JP2003075721A - ズームレンズ系 - Google Patents

ズームレンズ系

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JP2003075721A
JP2003075721A JP2001262753A JP2001262753A JP2003075721A JP 2003075721 A JP2003075721 A JP 2003075721A JP 2001262753 A JP2001262753 A JP 2001262753A JP 2001262753 A JP2001262753 A JP 2001262753A JP 2003075721 A JP2003075721 A JP 2003075721A
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lens group
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Takashi Enomoto
隆 榎本
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    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化、構造の簡略化に有利な2群ズームレ
ンズ系の枠組の中で、ズーム比が3以上で、小型で低コ
ストのズームレンズ系を得る。 【構成】 正の第1レンズ群は、物体側から順に、負の
パワーを有する第1aレンズと、周辺部ほど曲率が緩く
なる非球面を有する第1bレンズと、正のパワーを有す
る第1cレンズとからなり、負の第2レンズ群は、物体
側から順に、正の第2aレンズ群と、負の第2bレンズ
群とからなり、次の条件式(1)及び(2)満足するズ
ームレンズ系。 (1)−7<fT/f2G<−4.5 (2)−9<fT/f2GN<−7 但し、 fT ;長焦点距離端の全系の焦点距離、 f2G;負の第2レンズ群の焦点距離、 f2GN;負の第2レンズ群中の第2bレンズ群の焦点距
離。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、レンズシャッター式カメラに適
した、バックフォーカスが短くコンパクトな2群ズーム
レンズ系に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】コンパクトカメラ用のズー
ムレンズ系は、レンズ後方にミラーの配置スペースを要
する一眼レフカメラ用のズームレンズ系と異なり、長い
バックフォーカスを必要としない。このようなバックフ
ォーカスの制約の少ないレンズシャッター式カメラ用ズ
ームレンズ系としては、物体側から順に、正の前群と負
の後群で構成され、前後群間隔を変化させて変倍するテ
レフォトタイプのズームレンズ系がコンパクト化に最適
である。
【0003】このテレフォトタイプの2群ズームレンズ
系でズーム比を大きくするための一つの解は、広角端に
おける第1、第2レンズ群の間隔を大きく確保し、第
1、第2レンズ群の間隔の変化量を大きくする方向であ
る。しかし、単に間隔変化量を増やしていくだけでは、
広角端における第1、第2レンズ群の間隔の増大に伴っ
て周辺光量を確保するために、両レンズ群の径を拡大せ
ざるを得ず、その結果、小型化、軽量化の要求を満足で
きない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、小型化、構造の簡略化に有利
な2群ズームレンズ系の枠組の中で、ズーム比が3以上
で、小型で低コストのズームレンズ系を得ることを目的
とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、物体側から順に、正の第1レ
ンズ群と、負の第2レンズ群とからなり、第1、第2レ
ンズ群を光軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズ
系において、正の第1レンズ群は、物体側から順に、負
のパワーを有する第1aレンズと、周辺部ほど曲率が緩
くなる非球面を有する第1bレンズと、正のパワーを有
する第1cレンズとからなり、負の第2レンズ群は、物
体側から順に、正の第2aレンズ群と、負の第2bレン
ズ群とからなり、次の条件式(1)及び(2)満足する
ことを特徴としている。 (1)−7<fT/f2G<−4.5 (2)−9<fT/f2GN<−7 但し、 fT ;長焦点距離端の全系の焦点距離、 f2G;負の第2レンズ群の焦点距離、 f2GN;負の第2レンズ群中の第2bレンズ群の焦点距
離、 である。第1レンズ群は3枚構成であるのに対し、第2
レンズ群の正の第2aレンズ群と負の第2bレンズ群と
は、それぞれ、1枚構成でも、2枚以上の構成でもよ
い。コスト面からはそれぞれ単レンズから構成するのが
よい。
【0006】本発明のズームレンズ系は、次の条件式
(3)を満足することが望ましい。 (3)4<fT/f1G<6 但し、 f1G;正の第1レンズ群の焦点距離、 である。
【0007】また、次の条件式(4)を満足することが
