075831A JP2003075831A JP2002183252A JP2002183252A JP2003075831A JP 2003075831 A JP2003075831 A JP 2003075831A JP 2002183252 A JP2002183252 A JP 2002183252A JP 2002183252 A JP2002183252 A JP 2002183252A JP 2003075831 A JP2003075831 A JP 2003075831A
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Abstract
置の光源から入射した光を、液晶表示面の法線方向に効
率よく反射することができ、かつ、光の経路差に起因す
る干渉を抑制することが可能な凹凸パターンを有する異
方性反射板および異方性反射型液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】表面に凹凸形状を有し、前記凹凸形状の表
面での法線方向が特定の方位角に偏って分布し、反射光
強度が方位角に依存することを特徴とする。
Description
半透過型液晶表示装置及び反射板、反射型又は半透過型
液晶表示装置の製造方法に関し、特に外部からの入射光
を反射板に垂直な方向に効果的に反射する反射板、反射
型又は半透過型液晶表示装置及び反射板、反射型又は半
透過型液晶表示装置の製造方法に関する。
射板により外部からの入射光を反射して表示光源とする
ことにより、光源としてのバックライトを備える必要の
ない反射型の液晶表示装置(liquid cryst
al display:LCD)が知られている。反射
型液晶表示装置は、透過型液晶表示装置よりも低消費電
力化、薄型化、軽量化が達成できるため、主に携帯端末
用として利用されている。その理由は、外部から入射し
た光を装置内部の反射板で反射させることにより表示光
源として利用できるので、バックライトが不要になるか
らである。
暗い場合において反射型液晶表示装置よりも明るく、見
やすいという特性を持つ。そこで、反射型液晶表示装置
と透過型液晶表示装置の利点を併せ持つ液晶表示装置と
して、図21にその断面示す反射領域5と透過領域6を
有する液晶表示装置が開示されている(特許第2955
277号公報参照)。図21において、反射領域5では
入射光が液晶層を往復し、透過領域6では入射光が液晶
層を通過するために、液晶層における光の経路差が生じ
るのを防ぐために、反射領域5の透明電極7下に絶縁層
8設けて絶縁層8の下に反射板9を配置し、反射領域5
での液晶層のギャップdrと透過領域6での液晶層のギ
ャップdfに差を設けることにより、両領域でのリタデ
ーションの相異によって出射光強度を最適化できないと
いう問題も解決している。上記のように、画素電極に透
過領域と反射領域を設けることにより、周囲の光が明る
い場合にはバックライトを消して反射型液晶表示装置と
して使用可能であり、低消費電力という反射型液晶表示
装置の特性が発揮される。また、周囲の光が暗い場合に
バックライトを点灯させて透過型液晶表示装置として使
用すると、周囲が暗い場合での視認性向上という透過型
液晶表示装置の特性が発揮される。以下、反射型液晶表
示装置としても透過型液晶表示装置としても使用可能
な、反射領域と透過領域を有する液晶表示装置を半透過
型液晶表示装置と呼ぶことにする。なお、以後の議論は
主に反射型液晶表示装置について行うが、反射型液晶表
示装置の反射領域の構成は、半透過型液晶表示装置の反
射領域にも適用できることは言うまでもない。
TN(ツイステッドネマテッィク)方式、一枚偏光板方
式、STN(スーパーツイステッドネマテッィク)方
式、GH(ゲストホスト)方式、PDLC(高分子分
散)方式、コレステリック方式等を用いた液晶と、これ
を駆動するためのスイッチング素子と、液晶セル内部又
は外部に設けた反射板とから構成されている。これらの
一般的な反射型液晶表示装置は、薄膜トランジスタ(T
FT)又は金属/絶縁膜/金属構造ダイオード(MI
M)をスイッチング素子として用いて高精細及び高画質
を実現できるアクティブマトリクス駆動方式が採用さ
れ、これに反射板が付随した構造となっている。
て、例えば、フォトリソグラフィ工程により有機絶縁膜
を残して反射板の表面に孤立の凸部を形成し、この凸部
の上に層間膜を設けて、凸部からなる山の部分とそれ以
外の谷の部分からなる滑らかな凹凸形状とし、反射板の
表面に、凹凸パターンを形成したものがある(特許28
25713号公報参照)。図18は、従来の反射板に形
成された凹凸パターンの例を示す平面図である。図18
に示すように、凹凸パターンは、反射板1の表面に、平
面形状が円形状の凸部2をベースとなる凸パターンとし
て、複数個各々孤立状態に配置して形成されている。し
かしながら、従来の反射板1の場合、入射光をある程度
拡散させて反射させることを目的としていたため、光の
散乱性が強く、入射光は、反射方向が円錐形状となるよ
