JP2003074518A - 油圧シリンダ回路 - Google Patents

油圧シリンダ回路

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JP2003074518A JP2001268430A JP2001268430A JP2003074518A JP 2003074518 A JP2003074518 A JP 2003074518A JP 2001268430 A JP2001268430 A JP 2001268430A JP 2001268430 A JP2001268430 A JP 2001268430A JP 2003074518 A JP2003074518 A JP 2003074518A
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Yoshimi Saotome
吉美 早乙女
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機でポンプを駆動する方式をとり、か
つ、片ロッド式のシリンダに外力が作用するシリンダ回
路において、ポンプの流出・流入流量の過不足の問題を
解決しながら動力回生運転及び通常運転を可能とする。 【解決手段】 電動機11で駆動される一つの油圧ポン
プ12でブームシリンダ13を伸長及び縮小方向に駆動
する1ポンプ方式をとる。そして、両側管路18,19
のうち、シリンダ13に作用する外力Wによって相対的
に高圧が発生する側の管路を高圧に、反対側の管路を低
圧にそれぞれ設定することにより、シリンダ両側油室1
3a,13bの容積差によるポンプ流量の余剰分をリリ
ーフ弁20,21でタンクTに逃がす一方、不足分をチ
ェック弁22,23で補充するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧シリンダからの
流出油で油圧ポンプを駆動して動力を回生するようにし
た油圧シリンダ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダの油圧源としての油圧ポン
プを電動機で駆動する電動機駆動方式の油圧シリンダ回
路においては、エネルギーの効率利用の観点から、外力
によって油圧シリンダに作用する伸縮作動力を動力とし
て油圧シリンダ、油圧ポンプ、電動機を介してバッテリ
に回収(動力回生)したいという要望がある。
【0003】たとえば油圧ショベルのブームには、ブー
ムを含む作業アタッチメントの重量によって常に下向き
に力が作用し、ブームを駆動するブームシリンダに縮小
方向の外力が作用している。
【0004】このとき、ブームシリンダには、上記縮小
方向の外力によってヘッド側油室に圧力が立っているた
め、同シリンダを縮小作動させるときには、ヘッド側油
室の油を抜くだけでよく、このシリンダから流出する高
圧油で油圧ポンプを回転させて電動機を駆動し、動力回
生することができる。
【0005】この動力回生を行うための従来の油圧シリ
ンダ回路の原理構成を図2に示している。前記した油圧
ショベルのブームシリンダ回路の場合で説明する。
【0006】この回路においては、電動機1でヘッド側
及びロッド側両油圧ポンプ(以下、ヘッド側ポンプ、ロ
ッド側ポンプという)2,3を駆動してその吐出油を片
ロッド式のブームシリンダ4のヘッド側油室4aまたは
ロッド側油室4bに供給する構成をとっている。Tはタ
ンクである。
【0007】ブームシリンダ4には、前記したように図
中矢印で示すように下向きの力が作用し、シリンダヘッ
ド側油室4a(斜線を付して示している)に圧力が発生
している。
【0008】この状況下でブームシリンダ4を伸長作動
させるときは、電動機1を正転回転させることによって
ヘッド側ポンプ2を駆動し、その吐出油をヘッド側油室
4aに供給する。こうすれば、シリンダ4が伸長作動
し、ロッド側油室4bから放出される油がロッド側ポン
プ3に流入してこれを回転させ、この回転力が電動機1
に加えられることによって動力回生作用が行われる。
【0009】一方、ブームシリンダ4を縮小作動させる
ときは、電動機1を逆転回転させることによってロッド
側ポンプ3を駆動し、その吐出油をロッド側油室4bに
供給する。
【0010】このとき、ヘッド側油室4aから、外力に
よって発生している高圧の油がヘッド側ポンプ2に吸い
込まれる。これにより、同ポンプ2が、シリンダ伸長作
動時のロッド側ポンプ3の場合よりも強力なモータ作用
を行うため、より高い動力回生作用が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この2ポン
プ方式をとる公知の油圧シリンダ回路によると、ブーム
シリンダ4が片ロッド式、つまり、ヘッド側及びロッド
側両油室4a,4bに容積の差があることから次のよう
な問題が生じていた。
【0012】たとえばシリンダ伸長時には、前記したよ
