JP2001012350A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JP2001012350A
JP2001012350A JP11179391A JP17939199A JP2001012350A JP 2001012350 A JP2001012350 A JP 2001012350A JP 11179391 A JP11179391 A JP 11179391A JP 17939199 A JP17939199 A JP 17939199A JP 2001012350 A JP2001012350 A JP 2001012350A
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JP
Japan
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rotor
stator
diameter side
coil
electric compressor
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Pending
Application number
JP11179391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Iizuka
辰幸 飯塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉型圧縮機の信頼性を従来と同一以上とし
つつ、大幅な高さ減を図る。 【解決手段】 密閉型電動圧縮機の回転子の外径側を内
径側よりも圧縮機構部の近傍に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば冷凍機や
空気調和機の冷凍サイクルを構成する密閉型電動圧縮機
の小型化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉型電動圧縮機は特開平10−
288180号公報図1に記載されたものが知られてい
る。
【0003】図6は特開平10−288180号公報図
1記載の従来の密閉型電動圧縮機の断面図を示してお
り、21は固定子、22は回転子でありクランクシャフ
ト14に固定されている。15は固定子鉄心、16は巻
線、17は磁石、18は圧縮機構部、19は密閉容器で
ある。図7は、特開平10−288180号公報記載の
ティース部に直接巻線を施した固定子を搭載した場合の
従来の密閉型電動圧縮機の断面図で、巻線20をティー
ス部に直接、施してある。図8は、特開平10−288
180号公報記載のティース部に直接巻線を施した固定
子を搭載した場合の別タイプの従来の密閉型電動圧縮機
の断面図であり、3は固定子、1は回転子であり、磁石
5を内蔵し、クランクシャフト24に固定されている。
6は圧縮機構部、25はアッパーベアリング、26は密
閉容器である。
【0004】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
の回路において、固定子3の巻線10への通電により、
回転子1が回転し、回転子に固定されたクランクシャフ
ト24が回転する事によって圧縮機構部6により冷媒を
圧縮する。圧縮による荷重は、圧縮機構部6からクラン
クシャフト24に伝わり、アッパーベアリング25を押
す。この押す力がかかった状態でクランクシャフト24
は回転し、アッパーベアリング25と摺動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、密閉型電動圧縮機の回転子の位置は、ク
ランクシャフト24とアッパーベアリング25の摺動に
おける荷重は、同径のクランクシャフト24であれば、
アッパーベアリング25の長さが短いと摩耗の原因とな
るため、従来の信頼性を得るためには、アッパーベアリ
ング25の長さを短くすることができなかった。一方、
固定子3の高さは固定子3の中央と回転子1の中央を一
致させなければならず、密閉容器7の高さを大幅に下げ
ることができなかった。
【0006】本発明は、前記従来の課題を解決しようと
するもので、従来の信頼性を確保しながら密閉型電動圧
縮機の高さを低くすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明では、固定子の外径側が、内径側よりも圧縮機
構部の近傍となるように構成されている。
【0008】これにより、密閉容器内に電動要素と圧縮
機構部を備え、前記電動機部は、固定子と回転子とから
構成され、前記固定子は、固定子鉄心に巻線を施してな
る圧縮機において、前記固定子鉄心は、ヨーク部とティ
ース部とからなり、前記ティース部に直接巻線を施して
あり、前記固定子の端面は外径側よりも圧縮機構部の近
傍とすることで小型化ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉容器内に電動機部と圧縮機構部を備え、前記電
動機部は、固定子と回転子とから構成され、前記固定子
は、固定子鉄心に巻線を施してなる密閉型電動圧縮機に
おいて、前記固定子鉄心は、ヨーク部とティース部とか
らなり、前記ティース部に直接巻線を施してあり、前記
固定子の外径側が、内径側よりも圧縮機構部の近傍とな
るように構成されたものであり、密閉型電動圧縮機の高
さを低減することができるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、内径側を別ピー
スにて構成したもので、直角度の出しにくい電気鉄板に
より積層になった回転子の鉄心と鉄心の端面に代わっ
て、直角度の出しやすい別ピースが、スラスト部と接触
することにより、スラスト部の面圧が減り、スラスト部
の摩耗を低減できるという作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記固定子の内
径側が固定子の端面より突き出した部分が偏って外側に
膨らんでいる構造のもので、バランスウエイトの代わり
にクランクシャフトのアンバランス成分にバランスさせ
ることができるという作用を有する。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜4を用い
て説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付し、
