JP2003074472A - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機Info
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- JP2003074472A JP2003074472A JP2001263310A JP2001263310A JP2003074472A JP 2003074472 A JP2003074472 A JP 2003074472A JP 2001263310 A JP2001263310 A JP 2001263310A JP 2001263310 A JP2001263310 A JP 2001263310A JP 2003074472 A JP2003074472 A JP 2003074472A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転子に挿入される永久磁石の厚さを厚くす
ることができ、これによって磁束量を増やすと共に、高
効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮機部１０とこれを駆動する電動機部
２０とが共通のケーシング２に収納され、電動機部１０
は、積層された磁性鋼板のスロットに巻線が収納された
固定子２１と積層された磁性鋼板の永久磁石用孔２８に
永久磁石が挿入された回転子２５とを備え、回転子２５
は、軸方向の所定の長さに亘って圧縮機部１０を駆動す
る主軸２４を挿着する嵌合部２６とこの嵌合部に隣接し
て形成され、主軸の外周部に間隙を持たせるように内径
を拡げたカウンタボア部２７カウンタボア部とを有する
電動圧縮機において、カウンタボア部２７側に、永久磁
石用孔２８の径方向内側の一部が永久磁石側に張り出し
た薄肉部２９を形成したものである。
ることができ、これによって磁束量を増やすと共に、高
効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮機部１０とこれを駆動する電動機部
２０とが共通のケーシング２に収納され、電動機部１０
は、積層された磁性鋼板のスロットに巻線が収納された
固定子２１と積層された磁性鋼板の永久磁石用孔２８に
永久磁石が挿入された回転子２５とを備え、回転子２５
は、軸方向の所定の長さに亘って圧縮機部１０を駆動す
る主軸２４を挿着する嵌合部２６とこの嵌合部に隣接し
て形成され、主軸の外周部に間隙を持たせるように内径
を拡げたカウンタボア部２７カウンタボア部とを有する
電動圧縮機において、カウンタボア部２７側に、永久磁
石用孔２８の径方向内側の一部が永久磁石側に張り出し
た薄肉部２９を形成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫等に搭
載される電動圧縮機に関する。
載される電動圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の電動圧縮機を構成する電動機部
は、巻線が収納された固定子と、永久磁石が装着された
回転子とで構成されたＤＣ（直流）モータでなってい
る。このＤＣモータには、回転子の外周部に永久磁石を
装着した表面磁石型（ＳＭＰ方式）と、回転子の内部に
永久磁石を埋め込んだ埋込磁石型（ＩＭＰ方式）とがあ
り、最近は磁束を有効に使用することのできる埋込磁石
型が多用されるようになってきている。
は、巻線が収納された固定子と、永久磁石が装着された
回転子とで構成されたＤＣ（直流）モータでなってい
る。このＤＣモータには、回転子の外周部に永久磁石を
装着した表面磁石型（ＳＭＰ方式）と、回転子の内部に
永久磁石を埋め込んだ埋込磁石型（ＩＭＰ方式）とがあ
り、最近は磁束を有効に使用することのできる埋込磁石
型が多用されるようになってきている。
【０００３】一般に、電動機の効率を高めるには、磁石
の磁束量を多くする必要がある。そこで、埋込磁石型に
おいては磁石の横断面積をできるだけ大きくするため
に、永久磁石を永久磁石用孔に挿入したまま、これを積
極的に固定又は保持する手段を設けないものがあった。
そのため、運転中に永久磁石が振動して騒音が発生する
ことがあり、騒音の増大は家庭用冷蔵庫等に代表される
冷凍機器では大きな問題となる。
の磁束量を多くする必要がある。そこで、埋込磁石型に
おいては磁石の横断面積をできるだけ大きくするため
に、永久磁石を永久磁石用孔に挿入したまま、これを積
極的に固定又は保持する手段を設けないものがあった。
そのため、運転中に永久磁石が振動して騒音が発生する
ことがあり、騒音の増大は家庭用冷蔵庫等に代表される
冷凍機器では大きな問題となる。
【０００４】図３はこの騒音を抑制する従来の電動圧縮
機の回転子を軸方向から見た平面図及びその縦断面図で
ある。同図において、回転子３０は強磁性の鋼板を積層