うにほぼ均等に反射していた。
方法として、図19に示すように液晶表示面の法線方向
から−30度の角度から光を入射させ、液晶表示面の法
線方向と成す角を極角とし、液晶表示面の法線方向を中
心とした角を方位角とした場合に、極角と反射光強度の
関係を測定する方法を採用することが業界内で標準とな
りつつある。利用時の液晶表示装置の視認性向上という
点から、上記条件下において極角が0度(法線方向)で
の反射光強度を高くするように反射板を設計することが
要求されるようになってきた。しかし、図18に示した
ような等方的な凸部を有する反射板においては、極角と
反射光強度との関係は図20に示すグラフのように正規
分布に近い形状となり、極角0度における反射光強度を
あげるには限界があった。なお、図19は簡易的に記載
したものであり、実際の液晶表示面での反射は後述する
図3のようになる。
の形状によっては、凹凸パターンのどの位置で反射され
たかという光の経路差に起因する干渉により、観察者と
パネルと入射光との角度に依存して色調の変化が顕著な
ものとなってしまい、カラー液晶表示装置の表示特性を
悪化させる原因となってしまっていた。
晶表示面の法線方向と30度の角度となる位置の光源か
ら入射した光を、液晶表示面の法線方向に効率よく反射
することができ、かつ、光の経路差に起因する干渉を抑
制することが可能な凹凸パターンを有する異方性反射板
および異方性反射型液晶表示装置を提供することを課題
とする。
の本願発明の異法性反射板は、表面に凹凸形状を有し、
前記凹凸形状の表面での法線方向が特定の方位角に偏っ
て分布し、反射光強度が方位角に依存することを特徴と
する。
成し、反射光強度を方位角に依存するようにように構成
することにより、特定の方位角では極角0度である反射
板の法線方向の反射光強度を大きくすることが可能にな
る。これにより観察者に対して反射する光量が増加し、
この反射板を使用した装置の視認性を向上させることが
できる。
極角分布に正反射成分の他1以上の極大値が現れること
を特徴とする。このように反射板を構成することによ
り、法線方向近傍の極角における反射光強度を向上させ
ることができる。
が形成され、前記閉図形によって前記凹凸形状の凹部が
囲まれることを特徴とする。反射板をこのように構成す
ることにより反射光強度が方位角に依存する異方性反射
板を実現することができる。
台形であることが好ましい。特に扁平率0.5以上、
0.8以下の略三角形であることが好ましい。
向の長さは、それと直交する第2の方向の長さより短い
ことを特徴とする。このように閉図形を第2の方向に横
長に形成することにより、第1の方向の反射光強度を第
2の方向の反射光強度より相対的に大きくすることがで
きる。
略一定の幅、略一定の厚さを有することを特徴とする。
このように構成することにより、安定した反射光強度の
方位角依存性を実現することができる。
表示装置は、異方性反射板を用いることにより、外部か
らの入射光を表示光源とする反射領域を有することを特
徴とする。このように構成することにより、表示面の明
るい、高コントラストの反射型又は半透過型液晶表示装
置を実現することができる。
示面に極角−30度の方向から光を入射させたとき、極
角が0〜10度の範囲で反射光強度が極大値をとること
を特徴とする。また、反射型又は半透過型液晶表示装置
の表示面に極角−30度の方向から光を入射させたと
き、極角が10〜20度の範囲で前記反射光強度が極角
に対し正の傾きを有し、かつ極角10〜A度の範囲(1
0<A<20)では極角が大きくなるに従って前記傾き
は小さくなり、極角A〜20度の範囲では極角が大きく
なるに従って前記傾きは大きくなることを特徴とする。
このような極角に依存した反射光強度の分布により使い
勝手がよく、表示面の明るい、高コントラストの反射型
又は半透過型液晶表示装置を実現することができる。
性反射板の製造方法は、基板上に有機樹脂を塗布し、線
状形状マスクにより前記有機樹脂のパターニングを行
い、互いに交差して閉図形形状の凹部を形成するよう
に、複数の線状の凸パターンを形成する工程と、前記線
状の凸パターンを覆うように層間膜を塗布する工程を有
することを特徴とする。このように複数の線状の凸パタ
ーンに囲まれた閉図形形状の凹部を形成することによ
り、反射板表面の凹凸形状に異法性を持たせることがで
き、反射光強度が方位角に依存する異方性反射板を実現
することができる。このとき、線状形状マスクは、互い
に交差する部分及びその近傍で、他の部分よりも細い線
幅を有することを特徴とする。このようにすることで、
閉図形の凸部が形成する線状形状を略一定の幅、略一定
の厚さにすることができる。
の異法性反射板の製造方法は、基板上に有機樹脂を塗布
し、露光量を変えて前記有機樹脂を露光、現像すること
により、コンタクトホール部と互いに交差する複数の線
状の凸部及び前記凸部により囲まれた凹部から成る凹凸
部とを同時に形成することを特徴とする。このとき、好
ましくは、前記コンタクトホール部と凹凸部のパターニ
