JPH0783170A - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents

密閉形電動圧縮機

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JPH0783170A
JPH0783170A JP23067493A JP23067493A JPH0783170A JP H0783170 A JPH0783170 A JP H0783170A JP 23067493 A JP23067493 A JP 23067493A JP 23067493 A JP23067493 A JP 23067493A JP H0783170 A JPH0783170 A JP H0783170A
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laminated core
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竜也 近藤
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賢二 荻野
Koji Seshimo
孝司 瀬下
Masao Mitobe
政雄 水戸部
Yoshio Ouchi
好男 大内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランク軸の偏心回転運動により生じる、回
転子の積層コア外径端部と回転子鉄心内径との接触を防
止し、信頼性が高く、生産性の良い密閉形電動圧縮機を
提供する。 【構成】 回転子コアの構成において、反軸受側積層コ
ア凹部18の内径寸法を、回転子軸内径寸法に対して1
0〜35%大きく形成するとともに、前記凹部18の深
さを、回転子積層コア12寸法の30〜50%に形成し
た。また、反軸受側エンドリング部14の形状を軸受側
エンドリング部13より大きく形成した。これにより、
積層コアをダイカストで一体成形する際にアルミが冷却
するときに生じる熱収縮力の作用で、回転子積層コア反
軸受側端部12bが回転子の外径寸法より縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形電動圧縮機に係
り、電動機における回転子のコア積層形成方法および回
転子の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図6および図7を参照して説
明する。図6は、従来の密閉形電動圧縮機の電動機部を
示す要部断面図、図7は、他の従来の回転子を示す断面
図である。図6に示す片持軸受密閉形電動圧縮機の電動
機部50は、クランクシャフト44、回転子33、固定
子45を主要構成要素としている。43は、クランクシ
ャフト44の軸受部、32は回転子積層コア、32aは
回転子積層コア反軸受側外径端部、51は反軸受側回転
子エンドリング部、52は軸受側回転子エンドリング
部、41は、回転子積層コア32の反軸受側端部の凹
部、39は回転子積層コア32の軸受側端部の凹部であ
る。
【0003】この片持軸受密閉形電動圧縮機は、電動機
部50の駆動により回転子33が回転し、回転子33に
焼嵌め、あるいは圧入により固定してあるクランクシャ
フト44が偏心回転運動を行う。この偏心回転運動によ
ってクランクシャフト44に固定してある回転子33が
振れ回り、回転子積層コア反軸受側外径端部32a部が
特に大きく振れ回っていた。
【0004】また、図7に示す回転子の例は、実公平1
−9264号公報に記載されているもので、回転子65
の軸受側内径62は軸受部(図示せず)が入り込むため
大きく形成され、また、反軸受側内径63は軸内径61
とほぼ同じか若干大きく形成されている。また、反軸受
側のエンドリング67の厚みは軸受側エンドリング64
より薄く形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の図6に示す従来
技術では、クランクシャフト44の偏心回転運動によ
り、回転子鉄心である回転子積層コア反軸受側外径端部
32a部が、固定子45の固定子鉄心内径に接触すると
いう問題があった。これを防止する方法として、例え
ば、図6の回転子33の軸受側内径を大きく形成し、軸
受部43を回転子鉄心内部に入り込む構造としてクラン
クシャフト44の偏心回転運動により前記回転子積層コ
ア反軸受側外径端部32aと固定子45の内径部との接
触を防止するようにしていたが、効果が少なく、さらに
改善する必要があった。
【0006】しかも電動機10の大形化にともない、回
転子積層コア32のコア枚数が増加した場合、回転子鉄
心自体の重量が増加し、クランクシャフト44の偏心回
転運動は大きくなり、特にクランクシャフト44の先端
近傍に位置する回転子積層コア反軸受側外径端部32a
は、回転子の振れ回りがさらに大きくなるため、固定子
45の内径部と接触する面積が大きくなるという問題が
あった。
【0007】また、他の従来技術である前記実公平1−
9264号公報記載の回転子においても、軸受部が大き
く入り込むように回転子65の軸受側内径62を深く形
成しているが、回転子65の鉄心66においては触れ回
りが発生することが予想され、固定子鉄心の内径に接触