うにヘッド側ポンプ2からヘッド側油室4aに油が供給
されると同時に、ロッド側油室4bの油がロッド側ポン
プ3に流入する。
【0013】このとき、両側油室4a,4bの容積差に
より、ロッド側ポンプ3への流入流量がヘッド側ポンプ
2からの流出流量よりも少ないため、両ポンプ2,3の
容量を同じとするとロッド側ポンプ3の流入流量が不足
してキャビテーションが発生する。
【0014】逆に、シリンダ縮小時には、ヘッド側油室
4aからの流出流量がロッド側油室4bへの流入流量よ
りも多くなってヘッド側の圧力が高くなる。
【0015】このようなヘッド側とロッド側の流量の過
不足を解消するために、従来は、ヘッド側及びロッド側
両ポンプ2,3の容量比を両側油室4a,4bの容積比
と同じに設定している。
【0016】ところが、ポンプ流量=回転数×ポンプ容
量×容積効率の関係において、容積効率は圧力によって
大きく変化するし、回転数でも変化し、さらに個体差も
影響する。このため、ポンプの容量比を両側油室4a,
4bの容積比に合わせるだけでは流量の過不足は十分に
は解消できない。
【0017】また、二台のポンプ2,3を用いるため、
コスト、スペースの点で不利となる。
【0018】なお、ヘッド側及びロッド側両ポンプ2,
3を別々の電動機によって異なる回転数で回転させるこ
とも考えられるが、こうしてもポンプ容積効率の差の問
題は残るため、根本的な解決とはならない。しかも、電
動機を増設することでコスト及びスペースの点で益々不
利となる。
【0019】そこで本発明は、電動機でポンプを駆動す
る方式をとり、かつ、シリンダに外力が作用する油圧シ
リンダ回路において、ポンプ流量の過不足の問題を解決
しながら、コスト、スペースの点で有利となり、しかも
動力回生運転及び通常運転を支障なく行うことができる
油圧シリンダ回路を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
機と、この電動機により正逆回転駆動されて油の吐出、
吸い込みを行う油圧ポンプと、この油圧ポンプによって
伸縮駆動される片ロッド式の油圧シリンダと、この油圧
シリンダのヘッド側及びロッド側両油室に作用する圧力
を検出する検出手段と、上記油圧シリンダのヘッド側及
びロッド側両管路の圧力を設定する設定圧力可変のヘッ
ド側及びロッド側両リリーフ弁と、上記両側管路のうち
シリンダに作用する外力によって相対的に低圧側となる
管路に油の不足分をタンクから吸入させるチェック弁
と、上記両側リリーフ弁の設定圧力を制御する制御手段
とを具備し、この制御手段は、上記両側管路のうち、シ
リンダに作用する外力によって相対的に高圧が発生する
側の管路を高圧に、反対側の管路を低圧にそれぞれ設定
して低圧側管路の余剰油をリリーフさせるように構成さ
れたものである。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、両側リリーフ弁のベント回路に、リリーフ設定圧力
を高圧と低圧の間で切換えるパイロット弁が設けられ、
制御手段はこのパイロット弁を切換えて両側リリーフ弁
の設定圧力を制御するように構成されたものである。
【0022】上記構成によると、一つの油圧ポンプを正
逆回転させて片ロッド式の油圧シリンダを伸長及び縮小
方向に駆動しながら動力回生作用を得る1ポンプ方式を
とりながら、相対的に低圧側となる管路に発生する油の
不足分はタンクからチェック弁経由で補充され、高圧側
となる管路に発生する余剰油はリリーフ弁でタンクにリ
リーフされる。このため、ポンプ流入・流出流量の過不
足の問題は生じない。
【0023】すなわち、ポンプ流量の過不足の問題を解
決しながら、油圧シリンダの通常運転及び外力を利用し
た動力回生運転を支障なく行うことができる。
【0024】しかも、1ポンプ方式であるため、公知の
2ポンプ方式または2電動機・2ポンプ方式と比較して
コスト、スペースの点で有利となる。
【0025】この場合、請求項2の構成によると、両側
リリーフ弁のベント回路に設けられたパイロット弁が制
御手段で切換制御されることによって上記リリーフ作用
が行われる。このため、回路構成及び制御が簡単です
む。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1によって
説明する。
【0027】このシリンダ回路においては、一つの電動
機11で一つの油圧ポンプ12を正逆回転駆動させ、そ
の吐出油を片ロッド式の油圧シリンダ(以下、従来技術
の説明に合わせて油圧ショベルのブームシリンダの場合
で説明する)13のヘッド側油室13aまたはロッド側
油室13bに供給する1ポンプ方式をとっている。
【0028】電動機11は、インバータ14を介して制
御手段としてのコントローラ15に接続され、レバー操
作される操作体16の操作に基づくコントローラ15か
らの指令信号によってその運転(回転・停止・回転数)