ング工程は、それぞれ異なるマスク、異なる露光量によ
る前記有機樹脂の露光工程を含むことを特徴とする。
前記有機樹脂の露光量は、前記コンタクトホール部のパ
ターニングのための前記有機樹脂の露光量の10〜50
%であることを特徴とする。
パターニング工程は、前記コンタクトホール部と凹凸部
のマスクの透過率が異なるハーフトーンマスクを用いた
前記有機樹脂の露光工程を含むこともできる。
記線状の凸部を形成するためのマスクは、互いに交差す
る部分及びその近傍で、他の部分よりも細い線幅を有す
ることを特徴とする。このようにすることにより、閉図
形の凸部が形成する線状形状を略一定の幅、略一定の厚
さにすることができる。
表示装置の製造方法は、上述のように反射板を形成する
ことを特徴とする。こうして本願発明の反射型又は半透
過型液晶表示装置を製造することができる。
き図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態
であって本発明を限定するものではない。図1は、本願
発明の一実施の形態に係る反射型液晶表示装置の部分断
面図である。図1に示すように、反射型液晶表示装置1
0は、装置内部に、下部側基板11、下部側基板11に
対向して配置された対向側基板12、及び下部側基板1
1と対向側基板12の間に挟み込まれた液晶層13を有
している。この反射型液晶表示装置10は、例えば、薄
膜トランジスタ(thin film transis
tor:TFT)をスイッチング素子として各画素毎に
設けた、アクティブマトリクス方式を採用している。
保護膜15、TFT16、第1絶縁層17、凸パターン
18、第2絶縁層19、及び反射電極20を有してい
る。絶縁性基板14の上には、絶縁保護膜15が積層さ
れ、絶縁保護膜15の上には、TFT16が形成されて
いる。TFT16は、絶縁性基板14上のゲート電極1
6a、ゲート電極16aを覆う絶縁保護膜15上のドレ
イン電極16b、半導体層16c、及びソース電極16
dを有している。絶縁保護膜15及びTFT16の上に
は、第1絶縁層17或いはTFT16のソース電極16
dを介して、凸パターン18が形成されている。この凸
パターン18、第1絶縁層17及びソース電極16dを
覆って、第2絶縁層19が積層され、第2絶縁層19に
は、ソース電極16dに達するコンタクトホール21が
開けられている。更に、コンタクトホール21と共に第
2絶縁層19を覆って、反射電極20が積層されてい
る。反射電極20は、TFT16のソース電極16dに
接続され、反射板及び画素電極としての機能を有する。
た端子領域には、絶縁性基板14上のゲート端子部22
と共に、ゲート端子部22を覆う絶縁保護膜15上のド
レイン端子部23が形成されている。対向側基板12
は、液晶層13側から順番に積層された、透明電極2
4、カラーフィルタ25及び絶縁性基板26を有してい
る。この絶縁性基板26から対向側基板12に入射した
入射光Liは、対向側基板12から液晶層13を経て下
部側基板11に達し、反射電極20に反射されて反射光
Lrとなり、再び液晶層13を経て透明電極24から対
向側基板12の外に出射される。
す)図2は、図1に示す反射型液晶表示装置の製造工程
における反射電極製造工程を示す説明図である。図2に
示すように、先ず、スイッチング素子としてのTFT1
6の基板を形成する((a)参照)。絶縁性基板14の
上に、ゲート電極16aを形成して絶縁保護膜15を積
層し、絶縁保護膜15の上に、ドレイン電極16b、半
導体層16c及びソース電極16dをそれぞれ形成す
る。更に、TFT16を覆って第1絶縁層17を積層す
る。なお、スイッチング素子としてTFT16に限るも
のではなく、例えば、ダイオード等、その他のスイッチ
ング素子の基板を形成しても良い。
樹脂を塗布した後、露光・現像処理を行って、凸パター
ン形成のための線状形状マスクにより、反射電極20の
表面に凹凸パターンを形成するための複数の線状形状の
凸パターン18を形成する((b)参照)。その後、有
機樹脂の熱焼成を行う((c)参照)。熱焼成により有
機樹脂の角部分が丸みを帯びるものとなる。次に、凸パ
ターン18を覆うように、感光性の有機樹脂からなる層
間膜を塗布して、滑らかな凹凸形状とした後、露光・現
像処理を行ってコンタクトホール21を開ける。その
後、層間膜の熱焼成を行い第2絶縁層19を形成する
((d)参照)。
て、コンタクトホール21と共に第2絶縁層19を覆う
アルミニウム(Al)薄膜を形成した後、露光・現像処
理を行って、反射画素電極としての反射電極20を形成
する(図1参照)。なお、反射電極20の材料は、Al
に限るものではなく、他の導電性材料により形成しても
良い。基本図形としては三角形の他に、菱形や楕円等で
もよい。 (有機膜1層プロセス:以下1PRと略す)この反射電
極の凹凸面製造工程においては、Al膜とTFT基板間
の有機層間膜(凹凸層)を2層で作る他、有機層間膜を
1層で作ってもよい。以下に特開2000−25002
5号に記載されている1PRプロセスに従って、その形