したものでなり、各鋼板には中心部に主軸を通す孔が形
成され、この孔の周囲に複数個（図示したものは４個）
の永久磁石用孔３３が形成され、これらがリベット３１
によって軸方向に一体的に締め付け、固定されている。
そして、各永久磁石用孔３３の径方向内側に左右一対の
スリット状開口３６を形成し、このスリット状開口３６
の径方向外壁を永久磁石用孔３３側に伸張させ、この伸
張部分にバネ性を持たせて、永久磁石用孔３３に挿入さ
れる永久磁石３２を径方向外側に押圧してこれを保持し
ていた。
機の回転子を軸方向から見た平面図及びその縦断面図で
ある。同図において、回転子３０は強磁性の鋼板を積層
したものでなり、各鋼板には中心部に主軸を通す孔が形
成され、この孔の周囲に複数個（図示したものは４個）
の永久磁石用孔３３が形成され、これらがリベット３１
によって軸方向に一体的に締め付け、固定されている。
そして、各永久磁石用孔３３の径方向内側に左右一対の
スリット状開口３６を形成し、このスリット状開口３６
の径方向外壁を永久磁石用孔３３側に伸張させ、この伸
張部分にバネ性を持たせて、永久磁石用孔３３に挿入さ
れる永久磁石３２を径方向外側に押圧してこれを保持し
ていた。
【０００５】なお、上述した回転子３０の軸心部は、内
径の小さい嵌合部３４と、これよりも大きな半径Ｒ
１で、長さがＬ１のカウンタボア部３５とが軸方向に隣
接して形成され、嵌合部３４には図示を省略した主軸が
挿着され、カウンタボア部３５の外側にスリット状開口
３６が形成されている。
径の小さい嵌合部３４と、これよりも大きな半径Ｒ
１で、長さがＬ１のカウンタボア部３５とが軸方向に隣
接して形成され、嵌合部３４には図示を省略した主軸が
挿着され、カウンタボア部３５の外側にスリット状開口
３６が形成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３に
示した回転子３０では、カウンタボア部３５とスリット
状開口３６との間に、複数のスリット状開口３６を設け
る必要性から、永久磁石用孔３３の径方向幅が制限さ
れ、そのために永久磁石の径方向の厚みが制限されると
共に、磁石面積が狭くなるため、磁石の磁束量を大きく
できないという問題があった。
示した回転子３０では、カウンタボア部３５とスリット
状開口３６との間に、複数のスリット状開口３６を設け
る必要性から、永久磁石用孔３３の径方向幅が制限さ
れ、そのために永久磁石の径方向の厚みが制限されると
共に、磁石面積が狭くなるため、磁石の磁束量を大きく
できないという問題があった。
【０００７】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、回転子に挿入される永久磁石の厚さを厚く
することができ、これによって磁束量を増やすと共に、
高効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供することを
目的とする。
れたもので、回転子に挿入される永久磁石の厚さを厚く
することができ、これによって磁束量を増やすと共に、
高効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供することを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
圧縮機部とこれを駆動する電動機部とが共通のケーシン
グに収納され、電動機部は、積層された磁性鋼板のスロ
ットに巻線が収納された固定子と積層された磁性鋼板の
永久磁石用孔に永久磁石が挿入された回転子とを備え、
回転子は、軸方向の所定の長さに亘って圧縮機部を駆動
する主軸を挿着する嵌合部とこの嵌合部に隣接して形成
され、主軸の外周部に間隙を持たせるように内径を拡げ
たカウンタボア部とを有する電動圧縮機において、カウ
ンタボア部側に、永久磁石用孔の径方向内側の一部が永
久磁石側に張り出した薄肉部を形成したことを特徴とす
る。
圧縮機部とこれを駆動する電動機部とが共通のケーシン
グに収納され、電動機部は、積層された磁性鋼板のスロ
ットに巻線が収納された固定子と積層された磁性鋼板の
永久磁石用孔に永久磁石が挿入された回転子とを備え、
回転子は、軸方向の所定の長さに亘って圧縮機部を駆動
する主軸を挿着する嵌合部とこの嵌合部に隣接して形成
され、主軸の外周部に間隙を持たせるように内径を拡げ
たカウンタボア部とを有する電動圧縮機において、カウ
ンタボア部側に、永久磁石用孔の径方向内側の一部が永
久磁石側に張り出した薄肉部を形成したことを特徴とす
る。
【０００９】請求項２に係る発明は、請求項１に記載の
電動圧縮機において、カウンタボア部の軸方向の長さ
を、回転子の軸方向の全長の１／４乃至３／４としたこ
とを特徴とする。
電動圧縮機において、カウンタボア部の軸方向の長さ
を、回転子の軸方向の全長の１／４乃至３／４としたこ