好ましい。 (4)2<fT/f2GP<4 但し、 f2GP;負の第2レンズ群中の第2aレンズ群の焦点距
離、 である。また、次の条件式(5)を満足することが好ま
しい。 (5)−5<fW/r1<0 但し、 fW ;短焦点距離端の全系の焦点距離、 r1;正の第1レンズ群中の第1aレンズの物体側の面
の曲率半径、である。また、次の条件式(6)を満足す
ることが好ましい。 (6)1.75<NdL1 但し、NdL1;第1レンズ群中の第1aレンズのd線の
屈折率、である。 また、次の条件式(7)を満足することが好ましい。 (7)64<νd 但し、 νd;第1レンズ群中の第1cレンズのアッベ数、であ
る。
【0008】本発明のズームレンズ系はまた、正の第1
レンズ群中に、少なくとも非球面を1面有するレンズを
含ませ、次の条件式(8)を満足させることが好まし
い。 (8)−40<ΔIASP<−10 但し、 ΔIASP;短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算した
ときの非球面による球面収差係数の変化量、である。
【0009】本発明のズームレンズ系はまた、負の第2
レンズ群中に、少なくとも非球面を1面有するレンズを
含ませ、次の条件式(9)を満足させることが好まし
い。 (9)0<ΔVASP<0.5 但し、 ΔVASP;短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算した
ときの非球面による歪曲収差係数の変化量、である。
【0010】
【発明の実施形態】本実施形態のズームレンズ系は、図
13の簡易移動図に示すように、物体側から順に、正の
第1レンズ群10と、明るさ絞りSと、負の第2レンズ
群20とからなっている。短焦点距離端(W)から長焦
点距離端(T)へのズーミングに際しては、第1レンズ
群10と第2レンズ群20をともに物体側に単調に移動
させる。絞りSは第1レンズ群10と一緒に移動する。
フォーカシングは、第1レンズ群10によって行う。こ
のとき絞りSは不動である。図1、図5及び図9の各実
施例のレンズ構成図に示すように、第1レンズ群10
は、物体側から順に、負のパワーを有する第1aレンズ
11と、周辺部ほど曲率が緩くなる非球面を有する第1
bレンズ12と、正のパワーを有する第1cレンズ13
とからなり、第2レンズ群20は、物体側から順に、正
の第2aレンズ群21と、負の第2bレンズ群22とか
らなっている。図示例では、第2aレンズ群21と第2
bレンズ群22はともに単レンズである。
【0011】条件式(1)は、負の第2レンズ群のパワ
ーに関するもので、この条件を満たすことで変倍に伴う
第2群の移動量を抑え、コンパクト化が図れる。条件式
(1)の上限を越えると、第2レンズ群の負のパワーが
弱くなるので、ズーミングの際の移動量が大きくなり、
コンパクト化が図れない。条件式(1)の下限を越える
と、第2レンズ群の負のパワーが強くなり過ぎて、群の
持つ収差が大きくなり、ズーミング時の収差変動が大き
くなる。
【0012】条件式(2)は、第2レンズ群中の2bレ
ンズ群のパワーに関するもので、この条件を満たすこと
で、第2レンズ群の負のパワーを適切に設定し、第2レ
ンズ群の移動量と変倍比、収差のバランスを取ることが
できる。条件式(2)の上限を越えると、第2bレンズ
群の負のパワーが小さくなり、第2レンズ群の負のパワ
ーを十分大きくできないので、第2レンズ群の移動量が
大きくなってしまう。条件式(2)の下限を越えると、
第2bレンズ群の負のパワーが大きくなり過ぎ、群の持
つ収差が大きくなる。また、第2aレンズ群の正のパワ
ーも大きくなるので、偏心等の組み立て誤差による収差
の劣化が著しくなってしまう。なお、変倍比が3.2倍
を越えるような場合には、2bレンズ群のパワーを条件
式(2)で規定する範囲よりやや強く設定するほうが好
ましい。具体的には条件式(2)の上限値を−7.3と
することが好ましい。
【0013】条件式(3)は、正の第1レンズ群のパワ
ーに関するもので、この条件を満たすことで、第1レン
ズ群の移動量を押さえ、コンパクト化が図れる。条件式
(3)の上限を越えると、第1レンズ群の正のパワーが
強くなり過ぎ、群の持つ収差が大きくなり、変倍時の収
差変動が大きくなる。条件式(3)の下限を越えると、
第1レンズ群のパワーが小さく、移動量が大きくなり、
コンパクト化が図れない。
【0014】条件式(4)は、負の第2レンズ群中の物
体側の第2aレンズ群の正のパワーに関するもので、こ
の条件を満たすことで、第2レンズ群の全体としての負
のパワーと第2aレンズ群の正のパワーとのバランスを
取り、群の持つ収差を抑えることができる。条件式
(4)の上限を越えると、第2レンズ群中の正のパワー
が大きくなり過ぎるので、負の第2レンズ群のパワーを
大きくできないか、第2bレンズ群もそれを打ち消す大
きな負のパワーを有することになり、偏心等の組み立て
誤差による性能劣化が著しく実用的でなくなる。条件式
(4)の下限を越えると、第2レンズ群中の正のパワー
が弱くなり、群の持つ収差が大きくなる。
【0015】条件式(5)は、第1レンズ群中の第1レ
ンズ(最も物体側のレンズ)の第1面(最も物体側の