が制御される。
【0029】なお、インバータ14にはバッテリ17が
接続され、動力回生による電気エネルギーがこのバッテ
リ17に蓄積される。
【0030】18は油圧ポンプ12とシリンダヘッド側
油室13aとを接続するヘッド側管路、19は同ポンプ
12とロッド側油室13bとを接続するロッド側管路
で、この両側管路18,19とタンクTとの間に、管路
18,19の余剰油をタンクTに戻す設定圧力可変のヘ
ッド側及びロッド側両リリーフ弁20,21と、逆に油
の不足分をタンクから管路18,19(ポンプ12のヘ
ッド側またはロッド側)に補充するヘッド側びロッド側
チェック弁22,23が設けられている。24,25は
両リリーフ弁20,21のリリーフ圧力を設定する子弁
である。
【0031】両リリーフ弁20,21のベント回路2
6,27は、コントローラ15によって切換制御される
一つの電磁切換式パイロット弁28を介してタンクTに
接続されている。
【0032】このパイロット弁28は、図示のようにヘ
ッド側リリーフ弁用のベント回路26をブロックしてロ
ッド側リリーフ弁用のベント回路27をタンクTに連通
させる第1の位置イと、逆にヘッド側リリーフ弁用ベン
ト回路26をタンクTに連通させてロッド側リリーフ弁
用ベント回路27をブロックする第2の位置ロとを有
し、コントローラ15からの通電によって励磁されたと
きに第1の位置イから第2の位置ロに切換弁わる。
【0033】上記第1の位置イでは、ヘッド側リリーフ
弁20が相対的に高圧に、ロッド側リリーフ弁21が低
圧にそれぞれ設定され、第2の位置ロでこの関係が逆転
する。
【0034】また、シリンダヘッド側及びロッド側両管
路18,19には、圧力センサ29,30が設けられ、
両側管路圧力(シリンダヘッド側及びロッド側両油室1
3a,13bの圧力)がこの両圧力センサ29,30に
より検出されてコントローラ15に入力され、この圧力
信号に基づいてシリンダ13に作用している外力の方向
と大きさがコントローラ15で判別される。
【0035】コントローラ15の作用を含めたこのシリ
ンダ*E1回路の作用を説明する。
【0036】A.通常作業時 前記したように通常作業時には、ブームシリンダ13に
はブームを含むアタッチメント重量と負荷の合計重量に
よる外力Wが矢印で示すようにシリンダ縮小方向の力と
して作用し、この外力Wによってヘッド側油室13aに
圧力が立っている。
【0037】この状況は、圧力センサ29,30からの
圧力信号に基づいてコントローラ15で判別される。
【0038】A−1 シリンダ伸長時 この状況下で操作体16がシリンダ伸長方向に操作され
たときには、パイロット弁28は励磁されず、図示のよ
うに第1の位置イにセットされる。
【0039】このとき、前記のようにヘッド側リリーフ
弁20が高圧、ロッド側リリーフ弁21が低圧にそれぞ
れ設定される。すなわち、外力による圧力が立っている
ヘッド側の油室13a及び管路18が高圧に、圧力が立
っていないロッド側の油室13b及び管路19が低圧に
それぞれ設定される。
【0040】この状態で、操作体16の伸長操作に基づ
くコントローラ15からの信号によって電動機11が正
転回転し、ポンプ12からヘッド側管路18を介してヘ
ッド側油室13aに油が吐出されるとともに、ロッド側
油室13b内の油がロッド側管路19を介してポンプ1
2に流入する。このときには動力回生作用は行われな
い。
【0041】この場合、ヘッド側及びロッド側両油室1
3a,13bの容積差があるため、ポンプ12からの流
出流量よりもポンプ12への流入流量が少なくなるが、
その差分は、負圧によってタンク油がロッド側チェック
弁23を介してポンプヘッド側に吸入される。このた
め、キャビテーションが発生するおそれがない。
【0042】A−2 シリンダ縮小時 操作体16がシリンダ縮小方向に操作されると、ポンプ
12が逆転回転し、ヘッド側油室13a内の高圧油がポ
ンプ12に流入してポンプ12を駆動し、そのトルクで
圧力を保持しながらロッド側油室13bに向けて油を送
る。これにより動力回生作用が行われる。
【0043】このとき、ポンプ12への流入流量(ヘッ
ド側油室13aからの流出流量)がポンプ12からの吐
出流量よりも多くなるが、その余剰油は、低圧に設定さ
れたロッド側リリーフ弁21を介してタンクTに逃がさ
れる。
【0044】B.特殊作業時 油圧ショベルでは、ブームを下げてアタッチメントを地
面に押し付けることによって車体を前上がりに浮かせた
状態で足まわりの検査や掃除を行う場合がある。
【0045】この特殊作業時には、外力Wは、上記通常
作業時とは逆に上向き(シリンダ伸長方向)の力として
シリンダ14に作用し、ロッド側油室13bに圧力が立
った状態となる。
【0046】この状態では、コントローラ15からの信
号によってパイロット弁28が第2の位置ロに切換わ
る。
【0047】こうなると、上記通常作業時とは逆に、リ