とを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す好適な実施形態
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る電動圧
縮機の一実施形態の概略構成を示す縦断面図である。同
図において、電動圧縮機１はケーシング２内に圧縮機部
１０及び電動機部２０が共通に収納されている。この場
合、ケーシング２の内部の稍上方にフレーム３が配置さ
れ、このフレーム３の上部に圧縮機部１０が装着され、
フレーム３の下部に電動機部２０が装着されている。
に基づいて詳細に説明する。図１は本発明に係る電動圧
縮機の一実施形態の概略構成を示す縦断面図である。同
図において、電動圧縮機１はケーシング２内に圧縮機部
１０及び電動機部２０が共通に収納されている。この場
合、ケーシング２の内部の稍上方にフレーム３が配置さ
れ、このフレーム３の上部に圧縮機部１０が装着され、
フレーム３の下部に電動機部２０が装着されている。
【００１１】圧縮機部１０はシリンダ１１及びピストン
１２を備え、ピストンロッド１３の一端がピストン１２
に結合され、その他端がクランクピン１４に結合され、
クランクピン１４の偏芯運動により、冷媒の圧縮が行わ
れる。なお、冷媒の圧縮、送給については周知であるの
でその説明を省略する。
１２を備え、ピストンロッド１３の一端がピストン１２
に結合され、その他端がクランクピン１４に結合され、
クランクピン１４の偏芯運動により、冷媒の圧縮が行わ
れる。なお、冷媒の圧縮、送給については周知であるの
でその説明を省略する。
【００１２】フレーム３はその下方に突出する軸受け部
４を有し、この軸受け部４に電動機部２０の主軸２４が
回転可能に嵌装され、その上端にクランクピン１４が形
成されている。そして、軸受け部４の周囲に固定子２１
がボルト２２によってフレーム３に固定され、この固定
子２１の内側に回転子２５が主軸２４と一体的に装着さ
れている。また、絶縁のために、固定子２１の軸方向端
部に軸方向に２つ割のボビン２３が装着されており、巻
線２１ａが集中巻されている。さらに、ケーシング２の
底部には潤滑油が溜められて、この潤滑油が主軸２４を
通して圧縮機部１０を全体的に冷却する構成になってい
る。
４を有し、この軸受け部４に電動機部２０の主軸２４が
回転可能に嵌装され、その上端にクランクピン１４が形
成されている。そして、軸受け部４の周囲に固定子２１
がボルト２２によってフレーム３に固定され、この固定
子２１の内側に回転子２５が主軸２４と一体的に装着さ
れている。また、絶縁のために、固定子２１の軸方向端
部に軸方向に２つ割のボビン２３が装着されており、巻
線２１ａが集中巻されている。さらに、ケーシング２の
底部には潤滑油が溜められて、この潤滑油が主軸２４を
通して圧縮機部１０を全体的に冷却する構成になってい
る。
【００１３】図２はこの電動機部２０を構成する回転子
２５を軸方向から見た平面図及びその縦断面図である。
この回転子２５は、永久磁石用孔２８及びリベット３１
で締め付け固定する孔がそれぞれ形成され、さらに中心
部に嵌合部２６及びカウンタボア部２７を形成する直径
の異なる孔が形成された２種類の磁性鋼板が積層され、
これらが４本のリベット３１によって軸方向に締め付
け、固定されている。永久磁石用孔２８にはそれぞれ永
久磁石３２が挿入されている。
２５を軸方向から見た平面図及びその縦断面図である。
この回転子２５は、永久磁石用孔２８及びリベット３１
で締め付け固定する孔がそれぞれ形成され、さらに中心
部に嵌合部２６及びカウンタボア部２７を形成する直径
の異なる孔が形成された２種類の磁性鋼板が積層され、
これらが４本のリベット３１によって軸方向に締め付
け、固定されている。永久磁石用孔２８にはそれぞれ永
久磁石３２が挿入されている。
【００１４】ここで、永久磁石３２の径方向内側の表面
は円筒面の一部を形成している。これに対して、永久磁
石用孔２８の径方向内側の内壁面は、幅Ｗで示した領域
だけ永久磁石３２側に平坦に張り出した形状になってい
る。そして、永久磁石用孔２８に永久磁石３２を挿入し
たとき、幅Ｗで示した領域が径方向内側に膨出し、その
弾性によって永久磁石３２を径方向外側に押圧するよう
に、カウンタボア部２７の内周面も幅Ｗだけ切り欠か
れ、ここに、薄肉部２９が形成されている。
は円筒面の一部を形成している。これに対して、永久磁
石用孔２８の径方向内側の内壁面は、幅Ｗで示した領域
だけ永久磁石３２側に平坦に張り出した形状になってい
る。そして、永久磁石用孔２８に永久磁石３２を挿入し
たとき、幅Ｗで示した領域が径方向内側に膨出し、その
弾性によって永久磁石３２を径方向外側に押圧するよう
に、カウンタボア部２７の内周面も幅Ｗだけ切り欠か
れ、ここに、薄肉部２９が形成されている。
【００１５】すなわち、カウンタボア部２７の中心を