成方法を図14を参照して説明する。第1絶縁膜層17
の上に感光性の有機樹脂27を塗布した後、コンタクト
ホール部と凹凸部を露光量を変えて露光・現像すること
により、凹凸パタン及びコンタクトホールを同時に形成
する。すなわち、図14(b)に示すように、有機膜の
露光は凹凸パタンとコンタクトホールパタンを異なるマ
スクにて、コンタクトホール部の露光量(UV光1)に
対し、凹凸部の露光量(UV光2)を10〜50%の範
囲で露光することが好ましい。ポジ型の感光性の有機樹
脂の溶解速度は、感光剤の分解率に大きく依存すること
を利用し、画素領域内の凹凸部とコンタクトホール21
の感光剤の分解率を変え、溶解速度に差を持たせ、コン
タクトホール21が充分に解像できる時間で現像を行
い、深さAのコンタクトホール21と深さBの凹凸をそ
れぞれ得た(同図(c))。このように露光することに
より、図のように有機樹脂27がパターニングされる。
また、凹凸パタン部とコンタクトホール部のマスクの透
過率の異なるハーフトーンマスクを用いて、同一マスク
にて露光することも可能である。その後、パタン形成さ
れた有機膜の熱焼成を行い、凹凸層29を形成する。最
後に2PRと同様に、反射電極20及びコンタクトホー
ル21を形成して反射電極の凹凸面、すなわち反射板が
完成する(同図(d))。
形成が重要である。図3(a)は、下部側基板11に入
射する光Liおよび反射して観察者が視認する光Lrに
ついて模式的に示したものである。入射光Liおよび反
射光Lrが液晶表示面である対抗側基板12の法線方向
とのなす角をそれぞれ入射角Ti及び反射角Trとす
る。入射光Tiは凹凸面のAl層で反射されるので、入
射角Tiと反射角Trは異なる値となる。図3(b)
は、凹凸面のあるAl層の1点Aに入射した光の反射に
ついて模式的に示した図である。入射光Liが凹凸面の
A点に入射した場合は、A点でのAl層の接平面での反
射となるため、反射光LrはA点での法線方向を対称軸
とした反射となる。ここで、A点でのAl層の接平面と
反射板1とのなす角をA点における傾斜角θと定義する
と、反射光Liの反射方向の分布はAl層の凹凸面の傾
斜角θの分布に依存することとなる。このため、観察者
Pが反射板1の輝度に関して主観評価を行い、明るい反
射であると認識するように傾斜角θの分布を設計するこ
とが重要となる。反射型液晶表示装置を使用する状況を
検討すると、液晶表示面1に極角−30度(方位角0
度)の方向から入射光Liを入射させたとき、極角が0
〜20度(方位角180度)の角度、好ましくは極角が
0〜10度、若しくは10〜20度(方位角180度)
の角度に反射される反射光Lrを観測者Pが視認する状
況が支配的と考えられる。極角を0〜10度とするか1
0〜20度とするかは製品仕様によって決まる。
て均一な反射光強度となる等方的反射板に対し,特願20
01-055229号において図15に示す三角形を基本図形と
した閉図形、すなわち凸部により囲まれた凹部から成る
凹凸面を採用することで、反射光強度が方位角に依存す
るようになり、正面(方位角180度)への反射光を増
加することができる凹凸面の設計を施した反射板を示し
ている。図15に示したような、三角形を基本図形とし
た閉図形を形成した反射板に、極角−30度方向から光
を照射して極角と反射光強度、方位角と反射光強度の関
係を調べると図7のようになる。反射率の極角依存性に
ついては図7(a)に示すように正反射成分の他に0〜
10度付近に反射率のピークが現れる。又、方位角依存
性については同図(b)に示すように周期的に反射光強
度が変化することが分かる。特に極角0度出射の場合は
方位角0、60、120度の場所にピークが強く現れ、
極角が0、20度となるに従ってピークが弱まる傾向が
見られる。このことから、極角0〜10度付近の反射特
性は三角形の辺の部分が主に寄与しており、20度以上
の正反射に近い成分は三角形の重心付近の平坦な部分が
寄与していることが分かる。これより正面(方位角18
0度)において極角0〜20度付近の反射率を高めるた
めには、測定方向から見て直交する三角形の辺の数を多
くすることが有効であり、より具体的には図15に示す
ように三角形を正三角形ではなく、縦方向につぶれた二
等辺三角形に扁平させることが有効である。また、辺を
主成分とする反射率のピークは、当然有機膜の材料・凸
膜の膜厚、層間膜の膜厚に依存する。反射板のベースと
なる凸パターンと、それをなめらかにする第2絶縁膜の
形成を別工程で行う2PRプロセスにおいて、材料にP
C403、PC405(JSR製)を用いた場合、凸パ
ターンの膜厚2.0μmに対し、第2絶縁膜の膜厚を
1.5、2.0、−30μmと厚くしていったときの結
果を図16に示す。所定の凸膜厚に対し、層間膜を厚く
するに従って主成分とする反射率のピークは極角0度付
近から20度付近へと変化し、さらにピークがなくなっ
ていくことが分かる。これは三角形の辺が層間膜によっ
て埋まってしまうからである。第2絶縁膜の膜厚を1.