する恐れがあった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、本発明の目的は、クランク軸
の偏心回転運動により生じる、回転子の積層コア外径端
部と回転子鉄心内径との接触を防止し、信頼性が高く、
生産性の良い密閉形電動圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の密閉形電動圧縮機に係る第一の発明の構成
は、密閉容器内に、電動機と該電動機にクランク軸を介
して連結する圧縮機構部とを配設し、前記圧縮機構部側
に設けた軸受で片持ち支持される前記電動機の回転子
を、内径寸法の異なる複数種類のコアを積層して形成し
た密閉形電動圧縮機において、上記回転子の、反軸受側
の積層コア端部の凹部内径寸法を、回転子軸内径寸法に
対して10〜35%大きく形成するとともに、前記凹部
の深さを、回転子積層コア寸法の30〜50%に形成し
たものである。あるいは、上記回転子の、反軸受側の積
層コア端部の凹部内径寸法を、回転子軸内径寸法に対し
て35〜60%大きく形成するとともに、前記凹部の深
さを、回転子積層コア寸法の5〜30%に形成したもの
である。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
の密閉形電動圧縮機に係る第二の発明の構成は、密閉容
器内に、電動機と該電動機にクランク軸を介して連結す
る圧縮機構部とを配設し、前記圧縮機構部側に設けた軸
受で片持ち支持される前記電動機の回転子を、ダイカス
トで一体形成した積層コアとしてなる密閉形電動圧縮機
において、軸受側エンドリング部体積より反軸受側エン
ドリング部の体積を1.1〜3.0倍増加させたもので
ある。さらに、上記第一,第二の発明を組み合わせたも
のである。
【0011】すなわち、本発明では、回転子コアの構成
を、クランク軸に嵌着される回転子内径寸法部より反軸
受側の積層コア端部のコア凹部内径寸法を大きくし、か
つ、コア凹部を深く形成し、さらに、反軸受側エンドリ
ング部の形状を軸受側エンドリング部の形状より大きく
形成させることによって、クランク軸の偏心回転運動に
より生じる、回転子の積層コア外径端部と回転子鉄心内
径との接触を防止する手段を講じたものである。
【0012】
【作用】上記技術的手段による働きは次のとおりであ
る。回転子コアの構成を、反軸受側の積層コア端部の凹
部内径寸法を回転子軸径部の積層コア内径寸法より大き
く、かつ、コア凹部を深くすることにより、この部分の
鉄心の強度を弱めることによって、積層コアをダイカス
トで一体成形する際に、アルミが冷却するときに生じる
熱収縮力の作用により、コアが内径に向かって収縮し
て、外径部が回転子鉄心の中央部より細径化する。した
がって、クランク軸の偏心回転運動により生じる、回転
子の積層コア外径端部と回転子鉄心内径との接触を防止
することができる。
【0013】反軸受側エンドリング部の形状を軸受側エ
ンドリング部より大きく形成することによっても、回転
子鉄心の中央部より回転子積層コア外径端部の縮小化を
図ることができる。そして、回転子コア端部の形状変更
と組み合わせることによりさらに確実に回転子鉄心端部
の外径を縮小することが容易にでき、コア接触を皆無に
することができる。また、本発明によれば、コア寸法の
変更およびダイカスト金型の変更のみで容易に生産がで
きるため生産性が良く、低価格で目的を達成することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図5を
参照して説明する。 〔実施例 1〕図1は、本発明の一実施例に係る密閉形
電動圧縮機の縦断面図、図2は、図1の密閉形電動圧縮
機における電動機の詳細断面図、図3は、図2の電動機
における回転子の詳細断面図である。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る回転子を
密閉形電動圧縮機に組み込んだ状態の断面図を示し、1
は密閉容器、2はピストン、3はシリンダ、4はヘット
カバ、5はクランクシャフト、6は回転子軸受、7はス
プリング、8は固定子、9は回転子、10は電動機であ
る。すなわち、密閉容器1内に、電動機10と該電動機
10にクランクシャフト5を介して連結する圧縮機構部
とが配設され、電動機10の回転子9は、回転子軸受6
で片持ち支持され、電動機10の固定子8の下部はスプ
リング7で弾性支持されている。
【0016】図2,3において、12は、回転子9を構
成する回転子積層コア、12aは回転子積層コア軸受側
外径端部、12bは回転子積層コア反軸受側外径端部、
13は、回転子積層コア12のスロット部(図示せず)
より注入し形成された軸受側アルミエンドリング部であ
り、14は反軸受側アルミエンドリング部である。ま
た、15は、固定子8を構成する固定子積層コア、16
は、回転子軸径部積層コア、17は軸受側積層コア凹
部、18は反軸受側積層コア凹部である。
【0017】このように構成された密閉形電動圧縮機1
1は、電動機10の駆動により回転子9が回転し、回転
子9の内径に焼嵌めまたは圧入してあるクランクシャフ
ト5の偏心回転運動によりピストン2が往復運動を行
い、シリンダ3内に冷媒ガスを吸い込み、圧縮し、吐き
出しを行う。
【0018】ここで、反軸受側積層コア凹部18の凹部
内径寸法を、回転子軸径部積層コア16の内径寸法に対