Ｏ、カウンタボア部２７の半径をＲ１としたとき、中心
Ｏと永久磁石用孔２８の周方向の中心とを結ぶ中心線を
振り分けにして横幅がＷで、中心Ｏから寸法Ｑ（＞
Ｒ１）だけ隔たり、底面が平坦な溝がカウンタボア部２
７の内周面に形成され、さらに、この溝に対応する永久
磁石用孔２８の内面も平坦に形成されている。なお、薄
肉部２９の横幅及び厚さについては、永久磁石３２の圧
入によって適宜な押圧力が作用するように決定される。
Ｏ、カウンタボア部２７の半径をＲ１としたとき、中心
Ｏと永久磁石用孔２８の周方向の中心とを結ぶ中心線を
振り分けにして横幅がＷで、中心Ｏから寸法Ｑ（＞
Ｒ１）だけ隔たり、底面が平坦な溝がカウンタボア部２
７の内周面に形成され、さらに、この溝に対応する永久
磁石用孔２８の内面も平坦に形成されている。なお、薄
肉部２９の横幅及び厚さについては、永久磁石３２の圧
入によって適宜な押圧力が作用するように決定される。
【００１６】かくして、本実施形態によれば、従来装置
のスリット状開口３６を設ける必要がなくなるため、永
久磁石３２の厚さを厚くすることができ、さらに、永久
磁石３２の径方向内側面の曲率半径を大きくすることが
できるため、磁束量を従来装置よりも増やすことができ
る。
のスリット状開口３６を設ける必要がなくなるため、永
久磁石３２の厚さを厚くすることができ、さらに、永久
磁石３２の径方向内側面の曲率半径を大きくすることが
できるため、磁束量を従来装置よりも増やすことができ
る。
【００１７】なお、図２に示した回転子２５の軸方向の
全長をＬ０ 、カウンタボア部２７の軸方向長さをＬ１
としたとき、Ｌ１をＬ０の１／４以上とすることによっ
て、異常騒音を発生させることなく、永久磁石３２を強
固に係止することができる。なお、Ｌ１をＬ０の３／４
より長くすると、永久磁石３２の挿入抵抗が大きくな
り、磁石挿入の作業性が悪化すると同時に、磁石を破損
する恐れがあるため、Ｌ１をＬ０の３／４以下とするこ
とが望ましい。
全長をＬ０ 、カウンタボア部２７の軸方向長さをＬ１
としたとき、Ｌ１をＬ０の１／４以上とすることによっ
て、異常騒音を発生させることなく、永久磁石３２を強
固に係止することができる。なお、Ｌ１をＬ０の３／４
より長くすると、永久磁石３２の挿入抵抗が大きくな
り、磁石挿入の作業性が悪化すると同時に、磁石を破損
する恐れがあるため、Ｌ１をＬ０の３／４以下とするこ
とが望ましい。
【００１８】以上、周方向に４個の永久磁石３２を嵌装
する回転子２５について説明したが、本発明はこれに適
用を限定されるものではなく、これよりも多数の永久磁
石３２を積層鉄心に嵌装する回転子にも適用することが
できる。
する回転子２５について説明したが、本発明はこれに適
用を限定されるものではなく、これよりも多数の永久磁
石３２を積層鉄心に嵌装する回転子にも適用することが
できる。
【００１９】なおまた、上記実施形態では、薄肉部２９
が平坦な板状である場合について説明したが、中心Ｏか
ら見て永久磁石用孔２８の内部に円弧状に突出する形状
としても、上述したと同様な効果が得られる。
が平坦な板状である場合について説明したが、中心Ｏか
ら見て永久磁石用孔２８の内部に円弧状に突出する形状
としても、上述したと同様な効果が得られる。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、回転子に挿入される永久磁石の厚さを厚
くすることができ、これによって磁束量を増やすと共
に、高効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供するこ
とができる。
発明によれば、回転子に挿入される永久磁石の厚さを厚
くすることができ、これによって磁束量を増やすと共
に、高効率の電動機部を有する電動圧縮機を提供するこ
とができる。
【図１】本発明に係る電動圧縮機の一実施形態の概略構
成を示す縦断面図。
成を示す縦断面図。
【図２】図１に示した実施形態の電動機部を構成する回
転子を軸方向から見た平面図及び縦断面図。
転子を軸方向から見た平面図及び縦断面図。
【図３】従来の電動圧縮機の電動機部を構成する回転子
を軸方向から見た平面図及び縦断面図。
を軸方向から見た平面図及び縦断面図。
１ 電動圧縮機
２ ケーシング
３ フレーム
１０ 圧縮機部
２０ 電動機部
２１ 固定子
２５ 回転子
２６ 嵌合部
２７ カウンタボア部
２８ 永久磁石用孔
２９ 薄肉部
３２ 永久磁石
Claims (2)
- 【請求項１】圧縮機部とこれを駆動する電動機部とが共
通のケーシングに収納され、前記電動機部は、積層され
た磁性鋼板のスロットに巻線が収納された固定子と積層
された磁性鋼板の永久磁石用孔に永久磁石が挿入された
回転子とを備え、前記回転子は、軸方向の所定の長さに
亘って前記圧縮機部を駆動する主軸を挿着する嵌合部と
この嵌合部に隣接して形成され、前記主軸の外周部に間