5μmにすると出射光強度は極角0〜10度近辺で極大
値を有する。この角度範囲で使用する場合はこのような
設計にすることで大きな反射率が得られる。一方、第2
絶縁膜の膜厚を2.0μmにすると、極角が10〜20
度の範囲で出射光強度が極角に対し正の傾きを有し、か
つ極角10〜A度の範囲(10<A<20)では極角が
大きくなるに従って前記傾きは小さくなり、極角A〜2
0度の範囲では極角が大きくなるに従って前記傾きは大
きくなる。この角度範囲で使用する場合はこのような設
計にすることで大きな反射率が得られる。1PRプロセ
スにおいても同様であり、この場合は凹凸部の露光量で
制御される。また、以上のように三角形を扁平させるに
従い、三角形の頂点に辺が密集するようになる。そのた
め、2PRにおいては、凸パタン18の基本図形を形成
するフォトレジストの工程において、露光及びレジスト
の解像度の性質上、基本図形の頂点部分が設計時よりも
大きな領域を占めて、図4(a)に示すように基本図形
の頂点部分が大きくまるまってしまっていた。特に2P
Rプロセスを採用した場合、この頂点部分の形状によ
り、図4(b)に示す凸パタン18断面のように、基本
図形の頂点部と辺の高さに大きな差が生じてしまうこと
となる。
生じた状態の凸パターン18に第2絶縁層19を積層す
る場合、頂点部付近を最適な傾斜角となるように設計す
ると辺部が第2絶縁層19に埋まって平坦になってしま
い(図4(c))、辺部付近を最適な傾斜角となるよう
に設計すると頂点部が第2絶縁層19から突出してしま
う(図4(d))。平坦な第2絶縁層19表面では効率
の良い反射とならず、頂点部が第2絶縁層19から突出
していると第2絶縁層19表面の不連続によって反射ム
ラが生じてしまう。そこで本願発明においては、凸パタ
ーン18を形成するためのマスク図5(a)で、基本図
形の辺部と頂点部を従来の図5(b)のような一様な4
μm幅の直線から、図5(c)のような頂点部付近の辺
幅を2μm程度に狭めるパターンや、図5(d)のよう
な頂点部を除去したパターンにマスクを補正して凸パタ
ーンの形成を行った。また、辺の幅を変化させて、頂点
と辺の高さの差を調べた。
mの膜厚を塗布した後、焼成を行った場合の基本図形の
辺幅と辺部厚さの関係を示したグラフである。凸パター
ン18として図5(b)の補正無しパタンと、図5
(c)の補正有りパタンを用いて基本図形の頂点部厚さ
を測定した結果は、補正無しパタンが1.90μmであ
り、補正有りパタンが1.60μmであった。したがっ
て、凸パターン18の基本図形の頂点部と辺部の高さ差
を小さくするためには、補正有りパタンの凸パターン1
8で焼成後の辺部幅が広い方が良いことがわかる。ま
た、辺部の膜厚が1.3μm程度となるように、辺幅を
5μm程度にすることが望ましいことが判明した。以上
の施策により、頂点を設計通りの大きさにて作ることが
可能となり、頂点の高さと辺の高さが一致し、辺が埋没
してしまう不具合がなくなった。上述のように、図18
のような全ての方位角に対して均一な反射光強度を示す
凸パターンを有する反射板を等方性反射板に対して、方
位角によって反射光強度が変化する凸パターンを有する
反射板を異方性反射板を形成し、さらにその反射特性が
極角0−10度付近(方位角180°)にてピークを持
つようにするには基本図形として見る方向に直交する辺
を持つ三角形パターンや台形パターン等、三角形パター
ンに近いパターンを用いる。さらに、 ・基本図形を扁平させる。 ・露光による頂点の変形を補正するマスクパタンを用い
る。 ・2PRプロセスの場合は、所定の材料、凸パターンの
膜厚、第2絶縁層の膜厚を制御する。 ・1PRプロセスの場合は、所定の材料、凹凸部の露光
量を制御する。 ことが重要である。以下、本発明者が行った2PRプロ
セスの実際の設計・プロセス条件について詳述する。な
お、反射型液晶表示装置の反射率の測定方法は、白色標
準反射板をリファレンスとして用い、極角−30度方向
から白色光を入射し、極角0〜60度(方位角180
度)の出射光を大塚電子製のLCD7000を使用して
測定した。
極角−30度・方位角0度方向から光を照射し、光源に
対して横方向である方位角90度と、光源に正対する方
位角180度において、極角と反射光強度の関係を大塚
電子製の分光測定器IMUC(LCD7000)を使用
して測定した。このとき、基本図形の三角形の一つの頂
点から光を入射させ、三角形の一辺は分光測定器に対し
て水平となるように配置した(以下同様)。方位角18
0度方向での測定結果を図8に示す。方位角90度方向
での測定結果(図示せず)では、極角30度を極大とす
る反射光強度の分布となり、方位角180度方向での測
定結果では、極角30度と極角5度付近を極大とする反