面)の曲率半径に関するもので、第1面をこの条件を満
たすような発散面にすることで、周辺光量を確保しなが
ら、前玉径を小さくすることができる。条件式(5)の
上限を越えると、第1面が発散面ではなくなり、周辺光
量確保のために前玉径が増大する。条件式(5)の下限
を越えると、第1面の発散面の曲率が強くなりすぎ、発
散面で発生する収差を補正するのが困難となる。
【0016】条件式(6)は、第1レンズのd線の屈折
率に関するもので、この条件を満たすことで、第1面の
曲率半径が小さくなり過ぎることを防いで、加工性を良
くし、かつ第1面での収差発生を抑制できる。条件式
(6)の下限を越えると、第1レンズ群の第1面の曲率
半径が小さくなり、製造困難となる。
【0017】条件式(7)は、第1レンズ群中の第3レ
ンズのアッベ数に関するもので、この条件を満たすこと
で、特に、長焦点距離側の色収差を補正できる。条件式
(7)の下限を越えると、特に長焦点距離側の色収差が
補正できない。
【0018】正の第1レンズ群には、条件式(8)を満
足する少なくとも非球面を1面有するレンズを適切に使
用することが望ましい。条件式(8)を満足すること
で、正の第2レンズ群の構成枚数を減らし、特に長焦点
距離端の球面収差を補正することができる。条件式
(8)の上限を越えると、非球面による球面収差補正効
果が小さく、十分な補正ができなくなる。条件式(8)
の下限を越えると、非球面量が大きくなって、製作が困
難となる。
【0019】負の第3レンズ群には、条件式(9)を満
足する少なくとも非球面を1面有するレンズを適切に使
用することが望ましい。条件式(9)を満足すること
で、負の第3レンズ群の構成枚数を減らし、特に短焦点
距離端の歪曲収差を補正することができる。条件式
(9)の上限を越えると、非球面量が大きくなって、製
作が困難となる。条件式(9)の下限を越えると、非球
面による歪曲収差補正効果が小さく、十分な補正ができ
なくなる。
【0020】非球面係数と収差係数との間には、次の関
係がある。 1.非球面形状を次式で定義する。 x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
・・・ (但し、x:非球面形状、c:曲率、y:光軸からの高
さ、K:円錐係数) 2.この式において、収差係数を求めるため、K=0 に変
換する(K=0 のときは、Bi=Ai)ため、 B4=A4+Kc3/8 , B6=A6+(K2+2K)c5/16, B8=A8+5(K3+3K2+3K)c7/128 B10=A10+7(K4+4K3+6K2+4K)c9/256 とすると、 x=cy2/[1+[1-c2y2]1/2]+B4y4+B6y6+B8y8 +B10y10+・・・ となる。 3.さらに、f=1.0 に変換するため、 X=x/f, Y=y/f, C=f・c, α4=f3B4, α6=f5B6, α8=f7B8, α10=f9B10 とすると、X=CY2/[1+[1-C2Y2]1/2]+α4Y4+α6Y6+α8Y8+
α10Y10+・・・ となる。 4.Φ=8(N'-N)α4 で定義し、3次の収差係数を、 I : 球面収差係数、 II: コマ収差係数、 III:非点収差係数、 IV: 球欠像面湾曲係数、 V:歪曲収差係数、 とすると、各収差係数の4次の非球面係数(α4)の影
響は、 ΔI=h4Φ ΔII=h3kΦ ΔIII=h2k2Φ ΔIV=h2k2 Φ ΔV=hk3 Φ (但し、h:近軸軸上光線の通る高さ、k:瞳の中心を
通る近軸軸外光線の高さN':非球面の後側の屈折率、
N:非球面の前側の屈折率)で与えられる。
【0021】次に具体的な実施例を示す。諸収差図中、
球面収差で表される色収差図及び倍率色収差図中のd
線、g線、c線はそれぞれの波長に対する収差であり、
Sはサジタル、Mはメリディオナルである。また、表中
のFNOはFナンバー、fは全系の焦点距離、fB はバッ
クフォーカス、Wは半画角(゜)、rは曲率半径、dは
レンズ厚またはレンズ間隔、Nd はd線の屈折率、νd
はアッベ数を示す。また、回転対称非球面は次式で定義
される。 x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
A12y12・・・ (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
は円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の
非球面係数)
【0022】[実施例1]図1ないし図4は本発明のズ
ームレンズ系の第1実施例を示している。図1はレンズ
構成図、図2、図3及び図4はそれぞれ図1のレンズ構
成の短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点距離端にお
ける諸収差図を示している。表1はその数値データであ
る。正の第1レンズ群10は、物体側から順に、物体側
に凹の負のパワーのメニスカスレンズ11と、物体側に
凸の正のパワーのメニスカスレンズ12と、両凸レンズ
13とからなっており、負の第2レンズ群20は、物体