して10〜35%大きく形成するとともに、前記反軸受
側積層コア凹部18の深さを回転子積層コア12の全長
寸法に対して30〜50%に形成している。これによ
り、回転子積層コア反軸受側外径端部12bの強度を弱
め、アルミダイカスト後のアルミの熱収縮力によって、
前記回転子積層コア反軸受側外径端部12bからの長さ
寸法で、回転子積層コア12全長に対して1〜30%の
範囲(図3に示すH部)、また、前記回転子積層コア反
軸受側外径端部12bからの径寸法で、アルミダイカス
ト前の回転子積層コア12の外径寸法より直径で0.2
〜1.2mmの範囲(図3に示すd部)を回転軸方向に
縮小させることができる。
【0019】したがって、固定子8の鉄心(固定子積層
コア15)内径と回転子積層コア反軸受側外径端部12
bとの接触を防止することが可能となる。特に、電動機
10が大形化され、回転子積層コア12の枚数が増加す
るため、クランクシャフト5の偏心回転運動が大きくな
り、回転子9の回転振れ回りが大きくなる場合において
も、前記回転子積層コア反軸受側外径端部12bを内径
側に縮小させているため、固定子8の鉄心内径と前記回
転子積層コア反軸受側外径端部12bとが接触する問題
を解決することができる。
【0020】〔実施例 2〕図4は、本発明の他の実施
例に係る回転子の詳細断面図である。図中、図3と同一
符号のものは先の実施例と同等部であるから、その説明
を省略する。図4において、19は反軸受側積層コア凹
部であり、この反軸受側積層コア凹部19の内径寸法
を、回転子軸径部積層コア16の内径寸法に対して35
〜60%大きく形成するとともに、前記反軸受側積層コ
ア凹部19の深さを回転子積層コア12の全長寸法に対
して5〜30%に形成している。これによって、先の図
3の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0021】また、反軸受側アルミエンドリング部14
のアルミ体積量を軸受側アルミエンドリング部13より
1.1〜3.0倍増加させている。これにより、アルミ
ダイカスト後に生ずるアルミの熱収縮力はさらに大きく
なり、回転子積層コア反軸受側外径端部12bは回転子
9の外径寸法に対して、より一層、回転子9の内径方向
に縮小する。
【0022】すなわち、前記回転子積層コア反軸受側外
径端部12bからの長さ寸法で、回転子積層コア12全
長に対して1〜30%の範囲(図4に示すH部)、ま
た、前記回転子積層コア反軸受側外径端部12bからの
径寸法で、アルミダイカスト前の回転子積層コア12の
外径寸法より直径で0.2〜1.2mmの範囲(図4に
示すd部)を回転軸方向に縮小させることができる。な
お、このことは、先の図2,3の実施例に組み合せて
も、同様の効果を得ることは言うまでもない。
【0023】〔実施例 3〕図5は、本発明のさらに他
の実施例に係る回転子の詳細断面図である。図中、図3
と同一符号のものは先の実施例と同等部であるから、そ
の説明を省略する。図5において、20は、反軸受側積
層コア凹部20であり、この反軸受側積層コア凹部20
の内径寸法を、軸受側積層コア凹部17の内径寸法と同
じ寸法にするとともに、反軸受側積層コア凹部20の凹
部深さを回転子積層コア12の全長寸法に対して30〜
50%にしたものである。これにより、先の図2,3の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0024】また、反軸受側アルミエンドリング部14
のアルミ体積量を軸受側アルミエンドリング部13より
1.1〜3.0倍増加させることにより、アルミダイカ
スト後に生じる、アルミの熱収縮力はさらに大きくな
り、回転子積層コア反軸受側外径端部12bは回転子9
の外径寸法に対して、より一層、回転子9の内径方向に
縮小する。
【0025】さらに、この回転子の積層形成方法を、反
軸受側積層コア凹部20内径と軸受側積層コア凹部17
の内径とを同じ内径に形成したことにより、反軸受側積
層コア凹部20と軸受側積層コア凹部17との抜き型の
共用化を図ることができるため、金型費用の低減が可能
である。
【0026】上記の各実施例によれば、反軸受側の積層
コア端部の凹部内径寸法を、回転子軸内径寸法より大き
く形成し、かつ、コア凹部を深く形成することにより、
回転子積層コアの強度を弱め、アルミダイカスト後に生
じるアルミの収縮力により回転子積層コア反軸受側外径
端部を回転子の外径寸法より縮小することができ、固定
子積層コアの内径と回転子積層コア反軸受側外径端部と
の接触を防止することができる。
【0027】また、反軸受側エンドリング部の形状を軸
受側エンドリング部形状より大きく形成させることよっ
ても、アルミダイカスト後に生じるアルミの収縮力によ
り、回転子積層コア反軸受側外径端部を回転子の外径寸
法より縮小できるため、固定子鉄心内径と回転子積層コ
ア反軸受側外径端部との接触を防止することができる。
【0028】これらを組み合わせることにより、さらに
確実に、回転子積層コア反軸受側外径端部を縮小するこ
とが容易にでき、コア接触を皆無にできる効果がある。
特に、回転子積層コアの枚数増加により、回転子の回転
振れが大きくなる場合に対して有効な解決手段である。
また、コア寸法の若干の変更、回転子のエンドリング寸
法を若干変更するのみで、容易に上記目的を達成するこ
とができるため、信頼性が高く、生産性の良い低価格の