射光強度の分布となっており、極角0度での反射光強度
は、方位角180度のほうが方位角90度よりも大きく
なっていることがわかる。これは、方位角180度での
測定では図7に示した異方的な反射特性によって、極角
5度付近に反射光強度の極大値が現れることが原因と考
えられる。
角0度での反射光強度を増加させるように、凸パターン
18のパラメータを設計するため、条件を変更して反射
光強度の測定を行った。図9は基本図形の線幅を3μm
と4μmとして、方位角180度で極角と反射光強度の
関係を測定した結果である。凸パターン18の辺膜厚は
焼成後に1.3μm、第2絶縁層19の膜厚は1.5μ
m、基本図形の辺の長さ平均は24μmである。線幅3
μmでは、極角15度付近に反射光強度が極大となるピ
ークが存在するが、線幅4μmでは、極角0度付近にも
反射光強度が極大となるピークが存在する。ピークの出
現する極角の相違によって極角0度での反射光強度は線
幅4μmの場合が大きいという結果となった。
長を24μmと20μmと16μmとして、方位角18
0度で極角と反射光強度の関係を測定した結果である。
凸パターン18の辺膜厚は焼成後に1.3μm、第2絶
縁層19の膜厚は1.5μm、基本図形の辺の幅は5μ
mである。線長が短くなると、反射光強度の極大値をと
る極角度が大きくなっていき、それとともに極角0度に
おける反射光強度が低下する結果となった。
角形の扁平率を1.0と0.8として、極角と反射光強
度の関係を測定した結果である。ここで、正三角形の底
辺と高さの比率を扁平率1.0とし、正三角形の高さを
0.8倍した二等辺三角形を扁平率0.8としている。
また、凸パターン18の辺膜厚は焼成後に1.3μm、
第2絶縁層19の膜厚は1.5μm、基本図形の辺の長
さ平均は24μm、基本図形の辺の幅は5μmである。
扁平率1.0の正三角形よりも、扁平率0.8の二等辺
三角形のほうが、反射光強度の極大値をとる極角度が小
さく、極角0度における反射光強度が大きいという結果
となった。これは、分光測定器からみて水平方向に並ん
でいる凸パターン18の本数が、一定面積中で扁平率
1.0よりも扁平率0.8のほうが多くなるためである
と考えられる。一方、扁平率を0.5未満にすると反射
板の特性が悪化した。これは反射光が干渉を起こして反
射板の特性が劣化するためと考えられる。そこで、これ
らの実験から扁平率は0.5以上、0.8以下が好まし
いことが分かった。
を配置する際のランダム性を0.5と0.75として、
極角と反射光強度の関係を測定した結果である。ここで
ランダム性とは、全ての基本図形が平行に整列している
状態をランダム性0.0とし、全ての基本図形が完全に
ランダムに配置されている状態をランダム性1.0とし
たパラメータのことである。また、凸パターン18の辺
膜厚は焼成後に1.3μm、第2絶縁層19の膜厚は
1.5μm、基本図形の辺の長さは平均は24μm、基
本図形の辺の幅は5μmである。ランダム性が0.5の
方が、ランダム性0.75よりも反射光強度の極大値の
ピークが大きくなり、極角0度における反射光強度が大
きくなっていることがわかる。これは、ランダム性が大
きい場合には分光測定器からみて水平方向に並んでいる
凸パターン18が減少するためと考えられる。ただし、
ランダム性を小さくし過ぎると反射光が干渉を起こして
反射板の特性が劣化することが考えられる。
三角形の頂点部に、図5(b)のようにマスク補正パタ
ンを形成しない場合と、図5(c)のように補正パタン
を形成した場合の極角と反射光強度の関係を測定した結
果である。凸パターン18の辺膜厚は焼成後に1.3μ
m、第2絶縁層19の膜厚は1.5μm、基本図形の辺
の長さ平均は24μm、基本図形の辺の幅は5μmであ
る。補正有りの場合の方が、補正無しの場合よりも反射
光強度の極大値のピークが大きくなり、極角0度におけ
る反射光強度が大きくなっていることがわかる。これ
は、基本図形の頂点部に補正パタンを形成することで、
頂点部と辺部の凸パターン18高さに差が生じにくい為
に、頂点部分の領域が丸くなって等方的な凸パターンと
なることが抑制され、反射板の異方性が強まるからであ
ると考えられる。
28μm、ランダム性0.75の条件で、第2絶縁層1
9の塗布厚さを1.2〜1.8μmと変化させたとこ
ろ、反射光強度の極大値が最適となって極角0度での反
射光強度が最適であったのは、第2絶縁層を1.5μm
塗布した場合であった。また、第2絶縁層の材質とし
て、熱焼成時のメルト性が異なる三種類を用いたとこ
ろ、メルト性が悪く凹凸形状の変化が少ない材質が最も
極角0度での反射光強度が大きかった。 ・1PRプロセス 図17に有機膜の塗布膜厚を一定とし、コンタクトホー
ルの露光量に対して凹凸部の露光量を25、20、15