側から順に、像側に凸の正メニスカス単レンズ21と、
物体側に凹の負メニスカス単レンズ22とからなってい
る。メニスカスレンズ12の物体側の面(面No.3)
は、近軸球面に対し周辺部で曲率が緩くなる非球面から
なり、正メニスカス単レンズ21の物体側の面(面N
o.7)は、近軸球面に対し周辺部で曲率が緩くなる非
球面からなっている。絞りSは第1レンズ群10(第6
面)の後方(像側)2.00mmの位置にある。
【0023】
【表1】 FNO=1: 5.6 − 9.8 − 13.2 f= 39.00 − 70.00 − 120.00(ズーム比=3.08) fB= 10.65 − 38.58 − 83.61 W= 28.2 17.0 10.2 面No. r d Nd νd 1 -19.112 1.40 1.84666 23.8 2 -28.968 0.50 - - 3* 22.951 1.80 1.58547 29.9 4 23.404 3.66 - - 5 39.008 3.80 1.48749 70.2 6 -14.441 15.43-7.74-3.71 - - 7* -56.667 3.03 1.58547 29.9 8 -19.864 3.66 - - 9 -10.271 1.40 1.83481 42.7 10 -49.266 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 A8 3 0.00 -0.78817×10-4 -0.72157×10-6 0.00 7 0.00 0.59323×10-4 0.48076×10-6 0.16706×10-8
【0024】[実施例2]図5ないし図8は本発明のズ
ームレンズ系の第2実施例を示している。図5はレンズ
構成図、図6、図7及び図8はそれぞれ図5のレンズ構
成の短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点距離端にお
ける諸収差図を示している。表2はその数値データであ
る。基本的なレンズ構成は、実施例1と同様である。絞
りSは第1レンズ群10(第6面)の後方(像側)2.00
mmの位置にある。
【0025】
【表2】 FNO=1: 5.6 - 9.8 - 13.2 f= 39.00 - 70.00 - 120.00(ズーム比=3.08) fB= 10.43 - 38.40 - 83.53 W= 28.2 - 17.0 - 10.2 面No. r d Nd νd 1 -18.684 1.40 1.80518 25.4 2 -30.782 0.50 - - 3* 22.158 1.80 1.58547 29.9 4 23.291 3.19 - - 5 37.346 3.80 1.48749 70.2 6 -14.291 15.70-7.93-3.85 - - 7* -50.155 3.03 1.58547 29.9 8 -19.499 3.74 - - 9 -10.122 1.40 1.83481 42.7 10 -43.362 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 A8 3 0.00 -0.81129×10-4 -0.57276×10-6 0.00 7 0.00 0.59482×10-4 0.58776×10-6 0.11987×10-8
【0026】[実施例3]図9ないし図12は本発明の
ズームレンズ系の第3実施例を示している。図9はレン
ズ構成図、図10、図11及び図12はそれぞれ図9の
レンズ構成の短焦点距離端、中間焦点距離及び長焦点距
離端における諸収差図を示している。表3はその数値デ
ータである。基本的なレンズ構成は、実施例1と同様で
ある。絞りSは第1レンズ群10(第6面)の後方(像
側)2.00mmの位置にある。
【0027】
【表3】 FNO=1: 5.6 - 9.8 - 13.2 f= 39.00 - 70.00 - 120.00(ズーム比=3.08) fB= 10.35 - 38.36 - 83.53 W= 28.2 - 17.0 - 10.2 面No. r d Nd νd 1 -18.679 1.40 1.78472 25.7 2 -32.306 0.50 - - 3* 21.881 1.80 1.58547 29.9 4 23.653 3.07 - - 5 40.236 3.80 1.48749 70.2 6 -14.002 16.08-8.16-4.01 - - 7* -51.462 3.03 1.58547 29.9 8* -18.870 3.62 - - 9 -10.201 1.40 1.83481 42.7 10 -47.512 - - - *は回転対称非球面。 非球面データ(表示していない非球面係数は0.00である。): 面No. K A4 A6 A8 3 0.00 -0.83115×10-4 -0.82263×10-6 0.00 7 0.00 0.34835×10-4 0.80431×10-6 0.48401×10-9 8 0.00 -0.21389×10-4 0.12947×10-6 0.00
【0028】各条件式の各実施形態に対する値を表4に
示す。