リーフ弁20,21の設定圧力が逆転してヘッド側が低
圧、ロッド側が高圧となる。
【0048】B−1 シリンダ伸長時 操作体16が伸長操作されると、ポンプ12が正転回転
してシリンダロッド側油室13b内の高圧油がポンプ1
2に流入し、ロッド側リリーフ弁21によって高圧設定
されたロッド側て荷重を支持し、かつ、動力回生作用が
行われながらポンプ吐出油がヘッド側油室13aに送ら
れる。
【0049】このとき、ヘッド側に流量不足が生じる
が、この不足分は、タンクTからヘッド側チェック弁2
2経由でヘッド側に吸入される。
【0050】B−2 シリンダ縮小時 操作体16が縮小操作されると、ポンプ12が逆転回転
し、ポンプ吐出油がロッド側油室13aに送られると同
時にヘッド側油室13a内の油がポンプ12に流入す
る。
【0051】このとき、ロッド側が高圧設定されている
ため、ポンプ吐出油がリリーフ弁21でリリーフされる
ことなく全量、ロッド側油室13bに入る。
【0052】また、両側油室13a,13bの容積差か
らヘッド側油室13aからの流出流量が余るが、この余
剰油は、低圧設定されたヘッド側リリーフ弁20経由で
タンクTに逃がされる。
【0053】このように、ポンプ流量の過不足の問題を
解決し、かつ、動力回生作用を得ながら、ブームシリン
ダ13を、通常作業時及び特殊作業時ともに支障なく作
動させることができる。
【0054】ところで、上記実施形態では、油圧ショベ
ルのブームシリンダ回路を適用対象として例にとった
が、本発明は油圧ショベルの他のシリンダ回路(たとえ
ばアームシリンダ回路)にも、また油圧ショベル以外の
油圧作業機械の各種油圧シリンダ回路にも適用すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】上記のように本発明によると、一つの油
圧ポンプを正逆回転させて片ロッド式の油圧シリンダを
伸長及び縮小方向に駆動しながら動力回生作用を得る1
ポンプ方式をとり、かつ、シリンダのヘッド側及びロッ
ド側両油室の容積差によるポンプ流量の不足分はチェッ
ク弁でタンクから吸入し、余剰分はリリーフ弁でタンク
に逃がす構成としたから、2ポンプ方式の場合のような
両ポンプの容積効率の差によるポンプ流量の過不足の問
題は生じない。
【0056】しかも、1ポンプ方式であるため、公知の
2ポンプ方式または2電動機・2ポンプ方式と比較して
コスト、スペースの点で有利となる。
【0057】この場合、請求項2の発明によると、両側
リリーフ弁のベント回路に設けたパイロット弁を制御手
段で切換制御することによって、両側管路の圧力を高圧
・低圧に設定する構成としたから、回路構成及び制御が
簡単ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブームシリンダ回
路図である。
【図2】動力回生作用を行う従来のシリンダ回路の原理
構成図である。
【符号の説明】
11 電動機 12 油圧ポンプ 13 ブームシリンダ(油圧シリンダ) 13a ヘッド側油室 13b ロッド側油室 15 制御手段としてのコントローラ 18 ヘッド側管路 19 ロッド側管路 20,21 リリーフ弁のベント回路 22,23 チェック弁 28 パイロット弁 26,27 シリンダ圧力を検出する圧力センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と、この電動機により正逆回転駆
    動されて油の吐出、吸い込みを行う油圧ポンプと、この
    油圧ポンプによって伸縮駆動される片ロッド式の油圧シ
    リンダと、この油圧シリンダのヘッド側及びロッド側両
    油室に作用する圧力を検出する検出手段と、上記油圧シ
    リンダのヘッド側及びロッド側両管路の圧力を設定する
    設定圧力可変のヘッド側及びロッド側両リリーフ弁と、
    上記両側管路のうちシリンダに作用する外力によって相
    対的に低圧側となる管路に油の不足分をタンクから吸入
    させるチェック弁と、上記両側リリーフ弁の設定圧力を
    制御する制御手段とを具備し、この制御手段は、上記両
    側管路のうち、シリンダに作用する外力によって相対的
    に高圧が発生する側の管路を高圧に、反対側の管路を低
    圧にそれぞれ設定して低圧側管路の余剰油をリリーフさ
    せるように構成されたことを特徴とする油圧シリンダ回
    路。
  2. 【請求項2】 両側リリーフ弁のベント回路に、リリー
    フ設定圧力を高圧と低圧の間で切換えるパイロット弁が
    設けられ、制御手段はこのパイロット弁を切換えて両側
    リリーフ弁の設定圧力を制御するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の油圧シリンダ回路。
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