%としたときの結果を示す。露光量を少なくするに従っ
て主成分とする反射率のピークは極角0度付近から20
度付近へと変化し、さらにピークがなくなっていくこと
が分かる。これは、図16の2PRの場合同様に、三角
形の辺が層間膜によって埋まってしまうからである。露
光量を25%にすると出射光強度は極角0〜15度近辺
で極大値を有する。この角度範囲で使用する場合はこの
ような設計にすることで大きな反射率が得られる。一
方、露光量を20%にすると、極角が10〜20度の範
囲で出射光強度が極角に対し正の傾きを有し、かつ極角
10〜A度の範囲(10<A<20)では極角が大きく
なるに従って前記傾きは小さくなり、極角A〜20度の
範囲では極角が大きくなるに従って前記傾きは大きくな
る。この角度範囲で使用する場合はこのような設計にす
ることで大きな反射率が得られる。
って反射光強度が方位角に依存するため、等方的反射板
とは異なって反射光強度の極角依存性が複数の極大値を
とり、その極大値が極角0〜10度付近に現れることに
よって極角0度の反射光強度が向上することが確かめら
れた。また、反射光強度が極角10〜20度の範囲で極
角に従って一様増加するが、増加率が一旦減少し、途中
から上昇に転じるような傾向を示す場合があることも確
かめられた。
形成されて反射光強度が方位角に依存していることによ
り、特定の方位角では極角0度である反射板の法線方向
の反射光強度を大きくすることが可能である。これによ
り観察者に対して反射する光の量が増加し、この反射板
を使用した装置の視認性を向上させることができる。ま
た、極角が0〜10度の範囲で反射光強度が極大値をと
ることにより、特定の方位角では反射板の法線方向にお
ける反射光強度を向上させることができる。
して、凸パターンの線幅・線長・膜厚や絶縁膜層の膜厚
を変更することにより、反射板の異方性と法線方向への
反射光強度を最大とするような凹凸形状の設計を行うこ
とが可能となる。また、凸パターンの線状形状の交点部
分及びその近傍で他の部分よりも線幅を細く形成するこ
とにより、凸パターンの基本図形の頂点部と辺部におけ
る高さ差を軽減することができ、絶縁膜層を積層した後
に凸パターンが絶縁膜層から突出してしまうことによっ
て生じる反射の乱れを無くすことが可能となる。また、
凸パターン高さの差が軽減されることにより、絶縁膜層
の積層厚さの自由度が高まるため、法線方向での反射光
強度を大きくする設計を行うことができる。
示装置の部分断面図
造工程を示す説明図
差を示す図
補正有無を示す図
部高さを示すグラフ
角依存性を示すグラフ
グラフ
の比較を示すグラフ
率の比較を示すグラフ
射率の比較を示すグラフ
の反射率の比較を示すグラフ
角と反射率との関係を示すグラフ
法の工程を示す説明図
図形とした閉図形
特性を示すグラフ
置の反射板の特性を示すグラフ
示す平面図
示す図
性を示すグラフ
Claims (20)
- 【請求項1】表面に凹凸形状を有し、前記凹凸形状の表
面での法線方向が特定の方位角に偏って分布し、反射光
強度が方位角に依存することを特徴とする異方性反射
板。 - 【請求項2】前記特定の方位角での反射光強度の極角分
布に正反射成分の他1以上の極大値が現れることを特徴
とする請求項1に記載の異方性反射板。 - 【請求項3】前記凹凸形状の凸部によって閉図形が形成
され、前記閉図形によって前記凹凸形状の凹部が囲まれ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の異方
性反射板。 - 【請求項4】前記閉図形は多角形であることを特徴とす
る請求項3に記載の異方性反射板。 - 【請求項5】前記多角形は略三角形又は略台形であるこ
とを特徴とする請求項4に記載の異方性反射板。 - 【請求項6】前記多角形は扁平率0.5以上、0.8以
下の略三角形であることを特徴とする請求項4に記載の
異方性反射板。 - 【請求項7】前記閉図形の反射光強度が最大となる第1
の方向の長さは、それと直交する第2の方向の長さより
短いことを特徴とする請求項3乃至請求項7の何れか一
項に記載の異方性反射板。 - 【請求項8】前記閉図形の凸部が形成する線状形状は略
一定の幅を有することを特徴とする請求項3乃至請求項
7の何れか一項に記載の異方性反射板。 - 【請求項9】前記閉図形の凸部が形成する線状形状は略
一定の厚さを有することを特徴とする請求項3乃至請求
項8の何れか一項に記載の異方性反射板。 - 【請求項10】請求項1乃至請求項9の何れか一項に記
載された異方性反射板有することを特徴とする液晶表示
装置。 - 【請求項11】前記液晶表示装置の表示面に極角−30
度の方向から光を入射させたとき、極角が0〜10度の