密閉形電動圧縮機を提供することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、クランク軸の偏心回転運動により生じる、回転子
の積層コア外径端部と回転子鉄心内径との接触を防止
し、信頼性が高く、生産性の良い密閉形電動圧縮機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る密閉形電動圧縮機の縦
断面図である。
【図2】図1の密閉形電動圧縮機における電動機の詳細
断面図である。
【図3】図2の電動機における回転子の詳細断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例に係る回転子の詳細断面図
である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係る回転子の詳細
断面図である。
【図6】従来の密閉形電動圧縮機の電動機部を示す要部
断面図である。
【図7】他の従来の回転子を示す断面図である。
【符号の説明】
1…密閉容器、5…クランクシャフト、6…回転子軸
受、8…固定子、9…回転子、10…電動機、12…回
転子積層コア、12b…回転子積層コア反軸受側外径端
部、13…軸受側アルミエンドリング部、14…反軸受
側アルミエンドリング部、15…固定子積層コア、16
…回転子軸径部積層コア、17…軸受側積層コア凹部、
18,19,20…反軸受側積層コア凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬下 孝司 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部冷 熱本部内 (72)発明者 水戸部 政雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部冷 熱本部内 (72)発明者 大内 好男 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部冷 熱本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、電動機と該電動機にクラ
    ンク軸を介して連結する圧縮機構部とを配設し、前記圧
    縮機構部側に設けた軸受で片持ち支持される前記電動機
    の回転子を、内径寸法の異なる複数種類のコアを積層し
    て形成してなる密閉形電動圧縮機において、 上記回転子の、反軸受側の積層コア端部の凹部内径寸法
    を、回転子軸内径寸法に対して10〜35%大きく形成
    するとともに、前記凹部の深さを、回転子積層コア寸法
    の30〜50%に形成したことを特徴とする密閉形電動
    圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に、電動機と該電動機にクラ
    ンク軸を介して連結する圧縮機構部とを配設し、前記圧
    縮機構部側に設けた軸受で片持ち支持される前記電動機
    の回転子を、内径寸法の異なる複数種類のコアを積層し
    て形成してなる密閉形電動圧縮機において、 上記回転子の、反軸受側の積層コア端部の凹部内径寸法
    を、回転子軸内径寸法に対して35〜60%大きく形成
    するとともに、前記凹部の深さを、回転子積層コア寸法
    の5〜30%に形成したことを特徴とする密閉形電動圧
    縮機。
  3. 【請求項3】 密閉容器内に、電動機と該電動機にクラ
    ンク軸を介して連結する圧縮機構部とを配設し、前記圧
    縮機構部側に設けた軸受で片持ち支持される前記電動機
    の回転子を、ダイカストで一体形成した積層コアとして
    なる密閉形電動圧縮機において、 軸受側エンドリング部体積より反軸受側エンドリング部
    の体積を1.1〜3.0倍増加させたことを特徴とする
    密閉形電動圧縮機。
  4. 【請求項4】 反軸受側の積層コア端部の凹部内径寸法
    を、軸受側の積層コア端部の凹部内径寸法と同じ寸法に
    形成したことを特徴とする請求項1記載の密閉形電動圧
    縮機。
  5. 【請求項5】 積層コアをダイカストで一体成形する回
    転子の、軸受側エンドリング部の体積より反軸受側エン
    ドリング部の体積を増加させたことを特徴とする請求項
    1記載の密閉形電動圧縮機。
  6. 【請求項6】 積層コアをダイカストで一体成形する回
    転子の、軸受側エンドリング部の体積より反軸受側エン
    ドリング部の体積を増加させたことを特徴とする請求項
    2記載の密閉形電動圧縮機。
  7. 【請求項7】 積層コアをダイカストで一体成形する回
    転子の、軸受側エンドリング部の体積より反軸受側エン
    ドリング部の体積を増加させたことを特徴とする請求項
    4記載の密閉形電動圧縮機。
JP23067493A 1993-09-17 1993-09-17 密閉形電動圧縮機 Expired - Lifetime JP3534432B2 (ja)

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Cited By (5)

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