【表4】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、小型化、構造の簡略化
に有利な2群ズームレンズ系の枠組の中で、ズーム比が
3以上で、小型で低コストのズームレンズ系を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ系の実施例1の短焦
点距離端におけるレンズ構成図である。
【図2】図1のレンズ構成の諸収差図である。
【図3】図1のレンズ構成の中間焦点距離における諸収
差図である。
【図4】図1のレンズ構成の長焦点距離端における諸収
差図である。
【図5】本発明によるズームレンズ系の実施例2の短焦
点距離端におけるレンズ構成図である。
【図6】図5のレンズ構成の諸収差図である。
【図7】図5のレンズ構成の中間焦点距離における諸収
差図である。
【図8】図5のレンズ構成の長焦点距離端における諸収
差図である。
【図9】本発明によるズームレンズ系の実施例3の短焦
点距離端におけるレンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ構成の諸収差図である。
【図11】図9のレンズ構成の中間焦点距離における諸
収差図である。
【図12】図9のレンズ構成の長焦点距離端における諸
収差図である。
【図13】本発明によるズームレンズ系の簡易移動図で
ある。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の第1レンズ群と、
    負の第2レンズ群とからなり、第1、第2レンズ群を光
    軸方向に移動させて変倍を行うズームレンズ系におい
    て、 正の第1レンズ群は、物体側から順に、負のパワーを有
    する第1aレンズと、周辺部ほど曲率が緩くなる非球面
    を有する第1bレンズと、正のパワーを有する第1cレ
    ンズとからなり、 負の第2レンズ群は、物体側から順に、正の第2aレン
    ズ群と、負の第2bレンズ群とからなり、 次の条件式(1)及び(2)満足することを特徴とする
    ズームレンズ系。 (1)−7<fT/f2G<−4.5 (2)−9<fT/f2GN<−7 但し、 fT ;長焦点距離端の全系の焦点距離、 f2G;負の第2レンズ群の焦点距離、 f2GN;負の第2レンズ群中の第2bレンズ群の焦点距
    離。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のズームレンズ系におい
    て、次の条件式(3)を満足するズームレンズ系。 (3)4<fT/f1G<6 但し、 f1G;正の第1レンズ群の焦点距離。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のズームレンズ系
    において、次の条件式(4)を満足するズームレンズ
    系。 (4)2<fT/f2GP<4 但し、 f2GP;負の第2レンズ群中の第2aレンズ群の焦点距
    離。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、次の条件式(5)を満足する
    ズームレンズ系。 (5)−5<fW/r1<0 但し、 fW ;短焦点距離端の全系の焦点距離、 r1;正の第1レンズ群中の第1aレンズの物体側の面
    の曲率半径。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、次の条件式(6)を満足する
    ズームレンズ系。 (6)NdL1>1.75 但し、 NdL1;第1レンズ群中の第1aレンズのd線の屈折
    率。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、次の条件式(7)を満足する
    ズームレンズ系。 (7)νd>64 但し、 νd;第1レンズ群中の第1cレンズのアッベ数。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、正の第1bレンズ非球面は次
    の条件式(8)を満足するズームレンズ系。 (8)−40<ΔIASP<−10 但し、 ΔIASP;短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算した
    ときの非球面による球面収差係数の変化量。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において、負の第2レンズ群は、少なく
    とも非球面を1面有するレンズを含み、次の条件式
    (9)を満足するズームレンズ系。 (9)0<ΔVASP<0.5 但し、 ΔVASP;短焦点距離端の焦点距離を1.0に換算した
    ときの非球面による歪曲収差係数の変化量。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項記載の
    ズームレンズ系において 負の第2レンズ群の第2aレ
    ンズ群と第2bレンズ群は、ともに単レンズからなって
    いるズームレンズ系。
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