範囲で前記反射光強度が極大値をとることを特徴とする
請求項10に記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】前記液晶表示装置の表示面に極角−30
度の方向から光を入射させたとき、極角が10〜20度
の範囲で前記反射光強度が極角に対し正の傾きを有し、
かつ極角10〜A度の範囲(10<A<20>では極角
が大きくなるに従って前記傾きは小さくなり、極角A〜
20度の範囲では極角が大きくなるに従って前記傾きは
大きくなることを特徴とする請求項10に記載の前記液
晶表示装置。 - 【請求項13】基板上に有機樹脂を塗布し、線状形状マ
スクにより前記有機樹脂のパターニングを行い、互いに
交差して閉図形形状の凹部を形成するように、複数の線
状の凸パターンを形成する工程と、前記線状の凸パター
ンを覆うように層間膜を塗布する工程を有することを特
徴とする反射板の製造方法。 - 【請求項14】前記線状形状マスクは、互いに交差する
部分及びその近傍で、他の部分よりも細い線幅を有する
ことを特徴とする請求項13に記載の反射板の製造方
法。 - 【請求項15】基板上に有機樹脂を塗布し、露光量を変
えて前記有機樹脂を露光、現像することにより、コンタ
クトホール部と互いに交差する複数の線状の凸部及び前
記凸部により囲まれた凹部からなる凹凸部とを同時に形
成することを特徴とする反射板の製造方法。 - 【請求項16】前記コンタクトホール部と凹凸部のパタ
ーニング工程は、それぞれ異なるマスク、異なる露光量
による前記有機樹脂の露光工程を含むことを特徴とする
請求項15に記載の反射板の製造方法。 - 【請求項17】前記凹凸部のパターニングのための前記
有機樹脂の露光量は、前記コンタクトホール部のパター
ニングのための前記有機樹脂の露光量の10〜50%で
あることを特徴とする請求項16に記載の反射板の製造
方法。 - 【請求項18】前記コンタクトホール部と凹凸部のパタ
ーニング工程は、前記コンタクトホール部と凹凸部のマ
スクの透過率が異なるハーフトーンマスクを用いた前記
有機樹脂の露光工程を含むことを特徴とする請求項17
に記載の反射板の製造方法。 - 【請求項19】前記線状の凸部を形成するためのマスク
は、互いに交差する部分及びその近傍で、他の部分より
も細い線幅を有することを特徴とする請求項15乃至1
8の何れか一項に記載の反射板の製造方法。 - 【請求項20】請求項13乃至19の何れか一項に記載
の製造方法により反射板を形成することを特徴とする液
晶表示装置の製造方法。
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JP2002183252A JP3653065B2 (ja) | 2001-06-22 | 2002-06-24 | 異方性反射板、液晶表示装置及び異方性反射板並びに液晶表示装置の製造方法 |
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JP2001190264 | 2001-06-22 | ||
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Cited By (3)
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US7570324B2 (en) | 2003-03-28 | 2009-08-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
WO2011162165A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | シャープ株式会社 | 光拡散フィルムの製造方法、および当該製造方法によって製造された光拡散フィルム、ならびに当該光拡散フィルムを備えた表示装置 |
-
2002
- 2002-06-24 JP JP2002183252A patent/JP3653065B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2008052208A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶パネル |
WO2011162165A1 (ja) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | シャープ株式会社 | 光拡散フィルムの製造方法、および当該製造方法によって製造された光拡散フィルム、ならびに当該光拡散フィルムを備えた表示装置 |
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