詳細な説明を省略する。
【0013】(実施例1)図1は請求項1に示す本発明
の一実施例による密閉型電動圧縮機の断面図であり、1
は回転子で2は回転子の内径側で一般に固定子3に用い
る電気鉄板により作成される。4は回転子の外径側であ
り、11はバランスウエイトである。前記回転子1の外
径側4が圧縮機構部6の近傍となるように構成されてい
る。7は電動機部で、回転子1と固定子3から構成され
ている。
【0014】図2は請求項1に示す本発明の一実施例に
よる固定子3の上視図であり、ティース部8とヨーク部
9と巻線10から構成されている。巻線10は直接ティ
ース部8に巻かれている。巻線高さを低くできるのは、
特開平10−288180号公報に記してあるように、
図5に示す従来の密閉型電動圧縮機の場合にはティース
をいくつか超えて巻線がなされる構造のため、巻線を別
の巻線治具(図示せず)に巻き付け、固定子に挿入する
ので挿入時に巻線に余裕を持たせなければならないのに
対し、ティース部8に直接巻線10巻き付ける場合には
余裕無しで巻けるため巻線10の高さが低くなる。アッ
パーベアリング25は圧縮機構部6の圧縮による荷重に
より、クランクシャフト24と摺動するが、この構造に
おいて従来と同一の接触面積を確保している。一方、ア
ッパーベアリング25が回転子1の内部に大きく入り込
めば目的とする密閉容器26の小型化は可能であるが、
クランクシャフト24と回転子1を固定する長さが十分
取れず、回転子1が回転する力でクランクシャフト24
とすべることになるため、十分な固定長さをとるために
は回転子1の内径側2をクランクシャフト24方向に圧
縮機構部6から遠ざける必要がある。
【0015】以上のような構成によって、従来と同等の
信頼性を確保しつつ、コンプレッサーの小型化できる。
【0016】(実施例2)図3は請求項2に示す本発明
の一実施例による密閉型電動圧縮機の断面図であり、回
転子1の内径側が別ピース12で作成されている。回転
子1は別ピース12を介してクランクシャフト24に固
定されていて、回転子1が回転する力でクランクシャフ
ト24とアッパーベアリング25が面接触しながら回転
する。
【0017】以上のような構成によって、通常、内径側
と回転子端面の直角度が出しにくい電気鉄板の積層に代
わって別ピースを介してクランクシャフト24に固定す
ることで、クランクシャフト24とアッパーベアリング
25との安定した摺動が図れるようになり、信頼性を向
上できる。
【0018】(実施例3)図4は請求項3によるに示す
本発明の一実施例による密閉型電動圧縮機の断面図、図
5は図4の上視図であり、圧縮機構部6と反対側の回転
子1の端面より突き出した部分13がクランクシャフト
24の軸中心から径方向に一方向のみが偏って外側に膨
らんでいる。
【0019】以上のような構成によって、モータのバラ
ンスウエイト11を無くし、コストダウンが図れる。
【0020】
【発明の効果】前記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、コンプレッサーを小型化できる
という有利な効果が得られる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、直角
度が良くなり信頼性を向上できるという有利な効果が得
られる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、コス
トを低減できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に示す本発明の一実施例による密閉型
電動圧縮機の断面図
【図2】請求項1に示す本発明の一実施例による固定子
の上視図
【図3】請求項2に示す本発明の一実施例による密閉型
電動圧縮機の断面図
【図4】請求項3に示す本発明の一実施例による密閉型
電動圧縮機の断面図
【図5】請求項3に示す本発明の一実施例による密閉型
電動圧縮機の上視図
【図6】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【図7】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【図8】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【符号の説明】
1 回転子 2 回転子の内径側 3 固定子 4 回転子の外径側 6 圧縮機構部 7 電動機部 8 ティース部 9 ヨーク部 10 巻線 12 別ピース 13 回転子の内径側が固定子の端面より突き出した部
分 26 密閉容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動機部と圧縮機構部を備
    え、前記電動機部は、固定子と回転子とから構成され、
    前記固定子は、固定子鉄心に巻線を施してなる密閉型電
    動圧縮機において、前記固定子鉄心は、ヨーク部とティ
    ース部とからなり、前記ティース部に直接巻線を施して
    あり、前記回転子の外径側が、内径側よりも圧縮機構部
    の近傍となるように構成された密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 回転子の内径側を別ピースにて構成した
    請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 回転子の内径側が固定子の端面より突き
    出した部分が偏って外側に膨らんでいる請求項1記載ま
    たは請求項2記載の密閉型電動圧縮機。
JP11179391A 1999-06-25 1999-06-25 密閉型電動圧縮機 Pending JP2001012350A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414113C (zh) * 2004-05-27 2008-08-27 乐金电子(天津)电器有限公司 卧式压缩机防下垂结构
WO2019184392A1 (zh) * 2018-03-29 2019-10-03 广东美芝制冷设备有限公司 电机、压缩机及制冷设备
CN113236550A (zh) * 2021-05-28 2021-08-10 张文学 一种石油钻采设备用液压泵

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