隙を持たせるように内径を拡げたカウンタボア部とを有
する電動圧縮機において、 前記カウンタボア部側に、永久磁石用孔の径方向内側の
一部が永久磁石側に張り出した薄肉部を形成したことを
特徴とする電動圧縮機。 - 【請求項２】前記カウンタボア部の軸方向の長さを、前
記回転子の軸方向の全長の１／４乃至３／４としたこと
を特徴とする請求項１に記載の電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001263310A JP4565780B2 (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 電動圧縮機の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001263310A JP4565780B2 (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 電動圧縮機の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003074472A true JP2003074472A (ja) | 2003-03-12 |
| JP4565780B2 JP4565780B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=19090083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001263310A Expired - Fee Related JP4565780B2 (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 電動圧縮機の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4565780B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1710891A1 (en) * | 2005-04-04 | 2006-10-11 | LG Electronics Inc. | Motor |
| JP2008022601A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 回転子及び密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
| CN100427757C (zh) * | 2004-11-24 | 2008-10-22 | 松下电器产业株式会社 | 封闭式压缩机 |
| US7948137B2 (en) | 2005-02-09 | 2011-05-24 | Daikin Industries, Ltd. | Core, rotor, motor and compressor |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05146103A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-06-11 | Seiko Epson Corp | 永久磁石回転子 |
| JPH0783170A (ja) * | 1993-09-17 | 1995-03-28 | Hitachi Ltd | 密閉形電動圧縮機 |
| JP2000354342A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 磁石モータ製造方法、磁石モータ及び該磁石モータを備えた密閉型圧縮機 |
| JP2001073948A (ja) * | 1999-07-02 | 2001-03-21 | Matsushita Refrig Co Ltd | 電動圧縮機 |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001263310A patent/JP4565780B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US7474028B2 (en) | 2005-04-04 | 2009-01-06 | Lg Electronics Inc. | Motor |
| JP2008022601A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 回転子及び密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4565780B2 (ja) | 2010-10-20 |
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